JPH1010943A - 負摩擦帯電性トナー粒子を清掃する装置及び方法 - Google Patents

負摩擦帯電性トナー粒子を清掃する装置及び方法

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JPH1010943A
JPH1010943A JP9066135A JP6613597A JPH1010943A JP H1010943 A JPH1010943 A JP H1010943A JP 9066135 A JP9066135 A JP 9066135A JP 6613597 A JP6613597 A JP 6613597A JP H1010943 A JPH1010943 A JP H1010943A
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brush
toner
cleaning
particles
charged
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JP9066135A
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Nero R Lindblad
アール リンドブラッド ネロ
Christopher W Curry
ダブリュー カリー クリストファー
Darryl L Pozzanghera
エル ポツァンゲーラ ダーリル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタまたは複写機において像形成表面か
ら負摩擦帯電トナー粒子をより効率的に除去する装置お
よび方法を提供する。 【解決手段】 本発明のブラシ清掃装置内の2個の清掃
ブラシ100及び106は正のバイアスが印加されてい
る。トナーパッチKが第1ブラシ100で除去される。
除去しきれずに残ったトナーパッチLは、正にバイアス
された第2ブラシ106で像形成表面10から繊維打撃
によって除去される。正にバイアスされた単一ブラシ清
掃装置(図3)の場合は、電荷を有する負摩擦帯電トナ
ー粒子を清掃するために、その回転速度は2個式のブラ
シ清掃装置の個々のブラシの回転速度より高くしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真プリンタまた
は複写機、より詳細には像形成表面から負摩擦帯電性ト
ナー粒子を除去する清掃装置に関するものである。
【0002】プリンタや複写機において負摩擦帯電性ト
ナー粒子がより多く使用されるにつれて、これらのトナ
ー粒子を像形成表面から除去するより効率的な方法が要
望されている。
【0003】
【従来の技術】米国特許第5,257,079号は、交
流でバイアスされた清掃ブラシが、放電した粒子を像形
成表面から除去する点を開示している。像形成表面上の
粒子はコロナ発生装置によって放電される。像形成表面
の移動方向にみて前記ブラシの下流には、絶縁性ブラ
シ、導電性ブラシまたはブレードから成る第2清掃装置
が配置され、前記ブラシから再付着した粒子を像形成表
面から除去する。
【0004】米国特許第4,545,669号は、像形
成部材を低電圧で同時に帯電、露光および現像する装置
を開示している。この装置は、たわんだ半透明の可撓性
像形成部材、電子イメージソース、光ビーム偏向部材、
内部に磁石が入っている感光化ロール、内部に磁石が入
っている現像ロール、感光化ロール用の電圧源、現像ロ
ール用の電圧源、絶縁性トナー樹脂粒子と導電性キャリ
ヤ粒子から成る導電性現像剤粒子が入っている現像剤供
給リザーバ、可撓性像形成部材と感光化ロールの間に位
置する感光化ニップ、像形成部材と現像ロールの間に位
置する現像ニップから成っている。感光化ロールと現像
ロールは可撓性像形成部材と同じ方向に動く。感光化ロ
ール用の電圧源が発生した電圧と、現像ロール用の電圧
源が発生した電圧とは、極性が反対である。可撓性像形
成部材と感光化ロールの間に所定の極性の電界が形成さ
れる。前記電界は感光化ロールに作用する。前記電界は
感光化ニップ内の帯電したトナー粒子に静電力を作用さ
せて、それらのトナー粒子を像形成部材のほうに一様に
移動させる。次に可撓性像形成部材を電子イメージソー
スにさらすことによって、可撓性像形成部材の露光した
領域に隣接するトナー粒子に作用する静電力が増して、
トナー粒子が可撓性像形成部材に付着する。現像ロール
によって、露光しなかった領域の可撓性像形成部材から
トナー粒子が除去され、露光した領域にトナー粒子が現
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プリ
ンタや複写機において負摩擦帯電性トナー粒子がより多
く使用されるにつれて、これらのトナー粒子を像形成表
面から除去する、より効率的な装置及び方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明によれば、移動可能な表
面から、帯電した負摩擦帯電性粒子を除去する装置であ
って:第1バイアスを有する予備清掃コロトロンと:前
記予備清掃コロトロンの第1バイアスとは異なる第2バ
イアスを有し、前記表面から、前記帯電した負摩擦帯電
性粒子を清掃する第1清掃手段と:から成る清掃装置が
提供される。
【0007】また、本発明によれば、移動する表面か
ら、帯電した負摩擦帯電性粒子を清掃する方法であっ
て:像を印刷媒体へ転写するステップと:転写後に前記
表面に残った粒子を、負に帯電したコロトロンを使用し
て予備清掃するステップと:第1のブラシを正に帯電さ
せて、該第1ブラシが前記表面に接触するとき、転写後
に前記表面に残った負電荷をもつ負摩擦帯電性粒子と正
電荷をもつ負摩擦帯電性粒子の両方を除去するするステ
ップとから成ることを特徴とする清掃方法が提供され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を組み込むことが可能なカ
ラー静電写真プリンタまたは複写機を大まかに理解して
もらうために、米国特許第4,599,285号と米国
特許第4,679,929号に記載されている、マルチ
パス現像と単一パス転写を含むイメージオンイメージ法
を説明する。本発明の清掃方法および装置は、カラー静
電プリンタまたは複写機に使用するのに特に適している
が、さまざまな装置に同様に使用することができ、ここ
に記載した特定の実施例に限定されない。
【0009】以下、図面を参照して説明するが、図面は
発明の好ましい実施例を説明するためのものであって、
発明を限定するものではない。最初に図4に示したプリ
ンタに使用されている種々の処理部を簡単に説明する。
【0010】本発明を有益に使用できるプリンタは光導
電性表面と導電性光透過基層から成る光導電性ベルト1
0形式の電荷保持部材を使用しており、ベルト10は帯
電部A、露光部B、現像部C、転写部D、定着部E、お
よび清掃部Fを通過するように取り付けられている。ベ
ルト10は矢印16の方向に動いてその連続する部分を
進め、移動通路のまわりに配置されたさまざまな処理部
を順次通過させる。ベルト10は複数のローラ18,2
0,22のまわりに掛け渡されている。ローラ18を使
用してベルト10に適当な張力を与えることができる。
モータ23はローラ20を回転させてベルト10を矢印
16の方向に進める。ローラ20は適当な手段、例えば
ベルト伝動装置でモータ23に結合されている。
【0011】図4から判るように、ベルト10の連続す
る部分は、最初に帯電部Aを通過する。帯電部Aでは、
コロナ装置24、例えばスコロトロン、コロトロンまた
はジコロトロンが、ベルト10を正または負の高い一様
な電位に帯電させる。コロナ装置24はこの分野で周知
の任意の適当な制御装置を使用して制御することができ
る。
【0012】次に、ベルト10の帯電した部分は露光部
Bを通過する。露光部Bでは、一様に帯電した感光体す
なわち電荷保持表面10がレーザ入力/出力走査装置2
5にされされ、走査装置(例えば、2レベルラスタ出力
スキャナ(ROS))からの出力に従って放電される。
【0013】最初にある電圧に帯電された感光体は、あ
る電圧レベルまで暗減衰する。露光部Bにおいて露光さ
れると、感光体はすべてのカラーの像領域について零す
なわちアースに近い電位まで放電する。
【0014】現像部Cでは、現像装置30が、現像剤を
運んで静電潜像に接触させる。現像装置30は、第1現
像ユニット42、第2現像ユニット40、第3現像ユニ
ット34および第4現像ユニット32で構成されている
(この数は色の数によって増減するが、本例では4色を
用いるので、4つの現像ユニットがある)。第1現像ユ
ニット42は、ドナーロール47、磁気ローラ48およ
び現像剤46が入ったハウジングを有する。第2現像ユ
ニット40は、ドナーロール43、磁気ローラ44およ
び現像剤45が入ったハウジングを有する。第3現像ユ
ニット34は、ドナーロール37、磁気ローラ38およ
び現像剤39が入ったハウジングを有する。第4現像ユ
ニット32は、ドナーロール35、磁気ローラ36およ
び現像剤33が入ったハウジングを有する。磁気ローラ
36,38,44,48は、それぞれドナーロール3
5,37,43,47の上にトナーを展開する。そのあ
とドナーロール35,37,43,47がそれぞそれト
ナーを像形成表面11の上に展開する。現像ユニット3
2,34,40,42と後続のすべての現像ユニット
は、前の現像ユニットによって形成された像を乱さない
ために、スカベンジレス方式でなければならないことに
留意されたい。4個のすべての現像ハウジングの中に選
択した色の現像剤33,39,45,46が入ってい
る。電源41によって現像ユニット32,34,40,
42に電気的バイアスが加えられる。
【0015】コピー用紙58は供給トレー(図示せず)
から転写部Dへ送られる。用紙はシート給送装置(図示
せず)によってトレーから送り出され、転写部Dへ運ば
れ、コロナ帯電装置60を通過する。転写後、用紙はそ
のまま矢印62の方向に定着部Eへ運ばれる。
【0016】定着部Eは、転写されたトナー粉末像をコ
ピー用紙へ永久に固着させる定着装置64を備えてい
る。定着装置64は、加熱された定着ローラ66と、ト
ナー粉末像が定着ローラ66に接触した状態で定着ロー
ルに圧接するバックアップローラ68から成るものが好
ましい。このやり方で、トナー粉末像が用紙へ永久に固
着される。
【0017】定着後、コピー用紙はキャッチトレー(図
示せず)へ送られるか、または仕上げ部へ送られて接着
とじ、ステープルとじ、または丁合いされた後、オペレ
ータによって複製機から取り出される。上記の代わり
に、コピー用紙を両面複写トレー(図示せず)へ送るこ
とができる。コピー用紙は第2面の像を受け取るため、
両面複写トレーから処理装置へ戻される。複写する第2
面を提供するために、一般に、前縁と後縁を逆にし、か
つ奇数番号のコピー用紙を裏返す必要がある。しかし、
用紙の第1面に追加情報または第2カラー情報の形の重
ね書き情報が所望ならば、前縁と後縁を逆にする必要は
ない。もちろん、両面複写または重ね書き複写のための
用紙の戻しは手動で行うことができる。各コピーを作成
した後、ベルト10に残った残留トナーや破砕屑は、予
備清掃コロトロン96でトナー粒子を帯電させた後、清
掃部Fにおいてブラシまたは他の形式の清掃装置70で
除去することができる。清掃装置70は、2個の支持装
置160,170によってベルトに係合するように支持
されている。
【0018】次に図1を参照すると、像形成表面に残留
する負摩擦帯電性トナー粒子を除去するため、2個式す
なわちデュアル式静電ブラシ(DESB)に印加する、
従来のブラシ用バイアスの極性が示されている。負の予
備清掃コロトロン96は、転写後に感光体10(例え
ば、像形成表面)上に残った残留負摩擦帯電性トナー粒
子95へ負電荷を与える。この予備清掃後、残留トナー
粒子パッチGは、少量の低い正電荷も存在するが、主と
して高い負電荷を帯びる。負摩擦帯電性トナー粒子は負
の予備清掃コロトロン96から負電荷を受け取る。これ
が、負摩擦帯電性トナー粒子がトナー粒子パッチG内で
高い負電荷値を持つことを許す固有のトナー特性であ
る。従って、矢印16で示した感光体10の移動方向に
みて、第1のブラシ100は、感光体10から主として
負摩擦帯電性トナー粒子Gを吸引するために正にバイア
スされている。正にバイアスされた第1ブラシ100は
トナーパッチGの相当な部分を除去する。第1ブラシ1
00に付着したトナーパッチGは後で第1ブラシ100
から除去される。しかし、トナーパッチGの僅かな部分
が第1ブラシ100で清掃されずに(すなわち、トナー
パッチGの僅かな部分がブラシ100の下を通過した
り、また少量のトナーが第1ブラシ100から感光体1
0へ再付着する)、第1ブラシ100の後方にトナーパ
ッチHとして、感光体10の上に残ることが多い。負摩
擦帯電性トナー粒子95の残留トナーパッチHは、正に
バイアスされた第1ブラシ100との接触後、主として
正に帯電されている。
【0019】図1の説明を続けると、矢印16で示した
感光体10の移動方向に第2のブラシ105は負にバイ
アスされている。負摩擦帯電性トナー粒子95上の正電
荷のため、残留トナーパッチHの一部が第2ブラシ10
5で除去される。しかし、負にバイアスされた第2ブラ
シから負電荷を受け取る摩擦帯電トナー粒子95の固有
の負性のせいで、第2ブラシ105の後方に残留トナー
パッチIが残る。これにより、負にバイアスされた第2
ブラシで清掃することができない程に強く負に帯電した
粒子が生じる。従って、この従来の清掃装置は残留した
負摩擦帯電粒子を完全には清掃しない。本発明はプリン
タや複写機にその使用が増大している上記のような負摩
擦帯電性トナー粒子を効率的に清掃する方法を提供す
る。
【0020】次に図2に、デュアル式静電清掃ブラシを
使用する本発明の好ましい実施例を示す。負摩擦帯電性
トナー粒子95の残留トナーパッチKは負の予備清掃コ
ロトロン96によって負に帯電されている。矢印16で
示した感光体10の移動方向に第1のブラシ100は負
に帯電した残留パッチKを感光体10から除去するため
正にバイアスされている。第1ブラシ100に付着した
トナーパッチKは、トナー除去ロール101で除去され
る(その他のトナー除去手段として、空気圧式トナー除
去バーやフリッカー・バーがある)。トナーパッチL
は、正にバイアスされた第1清掃ブラシ100で除去さ
れなかった感光体10上のトナー粒子を示す。正にバイ
アスされた第1ブラシ100はトナーパッチL内の正電
荷をもつ負摩擦帯電性トナー粒子95を清掃する。矢印
16で示した感光体10の移動方向に第2のブラシ10
6も同様に正にバイアスされている。
【0021】正にバイアスされた第2ブラシ106は感
光体10からトナーパッチLを除去する。第2ブラシ1
06に付着したトナーパッチLはトナー除去ロール10
7で除去される。正に帯電したトナーパッチLは、以下
の理由で、正にバイアスされた第2ブラシで感光体10
から除去される。すなわち、(1)トナー粒子95は摩
擦で負に帯電しており、たとえ粒子が若干の正電荷を有
していても、正にバイアスされたブラシはトナー粒子に
対し親和力を有する。(2)十分なブラシ繊維の打撃(b
rush fiber strike)により感光体からトナーが十分に除
去される。例えば、実験により、プリンタまたは複写機
において、単一ブラシは、18繊維打撃(fiber strike)
で、転写後の感光体から残留トナーを清掃することが判
った。従って、2個式ブラシの場合、各ブラシが感光体
からトナーを清掃するのに必要な繊維打撃は9繊維打撃
(fiber strike)に過ぎない。第2ブラシが清掃する必要
のある残留粒子のトナー量の密度は非常に低く、このト
ナーの量は測定できないので、トナー粒子をカウントす
る。一般に、Lパッチ内のトナー粒子数は、100〜1
000粒子/mm2 である。清掃装置に対する要求は3
0粒子/mm2 未満にすることであるから、Lパッチ内
の粒子は清掃しなければならない。第2ブラシ106は
この低いトナー密度の粒子を簡単に清掃する。
【0022】本発明においては、デュアルブラシ清掃装
置の+/+(正、正)バイアスが、従来のバイアスの電
荷注入現象(+/−バイアス式清掃装置)に付随する清
掃不良を防止する。本発明は、負摩擦帯電性トナー粒子
が正にバイアスされた導電性ブラシに対し親和力を有す
ること、および第2ブラシが残留トナーパッチLを清掃
する十分な繊維打撃を与えることに基づいている。
【0023】本発明においては、デュアル式静電ブラシ
すなわち導電性清掃装置の負摩擦帯電性トナー粒子95
および負予備清掃コロトロン96に対する正しいブラシ
極性は+/+であること、すなわち両ブラシを正にバイ
アスすることを実験によって決めた。デュアル清掃装置
に使用する正しい極性が+/+である(すなわち、両ブ
ラシを正にバイアスする)理由は、+/−式清掃装置
(すなわち、感光体の移動方向に第1の清掃ブラシが正
にバイアスされ、第2清掃ブラシが負にバイアスされ
る)では、正にバイアスされた第1清掃ブラシが感光体
10からすべてのトナーを清掃しないとき、清掃装置は
清掃しないからある(図1参照)。
【0024】再び図1を参照して説明すると、正にバイ
アスされた第1ブラシ100で除去されなかったトナー
粒子95を負にバイアスされた第2ブラシ105が清掃
しない理由は、電荷注入現象のためである。(電荷注入
現象は、1996年3月27日出願の係属中の米国特許
出願第622,980号に記載されている。)負にバイ
アスされた第2ブラシ105は負摩擦帯電性トナー粒子
95に負電荷を注入すなわち転送する。言い換えると、
負にバイアスされた第2ブラシ105は、電荷注入によ
って、負摩擦帯電性トナー粒子95に負電荷を注入する
が、正にバイアスされた第1ブラシ100は負摩擦帯電
性トナー粒子95に電荷を注入しない。従って、負にバ
イアスされた第2ブラシ105に達したすべての負摩擦
帯電性トナー粒子95は、より以上に負に帯電されるの
で(パッチI参照)、負にバイアスされた第2ブラシ1
05へ吸引されずに(すなわち、清掃されずに)、反発
される。
【0025】しかし、正にバイアスされたブラシは正に
帯電した負摩擦帯電性トナーを清掃することが可能であ
る。実験室の実験は、図2に示した正にバイアスされた
2つの清掃ブラシ100,106は、Q/Dが約−1.
7〜+0.45fc/μmのトナー電荷を清掃すること
を示した。ここで、Qはトナー粒子の電荷、Dはトナー
粒子の直径、分布の高さは、電荷Q/Dを有する粒子の
数を表す。転写後、正のトナーQ/D値は約+0.5f
c/μm未満である。0.5fc/μm以上の正のトナ
ーQ/D値が見つからない理由は、負摩擦帯電性トナー
粒子が容易に正電荷を受け取らないからである。負摩擦
帯電性トナー粒子は、負のままであること、またはそれ
以上に負になることを好む。従って、負摩擦帯電性トナ
ー粒子上の正電荷は高い正値を持たないから、そのトナ
ーは、正にバイアスされたブラシと、十分な繊維打撃に
よって容易に清掃することが可能である。さらに、予備
清掃処理後、転移トナー電荷分布がより以上に負へシフ
トするので、トナーの電荷が、正にバイアスされたデュ
アル(すなわち、+,+)清掃ブラシへ吸引するのに、
より理想的な値になることに注目されたい。予備清掃処
理後、正のQ/D値は、約0.2fc/μmである。
(比較上、負の予備清掃後の高い負電荷値は、約−15
fc/μmのQ/Dを有している。)
【0026】次に図3に、正にバイアスされた単一清掃
ブラシを使用する本発明の別の実施例を示す。2個式す
なわちデュアル式静電ブラシでない、正にバイアスされ
た単一ブラシ100は、転写後に感光体10の表面に残
っているパッチJで示した負摩擦帯電性トナー粒子95
を清掃するのに使用できる。しかし、この実施例におい
て感光体10を清掃するには、多くのブラシ繊維打撃(f
iber strike)が必要になる。正にバイアスされた単一ブ
ラシ100の場合、効率的に清掃するには、約18繊維
打撃が必要である。図2に示したデュアルブラシ清掃装
置の場合、各ブラシに必要な繊維打撃は約9に過ぎな
い。繊維打撃はブラシの回転速度すなわちrpmとブラ
シの植込み密度に比例する。これらのパラメータは、清
掃用途に応じて選定される。このように、正にバイアス
された単一ブラシ100を使用すれば、マルチパスカラ
ー印刷処理においてデュアルブラシ清掃装置に一般に必
要な複雑なカム操作機構を省略することができる。
【0027】図3の説明を続けると、トナー粒子のパッ
チJは、負にバイアスされた予備清掃コロトロン96で
負に帯電される。単一ブラシの場合の繊維打撃数がデュ
アルブラシ清掃装置の場合の繊維打撃数とほぼ等しくな
るように、単一式清掃ブラシ100の回転速度すなわち
rpmやブラシの植込み密度が増してあるので、正にバ
イアスされた単一清掃ブラシ100は像形成表面からト
ナーパッチJを効率的に清掃する。トナー除去ロール1
01(または、その他のトナー除去装置)はブラシ10
0からトナーパッチJを除去する。除去されたトナーパ
ッチはオーガーで廃棄物容器(図示せず)へ運ばれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の清掃装置の略図である。
【図2】本発明の清掃装置の第1実施例の略図である。
【図3】本発明の清掃装置の第2実施例の略図である。
【図4】本発明の新規な特徴を組み入れたプリンタの略
図である。
【符号の説明】
A 帯電部 B 露光部 C 現像部 D 転写部 E 定着部 F 清掃部 G,H,I,J,K,L トナー粒子パッチ 10 光導電性ベルト 11 像形成表面 16 ベルト移動方向 18,20,22 ローラ 23 モータ 24 コロナ装置 25 ラスタ出力スキャナ 30 現像システム 32,34,42,40 現像装置 33,39,45,46 現像剤 35,37,43,47 ドナーロール 36,38,44,48 磁気ロール 41 バイアス電源 58 コピー用紙 60 コロナ帯電装置 62 用紙移動方向 64 定着装置 66 現像ローラ 68 バックアップローラ 70 清掃装置 95 負摩擦帯電性トナー粒子 96 予備清掃コロトロン 100 第1ブラシ 101 トナー除去ロール 105,106 第2ブラシ 107 トナー除去ロール 160,170 支持ロール
フロントページの続き (72)発明者 クリストファー ダブリュー カリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14607 ロチェスター パーク アベニュー 9 −30 (72)発明者 ダーリル エル ポツァンゲーラ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14611 ロチェスター グライド ストリート 324

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な表面から、帯電した負摩擦帯
    電性粒子を除去する装置において、 第1バイアスを有する予備清掃コロトロンと、 前記予備清掃コロトロンの第1バイアスとは異なる第2
    バイアスを有し、前記表面から、前記帯電した負摩擦帯
    電性粒子を清掃する第1清掃手段とから成る清掃装置。
  2. 【請求項2】 移動する表面から、帯電した負摩擦帯電
    性粒子を清掃する方法において、 像を印刷媒体へ転写し、 転写後に前記表面に残った粒子を、負に帯電したコロト
    ロンを使用して予備清掃し、 第1のブラシを正に帯電させて、該第1ブラシが前記表
    面に接触するとき、転写後に前記表面に残った負電荷を
    もつ負摩擦帯電性粒子と正電荷をもつ負摩擦帯電性粒子
    の両方を除去することから成ることを特徴とする清掃方
    法。
JP9066135A 1996-03-27 1997-03-19 負摩擦帯電性トナー粒子を清掃する装置及び方法 Pending JPH1010943A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/622,978 US5729815A (en) 1996-03-27 1996-03-27 Correct brush bias polarity for single and dual ESB cleaners with triboelectric negative toners
US08/622978 1996-03-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010943A true JPH1010943A (ja) 1998-01-16

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