JPH10110337A - セルロースアセテート系複合交絡糸及びその製造方法 - Google Patents

セルロースアセテート系複合交絡糸及びその製造方法

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JPH10110337A
JPH10110337A JP26593996A JP26593996A JPH10110337A JP H10110337 A JPH10110337 A JP H10110337A JP 26593996 A JP26593996 A JP 26593996A JP 26593996 A JP26593996 A JP 26593996A JP H10110337 A JPH10110337 A JP H10110337A
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JP
Japan
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yarn
cellulose acetate
cellulose
filament
spinning
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JP26593996A
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Isao Oki
勲 大木
Takao Miyamori
隆雄 宮森
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緻密で、高度な交絡レベルと品位を有するセ
ルロースアセテート系複合交絡糸及びそれを効率的に達
成する製造方法を提供する 【解決手段】 セルロースアセテート長繊維と他素材長
繊維から成る複合交絡糸を製造するに際して、セルロー
スアセテート繊維中に、セルロースアセテート可溶の溶
剤が5〜22.5重量%、好ましくは10〜20重量%
含有された状態で交絡処理することによって、交絡数が
50個/m以上、交絡数の標準偏差が0.2未満、かつ
スラブカウントが糸長1000000m当たり0.3個
以下であるセルロースアセテート系複合交絡糸とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルロースアセテ
ートと他素材長繊維との複合交絡糸及びその製造方法に
関する。更に詳しくは、セルロースアセテートと他素材
長繊維とを均一な交絡状態を維持しながら、高交絡で、
しかも毛羽の少ない複合交絡糸及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セルロースジアセテート繊維は、高級な
光沢感、優れた発色性、適度な吸湿性及びしなやかさ等
を有し、天然繊維に比較的近い素材として衣料分野で広
く利用されている。しかしながら、ジアセテート繊維は
他の合成繊維に比べ機械的物性が脆弱であるという欠点
を有するため、アウター衣料として用いられる際には他
素材長繊維と交絡処理を施した複合糸として用いられる
ことが多い。しかしながら、この交絡処理の工程では、
ジアセテート繊維の脆弱な糸物性のために毛羽の発生が
著しく、織編等の後工程でのトラブル、製品品位の低下
等を招くケースが多い。
【0003】従来、ジアセテート長繊維を他繊維と交絡
させて複合糸を得る具体的な方法として、次の2通りに
大別される。 紡糸以降の撚糸やリワインドの工程で複合化する
方法 紡糸工程で捲き上げまでのプロセスの過程で複合
化する方法 まず、のプロセスでは前述の通り、ジアセテート繊維
の脆弱な糸物性に由来する糸欠点の発生が多く、十分且
つ高品位な複合糸が得られていないのが実状である。
【0004】他方、紡糸直後に交絡処理を施す場合につ
いては、セルロースジアセテート繊維はアセトンに溶解
させた紡糸原液から乾式紡糸法で製造する方法が一般的
であるが、この場合、紡糸直後(紡糸筒出口付近)の糸
条中に溶剤分がかなり残存しており(以下残存溶剤含有
量と称する)、この為、極めて柔軟な糸物性を示すと考
えられ、エアー交絡処理についても有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セルロ
ースアセテートと他素材長繊維とを均一な交絡状態を維
持しながら、高交絡で、しかも毛羽の少ない複合交絡糸
を得ようとすると、極めて強度なエアー交絡処理が必要
であり、糸欠点が多発する傾向にある。本発明者らはこ
の糸条中の溶剤に着目して、鋭意検討した結果、本発明
に到達したものであり、即ち、本発明は、緻密で、高度
な交絡レベルと品位を有するセルロースアセテート系複
合交絡糸及びそれを効率的に達成する製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明の第1の要旨
は、セルロースアセテート長繊維と他素材長繊維との複
合交絡糸であって、交絡数が50個/m以上、交絡数の
標準偏差が0.2未満、かつスラブカウントが糸長10
00000m当たり0.3個以下であることを特徴とす
るセルロースアセテート系複合交絡糸である。本発明に
おいて、好ましくは、交絡数が70個/m以上、交絡数
の標準偏差が0.1未満、かつスラブカウントが糸長1
000000m当たり0.1個以下である。
【0007】本発明の第2の要旨は、セルロースアセテ
ート長繊維と他素材長繊維から成る複合交絡糸を製造す
るに際して、セルロースアセテート繊維中に、セルロー
スアセテート可溶の溶剤が5〜22.5重量%、好まし
くは10〜20重量%含有された状態で交絡処理するこ
とを特徴とするセルロースアセテート系複合交絡糸の製
造方法である。
【0008】本発明で用いるセルロースアセテートは、
酢化度56.2%〜62.5%のセルローストリアセテ
ートでもよく、酢化度48.8%〜56.2%のセルロ
ースジアセテートでも良い。
【0009】本発明者らは、糸条中の残存溶剤含有量と
糸欠点の発生頻度の間には密接な関係があることを見い
出した。すなわち、紡糸直後の交絡処理を、糸欠点が少
なく、均一な高交絡処理とするためには、紡糸直後に
「ある程度の機械的強度を持つ糸条を形成しておりなお
かつ糸条が可塑的な固体物性を示す」という状態を形成
させる必要がある。このためには、紡糸直後のアセテー
ト糸条の残存溶剤含有量制御を行う必要がある。残存溶
剤含有量が5%未満、好ましくは10%未満の場合に
は、糸の溶剤による可塑化は小さいため、交絡時の毛羽
発生が著しく、一方、残存溶剤含有量が22.5%、好
ましくは20%を越える場合はアセテート繊維の糸条形
成が十分でなく、むしろ糸物性的に脆い状況にある。従
って、紡糸直後の糸条中に含まれる残存溶剤含有量は5
〜22.5%の範囲、好ましくは、10〜20%の範囲
で、交絡処理することが望ましい。
【0010】一方、溶媒種に目を向けると、通常ジアセ
テート繊維の製造にはアセトンが使用されているが、多
くの場合、紡糸筒出口側の残存溶剤含有量は20〜25
%程度であり、残存溶剤含有量を前述の範囲内に制御し
ようすると大幅に生産性が低下する。また、生産性を低
下させず溶剤の範囲を前述の範囲に入れようとすると、
紡糸筒の温度上昇が要求され、安全性に問題が生じる。
従って、アセトン並み若しくはそれ以上のジアセテート
に対する溶解性を示し、なおかつアセトンより揮発性に
富む溶媒を使用することが技術的には有利となる。例え
ば、塩化メチレンとメタノールとの混合物を使用する
と、生産性を損なうことなく紡糸直後の残存溶剤含有量
を上記の様な範囲に制御することが可能であるため、高
交絡処理が可能となる。
【0011】また、セルローストリアセテート繊維の製
造には溶剤として、塩化メチレンとメタノールとの混合
物が用いられることが多いが、残存溶剤含有量を本発明
の範囲とし、しかも、生産性を高めるためには、塩化メ
チレン/メタノールの混合重量比を97/3〜75/2
5、好ましくは93/7〜85/15に適宜設定する。
交絡処理は、前述の条件下で紡出したセルロースアセ
テート長繊維を巻き取る前に、他素材長繊維とを引き揃
えて1本の糸条と成し、この糸条に対してインターレー
スノズル等のエアー交絡処理により実施する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に従い詳細に
説明する。本発明に用いるセルロースアセテートは、前
述のように、セルロースジアセテート、セルローストリ
アセテートのどちらでも良いが、以下の説明では、セル
ロースジアセテートの場合について説明する。
【0013】まず、酢化度が48.8%〜56.2%の
セルロースジアセテートをアセトンまたは塩化メチレン
または塩化メチレンとメタノールとの混合物を溶媒とし
て紡糸原液を作製する。塩化メチレンとメタノールの混
合物を溶媒とする場合は、混合物中のメタノールの重量
比率が8〜15重量%である事が望ましい。
【0014】図1は本発明の基本的な実施形態を示した
ものであり、前述の紡糸原液を70〜80℃に加熱した
後、紡糸ノズル(1)から100℃以下に加熱された紡
糸筒(2)に紡出し脱溶媒する。セルロースジアセテー
トの紡出糸条(7)はフィードローラー(4)で引き取
る前に油剤(3)が付与される。フィードローラー
(4)を経たジアセテート糸条は、同じくフィードロー
ラー(4)を経て供給される他素材長繊維(8)と引き
揃えられ、インターレースノズル(5)に導入され、交
絡処理が施される。こうして交絡処理を施された複合糸
は、ボビン、またはパーン(6)に捲き取られ製品にな
る。ここで交絡処理に用いるインターレースノズル
(5)は、特に限定するものではないが、図2〜図4に
示すような、糸道孔に対して垂直方向に圧縮空気流が作
用するタイプが好ましい。
【0015】糸道孔に対して直交する方向に圧縮空気流
が作用するインターレースノズルの典型例を図2にした
がって、さらに説明する。流体噴射孔(12)より、糸
道孔(13)内に噴射された流体は、糸道孔中心部で衝
突し、複数個の旋回流を形成する。これにより、走行糸
条は複雑な8の字運動を行い交絡が形成される。ここ
で、糸導入用のスリット(11)を、糸道孔に設けるこ
とにより、より作業性が向上する。このスリットは、図
2に示す様に糸道孔(13)の中央部分に設けても良い
が、周辺部における噴射流体の流れと糸導入の方向とを
できるだけ同方向にすることにより、スリット(11)
からの噴射流体の逃げを抑え、糸条の装置外への飛び出
しを防止するという目的から、図3に示すように、流体
噴射孔(12)の糸道孔(13)への開口部にあって糸
道孔(13)に接線をなす面にスリット(11)を配す
ることが好ましい。また、このスリットの間隔はできる
だけ狭くするのが良く、0.2mm程度以下が好まし
い。
【0016】図4は、より交絡性能を向上させるため
に、糸道孔の中心部をやや膨らませるような形状にした
インターレースノズルを示す。一般に、流体処理装置に
おいて、流体噴射孔(12)より噴射された圧縮流体は
噴射孔の対壁に衝突し、一部は糸道孔(13)断面方向
に相反する旋回流を形成するが、一部は糸道孔(13)
に沿って進みそのまま装置外に排出される。したがって
この後者の成分を減少させるために、流体噴射孔(1
2)付近の糸道孔(13)の孔径を糸導孔(13)の入
側または出側の孔径より大きくし、糸道孔(13)の中
心部をやや膨らませるような形状をとることにより、旋
回流を形成し易くし、交絡を効果的に行うことができ
る。この膨らみは、あまり大きすぎると旋回流が弱くな
り、効果が低下する。したがって、流体噴射孔(12)
が開口している部分の糸道孔(13)の孔径と、糸道孔
の入側及び糸道孔の出側の孔径との比が、1.2〜1.
8であることが好ましい。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を具体的に説
明する。実施例で評価した交絡数、交絡の均一性、スラ
ブカウントは、次の方法によった。
【0018】<交絡数>交絡数はROTHSCHILD
社製のエンタングルメントテスター「R2040」を使
用して測定した。測定条件は、初期張力:21g、TR
IP LEVEL TENSION:24.8g、測定
速度:1.2m/minにて行った。この測定を20カ
所について行い、その平均値を交絡数とした。
【0019】<交絡の均一性>上記の方法に従って、交
絡処理を施した複合糸の長さ方向に交絡数を数え、求め
た交絡数を1mあたりの交絡数に換算する。この測定を
20ケ所について実施し、標準偏差を算出する。この標
準偏差が0.05未満のものについては交絡の均一性が
「優」、0.05以上0.10未満のものについては
「良」、0.10以上0.20未満のものについては
「可」、0.20以上のものについては「不可」という
判定を行った。
【0020】<スラブカウント>交絡処理後の繊維中に
含まれる糸欠点(毛羽、ループ等)の数を示す値であ
り、レーザー光の光路遮断によって糸欠点を計測するセ
ンサーに走行速度400m/minの条件で糸を供給
し、走糸距離1,000,000mに換算した場合の糸
欠点個数をスラブカウントと定義し、次式で与えられ
る。 スラブカウント=((糸欠点の総数)×106)/((巻き取り糸
長)×(糸の総本数))
【0021】(実施例1)平均酢化度55.2%のセル
ロースジアセテートをアセトン溶剤に溶解し紡糸原液を
調整した。この紡糸原液を、70℃に加熱し、表1に示
した温度、紡糸速度で、75デニール、20フィラメン
トのセルロースジアセテート繊維を得た。また、30デ
ニール、12フィラメントのポリエステル糸をフィード
ローラーを経て同速度で供給し、セルロースジアセテー
ト糸条とポリエステル糸とを引き揃えた状態でインター
レースノズル内に導入し、複合交絡糸を形成させた。
【0022】
【表1】
【0023】上記の結果から、交絡数、スラブカウン
ト、交絡の均一性の全てを満足するためには、糸条中の
残存溶剤含有量が、22%程度以下、より好ましくは2
0%程度以下が好ましい傾向にある。また、これらを達
成するためには大幅に紡糸筒温度を上げ、紡糸速度も低
下させる必要がある。
【0024】(実施例2)平均酢化度55.2%のセル
ロースジアセテートを塩化メチレン/メタノール混合溶
剤(メタノールの重量比率が12重量%になるよう調製
した混合溶剤)に溶解し紡糸原液を調整した。この紡糸
原液を70℃に加熱し、表2に示した通り温度と紡糸速
度を変更し、75デニール、20フィラメントのセルロ
ースジアセテート繊維を得た。また、30デニール、1
2フィラメントのポリエステル糸を供給し、フィードロ
ーラーで同速度で供給し、セルロースジアセテート糸条
とポリエステル糸とを引き揃えた状態でインターレース
ノズル内に導入し、複合交絡糸を形成させた。
【0025】
【表2】
【0026】上表に示した通り、交絡数、スラブカウン
ト、交絡の均一性の全てを満たすには、糸条中の残存溶
剤含有量は10〜20%が好ましい。また実施例1と比
較した場合、残存溶剤含有量が10〜20%の適正域に
対し高紡糸速度での達成が可能であり、極めて効率的で
有利であった。
【0027】(実施例3)平均酢化度61.6%のセル
ローストリアセテートを塩化メチレン/メタノール混合
溶剤(メタノールの重量比率が9重量%になるよう調製
した混合溶剤)に溶解し紡糸原液を調整した。この紡糸
原液を70℃に加熱し、表3に示した通り温度と紡糸速
度を変更し、75デニール、20フィラメントのセルロ
ーストリアセテート繊維を得た。また、30デニール、
12フィラメントのポリエステル糸を供給し、フィード
ローラーで同速度で供給し、セルローストリアセテート
糸条とポリエステル糸とを引き揃えた状態でインターレ
ースノズル内に導入し、複合交絡糸を形成させた。
【0028】
【表3】
【0029】上表に示した通り、本発明を実施するにあ
たって使用するセルロースアセテートはセルローストリ
アセテートでも良く、交絡数、スラブカウント、交絡の
均一性の全てを満たすには、糸条中の残存溶剤含有量は
10〜20%が好ましい。また実施例2と同様、残存溶
剤含有量が10〜20%の適正域に対し高紡糸速度での
達成が可能であり、生産効率性の面で極めて有利であっ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明は、紡糸直後の糸条中に含まれる
残存溶剤含有量を制御した状況下で交絡処理を行うこと
により、品位に優れ且つ後工程でトラブルの原因となる
毛羽の発生を極限まで抑制した高交絡混繊糸を、生産性
を損なうことなく提供し得るものであり、消費者ニーズ
の多様化、高級化への対応を可能にするものとしてその
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合交絡糸の製造方法の一例を示す断
面図である。
【図2】本発明で用いるインターレースノズルの一例を
示す斜視図である。
【図3】本発明で用いるインターレースノズルの別の一
例を示す斜視図である。
【図4】本発明で用いるインターレースノズルの別の一
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 紡糸ノズル 2 紡糸筒 3 オイリング部 4 フィードローラー 5 インターレースノズル 6 巻き取り部 7 セルロースジアセテート長繊維糸条 8 他素材長繊維糸条 11 スリット 12 流体噴射孔 13 糸道孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロースアセテート長繊維と他素材長
    繊維との複合交絡糸であって、交絡数が50個/m以
    上、交絡数の標準偏差が0.2未満、かつスラブカウン
    トが糸長1000000m当たり0.3個以下であるこ
    とを特徴とするセルロースアセテート系複合交絡糸。
  2. 【請求項2】 交絡数が70個/m以上、交絡数の標準
    偏差が0.1未満、かつスラブカウントが糸長1000
    000m当たり0.1個以下である請求項1記載のセル
    ロースアセテート系複合交絡糸。
  3. 【請求項3】 セルロースアセテートが、酢化度48.
    8%〜56.2%のセルロースジアセテートである請求
    項1または2記載のセルロースアセテート系複合交絡
    糸。
  4. 【請求項4】 セルロースアセテート長繊維と他素材長
    繊維から成る複合交絡糸を製造するに際して、セルロー
    スアセテート繊維中に、セルロースアセテート可溶の溶
    剤が5〜22.5重量%含有された状態で交絡処理する
    ことを特徴とするセルロースアセテート系複合交絡糸の
    製造方法
  5. 【請求項5】 セルロースアセテート可溶の溶剤が10
    〜20重量%含有された状態で交絡処理する請求項4記
    載のセルロースアセテート系複合交絡糸の製造方法。
  6. 【請求項6】 セルロースアセテート可溶の溶剤が塩化
    メチレン、メタノールの混合物である請求項4または5
    記載のセルロースアセテート系複合交絡糸の製造方法。
  7. 【請求項7】 セルロースアセテートとして、酢化度4
    8.8%〜56.2%のセルロースジアセテートを用い
    る請求項4〜6いずれかに記載のセルロースアセテート
    系複合交絡糸の製造方法。
JP26593996A 1996-10-07 1996-10-07 セルロースアセテート系複合交絡糸及びその製造方法 Pending JPH10110337A (ja)

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