JPH10113376A

JPH10113376A - 指圧衣類

Info

Publication number: JPH10113376A
Application number: JP28931996A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Nagai; 武永井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-10-11
Filing date: 1996-10-11
Publication date: 1998-05-06

Abstract

(57)【要約】【課題】自分で全身の指圧をすることができ、しか
も、指や手が疲れることなく、また、他人の手を借りた
ときも、他人の指や手を疲れさせることもなく、更に、
健康器具を使ったりすることなく全身に指圧効果を得る
ことができるようにすること。【解決手段】衣類の内側に、人体に無数にある各種病
状に効くとされる各ツボである各反射帯の位置に適合し
た突起物１を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、人体に着用して指
圧効果を得るための指圧衣類に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、人体に着用して指圧効果を得
る衣類としては、人体の各種病状に効くとされるツボで
ある反射帯を衣類の表面に印した服、靴下、手袋があっ
た。また、指圧器具としては、按摩機があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】人体の各部ツボである
反射帯の表面に印した服、靴下、手袋のものには、次の
ような欠点があった。服の表面にツボを印したもので
は、自分で自分の着ている服の表面に印してあるツボを
指圧することは困難であり、仮に指圧できたとしてもご
く一部分に限られてしまう。従って結局は、他人の手を
借りて、他人の手を疲れさせなければならなかった。ま
た、靴下、手袋のものでは、自分で指圧することはでき
るが、指圧をするためには、指に相当力を入れてしなけ
ればならないため、逆に手が疲れてしまうので結局他の
健康器具に頼ることになってしまう。更に、按摩機など
はマッサージ効果は得られるが指圧効果はあまり得られ
なかった。本発明が解決しようとする課題は、自分で全
身の指圧をすることができ、しかも、指や手が疲れるこ
となく、また、他人の手を借りたときも他人の指や手を
疲れさせることなく全身に指圧効果を得ることができる
指圧衣類を提供する点にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明に係る指圧衣類
は、前記課題を解決したものであって次のようなもので
ある。まず、本発明に係る指圧衣類は、衣類の内側に、
人体の各反射帯の位置に適合した突起物１を設けたもの
である。突起物１は、円形、円柱状のものが普通である
が、その適合した人体の各種病状に効くとされる各ツボ
である各反射帯の大きさ、広さ等によってその大きさも
大、中、小、その形も各反射帯にあった形状にしてもよ
い。

【０００５】衣類を服２にした場合は、服２の内側に、
人体の上半身の各反射帯の位置に適合した突起物１を設
けたものである。この場合の上半身の各反射帯とは、上
半身の正面側から背後側までの全体に位置する各ツボで
ある各反射帯を指す。また、衣類をズボン３にした場合
は、ズボン３の内側に人体の下半身の各反射帯の位置に
適合した突起物１を設けたもので、突起物１は、前記服
２と同様に正面側から背後側までの全体に設ける。

【０００６】また、衣類をサポーター４にした場合は、
各サポーターの内側に、人体の各反射帯の位置に適合し
た突起物１を設けたものである。サポーター４として
は、肩、胸、背中用５、腹、腰用６、顔用７、足用８、
股用９、膝用１０、脛用１１、足首用１２、腕用１３、
上腕用１４、肘用１５、手首用１６等がある。更に、衣
類を肌着１８にした場合は、肌着１８の内側に人体の各
反射帯の位置に適合した突起物１を設けたもので、人体
の肌に直接突起物１が触れるため、突起物１は、肌が痛
くならない程度の硬さで服２のものより軟らかめのもの
にしてもよい。また、肌着１８としては、首用１７、シ
ャツタイプ１９、パンツタイプ２０である。

【０００７】また、衣類を手袋２１にした場合は、手袋
２１の内側に、手の各反射帯の位置に適合した突起物１
を設けたものであり、突起物１は手の甲側と掌側に設け
る。更に、衣類を靴下２２にした場合は、靴下２２の内
側に、足の各反射帯の位置に適合した突起物１を設けた
ものであり、突起物１は、足の甲側と足の裏側に設け
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明に係る指圧衣類は、次のよ
うに使用する。すなわち、衣類の内側に、人体の各ツボ
である各反射帯の位置に適合した突起物１が設けてある
のでそのまま着用する。そして、指圧したい箇所を軽く
手でもんだり、叩いたりあるいは、寝転がったり、椅子
に座って背凭れに寄り掛かったりして指圧させる。更
に、靴下２２のものでは、上記の使用法の他に、ただ、
歩きながら使用して指圧させてもよい。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１に示されている実施例では、衣類の中
の服２とズボン３の内側に、人体に無数にある各種病状
に効くとされる各ツボである各反射帯の位置に適合した
突起物１を設けたものであり、服２とズボン３の両方を
着用したときの全身の正面側と背後側の状態である。こ
のとき、突起物１は、衣類の内側にあり、各反射帯を指
圧できるようになっているので、衣類の外側から指圧し
たい箇所の突起物１を軽く手でもんだり、叩いたりある
いは、寝転がったり、椅子に座って背凭れに寄り掛かっ
たり、また、他人に手で押してもらったりなどして、突
起物１に外力を与えて使用する。

【００１０】図２（ａ）に示されている実施例では、衣
類の中のサポーター４の内側に、人体に無数にある各種
病状に効くとされる各ツボである各反射帯の位置に適合
した突起物１を設けたものであり、肩、胸、背中用５、
腹、腰用６、顔用７、足用８、股用９、膝用１０、脛用
１１、足首用１２、腕用１３、上腕用１４、肘用１５、
手首用１６に対応するサポーター４を着用した時の正面
側の状態である。このサポーター４の場合は、使用箇所
を限定して使用することができる。

【００１１】図２（ｂ）に示されている実施例では、衣
類の中の肌着１８の内側に、人体に無数にある各種病状
に効くとされる各ツボである各反射帯の位置に適合した
突起物１を設けたものであり、着用したときのは背後側
の状態である。この肌着１８の場合は、人体の肌に直接
突起物１をあてて、直接反射帯を指圧して使用する。

【００１２】図３に示されている実施例では、衣類の中
の手袋２１及び靴下２２の内側に、人体に無数にある各
種病状に効くとされる各ツボである各反射帯の位置に適
合した突起物１を設けたものであり、着用した状態であ
る。また、靴下２２のものは、ただ、歩きながらでも足
の裏の指圧には使用できる。

【００１３】

【発明の効果】本発明に係る指圧衣類を使用するとき
は、衣類の内側に、人体に無数にある各種病状に効くと
される各ツボである各反射帯の位置に適合した突起物１
を設けてあるので、そのまま着用する。すると、指圧し
たい箇所を軽く手でもんだり、叩いたりあるいは、寝転
がったり、椅子に座って背凭れに寄り掛かったりするだ
けで人体の各ツボである各反射帯を簡単に指圧すること
ができ、人体に指圧効果をもたらし、人体の健康によい
影響を与えることができる。また、他人の手を借りた場
合でも、他人の手を疲れさせることなく指圧することが
できる。更に、靴下２２のものは、同様に上記の効果が
あるが、他にも、ただ歩いているだけで足の裏の各反射
帯を指圧することができ便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）本発明の使用状態を示す正面図である。（ｂ）本発明の使用状態を示す背後図である。

【図２】（ａ）本発明の使用状態を示す正面図である。（ｂ）本発明の使用状態を示す背後図である。

【図３】（ａ）本発明の使用状態図である。（ｂ）本発明の使用状態図である。

【符号の説明】

１突起物２服３ズボン４サポーター５肩、胸、背中用６腹、腰用７顔用８足用９股用１０膝用１１脛用１２足首用１３腕用１４上腕用１５肘用１６手首用１７首用１８肌着１９シャツタイプ２０パンツタイプ２１手袋２２靴下

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】衣類の内側に、人体の各反射帯の位置に適
合した突起物を設けてなることを特徴とする指圧衣類。
【請求項２】服の内側に、人体の上半身の各反射帯の位
置に適合した突起物を設けてなることを特徴とする指圧
衣類。
【請求項３】ズボンの内側に、人体の下半身の各反射帯
の位置に適合した突起物を設けてなることを特徴とする
指圧衣類。
【請求項４】サポーターの内側に、人体の各反射帯の位
置に適合した突起物を設けてなることを特徴とする指圧
衣類。
【請求項５】肌着の内側に、人体の各反射帯の位置に適
合した突起物を設けてなることを特徴とする指圧衣類。
【請求項６】手袋の内側に、手の甲と掌の各反射帯の位
置に適合した突起物を設けてなることを特徴とする指圧
衣類。
【請求項７】靴下の内側に、足の甲と足の裏の各反射帯
の位置に適合した突起物を設けてなることを特徴とする
指圧衣類。