JPH10118027A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH10118027A
JPH10118027A JP8299500A JP29950096A JPH10118027A JP H10118027 A JPH10118027 A JP H10118027A JP 8299500 A JP8299500 A JP 8299500A JP 29950096 A JP29950096 A JP 29950096A JP H10118027 A JPH10118027 A JP H10118027A
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洋一 濱田
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KONAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】眼科装置で被検眼を撮影・観察するに際し、XY
アライメントについては、公知の自動アライメント方法
で行いZ方向のみ検者が調整を行なうようにして角膜前
面から眼底までの間のあらゆる点を簡単に撮影・観察で
きる装置を提供する。 【解決手段】被検眼Eに照明光束を照明ランプ5から投
影し照明部位の反射光に基づく眼部拡大像をテレビカメ
ラ15の受光部に結像させる一方、被検眼Eにアライメン
ト指標光を赤外光LED 9から投影し該指標光の角膜反射
光を前記受光部に結像させる。操作パネル22から被検部
位の種別及びXY方向の位置を画像処理部20に入力して撮
影すると、画像処理部20からXYZ 信号によりXYZ テーブ
ル17を動かして搭載した撮影系16を前記受光部でアライ
メントを行ないつつ前進せしめ、上皮検出位置より撮影
位置まで被検部に対応した距離を前進停止せしめて被検
部映像信号をモニタテレビ23に入力し該テレビ画面に被
検部拡大映像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検眼に対しア
ライメントを行い乍ら、被検眼の角膜面、水晶体面、又
は眼底等の被検眼のあらゆる目的の箇所を撮影・観察で
きるようにした眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズの影響を見るためや、
白内障手術の術前術後の診療に角膜内皮細胞の状態を観
察する必要があり、従来から、被検者の眼球の角膜内皮
細胞の拡大観察乃至拡大写真撮影のため、被検者の眼球
面に対し顕微鏡の対物レンズを非接触型又は接触型とし
てスリット照明光を眼軸に対し斜方向から被観察部に向
け照射し、角膜表面からの反射光と内皮細胞の像光線と
を分離して被検部の角膜内皮細胞をテレビカメラ等によ
り撮影・観察するようにした眼科装置が用いられてい
る。
【0003】このように、被検部の角膜内皮細胞を撮影
する装置や他に眼底を撮影する眼底カメラが用いられて
いるが、被検眼の眼軸方向の広い範囲から所望の部位、
すなわち角膜上皮、角膜内皮、水晶体上面、水晶体後面
などを自動的に選択撮影することができるものは存在し
ていなかった。また、様々な要因による白内障の研究や
早期処置のために、現在、水晶体の詳細な観察撮影が重
要となって来ている。しかし、水晶体は眼軸方向にも厚
く、従来の観察撮影方法ではその詳細な研究が困難であ
った。このような実情に鑑み、本出願人は先に特願平7
−306553号に於て「眼科撮影装置における被検眼
の眼軸方向の任意部位の撮影方法」の出願を、また、特
願平7−336051号に於て「被検眼の眼軸方向の任
意部位付近の複数部位の撮影方法とその装置」の出願を
行い、眼科撮影装置で被検眼の眼軸方向の撮影部位を任
意に変更設定できるようにして、角膜上皮、内皮、水晶
体上面及び後面のみならず、その間の部位でも任意に撮
影できるものの提案を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、被検者の眼を撮
影・観察するべく前記各種の眼科装置が用いられている
が、例えば被検者の眼を観察する代表的な装置であるス
リットランプでは、アライメント(X・Y)方向及び撮
影距離(Z)を調整しながら被検者の眼を観測してい
る。このとき被検者の眼が始終動いているので、XYの
アライメントをしながらピント(Z方向の距離)を合わ
すことは、熟練者でも相当難かしい。さらにアライメン
トをしていて高倍率で観察を行う場合、XY方向及びZ
方向において、眼のどの部分を観察しているのか解らな
いという問題がある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、XYアライメントについては公知の方
法、すなわち被検眼に対し眼軸上からアライメント用指
標光を投影しその角膜反射光を被検眼を撮影した撮像画
面の中心に持ってくるという自動アライメントの方法で
行って、Z方向の調整のみを検者が行なうことにより観
察操作をきわめて簡単化ならしめるとともに、被検眼の
所望の観察部位、すなわち角膜前面から眼底に至る間の
眼軸上のみならずX・Y方向のあらゆる部位を簡単に撮
影・観察することができ、眼のどの部分を観察している
か解ることのできる眼科装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願の請求項1に係る発明の眼科装置においては、
被検眼に対し観察用の照明光束を投影する照明光学系と
被検眼の前記照明光束による照明部位の反射光に基づく
被検部位の眼部拡大像を受光する被検部撮像用受光部と
を備えた「拡大撮影光学系」と、被検眼に向けてアライ
メント指標光を投影するアライメント指標光投影光学系
と前記アライメント指標光の反射光を受光するアライメ
ント撮像用受光部を備えた「アライメント光学系」と、
前記各光学系を被検眼に対しX・Y方向に移動させる
「移動手段」と、前記アライメント撮像用受光部からの
信号によりアライメント指標光の反射像のX・Y座標を
検出するとともに検出したX・Y座標により該反射光像
を前記アライメント撮像用受光部のX・Y方向の所定位
置へ移動させるべくX・Yアライメント制御信号を出力
するとともに前記各光学系を被検部の合焦位置へ移動せ
しめるための信号を出力し且つ前記被検部撮像用受光部
からの信号を表示手段に出力するようにした「画像処理
部」と、該画像処理部にインターフェースを介してX・
Y・Z方向の被検部の設定等の制御信号を入力する「操
作手段」と、画像処理部からの信号により被検部の拡大
撮影像を表示する「表示手段」とを備えて装置を構成
し、操作手段に入力した撮影部位に対応して前記アライ
メント撮像用受光部のX・Y方向の所定位置を所定量変
位せしめるとともに前記各光学系を被検部の合焦位置へ
移動せしめて、設定した被検部位の映像を表示手段に表
示するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明の眼科装置にお
いては、被検眼に対し観察用の照明光束を投影する照明
光学系と被検眼の前記照明光束による照明部位の反射光
に基づく被検部位の眼部拡大像を受光する被検部撮像用
受光部とを備えた「拡大撮影光学系」と、被検眼に向け
てアライメント指標光を投影するアライメント指標光投
影光学系と前記アライメント指標光の反射光を受光する
アライメント撮像用受光部を備えるとともに該光学系に
対し前記拡大撮影光学系を相対的にX・Y・Z方向に移
動させる「拡大撮影光学系移動手段」を搭載した「アラ
イメント光学系」と、前記アライメント光学系を被検眼
に対しX・Y・Z方向に移動させる「アライメント光学
系移動手段」と、前記アライメント撮像用受光部からの
信号によりアライメント指標光の反射像のX・Y座標を
検出するとともに検出したX・Y座標により該反射光像
を前記アライメント撮像用受光部のX・Y方向の所定位
置へ移動させるべくX・Yアライメント制御信号を出力
するとともに前記拡大撮影光学系を被検部の合焦位置へ
移動せしめるための信号を出力し且つ前記被検部撮像用
受光部からの信号を表示手段に出力するようにした「画
像処理部」と、該画像処理部にインターフェースを介し
てX・Y・Z方向の被検部の設定等の制御信号を入力す
る「操作手段」と、画像処理部からの信号により被検部
の拡大撮影像を表示する「表示手段」とを備え、操作手
段に入力した撮影部位に対応して設定した被検部位の映
像を表示手段に表示するようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】これにより、本願の前記各発明の眼科装置
においては、被検眼を撮影・観察するに当り、アライメ
ント指標光投影光学系からアライメント指標光を投影さ
れた被検部からの反射光をアライメント撮像用受光部で
受光して、該受光部からの信号により、画像処理部で該
受光部におけるアライメント指標光の反射像のX・Y座
標を検出して、検出したX・Y座標によりX・Yアライ
メント制御信号を出力し、前記反射光像を該受光部のX
・Y方向に予め操作手段によりインターフェースを介し
て画像処理部に設定した被検部に対応した所定位置に移
動せしめるとともに、請求項1に係る発明の眼科装置で
は、出力したZ方向の移動信号により、拡大撮影光学系
とアライメント光学系の各光学系を設定した被検部に対
応した合焦位置へ移動せしめてX・Yアライメントを外
すことなく所定の被検部を容易に撮影・観察することが
でき、請求項2に係る発明の眼科装置では、アライメン
ト光学系をX・Yアライメントを行いつつ所定位置(例
えば上皮検出位置)まで前進停止せしめた後、XYアラ
イメントを続行しつつ該アライメント光学系に搭載した
拡大撮影光学系をX・Y・Z方向に、設定した観察用X
・Yアライメント位置で且つ被検部の合焦位置まで移動
停止せしめることにより、X・Yアライメントを外すこ
となく設定した所定の被検部を容易に撮影・観察するこ
とができるとともに、拡大撮影光学系とアライメント光
学系との相対移動量により、X・Yアライメントを行っ
て現在観察中の被検眼位置と予め設定した被検部の位置
とのX・Y方向のズレ量を知ることができる。
【0009】前記画像処理部から出力する前記各光学系
又は前記拡大撮影光学系を合焦位置へ移動させるための
信号として、前記アライメント光学系の前記アライメン
ト撮像用受光部からの信号に基づく上皮反射検出位置ま
での移動信号と、前記各光学系又は前記拡大撮影光学系
を上皮反射検出位置より被検部撮影位置へ移動せしめる
Z方向の移動信号とにすることにより、撮影・観察部位
の角膜前面からの眼軸方向の距離を予め指定すること
で、上皮反射を検出後、容易に所定の被検部を撮影・観
察することができる。
【0010】前記画像処理部から出力する前記各光学系
又は前記拡大撮影光学系を合焦位置へ移動せしめるため
の信号として、前記アライメント撮像用受光部からの信
号により検出したアライメント指標光の反射像のZ座標
により、該反射光像を前記アライメント撮像用受光部の
被検部に対応したZ方向の所定位置へ移動させるための
Zアライメント制御信号を用いることにより、前記受光
部からの信号で、予め設定した被検部を容易に撮影・観
察することができる。
【0011】また、前記被検眼部撮像用受光部が前記ア
ライメント撮像用受光部を兼ねることにより、一つのテ
レビカメラを用いて、被検部のアライメント及び被検部
の拡大撮影・観察に共用することができ、有利に本眼科
装置に構成することができる。
【0012】また、アライメント指標光の角膜反射像の
ピントの状態により前記上皮反射検出位置乃至前記Z座
標の検出を行うことにより、前記受光部からの信号を用
いて容易に被検眼の奥行の異った部位を検出合焦せしめ
て被検部を撮影・観察することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を添付の図
面に基づいて説明する。図1は、本願請求項1に係る発
明の眼科装置の好ましい実施の形態を示す構成図で、図
4は該眼科装置による被検眼の撮影・観察の操作手順を
示スフローチャートである。
【0014】図1において、被検眼Eに対し観察用の照
明光束を投影する照明光学系1と、被検眼に向けてアラ
イメント指標光を投影するアライメント指標光投影光学
系2と、被検眼の前記照明光束による照明部位の反射光
に基づく被検部位の眼部拡大像を受光する被検部撮像用
受光部と前記アライメント指標光の反射光を受光するア
ライメント撮像用受光部とを兼用するCCD受光面(図
示せず)を有するテレビカメラ15を備えた拡大撮影光
学系3及びアライメント光学系4からなる撮影系16が
示されており、該撮影系16は、テレビカメラ15の光
軸8に直交する紙面に垂直なX方向及び紙面の上下方向
であるY方向と、テレビカメラ15の光軸8の方向であ
るZ方向の3方向に、該撮影系16を搭載するとともに
X・Y・Z方向に駆動されるXYZテーブル17によっ
て移動させられる。
【0015】照明光学系1には、被検眼Eの角膜面Cか
ら眼底までの間の被検部(水晶体面等)の照明光源とし
て照明ランプ5が、眼軸上に一致すべきテレビカメラ1
5の光軸8上のハーフミラー7を介して該光軸8と直角
方向の光軸上に設けられ、投影レンズ6により被検眼E
に観察用の照明光束を投影するようになっている。ま
た、アライトメント指標光投影光学系2には、近赤外線
発光ダイオード(アライメント用LED)9が同じくテ
レビカメラ15の光軸8上のハーフミラー11を介して
該光軸8と直角方向の光軸上に設けられ、投影レンズ1
0、ハーフミラー11を介して被検眼Eにアライメント
指標光を投影するとともに、被検眼Eからのアライメン
ト指標光の角膜反射光を前記光軸8上より結像レンズ1
2を介してテレビカメラ15のCCD受光面に結像する
ようにしてアライメント光学系を形成している。
【0016】そして、前記照明ランプ5からの照明光束
を投影された被検眼Eの被検部からの反射光は前記光軸
8上をハーフミラー11,7を通過して結像レンズ12
によりテレビカメラ15のCCD受光面に被観察面の眼
部細胞の拡大撮影像が結像するようになっており、前記
アライメント光学系4とともに拡大撮影光学系3を形成
している。
【0017】テレビカメラ15の結像面であるCCD受
光面で結像した画像により得られた受像信号、すなわち
アライメント指標光の反射光像の信号であるLED信号
及び被検部の映像信号は、画像処理部20に入力する。
該画像処理部20には、予め操作パネル22からインタ
ーフェース部21を介して撮影部位すなわち被検部の眼
軸方向における水晶体面、眼底等の種別及び眼軸よりの
X・Y方向の位置等制御信号が入力されて、該画像処理
部20でアライメント用受光部すなわち撮像画面のX・
Y方向の所定位置が入力された撮影部位に対応して所定
量変位されており、且つ上皮反射検出位置よりZ方向の
距離が設定されている。そして該画像処理部20から
は、X・Yアライメント信号及び上皮検出位置までのZ
方向の移動信号と上皮検出位置よりの設定した被検部位
までのZ方向の移動信号とのX・Y・Z信号がXYZ駆
動回路18に出力される。これにより撮影系16を、撮
像画面上のアライメント指標光の角膜反射光像でX・Y
アライメントを行いつつ該反射光像のピント状態で上皮
反射検出位置まで前進せしめて、上皮反射検出位置から
は、前記設定された上皮検出位置より被検部位までのZ
方向の距離を移動せしめて撮影系16は前進を停止せし
められ、X・Yアライメントは保持されながら被検部の
映像信号がモニタテレビ23に表示されるようになって
いる。この場合、撮影系16のZ方向の移動は、設定し
た撮影部位に対応してマニュアルで上皮反射検出位置よ
り被検部撮影位置までZ軸を駆動して行なうか、又はオ
ートで被検部撮影位置までZ軸を駆動する。
【0018】次に、前記の撮影系16を備えた眼科装置
により、被検眼の観察すべき所要部位を選択設定して撮
影するときの操作手順を図4に示すフローチャートに基
づいて説明する。この場合、撮影に先立ち、被検眼の撮
影準備を行う。先ず操作パネル22上で撮影部位の設
定、すなわち被検眼の角膜前面から眼底までの間の所要
部位(例えば水晶体面等)及び眼軸よりX・Y方向にど
の位置を撮影するかX・Y方向の位置を設定する(ステ
ップ101)。これにより画像処理部20に、アライメ
ント用受光部のアライメントすべき所定位置が所定位置
の撮像画面中心より所定量変位されるとともに、被検部
のZ方向の撮影位置として上皮反射検出位置よりZ方向
の距離が設定される(ステップ102)。次に操作パネ
ル22上で撮影ボタンをONすると(ステップ10
3)、撮影系16はX・Yアライメントを開始し(ステ
ップ104)、アライメントしながらXYZテーブル1
7のZ軸は駆動され撮影系16は前進せしめられる(ス
テップ105)。この前進途中で近赤外線発光ダイオー
ド9の角膜反射像の前記受光部におけるピント状態で上
皮反射が検出されると(ステップ106)、撮影系16
はX・Yアライメント保持を続けたまま撮影系16を搭
載したXYZテーブル17のZ方向の駆動は開放されて
任意駆動の状態となり、設定した撮影部位に応じてマニ
ュアルで調整開始するか、又は設定した上皮反射検出位
置よりのZ方向の距離をオートで調整開始し(ステップ
107)、上皮反射検出位置より設定したZ方向の距離
がOKになると(ステップ108)、Z軸の駆動は停止
して撮影系16は前進を停止し(ステップ109)、テ
レビカメラ15からの被検部映像信号が画像処理部20
に入力して画像取込が行われて(ステップ110)、モ
ニタテレビ23の画面にアライメント中の被検部拡大映
像が表示される。
【0019】次に、本願請求項2に係る発明の眼科装置
の好ましい実施の形態を、図2に示す構成図に基づいて
説明する。
【0020】図2において、被検眼Eに対し観察用の照
明光束を投影する照明光学系1と被検眼の前記照明光束
による照明部位の反射光に基づく被検部位の眼部拡大像
を受光する被検部撮像用受光部であるCCD受光面(図
示せず)を有する観察用テレビカメラ15B を備えた拡
大撮影光学系3と、該拡大撮影光学系3を被検眼に対し
X・Y・Z・方向に移動可能に搭載するとともに、被検
眼に向けてアライメント指標光を投影するアライメント
指標光投影光学系2と前記アライメント指標光の反射光
を受光するアライメント撮像用受光部であるCCD受光
面(図示せず)を有するアライメント用テレビカメラ1
A を備えたアライメント光学系4が示されており、該
アライメント光学系4は、アライメント用テレビカメラ
の光軸8に直交する紙面に垂直なX方向及び紙面の上下
方向であるY方向と、該光軸8の方向であるZ方向の3
方向に、該アライメント光学系4を搭載するとともにX
・Y・Z方向に駆動可能なXYZテーブル17によって
移動させられる。
【0021】照明光学系1には、被検眼Eの角膜面Cか
ら眼底までの間の被検部の照明光源として照明ランプ5
が、眼軸上に一致すべきアライメント用テレビカメラ1
Aの光軸8上のハーフミラー7を介して該光軸8と直
角方向の光軸上に設けられ、投影レンズ6により被検眼
Eに観察用の照明光束を投影するようになっている。ま
た、前記被検部を撮影・観察するための観察用テレビカ
メラ15B が、同じくアライメント用テレビカメラ15
A の光軸8上のハーフミラー13を介して該光軸8と直
角方向の光軸上に設けられ、前記照明ランプ5からの照
明光束を投影された被検眼Eの被検部からの反射光が前
記光軸8上を後述するハーフミラー11及び前記ハーフ
ミラー7を通過してハーフミラー13により光路を折曲
げられ結像レンズ12により観察用テレビカメラ15B
のCCD受光面に被観察面の拡大撮影像が結像するよう
になっており、前記照明光学系1と共に拡大撮影光学系
3を形成している。
【0022】また、アライメント指標投影光学系2とし
て、近赤外線発光ダイオード9を前記アライメント用テ
レビカメラ15A の光軸8と直交する光軸上に、投影レ
ンズ10及び前記光軸8上のハーフミラー11を介して
被検眼Eにアライメント指標光を投影するように配設す
るとともに、被検眼Eの被検部からのアライメント指標
光の反射光を前記光軸8上より前眼部撮影レンズ14を
通してアライメント用テレビカメラ15A のCCD受光
面に結像するようにしてアライメント光学系4を形成し
ている。
【0023】そして、このアライメント光学系4上に
は、前記拡大撮影光学系3が、XYZ駆動回路を備えた
XYZテーブル19に固設されて、該アライメント光学
系4に対しX・Y・Z方向に相対的に移動可能に搭載さ
れている。すなわち、拡大撮影光学系3は、被検眼Eに
対しX・Y・Z方向に移動可能なアライメント光学系4
上に、該アライメント光学系4に対しX・Y・Z方向に
移動可能となっている。
【0024】観察用テレビカメラ15B の結像面である
CCD受光面で結像した画像により得られた受像信号、
すなわち被検部の映像信号は画像処理部20に入力する
一方、アライメント用テレビカメラ15A のCCD受光
面で結像した画像により得られた受像信号、すなわち、
前眼部映像信号とアライメント指標光の反射光像の信号
であるLED信号は画像処理部20に入力する。
【0025】該画像処理部20には、予め操作パネル2
2からインターフェース部21を介して撮影部位すなわ
ち被検部の眼軸方向における水晶体面、眼底等の種別及
び眼軸よりのX・Y方向の位置等の制御信号が入力され
て、該画像処理部20でアライメント用受光部すなわち
アライメント用テレビカメラ15A の撮像画面上の所定
位置が、入力された撮影部位に対応してX・Y方向に所
定量変位するとともに、Z方向の撮影部位への前進のた
めに角膜反射像のピントの状態によりZ方向の所定位置
(例えば上皮)の反射検出位置が設定されており、且つ
該反射検出位置より被検部までの距離が設定されてい
る。この場合、アライメント用テレビカメラ15A でア
ライメント指標光の反射光像のピントの状態で検出する
所定位置は上皮、水晶体面等任意に選ぶことができる。
【0026】そして該画像処理部20からはX・Y・Z
信号すなわちX・Yアライメント信号と、所定のピント
状態検出位置(例えば上皮検出位置)までのZ方向の移
動信号がXYZ駆動回路18に出力される一方、インタ
ーフェース部21からは、観察用のX・Y・Z信号すな
わち拡大撮影光学系3を設定した観察位置への眼軸から
のX方向とY方向の信号及び前記ピント状態で検出する
所定位置より被検部までのZ方向の移動信号が、該拡大
撮影光学系3を固設してアライメント光学系4に搭載さ
れたX・Y・Zテーブル19のXYZ駆動回路に入力さ
れるようになっている。また、アライメント用テレビカ
メラ15A 、観察用テレビカメラ15Bからの信号を受
けた画像処理部20からは、前眼部映像信号と被検部映
像信号とがモニタテレビ23に入力して、該テレビ23
の画面の左半分に被検眼部の拡大影像が、右半分にはア
ライメント指標光の反射光像の位置する前眼部像が表示
されるようになっている。
【0027】これにより検者が操作パネル22上で撮り
度い被検部のX・Y・Z方向の位置すなわち角膜前面か
ら眼底に至る間の角膜面、水晶体面、眼底等の被検部の
種別と、眼軸からのX・Y方向の位置を入力することに
より、モニタテレビ23の画面上で被検眼部の拡大撮影
像とアライメント状態をモニタ画面で見ることができる
とともに、アライメント光学系4と、拡大撮影光学系3
との被検部観察中における設定したX・Y方向とのズレ
量すなわち被観察部の設定したXY方向の位置とのズレ
量を知ることができる。
【0028】次に、図2に示す眼科装置を用いて、被検
眼の観察すべき所要部位を選択設定して撮影するときの
操作手順を図5に示すフローチャートに基づいて説明す
る。先ず操作パネル22上で撮影部位の設定、すなわち
被検眼の撮り度い被検部位(例えば眼底等)及び眼軸よ
りのX・Y方向の位置を設定する(ステップ201)。
これにより画像処理部20において、アライメント用受
光部のアライメントすべきX・Y・Z方向の所定位置
が、X・Y方向については操作パネル上で入力した撮影
部位に対応して所定量変位するとともに、Z方向につい
ては、Z方向の撮影部位のために、この場合、Z方向の
所定量の変位に対応してアライメント指標光の角膜反射
像のピントの状態により例えば上皮反射検出位置が設定
される一方、インターフェース部21からは撮影釦ON
により、アライメント光学系4に搭載され且つ拡大撮影
光学系3を固設したXYZテーブル19に観察用XYZ
信号として眼軸よりのX方向・Y方向の各信号と、例え
ば上皮反射検出位置からの拡大撮影光学系3の被検部ま
でのZ方向の信号が出力されるようになる(ステップ2
02)。次いで操作パネル22上で撮影ボタンをONす
ると(ステップ203)、画像処理部20からの信号で
拡大撮影光学系3を搭載したアライメント光学系4はX
・Yアライメントを開始し(ステップ204)、アライ
メント光学系4のXYZテーブル17のZ軸が駆動さ
れ、アライメント光学系4は前進を開始する(ステップ
205)。アライメント光学系4が前進してアライメン
ト指標光の角膜反射像のX・Y座標と、Z座標として上
皮反射検出位置を検出すると(ステップ206)、アラ
イメント光学系4は前進を停止して該アライメント光学
系4に搭載された拡大撮影光学系3はZ方向に移動を開
始する(ステップ207)。撮像画面におけるアライメ
ント指標光の角膜反射像を所定のX・Y座標にくるよう
にアライメント光学系4はX・Yアライメントを続け乍
ら、上皮反射検出位置から被検部位までのZ方向の移動
信号より拡大撮影光学系は移動せしめられ、対象とする
拡大撮影部位が所定位置に移動すなわち検出X・Y座標
が受光部の所定位置へ移動するとともに、拡大撮影光学
系3のZ方向の位置が所定位置(所定の被検部撮影位
置)に移動すると(ステップ208)、拡大撮影光学系
のZ軸は停止して(ステップ209)、アライメント光
学系4はアライメントを続けながら、この位置で画像取
込が行なわれ(ステップ210)、モニタテレビ23に
被検眼部の拡大映像と、アライメント指標光の角膜反射
光像の位置する前眼部像が表示される。
【0029】この時、拡大撮影光学系は設定した被検部
位のX・Y・Z方向の観察位置にあり、該拡大撮影光学
系を搭載したアライメント光学系4はX・Yアライメン
トを続けるため、両光学系の相対移動量により、観察中
の被検部位のX・Y方向のズレを知ることができる。
【0030】次に、アライメント指標光の角膜反射光像
を検出して、該反射光像のX・Y・Z座標を検出すると
きの他の実施の形態につき説明する。図2の構成図の説
明において記載したごとく、アライメント用テレビカメ
ラの撮像画面に結像するアライメント指標光の反射光像
のピストン状態(又はピンボケ状態)で、Z方向のアラ
イメント位置を上皮、内皮、水晶体面、眼底等所定位置
を設定することができるが(段落番号「0025」参
照)、図3に示す従来の眼科装置においてもZ方向のア
ライメント位置を前記所定位置に設定することも可能で
ある。
【0031】図3において、被検眼Eの眼軸上に一致す
べきテレビカメラ15の光軸8に対し所定角で眼球面C
に斜方向から照明ランプ5から投影レンズ6を介して照
明光束を投射する照明光学系1と、該照明光による被検
眼部からの反射光を対物レンズ121,ミラー122,結像
レンズ12,ハーフミラー123 を介して被検部細胞の
拡大映像をテレビカメラ15の受光面に結像させる拡大
撮影光学系3と、前記光軸8に直角方向の光軸上のアラ
イメント用近赤外線発光ダイオード9からの近赤外光を
投影レンズ10より前記光軸8上のハーフミラー11を
介して眼球面Cに投影するアライメント指標投影光学系
2と、その角膜反射光を前眼部撮影レンズ101 を通し
てテレビカメラ15の受光面に結像させるアライメント
光学系を有し、前眼部撮影レンズ101 により該受光面
に前眼部像を結像させるようにした撮影系16が示され
ている。
【0032】この撮影系16は、テレビカメラ15から
のアライメント指標光の角膜反射光像の信号であるLE
D信号と被検部の拡大映像信号と前眼部映像信号を画像
処理部20に出力し、前記操作パネルよりインターフェ
ース部を介して被検部位のX・Y・Z方向の位置への制
御信号を入力された該画像処理部20からの信号でX・
Y・Z信号をXYZ駆動回路18に出力し該XYZ駆動
回路18からの駆動信号により撮影系16を搭載したX
YZテーブル17を移動せしめて被検部位のXYZ方向
のアライメントを行い、画像処理部20からは被検部位
の拡大映像信号と、アライメント指標光の角膜反射光像
の位置する前眼部映像信号を前記と同様にモニタテレビ
に出力し、該モニタテレビで被検部位の眼部細胞の拡大
像と、角膜反射光像の位置する前眼部像を表示するよう
にしている。
【0033】この装置では、撮影系16のX・Y方向の
アライメントは前記図1,図2の装置と同様に、テレビ
カメラ15でアライメント指標光の角膜反射光を受光し
て画像処理部20で検出したX・Y座標を受光部の所定
位置へ移動せしめて行うが、Z座標については、撮影系
16を被検眼E方向に前進せしめるに従って被検部の拡
大映像は受光面上で角膜上皮から内皮、水晶体面と紙面
で下方向に移動することから、該受光面でアライメント
指標光の角膜反射光像のピント状態により上皮反射を検
出した位置から被検部位に対応して紙面で上下方向に所
定量変位した所定位置で該上皮反射光像を検出するよう
にすることにより被検部に対応したZ方向の設定位置の
検出を行なうことができ、設定した被検部位を撮影する
ことができる。
【0034】このように本願発明にかかる装置では、検
者の撮り度い被検眼の眼軸に関するX・Y・Z方向のあ
らゆる被検部位を、目的に合わせて予め指定することに
より容易に撮影観察することができる。
【0035】
【発明の効果】本願請求項1に係る発明の眼科装置によ
れば、被検眼を撮影・観察するに当り、予め操作手段に
より検者の撮り度い被検部位のX・Y・Z方向の位置を
入力設定することにより、撮影光学系を被検部に対応し
た合焦位置へ移動せしめるととにも、X・Y方向のアラ
イメントを常時行なうことにより、被検者の目が動いて
もX・Yアライメントを外すことなく容易に眼軸方向の
角膜前面から眼底までのあらゆる設定した被検部位を撮
影・観察することができる。
【0036】本願請求項2に係る発明の眼科装置によれ
ば、前記請求項1に係る発明と同じく、予め操作手段に
より検者の撮り度い被検部位のX・Y・Z方向の位置を
入力設定することにより、被検者の目が動いてもX・Y
アライメントを外すことなく容易に眼軸方向の角膜前面
から眼底までのあらゆる被検部を撮影・観察することが
できるとともに、被検部の拡大撮影光学系とアライメン
ト光学系との相対移動量により、現在観察中の被検眼位
置と予め設定した被検部の位置とのX・Y方向のズレ量
を知ることができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、撮影・観察
部位の角膜前面からの眼軸方向の距離を予め指定するこ
とで、角膜上皮反射検出後、撮影光学系を容易に被検部
位の合焦位置に移動せしめて、所定の被検部を簡単に撮
影・観察することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、受光部から
の信号で検出したアライメント指標光の反射像のZ座標
を用いて、容易に撮影光学系を設定した被検部の合焦位
置へ移動せしめて所定の被検部を撮影・観察することが
できる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、一つのテレ
ビカメラの受光部を、被検眼部の撮像用とアライメント
のための撮像用に兼用することにより、有利に本眼科装
置を構成することができる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、受光面上の
アライメント指標光の角膜反射像のピントの状態によ
り、複雑な光学装置を必要とせず、簡単な構成のもの
で、容易に被検眼の上皮乃至奥行の異った被検部位を検
出合焦して、之等被検部位を撮影・観察することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の実施の形態を示す構成図
である。
【図2】請求項2に係る発明の実施の形態を示す構成図
である。
【図3】アライメント指標光の反射光像のX・Y・Z座
標を検出するときの他の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図4】図1に記載の眼科装置により、被検眼の観察す
べき所要部位を撮影・観察するときの操作手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】図2に記載の眼科装置により、被検眼の観察す
べき所要部位を撮影・観察するときの操作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…照明光学系、 2…アライメント指標光投影光学
系、 3…拡大撮影光学系、 4…アライメント光学
系、 5…観察用ランプ、 6…投影レンズ、9…アラ
イメント用LED(近赤外線発光ダイオード)、 10
…投影レンズ、101 …前眼部撮影レンズ、 121
対物レンズ、 12…撮像レンズ、14…結像レンズ、
15…テレビカメラ、 15A …アライメント用テレ
ビカメラ、 15B …観察用テレビカメラ、 16…撮
影系、 20…画像処理部、23…モニタテレビ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼に対し観察用の照明光束を投影する
    照明光学系と被検眼の前記照明光束による照明部位の反
    射光に基づく被検部位の眼部拡大像を受光する被検部撮
    像用受光部とを備えた拡大撮影光学系と、被検眼に向け
    てアライメント指標光を投影するアライメント指標光投
    影光学系と前記アライメント指標光の反射光を受光する
    アライメント撮像用受光部を備えたアライメント光学系
    と、前記各光学系を被検眼に対しX・Y方向に移動させ
    る移動手段と、前記アライメント撮像用受光部からの信
    号によりアライメント指標光の反射像のX・Y座標を検
    出するとともに検出したX・Y座標により該反射光像を
    前記アライメント撮像用受光部のX・Y方向の所定位置
    へ移動させるべくX・Yアライメント制御信号を出力す
    るとともに前記各光学系を被検部の合焦位置へ移動せし
    めるための信号を出力し且つ前記被検部撮像用受光部か
    らの信号を表示手段に出力するようにした画像処理部
    と、該画像処理部にインターフェースを介してX・Y・
    Z方向の被検部の設定等の制御信号を入力する操作手段
    と、画像処理部からの信号により被検部の拡大撮影像を
    表示する表示手段とを備え、操作手段に入力した撮影部
    位に対応して前記アライメント撮像用受光部のX・Y方
    向の所定位置を所定量変位せしめるとともに前記各光学
    系を被検部の合焦位置へ移動せしめて、設定した被検部
    位の映像を表示手段に表示するようにしたことを特徴と
    する眼科装置。
  2. 【請求項2】被検眼に対し観察用の照明光束を投影する
    照明光学系と被検眼の前記照明光束による照明部位の反
    射光に基づく被検部位の眼部拡大像を受光する被検部撮
    像用受光部とを備えた拡大撮影光学系と、被検眼に向け
    てアライメント指標光を投影するアライメント指標光投
    影光学系と前記アライメント指標光の反射光を受光する
    アライメント撮像用受光部を備えるとともに該光学系に
    対し前記拡大撮影光学系を相対的にX・Y・Z方向に移
    動させる拡大撮影光学系移動手段を搭載したアライメン
    ト光学系と、前記アライメント光学系を被検眼に対しX
    ・Y・Z方向に移動させるアライメント光学系移動手段
    と、前記アライメント撮像用受光部からの信号によりア
    ライメント指標光の反射像のX・Y座標を検出するとと
    もに検出したX・Y座標により該反射光像を前記アライ
    メント撮像用受光部のX・Y方向の所定位置へ移動させ
    るべくX・Yアライメント制御信号を出力するとともに
    前記拡大撮影光学系を被検部の合焦位置へ移動せしめる
    ための信号を出力し且つ前記被検部撮像用受光部からの
    信号を表示手段に出力するようにした画像処理部と、該
    画像処理部にインターフェースを介してX・Y・Z方向
    の被検部の設定等の制御信号を入力する操作手段と、画
    像処理部からの信号により被検部の拡大撮影像を表示す
    る表示手段とを備え、操作手段に入力した撮影部位に対
    応して設定した被検部位の映像を表示手段に表示するよ
    うにしたことを特徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理部から出力する前記各光学系
    又は前記拡大撮影光学系を合焦位置へ移動させるための
    信号は、前記アライメント光学系の前記アライメント撮
    像用受光部からの信号に基づく上皮反射検出位置までの
    移動信号と、前記各光学系又は前記拡大撮影光学系を上
    皮反射検出位置より被検部撮影部位へ移動せしめるZ方
    向の移動信号からなることを特徴とする請求項1又は2
    記載の眼科装置。
  4. 【請求項4】前記画像処理部から出力する前記各光学系
    又は前記拡大撮影光学系を合焦位置へ移動せしめるため
    の信号は、前記アライメント撮像用受光部からの信号に
    より検出したアライメント指標光の反射像のZ座標によ
    り、該反射光像を前記アライメント撮像用受光部の被検
    部に対応したZ方向の所定位置へ移動させるためのZア
    ライメント制御信号であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の眼科装置。
  5. 【請求項5】前記被検眼部撮像用受光部が前記アライメ
    ント撮像用受光部を兼ねたことを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の眼科装置。
  6. 【請求項6】アライメント指標光の角膜反射像のピント
    の状態により前記上皮反射検出位置乃至前記Z座標の検
    出を行なうことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の眼科装置。
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