JPH10112090A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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Publication number
JPH10112090A
JPH10112090A JP9227694A JP22769497A JPH10112090A JP H10112090 A JPH10112090 A JP H10112090A JP 9227694 A JP9227694 A JP 9227694A JP 22769497 A JP22769497 A JP 22769497A JP H10112090 A JPH10112090 A JP H10112090A
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JP
Japan
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signal
recording
tape
video
fast
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Application number
JP9227694A
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English (en)
Inventor
Masahiro Jiyuen
正博 壽圓
Hideya Inoue
英也 井上
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CM等の不要部分を実質的にカットした番組
の連続性を損うことなく再生することができる。 【解決手段】 再生手段1,2によるテープの再生時
に、テープの第1位置に第1信号を記録すると共に第1
位置の後に続く第2位置に第2信号を記録する信号記録
手段と;再生手段1,2によるテープの再生時に、第1
信号と第2信号のそれぞれを検出する信号検出手段7
と;信号検出手段7が第1信号を検出すると早送り手段
を起動させ、第2信号を検出すると早送り手段の動作を
停止させる制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生時にCM等の
不要部分を自動的にカットして再生するビデオテープ再
生装置又は録画再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープ録画再生装置におい
て、民放の放映する映画番組等を録画する場合、番組の
本編中に度々挿入されるCMをカットするために、CM
放映時だけ録画を停止することが行なわれ、このような
録画によって映画等の展開をCMで分断されることなく
視聴することができる。
【0003】またCMをカットする別の方法としては、
CMをカットすることなく番組全体を一旦録画し、これ
をダビンングする際にCMをカットすることも行なわれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のCMカットのためにCM放映時に録画を中止
する方法にあっては、CMが終って番組本編が再開して
も録画の再開を失念して本編までカットしてしまい、や
り直しのきかない失敗を犯すことが多く、このような失
敗をしないために要する精神的な負担が大きいという問
題があった。
【0005】一方、ダビングの際にCMをカットする方
法にあっては、留守録や裏番組録画のときにも対処でき
るが、再生録画装置が2台必要であり、再生画像の画質
劣下が避けられないと共に、ダビングのための操作が煩
雑で手間がかかるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、CM等の不要部分
ををそのまま録画していても、再生時に不要部分のみを
実質的にカットした再生が簡単にできるビデオテープ再
生装置又は録画再生装置を提供することを目的とする。
【0007】この目的を達成するため本発明にあって
は、走行するテープに記録された画像信号を再生して動
画の映像信号を出力する再生手段と、該再生手段による
再生時に前記テープを早送りする早送り手段とを備えた
ビデオテープ再生装置、又はビデオテープ再生装置に走
行するテープに画像信号を記録する録画手段を設けてビ
デオテープ録画再生装置において、テープ録画時又は再
生時に再生カットを開始する第1位置に第1信号を記録
し、第1位置に続く再生カットを停止する第2位置に第
2信号を記録する信号記録手段を設け、該信号記録手段
による第1信号と第2信号の記録後の再生時に、信号検
出手段で第1信号を検出すると制御手段によって早送り
手段を起動させ、第2信号を検出すると早送り手段の動
作を停止させるようにしたものである。
【0008】更に、再生手段に少なくとも1フレーム分
の画像信号を記憶可能なフレームメモリが設けられ、再
生時に第1信号を検出すると、1フレーム分の画像信号
を記憶した後に直ちにフレームメモリを繰り返し読出
し、動画の映像信号出力に代えてフレームメモリからの
静止画像の映像信号出力を再生手段から発生させる。テ
ープの不要部分をカットするための早送り制御に用いら
れる第1信号と第2信号は、テープの記録トラックに隣
接したサーボ制御用のコントロールトラックに記録され
る。
【0009】第1信号と第2信号は同じ信号形態をもっ
ており、最初の検出信号を第1信号として早送り手段を
起動し、次の検出信号を第2信号として早送り手段の動
作を停止させる制御を繰り返す。また第1信号を奇数ア
ドレス、第2信号を偶数アドレスとして記録し、奇数ア
ドレスの検出で早送り手段を起動し、偶数アドレスで早
送り手段の動作を停止させる。
【0010】このような構成を備えた本発明のビデオテ
ープ再生又は録画再生装置にあっては、番組等の録画は
CM等の不要部分を考慮することなく番組全体をそのま
ま録画し、録画時又は録画後の再生時にCM等の不要部
分の先頭に第1信号を記録すると共に不要部分の終りに
第2信号を記録させる。このような第1信号と第2信号
の記録が済んだビデオテープを再生すると、再生中に第
1信号が検出されると自動的に早送りが開始され、第2
信号の検出で早送りが停止して再び再生動作が行なわれ
る。
【0011】更に早送り中にあっては、早送り直前の再
生画面がフレームメモリに記憶されて早送りのあいだ静
止画として再生されるため、一時的に画面が停止するも
のの番組が分断されることなくCM等の不要部分をカッ
トした再生画像を得ることができる。更に放送番組の再
生のみならず、ビデオカメラの録画テープについても、
不要部分に第1信号と第2信号を記録しておくことで、
編集された再生画像を見ることができる。
【0012】勿論、不要部分をカットするために記録し
た第1信号と第2信号は消去可能であるため、その後に
カット部分を容易に変更することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示し
たブロック図である。図1において、1は再生ヘッドで
あり、動画記録が済んだビデオテープの走行でテープに
記録された画像信号を再生する。再生ヘッド1の出力は
再生部2に与えられ、水平垂直同期信号を含む複号映像
信号が再生される。この再生ヘッド1と再生部2とによ
り再生手段が構成される。
【0014】更に本発明にあっては再生ヘッド1と再生
部2で成る再生手段に少くとも1フレーム分の画像信号
を記憶可能な1画面メモリ(フレームメモリ)3が設け
られる。1画面メモリ3には後の説明で明らかにするよ
うに、録画時又は再生時にCM等の不要部分の先頭位置
の検出で直前の場面の映像信号が記憶され、不要部分を
カットするための早送り期間中、1画面メモリ3の読出
しが繰り返されて静止画像を出力するために用いられ
る。このため再生部2の出力と1画面メモリ3の出力は
切替スイッチ4に入力され、切替スイッチ4で再生部2
からの映像信号と1画面メモリ3から読出された映像信
号とのいずれか一方を選択できるようにしている。
【0015】このような再生系に対しテープ走行及び再
生ヘッド1の回転制御を行なうサーボ系5が設けられ、
サーボ系5に対してはコントロール用記録再生ヘッド6
でビデオテープのコントロールトラックに記録された同
期信号がデコーダ7を介して与えられている。サーボ系
5に対しては制御手段としてCPU等を用いたシステム
コントローラ8が設けられ、システムコントローラ8に
は第1信号を記録するための第1信号記録スイッチ10
と、第2信号を記録するための専用の第2信号記録スイ
ッチ11が接続され、この他に通常の早送り開始/停止
スイッチや再生のスタートストップスイッチ(図示せ
ず)等の適宜の操作スイッチが接続される。
【0016】例えば再生中に第1信号と第2信号を記録
する場合を例にとると、システムコントローラ8はビデ
オテープの再生中に第1信号記録スイッチ10のスイッ
チ出力を受けるとエンコーダ9に対しCM等の不要部分
のカットを開始する第1位置を示す第1信号を出力し、
この第1信号はエンコーダ9でビデオテープのコントロ
ールトラックに書込み可能な信号形態に変換され、コン
トロール用記録再生ヘッド6によってビデオテープのコ
ントロールトラックに書込まれる。また、第1信号記録
スイッチ10の操作後に第2信号記録スイッチ11を操
作すると、システムコントローラ8はエンコーダ9に対
しCM等の不要部分のカット終了位置となる第2位置を
示す第2信号を出力する。このシステムコントローラ8
からの第2信号はエンコーダ9でビデオテープのコント
ロールトラックに書込み可能な信号形態に変換され、コ
ントロール用記録再生ヘッド6によりビデオテープのコ
ントロールトラックに記録される。
【0017】更に、第1信号記録スイッチ10と第2信
号記録スイッチ11の操作によるシステムコントローラ
8の制御のもとにビデオテープのCM等の不要部分の開
始位置と終了位置に第1信号と第2信号の記録が終了し
た後の再生位置にあっては、コントロール用記録再生ヘ
ッド6から再生されたビデオテープのコントロールトラ
ックからの再生信号はデコーダ7で解読され、通常の同
期信号についてはそのままサーボ系5に与えられ、前も
って記録した第1信号及び第2信号の検出出力はシステ
ムコントローラ8に与えられる。デコーダ7よりカット
部分のスタート位置を示す第1信号の検出出力をシステ
ムコントローラ8が受けると、サーボ系5に対し早送
り、例えば画像再生を中止して行なう高速の早送りの起
動を指令し、同時に再生系に設けた切替スイッチ4を再
生部2側から1画面メモリ3側に切替え、また1画面メ
モリ3に対しカット直前の画面の映像信号の1フレーム
分を書込むメモリ書込み制御を指令し、1画面メモリ3
に1フレーム分の映像信号の書込みが終了すると直ちに
メモリの読出し動作を繰返すメモリ制御を行なう。尚、
第1信号を検出したときの早送りは、再生出力を停止し
たテープのアンローディング状態で行なう高速早送りの
他に、ローディング状態のまま行なう所謂ピクチャサー
チの為の早送りのいずれであってもよい。
【0018】さらに、デコーダ7より第2信号の検出出
力がシステムコントローラ8に与えられると、サーボ系
5に対し早送り動作の停止を指令し、同時に1画面メモ
リ3の読出し制御を停止すると共に、切替スイッチ4を
1画面メモリ3側から再生部2側に切替えるようにな
る。図2は図1の実施形態においてCM等の不要部分を
カットするためにビデオテープのコントロールトラック
13に対する第1信号と第2信号の記録状態と、この第
1信号と第2信号の検出出力に基づく再生モードを示し
た説明図である。
【0019】図2(a)はビデオテープのトラックフォ
ーマットを示しており(簡単のためにトラックの方向は
テープの長手方向に対し直角としてある)、映像信号を
記録する記録トラック12に隣接してサーボ系を制御す
るための同期信号を記録したコントロールトラック13
が設けられている。通常、コントロールトラック13に
は録画の際にデューティ比50%で30Hzの繰り返し
同期をもつコントロール信号が記録されており、再生時
にはコントロール信号の立上りエッジを検出してサーボ
系5の同期をとるようにしている。このためコントロー
ルトラック13に記録されたコントロール信号の立下り
部分はサーボ系5の制御に用いられていないことから、
本発明にあっては、コントロール信号の立下り部分に不
要部分をカットするスタート位置としての第1位置を示
す第1信号とカット終了の第2位置を示す第2信号を記
録する。
【0020】図2(a)の場合、記録トラック12の中
に例えば3箇所に分かれてCM録画位置があることか
ら、CM録画の開始位置に早送りスタートのための第1
信号a1,a2,a3を記録し、CM録画終了位置に早
送り停止のための第2信号b1,b2,b3を記録する
ようになる。このような第1信号a1〜a3及び第2信
号b1〜b3の記録は、録画中あるいは録画済みのビデ
オの再生中に再生画面を見ながらCMの開始直後に第1
信号記録スイッチ10を押すことで第1信号が記録さ
れ、CM終了直後に第2信号記録スイッチ11を押すこ
とで第2信号が記録される。
【0021】また、図2(a)のコントロールトラック
13に記録された第1信号a1〜a3と第2信号b1〜
b3は同じ信号形態であり、この第1信号と第2信号を
記憶した後の再生にあっては、最初に検出された検出信
号を第1信号として取扱い、次に検出された検出信号を
第2信号として取扱うようになる。次に図3のフロー図
を参照して図1の実施形態の動作を説明する。
【0022】図2(a)に示すように不要部分をカット
するための第1信号と第2信号を記録したビデオテープ
を装置にセットして、所謂CMスキップ再生をスタート
させると、ステップS1でビデオテープの再生が開始さ
れ、再生ヘッド1より得られた再生信号は再生部2で動
画の映像信号(同期信号を含む)に変換され、このとき
切替スイッチ4は再生部2側に閉じていることから再生
部2からの映像信号が再生出力される。
【0023】ステップS1でテープ再生が開始されると
次のステップS2でデコーダ7からのビデオテープのコ
ントロールトラック13に出力された第1信号又は第2
信号の検出に基づくインデックス入力の有無を判別して
おり、インデックス入力がなければステップS8に進ん
で再生停止か否か判別し、再生停止でなければ再びステ
ップS2に戻ってインデックス入力の有無をチェックす
るルーチンを繰り返す。
【0024】ステップS2で例えば図2(a)に示す最
初のCM録画部分の先頭位置に記録された第1信号a1
の検出に基づくインデックス入力が得られると、ステッ
プS3に進んで1画面メモリ3にCM直前の場面の映像
信号を書込み、ステップS4に進んで再生出力を停止し
た高速の早送り動作を起動する。同時にステップS5で
1画面メモリ3の読出し再生を繰り返し、このときシス
テムコントローラ8により切替スイッチ4は1画面メモ
リ3側に切替わっていることから、早送りにより映像信
号の再生出力が停止しても代わりに1画面メモリ3に記
憶された静止画の再生が行なわれる。
【0025】ステップS5で1画面メモリ3からの静止
画の再生が開始されると、次のステップS6で次のイン
デックス入力の有無をチェックしており、インデックス
入力がなければステップS7に進んで再生停止か否かチ
ェックし、再生停止でなければ再びS4に戻って早送り
と次のステップS5による1画面メモリ3からの静止画
の読出し再生を繰り返す。
【0026】このような一画面メモリ3からの静止画の
再生状態におけるテープ早送りで、図2(a)の最初の
CM録画の終了位置に達して第2信号b1の検出に基づ
くインデックス入力がステップS6で判別されると、ス
テップS1に戻って早送り動作を停止すると同時に切替
スイッチ4を再生部2側に切替え、最初のCM録画部分
の直後に続く記録トラック12の通常の再生動作に戻
る。
【0027】以下同様に次のCM録画部分の第1信号a
2と第2信号b2、次のCM録画部分の第1信号a3と
第2信号b3についても同様な早送りによるCMスキッ
プ再生が繰り返される。このためCM録画を含むビデオ
テープを再生しても、再生不要なCM部分に至るとCM
録画直前の場面の静止画像となってテープ早送りが行な
われ、CM録画部分の終了で再び動画再生に復旧するよ
うになり、実質的にCM等の不要部分をカットした連続
性のある番組再生を行なうことができる。
【0028】図4は本発明の他の実施形態を示したCM
スキップ再生のフロー図であり、この実施形態にあって
は図5(a)に示すように、ビデオテープの記録トラッ
ク12に隣接したコントロールトラック13に対する第
1信号及び第2信号として奇数アドレスと偶数アドレス
を記録するようにしたことを特徴とする。すなわち、C
M等の不要部分のスタート位置に記録する第1信号とし
て奇数アドレスを記録し、不要部分の終了位置に記録す
る第2信号として偶数アドレスを記録するようにしたも
のである。
【0029】このようにカットスタート位置とカット終
了位置に異なるアドレスを記録することで不要部分をカ
ットするためのスキップ再生をより確実に行なうことが
できる。すなわち、図2(a)に示すように同じ信号形
態をもつ第1信号と第2信号をカットスタート位置とカ
ット終了位置に記録した場合には、検出信号の順番によ
り早送り開始と早送り動作の停止を制御するため、第1
信号又は第2信号のいずれかに検出抜けが生ずると本来
の再生部分を早送りする誤動作を生ずる恐れがある。こ
れに対し図5(a)に示すように開始位置と終了位置に
異なるアドレスを記録した場合には、記録信号の検出抜
けがあっても本来の再生部分を早送り再生してしまう誤
動作を確実に防ぐことができる。
【0030】そこで図5(a)に示すように不要カット
部分のスタート位置に奇数アドレスをカット終了位置に
偶数アドレスを記録したときのCMスキップ再生の動作
を図4のフロー図を参照して説明すると次のようにな
る。まず図5(a)に示すようにCM録画の先頭に奇数
アドレスを終了位置に偶数アドレスを記録したビデオテ
ープを再生すると、まずステップS1でアドレス記録の
有無がチェックされ、最初にアドレス記録がなければス
テップS2に進んで通常の再生動作が開始され、ステッ
プS3でアドレス入力の有無がチェックされ、アドレス
入力がなければステップS10で再生停止の有無をチェ
ックして再生停止でなければ再びステップS2の再生に
戻るルーチンを繰り返す。
【0031】このような動画の映像信号の再生中にテー
プのコントロールトラックよりアドレス信号が検出され
るとステップS3でアドレス入力が判別され、ステップ
S4に進んで奇数アドレスか否かチェックする。ステッ
プS4で奇数アドレスが判別されるとステップS5に進
んでCM直前の動画の映像信号を1画面メモリ3に書込
み、ステップS6で早送りを起動し、更にステップS7
で1画面メモリ3の読出し再生を繰り返すCMスキップ
再生を行なう。このCMスキップ再生においてステップ
S8でアドレス入力の有無がチェックされており、アド
レス入力がなければステップS9に進んで再生停止か否
かチェックし、再生停止でなければ再びステップS6に
進んで早送りを行なうと同時にステップS7で1画面メ
モリ3の読出し再生を行なう。
【0032】このような早送りと1画面メモリ3からの
静止画の映像信号の出力状態でCM録画の終了位置に記
録した偶数アドレスの検出信号が得られると、ステップ
S8でアドレス入力が判別されてステップS4で奇数ア
ドレスか否かチェックされ、このとき偶数アドレスであ
ることから再びステップS2に戻って早送り動作を停止
すると共に、1画面メモリ3からの読出しを停止し、切
替スイッチ4を再生部2側に戻して通常の録画再生に復
旧する。
【0033】以下同様にテープのコントロールトラック
からのアドレス入力毎に同様な処理を繰り返す。一方、
再生開始時のステップS1でアドレス記録があった場合
には、ステップS4に進んで奇数アドレスか否かチェッ
クし、奇数アドレスであれば偶数アドレスが得られるま
で早送りし、一方、偶数アドレスであればそのままステ
ップS2の再生に入る。
【0034】勿論、ステップS9またはS10のいずれ
かで再生停止が判別されると、ステップS11に進んで
再生動作を停止するようになる。尚、上記の実施形態に
あっては、テープ再生中に第1信号の検出出力が得られ
たときに1画面メモリ3に動画の映像信号を書込むよう
にしているが、図1に破線で示すように再生ヘッド1か
らの映像信号を直接1画面メモリ3に与えて1フレーム
分の映像信号を常時書替えるようにし、第1信号の検出
で1画面メモリ3の書替えモードを読出しモードに切替
えるようにしても良い。
【0035】このようにすれば、不要部分のスキップ再
生時のみでなく、適宜に静止画再生するための1画面メ
モリ、即ちデジタルスチル再生用の1画面メモリとして
利用できる。また、図4の制御にあっては図5(a)に
示したようにカットスタート位置の第1信号を奇数アド
レス、カット終了位置の第2信号を偶数アドレスとして
いるが、逆に第1信号を偶数アドレス、第2信号を奇数
アドレスとしても良いことは勿論である。
【0036】更に不要部分をカットするための早送り動
作中であることを表示する手段を設けることが望まし
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、CM等の不要部分があっても番組全体をそのまま録
画し、録画中あるいは録画後の再生時にCM等の不要部
分の先頭位置に第1信号を終了位置に第2信号を記録さ
せることで第1信号と第2信号を記録したテープ再生時
には自動的に不要部分の早送りが行なわれ、更に早送り
中はカット直前の場面の静止画像が再生されるため、C
M等の不要部分を実質的にカットした番組の連続性を損
うことなく再生することができる。
【0038】また、録画中にCM等の不要部分の録画停
止や番組全体を録画した後にダビングの際にCM部分等
をカットする繁雑な操作が一切不要であり、簡単且つ容
易に不要部分を実質的にカットしたテーブ再生を行なう
ことができる。更に放送番組を録画したテープの再生の
みならず、ビデオカメラで撮影した録画テープの再生に
ついても、不要部分の先頭に第1信号を不要部分の終り
に第2信号を記録することで、第1信号と第2信号の記
録後のテープ再生で不要部分を実質的にカットしたテー
プ再生を行なうことができ、ビデオカメラが録画したテ
ープの編集をより簡単に行なうことができる。
【0039】更に1度記録した不要部分をカットするた
めの第1信号と第2信号は消去可能であるため、CM等
の不要部分を見たい場合には一旦記録した第1信号と第
2信号を消去すれば良く、また、第1信号と第2信号の
記録位置を変更することでカット部分を容易に変更する
ことができる。また両信号を消去しなくても、単に両信
号の読取りを禁止したり、読取ってもこれに応動するこ
とを禁止すれば、同様に不要部分のスキップ再生が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示したブロック図
【図2】テープの記録フォーマットと再生モードの説明
【図3】本発明の再生動作の一実施形態を示した動作フ
ロー図
【図4】本発明の再生動作の他の実施形態を示した動作
フロー図
【図5】図4の実施形態に用いられるテープ記録フォー
マットと再生モードの説明図
【符号の説明】
1:再生ヘッド 2:再生部 3:1画面メモリ(フレームメモリ) 4:切替スイッチ 5:サーボ系 6:コントロール用記録再生ヘッド 7:デコーダ 8:システムコントローラ 9:エンコーダ 10:第1信号記録スイッチ 11:第2信号記録スイッチ 12:記録トラック 13:コントロールトラック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 映像再生装置
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像再生時にCM
等映像信号中の一部分を自動的に再生制限する映像再生
装置に関する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、映像信号中の一部
分を確実に再生制限することができる映像再生装置を提
供することを目的とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この目的を達成するため本発明にあって
は、動画の映像として再生される映像信号と該映像信号
の一部分を特定する特定信号とが記録されている記録媒
体が装填可能な映像再生装置であって、前記記録媒体に
記録されている前記映像信号を動画の映像として再生す
る再生手段と、前記特定信号を検出する検出手段と、前
記検出手段の出力に基づいて、前記映像信号の前記一部
分の再生を制限する制限手段とを有し、前記再生制限を
開始させるための開始信号と前記一部分の前記再生制限
を終了させるための終了信号とを含み、前記検出手段
は、該開始信号と終了信号との相違に基づいて該開始信
号と終了信号とを識別する。したがって、本発明におい
ては、再生制限を開始させるための開始信号と映像信号
の一部分の再生制限を終了させるための終了信号とを含
み、開始信号と終了信号との相違に基づいて開始信号と
終了信号とを識別して再生を制限することにより、映像
信号中の一部分を確実に再生制限することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、再生制限を開始させるための開始信号と映像信号の
一部分の再生制限を終了させるための終了信号とを含
み、開始信号と終了信号との相違に基づいて開始信号と
終了信号とを識別して再生を制限する構成にしたことに
より、映像信号中の一部分を確実に再生制限することが
できる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するテープに記録された画像信号を再
    生して動画の映像信号を出力する再生手段と、前記テー
    プを早送りする早送り手段とを備えたビデオテープ再生
    装置に於いて、 前記再生手段による前記テープの再生時に、該テープの
    第1位置に第1信号を記録すると共に該第1位置の後に
    続く第2位置に第2信号を記録する信号記録手段と;前
    記再生手段による前記テープの再生時に、前記第1信号
    と第2信号のそれぞれを検出する信号検出手段と;該信
    号検出手段が前記第1信号を検出すると前記早送り手段
    を起動させ、前記第2信号を検出すると前記早送り手段
    の動作を停止させる制御手段と;を有することを特徴と
    するビデオテープ再生装置。
  2. 【請求項2】前記再生手段は、再生する画像信号の少な
    くとも1フレーム分を記憶可能なフレームメモリを備
    え、 前記制御手段は、前記信号検出手段による前記第1信号
    の検出に伴って前記フレームメモリに少なくとも1フレ
    ーム分の画像信号を記憶させ、該記憶後直ちに該フレー
    ムメモリから画像信号を繰り返し読出させ、前記動画の
    映像信号出力に代えて少なくとも1フレーム分の静止画
    の映像信号出力を前記再生手段から発生させることを特
    徴とする請求項1記載のビデオテープ再生装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記再生手段による前記
    テープの再生中に、前記フレームメモリを1フレーム分
    の画像信号により常時書替えることを特徴とする請求項
    2記載のビデオテープ再生装置。
  4. 【請求項4】前記信号記録手段は、前記テープの画像信
    号の記録トラックに隣接したサーボ制御用のコントロー
    ルトラックに前記第1信号と第2信号を記録することを
    特徴とする請求項1記載のビデオテープ再生装置。
  5. 【請求項5】前記信号記録手段は、前記テープの第1位
    置と第2位置に同じ信号形態をもつ第1信号と第2信号
    を記録し、 前記制御手段は、前記信号検出手段により最初に得られ
    た検出信号を第1信号として前記早送り手段を起動し、
    次の検出信号を第2信号として前記早送り手段の動作を
    停止させることを特徴とする請求項1記載のビデオテー
    プ再生装置。
  6. 【請求項6】前記信号記録手段は、前記テープの第1位
    置に第1信号として奇数アドレスを記録し、前記第2位
    置に第2信号として偶数アドレスを記録することを特徴
    とする請求項1記載のビデオテープ再生装置。
  7. 【請求項7】走行するテープに画像信号を記録する録画
    手段と、走行するテープに記録された画像信号を再生し
    て動画の映像信号を出力する再生手段と、前記テープを
    早送りする早送り手段とを備えたビデオテープ録画再生
    装置に於いて、 前記録画手段による前記テープの録画時に、該テープの
    第1位置に第1信号を記録すると共に該第1位置に続く
    第2位置に第2信号を記録する信号記録手段と;前記再
    生手段による前記テープの再生時に、前記第1信号と第
    2信号を検出する信号検出手段と;該信号検出手段が前
    記第1信号を検出すると前記早送り手段を起動させ、前
    記第2信号を検出すると前記早送り手段の動作を停止さ
    せる制御手段と;を有することを特徴とするビデオテー
    プ録画再生装置。
  8. 【請求項8】前記再生手段は、再生する画像信号の少な
    くとも1フレーム分を記憶可能なフレームメモリを備
    え、 前記制御手段は、前記信号検出手段による前記第1信号
    の検出に伴って前記フレームメモリに少なくとも1フレ
    ーム分の画像信号を記憶させ、該記憶後直ちに該フレー
    ムメモリから画像信号を繰り返し読出させ、前記動画の
    映像信号出力に代えて少なくとも1フレーム分の静止画
    の映像信号出力を前記再生手段から発生させることを特
    徴とする請求項7記載のビデオテープ録画再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7877001B2 (en) 2005-06-14 2011-01-25 Funai Electric Co., Ltd. Recording and reproducing apparatus and video and audio signal editing method therefor

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