JPH10118068A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH10118068A
JPH10118068A JP8278186A JP27818696A JPH10118068A JP H10118068 A JPH10118068 A JP H10118068A JP 8278186 A JP8278186 A JP 8278186A JP 27818696 A JP27818696 A JP 27818696A JP H10118068 A JPH10118068 A JP H10118068A
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    • G01S7/52063Sector scan display

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、注目血管の血流の動き以外の
要因で時間変化が変動することを軽減し得る超音波診断
装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、被検体内の注目血管を含む局所
領域を超音波でスキャンすることにより反射信号を収集
し、反射信号から血流に関するドプラ信号を抽出する検
波部32と、ドプラ信号を自己相関処理により周波数解
析して局所領域内の複数のサンプル点毎の平均周波数を
求める自己相関演算部39と、複数のサンプル点の中の
特徴的な平均周波数を取り出して注目血管の血流に関す
る平均周波数の時間変化を生成する血流波形検出部45
と、この時間変化をグラフとして表示するDSC27及
びモニタ29とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドプラ効果により
周波数が偏移することを利用して、注目血管に関する血
流速度の時間変化をグラフとして提供する超音波診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に、この種の超音波診断装置の構
成を示している。パルス発生回路121は、送信の繰り
返し周期(PFR)を決定するレートパルスを発生す
る。パルサ103はレートパルスを受けて高周波の電圧
パルスを超音波プローブ101に印加する。超音波プロ
ーブ101は、この電圧パルスを機械振動に変換して超
音波パルスを発生する。超音波パルスの一部は音響イン
ピーダンスの境界で反射し、残りは通過する。超音波パ
ルスはこの反射・通過を繰り返しながら被検体内を伝播
していく。スペクトラムドプラで重要なのは、超音波が
血球等の移動体で反射したとき、その周波数が偏移する
こと、この偏移周波数が超音波送信方向の速度成分に応
じていることである。すなわち、超音波パルスの中心周
波数fc は、流動する血流によって周波数fd だけ偏移
する。このため、受信周波数fはf=fc +fd とな
る。fd は、次の式により数学的に与えられる。なお、
Vは血流速度、θは超音波の送信方向と血流が流れる方
向との成す角度、Cは生体内の音速(約1530m/se
c )である。 fd =(2・V・ cosθ/C)・fc この式から、偏移周波数fd が分かれば、速度成分(V
・ cosθ)を求めることができる。
【0003】音響インピーダンスの境界で反射した反射
波は、超音波プローブ101で電気信号に変換される。
この信号は、プリアンプ105を介してミキサ107に
送られる。ミキサ107とローパスフィルタ109とは
信号を直交位相検波し、偏移周波数成分だけのドプラ信
号を生成する。
【0004】ドプラ信号は、レンジゲート回路119に
送られ、そこでサンプルボリューム102の深さ及び長
さに応じた一部分が切り出される。切り出されたドプラ
信号はサンプルホールド回路111でサンプリングさ
れ、バンドパスフィルタ113で心臓壁等の遅い成分が
除去され比較的速い血流成分だけが取り出される。高速
フーリエ変換器115は、血流成分を周波数解析し、そ
の周波数スペクトルを求める。周波数スペクトルは、図
12に示すように、縦軸が周波数、横軸が時間とした領
域に分布され、各周波数成分のパワーに応じた輝度でモ
ニタ117にスペクトラムドプラ波形として表示され
る。
【0005】上述したように周波数は血流の特定方向の
速度成分を反映しており、したがって観察者は、スペク
トラムドプラ波形を、サンプルボリューム内の速度分布
の時間変化と理解して診断に役立てている。
【0006】ところで、近年、臨床現場では、スペクト
ラムドプラ波形の最高速度をトレースすることがしばし
ば行われている。このトレースにより得られる最高速度
の時間変化は、レジスタンス・インデックス等の詳細な
診断指標を導き出すことができ、非常に有益である。
【0007】しかし、この最高速度をトレースするにあ
たっては、(1)スペクトラムドプラ波形の各時相で最
高速度を算出するための処理が複雑で時間を食うためリ
アルタイム性が低下してしまうこと、(2)S/Nを飛
躍的に向上するものと期待されている微小気泡群等の超
音波造影剤(コントラスト剤)の注入前後で、図13に
示すように、最高速度が見掛上著しく増加してしまいそ
の結果、最高速度の時間変化の信頼性が低下してしまい
定量的評価ができなくなってしまうこと、(3)図14
に示すように、呼吸動や拍動等の体動により、サンプル
ボリュームが注目血管からはずれてしまい、これに起因
して最高速度の時間変化の信頼性が低下してしまい定量
的評価ができなくなってしまこと、(4)上記算出処理
等のための複雑で新規な回路を追加しなければならない
こと等の様々な問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、注目
血管の血流の動き以外の要因で時間変化が変動すること
を軽減し得る超音波診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検体内の注
目血管を含む局所領域を超音波でスキャンすることによ
り反射信号を収集するスキャン手段と、前記反射信号か
ら血流に関するドプラ信号を抽出する手段と、前記ドプ
ラ信号を自己相関処理により周波数解析して前記局所領
域内の複数のサンプル点毎の平均周波数を求める自己相
関手段と、前記複数のサンプル点の中の特徴的な平均周
波数を取り出して前記注目血管の血流に関する平均周波
数の時間変化を生成し、この時間変化をグラフとして表
示する時間変化生成手段とを具備する。
【0010】前記時間変化生成手段は、前記複数のサン
プル点の中の最も高周波の平均周波数を前記特徴的な平
均周波数として取り出す。前記時間変化生成手段は、前
記複数のサンプル点の中の最大パワーを示す平均周波数
を前記特徴的な平均周波数として取り出す。
【0011】前記時間変化生成手段は、前記複数のサン
プル点の全てに関する平均周波数の時間変化をパワーに
応じた輝度で表示する。前記時間変化生成手段は、前記
時間変化を補間する手段を有する。
【0012】前記平均周波数は50Hz以上の周期で生
成される。前記スキャン手段は、1回の送信に対して多
方向からの反射波を受信する並列多方向同時受信を行
う。
【0013】前記スキャン手段は、前記平均周波数が少
なくとも1/50秒以上の周期で生成されるように、超
音波送信の繰り返し周波数、前記局所領域内のラスタ本
数、前記並列多方向同時受信の同時受信方向数、前記自
己相関処理のデータ数の少なくとも1つを調整する。 (作用)本発明では、従来のように“最高周波数”によ
り注目血管の血流の時間変化を生成するのではなく、
“平均周波数”、つまり平均速度により注目血管の血流
の時間変化を生成するので、超音波造影剤(コントラス
ト剤)の反射増強作用によって時間変化が変動すること
はない。また、局所領域内の複数のサンプル点のうち特
徴的な平均周波数を取り出して時間変化を生成している
ので、従来のように呼吸動や拍動等の体動によりサンプ
ルボリュームが注目血管からはずれてしまうことに起因
する時間変化の変動は軽減される。したがって、注目血
管の血流の動き以外の要因で時間変化が変動することが
軽減され得る。
【0014】さらに、本発明では、平均周波数を自己相
関処理により求めているので、回路規模の増大を回避で
きる。つまり、従来のスペクトラムドプラによっても、
スペクトラムドプラ波形から平均周波数を演算し、この
平均周波数の時間変化を生成することにより、本発明と
同様な“平均周波数”の時間変化を求めることはできる
のであるが、このための回路規模は、自己相関回路より
も30倍程度の工程数の高速フーリエ変換回路とスペク
トラムドプラ波形から平均周波数を演算するための演算
回路とが必要になってしまう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る超音波診断装置の実施形態を説明する。図1に第1の
実施形態に係る超音波診断装置の構成を示す。装置全体
の制御中枢としてのCPU47には、トラックボール4
9が接続される。なお、詳細は後述するが、本実施形態
では、図2に斜線で示した被検体内の比較的広い関心領
域(以下、広域ROIと称する)が超音波によりBモー
ドでスキャンされ、また図3に示した被検体内の注目血
管を含む比較的狭い関心領域(以下、局所ROIと称す
る)が超音波によりカラーフローマッピングモードでス
キャンされる。トラックボール49を介して局所ROI
マーカがモニタ29に表示されているBモード像上に指
定されることにより、上記局所ROIが設定される。
【0016】超音波プローブ11の先端には、複数(n
個)の圧電素子の配列構造が装備される。なお、スキャ
ン方式としては、機械式、電子式のいずれでもよいし、
またセクタ、リニア、コンベックス等いずれのタイプで
あってもよい。ここでは電子式セクタスキャンとして説
明する。
【0017】レートパルス発生回路13は、例えば6K
Hzの周波数(レート周波数PRF)のレートパルスを
発生する。このレートパルスは、n個に分配されて送信
遅延回路15に供給される。送信遅延回路15は、n個
のレートパルスをそれぞれ異なる時間で遅延させる。パ
ルサ17は、n個の圧電素子に高周波(f0 )の電圧パ
ルスを、それぞれ対応するレートパルスを受けたタイミ
ングで印加する。これにより、超音波プローブ11から
超音波パルスが発生される。なお、この超音波パルスの
中心周波数は、上記電圧パルスの周波数f0 に一致して
いる。
【0018】超音波プローブ11から被検体に送信され
た超音波パルスは、その一部が被検体内の音響インピー
ダンスの境界で反射し、残りが当該境界を通過しなが
ら、被検体内を深く伝播していく。反射波の振幅は、当
該境界の前後での音響インピーダンスの差に依存してい
る。
【0019】また、超音波パルスは、血球等の移動体で
反射するとき、周波数偏移を受ける。この偏移周波数f
d は、送信方向に関する移動体の速度成分に依存してい
る。詳細は従来技術で説明した通りである。
【0020】音響インピーダンスの境界で反射した反射
波は、超音波プローブ11のn個の圧電素子によりn個
の電気信号に変換される。このn個の電気信号は、プリ
アンプ19で個別に増幅された後、受信遅延加算回路2
1で送信時とは逆の時間で遅延され、そして1つに加算
される。こうして得られた反射信号は、Bモード時に
は、レシーバ23に送られ、ドプラモード時には、ドプ
ラ演算部31に送られる。
【0021】ここで、上述したn個の圧電素子それぞれ
に対応する送信及び受信の遅延時間を少しづつ変えてい
くことにより、被検体内の関心領域を超音波でスキャン
することができるのは周知の通りである。
【0022】レシーバ23は、反射信号の包絡線を検波
する。この包絡線、つまり反射信号の振幅の深さ方向に
関する空間的変化は、当該深さ方向に関する1次元の組
織構造を表している。Bモード用メモリ25、ディジタ
ル・スキャン・コンバータ(DSC)27及びモニタ2
9は、1スキャン分の複数の包絡線信号に基づいて、被
検体の関心領域の2次元的な組織構造を表現しているB
モード像を濃淡表示する。
【0023】反射信号が送り込まれるもう一方のドプラ
演算部31は、直交位相検波部32、アナログ・ディジ
タル・コンバータ(ADC)33、バッファ35、クラ
ッタ除去フィルタ37、自己相関演算部39、演算部4
1とからいわゆるカラーフローマッピング処理系として
構成される。直交位相検波部32は、周波数は中心周波
数f0 と同じであるが、位相が90°ずれている2種類の
参照信号を、反射信号に対して個別に掛け合わせ、そし
て掛け合わせた信号それぞれから、高周波成分(2×f
0 )を除去することにより、つまりいわゆる直交位相検
波により、偏移周波数成分だけのドプラ信号を生成す
る。
【0024】このドプラ信号は、アナログ・ディジタル
・コンバータ33とバッファ35を介して、MTIフィ
ルタとも呼ばれているクラッタ除去フィルタ37に送ら
れる。このクラッタ除去フィルタ37は、局所ROI内
の複数のサンプル点について個々に、ドプラ信号から心
臓壁等比較的動きの遅い低周波成分を除去し、比較的動
きの速い高周波成分だけを抽出する。
【0025】自己相関演算部39は、クラッタ除去フィ
ルタ37で抽出された高周波成分を自己相関演算処理に
より周波数分析し、演算部41はこの分析結果に基づい
て平均速度(高周波成分の周波数スペクトラムの平均周
波数)、分散(高周波成分の周波数スペクトラムの分
散)、パワー(高周波成分の振幅の2乗)を演算する。
これら周波数分析及び平均速度等の演算は、局所ROI
内の複数のサンプル点について個々に行われる。自己相
関演算及び平均速度等の演算については周知であるので
簡単に説明する。
【0026】クラッタ除去フィルタ37の出力を、Z
(i,Δt)、その複素共役をZ*(i,Δt)で表す。ただ
し、Δtはレート周期(1/f0 )、iはデータ番号で
ある。自己相関のデータ数をMとしたとき、自己相関関
数C(τ) は次の式で与えられる。 演算された自己相関関数C(τ) に基づいて、パワー
P、平均周波数f ̄、分散σ2 は、それぞれ次のように
求められる。ただし、Im(C(Δt)) はC(Δt)の実部、
Re(C(Δt)) は虚部を表している。 P=C(0) f ̄=(1/2π・Δt)・ tan-1{Im(C(Δt))/Re(C(Δ
t))} σ2 =(2/(2π・Δt)2 )・{1−|C(Δt)|/C(0)} これらパワー、平均速度、分散の各データは、ドプラ用
メモリ43を介して血流波形検出部45及びディジタル
・スキャン・コンバータ27に送り込まれる。
【0027】血流波形検出部45は、図4に示すよう
に、補間部51、血管追従演算部43、血流波形演算部
55とから構成され、所定のルールにしたがって、局所
ROI内の複数のサンプル点毎に求めた平均速度の中か
ら、注目血管に関する平均速度を選択し、これを縦軸を
速度、横軸を時間としたスペクトラムドプラと同様の領
域に順次分布していくことにより、当該注目血管を流れ
る血流の平均速度の時間変化をグラフとして生成する。
【0028】図3に示したように呼吸動や拍動等の体動
によって注目血管は局所ROIの範囲内で往復移動をす
る。換言すると、局所ROIは、注目血管が体動によっ
て往復移動する範囲を最低限含む領域で設定される。し
たがって注目血管の位置は局所ROI内で刻々と変位す
る。
【0029】この変位する注目血管を追従してその平均
速度を取り出すために、上記ルールは、(1)局所RO
I内で最大パワーを示すサンプル点を注目血管と見なし
て当該サンプル点の平均速度を選択する、(2)局所R
OI内で最高の平均速度を注目血管の血流に関するもの
と見なして選択する、という2種類の中からオペレータ
によって選択することができるようになっている。
【0030】ディジタル・スキャン・コンバータ27及
びモニタ29は、血流波形検出部45で生成された注目
血管に関する平均速度の時間変化を、図5(a)に示す
ようにグラフで表示する。
【0031】また、血流波形検出部45は、局所ROI
内の複数のサンプル点毎に求めたパワーの中の最大パワ
ーを、注目血管に関するパワーと見なして選択し、これ
を縦軸を速度、横軸を時間としたスペクトラムドプラと
同様の領域に順次分布していくことにより、当該注目血
管を流れる血流のパワーの時間変化をグラフとして生成
する。
【0032】ディジタル・スキャン・コンバータ27及
びモニタ29は、血流波形検出部45で生成された注目
血管に関するパワーの時間変化を、図5(a)に示すよ
うに、注目血管に関する平均速度の時間変化と共にグラ
フで表示する。
【0033】また、ディジタル・スキャン・コンバータ
27及びモニタ29は、図5(b)に示すように、局所
ROI内の全てのサンプル点に関する平均速度の時間変
化を一斉表示する。このとき、平均速度の時間変化の輝
度をパワーに応じて変化させることにより、スペクトラ
ムドプラ波形を近似的な波形を取得することもできる。
【0034】このように本実施形態によれば、体動によ
り往復移動する注目血管に追従して、その注目血管に関
する平均速度の時間変化を高精度に生成することがで
き、従来のようなサンプルボリュームが注目血管から体
動により外れることに起因するエラーを解消することが
できる。
【0035】また、本実施形態では、超音波造影剤の影
響を受けて変動するようなことの少ない、“平均速度”
の時間変化を生成するようにしたので、血流の動きを忠
実に再現して、定量的評価に用いることができえる。な
お、従来では、スペクトラムドプラ波形の最高速度をト
レースしていたが、図13を参照して説明した通りこの
最高速度は超音波造影剤の影響を受けて変動するという
性質を有しており、この結果、当該時間変化の信頼性は
低いものであった。なお、本実施形態では、血流波形検
出部45において、最高速度fMAX を、 fMAX =f ̄+K・σ により簡易的に求め、この最高速度fMAX の時間変化を
生成するようにしてもよい。この場合でも、“平均速
度”を使っているので、超音波造影剤の影響を受けて変
動するようなことはない。
【0036】さらに本実施形態では、“平均速度”の時
間変化を比較的小規模の回路で実現できる。従来でもス
ペクトラムドプラ波形から平均速度を演算し、この平均
速度の時間変化を生成することにより、“平均速度”の
時間変化を求めることはできるのであるが、このための
回路規模は本実施形態のような自己相関回路を使った場
合より著しく増大してしまう。この回路規模の増大を理
解するために、FFT処理と当該演算処理とを含めた平
均速度を求めるための全工程数と、本実施形態の自己相
関処理と選択処理の工程数とを比較すると次のようにな
る。
【0037】平均周波数f ̄を求める工程を考えると、
本実施形態の自己相関処理では、C(Δt)のみを求めれ
ばよいことから、データ数Mとすれば、上述したf ̄を
求める式を見ると、M回の乗算とM−1回の加算でよ
い。一方、FFT処理は、同じM個のデータとすると、
(M・r)/2の演算回数が必要とされる。ただし、M
=2r である。FFTでは、さらに平均周波数を求める
次のような処理工程数も必要になる。
【0038】 ただし、Siは周波数成分fiのパワースペクトラムであ
る。
【0039】ここで、自己相関演算工程数は、FFT演
算工程数に対して、r=8、M=256では、 M/((M・r)/2)=1/4 と少ない。
【0040】さらに、現存の装置を見ると自己相関処理
はM´=32で動作しているので、このデータ数を考慮
すると、自己相関演算工程数は、FFT演算工程数に対
して、 M´/((M・r)/2)=1/32 と著しく少ない。これに、上述したFFTでの平均周波
数を求める処理工程数を加味すると、FFTを使った平
均速度を求めるための工程数に対して自己相関を使った
平均速度を求めるための工程数は、1/40程度になる
と考えられる。
【0041】このようにFFTを使って平均速度を求め
るよりも、自己相関を採用して平均速度を求める方が工
程数を劇的に少なくすることができる。ここで問題とな
るのが、従来のスペクトラムドプラではサンプルボリュ
ームを通る一方向だけを対象に送受信すればよかったの
に対して、本実施形態では、局所ROI内の複数方向を
対象として超音波を送受信するので、時間分解能が低下
してしまうことにある。従来のスペクトラムドプラの場
合と同等の時間分解能を獲得するのは、少なくとも50
Hz、好ましくは100Hzのフレームレートを達成し
なければならない。本実施形態では、これを、(1)図
6に示すような1回の送信に対して多方向からの反射波
を同時に受信するいわゆる並列多方向同時受信技術を採
用すること、(2)局所ROI内のみをスキャンするこ
との工夫により解決している。以下に具体的に説明す
る。
【0042】スキャンのフレームレートに関わるパラメ
ータとしては、 ・レート周波数f0 (超音波送受信の繰り返し周波数) ・自己相関のためのデータ数M(同一方向に対する送受
信の繰り返し回数) ・局所ROIに含まれる受信方向の数R(ラスタ本数) ・並列多方向同時受信の方向数N(1回の送信に対して
同時にN方向からの反射波を受信する)がある。
【0043】これらパラメータのうち、ラスタ本数Rは
局所ROIの大きさ(広がり角)に依存して決まる。1
00Hzのフレームレートを達成するために必要なN
は、次の式を解くことにより求められる。なお、並列多
方向同時受信における実際の送信方向数はR/Nで与え
られる。 100Hz =f0 /(M×(R/N)) 例えば、図7に示すようにレート周波数f0 =6KHz
とし、データ数M=15、ラスタ本数R=16と仮定す
ると、フレームレート100Hzを達成するために必要
なNは、「4」として導き出される。図8に並列4方向
同時受信のタイムチャートを示している。
【0044】このように局所ROIの大きさにしたがっ
て、並列多方向同時受信の方向数Nを調整することによ
り、100Hzのフレームレートを達成することができ
る。勿論、並列多方向同時受信の方向数Nには限界があ
り、局所ROIが大きくなるにしたがって、Nの増加だ
けでは100Hzのフレームレートが達成できないケー
スもあり得る。このような場合、Nだけでなく、局所R
OIの深さ(視野深度)に応じてレート周波数f0 を変
化させることも可能である。この場合、局所ROIが浅
くなるに応じて、レート周波数f0 を増加させることが
できる。また、ラスタピッチを拡大して、ラスタ本数R
を減らしたり、データ数Mを減少させて対処するように
してもよい。また、図9に示すように、Sinc補間法
等の補間により欠落したデータを埋め合わせて見掛上、
100Hzのフレームレートを達成するようにしてもよ
い。
【0045】なお、本実施形態は、図10に示すよう
に、レンジゲート回路60、サンプルホールド回路6
1、バンドパスフィルタ63、アナログ・ディジタル・
コンバータ65、高速フーリエ変換回路(FFT)67
からなるスペクトラムドプラ回路50を併用してもよ
い。この場合、自己相関演算部39は、アナログ・ディ
ジタル・コンバータ65の出力、つまり血流の偏移周波
数信号が供給されるように接続される。
【0046】
【発明の効果】本発明では、従来のように“最高周波
数”により注目血管の血流の時間変化を生成するのでは
なく、“平均周波数”、つまり平均速度により注目血管
の血流の時間変化を生成するので、超音波造影剤の反射
増強作用によって時間変化が変動することはない。ま
た、局所領域内の複数のサンプル点のうち特徴的な平均
周波数を取り出して時間変化を生成しているので、従来
のように呼吸動や拍動等の体動によりサンプルボリュー
ムが注目血管からはずれてしまうことに起因する時間変
化の変動は軽減される。したがって、注目血管の血流の
動き以外の要因で時間変化が変動することが軽減され得
る。
【0047】さらに、本発明では、平均周波数を自己相
関処理により求めているので、回路規模の増大を回避で
きる。つまり、従来のスペクトラムドプラによっても、
スペクトラムドプラ波形から平均周波数を演算し、この
平均周波数の時間変化を生成することにより、本発明と
同様な“平均周波数”の時間変化を求めることはできる
のであるが、このための回路規模は、自己相関回路より
も30倍程度の工程数の高速フーリエ変換回路とスペク
トラムドプラ波形から平均周波数を演算するための演算
回路とが必要になってしまう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る超音波診断装置の構
成図。
【図2】Bモードのための広域ROIを示す図。
【図3】注目血管を含む局所ROIを示す図。
【図4】図1の血流波形検出部の構成図。
【図5】図1の血流波形検出部で作成される注目血管の
血流に関する平均速度の時間変化を示す図。
【図6】並列多方向同時受信法の説明図。
【図7】レート周波数とフレームレートとの関係を示す
図。
【図8】第1の実施形態による送受信動作説明図。
【図9】図1の補間部51で補間された平均速度の時間
変化を示す図。
【図10】図1の超音波診断装置の変形された構成図。
【図11】従来のスペクトラムドプラ対応の超音波診断
装置の構成図。
【図12】従来のスペクトラムドプラにより得られるス
ペクトラムドプラ波形を示す図。
【図13】超音波造影剤による最高速度変動の原理説明
図。
【図14】体動によってサンプルボリュームが注目部位
から外れる様子を示す図。
【符号の説明】
11…超音波プローブ、 13…クロック発生回路、 15…送信遅延回路、 17…パルサ、 19…プリアンプ、 21…受信遅延加算回路、 23…レシーバ、 25…Bモード用メモリ、 27…ディジタル・スキャン・コンバータ、 29…モニタ、 31…ドプラ演算部、 32…直交位相検波部、 33…アナログ・ディジタル・コンバータ、 35…バッファ、 37…クラッタ除去フィルタ、 39…自己相関演算部、 41…演算部、 43…ドプラ用メモリ、 45…検出波形検出部、 47…CPU、 49…トラックボール。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内の注目血管を含む局所領域を超
    音波でスキャンすることにより反射信号を収集するスキ
    ャン手段と、 前記反射信号から血流に関するドプラ信号を抽出する手
    段と、 前記ドプラ信号を自己相関処理により周波数解析して前
    記局所領域内の複数のサンプル点毎の平均周波数を求め
    る自己相関手段と、 前記複数のサンプル点の中の特徴的な平均周波数を取り
    出して前記注目血管の血流に関する平均周波数の時間変
    化を生成し、この時間変化をグラフとして表示する時間
    変化生成手段とを具備したことを特徴とする超音波診断
    装置。
  2. 【請求項2】 前記時間変化生成手段は、前記複数のサ
    ンプル点の中の最も高周波の平均周波数を前記特徴的な
    平均周波数として取り出すことを特徴とする請求項1記
    載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記時間変化生成手段は、前記複数のサ
    ンプル点の中の最大パワーを示す平均周波数を前記特徴
    的な平均周波数として取り出すことを特徴とする請求項
    1記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記時間変化生成手段は、前記複数のサ
    ンプル点の全てに関する平均周波数の時間変化をパワー
    に応じた輝度で表示することを特徴とする請求項1記載
    の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記時間変化生成手段は、前記時間変化
    を補間する手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記平均周波数は50Hz以上の周期で
    生成されることを特徴とする請求項1記載の超音波診断
    装置。
  7. 【請求項7】 前記スキャン手段は、1回の送信に対し
    て多方向からの反射波を受信する並列多方向同時受信を
    行うことを特徴とする請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 前記スキャン手段は、前記平均周波数が
    少なくとも1/50秒以上の周期で生成されるように、
    超音波送信の繰り返し周波数、前記局所領域内のラスタ
    本数、前記並列多方向同時受信の同時受信方向数、前記
    自己相関処理のデータ数の少なくとも1つを調整するこ
    とを特徴とする請求項6記載の超音波診断装置。
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