JPH10111468A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH10111468A
JPH10111468A JP8265676A JP26567696A JPH10111468A JP H10111468 A JPH10111468 A JP H10111468A JP 8265676 A JP8265676 A JP 8265676A JP 26567696 A JP26567696 A JP 26567696A JP H10111468 A JPH10111468 A JP H10111468A
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JP
Japan
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light
optical scanning
scanning device
scanning
sub
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JP8265676A
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Toru Hotta
徹 堀田
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副走査方向内での非点収差に起因する結像異
常を容易に補正でき、さらには、かかる補正を装置の組
み立て後でも行うことのできる光走査装置を提供するこ
と。 【解決手段】 光走査装置において、回転ミラー3に対
する第1の結像レンズ系2は、光源1とコリメータレン
ズ21の間に2枚の透光板71、72を備えている。透
光板71、72は板厚および屈折率の等しい平板から構
成され、光源1の出射光軸に対して同じ傾き角をもって
逆方向に傾いたように配置されることにより、その非点
収差を逆に利用して、感光面51での副走査像面位置の
ずれを補正する。制御部64は、受光装置62で検出し
た同期用信号光L4のスポット径に基づいてステッピン
グモータ63を駆動制御して透光板71、72の傾き角
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どに用いられる光走査装置に関するものである。さらに
詳しくは、副走査方向での非点収差に起因する感光面上
での結像異常を解消するための技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタや複写機等の電子写真印
刷装置に用いられる光走査装置では、図4に示すよう
に、光源1として用いたレーザダイオード等から出射さ
れたレーザ光L0をコリメータレンズ21を介して平行
光束として回転ミラー3に供給し、レーザ光L0を主走
査方向(矢印Aで示す方向)の走査レーザ光L2に変え
た後、fθレンズ40、41を備える結像レンズ系4を
介して感光ドラム5の感光面51上に導くようになって
いる。
【0003】このように構成した光走査装置では、光源
1からの出射光に基づいて感光面51上に潜像を形成す
るが、この際に、fθレンズ40、41に加工誤差があ
って副走査方向で非点収差が発生すると、それに基づく
結像異常(副走査方向内での結像位置の光軸方向のずれ
/以下、副走査像面位置のずれという。)が発生してし
まう。かかる副走査像面位置のずれを補正する方法とし
て、特開平1−108519号には、コリメータレンズ
21と回転ミラー3との間に、副走査方向に屈折力のあ
るシリンドリカルレンズ22を配置するとともに、この
シリンドリカルレンズ22を副走査像面位置のずれに合
わせて最適な曲率のものに交換することが開示されてい
る。また、特開昭57−144517号にはシリンドリ
カルレンズ22を光軸方向に沿って移動させることによ
り、結像状態を適正化することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光走査
装置において、副走査像面位置のずれは、上記のfθレ
ンズ40、41の加工誤差だけでなく、光源1として用
いたレーザダイオードの非点隔差(レーザダイオードが
有する縦方向および横方向の発散点のずれ)や光走査装
置の組み立て後に生じたfθレンズ40、41の吸湿を
原因としても起きる。このため、レーザダイオードの非
点隔差が大きすぎると、従来のようにシリンドリカルレ
ンズ22を調整する方法だけでは、副走査像面位置のず
れを補正しきれないという問題点がある。
【0005】また、光走査装置の組み立て後にはシリン
ドリカルレンズ22の交換や移動を行えないので、従来
の方法では、fθレンズ40、41の吸湿を原因とする
副走査像面位置のずれを補正できないという問題点があ
る。
【0006】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
レーザダイオードの非点隔差やレンズの加工誤差を原因
とする副走査像面位置のずれを容易に補正できる新たな
構造を備えた光走査装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の課題は、レンズの吸湿を原
因とする副走査像面位置のずれも補正できるように、か
かる補正を装置の組み立て後でも行うことのできる光走
査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、レーザ光を出射する光源と、この光源
から出射された発散レーザ光を平行光束に変換するコリ
メータレンズを具備する第1の結像レンズ系と、該第1
の結像レンズ系で結像されたレーザ光を主走査方向の走
査レーザ光とする回転ミラーと、前記走査レーザ光を感
光面上に結像させる第2の結像レンズ系とを有する光走
査装置において、前記第1の結像レンズ系は、前記光源
と前記コリメータレンズとの間に副走査方向での非点収
差に起因する前記感光面上での結像異常(副走査像面位
置のずれ)を補正するように前記光源の出射光軸に対し
て斜めに配置された複数枚の透光板を備えていることを
特徴とする。
【0009】すなわち、本発明では、結像系に設けた透
光板に斜めから光を入射すると、その透過光は結像時に
非点収差を生じることを逆に利用して、レーザダイオー
ドの非点隔差やレンズの加工誤差に起因する副走査像面
位置のずれを補正する。ここで、透光板はその傾きだけ
で補正する度合いを容易に調整できる。しかも、透光板
に入射するレーザ光は、あくまで光源から出射された発
散レーザ光であるため、コリメータレンズから出射され
た平行光束を透光板に通すのと違って、透光板からの透
過光に生じる非点収差が大きい分、副走査像面位置のず
れを効率よく補正できる。
【0010】本発明において、前記複数の透光板は、板
厚、屈折率、および傾き角が等しく、かつ、逆方向に傾
いているので副走査像面位置のずれを補正する際にその
傾き角を変えても、感光面上での主走査方向および副走
査方向での結像位置がシフトしないという利点がある。
【0011】本発明において、前記2枚の平板を平行に
対向する姿勢と前記の傾き姿勢とに切り換えるための駆
動装置、たとえばステッピングモータを有することが好
ましい。このように構成すると、装置の組み立て後で
も、駆動装置を介して平板の傾き角を調整できるので、
装置の組み立て後にレンズの吸湿などを原因とする副走
査像面位置のずれが発生しても、それを補正できる。
【0012】本発明では、回転ミラーから前記感光面に
向かう光路の途中位置で前記走査レーザ光に含まれる同
期用信号光を検出して該同期用信号光のスポット径を監
視するモニター部と、該モニター部の監視結果に基づい
て前記駆動装置を制御して前記平板の傾き角を調整する
制御部とを有することが好ましい。すなわち、副走査像
面位置のずれはスポット径の異常として発現することか
ら、スポット径の異常から副走査像面位置のずれの状態
を検出することが好ましい。このように、同期用信号光
を検出するために構成されている光学系をそのまま用い
てそのスポット径を監視すると、感光面上でのスポット
径を実際に監視する場合と違って、簡単な構成で済むと
いう利点がある。また、モニター部での監視結果に基づ
いて、平板の傾き角を制御部および駆動装置が自動的に
調整するので、副走査像面位置のずれが経時的に変化し
ても、それを自動的に補正できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。
【0014】図1は、本発明を適用した光走査装置の概
略構成図、図2は、この光走査装置の光源から回転ミラ
ーに至るまでの光学系の部分を光軸に沿って、かつ、副
走査方向に展開した説明図である。
【0015】図1に示す光走査装置はレーザプリンタ用
であり、レーザ光L0を発する光源1(レーザダイオー
ド)と感光ドラム5とを備えている。光走査装置には、
光源1から感光ドラム5に至る光路上に、第1の結像レ
ンズ系2、回転ミラー3(ポリゴンミラー)、およびf
θレンズ42、43によって感光ドラム5への結像を行
うための第2の結像レンズ系4がこの順に配置されてい
る。ここで、光源1、第1の結像レンズ系2、回転ミラ
ー3、第2の結像レンズ系4、および感光ドラム5は同
一平面上に配置されているものとする。
【0016】この光走査装置では、光源1であるレーザ
ダイオードからレーザ光L0(発散レーザ光)が出射さ
れ、このレーザ光L0が第1の結像レンズ系2に入射す
る。第1の結像レンズ系2は、コリメータレンズ21と
副走査方向に屈折力のあるシリンドリカルレンズ22と
を備えており、コリメータレンズ21がレーザ光L0を
平行光束とした後、シリンドリカルレンズ22が回転ミ
ラー3の反射面31にレーザ光を結像させる(図2参
照)。
【0017】回転ミラー3はたとえば6つの反射面31
を備え、回転中心軸線30回りに回転する。従って、回
転ミラー3は、反射面31で結像したレーザ光を主走査
方向(矢印Aで示す方向)の走査レーザ光L2として出
射する。ここで、走査レーザ光L2は第2の結像レンズ
系4を介して感光ドラム5の感光面51に導かれるが、
回転ミラー3の反射面31と感光ドラム5の感光面51
とは、光学的に共役関係となるように構成されている。
従って、走査レーザ光L2は感光ドラム5の感光面51
で所定のスポット形状をもって結像しながら、矢印Aで
示す主走査方向に走査される。また、回転ミラー3が回
転したときにその回転中心軸線が傾いたとしても、すな
わち、回転ミラー3にいわゆる面倒れが発生したときで
も、第2の結像レンズ系4は走査レーザ光L2を副走査
方向(矢印Bで示す方向)に集光して回転ミラー3の面
倒れに起因する感光面51上での結像位置の副走査方向
のずれを補正する。
【0018】このように構成した光走査装置では、感光
面51上でスポット状に結像されたレーザ光を主走査方
向に走査しながら、その走査位置を感光面51上におい
て副走査方向に一定のピッチで相対的にずらしていく。
その結果、感光面51上には潜像が形成される。このよ
うにして潜像を形成していくにあたって、その送り動作
の制御は、走査レーザ光L2の走査領域のうちで最も端
部分を通るようなタイミングで走査レーザ光L2に含ま
れている同期用信号光の検出結果に基づいて行われる。
たとえば、図1に示す光学系では、回転ミラー3から出
射された走査レーザ光L2のうち、感光面51にまで到
達するレーザ光の走査領域の両端は一点鎖線C1、C2
で示すことができ、かつ、一点鎖線C1とその側方に示
す実線C3との間の領域に同期用信号光L4が通る。従
って、この同期用信号光L4を検出し、それを副走査方
向における位置検出用のレーザ光とすれば、走査線の副
走査方向におけるピッチにずれのない潜像を形成でき
る。そこで、本形態では、レーザ光の走査領域のうち、
最も端部分(一点鎖線C2、C3の間)に相当する位置
に配置された同期用反射ミラー61を用いて走査レーザ
光L2から同期用信号光L4を抽出し、同期用反射ミラ
ー61は抽出した同期用信号光L4をレーザ光の走査領
域を横切る方向に反射する。そこには受光装置62(モ
ニター部)が配置されており、この受光装置62によっ
て同期用信号光L4を検出する。ここで、受光装置62
は、同期用信号光L4からパルス検出を行うとともに、
受光した同期用信号光L4のスポット径も検出する。
【0019】本形態に係る光走査装置において、第1の
結像レンズ系2は、光源1とコリメータレンズ21の間
に2枚の透光板71、72を備えている。これらの透光
板71、72はいずれも、板厚および屈折率の等しい平
板から構成されている。また、透光板71、72は、図
2に示すように、光源1の出射光軸1a上の回転軸71
1、721によって支持されているので、矢印Dで示す
いずれの方向にも旋回可能である。
【0020】ここで、2枚の透光板71、72に対して
は、それらが平行に対向する姿勢と、この姿勢から副走
査方向に傾いた姿勢とに切り換えるためのステッピング
モータ63(駆動装置)が構成されている。また、ステ
ッピングモータ63に対しては、受光装置62で検出し
た同期用信号光L4のスポット径(監視結果)に基づい
てステッピングモータ63を駆動制御して透光板71、
72の傾き角を調整するための制御部64が構成されて
いる。この制御部64は、ワンチップマイクロコンピュ
ータなどから構成され、ROMなどに予め格納されてい
るプログラムに基づいて、後述するように、結像異常を
自動的に解消するための処理を行う。
【0021】このように構成した光走査装置において、
光源1の向きや各光学部品の配置などは主走査方向を基
準に設定されている。また、各レンズは、屈折率が主走
査方向よりも副走査方向に大きくなるような構造である
ため、わずかな加工精度が副走査方向における非点収差
に大きく影響する。このため、光走査装置では、光源1
として用いたレーザダイオードの非点隔差やfθレンズ
42、43の加工誤差を原因として副走査方向における
非点収差が発生し、この非点収差に起因する結像異常
(副走査方向内での結像位置の光軸方向のずれ/副走査
像面位置のずれ)が発生することがある。この副走査像
面位置のずれは、感光面51上でスポット径の拡大、ス
ポット形状のぼけとして現れ、レーザプリンタでの高品
質な印刷を妨げる。
【0022】かかる結像異常について、本形態に係る光
走査装置では、装置の組み立て時にシリンドリカルレン
ズ22の位置を調整して副走査像面位置のずれを補正し
た後に、シリンドリカルレンズ22を接着固定する。こ
の間、2枚の透光板71、72は、図3(A)に示すよ
うに、互いに平行な姿勢に初期設定されている。
【0023】また、シリンドリカルレンズ22の位置調
整だけでは補正しきれなかった非点収差分に起因する副
走査像面位置のずれを透光板71、72によって補正す
る。すなわち、透光板71、72を、図3(A)に示す
ように、光源1の出射光軸1aに対して垂直に配置され
ている状態から、図3(B)、(C)に示すように、こ
の出射光軸1aに対して垂直な面に対して、最適でかつ
同じ傾き角をもって互いに逆方向に傾かせ、それによっ
て生じる非点収差分によって、レーザダイオードの非点
隔差やfθレンズ42、43の加工誤差を原因とする非
点収差分を相殺する。このようにして、感光面51上で
のスポット径等を最適化した後、光走査装置を出荷す
る。
【0024】出荷した後、光走査装置をレーザプリンタ
等に搭載して使用するときには、受光装置62が同期用
信号光L4を検出するとともに、そのスポット径の検出
結果から感光面51上でのスポット径を監視する。この
ように監視していくうちに、fθレンズ42、43の吸
湿などに起因して副走査方向で非点収差が発生し、それ
に起因して感光面51上での結像異常(副走査像面位置
のずれ)が発生したことを、制御部64が受光装置62
での監視結果から判断すると、制御部64はステッピン
グモータ63を駆動制御して、図3(B)、(C)に示
すように、光源1の出射光軸1aに対して垂直な面に対
する透光板71、72の傾き角を修正し、そこでの光路
長を最適化する。この際にも、透光板71、72は、あ
くまで光源1の出射光軸1aに対して垂直な面に対して
最適でかつ同じ傾き角をもって互いに逆方向に傾いた姿
勢で、fθレンズ42、43の吸湿などに起因する副走
査像面位置のずれを補正する。
【0025】このように、本形態に係る光走査装置で
は、結像光学系に設けた透光板71、72に斜めから光
が入射するとその透過光には結像時に非点収差を生じる
ことを逆に利用するという簡単な構成だけで副走査像面
位置のずれを補正する。この際に、透光板71、72に
入射するレーザ光L0は、あくまで光源1から出射され
た発散レーザ光であるため、コリメータレンズ21から
出射された平行光束を透光板71、72に通すのと違っ
て、透光板71、72からの透過光に生じる非点収差が
大きい分、fθレンズ42、43の加工誤差などに起因
する非点収差を効率よく補正できる。さらに、透光板7
1、72は、板厚、屈折率、および傾き角が等しく、か
つ、逆方向に傾いているので、副走査像面位置のずれを
補正する際にその傾き角を変えても、感光面51上での
主走査方向および副走査方向における結像位置がシフト
しないという利点がある。
【0026】また、透光板71、72の傾きは光走査装
置を組み立てた後でも調整できるので、光走査装置の組
み立て後に発生した副走査像面位置のずれも補正でき
る。しかも、同期用信号光L4を検出するための受光装
置62を用いてスポット径を監視しているので、感光面
51上でのスポット径を監視する場合と違って、スポッ
ト径の監視を簡単な構成で行える。また、受光装置62
の監視結果に基づいて、ステッピングモータ63および
制御部64が透光板71、72の傾きを自動的に調整す
るので、副走査像面位置のずれが経時的に変化しても、
それを自動的に補正できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光走
査装置では、結像光学系に設けた透光板に斜めから光を
入射すると、その透過光には結像時に非点収差を生じる
ことを逆に利用して、副走査方向での非点収差に起因す
る感光面上での結像異常を補正することに特徴を有す
る。従って、本発明によれば、透光板の傾き角を調整す
るだけで前記の結像異常を容易に補正でき、しかも、透
光板に入射するレーザ光は、あくまで光源から出射され
た発散レーザ光であるため、透光板が発生させる非点収
差が大きい分、前記の結像異常を効率よく補正できる。
【0028】本発明において、透光板は、板厚、屈折
率、および傾き角が等しく、かつ、逆方向に傾いていれ
ば、前記の結像異常を補正する際にその傾き角を変えて
も、主走査方向および副走査方向の結像位置がシフトし
ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光走査装置を光軸に沿って、
かつ、主走査方向に展開した説明図である。
【図2】本発明を適用した光走査装置の光源から回転ミ
ラーに至るまでの光学系を光軸に沿って、かつ、副走査
方向に展開した説明図である。
【図3】(A)は、本発明を適用した光走査装置に設け
た透光板を平行に配置した状態の光の進行状態を示す説
明図、(B)は、本発明を適用した光走査装置に設けた
透光板を斜めに配置した状態の光の進行状態、(C)
は、透光板を(B)に示す姿勢とは逆向きに傾けたとき
の光の進行状態を示す説明図である。
【図4】従来の光走査装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 光源 2 第1の結像レンズ系 3 回転ミラー(ポリゴンミラー) 4 第2の結像レンズ系 5 感光ドラム 21 コリメータレンズ 22 シリンドリカルレンズ 42、43 fθレンズ 31 回転ミラーの反射面 62 受光装置 63 ステッピングモータ(駆動装置) 64 制御部 71,72 透光板 711,721 回転軸 L0 レーザ光 L2 走査レーザ光 L4 同期用信号光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射する光源と、この光源か
    ら出射された発散レーザ光を平行光束に変換するコリメ
    ータレンズを具備する第1の結像レンズ系と、該第1の
    結像レンズ系で結像されたレーザ光を主走査方向の走査
    レーザ光とする回転ミラーと、前記走査レーザ光を感光
    面上に結像させる第2の結像レンズ系とを有する光走査
    装置において、 前記第1の結像レンズ系は、前記光源と前記コリメータ
    レンズとの間に副走査方向での非点収差に起因する前記
    感光面上での結像異常を補正するように前記光源の出射
    光軸に対して斜めに配置された複数枚の透光板を備えて
    いることを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記複数枚の透光板
    は、同一の板厚および同一の屈折率を備える2枚の平板
    から構成され、該2枚の平板は、前記光源の出射光軸に
    垂直な面に対して同一の傾き角をもって互いに逆方向に
    傾いた姿勢で配置されていることを特徴とする光走査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記2枚の平板を平
    行に対向する姿勢と前記の傾き姿勢とに切り換えるため
    の駆動装置を有することを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記駆動装置はステ
    ッピングモータであることを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記回転ミ
    ラーから前記感光面に向かう光路の途中位置で前記走査
    レーザ光に含まれる同期用信号光を検出して該同期用信
    号光のスポット径を監視するモニター部と、該モニター
    部の監視結果に基づいて前記駆動装置を制御して前記平
    板の傾き角を調整する制御部とを有することを特徴とす
    る光走査装置。
JP8265676A 1996-10-07 1996-10-07 光走査装置 Pending JPH10111468A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102023382A (zh) * 2009-09-15 2011-04-20 株式会社理光 光扫描装置以及图像形成装置
JP2013033164A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
CN108445619A (zh) * 2018-05-11 2018-08-24 中国工程物理研究院流体物理研究所 光学扫描系统及方法

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