JPH10116822A - ドライエッチング装置およびドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング装置およびドライエッチング方法

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JPH10116822A
JPH10116822A JP29111096A JP29111096A JPH10116822A JP H10116822 A JPH10116822 A JP H10116822A JP 29111096 A JP29111096 A JP 29111096A JP 29111096 A JP29111096 A JP 29111096A JP H10116822 A JPH10116822 A JP H10116822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング時における反応生成物などのエッ
チング室の内壁への堆積量を制御し、ゲート電極材料や
SiO2 膜などを良好にエッチングすることができるド
ライエッチング装置およびドライエッチング方法を提供
する。 【解決手段】 ドライエッチング装置のエッチング室1
の内壁の表面にAlNなどのセラミックス製のカバー1
7を直接ろう付けする。エッチング室1の内壁は、この
エッチング室1の側壁にガス冷媒チラー3からフロンな
どのガス冷媒を供給することにより急速冷却することが
でき、カバー17の内部に設けられたヒーターにより急
速加熱することができるようにする。このドライエッチ
ング装置を用いてゲート電極材料やSiO2 膜をエッチ
ングする場合には、エッチング時にエッチング室1の内
壁を冷却して反応生成物やフルオロカーボンポリマーの
前駆体を吸着させ、その後カバー17を加熱してフルオ
ロカーボンポリマーの前駆体を放出させてからオーバー
エッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドライエッチン
グ装置およびドライエッチング方法に関し、例えば、ゲ
ート電極材料や酸化シリコン(SiO2 )膜のエッチン
グに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ドライエッチング法においては、プラズ
マエッチングプロセスが壁との相互作用を無視すること
ができず、特に壁への堆積物のバルクプラズマ中への輸
送が、プロセスに大きく影響することは、公知のところ
である。例えば、多結晶シリコン(Si)などのゲート
電極材料の加工においては、エッチング時の反応生成物
であるSiClx がチェンバー(エッチング室)内壁に
堆積し、これがプラズマが壁と接触することにより放出
されて、エッチングの再現性などに影響を与える。
【0003】具体的には、エッチング終了後にチェンバ
ー内をプラズマクリーニングした後、クリーニング雰囲
気のチェンバー内を実ガス雰囲気に戻すためにいわゆる
シーズニングと称する実ガス放電を行うのであるが、こ
れを過剰に行ってしまうと、このときチェンバー内壁な
どに堆積した堆積物がエッチング時に放出されて、エッ
チングした際なども同様に、チェンバー内壁に過剰に堆
積した堆積物が、エッチングの再現性に影響を与える。
【0004】この現象は、ゲート電極材料の加工に限ら
れず、例えばSiO2 膜をエッチングする場合において
も同様である。すなわち、このSiO2 膜のエッチング
においては、フルオロカーボンポリマー系ガスが用いら
れるが、選択比確保の鍵を握るフルオロカーボンポリマ
ーの前駆体がチェンバー内壁などに堆積し、これがプラ
ズマと接触することにより、プラズマ中に放出されて放
電時のC/F比を狂わせ、微細なコンタクトホールを形
成する場合にエッチングが停止してしまうなどの深刻な
問題を引き起こしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、エッ
チング時の壁への影響を良好に制御することができるド
ライエッチング方法が今後の微細加工プロセスには不可
欠であり、その実用化が切望されている。
【0006】したがって、この発明の目的は、エッチン
グ時における反応生成物やポリマーの前駆体のエッチン
グ室の内壁への堆積量を制御することができ、パターン
太り、エッチングの停止、高テーパ化などを生ずること
なく、高選択比で多結晶Siなどのゲート電極材料やS
iO2 膜などを高精度で再現性良くエッチングすること
ができ、微細なパターンや高アスペクト比で微細なコン
タクトホールを容易に形成することができるドライエッ
チング装置およびドライエッチング方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術が
有する上述の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、
放電パラメータ以外の手段により放電時のラジカル量を
制御することで上述の課題を解決する手段を見い出し
た。以下にその概要を説明する。すでに述べたように、
ドライエッチング装置においては、プラズマとチェンバ
ー内壁との相互作用による、プラズマエッチングプロセ
スへの影響は非常に大きい。特に、チェンバー内壁に堆
積した堆積物がバルクプラズマ中に放出されることで、
プラズマエッチングプロセスに悪影響を及ぼすことは良
く知られている。したがって、チェンバー内壁とプラズ
マとの相互作用を積極的に制御すれば、チェンバー内壁
への堆積物の量を有効に制御することができる。具体的
には、チェンバー内壁を0℃以下の低温に冷却すれば、
チェンバー内壁に吸着する堆積物の量が増加し、逆にチ
ェンバー内壁を高温に加熱すれば、チェンバー内壁から
堆積物が放出されて、内壁に堆積している堆積物の量は
減少する。したがって、プラズマを用いてエッチングを
行うドライエッチング装置において、チェンバー内壁の
温度を急速に変化させることができるようにすれば、エ
ッチングのステップ間で、チェンバー内壁への堆積物の
吸着やチェンバー内壁からの堆積物の放出を迅速に制御
することができ、それに伴いプラズマ中の堆積種の密度
を制御することができるようになる。そして、このため
には、チェンバー内壁の温度を急速に制御する機構を設
けるのが有効である。
【0008】一般に、ドライエッチング装置において
は、チェンバーの内壁はステンレス鋼などの金属で構成
されており、この内壁からの金属による汚染を防止する
ためにその表面にリフレクターやスリーブを設置する
が、これらのリフレクターやスリーブ自体は温度制御さ
れないので、チェンバー外壁にヒーターなどを巻き付け
て加熱するようにしても、チェンバーの内壁の温度制御
は不十分であった。
【0009】本発明者の知見によれば、チェンバー内壁
にヒーターを内蔵したセラミックス製のカバーを設置
し、それら相互間の熱伝導性を良くすれば、チェンバー
内壁の急速温度制御を容易に行うことができる。具体的
には、例えば、ステンレス鋼などで構成されたチェンバ
ー壁中の冷媒流路にガス冷媒を供給するためのガス冷媒
チラーを接続するとともに、チェンバー内壁の表面に熱
伝導性の良い窒化アルミニウム(AlN)(熱伝導率は
0.235cal/cm・s・℃)などのセラミックス
製のカバーにヒーターを内蔵させたものをろう付けで直
接接合する。ここで、ガス冷媒は、流速が速いので、非
常に短時間でチェンバー内壁を冷却することができる。
このように熱伝導性が良いAlNなどのセラミックス製
のカバーをチェンバー内壁に直接ろう付けすることによ
り、冷却効果は速やかにカバーに伝達する。さらに、A
lNなどのセラミックス製のカバーにヒーターを内蔵し
ているので、このヒーターにより、急速加熱も容易に行
うことができる。この発明は以上の検討に基づいて案出
されたものである。
【0010】すなわち、上記目的を達成するために、こ
の発明の第1の発明は、少なくとも、エッチング室の内
壁の温度を急速に制御する急速温度制御手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0011】この発明の第1の発明においては、例え
ば、急速温度制御手段は、エッチング室の内壁を50℃
以上の高温から0℃以下の低温まで急速に冷却する急速
冷却機構を含む。
【0012】この発明の第1の発明においては、例え
ば、急速温度制御手段は、エッチング室の内壁を0℃以
下の低温から50℃以上の高温まで急速に加熱する急速
加熱機構を含む。
【0013】この発明の第1の発明においては、典型的
には、エッチング室の内壁を加熱するときの温度上昇速
度は50℃/min〜300℃/min、エッチング室
の内壁を冷却するときの温度降下速度は50℃/min
〜100℃/minである。
【0014】この発明の第1の発明の一実施形態におい
ては、急速温度制御手段は、エッチング室の内壁を0℃
以下の低温から50℃以上の高温まで急速に加熱する急
速加熱機構と、エッチング室の内壁を50℃以上の高温
から0℃以下の低温まで急速に冷却する急速冷却機構と
を有する。
【0015】この発明の第1の発明において、急速加熱
機構は、好適には、エッチング室の内壁の表面に設けら
れた被覆体と、その被覆体の内部に設けられた発熱体と
からなる。この被覆体は好適には、エッチング室の内壁
にろう付けされる。また、この被覆体の材料としては、
熱伝導製の良いAlNなどのセラミックスが好適に用い
られる。
【0016】この発明の第1の発明の他の一実施形態に
おいては、ドライエッチング装置は平行平板型の電極を
有し、その対向電極の温度を急速に制御する急速温度制
御手段をさらに有する。
【0017】この発明の第2の発明は、ドライエッチン
グ装置を用いて、被エッチング物をエッチングするよう
にしたドライエッチング方法において、少なくとも、エ
ッチング室の内壁の温度を急速に制御するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0018】この発明の第2の発明の典型的な一実施形
態においては、エッチング時にエッチング室の内壁を0
℃以下の低温に保ち、オーバーエッチング時にエッチン
グ室の内壁を100℃以上の温度に加熱する。
【0019】上述のように構成されたこの発明において
は、エッチング室の内壁の温度を急速に制御することが
できることにより、エッチング時に生成する反応生成物
やポリマーをエッチング室の内壁に吸着させたり、そこ
から積極的に脱離させたりすることができるため、多結
晶Si膜などのゲート電極材料加工などにおけるエッチ
ング時の反応生成物の過剰堆積によるパターン太りなど
を生ずることなく、また、SiO2 膜などのエッチング
時のバルクプラズマ中のC/F比制御が容易になり、再
現性のよいドライエッチングを実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0021】まず、この発明の第1の実施形態によるド
ライエッチング装置について説明する。図1はこのドラ
イエッチング装置を示す略線図である。図1に示すよう
に、このドライエッチング装置は、拡散チェンバー1
と、この拡散チェンバー1の上部に設けられたヘリコン
波プラズマ発生源と、この拡散チェンバー1の内部に設
けられた上下方向に移動可能なウェーハ設置電極(ウェ
ーハステージ)2とを有する。拡散チェンバー1の外部
には、拡散チェンバー1の側壁にガス冷媒を供給するガ
ス冷媒チラー3が設けられている。また、拡散チェンバ
ー1の下部にはガス排出口4が設けられており、外部に
設けられた排気用真空ポンプ(図示せず)と接続され、
拡散チェンバー1内のガスを排気することができるよう
になっている。さらに、拡散チェンバー1にはエッチン
グガス導入口およびゲートバルブ(いずれも図示せず)
が設けられている。
【0022】上述のヘリコン波プラズマ発生源は次のよ
うに構成されている。すなわち、拡散チェンバー1の上
部にその径が例えば350mmである円筒状石英ベルジ
ャー5が設けられ、この円筒状石英ベルジャー5の外周
部にはRFアンテナ6がループ状に設けられている。こ
のRFアンテナ6は、例えば、M=1モードのプラズマ
が発生するアンテナ形状をしている。RFアンテナ6
は、マッチングネットワーク7を介してRF電源8に接
続されている。RFアンテナ6のさらに外周部にはコイ
ルが2重に巻き付けられており、その内周コイル9aと
外周コイル9bとからソレノイドコイルアッセンブリ9
を構成している。ここで、内周コイル9aはヘリコン波
の伝搬、外周コイル9bは生成されたプラズマの輸送に
それぞれ寄与する。円筒状石英ベルジャー5の上端部分
は誘電体からなる天板10で覆われている。この天板1
0上にはRFアンテナ11がループ状に設置されてい
て、マッチングネットワーク12を介してRF電源13
に接続されている。
【0023】円筒状石英ベルジャー5の内部に設けられ
たウェーハ設置電極2は、上下方向の移動のための機構
(図示せず)とウェーハ14を密着固定するための静電
チャック(図示せず)とを有している。また、ウェーハ
設置電極2には基板バイアス電源15が接続されてお
り、ウェーハ14に入射する入射イオンエネルギーを制
御することができるようになっている。さらに、拡散チ
ェンバー1の外周部でかつウェーハ設置電極2の周囲の
部分にはマルチポール磁石16が設けられており、電子
が壁に接して消失するのを抑えるためのカスプ磁場を拡
散チェンバー1の内部に形成することができるようにな
っている。
【0024】拡散チェンバー1の内壁の表面にはヒータ
ー(図示せず)を内蔵した熱伝導性の良いセラミックス
製のチェンバー内壁カバー17が直接ろう付けされてい
る。このチェンバー内壁カバー17の材料は例えばAl
Nなどである。また、このろう付けに用いられるろう材
としては、具体的には、チタン(Ti)、スズ(S
n)、アンチモン(Sb)、マグネシウム(Mg)など
の金属やそれらの合金などが挙げられ、これらの金属ま
たは合金の多層膜の形で通常用いられる。拡散チェンバ
ー1の側壁は、ガス冷媒配管18とガス冷媒配管19と
を介して、外部に設けられたガス冷媒チラー3と接続さ
れている。そして、このガス冷媒チラー3から、例えば
フロンなどのガス冷媒をガス冷媒配管18を通じて拡散
チェンバー1の壁内に設けられた冷媒流路(図示せず)
に供給し、ガス冷媒配管19を通じてガス冷媒チラー3
に戻すようになっている。これによって、拡散チェンバ
ー1の側壁を急速に冷却することができるようになって
いる。ガス冷媒配管18には極低温バルブ20が備えら
れている。また、極低温バルブ20の上流側の部分のガ
ス冷媒配管18とガス冷媒配管19とは、バイパスライ
ン極低温バルブ21を備えたバイパス配管22を介して
接続されている。極低温バルブ20およびバイパスライ
ン極低温バルブ21によって、ガス冷媒チラー3から拡
散チェンバー1の側壁に供給するガス冷媒の流量を制御
することができるようになっている。
【0025】以上のように構成されたこの発明の第1の
実施形態によるドライエッチング装置によれば、拡散チ
ェンバー1の側壁にガス冷媒チラー3を接続してフロン
などのガス冷媒を供給し、また、拡散チェンバー1の内
壁の表面にヒーターを内蔵した熱伝導性の良いAlNな
どのセラミックス製のチェンバー内壁カバー17を直接
ろう付けしていることにより、拡散チェンバー1の側壁
の冷却および加熱を急速に行うことができる。このた
め、拡散チェンバー1の内壁の温度制御により、エッチ
ング中に生じた反応生成物のチェンバー内壁カバー17
の表面への吸着またはそこからの放出を制御することが
でき、反応生成物のウェーハ14上への過剰堆積による
エッチングへの悪影響を抑えることができる。
【0026】次に、この発明の第1の実施形態によるド
ライエッチング方法について説明する。この第1の実施
形態によるドライエッチング方法においては、図1に示
すドライエッチング装置を用いて、次のようにしてゲー
ト電極材料の加工を行う。すなわち、まず、図2Aに示
すように、Si基板31上にSiO2 膜32と不純物が
ドープされた多結晶Si膜33とタングステンシリサイ
ド(WSix )膜34とを順次形成し、その上にレジス
トパターン35を形成する。その後、このレジストパタ
ーン35をマスクとして、以下のようにしてエッチング
を2つのステップに分けて行い、ゲート電極を形成す
る。
【0027】まず、第1のステップとして、WSix
34および多結晶Si膜33のジャストエッチングを行
う。すなわち、初めに、ガス冷媒チラー3から例えば約
−140℃のフロンのガス冷媒をチェンバー1の側壁に
供給し、チェンバー内壁カバー17を急速に冷却する。
このときの冷却速度は例えば100℃/minである。
次に、レジストパターン35をマスクとして、WSix
膜34および多結晶Si膜33のエッチングを順次行
い、Wポリサイド構造のゲート電極パターンを形成す
る。このとき、図2Bに示すように、エッチングされる
部分の底部に多結晶Si膜33の一部を残した状態でエ
ッチングを中断する。この時点で第1のステップは終了
する。この第1のステップのジャストエッチングにおい
ては、例えば、エッチングガスとしてCl2 とO2 との
混合ガスを用い、それらの流量をそれぞれ50scc
m、10sccm、圧力を5mTorr、RFアンテナ
6、11の供給パワーを2500W、その周波数を1
3.56MHz、RFバイアスを100W、基板温度を
20℃、壁面温度を−50℃とする。
【0028】ここで、第1のステップのジャストエッチ
ングの際にSiClx などの反応生成物が生成される。
しかしながら、上述のようにチェンバー内壁カバー17
の温度が−50℃と低温であり、Si基板31の温度が
20℃とチェンバー内壁カバー17に比べて高温である
ことから、SiClx などの反応生成物の多くは、Si
基板31には堆積せず、チェンバー内壁カバー17の表
面に吸着する。このため、Si基板31上へのSiCl
x などの反応生成物の過剰堆積によるゲート電極パター
ン太りなどを生ずることなく、ジャストエッチングを支
障なく行うことができる。
【0029】次に、極低温バルブ20およびバイパスラ
イン極低温バルブ21を閉じた後、チェンバー内壁カバ
ー17に内蔵されたヒーター(図示せず)に通電し、発
熱させて、チェンバー内壁カバー17を−50℃から2
00℃まで急速に加熱する。このときの加熱速度は例え
ば約200℃/minであり、加熱時間は例えば約75
秒間である。
【0030】この急速加熱により、第1のステップのジ
ャストエッチングの際にチェンバー内壁カバー17に吸
着した例えばSiClx などの反応生成物は、円筒状石
英ベルジャー5中に迅速に放出される。
【0031】次に、第2のステップとして多結晶Si膜
33のオーバーエッチングを行う。この第2のステップ
のオーバーエッチングにおいては、第1のステップのジ
ャストエッチングにおいてエッチングされた部分の底部
に残された部分の多結晶Si膜33のエッチングを、図
2Cに示すように、その下層のSiO2 膜32の面が露
出するまで行う。この第2のステップのオーバーエッチ
ングにおいては、例えば、エッチングガスとしてCl2
とO2 との混合ガスを用い、それらの流量をそれぞれ5
0sccm、10sccmとし、圧力を5mTorr、
RFアンテナ6、11の供給パワーを2500W、その
周波数を13.56MHz、RFバイアスを20W、基
板温度を−30℃、チェンバー壁の温度を200℃とす
る。
【0032】ここで、この第2のステップのオーバーエ
ッチングにおいては、チェンバー内壁カバー17の表面
に吸着していたSiClx などの反応生成物があらかじ
め放出され、また、Si基板31を低温化していること
もあり、チェンバー内壁カバー17の表面への反応生成
物の堆積を抑えることができる。また、これによって、
ノッチングなどの形状異常を生じることなく、高選択比
のエッチングによる良好な形状のゲート電極を形成する
ことができる。
【0033】以上のように、この第1の実施形態による
ドライエッチング方法によれば、第1のステップのジャ
ストエッチング時にチェンバー内壁カバー17を例えば
−50℃の低温に保つことにより、このチェンバー内壁
カバー17の表面にSiClx などの反応生成物を吸着
しておき、その後、チェンバー内壁カバー17を急速加
熱してそこから反応生成物を放出させた後に第2のステ
ップのオーバーエッチングを行っているので、第1のス
テップのジャストエッチング時に反応生成物がSi基板
31に過剰に堆積することに起因するゲート電極パター
ン太りや形状異常などを生じることなく、微細なゲート
電極パターンを容易に形成することができる。
【0034】次に、この発明の第2の実施形態によるド
ライエッチング装置について説明する。このドライエッ
チング装置は、平行平板型の電極を有するプラズマエッ
チング装置である。図3はこのドライエッチング装置を
示す略線図である。
【0035】図3に示すように、このドライエッチング
装置においては、円筒形のチェンバー41内に、ウェー
ハ42を設置するカソード43とこれに対向するアノー
ド(対向電極)44とが設けられている。チェンバー4
1にはガス排出口45が設けられており、外部に設けら
れた排気用真空ポンプ(図示せず)に接続され、チェン
バー41内のガスを排気することができるようになって
いる。さらに、チェンバー41にはエッチングガス導入
口およびゲートバルブ(いずれも図示せず)が設けられ
ている。カソード43は、マッチングボックス46を介
して高周波電源47と電気的に接続されている。さら
に、カソード43は、静電チャック(図示せず)を内蔵
しており、また、冷媒配管(図示せず)を通じてチラー
(図示せず)と接続されている。
【0036】チェンバー41の内壁には、第1の実施形
態と同様なチェンバー内壁カバー48が、直接ろう付け
されている。チェンバー41の側壁は、ガス冷媒配管4
9とガス冷媒配管50とを介して、外部に設けられたガ
ス冷媒チラー51と接続されている。そして、このガス
冷媒チラー51から、例えばフロンなどのガス冷媒を冷
媒配管49を通じてチェンバー41の側壁内に設けられ
た冷媒流路(図示せず)に供給し、ガス冷媒配管50を
通じてガス冷媒チラー51に戻すようになっている。こ
れによって、チェンバー41の側壁を急速に冷却するこ
とができる。ガス冷媒配管49には、電子制御バルブ5
2が備えられている。また、電子制御バルブ52の上流
側の部分のガス冷媒配管49とガス冷媒配管50とは、
電子制御バルブ53を備えたバイパス配管54を介して
接続されている。電子制御バルブ52、53によって、
ガス冷媒チラー51からチェンバー41の側壁に供給す
るガス冷媒の流量を制御することができるようになって
いる。
【0037】以上のように構成されたこの第2の実施形
態によるドライエッチング装置によれば、チェンバー4
1の側壁にガス冷媒チラー51を接続してフロンなどの
ガス冷媒を供給し、また、チェンバー41の内壁の表面
にヒーターを内蔵した熱伝導性の良いAlNなどのセラ
ミックス製のチェンバー内壁カバー48を直接ろう付け
していることにより、第1の実施形態と同様にして、チ
ェンバー41の壁面全体の冷却および加熱を急速に行う
ことができる。このため、チェンバー41の内壁の温度
制御により、エッチング中に生じた反応生成物のチェン
バー内壁カバー48への吸着またはそこからの放出を制
御することができ、この反応生成物によるエッチングへ
の悪影響を抑えることができる。
【0038】次に、この発明の第2の実施形態によるド
ライエッチング方法について説明する。この第2の実施
形態によるドライエッチング方法においては、図3に示
すドライエッチング装置を用いて、以下のようにしてS
iO2 膜にコンタクトホールを形成する。すなわち、ま
ず、図4Aに示すように、Si基板61上にSiO2
62を形成した後、その上にレジストパターン63を形
成する。次に、このSi基板61を図3に示すドライエ
ッチング装置のカソード43上に設置し、レジストパタ
ーン63をマスクとして、以下のようにエッチングを2
つのステップに分けて行い、コンタクトホールを形成す
る。
【0039】すなわち、まず、ガス冷媒チラー51から
例えば−140℃のフロンのガス冷媒をチェンバー41
の側壁に供給して、チェンバー内壁カバー48を急速に
冷却する。このときの冷却速度は例えば100℃/mi
nである。次に、第1の実施形態と同様にしてSiO2
膜62のジャストエッチングを行い、コンタクトホール
を形成する。このとき、図4Bに示すように、コンタク
トホール64の底部にSiO2 膜62の一部を残した状
態でエッチングを中断する。この時点で第1のステップ
は終了する。この第1のステップのジャストエッチング
においては、例えば、エッチングガスとしてC4 8
CO、ArおよびO2 の混合ガスを用い、それらの流量
をそれぞれ20sccm、100sccm、150sc
cm、5sccmとし、圧力を50mTorr、RFパ
ワーを1500W、基板の温度を50℃、壁面の温度を
−50℃とする。
【0040】ここで、この第1のステップのジャストエ
ッチングの際にはフルオロカーボンポリマーの前駆体が
生成されるが、その多くは−50℃と低温のチェンバー
内壁カバー48に吸着され、Si基板61には堆積しな
い。このため、Si基板61上へのフルオロカーボンポ
リマーの前駆体の過剰堆積によるエッチングの停止など
を生ずることなく、ジャストエッチングを行うことがで
きる。
【0041】次に、電子制御バルブ52、53を閉じた
後、チェンバー内壁カバー48に内蔵されたヒーター
(図示せず)に通電し、発熱させて、チェンバー41の
内壁を−50℃から200℃まで急速に加熱する。この
ときの加熱速度は例えば約200℃/minであり、加
熱時間は例えば約75秒間である。この急速加熱によ
り、第1のステップのジャストエッチングの際にチェン
バー内壁カバー48に吸着したフルオロカーボンポリマ
ーの前駆体は、チェンバー41中に迅速に放出される。
【0042】次に、第2のステップとしてSiO2 膜6
2のオーバーエッチングを行う。この第2のステップの
オーバーエッチングにおいては、第1のステップのジャ
ストエッチングにおいてコンタクトホール64の底部に
残された部分のSiO2 膜62のエッチングを、図4C
に示すように、下地Si基板61の面が露出するまで行
う。この第2のステップのオーバーエッチングにおいて
は、例えば、エッチングガスとして、C4 8 、CO、
ArおよびO2 の混合ガスを用い、それらの流量をそれ
ぞれ20sccm、100sccm、150sccm、
5sccmとし、圧力を50mTorr、RFパワーを
1500W、基板温度を50℃、壁面温度を200℃と
する。
【0043】ここで、この第2のステップのオーバーエ
ッチングにおいては、チェンバー内壁カバー48の表面
に吸着していたフルオロカーボンポリマーの前駆体があ
らかじめ放出されているため、下地Si基板61との選
択比を例えば約100程度に高くすることができる。
【0044】この第2の実施形態によるドライエッチン
グ方法によれば、第1のステップのジャストエッチング
時にエッチングの停止が生じたり、第2のステップのオ
ーバーエッチング時に極端なテーパ化などを生じること
なく、高アスペクト比で微細なコンタクトホール64を
容易に形成することができる。
【0045】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0046】例えば、上述の第1および第2の実施形態
において挙げたチェンバー内壁カバー17、48の温
度、冷却速度および加熱速度、エッチングガスの種類お
よび流量、エッチング時の圧力、RFパワー、RFバイ
アスなどの数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じて
これらと異なる数値を用いてもよい。また、チェンバー
41の内壁の冷却に用いたガス冷媒の種類はあくまでも
例に過ぎず、必要に応じてこれとは異なる種類の冷媒を
用いてもよい。また、上述の第1および第2の実施形態
において挙げたチェンバー内壁カバー17、48の材質
は熱伝導性の良い絶縁体であれば、AlN以外のものを
用いてもよい。さらに、チェンバー内壁カバー17、4
8は、場合によっては、エポキシやAlN系の接着剤を
用いてチェンバー1、41の内壁に接着してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、チェンバーの内壁の温度を急速に制御することがで
きることにより、エッチング時における反応生成物やポ
リマーの前駆体などのチェンバーの内壁への堆積量を制
御することができ、パターン太りやエッチングの停止や
高テーパ化などを生ずることなく、高選択比で多結晶S
i膜などのゲート電極材料やSiO2 膜などを高精度で
再現性良くエッチングすることができ、微細なパターン
や高アスペクト比で微細なコンタクトホールを容易に形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態によるドライエッチ
ング装置を示す略線図である。
【図2】この発明の第1の実施形態によるドライエッチ
ング方法を説明するための半導体基板の断面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態によるドライエッチ
ング装置を示す略線図である。
【図4】この発明の第2の実施形態によるドライエッチ
ング方法を説明するための半導体基板の断面図である。
【符号の説明】
1・・・拡散チェンバー、3、51・・・ガス冷媒チラ
ー、5・・・円筒状石英ベルジャー、6、11・・・R
Fアンテナ、14、42・・・ウェーハ、18、19、
49、50・・・ガス冷媒配管、20・・・極低温バル
ブ、21・・・バイパスライン極低温バルブ、31、6
1・・・Si基板、32、62・・・SiO2 膜、41
・・・チェンバー、52、53・・・電子制御バルブ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、エッチング室の内壁の温度
    を急速に制御する急速温度制御手段を有することを特徴
    とするドライエッチング装置。
  2. 【請求項2】 上記急速温度制御手段は、上記エッチン
    グ室の内壁を50℃以上の高温から0℃以下の低温まで
    急速に冷却する急速冷却機構を含むことを特徴とする請
    求項1記載のドライエッチング装置。
  3. 【請求項3】 上記急速冷却機構は、上記エッチング室
    の内壁内に設けられた冷媒流路にガス冷媒供給配管を介
    してガス冷媒を供給するガス冷媒供給装置であることを
    特徴とする請求項2記載のドライエッチング装置。
  4. 【請求項4】 上記急速冷却機構は、上記エッチング室
    の内壁を50℃/min以上100℃/min以下の速
    度で冷却することを特徴とする請求項2記載のドライエ
    ッチング装置。
  5. 【請求項5】 上記急速温度制御手段は、上記エッチン
    グ室の内壁を0℃以下の低温から50℃以上の高温まで
    急速に加熱する急速加熱機構を含むことを特徴とする請
    求項1記載のドライエッチング装置。
  6. 【請求項6】 上記急速加熱機構は、上記エッチング室
    の内壁の表面に設けられた被覆体と、上記被覆体の内部
    に設けられた発熱体とからなることを特徴とする請求項
    5記載のドライエッチング装置。
  7. 【請求項7】 上記被覆体は、上記エッチング室の内壁
    の表面にろう付けされていることを特徴とする請求項6
    記載のドライエッチング装置。
  8. 【請求項8】 上記急速加熱機構は、上記エッチング室
    の内壁を50℃/min以上300℃/min以下の速
    度で加熱することを特徴とする請求項5記載のドライエ
    ッチング装置。
  9. 【請求項9】 上記急速温度制御手段は、上記内壁を0
    ℃以下の低温から50℃以上の高温まで急速に加熱する
    急速加熱機構と、上記エッチング室の内壁を50℃以上
    の高温から0℃以下の低温まで急速に冷却する急速冷却
    機構とを含むことを特徴とする請求項1記載のドライエ
    ッチング装置。
  10. 【請求項10】 上記ドライエッチング装置は、平行平
    板型の電極を有し、そのドライエッチング装置の対向電
    極の温度を急速に制御する急速温度制御手段をさらに有
    することを特徴とする請求項1記載のドライエッチング
    装置。
  11. 【請求項11】 ドライエッチング装置を用いて、被エ
    ッチング物をエッチングするようにしたドライエッチン
    グ方法において、 少なくとも、エッチング室の内壁の温度を急速に制御す
    るようにしたことを特徴とするドライエッチング方法。
  12. 【請求項12】 上記急速温度制御は、上記エッチング
    室の内壁を50℃/min以上100℃/min以下の
    速度で50℃以上の高温から0℃以下の低温まで冷却す
    るようにしたことを特徴とする請求項11記載のドライ
    エッチング方法。
  13. 【請求項13】 上記急速温度制御は、上記エッチング
    室の内壁を50℃/min以上300℃/min以下の
    速度で0℃以下の低温から50℃以上の高温まで加熱す
    るようにしたことを特徴とする請求項11記載のドライ
    エッチング方法。
  14. 【請求項14】 上記急速温度制御は、上記エッチング
    を複数のステップに分割して行う場合のステップの間に
    行うことを特徴とする請求項11記載のドライエッチン
    グ方法。
  15. 【請求項15】 エッチング時に上記エッチング室の内
    壁を0℃以下の低温に保ち、オーバーエッチング時に上
    記エッチング室の内壁を50℃以上の高温に加熱するよ
    うにしたことを特徴とする請求項11記載のドライエッ
    チング方法。
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