JPH1011269A - 1チップマイクロコンピュータ - Google Patents
1チップマイクロコンピュータInfo
- Publication number
- JPH1011269A JPH1011269A JP8166003A JP16600396A JPH1011269A JP H1011269 A JPH1011269 A JP H1011269A JP 8166003 A JP8166003 A JP 8166003A JP 16600396 A JP16600396 A JP 16600396A JP H1011269 A JPH1011269 A JP H1011269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip microcomputer
- program
- rom
- program counter
- register
- Prior art date
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- Pending
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- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの誤プログラミングにより、1チップ
マイクロコンピュータが正常に初期設定されなくなるの
を防止する。 【解決手段】 ROM1の特定アドレス(「FF00」
以降)にユーザプログラムとは無関係の初期設定プログ
ラムを予め書き込んでおく。1チップマイクロコンピュ
ータのリセット期間中、レジスタ12に予めセットされ
た「FF00」がプログラムカウンタPC2にセットさ
れ、RAM6のデータクリア及びタイマ7の初期設定が
実行された後、プログラムカウンタPC2の値は「00
00」に戻り、ユーザの希望するプログラムが書かれた
ROM1のアドレス指定が行われて通常の動作に移行す
る。
マイクロコンピュータが正常に初期設定されなくなるの
を防止する。 【解決手段】 ROM1の特定アドレス(「FF00」
以降)にユーザプログラムとは無関係の初期設定プログ
ラムを予め書き込んでおく。1チップマイクロコンピュ
ータのリセット期間中、レジスタ12に予めセットされ
た「FF00」がプログラムカウンタPC2にセットさ
れ、RAM6のデータクリア及びタイマ7の初期設定が
実行された後、プログラムカウンタPC2の値は「00
00」に戻り、ユーザの希望するプログラムが書かれた
ROM1のアドレス指定が行われて通常の動作に移行す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リセット解除後、
内蔵されたRAM、タイマ等を初期設定し、その後、ユ
ーザプログラムが書き込まれたROMの先頭番地にジャ
ンプして通常動作に移行させる1チップマイクロコンピ
ュータに関する。
内蔵されたRAM、タイマ等を初期設定し、その後、ユ
ーザプログラムが書き込まれたROMの先頭番地にジャ
ンプして通常動作に移行させる1チップマイクロコンピ
ュータに関する。
【0002】
【従来の技術】1チップマイクロコンピュータは、リセ
ット解除後は、プログラムカウンタの値が先頭番地(例
えば「0000」H番地、Hはヘキサデシマル)に設定
され、ROMの先頭番地から読み出されたプログラムデ
ータの解読結果に基づいて、初期動作が実行される。こ
こで、前記ROMには、当該1チップマイクロコンピュ
ータを使用するユーザの希望するプログラムが予めマス
ク等で記憶されており、前記初期動作は、ユーザの行い
たい動作に限定される。
ット解除後は、プログラムカウンタの値が先頭番地(例
えば「0000」H番地、Hはヘキサデシマル)に設定
され、ROMの先頭番地から読み出されたプログラムデ
ータの解読結果に基づいて、初期動作が実行される。こ
こで、前記ROMには、当該1チップマイクロコンピュ
ータを使用するユーザの希望するプログラムが予めマス
ク等で記憶されており、前記初期動作は、ユーザの行い
たい動作に限定される。
【0003】通常は、前記初期動作において、演算デー
タ等の書き込み読み出しが行われるRAMの全アドレス
データを「0」とする所謂データクリア動作を実行する
必要があるが、一般に、前記ROMに記憶されるプログ
ラムデータは、ユーザの作成したプログラムをマシンコ
ードに変換して記憶させているだけであり、前記RAM
クリアの為の初期プログラムが存在するか否かを確認で
きないのが現状である。そこで、ユーザがRAMクリア
の為の初期プログラムの設定を忘れてしまうと、即ち、
そのままの状態のプログラムが前記ROMに焼き付けら
れて1チップマイクロコンピュータが製品化されてしま
うと、当該1チップマイクロコンピュータが正常動作せ
ず、再度、1チップマイクロコンピュータを製造し直さ
なければならない問題があった。これには、時間も費用
もかかる為、こうした事態は避けなければならない。
タ等の書き込み読み出しが行われるRAMの全アドレス
データを「0」とする所謂データクリア動作を実行する
必要があるが、一般に、前記ROMに記憶されるプログ
ラムデータは、ユーザの作成したプログラムをマシンコ
ードに変換して記憶させているだけであり、前記RAM
クリアの為の初期プログラムが存在するか否かを確認で
きないのが現状である。そこで、ユーザがRAMクリア
の為の初期プログラムの設定を忘れてしまうと、即ち、
そのままの状態のプログラムが前記ROMに焼き付けら
れて1チップマイクロコンピュータが製品化されてしま
うと、当該1チップマイクロコンピュータが正常動作せ
ず、再度、1チップマイクロコンピュータを製造し直さ
なければならない問題があった。これには、時間も費用
もかかる為、こうした事態は避けなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来は、ユー
ザが、1チップマイクロコンピュータのリセット解除後
に前記RAMをクリアするプログラムを設定し忘れた場
合を考慮し、前記RAMをリセット時にハード的にクリ
アする手法が考えられる。しかしながら、この手法は、
ハード構成が大きくなり、この結果、チップ面積が大き
くなり実用的ではない問題が生じる。
ザが、1チップマイクロコンピュータのリセット解除後
に前記RAMをクリアするプログラムを設定し忘れた場
合を考慮し、前記RAMをリセット時にハード的にクリ
アする手法が考えられる。しかしながら、この手法は、
ハード構成が大きくなり、この結果、チップ面積が大き
くなり実用的ではない問題が生じる。
【0005】そこで、本発明は、ROMの一部のプログ
ラム領域をユーザの意志とは無関係の領域に割り振り、
この領域にRAMクリアの為のプログラム等、初期設定
を忘れたら誤動作につながるといった不都合を解決する
為のプログラムを強制的に書き込み、1チップマイクロ
コンピュータの製造不良を無くすことを目的とする。
ラム領域をユーザの意志とは無関係の領域に割り振り、
この領域にRAMクリアの為のプログラム等、初期設定
を忘れたら誤動作につながるといった不都合を解決する
為のプログラムを強制的に書き込み、1チップマイクロ
コンピュータの製造不良を無くすことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、ROMをアドレス指定するプログラムカウンタの
値を特定値にセットする為、当該特定値が予め設定され
ている前記プログラムカウンタと同一ビット数のレジス
タ手段と、1チップマイクロコンピュータの為のリセッ
ト信号が一方の論理値となって前記マイクロコンピュー
タを初期化している期間、前記リセット信号に基づいて
前記レジスタ手段の特定値を前記プログラムカウンタに
セットさせるデータロード手段と、を備え、前記1チッ
プマイクロコンピュータは、リセット解除後、前記プロ
グラムカウンタの特定値でアドレス指定されると共に読
み出された前記ROMのプログラムデータの解読結果に
基づき、所定の初期設定動作を行い、その後、前記RO
Mの先頭番地にジャンプして通常動作の実行に移行する
点である。
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、ROMをアドレス指定するプログラムカウンタの
値を特定値にセットする為、当該特定値が予め設定され
ている前記プログラムカウンタと同一ビット数のレジス
タ手段と、1チップマイクロコンピュータの為のリセッ
ト信号が一方の論理値となって前記マイクロコンピュー
タを初期化している期間、前記リセット信号に基づいて
前記レジスタ手段の特定値を前記プログラムカウンタに
セットさせるデータロード手段と、を備え、前記1チッ
プマイクロコンピュータは、リセット解除後、前記プロ
グラムカウンタの特定値でアドレス指定されると共に読
み出された前記ROMのプログラムデータの解読結果に
基づき、所定の初期設定動作を行い、その後、前記RO
Mの先頭番地にジャンプして通常動作の実行に移行する
点である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。図1は本発明の1チップマイクロコンピ
ュータを示すブロック図である。図1において、(1)
はマスクROMであり、1チップマイクロコンピュータ
を動作制御する為のプログラムデータが各アドレスに記
憶されたものである。尚、ROM(1)のアドレス数は
64Kアドレス設けられているものとする。(2)は1
6ビットのプログラムカウンタPCであり、ROM
(1)をアドレス指定するものである。(3)はインス
トラクションレジスタIRであり、ROM(1)から読
み出されたプログラムデータがセットされるものであ
る。インストラクションレジスタIR(3)の内容はデ
ータバス(4)にも転送される。(5)はインストラク
ションデコーダIDECであり、インストラクションレ
ジスタIR(3)の内容を解読し、その解読出力に基づ
いて1チップマイクロコンピュータの動作制御を行わせ
るものである。(6)はRAMであり、ROM(1)の
プログラムデータの解読結果に基づく演算処理データ等
を書き込んだり読み出したりするスタティックメモリで
ある。(7)はタイマであり、1チップマイクロコンピ
ュータが所定のタイマ動作を実行する為に必要とされる
タイマ信号を発生させるものである。
的に説明する。図1は本発明の1チップマイクロコンピ
ュータを示すブロック図である。図1において、(1)
はマスクROMであり、1チップマイクロコンピュータ
を動作制御する為のプログラムデータが各アドレスに記
憶されたものである。尚、ROM(1)のアドレス数は
64Kアドレス設けられているものとする。(2)は1
6ビットのプログラムカウンタPCであり、ROM
(1)をアドレス指定するものである。(3)はインス
トラクションレジスタIRであり、ROM(1)から読
み出されたプログラムデータがセットされるものであ
る。インストラクションレジスタIR(3)の内容はデ
ータバス(4)にも転送される。(5)はインストラク
ションデコーダIDECであり、インストラクションレ
ジスタIR(3)の内容を解読し、その解読出力に基づ
いて1チップマイクロコンピュータの動作制御を行わせ
るものである。(6)はRAMであり、ROM(1)の
プログラムデータの解読結果に基づく演算処理データ等
を書き込んだり読み出したりするスタティックメモリで
ある。(7)はタイマであり、1チップマイクロコンピ
ュータが所定のタイマ動作を実行する為に必要とされる
タイマ信号を発生させるものである。
【0008】さて、1チップマイクロコンピュータの為
のリセット信号RSTは、一般に、図2の如く、1チッ
プマイクロコンピュータの外部において、該1チップマ
イクロコンピュータの電源となるVDDと接地との間に
抵抗(8)及びコンデンサ(9)を直列接続すると共に
抵抗(8)及びコンデンサ(9)の接続点を1チップマ
イクロコンピュータの端子(10)を介して内部のイン
バータ(11)と接続することにより、該インバータ
(11)の出力として発生する。つまり、電源VDDが
投入され立ち上がると、コンデンサ(9)の端子電圧は
抵抗(8)の抵抗値及びコンデンサ(9)の容量で定ま
る時定数に従って徐々に上昇し始める。即ち、コンデン
サ(9)の端子電圧がインバータ(11)のスレッショ
ルド電圧に未達の期間においては、インバータ(11)
の出力がハイレベルとなって1チップマイクロコンピュ
ータはリセットされ、その後、コンデンサ(9)の端子
電圧がインバータ(11)のスレッショルド電圧を越え
ると、インバータ(11)の出力がローレベルとなって
1チップマイクロコンピュータはリセット解除される。
のリセット信号RSTは、一般に、図2の如く、1チッ
プマイクロコンピュータの外部において、該1チップマ
イクロコンピュータの電源となるVDDと接地との間に
抵抗(8)及びコンデンサ(9)を直列接続すると共に
抵抗(8)及びコンデンサ(9)の接続点を1チップマ
イクロコンピュータの端子(10)を介して内部のイン
バータ(11)と接続することにより、該インバータ
(11)の出力として発生する。つまり、電源VDDが
投入され立ち上がると、コンデンサ(9)の端子電圧は
抵抗(8)の抵抗値及びコンデンサ(9)の容量で定ま
る時定数に従って徐々に上昇し始める。即ち、コンデン
サ(9)の端子電圧がインバータ(11)のスレッショ
ルド電圧に未達の期間においては、インバータ(11)
の出力がハイレベルとなって1チップマイクロコンピュ
ータはリセットされ、その後、コンデンサ(9)の端子
電圧がインバータ(11)のスレッショルド電圧を越え
ると、インバータ(11)の出力がローレベルとなって
1チップマイクロコンピュータはリセット解除される。
【0009】再び、図1に戻り、(12)はプログラム
カウンタPC(2)と同一ビット数の16ビットのレジ
スタ(データロード手段)であり、ハード的に「FF0
0」Hが設定されている。一例としては、レジスタ(1
6)の各ビットを電源VDDと接地との間においてプル
アップ又はプルダウンするスイッチ回路等を設けたりす
ればよい。レジスタ(12)の各ビットの出力はバッフ
ァ(13)を介してプログラムカウンタPC(2)の各
ビットの入力と接続されている。そして、16個のバッ
ファ(13)には共通に前記リセット信号が印加され
る。即ち、リセット信号がハイレベルとなる1チップマ
イクロコンピュータのリセット期間中において、バッフ
ァ(13)はイネーブルとなり、レジスタ(12)の値
「FF00」がプログラムカウンタPC(2)にセット
される。
カウンタPC(2)と同一ビット数の16ビットのレジ
スタ(データロード手段)であり、ハード的に「FF0
0」Hが設定されている。一例としては、レジスタ(1
6)の各ビットを電源VDDと接地との間においてプル
アップ又はプルダウンするスイッチ回路等を設けたりす
ればよい。レジスタ(12)の各ビットの出力はバッフ
ァ(13)を介してプログラムカウンタPC(2)の各
ビットの入力と接続されている。そして、16個のバッ
ファ(13)には共通に前記リセット信号が印加され
る。即ち、リセット信号がハイレベルとなる1チップマ
イクロコンピュータのリセット期間中において、バッフ
ァ(13)はイネーブルとなり、レジスタ(12)の値
「FF00」がプログラムカウンタPC(2)にセット
される。
【0010】さて、ROM(1)の「FF00」番地以
降には、RAM(6)の全アドレスのデータを「0」と
する所謂データクリア処理をする為のプログラム、及
び、タイマ(7)の値を初期状態(全ビット「0」又は
オフセットがある場合はその値)にセットする為のプロ
グラムが書き込まれている。つまり、1チップマイクロ
コンピュータがリセット解除されると、ROM(1)の
「FF00」番地がアクセスされ、その後、プログラム
カウンタPC(2)の値が+1ずつインクリメントされ
て、RAM(6)のデータクリア動作が実行される。R
AM(6)のデータクリア動作が終了すると、今度は、
タイマ(7)を初期設定する為のアドレスにジャンプ
し、プログラムカウンタPC(2)の値が変更される。
これに伴い、ROM(1)のアドレス指定が変更され、
ROM(1)から読み出されたプログラムデータをイン
ストラクションデコーダIDEC(5)で解読した結果
に基づき、タイマ(7)の初期設定が実行される。その
後、ジャンプ命令が実行され、プログラムカウンタPC
(2)の値は「0000」番地に変更され、ユーザの希
望するプログラムが書き込まれたROM(1)のアドレ
ス指定が行われ、通常動作に移行することになる。尚、
本発明の実施の形態においては、レジスタ(12)に設
定される値を「FF00」としたが、初期設定の対象に
応じて、初期設定に必要なアドレス数が「FF00」〜
「FFFF」を越える様な場合には、レジスタ(12)
の設定値を「FF00」より前の値にすればよい。
降には、RAM(6)の全アドレスのデータを「0」と
する所謂データクリア処理をする為のプログラム、及
び、タイマ(7)の値を初期状態(全ビット「0」又は
オフセットがある場合はその値)にセットする為のプロ
グラムが書き込まれている。つまり、1チップマイクロ
コンピュータがリセット解除されると、ROM(1)の
「FF00」番地がアクセスされ、その後、プログラム
カウンタPC(2)の値が+1ずつインクリメントされ
て、RAM(6)のデータクリア動作が実行される。R
AM(6)のデータクリア動作が終了すると、今度は、
タイマ(7)を初期設定する為のアドレスにジャンプ
し、プログラムカウンタPC(2)の値が変更される。
これに伴い、ROM(1)のアドレス指定が変更され、
ROM(1)から読み出されたプログラムデータをイン
ストラクションデコーダIDEC(5)で解読した結果
に基づき、タイマ(7)の初期設定が実行される。その
後、ジャンプ命令が実行され、プログラムカウンタPC
(2)の値は「0000」番地に変更され、ユーザの希
望するプログラムが書き込まれたROM(1)のアドレ
ス指定が行われ、通常動作に移行することになる。尚、
本発明の実施の形態においては、レジスタ(12)に設
定される値を「FF00」としたが、初期設定の対象に
応じて、初期設定に必要なアドレス数が「FF00」〜
「FFFF」を越える様な場合には、レジスタ(12)
の設定値を「FF00」より前の値にすればよい。
【0011】以上より、ユーザが1チップマイクロコン
ピュータの初期設定動作に必要なプログラミングを忘れ
た場合であっても、確実に初期設定を行うことができ、
1チップマイクロコンピュータの誤動作を防止できる。
また、前記初期設定をソフト処理で行う為、これに関す
るハードウエアの負担がなく、チップ面積の大型化を防
止できる。更に、1チップマイクロコンピュータの製造
し直し等の不都合がなくなる為、ユーザはその為の時間
及び費用の心配がなくなる。
ピュータの初期設定動作に必要なプログラミングを忘れ
た場合であっても、確実に初期設定を行うことができ、
1チップマイクロコンピュータの誤動作を防止できる。
また、前記初期設定をソフト処理で行う為、これに関す
るハードウエアの負担がなく、チップ面積の大型化を防
止できる。更に、1チップマイクロコンピュータの製造
し直し等の不都合がなくなる為、ユーザはその為の時間
及び費用の心配がなくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが1チップマイ
クロコンピュータの初期設定動作に必要なプログラミン
グを忘れた場合であっても、確実に初期設定を行うこと
ができ、1チップマイクロコンピュータの誤動作を防止
できる。また、前記初期設定をソフト処理で行う為、こ
れに関するハードウエアの負担がなく、チップ面積の大
型化を防止できる。更に、1チップマイクロコンピュー
タの製造し直し等の不都合がなくなる為、ユーザはその
為の時間及び費用の心配がなくなる等の利点が得られ
る。
クロコンピュータの初期設定動作に必要なプログラミン
グを忘れた場合であっても、確実に初期設定を行うこと
ができ、1チップマイクロコンピュータの誤動作を防止
できる。また、前記初期設定をソフト処理で行う為、こ
れに関するハードウエアの負担がなく、チップ面積の大
型化を防止できる。更に、1チップマイクロコンピュー
タの製造し直し等の不都合がなくなる為、ユーザはその
為の時間及び費用の心配がなくなる等の利点が得られ
る。
【図1】本発明の1チップマイクロコンピュータを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】リセット信号を発生する回路を示す回路図であ
る。
る。
(1) ROM (2) プログラムカウンタ (6) RAM (7) タイマ (12) レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千明 一雅 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ROMをアドレス指定するプログラムカ
ウンタの値を特定値にセットする為、当該特定値が予め
設定されている前記プログラムカウンタと同一ビット数
のレジスタ手段と、 1チップマイクロコンピュータの為のリセット信号が一
方の論理値となって前記マイクロコンピュータを初期化
している期間、前記リセット信号に基づいて前記レジス
タ手段の特定値を前記プログラムカウンタにセットさせ
るデータロード手段と、を備え、 前記1チップマイクロコンピュータは、リセット解除
後、前記プログラムカウンタの特定値でアドレス指定さ
れると共に読み出された前記ROMのプログラムデータ
の解読結果に基づき、所定の初期設定動作を行い、その
後、前記ROMの先頭番地にジャンプして通常動作の実
行に移行することを特徴とする1チップマイクロコンピ
ュータ。 - 【請求項2】 前記所定の初期設定動作とは、前記RO
Mのプログラムデータの解読結果に従ってデータを書き
込み又は読み出しするRAMの全アドレスの内容を初期
設定させる動作であることを特徴とする請求項1記載の
1チップマイクロコンピュータ。 - 【請求項3】 前記所定の初期設定動作とは、タイマ等
の周辺回路を初期設定させる動作であることを特徴とす
る請求項1記載の1チップマイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166003A JPH1011269A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 1チップマイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166003A JPH1011269A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 1チップマイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011269A true JPH1011269A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15823086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8166003A Pending JPH1011269A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 1チップマイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1011269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7162622B2 (en) | 2002-02-15 | 2007-01-09 | Denso Corporation | Microcomputer for apparatus control and vehicle-mounted electronic control unit incorporating microcomputer |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8166003A patent/JPH1011269A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7162622B2 (en) | 2002-02-15 | 2007-01-09 | Denso Corporation | Microcomputer for apparatus control and vehicle-mounted electronic control unit incorporating microcomputer |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |