JPH10112870A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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Publication number
JPH10112870A
JPH10112870A JP26475496A JP26475496A JPH10112870A JP H10112870 A JPH10112870 A JP H10112870A JP 26475496 A JP26475496 A JP 26475496A JP 26475496 A JP26475496 A JP 26475496A JP H10112870 A JPH10112870 A JP H10112870A
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JP
Japan
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quantization
encoding
image signal
color space
coding
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Pending
Application number
JP26475496A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kuroda
慎一 黒田
Hirobumi Nishikawa
博文 西川
Kotaro Asai
光太郎 浅井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像信号を仮符号化し均等色空間におい
て入力画像信号と復号画像信号との評価を行い評価結果
に基づき選択された符号化パラメータを用いて本符号化
を行い色の再現性を高めることができる画像符号化装置
を得る。 【解決手段】 入力画像信号を複数画素からなるブロッ
ク単位に直交変換する直交変換手段10、その変換係数
を符号化パラメータを用いて量子化する量子化手段1
1、量子化変換データを量子化の際に用いた符号化パラ
メータを用いて逆量子化する逆量子化手段13、逆量子
化変換係数を逆直交変換する逆直交変換手段14、逆直
交変換手段から出力される復号画像信号と入力画像信号
との均等色空間における符号化誤差に基づいて符号化パ
ラメータを決定する符号化パラメータ決定手段15を備
え、符号化パラメータ決定手段15により得られる符号
化パラメータを量子化手段11に入力し量子化された符
号化データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像が持つ色の
情報を考慮に入れて符号化を行う画像符号化装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図18はMPEG−2ビデオ(ISO/
IECの標準13818−2放送・通信・コンピュータ
の各アプリケーションに汎用的に使用されるビデオ符号
化方式) Test Model 5においてIピクチャを用いて符
号化を行う時のブロック図である。図18に示された装
置において、輝度信号(Y)と色差信号(Cb、Cr)
で構成された入力画像信号は、直交変換手段201に入
力され、該直交変換手段201により、複数画素からな
るサブブロック単位(8画素×8ライン)にDCT(Di
screte Cosine Transform)による直交変換が行われ
る。この直交変換により得られる8×8(64個)の変
換係数のうち、左上隅の値は直流成分を、直流成分以外
の63個の変換係数は交流成分を表す。変換係数は、量
子化器207に入力される。
【0003】量子化器207は、量子化マトリクス係数
による重み付けを行う手段202と量子化を行う量子化
手段203を備えている。量子化器207に入力された
変換係数は、重み付け手段202において、上記サブブ
ロックを構成する64個の変換係数に対し、予め与えら
れた量子化マトリクス係数による各係数個別の重み付け
が行われ、その出力を量子化ステップサイズと量子化代
表値を選択するための識別値である量子化丸め係数とに
基づいて量子化手段203により量子化し、量子化デー
タを出力する。量子化の際、量子化丸め係数は量子化ス
テップサイズによって決定される。量子化ステップサイ
ズは、バッファ205のバッファ残量を用いたフィード
バック制御と、マクロブロック(16画素×16ライ
ン)の輝度信号によるフィードフォワード制御とに基づ
き符号化制御手段206において制御される。上記量子
化データは、可変長符号化手段204により可変長符号
化され、バッファ205に一旦記憶された後、符号化デ
ータとして出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像符号化方式
は以上のように構成されているので、復号画像の画質に
大きな影響を及ぼす量子化ステップサイズを、色の再現
性を考慮することなく決定しているという問題があっ
た。また、量子化マトリクス係数による重み付けを行う
重み付け手段202においては、量子化マトリクス係数
を予め設定する必要があり、入力画像の局所的な信号特
性に最適な重み付けを常に行うことが困難であった。ま
た、量子化丸め係数は入力画像信号に依存しないため、
入力画像信号の特性に適合した量子化が困難であった。
さらに、入力画像信号はYCbCr空間の信号であるた
め、復号画像信号において発生する誤差量は、人間の視
覚特性に合った誤差量とは異なるという問題があった。
【0005】この発明は、上記の問題に鑑みてなされた
ものであり、色の再現性を考慮した符号化を行うため
に、入力画像信号を符号化パラメータである複数種類の
量子化ステップサイズ、複数種類の量子化マトリクス係
数、または複数種類の量子化丸め係数を用いて仮符号化
を行い、仮符号化の結果より色の再現性を高める量子化
ステップサイズ、量子化マトリクス係数、量子化丸め係
数を決定することができる画像符号化装置を得ることを
目的とする。
【0006】また、入力画像信号の色空間の座標系を組
み合わせ、組み合わされた座標系の空間において符号化
を行い、色の再現性の高い符号化を行うことができる画
像符号化装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像符号
化装置は、入力画像信号を複数画素からなるブロック単
位に直交変換する直交変換手段と、上記直交変換手段に
より得られる変換係数を符号化パラメータを用いて量子
化する量子化手段と、上記量子化手段により得られる量
子化変換データを量子化の際に用いた符号化パラメータ
を用いて逆量子化する逆量子化手段と、上記逆量子化手
段により得られる逆量子化変換係数を逆直交変換する逆
直交変換手段と、上記逆直交変換手段から出力される復
号画像信号と上記入力画像信号との均等色空間における
符号化誤差に基づいて符号化パラメータを決定する符号
化パラメータ決定手段とを備え、上記符号化パラメータ
決定手段により得られる符号化パラメータを上記量子化
手段に入力し量子化された符号化データを得るものであ
る。
【0008】また、他の発明に係る画像符号化装置は、
入力画像信号をサブバンド分割するサブバンド分割手段
と、上記サブバンド分割手段により得られるサブバンド
係数を符号化パラメータを用いて量子化する量子化手段
と、上記量子化手段により得られる量子化変換データを
量子化の際に用いた符号化パラメータを用いて逆量子化
する逆量子化手段と、上記逆量子化手段により得られる
逆量子化変換係数をサブバンド合成するサブバンド合成
手段と、上記サブバンド合成手段から出力される復号画
像信号と上記入力画像信号との均等色空間における符号
化誤差に基づいて符号化パラメータを決定する符号化パ
ラメータ決定手段とを備え、上記符号化パラメータ決定
手段により得られる符号化パラメータを上記量子化手段
に入力し量子化された符号化データを得るものである。
【0009】また、上記量子化手段及び上記逆量子化手
段は、上記符号化パラメータとして、量子化ステップサ
イズと量子化マトリクス係数及び量子化丸め係数を用い
ると共に、上記符号化パラメータ決定手段は、上記符号
化パラメータとして、量子化ステップサイズ、量子化マ
トリクス係数または量子化丸め係数のいずれか1つを可
変させ、他のパラメータを固定とし、上記復号画像信号
と上記入力画像信号との均等色空間における符号化誤差
を所定の符号化誤差にする符号化パラメータを選択する
ことを特徴とするものである。
【0010】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
上記復号画像信号と上記入力画像信号との符号化誤差を
均等色空間上で検出する符号化誤差検出手段を有し、要
求される均等色空間における復号画像信号の符号化誤差
に該当する符号化誤差を与える符号化パラメータを決定
することを特徴とするものである。
【0011】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
上記符号化誤差検出手段に入力される復号画像信号と入
力画像信号とをそれぞれ均等色空間上の信号に変換する
均等色空間変換手段をさらに備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
符号化パラメータとして、量子化ステップサイズを求め
ると共に、上記直交変換手段の出力に含まれる明度成分
の変換係数から直流成分値を検出する直流成分検出手段
と、この直流成分検出手段により検出された直流成分に
基づいて上記符号化パラメータ決定手段により決定され
た量子化ステップサイズを修正する量子化ステップサイ
ズ修正手段とをさらに備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】さらに他の発明に係る画像符号化装置は、
入力画像信号を複数の異なる色空間に変換する色空間変
換手段と、上記色空間変換手段の出力である複数の色空
間変換画像信号にある座標系の中から複数の異なる色空
間変換画像信号にある座標系を選択する座標系選択手段
と、上記座標系選択手段により選択された座標系からR
GB空間上にて表現可能な色を不足することなく表現で
きる座標系の組み合わせを選択する座標系組み合わせ選
択手段と、上記座標系組み合わせ選択手段により選択さ
れた複数の座標系に入力画像信号を変換する座標系変換
手段とを備え、選択された座標系に変換された入力画像
信号を用いて符号化を行うものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る画
像符号化装置を示す構成図である。図1において、1は
入力画像信号、10は入力画像信号1を複数画素からな
るブロック単位に直交変換する直交変換手段、11は直
交変換手段10の出力である変換係数を後述するテーブ
ル12に記憶されている符号化パラメータを用いて量子
化する量子化手段、12は量子化の際に用いる複数種類
の量子化ステップサイズ、複数種類の量子化マトリクス
係数、複数種類の量子化丸め係数を符号化パラメータと
して記憶する符号化パラメータテーブル、13は量子化
手段11の出力である量子化データを量子化の際に用い
た符号化パラメータを用いて逆量子化する逆量子化手
段、14は逆量子化手段13の出力である逆量子化デー
タを逆直交変換する逆直交変換手段、15は逆直交変換
手段14の出力である復号画像信号と入力画像信号1と
の均等色空間における符号化誤差に基づいて符号化パラ
メータを決定する符号化パラメータ決定手段であり、符
号化パラメータ決定手段15の出力である符号化パラメ
ータに基づいて量子化手段11により入力画像信号1を
量子化して量子化された符号化データ4を得る。
【0015】ここで、上記量子化手段11及び上記逆量
子化手段13は、上記符号化パラメータとして、符号化
パラメータテーブル12に記憶されている量子化ステッ
プサイズと量子化マトリクス係数及び量子化丸め係数を
用いると共に、上記符号化パラメータ決定手段15は、
上記符号化パラメータとして、量子化ステップサイズ、
量子化マトリクス係数または量子化丸め係数のいずれか
1つを可変させ、他のパラメータを固定とし、復号画像
信号と入力画像信号との均等色空間における符号化誤差
を所定の符号化誤差にする符号化パラメータを選択する
ようになされ、選択された符号化パラメータは、量子化
手段11に与えられ、該量子化手段11により入力画像
信号1を量子化して量子化された符号化データ4を得る
ようになされている。
【0016】従って、実施の形態1によれば、直交変換
された入力画像信号を量子化及び逆量子化し、得られる
係数を逆直交変換して生成される復号画像信号と入力画
像信号とから得る均等色空間における符号化誤差量に基
づき符号化パラメータを決定するため、色の再現性を考
慮した符号化を行うことが可能になる。
【0017】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2に係る画像符号化装置を示す構成図である。図2に
おいて、図1に示す実施の形態1と同一部分は同一符号
を付してその説明は省略する。新たな符号として、16
は入力画像信号1をサブバンド分割するサブバンド分割
手段、17は逆量子化手段13の出力である逆量子化デ
ータをサブバンド合成して復号画像信号を得るサブバン
ド合成手段であり、量子化手段11はサブバンド分割手
段16の出力であるサブバンド係数を実施の形態1と同
様にして符号化パラメータテーブル12に記憶されてい
る量子化ステップサイズ、量子化マトリクス係数及び量
子化丸め係数を用いて量子化するようになされている。
その他は、実施の形態1と同様に動作する。
【0018】従って、実施の形態2によれば、サブバン
ド分割された入力画像信号を量子化及び逆量子化し、得
られる係数をサブバンド合成して生成される復号画像信
号を得て、実施の形態1と同様にして復号画像信号と入
力画像信号とから得る均等色空間における符号化誤差量
に基づき符号化パラメータを決定するため、色の再現性
を考慮した符号化を行うことが可能になる。
【0019】実施の形態3.図3は符号化パラメータと
して量子化ステップサイズを決定する一例を示し、図1
に示す実施の形態1の符号化パラメータ決定手段15の
内部構成を詳細に示す構成図である。図3において、2
0はあらかじめ均等色空間に変換されている入力画像信
号、21と22はその明度信号と色相信号、23は直交
変換手段10から得られる均等色空間における変換係数
を示し、ここで、符号化パラメータ決定手段15として
は、逆直交変換手段14により出力される復号画像信号
と上記入力画像信号20との符号化誤差を均等色空間上
で検出する符号化誤差検出手段15aと、要求される均
等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該当する
符号化誤差を与える符号化パラメータとして量子化ステ
ップサイズを決定する量子化ステップサイズ決定手段1
5bとを備えている。なお、26は量子化ステップサイ
ズと均等色空間上におけるブロック毎の符号化誤差を示
し、図1及び図2と同一符号は同一部分を示しその説明
は省略する。また、図面上は省略しているが、上記量子
化ステップサイズ決定手段15bで得られる量子化ステ
ップサイズは、実施の形態1及び2と同様にして量子化
手段11に与えられ、その量子化ステップサイズに基づ
いて量子化が行われ、量子化手段11により符号化デー
タ出力が送出される。
【0020】図3において、直交変換手段10は、均等
色空間に変換された入力画像信号20を、複数画素から
なるブロック単位で直交変換し、均等色空間における変
換係数23を得る。量子化手段11は、上記均等色空間
における変換係数23を、符号化パラメータテーブル1
2に記憶されている複数種類の量子化ステップサイズ及
び複数種類の量子化丸め係数及び複数種類の量子化マト
リクス係数より各々選択した符号化パラメータを用いて
量子化し、逆量子化手段13は、その出力である量子化
変換係数を量子化の際に用いた符号化パラメータにより
逆量子化し、逆直交変換手段14により出力である逆量
子化変換係数を逆直交変換して復号画像信号を生成す
る。符号化パラメータ決定手段15は、上記復号画像信
号と上記均等色空間に変換された入力画像信号20との
均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差を符号化誤
差検出手段15aにより検出し、符号化の際に使用した
量子化ステップサイズと共に一旦記憶する。
【0021】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化ステップサイズを求める動
作を、先の量子化で使用していない量子化ステップサイ
ズと先の量子化で使用した量子化丸め係数及び量子化マ
トリクス係数を適用して少なくとも1回繰り返した後、
量子化ステップサイズ決定手段15bにおいて、要求さ
れる均等色空間における符号化誤差に該当する符号化誤
差を与える量子化ステップサイズを、先に記憶した均等
色空間におけるブロック毎の符号化誤差と量子化ステッ
プサイズ26を用いてブロック毎に決定する。すなわ
ち、量子化ステップサイズを可変させ、他の符号化パラ
メータとしての量子化マトリクス係数と量子化丸め係数
を固定とし、逆直交変換手段14により得られる復号画
像信号と均等色空間に変換された入力画像信号20との
均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差を所定の符
号化誤差にする量子化ステップサイズを決定する。な
お、均等色空間における符号化誤差を最小とする量子化
ステップサイズを、均等色空間におけるブロック毎の符
号化誤差と符号化の際に使用した量子化ステップサイズ
26よりブロック毎に決定しても良い。
【0022】従って、実施の形態3によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化ステップサイズを
符号化パラメータとして得るため、実施の形態1及び2
に比べて、より色の再現性の高い符号化を行うことが可
能になると共に、復号画像信号に要求される色の再現性
に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0023】実施の形態4.次に、図4は符号化パラメ
ータとして量子化ステップサイズを決定する一例であ
り、図2に示す実施の形態2に適用される符号化パラメ
ータ決定手段15の内部構成を詳細に示す構成図であ
る。図4において、図3に示す実施の形態3と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。図3に示す実
施の形態3と異なる点は、図3の直交変換手段10の代
わりに、均等色空間に変換された入力画像信号20をサ
ブバンド分割し、均等色空間におけるサブバンド係数3
0を得るサブバンド分割手段16を備えると共に、図3
の逆直交変換手段14の代わりに、逆量子化手段13に
より得られる逆量子化変換係数をサブバンド合成するサ
ブバンド合成手段17を備えている点である。なお、3
0は均等色空間に変換されたサブバンド係数、31は量
子化ステップサイズと均等色空間上におけるブロック毎
の符号化誤差を示す。
【0024】図4において、量子化手段11は、サブバ
ンド分割手段16により得られる均等色空間におけるサ
ブバンド係数30を、符号化パラメータテーブル12に
記憶されている複数種類の量子化ステップサイズ及び複
数種類の量子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリク
ス係数より各々選択した符号化パラメータを用いて量子
化する。逆量子化手段13は、その出力である量子化変
換係数を量子化の際に用いた符号化パラメータにより逆
量子化する。そして、サブバンド合成手段17により、
その出力である逆量子化変換係数をサブバンド合成して
復号画像信号を生成する。符号化パラメータ決定手段1
5は、上記復号画像信号と上記均等色空間に変換された
入力画像信号20との均等色空間におけるブロック毎の
符号化誤差を符号化誤差検出手段15aにより検出し、
符号化の際に使用した量子化ステップサイズと共に一旦
記憶する。
【0025】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化ステップサイズを求める動
作を、先の量子化で使用していない量子化ステップサイ
ズと先の量子化で使用した量子化丸め係数及び量子化マ
トリクス係数を適用して少なくとも1回繰り返した後、
量子化ステップサイズ決定手段15bにより、要求され
る均等色空間における符号化誤差に該当する符号化誤差
を与える量子化ステップサイズを、先に記憶した均等色
空間におけるブロック毎の符号化誤差と量子化ステップ
サイズ31を用いてブロック毎に決定する。すなわち、
量子化ステップサイズを可変させ、他の符号化パラメー
タとしての量子化マトリクス係数と量子化丸め係数を固
定とし、サブバンド合成手段17により得られる復号画
像信号と均等色空間に変換された入力画像信号20との
均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差を所定の符
号化誤差にする量子化ステップサイズを決定する。な
お、均等色空間における符号化誤差を最小とする量子化
ステップサイズを、均等色空間におけるブロック毎の符
号化誤差と符号化の際に使用した量子化ステップサイズ
31よりブロック毎に決定しても良い。
【0026】従って、実施の形態4によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化ステップサイズを
符号化パラメータとして得るため、実施の形態1及び2
に比べて、より色の再現性の高い符号化を行うことが可
能になると共に、復号画像信号に要求される色の再現性
に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0027】実施の形態5.図5は符号化パラメータと
して量子化丸め係数を決定する一例であり、符号化パラ
メータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施の形態
5に係る構成図である。図5において、図3に示す実施
の形態3と同一部分は同一符号を付してその説明は省略
する。図3に示す実施の形態3と異なる点は、符号化パ
ラメータ決定手段15の構成で、図3の量子化ステップ
サイズ決定手段15bの代わりに、要求される均等色空
間における復号画像信号の符号化誤差に最も近い符号化
誤差を与える符号化パラメータとして量子化丸め係数を
決定する量子化丸め係数決定手段15cを備えた点であ
る。なお、28は量子化丸め係数と均等色空間上におけ
るブロック毎の符号化誤差を示す。
【0028】図5において、直交変換手段10は、均等
色空間に変換された入力画像信号20を、複数画素から
なるブロック単位で直交変換し、均等色空間における変
換係数23を得る。量子化手段11は、上記均等色空間
における変換係数23を、符号化パラメータテーブル1
2に記憶されている複数種類の量子化ステップサイズと
複数種類の量子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリ
クス係数より各々選択した符号化パラメータを用いて量
子化する。逆量子化手段13は、その出力である量子化
変換係数を量子化の際に用いた符号化パラメータにより
逆量子化し、逆直交変換手段14は、その出力である逆
量子化変換係数を逆直交変換して復号画像信号を生成す
る。符号化パラメータ決定手段15は、上記復号画像信
号と均等色空間に変換された入力画像信号20との均等
色空間におけるブロック毎の符号化誤差を符号化誤差検
出手段15aにより検出し、符号化の際に使用した量子
化丸め係数と共に一旦記憶する。
【0029】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化丸め係数を求める動作を、
先の量子化で使用していない量子化丸め係数と先の量子
化で使用した量子化ステップサイズ及び量子化マトリク
ス係数を適用して少なくとも1回繰り返した後、量子化
丸め係数決定手段15cにおいて、要求される均等色空
間上における符号化誤差に該当する符号化誤差を与える
量子化丸め係数を、先に記憶した均等色空間におけるブ
ロック毎の符号化誤差と符号化の際に使用した量子化丸
め係数28を用いてブロック毎に決定する。すなわち、
量子化丸め係数を可変させ、他の符号化パラメータとし
ての量子化ステップサイズと量子化マトリクス係数を固
定とし、逆直交変換手段14により得られる復号画像信
号と均等色空間に変換された入力画像信号20との均等
色空間におけるブロック毎の符号化誤差を所定の符号化
誤差にする量子化丸め係数を決定する。なお、均等色空
間における符号化誤差を最小とする量子化丸め係数を、
均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と符号化の
際に使用した量子化丸め係数28よりブロック毎に決定
しても良い。
【0030】従って、実施の形態5によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化丸め係数を符号化
パラメータとして得るため、実施の形態1及び2に比べ
て、より色の再現性の高い符号化を行うことが可能にな
ると共に、復号画像信号に要求される色の再現性に最適
な符号化を行うことが可能となる。
【0031】実施の形態6.図6は符号化パラメータと
して量子化丸め係数を決定する一例であり、符号化パラ
メータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施の形態
6に係る構成図である。図6において、図4に示す実施
の形態4と同一部分は同一符号を付してその説明は省略
する。図4に示す実施の形態4と異なる点は、符号化パ
ラメータ決定手段15の構成で、図4の量子化ステップ
サイズ決定手段15bの代わりに、要求される均等色空
間における復号画像信号の符号化誤差に該当する符号化
誤差を与える符号化パラメータとして量子化丸め係数を
決定する量子化丸め係数決定手段15cを備えた点であ
る。なお、32は量子化丸め係数と均等色空間上におけ
るブロック毎の符号化誤差を示す。
【0032】図6において、量子化手段11は、サブバ
ンド分割手段16により得られる均等色空間におけるサ
ブバンド係数30を、符号化パラメータテーブル12に
記憶されている複数種類の量子化ステップサイズ及び複
数種類の量子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリク
ス係数より各々選択した符号化パラメータを用いて量子
化する。逆量子化手段13は、その出力である量子化変
換係数を量子化の際に用いた符号化パラメータにより逆
量子化する。そして、サブバンド合成手段17により、
その出力である逆量子化変換係数をサブバンド合成して
復号画像信号を生成する。符号化パラメータ決定手段1
5は、上記復号画像信号と上記均等色空間に変換された
入力画像信号20との均等色空間におけるブロック毎の
符号化誤差を符号化誤差検出手段15aにより検出し、
符号化の際に使用した量子化ステップサイズと共に一旦
記憶する。
【0033】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化丸め係数を求める動作を、
先の量子化で使用していない量子化丸め係数と先の量子
化で使用した量子化ステップサイズ及び量子化マトリク
ス係数を適用して少なくとも1回繰り返した後、量子化
丸め係数決定手段15cにおいて、要求される均等色空
間上における符号化誤差に該当する符号化誤差を与える
量子化丸め係数を、先に記憶した均等色空間におけるブ
ロック毎の符号化誤差と符号化の際に使用した量子化丸
め係数32をブロック毎に用いて決定する。すなわち、
量子化丸め係数を可変させ、他の符号化パラメータとし
ての量子化ステップサイズと量子化マトリクス係数を固
定とし、サブバンド合成手段17により得られる復号画
像信号と均等色空間に変換された入力画像信号20との
均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差を所定の符
号化誤差にする量子化マトリクス係数を決定する。な
お、均等色空間における符号化誤差を最小とする量子化
丸め係数を、均等色空間における画像全体の符号化誤差
と符号化の際に使用した量子化丸め係数32よりブロッ
ク毎に決定しても良い。
【0034】従って、実施の形態6によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化丸め係数を符号化
パラメータとして得るため、実施の形態1及び2に比べ
て、より色の再現性の高い符号化を行うことが可能にな
ると共に、復号画像信号に要求される色の再現性に最適
な符号化を行うことが可能となる。
【0035】実施の形態7.図7は符号化パラメータと
して量子化マトリクス係数を決定する一例であり、符号
化パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施
の形態3に係る構成図である。図7において、図3に示
す実施の形態3と同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。図3に示す実施の形態3と異なる点は、符
号化パラメータ決定手段15の構成で、図3の量子化ス
テップサイズ決定手段15bの代わりに、要求される均
等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該当する
符号化誤差を与える符号化パラメータとして量子化丸め
係数を決定する量子化マトリクス係数決定手段15dを
備えた点である。なお、33は量子化マトリクス係数と
明度信号及び色相信号の符号化誤差を示す。
【0036】図7において、直交変換手段10は、均等
色空間に変換された入力画像信号20に含まれる明度信
号と色相信号とを、複数画素からなるブロック単位で直
交変換し、均等色空間における変換係数23を得る。量
子化手段11は、上記均等色空間における変換係数23
を、符号化パラメータテーブル12に記憶されている複
数種類の量子化ステップサイズと複数種類の量子化丸め
係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より各々選択
した符号化パラメータを用いて量子化する。逆量子化手
段13は、その出力である量子化変換係数を量子化の際
に用いた符号化パラメータにより逆量子化し、逆直交変
換手段14は、その出力である逆量子化変換係数を逆直
交変換して復号画像信号を生成する。符号化パラメータ
決定手段15は、上記復号画像信号の明度信号と均等色
空間に変換された入力画像信号20の明度信号との均等
色空間における符号化誤差、及び上記復号画像信号の色
相信号と均等色空間に変換された入力画像信号の色相信
号との均等色空間における符号化誤差を符号化誤差検出
手段15aにより検出し、符号化の際に使用した量子化
マトリクス係数と共に一旦記憶する。
【0037】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間における明度信号又は色相信号の符
号化誤差と符号化の際に使用する量子化マトリクス係数
を求める動作を、先の量子化で使用していない量子化マ
トリクス係数と先の量子化で使用した量子化ステップサ
イズ及び量子化丸め係数を適用して少なくとも1回繰り
返した後、量子化マトリクス係数決定手段15dにおい
て、要求される均等色空間上における符号化誤差に該当
する符号化誤差を与える量子化マトリクス係数を、先に
記憶した均等色空間における明度信号又は色相信号の符
号化誤差と符号化の際に使用した量子化マトリクス係数
33を用いてブロック毎に決定する。すなわち、量子化
マトリクス係数を可変させ、他の符号化パラメータとし
ての量子化ステップサイズと量子化丸め係数を固定と
し、逆直交変換手段14により得られる復号画像信号と
均等色空間に変換された入力画像信号20との均等色空
間におけるブロック毎の符号化誤差を所定の符号化誤差
にする量子化マトリクス係数を決定する。なお、均等色
空間における符号化誤差を最小とする明度信号に対する
量子化マトリクス係数及び均等色空間における符号化誤
差を最小とする色相信号に対する量子化マトリクス係数
を、均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と符号化の際に使用した量子化マトリクス係数33
よりブロック毎に決定しても良い。
【0038】従って、実施の形態7によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化マトリクス係数を
符号化パラメータとして得るため、実施の形態1及び2
に比べて、より色の再現性の高い符号化を行うことが可
能になると共に、復号画像信号に要求される色の再現性
に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0039】実施の形態8.図8は符号化パラメータと
して量子化マトリクス係数を決定する一例であり、符号
化パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施
の形態8に係る構成図である。図8において、図4に示
す実施の形態4と同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。図4に示す実施の形態4と異なる点は、符
号化パラメータ決定手段15の構成で、図4の量子化ス
テップサイズ決定手段15bの代わりに、要求される均
等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該当する
符号化誤差を与える符号化パラメータとして量子化マト
リクス係数を決定する量子化マトリクス係数決定手段1
5dを備えた点である。なお、34は量子化マトリクス
係数と明度信号及び色相信号の符号化誤差を示す。
【0040】図8において、量子化手段11は、サブバ
ンド分割手段16により得られる均等色空間におけるサ
ブバンド係数30を、符号化パラメータテーブル12に
記憶されている複数種類の量子化ステップサイズ及び複
数種類の量子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリク
ス係数より各々選択した符号化パラメータを用いて量子
化する。逆量子化手段13は、その出力である量子化変
換係数を量子化の際に用いた符号化パラメータにより逆
量子化する。そして、サブバンド合成手段17により、
その出力である逆量子化変換係数をサブバンド合成して
復号画像信号を生成する。符号化パラメータ決定手段1
5は、上記復号画像信号の明度信号と均等色空間に変換
された入力画像信号の明度信号との均等色空間における
符号化誤差、及び上記復号画像信号の色相信号と均等色
空間に変換された入力画像信号の色相信号との均等色空
間における符号化誤差とを符号化誤差検出手段15aに
おいて検出し、符号化の際に使用した量子化マトリクス
係数と共に一旦記憶する。
【0041】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と符号化の際に使用する量子化マトリクス係数との
関係を求める動作を、先の量子化で使用していない量子
化マトリクス係数と先の量子化で使用した量子化ステッ
プサイズ及び量子化丸め係数を適用して少なくとも1回
繰り返した後、量子化マトリクス係数決定手段15dに
おいて、要求される均等色空間における符号化誤差に該
当する符号化誤差を与える明度信号又は色相信号に対す
る量子化マトリクス係数を、先に記憶した均等色空間に
おける明度信号又は色相信号の符号化誤差と量子化マト
リクス係数34を用いて決定する。すなわち、量子化マ
トリクス係数を可変させ、他の符号化パラメータとして
の量子化ステップサイズと量子化丸め係数を固定とし、
逆直交変換手段14により得られる復号画像信号と均等
色空間に変換された入力画像信号20との均等色空間に
おけるブロック毎の符号化誤差を所定の符号化誤差にす
る量子化マトリクス係数を決定する。なお、均等色空間
における符号化誤差を最小とする明度信号に対する量子
化マトリクス係数及び均等色空間における符号化誤差を
最小とする色相信号に対する量子化マトリクス係数を、
上記均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と量子化マトリクス係数34より決定しても良い。
【0042】従って、実施の形態8によれば、入力画像
信号と復号画像信号との均等色空間における符号化誤差
量を所定の符号化誤差量とする量子化マトリクス係数を
符号化パラメータとして得るため、実施の形態1及び2
に比べて、より色の再現性の高い符号化を行うことが可
能になると共に、復号画像信号に要求される色の再現性
に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0043】実施の形態9.図9は符号化パラメータと
して量子化ステップサイズを決定する一例であり、符号
化パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施
の形態9に係る構成図である。図9において、図3に示
す実施の形態3と同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。図3に示す実施の形態3と異なる点は、入
力画像信号として、実施の形態3が均等色空間上に変換
されている入力画像信号20を取り扱っているのに対
し、この実施の形態9では均等色空間上に変換されてい
ない入力画像信号40を取り扱っており、符号化パラメ
ータ決定手段15に、符号化誤差検出手段15aに入力
される入力画像信号と復号画像信号とをそれぞれ均等色
空間上の信号に変換する均等色空間変換手段15e、1
5fを備えている点である。なお、41と42は輝度信
号と色差信号、43は変換係数、45は量子化ステップ
サイズと均等色空間上におけるブロック毎の符号化誤差
を示す。
【0044】図9において、量子化手段11は、直交変
換手段10より得られる変換係数43を、符号化パラメ
ータテーブル12に記憶されている複数種類の量子化ス
テップサイズと複数種類の量子化丸め係数及び複数種類
の量子化マトリクス係数より各々選択した符号化パラメ
ータを用いて量子化し、逆量子化手段13は、その出力
である量子化変換係数を量子化の際に用いた符号化パラ
メータにより逆量子化し、さらに、逆直交変換手段14
は、その出力である逆量子化変換係数を逆直交変換して
復号画像信号を生成する。符号化パラメータ決定手段1
5は、均等色空間変換手段15e及び15fにおいて、
上記復号画像信号と上記入力画像信号とを均等色空間に
変換し、均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差を
符号化誤差検出手段15aにより検出し、符号化の際に
使用した量子化ステップサイズと共に一旦記憶する。
【0045】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化ステップサイズとの関係を
求める動作を、先の量子化で使用していない量子化ステ
ップサイズと先の量子化で使用した量子化マトリクス係
数及び量子化丸め係数を適用して少なくとも1回繰り返
した後、量子化ステップサイズ決定手段15bにおい
て、要求される均等色空間における符号化誤差に該当す
る符号化誤差を与える量子化ステップサイズを、先に記
憶した均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と量
子化ステップサイズ45を用いてブロック毎に決定す
る。すなわち、量子化ステップサイズを可変させ、他の
符号化パラメータとしての量子化マトリクス係数及び量
子化丸め係数を固定とし、要求される均等色空間におけ
る符号化誤差に該当する符号化誤差を与える量子化ステ
ップサイズを、先に記憶した均等色空間におけるブロッ
ク毎の符号化誤差と量子化ステップサイズ45を用いて
ブロック毎に決定する。なお、均等色空間における符号
化誤差を最小とする量子化ステップサイズを、上記均等
色空間におけるブロック毎の符号化誤差と量子化ステッ
プサイズ45よりブロック毎に決定しても良い。
【0046】従って、実施の形態9によれば、均等色空
間上に変換されていない入力画像信号が入力される場合
であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色空
間における符号化誤差量を所定の符号化誤差量とする量
子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
め、実施の形態3と同様に、より色の再現性の高い符号
化を行うことが可能になると共に、復号画像信号に要求
される色の再現性に最適な符号化を行うことが可能とな
る。
【0047】実施の形態10.図10は符号化パラメー
タとして量子化ステップサイズを決定する一例であり、
符号化パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す
実施の形態10に係る構成図である。図10において、
図4に示す実施の形態4と同一部分は同一符号を付して
その説明は省略する。図4に示す実施の形態4と異なる
点は、入力画像信号として、実施の形態4が均等色空間
上に変換されている入力画像信号20を取り扱っている
のに対し、この実施の形態10では均等色空間上に変換
されていない入力画像信号40を取り扱っており、符号
化パラメータ決定手段15に、符号化誤差検出手段15
aに入力される入力画像信号と復号画像信号とをそれぞ
れ均等色空間上の信号に変換する均等色空間変換手段1
5e、15fを備えている点である。なお、60はサブ
バンド係数、61は量子化ステップサイズと均等色空間
上におけるブロック毎の符号化誤差を示す。
【0048】図10において、量子化手段11は、サブ
バンド分割手段16より得られるサブバンド係数60
を、符号化パラメータテーブル12に記憶されている複
数種類の量子化ステップサイズ及び複数種類の量子化丸
め係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より各々選
択した符号化パラメータを用いて量子化し、逆量子化手
段13は、その出力である量子化変換係数を量子化の際
に用いた符号化パラメータにより逆量子化し、そして、
サブバンド合成手段17は、その出力である逆量子化変
換係数をサブバンド合成して復号画像信号を生成する。
符号化パラメータ決定手段15は、均等色空間変換手段
15e及び15fにおいて、上記復号画像信号と上記入
力画像信号とを均等色空間に変換し、均等色空間におけ
るブロック毎の符号化誤差を符号化誤差検出手段15a
により検出し、符号化の際に使用した量子化ステップサ
イズと共に一旦記憶する。
【0049】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化ステップサイズとの関係を
求める動作を、先の量子化で使用していない量子化ステ
ップサイズと先の量子化で使用した量子化マトリクス係
数及び量子化丸め係数を適用して少なくとも1回繰り返
した後、量子化ステップサイズ決定手段15bにおい
て、要求される均等色空間における符号化誤差に該当す
る符号化誤差を与える量子化ステップサイズを、先に記
憶した均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と量
子化ステップサイズ61を用いてブロック毎に決定す
る。すなわち、量子化ステップサイズを可変させ、他の
符号化パラメータとしての量子化マトリクス係数及び量
子化丸め係数を固定とし、要求される均等色空間におけ
る符号化誤差に該当する符号化誤差を与える量子化ステ
ップサイズを、先に記憶した均等色空間におけるブロッ
ク毎の符号化誤差と量子化ステップサイズ61を用いて
ブロック毎に決定する。なお、均等色空間における符号
化誤差を最小とする量子化ステップサイズを、上記均等
色空間におけるブロック毎の符号化誤差と量子化ステッ
プサイズ61よりブロック毎に決定しても良い。
【0050】従って、実施の形態10によれば、均等色
空間上に変換されていない入力画像信号が入力される場
合であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色
空間における符号化誤差量を所定の符号化誤差量とする
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
め、実施の形態4と同様に、より色の再現性の高い符号
化を行うことが可能になると共に、復号画像信号に要求
される色の再現性に最適な符号化を行うことが可能とな
る。
【0051】実施の形態11.図11は符号化パラメー
タとして量子化丸め係数を決定する一例であり、符号化
パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施の
形態11に係る構成図である。図11において、図9に
示す実施の形態9と同一部分は同一符号を付してその説
明は省略する。図9に示す実施の形態9と異なる点は、
符号化パラメータ決定手段15の構成で、図9の量子化
ステップサイズ決定手段15bの代わりに、要求される
均等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該当す
る符号化誤差を与える符号化パラメータとして量子化丸
め係数を決定する量子化丸め係数決定手段15cを備え
た点である。なお、47は量子化丸め係数と均等色空間
上におけるブロック毎の符号化誤差を示す。
【0052】図11において、直交変換手段10は、入
力画像信号を複数画素からなるブロック単位で直交変換
し、変換係数43を得る。量子化手段11は、上記変換
係数43を、符号化パラメータテーブル12に記憶され
ている複数種類の量子化ステップサイズと複数種類の量
子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より
各々選択した符号化パラメータを用いて量子化する。逆
量子化手段13は、その出力である量子化変換係数を量
子化の際に用いた符号化パラメータにより逆量子化し、
逆直交変換手段14は、その出力である逆量子化変換係
数を逆直交変換して復号画像信号を生成する。符号化パ
ラメータ決定手段15は、均等色空間変換手段15e及
び15fにおいて、上記入力画像信号と上記復号画像信
号とを均等色空間に変換し、均等色空間におけるブロッ
ク毎の符号化誤差を符号化誤差検出手段15aにより検
出し、符号化の際に使用した量子化丸め係数と共に一旦
記憶する。
【0053】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化丸め係数との関係を求める
動作を、先の量子化で使用していない量子化ステップサ
イズと先の量子化で使用した量子化マトリクス係数及び
量子化丸め係数を適用して少なくとも1回繰り返した
後、量子化丸め係数決定手段15cにおいて、要求され
る均等色空間における符号化誤差に該当する符号化誤差
を与える量子化丸め係数を、先に記憶した均等色空間に
おけるブロック毎の符号化誤差と量子化丸め係数47を
用いてブロック毎に決定する。すなわち、量子化丸め係
数を可変させ、他の符号化パラメータとしての量子化ス
テップサイズと量子化マトリクス係数を固定とし、逆直
交変換手段14により得られる復号画像信号と均等色空
間に変換された入力画像信号との均等色空間におけるブ
ロック毎の符号化誤差を所定の符号化誤差にする量子化
丸め係数を決定する。なお、均等色空間における符号化
誤差を最小とする量子化丸め係数を、上記均等色空間に
おけるブロック毎の符号化誤差と量子化丸め係数47よ
りブロック毎に決定しても良い。
【0054】従って、実施の形態11によれば、均等色
空間上に変換されていない入力画像信号が入力される場
合であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色
空間における符号化誤差量を所定の符号化誤差量とする
量子化丸め係数を符号化パラメータとして得るため、実
施の形態9と同様に、より色の再現性の高い符号化を行
うことが可能になると共に、復号画像信号に要求される
色の再現性に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0055】実施の形態12.図12は符号化パラメー
タとして量子化丸め係数を決定する一例であり、符号化
パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施の
形態12に係る構成図である。図12において、図10
に示す実施の形態10と同一部分は同一符号を付してそ
の説明は省略する。図10に示す実施の形態10と異な
る点は、符号化パラメータ決定手段15の構成で、図1
0の量子化ステップサイズ決定手段15bの代わりに、
要求される均等色空間における復号画像信号の符号化誤
差に該当する符号化誤差を与える符号化パラメータとし
て量子化丸め係数を決定する量子化丸め係数決定手段1
5cを備えた点である。なお、62は量子化丸め係数と
均等色空間上におけるブロック毎の符号化誤差を示す。
【0056】図12において、サブバンド分割手段16
は、入力画像信号をサブバンド分割し、サブバンド係数
60を得る。量子化手段11は、上記サブバンド係数6
0を、符号化パラメータテーブル12に記憶されている
複数種類の量子化ステップサイズと複数種類の量子化丸
め係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より各々選
択した符号化パラメータを用いて量子化する。逆量子化
手段13は、その出力である量子化変換係数を量子化の
際に用いた符号化パラメータにより逆量子化する。そし
て、サブバンド合成手段17は、その出力である逆量子
化変換係数をサブバンド合成して復号画像信号を生成す
る。符号化パラメータ決定手段15は、均等色空間変換
手段15e及び15fにおいて、上記入力画像信号と上
記復号画像信号とを均等色空間に変換し、均等色空間に
おけるブロック毎の符号化誤差を符号化誤差検出手段1
5aにより検出し、符号化の際に使用した量子化丸め係
数と共に一旦記憶する。
【0057】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、上記均等色空間におけるブロック毎の符号化誤差と
符号化の際に使用する量子化丸め係数との関係を求める
動作を、先の量子化で使用していない量子化丸め係数と
先の量子化で使用した量子化マトリクス係数及び量子化
ステップサイズを適用して少なくとも1回繰り返した
後、量子化丸め係数決定手段15cにおいて、要求され
る均等色空間における符号化誤差に該当する符号化誤差
を与える量子化丸め係数を、先に記憶した均等色空間に
おけるブロック毎の符号化誤差と量子化丸め係数62を
用いてブロック毎に決定する。すなわち、量子化丸め係
数を可変させ、他の符号化パラメータとしての量子化ス
テップサイズと量子化マトリクス係数を固定とし、サブ
バンド合成手段17により得られる復号画像信号と均等
色空間に変換された入力画像信号との均等色空間におけ
るブロック毎の符号化誤差を所定の符号化誤差にする量
子化丸め係数を決定する。なお、均等色空間における符
号化誤差を最小とする量子化丸め係数を、上記均等色空
間におけるブロック毎の符号化誤差と量子化丸め係数6
2よりブロック毎に決定しても良い。
【0058】従って、実施の形態12によれば、均等色
空間上に変換されていない入力画像信号が入力される場
合であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色
空間における符号化誤差量を所定の符号化誤差量とする
量子化丸め係数を符号化パラメータとして得るため、実
施の形態10と同様に、より色の再現性の高い符号化を
行うことが可能になると共に、復号画像信号に要求され
る色の再現性に最適な符号化を行うことが可能となる。
【0059】実施の形態13.図13は符号化パラメー
タとして量子化丸め係数を決定する一例であり、符号化
パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す実施の
形態13に係る構成図である。図13において、図9に
示す実施の形態9と同一部分は同一符号を付してその説
明は省略する。図9に示す実施の形態9と異なる点は、
符号化パラメータ決定手段15の構成で、図9の量子化
ステップサイズ決定手段15bの代わりに、要求される
均等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該当す
る符号化誤差を与える符号化パラメータとして量子化マ
トリクス係数を決定する量子化マトリクス係数決定手段
15dを備えた点である。なお、63は量子化マトリク
ス係数と明度信号及び色相信号の符号化誤差を示す。
【0060】図13において、直交変換手段10は、入
力画像信号を複数画素からなるブロック単位で直交変換
し、変換係数43を得る。量子化手段11は、上記変換
係数43を、符号化パラメータテーブル12に記憶され
ている複数種類の量子化ステップサイズと複数種類の量
子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より
各々選択した符号化パラメータを用いて量子化する。逆
量子化手段13は、その出力である量子化変換係数を量
子化の際に用いた符号化パラメータにより逆量子化す
る。そして、逆直交変換手段14は、その出力である逆
量子化変換係数を逆直交変換して復号画像信号を生成す
る。符号化パラメータ決定手段15は、均等色空間変換
手段15e及び15fにおいて、上記入力画像信号と上
記復号画像信号とを均等色空間に変換し、均等色空間に
変換された入力画像信号及び復号画像信号に含まれる明
度信号と色相信号とをそれぞれ単位として均等色空間に
おける符号化誤差を符号化誤差検出手段15aにおいて
検出し、符号化の際に使用した量子化マトリクス係数と
共に一旦記憶する。
【0061】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と符号化の際に使用する量子化マトリクス係数との
関係を求める動作を、先の量子化で使用していない量子
化マトリクス係数と先の量子化で使用した量子化丸め係
数及び量子化ステップサイズを適用して少なくとも1回
繰り返した後、量子化マトリクス係数決定手段15dに
おいて、要求される均等色空間における符号化誤差に該
当する符号化誤差を与える明度信号又は色相信号に対す
る量子化マトリクス係数を、先に記憶した均等色空間に
おける明度信号又は色相信号の符号化誤差と量子化マト
リクス係数63を用いて決定する。すなわち、量子化マ
トリクス係数を可変させ、他の符号化パラメータとして
の量子化ステップサイズと量子化丸め係数を固定とし、
逆直交変換手段14により得られる復号画像信号と均等
色空間に変換された入力画像信号との均等色空間におけ
る明度信号又は色相信号の符号化誤差を所定の符号化誤
差にする量子化丸め係数を決定する。なお、均等色空間
における符号化誤差を最小とする明度信号に対する量子
化マトリクス係数及び均等色空間における符号化誤差を
最小とする色相信号に対する量子化マトリクス係数を、
上記均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と量子化マトリクス係数63より決定しても良い。
【0062】従って、実施の形態13によれば、均等色
空間上に変換されていない入力画像信号が入力される場
合であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色
空間における明度信号又は色相信号の符号化誤差量を所
定の符号化誤差量とする量子化丸め係数を符号化パラメ
ータとして得るため、実施の形態9及び11と同様に、
より色の再現性の高い符号化を行うことが可能になると
共に、復号画像信号に要求される色の再現性に最適な符
号化を行うことが可能となる。
【0063】実施の形態14.図14は符号化パラメー
タとして量子化マトリクス係数を決定する一例であり、
符号化パラメータ決定手段15の内部構成を詳細に示す
実施の形態14に係る構成図である。図14において、
図10に示す実施の形態10と同一部分は同一符号を付
してその説明は省略する。図10に示す実施の形態10
と異なる点は、符号化パラメータ決定手段15の構成
で、図10の量子化ステップサイズ決定手段15bの代
わりに、要求される均等色空間における復号画像信号の
符号化誤差に該当する符号化誤差を与える符号化パラメ
ータとして量子化マトリクス係数を決定する量子化マト
リクス係数決定手段15dを備えた点である。なお、6
4は量子化マトリクス係数と明度信号及び色相信号の符
号化誤差を示す。
【0064】図14において、サブバンド分割手段16
は、入力画像信号をサブバンド分割し、サブバンド係数
60を得る。量子化手段11は、上記サブバンド係数6
0を、複数種類の量子化ステップサイズと複数種類の量
子化丸め係数及び複数種類の量子化マトリクス係数より
各々選択した符号化パラメータを用いて量子化する。逆
量子化手段13は、その出力である量子化変換係数を量
子化の際に用いた符号化パラメータにより逆量子化す
る。そして、サブバンド合成手段17により、その出力
である逆量子化変換係数をサブバンド合成して復号画像
信号を生成する。符号化パラメータ決定手段15は、均
等色空間変換手段15e及び15fにおいて、上記入力
画像信号と上記復号画像信号とを均等色空間に変換し、
均等色空間に変換された入力画像信号及び復号画像信号
に含まれる明度信号と色相信号とをそれぞれ単位として
均等色空間における符号化誤差を符号化誤差検出手段1
5aにおいて検出し、符号化の際に使用した量子化マト
リクス係数と共に一旦記憶する。
【0065】そして、符号化パラメータ決定手段15
は、均等色空間における明度信号又は色相信号の符号化
誤差と符号化の際に使用する量子化マトリクス係数との
関係を求める動作を、先の量子化で使用していない量子
化マトリクス係数と先の量子化で使用した量子化丸め係
数及び量子化ステップサイズを適用して少なくとも1回
繰り返した後、量子化マトリクス係数決定手段15dに
おいて、要求される均等色空間における符号化誤差に該
当する符号化誤差を与える明度信号又は色相信号に対す
る量子化マトリクス係数を、先に記憶した均等色空間に
おける明度信号又は色相信号の符号化誤差と量子化マト
リクス係数64を用いて決定する。すなわち、量子化マ
トリクス係数を可変させ、他の符号化パラメータとして
の量子化ステップサイズと量子化丸め係数を固定とし、
サブバンド合成手段17により得られる復号画像信号と
均等色空間に変換された入力画像信号との均等色空間に
おける明度信号又は色相信号の符号化誤差を所定の符号
化誤差にする量子化丸め係数を決定する。なお、均等色
空間における符号化誤差を最小とする明度信号に対する
量子化マトリクス係数及び均等色空間における符号化誤
差を最小とする色相信号に対する量子化マトリクス係数
を、上記均等色空間における明度信号又は色相信号の符
号化誤差と量子化マトリクス係数64より決定しても良
い。
【0066】従って、実施の形態14によれば、均等色
空間上に変換されていない入力画像信号が入力される場
合であっても、入力画像信号と復号画像信号との均等色
空間における明度信号又は色相信号の符号化誤差量を所
定の符号化誤差量とする量子化丸め係数を符号化パラメ
ータとして得るため、実施の形態10及び12と同様
に、より色の再現性の高い符号化を行うことが可能にな
ると共に、復号画像信号に要求される色の再現性に最適
な符号化を行うことが可能となる。
【0067】実施の形態15.図15は符号化パラメー
タとして量子化ステップサイズを決定する実施の形態1
5に係る画像符号化装置を示す構成図である。図15に
おいて、図3に示す実施の形態3と同一部分は同一符号
を付してその説明は省略する。図3に示す実施の形態3
と異なる点は、直交変換手段10の出力に含まれる明度
成分の変換係数から直流成分値を検出する直流成分検出
器18aと、この直流成分検出器18aにより検出され
た直流成分に基づいて符号化パラメータ決定手段15に
より決定された量子化ステップサイズを修正する量子化
ステップサイズ修正手段19とをさらに備えた点であ
る。その他は図3に示す実施の形態3と同様である。
【0068】図15において、直流成分検出器18a
は、実施の形態3での直交変換手段10で得られる均等
色空間における変換係数に含まれる明度成分の変換係数
から直流成分値を検出し、量子化ステップサイズ修正手
段19は、検出した直流成分値に基づき実施の形態3の
符号化パラメータ決定手段15で決定した量子化ステッ
プサイズを修正する。具体的には、直流成分値の大きい
時は量子化ステップサイズを小さく、直流成分の小さい
時は量子化ステップサイズを大きくする修正であり、修
正された量子化ステップサイズを符号化パラメータとす
る。
【0069】従って、実施の形態15によれば、入力画
像信号と複数の逆量子化変換係数との均等色空間におけ
る符号化誤差より、復号画像信号に要求される均等色空
間における符号化誤差に該当する符号化誤差を与える量
子化ステップサイズを、変換係数の直流成分に基づき修
正するため、上記入力画像信号の色空間と異なる色空間
において符号化した時に、人間の視覚特性に合った符号
化を行うことが可能となる。
【0070】実施の形態16.図16は符号化パラメー
タとして量子化ステップサイズを決定する実施の形態1
6に係る画像符号化装置を示す構成図である。図16に
おいて、図9に示す実施の形態9と同一部分は同一符号
を付してその説明は省略する。図9に示す実施の形態9
と異なる点は、直交変換手段10の出力に含まれる色差
成分の変換係数から直流成分値を検出する直流成分検出
器18bと、この直流成分検出器18bにより検出され
た直流成分に基づいて符号化パラメータ決定手段15に
より決定された量子化ステップサイズを修正する量子化
ステップサイズ修正手段19とをさらに備えた点であ
る。その他は図9に示す実施の形態3と同様である。
【0071】図16において、直流成分検出器18b
は、実施の形態9での直交変換手段10から得られる変
換係数に含まれる色差成分の変換係数から直流成分を検
出し、量子化ステップサイズ修正手段19は、検出され
た直流成分に基づき実施の形態9の量子化パラメータ決
定手段15で決定した量子化ステップサイズを修正す
る。具体的には、直流成分値の大きい時は量子化ステッ
プサイズを大きく、直流成分の小さい時は量子化ステッ
プサイズを小さくする修正であり、修正された量子化ス
テップサイズを符号化パラメータとする。
【0072】従って、実施の形態16によれば、入力画
像信号と複数の逆量子化変換係数との均等色空間におけ
る符号化誤差より、復号画像信号に要求される均等色空
間における符号化誤差に最も近い符号化誤差を与える量
子化ステップサイズを、変換係数の直流成分に基づき修
正するため、上記入力画像信号の色空間と異なる色空間
において符号化した時に、人間の視覚特性に合った符号
化を行うことが可能となる。
【0073】実施の形態17.図17は実施の形態17
に係る画像符号化装置を説明する構成図である。図17
において、51は入力画像信号を複数の異なる色空間に
変換する色空間変換手段、52は上記色空間変換手段5
1の出力である複数の色空間変換画像信号にある座標系
の中から複数の異なる色空間変換画像信号にある座標系
を選択する座標系選択手段、53は上記座標系選択手段
52により選択された座標系からRGB空間上にて表現
可能な色を不足することなく表現できる座標系の組み合
わせを選択する座標系組み合わせ選択手段、54は上記
座標系組み合わせ選択手段53により選択された複数の
座標系に入力画像信号を変換する座標系変換手段を示
し、図17に示す構成の画像符号化装置は、選択された
座標系に変換された入力画像信号を用いて符号化を行う
ようになされている。
【0074】すなわち、図17において、入力画像信号
を色空間変換手段51により複数の異なる色空間に変換
し、座標系選択手段52は、その出力である複数の色空
間にある座標系の中から複数の座標系を選択し、座標系
の組み合わせ選択手段53は上記座標系選択手段52に
より選択された座標系から何通りもの座標系の組み合わ
せを得る。但し、少なくとも2つの異なる色空間より座
標系を選択する。選択された座標系の組み合わせにおい
て、RGB空間において表現可能な色を不足なく表現で
きる座標系の組み合わせを選択する。そして、座標系変
換手段54により選択された座標系に変換された入力画
像信号を用いて符号化を行う。
【0075】従って、実施の形態17によれば、入力画
像信号を異なる複数の色空間に変換し、変換した色空間
よりRGB空間において表現可能な全ての色を表現でき
るような座標系の組み合わせを選択し、選択された座標
系に入力画像信号を変換して符号化を行うため、異なる
複数の色空間上における符号化誤差を考慮した符号化が
可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る画像符号
化装置によれば、入力画像信号を複数画素からなるブロ
ック単位に直交変換する直交変換手段と、上記直交変換
手段により得られる変換係数を符号化パラメータを用い
て量子化する量子化手段と、上記量子化手段により得ら
れる量子化変換データを量子化の際に用いた符号化パラ
メータを用いて逆量子化する逆量子化手段と、上記逆量
子化手段により得られる逆量子化変換係数を逆直交変換
する逆直交変換手段と、上記逆直交変換手段から出力さ
れる復号画像信号と上記入力画像信号との均等色空間に
おける符号化誤差に基づいて符号化パラメータを決定す
る符号化パラメータ決定手段とを備え、上記符号化パラ
メータ決定手段により得られる符号化パラメータを上記
量子化手段に入力し量子化された符号化データを得るよ
うにしたので、復号画像信号と入力画像信号とから得る
均等色空間における符号化誤差量に基づき符号化パラメ
ータを決定して色の再現性を考慮した符号化を行うこと
が可能になる。
【0077】また、他の発明に係る画像符号化装置によ
れば、入力画像信号をサブバンド分割するサブバンド分
割手段と、上記サブバンド分割手段により得られるサブ
バンド係数を符号化パラメータを用いて量子化する量子
化手段と、上記量子化手段により得られる量子化変換デ
ータを量子化の際に用いた符号化パラメータを用いて逆
量子化する逆量子化手段と、上記逆量子化手段により得
られる逆量子化変換係数をサブバンド合成するサブバン
ド合成手段と、上記サブバンド合成手段から出力される
復号画像信号と上記入力画像信号との均等色空間におけ
る符号化誤差に基づいて符号化パラメータを決定する符
号化パラメータ決定手段とを備え、上記符号化パラメー
タ決定手段により得られる符号化パラメータを上記量子
化手段に入力し量子化された符号化データを得るように
したので、復号画像信号と入力画像信号とから得る均等
色空間における符号化誤差量に基づき符号化パラメータ
を決定して色の再現性を考慮した符号化を行うことが可
能になる。
【0078】また、上記量子化手段及び上記逆量子化手
段は、上記符号化パラメータとして、量子化ステップサ
イズと量子化マトリクス係数及び量子化丸め係数を用い
ると共に、上記符号化パラメータ決定手段は、上記符号
化パラメータとして、量子化ステップサイズ、量子化マ
トリクス係数または量子化丸め係数のいずれか1つを可
変させ、他のパラメータを固定とし、上記復号画像信号
と上記入力画像信号との均等色空間における符号化誤差
を所定の符号化誤差にする符号化パラメータを選択する
ようにしたので、入力画像信号と復号画像信号との均等
色空間における符号化誤差量に基づいて量子化ステップ
サイズ又は量子化マトリクス係数又は量子化丸め係数を
各々少なくとも1つ符号化パラメータとして得るため、
より色の再現性の高い符号化を行うことが可能になる。
【0079】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
上記復号画像信号と上記入力画像信号との符号化誤差を
均等色空間上で検出する符号化誤差検出手段を有し、要
求される均等色空間における復号画像信号の符号化誤差
に該当する符号化誤差を与える符号化パラメータを決定
するようにしたので、符号化誤差検出手段により検出さ
れる均等色空間上での符号化誤差量に基づいて復号画像
信号の均等色空間における符号化誤差量の要求に応じた
符号化パラメータを得て、復号画像信号に要求される色
の再現性に最適な符号化を行うことが可能になる。
【0080】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
上記符号化誤差検出手段に入力される復号画像信号と入
力画像信号とをそれぞれ均等色空間上の信号に変換する
均等色空間変換手段をさらに備えたので、入力画像信号
及び復号画像信号が均等色空間上に変換されていない信
号であっても均等色空間上の信号に変換して、より色の
再現性の高い符号化を行うことが可能になる。
【0081】また、上記符号化パラメータ決定手段は、
符号化パラメータとして、量子化ステップサイズを求め
ると共に、上記直交変換手段の出力に含まれる明度成分
の変換係数から直流成分値を検出する直流成分検出手段
と、この直流成分検出手段により検出された直流成分に
基づいて上記符号化パラメータ決定手段により決定され
た量子化ステップサイズを修正する量子化ステップサイ
ズ修正手段とをさらに備えたので、入力画像信号と複数
の逆量子化変換係数との均等色空間における符号化誤差
より、復号画像信号に要求される均等色空間における符
号化誤差に該当する符号化誤差を与える量子化ステップ
サイズを、変換係数の直流成分に基づき修正することが
でき、入力画像信号の色空間と異なる色空間において符
号化した時に人間の視覚特性に合った符号化を行うこと
が可能となる。
【0082】さらに他の発明に係る画像符号化装置によ
れば、入力画像信号を複数の異なる色空間に変換する色
空間変換手段と、上記色空間変換手段の出力である複数
の色空間変換画像信号にある座標系の中から複数の異な
る色空間変換画像信号にある座標系を選択する座標系選
択手段と、上記座標系選択手段により選択された座標系
からRGB空間上にて表現可能な色を不足することなく
表現できる座標系の組み合わせを選択する座標系組み合
わせ選択手段と、上記座標系組み合わせ選択手段により
選択された複数の座標系に入力画像信号を変換する座標
系変換手段とを備え、選択された座標系に変換された入
力画像信号を用いて符号化を行うようにしたので、異な
る複数の色空間上における符号化誤差を考慮した符号化
が可能となり、色の再現性の高い符号化を行うことがで
きる画像符号化装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1、3、5、7、9、
11、13、15及び16に係る画像符号化装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2、4、6、8、1
0、12及び14に係る画像符号化装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係るもので、量子
化ステップサイズを符号化パラメータとして得るための
符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係るもので、量子
化ステップサイズを符号化パラメータとして得るための
符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係るもので、量子
化丸め係数を符号化パラメータとして得るための符号化
パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態6に係るもので、量子
化丸め係数を符号化パラメータとして得るための符号化
パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態7に係るもので、量子
化マトリクス係数を符号化パラメータとして得るための
符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図8】 この発明の実施の形態8に係るもので、量子
化マトリクス係数を符号化パラメータとして得るための
符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図9】 この発明の実施の形態9に係るもので、量子
化ステップサイズを符号化パラメータとして得るための
符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図10】 この発明の実施の形態10に係るもので、
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
めの符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロ
ック図である。
【図11】 この発明の実施の形態11に係るもので、
量子化丸め係数を符号化パラメータとして得るための符
号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック図
である。
【図12】 この発明の実施の形態12に係るもので、
量子化丸め係数を符号化パラメータとして得るための符
号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロック図
である。
【図13】 この発明の実施の形態13に係るもので、
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
めの符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロ
ック図である。
【図14】 この発明の実施の形態14に係るもので、
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
めの符号化パラメータ決定手段の構成を詳細に示すブロ
ック図である。
【図15】 この発明の実施の形態15に係るもので、
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
めの符号化パラメータ決定手段及び量子化ステップサイ
ズ修正手段の構成を詳細に示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態16に係るもので、
量子化ステップサイズを符号化パラメータとして得るた
めの符号化パラメータ決定手段及び量子化ステップサイ
ズ修正手段の構成を詳細に示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態17に係る画像符号
化装置の構成を示すブロック図である。
【図18】 従来の画像符号化方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 直交変換手段、11 量子化手段、12 符号化
パラメータテーブル、13 逆量子化手段、14 逆直
交変換手段、15 符号化パラメータ決定手段、15a
符号化誤差検出手段、15b 量子化ステップサイズ
決定手段、15c 量子化丸め係数決定手段、15d
量子化マトリクス決定手段、15e、15f 均等色空
間変換手段、16 サブバンド分割手段、17 サブバ
ンド合成手段、18a、18b 直流成分検出器、19
量子化ステップサイズ修正手段、51 色空間変換手
段、52 座標系選択手段、53 座標系の組み合わせ
選択手段、54 座標系変換手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を複数画素からなるブロッ
    ク単位に直交変換する直交変換手段と、 上記直交変換手段により得られる変換係数を符号化パラ
    メータを用いて量子化する量子化手段と、 上記量子化手段により得られる量子化変換データを量子
    化の際に用いた符号化パラメータを用いて逆量子化する
    逆量子化手段と、 上記逆量子化手段により得られる逆量子化変換係数を逆
    直交変換する逆直交変換手段と、 上記逆直交変換手段から出力される復号画像信号と上記
    入力画像信号との均等色空間における符号化誤差に基づ
    いて符号化パラメータを決定する符号化パラメータ決定
    手段と を備え、上記符号化パラメータ決定手段により得られる
    符号化パラメータを上記量子化手段に入力し量子化され
    た符号化データを得る画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像信号をサブバンド分割するサブ
    バンド分割手段と、 上記サブバンド分割手段により得られるサブバンド係数
    を符号化パラメータを用いて量子化する量子化手段と、 上記量子化手段により得られる量子化変換データを量子
    化の際に用いた符号化パラメータを用いて逆量子化する
    逆量子化手段と、 上記逆量子化手段により得られる逆量子化変換係数をサ
    ブバンド合成するサブバンド合成手段と、 上記サブバンド合成手段から出力される復号画像信号と
    上記入力画像信号との均等色空間における符号化誤差に
    基づいて符号化パラメータを決定する符号化パラメータ
    決定手段と を備え、上記符号化パラメータ決定手段により得られる
    符号化パラメータを上記量子化手段に入力し量子化され
    た符号化データを得る画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 上記量子化手段及び上記逆量子化手段
    は、上記符号化パラメータとして、量子化ステップサイ
    ズと量子化マトリクス係数及び量子化丸め係数を用いる
    と共に、上記符号化パラメータ決定手段は、上記符号化
    パラメータとして、量子化ステップサイズ、量子化マト
    リクス係数または量子化丸め係数のいずれか1つを可変
    させ、他のパラメータを固定とし、上記復号画像信号と
    上記入力画像信号との均等色空間における符号化誤差を
    所定の符号化誤差にする符号化パラメータを選択するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像符号化装
    置。
  4. 【請求項4】 上記符号化パラメータ決定手段は、上記
    復号画像信号と上記入力画像信号との符号化誤差を均等
    色空間上で検出する符号化誤差検出手段を有し、要求さ
    れる均等色空間における復号画像信号の符号化誤差に該
    当する符号化誤差を与える符号化パラメータを決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 上記符号化パラメータ決定手段は、上記
    符号化誤差検出手段に入力される復号画像信号と入力画
    像信号とをそれぞれ均等色空間上の信号に変換する均等
    色空間変換手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    4記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 上記符号化パラメータ決定手段は、符号
    化パラメータとして、量子化ステップサイズを求めると
    共に、上記直交変換手段の出力に含まれる明度成分の変
    換係数から直流成分値を検出する直流成分検出手段と、
    この直流成分検出手段により検出された直流成分に基づ
    いて上記符号化パラメータ決定手段により決定された量
    子化ステップサイズを修正する量子化ステップサイズ修
    正手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項4また
    は5記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 入力画像信号を複数の異なる色空間に変
    換する色空間変換手段と、 上記色空間変換手段の出力である複数の色空間変換画像
    信号にある座標系の中から複数の異なる色空間変換画像
    信号にある座標系を選択する座標系選択手段と、 上記座標系選択手段により選択された座標系からRGB
    空間上にて表現可能な色を不足することなく表現できる
    座標系の組み合わせを選択する座標系組み合わせ選択手
    段と、 上記座標系組み合わせ選択手段により選択された複数の
    座標系に入力画像信号を変換する座標系変換手段とを備
    え、選択された座標系に変換された入力画像信号を用い
    て符号化を行う画像符号化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009156A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動画像符号化装置、動画像符号化方法、記録媒体、および動画像復号方法

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