JPH10110570A - 隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置 - Google Patents
隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置Info
- Publication number
- JPH10110570A JPH10110570A JP28289196A JP28289196A JPH10110570A JP H10110570 A JPH10110570 A JP H10110570A JP 28289196 A JP28289196 A JP 28289196A JP 28289196 A JP28289196 A JP 28289196A JP H10110570 A JPH10110570 A JP H10110570A
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- JP
- Japan
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- door
- closing
- guide groove
- gap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は隙間を塞ぐことができる戸車付きド
ア装置に関し、床面を段差の無いフラットなものとし、
室内のバリアフリーを確保できるドア装置を提供するも
のである。 【解決手段】 ドア下端に戸車を有するドア装置におい
て、ドアの下端面中央と対向する床面を段差の無い平面
に形成し、この床面に細巾のガイド溝をドアの下端面と
平行に形成し、このガイド溝に先端がはまり込む閉塞ガ
イド部材をドアの下端に取りつけたことを特徴とする。
ア装置に関し、床面を段差の無いフラットなものとし、
室内のバリアフリーを確保できるドア装置を提供するも
のである。 【解決手段】 ドア下端に戸車を有するドア装置におい
て、ドアの下端面中央と対向する床面を段差の無い平面
に形成し、この床面に細巾のガイド溝をドアの下端面と
平行に形成し、このガイド溝に先端がはまり込む閉塞ガ
イド部材をドアの下端に取りつけたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は隙間を塞ぐことができる
戸車付きドア装置に関し、さらに詳しくは左右方向にス
ライドして開閉する戸車付きドア(ビルや家庭の出入り
口等に設置され、正面から見て左右方向に片開き又は両
開き状にスライドして開閉する自動又は手動の開閉扉等
の例)や戸車付き窓格子等(以下、これらを総称して
「ドア」という)において、ドアを閉じたときにはドア
の下端に取り付けた閉塞ガイド部材がガイド溝内をスラ
イドして、ドアと床面間の隙間を完璧に塞ぐことができ
る戸車付きドア装置に関する。ここで大事なことは、床
面が段差の無い平面である点であり、これによりバリア
フリーの目的が達成できるのである。
戸車付きドア装置に関し、さらに詳しくは左右方向にス
ライドして開閉する戸車付きドア(ビルや家庭の出入り
口等に設置され、正面から見て左右方向に片開き又は両
開き状にスライドして開閉する自動又は手動の開閉扉等
の例)や戸車付き窓格子等(以下、これらを総称して
「ドア」という)において、ドアを閉じたときにはドア
の下端に取り付けた閉塞ガイド部材がガイド溝内をスラ
イドして、ドアと床面間の隙間を完璧に塞ぐことができ
る戸車付きドア装置に関する。ここで大事なことは、床
面が段差の無い平面である点であり、これによりバリア
フリーの目的が達成できるのである。
【0002】またドアを開けたときにはドア直下方の床
面や窓枠(以下、これらを総称して「床面」という)に
存するガイド溝は、その巾寸法が通行の障害とならない
程度の細巾であるため、大変便利なドア装置である。
面や窓枠(以下、これらを総称して「床面」という)に
存するガイド溝は、その巾寸法が通行の障害とならない
程度の細巾であるため、大変便利なドア装置である。
【0003】
【従来の技術】従来、左右方向にスライドして開閉する
タイプのドア(ビルの出入り口等に設置され、正面から
見て左右方向に片開き又は両開き状に開閉する自動又は
手動のガラス開閉扉等の例)には、ドア下面にドア開閉
時の横揺れを防止する目的のガイド片が垂設されてお
り、このガイド片は小片状を呈し、建物の床面に凹設さ
れているガイド溝に常時嵌入係合し、ドアの下端部がこ
のガイド溝の位置から外れて揺動しないようにガイドし
ていた。
タイプのドア(ビルの出入り口等に設置され、正面から
見て左右方向に片開き又は両開き状に開閉する自動又は
手動のガラス開閉扉等の例)には、ドア下面にドア開閉
時の横揺れを防止する目的のガイド片が垂設されてお
り、このガイド片は小片状を呈し、建物の床面に凹設さ
れているガイド溝に常時嵌入係合し、ドアの下端部がこ
のガイド溝の位置から外れて揺動しないようにガイドし
ていた。
【0004】即ち上述のドアは、ドアの上方に固設した
ガイドレールに吊下げ治具を介して吊下げ状に取付けら
れており、ドアの左右方向の移動時にはガイドレールに
沿ってドアが水平状に摺動するものであった。
ガイドレールに吊下げ治具を介して吊下げ状に取付けら
れており、ドアの左右方向の移動時にはガイドレールに
沿ってドアが水平状に摺動するものであった。
【0005】前記ガイドレールとガイド溝とは、建物内
の垂直方向の略同一面上の上方と下方に平行状に配設さ
れており、その間に挾まれた位置にドアが存在し、この
ドアは上方のガイドレールに沿って吊下げ状態で摺動す
るため、ドア上部の摺動時の揺動防止は上方のガイドレ
ールによって確保されていた。
の垂直方向の略同一面上の上方と下方に平行状に配設さ
れており、その間に挾まれた位置にドアが存在し、この
ドアは上方のガイドレールに沿って吊下げ状態で摺動す
るため、ドア上部の摺動時の揺動防止は上方のガイドレ
ールによって確保されていた。
【0006】ところでドア下部の一部には小さなガイド
片が垂設されており、このガイド片を建物の床面に凹設
したガイド溝に常時嵌入係合させることにより、ドア下
端の摺動時の揺動防止を確保していた。
片が垂設されており、このガイド片を建物の床面に凹設
したガイド溝に常時嵌入係合させることにより、ドア下
端の摺動時の揺動防止を確保していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成に係る従来
のドアーの開閉にあっては、ドアが開いている時には建
物の床面に凹設した幅広のガイド溝がむき出し状態に表
れ、ドア部を通行する人がこの凹部につまずいたり、靴
の踵や傘の先が挟まったり、さらには車椅子や台車の走
行に際しては、そのガイド溝の凹部によってキャスター
がはまり込んで進行を妨げられたり、ガイド溝の凹部を
乗り越える時には大きな振動やショックを受けたりする
等の問題点があった。
のドアーの開閉にあっては、ドアが開いている時には建
物の床面に凹設した幅広のガイド溝がむき出し状態に表
れ、ドア部を通行する人がこの凹部につまずいたり、靴
の踵や傘の先が挟まったり、さらには車椅子や台車の走
行に際しては、そのガイド溝の凹部によってキャスター
がはまり込んで進行を妨げられたり、ガイド溝の凹部を
乗り越える時には大きな振動やショックを受けたりする
等の問題点があった。
【0008】またドアが閉じている時にあっては、ドア
下面と床面間に隙間ができて建物内の密閉性を確保する
ことができず、その隙間から雨、風、ゴミ、埃等が建物
内に舞い込んでしまったり、外気が入ることにより冷暖
房効果が弱められるという問題点もあった。この隙間を
塞ぐ目的で、床面に段差を付けたり立ち上がり部を設け
たりして、隙間を塞ぐことも考えられるが、この場合に
は床面の段差で通行に支障が出ていた。
下面と床面間に隙間ができて建物内の密閉性を確保する
ことができず、その隙間から雨、風、ゴミ、埃等が建物
内に舞い込んでしまったり、外気が入ることにより冷暖
房効果が弱められるという問題点もあった。この隙間を
塞ぐ目的で、床面に段差を付けたり立ち上がり部を設け
たりして、隙間を塞ぐことも考えられるが、この場合に
は床面の段差で通行に支障が出ていた。
【0009】そこで本発明は、従来広く採用されている
戸車付きドアの基本構成を採用しながら、床面を平面に
形成して、ドアの下端の隙間を塞ぐ機能を合わせ持つ画
期的な隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置を提供
せんとするものである。
戸車付きドアの基本構成を採用しながら、床面を平面に
形成して、ドアの下端の隙間を塞ぐ機能を合わせ持つ画
期的な隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置を提供
せんとするものである。
【0010】さらに本発明は、床面に段差や立ち上がり
部材等を設けることなく、ドアを閉じた際には閉塞ガイ
ド部材でドア下面と床面間の隙間を完璧に塞ぐことがで
き、一方ドアを開けた際には、前記ガイド溝がわずかの
巾寸法であるため床面において通行を妨げる障害を発生
させない特徴のある隙間を塞ぐことができる戸車付きド
ア装置を提供して、いわゆるバリアフリーの目的を達成
遷都するものである。
部材等を設けることなく、ドアを閉じた際には閉塞ガイ
ド部材でドア下面と床面間の隙間を完璧に塞ぐことがで
き、一方ドアを開けた際には、前記ガイド溝がわずかの
巾寸法であるため床面において通行を妨げる障害を発生
させない特徴のある隙間を塞ぐことができる戸車付きド
ア装置を提供して、いわゆるバリアフリーの目的を達成
遷都するものである。
【0011】戸車付きのドアにおいては、戸車の無いも
のと比較してドアの開閉操作が軽い力でスムーズに行え
るため、開閉操作は極めて円滑で楽になるが、その反面
構造が複雑となって、ドア下端の隙間を防ぐ手段を講ず
ることが困難となるのが一般的だが、これを極めて簡単
な構成になるよう工夫して、製造が簡単で組立ても容易
な使い勝手のよいドア装置を提供できるようにした。
のと比較してドアの開閉操作が軽い力でスムーズに行え
るため、開閉操作は極めて円滑で楽になるが、その反面
構造が複雑となって、ドア下端の隙間を防ぐ手段を講ず
ることが困難となるのが一般的だが、これを極めて簡単
な構成になるよう工夫して、製造が簡単で組立ても容易
な使い勝手のよいドア装置を提供できるようにした。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段として、まず請求項1記載のものはドア下端
に戸車を有するドア装置において、ドアの下端面中央と
対向する床面を段差の無い平面に形成し、この床面に細
巾のガイド溝をドアの下端面と平行に形成し、このガイ
ド溝に先端がはまり込む閉塞ガイド部材をドアの下端に
取りつけたことを特徴とする隙間を塞ぐことができる戸
車付きドア装置である。
ための手段として、まず請求項1記載のものはドア下端
に戸車を有するドア装置において、ドアの下端面中央と
対向する床面を段差の無い平面に形成し、この床面に細
巾のガイド溝をドアの下端面と平行に形成し、このガイ
ド溝に先端がはまり込む閉塞ガイド部材をドアの下端に
取りつけたことを特徴とする隙間を塞ぐことができる戸
車付きドア装置である。
【0013】また請求項2記載のものは、細巾のガイド
溝の巾寸法が、7mm以下であるドア装置である。
溝の巾寸法が、7mm以下であるドア装置である。
【0014】請求項3記載のものは、閉塞ガイド部材を
分割形成し、戸車の回転を損なわないように、戸車と閉
塞ガイド部材の位置を調整したことを特徴とするドア装
置である。
分割形成し、戸車の回転を損なわないように、戸車と閉
塞ガイド部材の位置を調整したことを特徴とするドア装
置である。
【0015】請求項4記載のものは、閉塞ガイド部材と
ガイド溝の隙間に、隙間塞ぎ材を介在させてなるドア装
置である。
ガイド溝の隙間に、隙間塞ぎ材を介在させてなるドア装
置である。
【0016】請求項5記載のものは、ガイド溝の付近に
ヒーターを配設してなるドア装置である。
ヒーターを配設してなるドア装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によれば、玄関扉、窓、テ
ラスや浴室等の仕切り等の、あらゆるドアに応用できる
もので、床に段差をつけず、フラットに形成でき、床面
に現れるガイド溝(レール)はスリムであるため、車椅
子や台車等がガイド溝上を横切って通過する際は、平滑
な床面をスムーズに通行することが可能となり、さらに
はガイド溝内に靴の踵や傘の先を挟まらせない特徴があ
る。
ラスや浴室等の仕切り等の、あらゆるドアに応用できる
もので、床に段差をつけず、フラットに形成でき、床面
に現れるガイド溝(レール)はスリムであるため、車椅
子や台車等がガイド溝上を横切って通過する際は、平滑
な床面をスムーズに通行することが可能となり、さらに
はガイド溝内に靴の踵や傘の先を挟まらせない特徴があ
る。
【0017】またドア下端に取りつけた閉塞ガイド部材
による遮蔽効果が万全であるため、防音、防風、防水、
防塵等、あらゆる遮蔽性に優れ(いわゆる「バリアフリ
ー」に優れる)、装置全体の材質を限定すれば防火扉と
しても十分利用できる。
による遮蔽効果が万全であるため、防音、防風、防水、
防塵等、あらゆる遮蔽性に優れ(いわゆる「バリアフリ
ー」に優れる)、装置全体の材質を限定すれば防火扉と
しても十分利用できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】本発明装置は、ドア1の下端面と対向する
床面2位置にガイド溝3を形成し、このガイド溝3を利
用しながら、正面から見て左右方向にスライド開閉する
タイプのドアに取付けられる。なお、ガイド溝3は、ス
テンレス製等の凹陥状のレール部材21を平面に仕上げ
られた床面2にかぶせるように設置するので、床面2の
保護が確実で施工も容易となる。
床面2位置にガイド溝3を形成し、このガイド溝3を利
用しながら、正面から見て左右方向にスライド開閉する
タイプのドアに取付けられる。なお、ガイド溝3は、ス
テンレス製等の凹陥状のレール部材21を平面に仕上げ
られた床面2にかぶせるように設置するので、床面2の
保護が確実で施工も容易となる。
【0020】このドア1は、自動開閉するタイプ又は手
動により開閉するタイプのいずれであってもよく、また
片開き又は両開きのいずれのタイプであってもよく、さ
らには縦かまち4、横かまち5の中にガラス6を入れた
り、あるいはこの縦横かまち4、5を省略してガラス6
のみからなるタイプのものを使用してもよい。
動により開閉するタイプのいずれであってもよく、また
片開き又は両開きのいずれのタイプであってもよく、さ
らには縦かまち4、横かまち5の中にガラス6を入れた
り、あるいはこの縦横かまち4、5を省略してガラス6
のみからなるタイプのものを使用してもよい。
【0021】またドア1は、正面から見て左右方向にス
ライド開閉するものであれば、一枚のドアからなるも
の、あるいは二枚のドアからなるものいずれであっても
よく、二枚のドアの場合には、一方のドアが固定されて
いるものであってもよい。上述の如く左右方向のスライ
ド開閉のタイプとしては、片側にのみ開かれるもの、二
枚を中央から左右に開かれるようにしたもの等あらゆる
タイプに応用できる。
ライド開閉するものであれば、一枚のドアからなるも
の、あるいは二枚のドアからなるものいずれであっても
よく、二枚のドアの場合には、一方のドアが固定されて
いるものであってもよい。上述の如く左右方向のスライ
ド開閉のタイプとしては、片側にのみ開かれるもの、二
枚を中央から左右に開かれるようにしたもの等あらゆる
タイプに応用できる。
【0022】本発明の閉塞ガイド部材7は、一体もので
形成することももちろん可能であるが、複数の分割片7
a、7b、7c、7d・・・に分割して形成することも
でき、ビス10等を利用してドア1の下端に固定される
が、分割片で形成した場合には組立が容易となる。
形成することももちろん可能であるが、複数の分割片7
a、7b、7c、7d・・・に分割して形成することも
でき、ビス10等を利用してドア1の下端に固定される
が、分割片で形成した場合には組立が容易となる。
【0023】この閉塞ガイド部材7の全長は、ドア1の
巾寸法L1と略同寸に形成するのが普通で、その素材は
摩耗性が少なく、滑りが良好な素材、例えばデルリン、
テフロン樹脂、MCナイロン等で形成されることが好ま
しく、適宜の可撓性を保持するものであるとさらに好適
である。
巾寸法L1と略同寸に形成するのが普通で、その素材は
摩耗性が少なく、滑りが良好な素材、例えばデルリン、
テフロン樹脂、MCナイロン等で形成されることが好ま
しく、適宜の可撓性を保持するものであるとさらに好適
である。
【0024】またドア1の下端に設けられる戸車8も、
閉塞ガイド部材7と同様の素材で形成されることが好ま
しい。
閉塞ガイド部材7と同様の素材で形成されることが好ま
しい。
【0025】閉塞ガイド部材7は、戸車8との関係で、
戸車の回転の邪魔にならない状態で適宜形状(例えば、
断面T字状)にビス10等を利用して取りつけられ、そ
の具体的構成は図7又は図8に示されるようになる。何
れの場合においても、戸車8は、シャフト9を回転中心
として取りつけられ、閉塞ガイド部材に戸車8が当たら
ないよう、戸車8の周面の中間に逃げ溝12を形成して
おくことが好ましい。
戸車の回転の邪魔にならない状態で適宜形状(例えば、
断面T字状)にビス10等を利用して取りつけられ、そ
の具体的構成は図7又は図8に示されるようになる。何
れの場合においても、戸車8は、シャフト9を回転中心
として取りつけられ、閉塞ガイド部材に戸車8が当たら
ないよう、戸車8の周面の中間に逃げ溝12を形成して
おくことが好ましい。
【0026】また閉塞ガイド部材7は、図7に示すよう
に複数の分割片に分割形成すると、ドア1の組立が容易
になるほか、修理も簡単となる。さらに、図8に示すよ
うに、閉塞ガイド部材7に切欠部11を形成しておく
と、戸車の収まりが良くなるほか、一体もので形成する
ことも可能となる。
に複数の分割片に分割形成すると、ドア1の組立が容易
になるほか、修理も簡単となる。さらに、図8に示すよ
うに、閉塞ガイド部材7に切欠部11を形成しておく
と、戸車の収まりが良くなるほか、一体もので形成する
ことも可能となる。
【0027】次いで、図9の実施例に見られるように、
ガイド溝3の付近にヒーター15を配設しておくと、寒
冷地等での使用に際し、閉塞ガイド部材7付近が凍り付
く等の事故を防止できる効果がある。
ガイド溝3の付近にヒーター15を配設しておくと、寒
冷地等での使用に際し、閉塞ガイド部材7付近が凍り付
く等の事故を防止できる効果がある。
【0028】さらに図10の実施例に見られるように、
閉塞ガイド部材7とガイド溝3の隙間に、モヘヤ・ブラ
シ・ゴム等からなる隙間塞ぎ材16を介在させておく
と、ドアの内外での遮蔽効果が一層向上する。特に強風
下での雨水の室内への吹き込み等を防止できる優れた効
果がある。
閉塞ガイド部材7とガイド溝3の隙間に、モヘヤ・ブラ
シ・ゴム等からなる隙間塞ぎ材16を介在させておく
と、ドアの内外での遮蔽効果が一層向上する。特に強風
下での雨水の室内への吹き込み等を防止できる優れた効
果がある。
【0029】本発明は上記の構成に係るため、ドアが開
かれた際には、床面の表面に現れるガイド溝に指先その
他のものが入り込まない寸法(通常7mm以下にすれば
一層効果的だが、7mm以下でも指先を挟む事故は防止
できる)でなり、安全性が確保される上、通行の支障も
ない。
かれた際には、床面の表面に現れるガイド溝に指先その
他のものが入り込まない寸法(通常7mm以下にすれば
一層効果的だが、7mm以下でも指先を挟む事故は防止
できる)でなり、安全性が確保される上、通行の支障も
ない。
【0030】一方ドアが閉じられると、閉塞ガイド部材
の存在により、ドア下端部と床面間の隙間は完全に塞が
れることとなる。
の存在により、ドア下端部と床面間の隙間は完全に塞が
れることとなる。
【0031】
【発明の効果】よって本発明によれば、ドアを閉じた際
には、ドア下面と床面間の隙間を閉塞ガイド部材により
完璧に塞ぐことができるので、防音、防風、防水、防
塵、気密性に優れ建物内部の冷暖房効果も効率的にな
り、ドアを開いたときには、ガイド溝が通行の邪魔にな
りにくく、床面もフラットであるため、使い易いバリア
フリーの室内空間が確保できる等の優れた効果がある。
には、ドア下面と床面間の隙間を閉塞ガイド部材により
完璧に塞ぐことができるので、防音、防風、防水、防
塵、気密性に優れ建物内部の冷暖房効果も効率的にな
り、ドアを開いたときには、ガイド溝が通行の邪魔にな
りにくく、床面もフラットであるため、使い易いバリア
フリーの室内空間が確保できる等の優れた効果がある。
【図1】本発明装置を装着したドアの閉扉状態の斜視図
である。
である。
【図2】ドア下端の一部断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】同B−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】同D−D線断面図である。
【図7】戸車と閉塞ガイド部材の斜視図である。
【図8】閉塞ガイド部材の他の実施例の要部断面図であ
る。
る。
【図9】ヒーターを備えた本発明装置の要部断面図であ
る。
る。
【図10】隙間塞ぎ部材を介在させた本発明装置の要部
断面図である。
断面図である。
【図11】本発明装置の、他の実施例の要部断面図であ
る。
る。
1 ドア 2 床面 3 ガイド溝 4 縦かまち 5 横かまち 6 ガラス 7 閉塞ガイド部材 7a、7b、7c、7d 分割片 8 戸車 9 戸車のシャフト 10 ビス 11 閉塞ガイド部材の切欠部 12 逃げ溝 15 ヒーター 16 隙間塞ぎ材 21 レール部材 L1 ドアの巾寸法
Claims (5)
- 【請求項1】 ドア下端に戸車を有するドア装置におい
て、ドアの下端面中央と対向する床面を段差の無い平面
に形成し、この床面に細巾のガイド溝をドアの下端面と
平行に形成し、このガイド溝に先端がはまり込む閉塞ガ
イド部材をドアの下端に取りつけたことを特徴とする隙
間を塞ぐことができる戸車付きドア装置。 - 【請求項2】 細巾のガイド溝の巾寸法が、7mm以下
である請求項1記載のドア装置。 - 【請求項3】 閉塞ガイド部材を分割形成し、戸車の回
転を損なわないように、戸車と閉塞ガイド部材の位置を
調整したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
ドア装置。 - 【請求項4】 閉塞ガイド部材とガイド溝の隙間に、隙
間塞ぎ材を介在させてなる請求項1、請求項2又は請求
項3記載のドア装置。 - 【請求項5】 ガイド溝の付近にヒーターを配設してな
る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のド
ア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28289196A JPH10110570A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28289196A JPH10110570A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10110570A true JPH10110570A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17658446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28289196A Pending JPH10110570A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 隙間を塞ぐことができる戸車付きドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10110570A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016003523A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | ナブコシステム株式会社 | 引戸自動ドア装置 |
KR20210119118A (ko) | 2020-03-24 | 2021-10-05 | 서강대학교산학협력단 | 5-터미널 전자기계소자 기반의 내용 주소화 기억 장치 및 이를 이용하는 검색 장치 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP28289196A patent/JPH10110570A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016003523A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | ナブコシステム株式会社 | 引戸自動ドア装置 |
KR20210119118A (ko) | 2020-03-24 | 2021-10-05 | 서강대학교산학협력단 | 5-터미널 전자기계소자 기반의 내용 주소화 기억 장치 및 이를 이용하는 검색 장치 |
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A02 | Decision of refusal |
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