JPH1011056A - 演奏個所表示器 - Google Patents

演奏個所表示器

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JPH1011056A
JPH1011056A JP8163410A JP16341096A JPH1011056A JP H1011056 A JPH1011056 A JP H1011056A JP 8163410 A JP8163410 A JP 8163410A JP 16341096 A JP16341096 A JP 16341096A JP H1011056 A JPH1011056 A JP H1011056A
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JP
Japan
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performance
display
music
played
measures
Prior art date
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Pending
Application number
JP8163410A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Uchiumi
一夫 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINJIYUKU KYOIKU KAIKAN KK
Original Assignee
SHINJIYUKU KYOIKU KAIKAN KK
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Publication date
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Publication of JPH1011056A publication Critical patent/JPH1011056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドリブの演奏者や練習者が現在何小節目の何
拍子目を演奏しているのか等を目視により確認可能とす
る演奏個所表示器を提供する。 【解決手段】楽曲の演奏テンポ、小節数、拍子、反復演
奏する部分及びこの部分の反復演奏回数を含む演奏情報
を事前に入力部20から入力し、記憶部40に記憶され
た入力演奏情報に基づき、制御部30が表示部10に現
在演奏中の小節番号、この小節番号中の拍子番号、反復
演奏中であるか否か、及び、何回目の反復演奏かを出力
させるようにしてなり、入力演奏情報が楽曲の小節コー
ドを含んでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は演奏個所表示器、特
に主としてジャズ等の即興的な感覚をもったアドリブ・
ソロ(演奏家自身の任意即興的独奏音楽)を伴う演奏
(練習を含む。)に供する演奏個所表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャズやブルースの演奏においては、一
般に、楽曲の全小節をテーマとして全員で演奏した後、
楽曲の全小節又は一部を各演奏者が順番にアドリブ・ソ
ロで所定回数反復演奏し、再度全員でテーマを演奏して
終了する。つまり、ジャズやブルースのアドリブ・ソロ
はクラシックのように楽譜に忠実ではなく、即興的な感
覚をもって演奏するところにその生命(価値)がある。
【0003】しかしながら、アドリブ・ソロ演奏におい
ては、たとえ熟練者であってもいつまでも楽譜に頼る訳
にはいかず、現在の演奏個所(何小節目の何拍子目か
等)を即興的な感覚をもつという点があるがゆえに見失
う場合があり、このような場合、例えば引き続いてアド
リブ演奏をする者あるいは再度テーマを演奏する各演奏
者が音の頭出し個所が判らなくなる等の弊害が生じる。
【0004】また、アドリブの練習においても現在の演
奏個所を見失う場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に着
目してなされたものであり、その目的は、アドリブの演
奏者や練習者が現在何小節目の何拍子目を演奏している
のか等を目視により確認可能とする演奏個所表示器を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る演奏個所表
示器は、楽曲の小節数、拍子、反復演奏(循環コード・
ブルースコード演奏を含む)する部分及びこの部分の反
復演奏回数を含む入力演奏情報に基づき、表示部に現在
演奏中の小節番号(何小節目か)、この小節番号中の拍
子番号(何拍子目か)、反復演奏中であるか否か、及
び、何回目の反復演奏かを任意の速さで表示可能として
なる。
【0007】また、前記入力演奏情報が前記楽曲の小節
コードを含み、前記表示部に現在演奏中の前記小節コー
ドを表示可能としてもよい。
【0008】即ち、本表示器は所定の演奏情報を事前に
入力し、演奏開始に同期するよう作動させ(作動開始と
同時に演奏を開始する。)、事前に演奏者が任意に楽曲
の演奏の速さを合わせた上で、表示部に任意に設定した
演奏テンポに基づく演奏個所情報(小節番号、拍子番号
等)をリアルタイムで出力させるものであり、表示部の
変化の速さ(小節番号や拍子番号の変化する速さ)の調
整や入力から出力に至る手段は既知のものを用いる。
【0009】基本演奏パターンモードとして、全小節
(テーマ)→反復演奏部分(アドリブ)→全小節(テー
マ)という演奏の流れを制御部に設定・格納しておくこ
とができ、この場合、最後のテーマは設定反復演奏部分
には含まれず、全小節又は一部のアドリブ・ソロ部分を
上記反復演奏部分に対応させるようにする。なお、変則
演奏パターンにも柔軟に対応できるように変則モードも
設定しておくことが望ましい。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る演奏個所表示器1の構成
を概略的に示す説明図である。表示器1は、小節表示部
11、拍子表示部12、コード表示部13、反復演奏回
数表示部14、テンポ表示部15及び反復演奏表示ラン
プ16を有する表示部10と、テンキー21及びファン
クションキー(コードキー、セットキー、クリアキー等
を含む。)22を有する入力部20と、図示されない発
振器、カウンター、デコーダ、スピードコントローラ等
を有する制御部30と、入力演奏情報を記憶する記憶部
40とを備える。
【0011】小節表示部11は下方に楽曲の小節数を、
上方に演奏中の小節番号(何小節目か)をそれぞれ表示
する。拍子表示部12は下方に1小節中の拍子数を、上
方に演奏中の拍子番号(何拍子目か)をそれぞれ表示す
る。コード表示部13は下方に楽曲の調子コードを、上
方に演奏中の小節コードをそれぞれ表示する。反復演奏
回数表示部14は何回目の反復演奏かを表示する。テン
ポ表示部15は演奏テンポを表示する。また、反復演奏
表示ランプ16は反復演奏中に点灯する。
【0012】次に、12小節、4/4拍子、C調の楽曲
を演奏の速さが一定で、且つ、全小節(テーマ部分)→
反復演奏部分(アドリブ部分=全小節)×8回(1人当
たり2回×4人)→全小節(テーマ部分)という流れで
ジャズを演奏する場合について説明する。なお、制御部
30には演奏基本パターンとして、全小節→反復演奏部
分→全小節という流れが設定されている。
【0013】パワースイッチ2を入れ、演奏情報とし
て、演奏テンポ(任意の速さ)、小節数(12)、拍子
(4/4)、反復演奏部分(1〜12(全小節))、反
復演奏回数(8)、コード進行を入力部20によって入
力する。
【0014】次いで、作動スイッチ3を入れ、表示部1
0の作動に同期するように演奏を開始する。なお、作動
スイッチ3を入れると、表示部12に設定演奏テンポ及
び拍子に合致したカウントダウンが表示され、演奏開始
のタイミングを取り易くすることができる。
【0015】最初のテーマ部分の演奏において、小節表
示部11は、1/12(分子が表示部11の上方部分を
示す。)、2/12・・・11/12、12/12と変
化し、拍子表示部12は1/4、2/4、3/4、4/
4、1/4・・・と変化し、コード表示部13の上方部
分にはコード進行が表示される。拍子表示部12の変化
スピードは、4/4拍子なので小節表示部の変化スピー
ドの4倍となる。これに従って、3/4拍子では3倍、
6/8拍子では6倍となる。つまり、拍子表示部12の
変化スピードは小節表示部11の変化スピードを1とす
る、拍子の分子の数となる。なお、最初のテーマ演奏の
際、反復演奏回数表示部14は0を表示し、反復演奏表
示ランプ16は消えている。
【0016】最初の全小節が終わると、自動的に反復演
奏表示ランプ16が点灯し、反復演奏回数表示部14は
1を表示する。小節表示部11、拍子表示部12及びコ
ード表示部13は、反復演奏部分が全小節であるため、
上記テーマ部分の演奏時と同様に変化する。アドリブ演
奏の進行に伴い反復演奏回数表示部14は1、2・・・
7、8まで変化する。
【0017】その後、最後のテーマ部分の演奏に入る
と、基本演奏パターンに基づき、反復演奏表示ランプ1
6の点灯が消え、反復演奏回数表示部14は0を表示す
る。
【0018】なお、演奏情報の入力から表示部10への
出力に至る手段は、既知のものを用いるため詳述がしな
いが、発振器からの基準クロックパルスをカウントし、
スピードコントローラ(ボリューム)等によって任意パ
ルス数を1拍子時間として定義し、1拍子時間から1小
節時間を定義し、このように設定した演奏テンポに基づ
いて所定の情報がデコーダを介して表示部10に出力さ
れるような手段を用いることができる。そして、テンポ
数は既述のように表示部15に表示される。なお、スピ
ードコントローラによって、テンポスピードをクロック
パルス単位で後調整可能であり、カラオケの歌詞を追う
が如くレコードやCD、音楽テープのテンポに本表示器
の表示部変化の速さを合わせ、テーマやアドリブ・ソロ
の合奏や練習に供することもできる。
【0019】また、前述の複数のアドリブ演奏者の担当
する楽器の絵が表示部10に順番に表れるようにするこ
ともでき、例えば1番目ギターの絵,2番目トランペッ
トの絵,3番目アルトサックの絵(テナーやソプラノサ
ックスと区別する符号A等が付される。),4番目ピア
ノの絵等である。さらに演奏する複数の楽曲を演奏順に
入力したり、演奏頻度の高い楽曲を格納させたり、楽曲
の曲名を表示可能とする等、公知の機構を用いて適宜設
計変更が可能である。
【0020】また本発明に係る表示器の大きさや形は自
由であり、できるだけ簡素な腕時計型から卓上型、及び
ピンコード等の接続により家庭のテレビやディスプレイ
に拡大表示させることも可能である。さらにストップウ
ォッチとの併設及び併用によって曲全体が何秒であるか
が確認できるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係る演奏
個所表示器では、特にアドリブ・ソロ演奏者が現在何小
節目の何拍子目を演奏中であるのか目視により容易に確
認できるため、例えばアドリブ演奏の引継ぎ等が確実に
なる等、演奏の質の低下を防ぐ。
【0022】また、アドリブの練習をする者にとって
も、曲の流れから外れない練習が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】演奏個所表示器の概略説明図である。
【符号の説明】
1 演奏個所表示器 2 パワースイッチ 3 作動スイッチ 10 表示部 11 小節表示部 12 拍子表示部 13 コード表示部 14 反復演奏回数表示部 15 テンポ表示部 16 反復演奏表示ランプ 20 入力部 30 制御部 40 記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の小節数、拍子、反復演奏する部分
    及びこの部分の反復演奏回数を含む入力演奏情報に基づ
    き、表示部に現在演奏中の小節番号、この小節番号中の
    拍子番号、反復演奏中であるか否か、及び、何回目の反
    復演奏かを任意の速さで表示可能としてなる演奏個所表
    示器。
  2. 【請求項2】 前記入力演奏情報が前記楽曲の小節コー
    ドを含み、前記表示部に現在演奏中の前記小節コードを
    表示可能とした請求項1に記載の演奏個所表示器。
JP8163410A 1996-06-24 1996-06-24 演奏個所表示器 Pending JPH1011056A (ja)

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JP8163410A JPH1011056A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 演奏個所表示器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015184419A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社河合楽器製作所 楽譜表示・演奏プログラム及び楽譜表示・演奏装置
CN111630590A (zh) * 2018-02-14 2020-09-04 字节跳动有限公司 生成音乐数据的方法
CN111630590B (zh) * 2018-02-14 2024-05-14 字节跳动有限公司 生成音乐数据的方法

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US11887566B2 (en) 2018-02-14 2024-01-30 Bytedance Inc. Method of generating music data
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