JPH10109263A - 化学的機械研磨方法及び化学的機械研磨装置 - Google Patents

化学的機械研磨方法及び化学的機械研磨装置

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JPH10109263A
JPH10109263A JP26320396A JP26320396A JPH10109263A JP H10109263 A JPH10109263 A JP H10109263A JP 26320396 A JP26320396 A JP 26320396A JP 26320396 A JP26320396 A JP 26320396A JP H10109263 A JPH10109263 A JP H10109263A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨スラリの使用量削減と、マイクロスクラ
ッチの防止及び研磨レートや面内研磨量の安定化を同時
に実現することが可能な化学的機械研磨方法及び化学的
機械研磨装置を提供する。 【解決手段】 研磨パッド2と、研磨パッド2をドレッ
シングするドレッシング用工具10と、研磨スラリ供給
装置7とを具備し、段差を有するウェハ4を研磨パッド
2に押圧させて、化学的機械研磨により平坦化を行う化
学的機械研磨装置において、ドレッシング用工具10
は、ローラ部材12の外周面に、複数の長尺状のドレッ
サー13と、弾性材料からなる複数の長尺状のへら14
とを、交互に設けたものである。ドレッシング用工具1
0を研磨パッド2上に押圧回転させ、ドレッサー13に
よる研磨パッド2をドレッシングする工程と、へら14
による研磨パッド2上に残留する不純物を払い出す工程
とを、交互に施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学的機械研磨方
法及び化学的機械研磨装置に関し、特に、半導体装置の
製造工程中に行われる、層間絶縁膜等が形成された被処
理基板の平坦化に用いて好適な化学的機械方法及び化学
的機械研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体装置の設計ルールの
微細化に伴って、リソグラフィーの解像度を上げる努力
がなされているが、解像度を上げることにより焦点深
度、いわゆるDOF(Depth Of Focus)
は、むしろ低下せざるを得ない状況となってきている。
このDOFの改善はレジストの性能改善を待たなければ
ならないが、実際はレジストの改善より微細化要求の方
が先行しているのが現在の実状である。そこで、デバイ
ス構造の高低差をできるだけ平坦化しておくことでこの
焦点深度の不足を補い、微細なパターンを焦点ズレさせ
ずに確実に解像させる方法が検討されている。そこで、
デバイス構造の高低差を平坦化する方法として、最近で
は、シリコンウェハの鏡面化加工を応用した化学的機械
研磨方法が採用さている。
【0003】図7はこの化学的機械研磨を行うための、
従来の化学的機械研磨装置を示す概略断面図である。こ
の装置は、回転する研磨プレート回転軸1に支承され、
表面に研磨パッド2が接着された研磨プレート3と、層
間絶縁膜等が形成された被処理基板4(以下、ウェハと
称する)を保持するキャリア5と、研磨スラリを研磨パ
ッド2上に供給するノズル6を有する研磨スラリ供給装
置7とから概ね構成されている。そして、研磨パッド2
を不図示のドレッサーによりドレッシング(研削)した
後に、研磨プレート回転軸1及びキャリア回転軸8を回
転させ、ノズル6から研磨パッド2の中央部に研磨スラ
リを供給しながら、研磨圧力調整機構9によりウェハ4
を研磨パッド2上に押圧させて、ウェハ4の研磨を行う
ものである。
【0004】ところで、このような化学的機械研磨方法
では、ウェハの絶縁膜にマイクロスクラッチが生じるこ
と及び研磨レートのばらつきや研磨量の面内ばらつきが
大きいことが問題となっている。マイクロスクラッチの
発生については、研磨パッド2のドレッシング時に発生
する研磨パッド2の削り屑やドレッサーのダイヤ,層間
膜,ウェハ4の破片屑等が原因の一つと推定される。ま
た、研磨レートのばらつきや研磨量の面内ばらつきが大
となる原因は、一度研磨に寄与した古い研磨スラリの残
留が原因の一つと推定されており、これらの、研磨パッ
ドの削り屑やドレッサーのダイヤ,層間膜,ウェハの破
片屑や古い研磨スラリ等(以下、これらを総称して不純
物とも表記する)を研磨パッド2外へ排出する必要があ
る。
【0005】そこで、上記した従来の化学的機械研磨装
置においては、研磨作業中研磨スラリを研磨パッド2の
中央部に間断なく十分に流し出し、不純物をこの研磨ス
ラリにより研磨パッド2外へ除去あるいは押し流すとい
う対策を採っていた。しかしながら、このような、不純
物を研磨スラリにより除去するという手法は、高価な研
磨スラリを多量に消費することとなり、化学的機械研磨
の低コスト化が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、従来のような多量の研磨スラリ供
給によらずに、研磨パッド上に残留した不純物を効率よ
く確実に除去し、研磨スラリの使用量削減と、マイクロ
スクラッチの防止及び研磨レートや面内研磨量の安定化
を同時に実現することが可能な化学的機械研磨方法及び
化学的機械研磨装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の化学的機械研磨方法は、段差を有する被処
理基板表面を研磨パッドに押圧させて、化学的機械研磨
により平坦化を行う化学的機械研磨工程と、研磨パッド
をドレッシングするドレッシング工程とを有する化学的
機械研磨方法において、ドレッシング工程と、研磨パッ
ド上に残留する不純物を払い出す不純物除去工程とを、
交互に施すことを特徴とする。
【0008】また、本発明の化学的機械研磨装置は、回
転駆動される研磨パッドと、研磨パッドをドレッシング
するドレッシング手段と、研磨パッド上に研磨スラリを
供給する研磨スラリ供給手段とを具備し、段差を有する
被処理基板表面を研磨パッドに押圧させて、化学的機械
研磨により平坦化を行う化学的機械研磨装置において、
ドレッシング手段は、ローラ部材の外周面に、複数の長
尺状のドレッサーと、弾性材料からなる複数の長尺状の
へらとを、交互に設けたものであることを特徴とする。
【0009】なお、ここでいう不純物とは、研磨パッド
上に残留していると被処理基板の研磨に不具合を生じさ
せる、研磨パッドの削り屑やドレッサーのダイヤ,層間
膜,ウェハの破片屑や古い研磨スラリ等を指している。
【0010】上記の化学的機械研磨方法及び化学的機械
研磨装置によれば、ローラ部材の外周面に、複数の長尺
状のドレッサーと、弾性材料からなる複数の長尺状のへ
らとを、交互に設けた構成のドレッシング手段により研
磨パッドのドレッシングを行うことにより、ドレッサー
による研磨パッドのドレッシング工程と、へらによる研
磨パッド上に残留した不純物を払い出す不純物除去工程
とが、交互に施されるので、不純物を研磨パッド外へ排
出することができ、被処理基板と研磨パッドの界面に常
に新鮮な研磨スラリを供給することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、図中の構成要素で、従来の
技術と同様の構成をなしているものについては、同一の
参照符号を付すものとする。
【0012】実施の形態例1 図1は本発明の実施の形態例1に係る化学的機械研磨装
置を示す概略平面図、図2は図1のA−A線断面図、図
3はドレッシング用工具を示す外観斜視図である。
【0013】まず、図1ないし図3を参照して、化学的
機械研磨装置の構成について説明する。この化学的機械
研磨装置は、回転する研磨プレート回転軸1に支承さ
れ、表面に研磨パッド2が接着された研磨プレート3
と、回転するキャリア回転軸8に支承されるとともに、
ウェハ4を保持するキャリア5と、研磨スラリを研磨パ
ッド2の上に供給するノズル6を有する研磨スラリ供給
装置7と、研磨パッド2の直径と略等しいか、直径より
若干大の長さを有しており、研磨パッド2の略中央に配
置されたドレッシング用工具10とから概ね構成されて
いる。なお、キャリア回転軸8にはウェハ4を研磨パッ
ド2へ押圧させる研磨圧力調整機構9が接続されてい
る。研磨パッド2は、発泡ポリウレタン等を用いること
ができる。
【0014】ドレッシング用工具10は、図3に示すよ
うに、回転軸11を有するローラ部材12の外周面に、
支持部の先端にダイアモンド粒等の微小研削刃を持つ長
尺状のドレッサー13と、同じく長尺状のへら14と
を、交互に回転軸11と平行に設けたものである。この
ドレッシング用工具10は、ローラ部材12にドレッサ
ー13及びへら14を植設するか、ローラ部材12の外
周面にドレッサー13及びへら14を接着剤により接着
することにより作製される。また、ローラ部材12と、
ドレッサー13の支持部及びへら14とを、同一材料で
削り出した後に、支持部の先端にダイアモンド粒等を接
着することにより作製してもよい。このドレッシング用
工具10には、いずれも図示を省略した、加圧機構、回
転機構及び移動機構が接続されている。へら14は、例
えば、薄い鋼等の弾性材料又はガラスで構成されるが、
へら14の全体あるいは先端部は、研磨パッド2を変形
させるが削らない程度の硬度を有する硬質ゴム等で構成
することが望ましい。また、へら14の先端はテーパ状
に形成する。これにより、ドレッサー13により研磨パ
ッド2に形成された目立て層2aの形状を損なわずに不
純物の排出が可能となる。
【0015】図3では、ドレッサー13とへら14と
を、ローラ部材12の外周面に1本ずつ交互に計6本設
けているが、ドレッサー13とへら14とを2対1、1
対2または2対2で組み合わせたものを1組として、こ
の組をローラ部材12の外周面に任意の数設けてもよ
い。また、ドレッサー13とへら14とをローラ部材1
2の外周面に螺旋状に設けてもよい。この場合、研磨パ
ッド2のドレッシング時及びウェハ4の化学的機械研磨
時に研磨パッド2上に残留した不純物を、この螺旋に沿
って細長いローラ部材12の一方、即ち研磨パッド2の
外周部に効率的に運び出すことが可能となる。
【0016】研磨工程中、キャリア5に保持されたウェ
ハ4は、研磨パッド2上に配置されたドレッシング用工
具10に対し、ドレッシング用工具10の回転方向の上
流側の空き領域に位置させることが望ましい。これと反
対側の空き領域にてウェハ4を研磨することも可能だ
が、へら14により払い出された不純物が混入する虞が
あり、好ましくない。
【0017】ここで用いる研磨スラリ供給装置7のノズ
ル6は、研磨パッド2の半径方向に並ぶ複数の研磨スラ
リ供給口、または研磨パッド2の半径方向に伸びるスリ
ット状の研磨スラリ供給口を有するものであれば、研磨
均一性の点で有効である。
【0018】次に、上記構成の化学的機械研磨装置の動
作について説明する。研磨プレート3に接着された研磨
パッド2は、研磨プレート回転軸1を中心に不図示の駆
動源により、例えば50rpmの回転速度で回転してい
る。ドレッシング用工具10は、研磨パッド2上に例え
ば、10Kgfの押し付け力で押圧され、60rpmの
回転速度で回転し、ドレッサー13により研磨パッド2
上にざらざらの状態の目立て層2aを形成する工程と、
その直後に、へら14により研磨パッド2上に残留して
いる研磨パッド2の削り屑や古い研磨スラリ等の不純物
を払い出す工程を交互に行う。符号20はへら14によ
り払い出された不純物を示す。これにより、不純物の残
らないざらざら状態の目立て層2aが形成される。
【0019】上記ドレッシング中に、研磨スラリが研磨
スラリ供給装置7から送り出され、ノズル6より研磨パ
ッド2上に例えば毎分100ccの流量で噴出される。
研磨スラリ供給時には、ノズル6を揺動させ、研磨スラ
リを研磨パッド2上に均一に噴出すると、研磨均一性を
さらに改善することができる。符号15は研磨パッド2
上に供給された研磨スラリを示す。ウェハ4は、研磨圧
力調整機構9により例えば、8PSIの圧力で研磨パッ
ド2へ押圧されており、キャリア回転軸8を、例えば5
0rpmの回転速度で回転させることにより、ウェハ4
の化学的機械研磨を行う。
【0020】以上は、ドレッシングと同時にウェハ4の
研磨を行う同時ドレス方式の例であるが、ドレッシング
後にウェハの研磨を行うインターバルドレス方式を採用
してもよい。図4はインターバルドレス方式のドレッシ
ング時の状態を示す概略平面図である。まず、キャリア
5及びノズル6を研磨パッド2上から退避させた状態
で、ドレッシング用工具10を研磨パッド2上に押圧回
転させながら矢印X方向に研磨パッド2の端まで移動さ
せ、研磨パッド2表面のドレッシング及び不純物除去を
行う。次に、ノズル6より研磨スラリを供給し、ウェハ
4を研磨パッド2に押圧回転させて化学的機械研磨を行
う。
【0021】上記形態例によれば、研磨パッド2の削り
屑や一度研磨に寄与し砕けた研磨粒子を、ウェハ4の研
磨と同時あるいは事前に研磨パッド2上から取り除くこ
とができるため、研磨レートを低下させずに研磨が可能
である。また、ドレッサー13で削り取られた研磨パッ
ド2の破片をウェハ4内に持ち込むことがないので、研
磨によってウェハ4にマイクロスクラッチを発生させる
ことを防止できる。
【0022】実施の形態例2 図5は実施の形態例2に係る化学的機械研磨装置を示す
概略平面図であり、図6は図5のB−B線断面図であ
る。
【0023】この化学的機械研磨装置は、ドレッシング
用工具16の長さが研磨パッド2の半径と略等しいか、
半径より若干大である点を除いて、上記した実施の形態
例1の化学的機械研磨装置と同様の構成であるため、重
複する部分の説明は省略する。図5に示すように、研磨
パッド2の半径と略同じ長さを有するドレッシング用工
具16は、研磨パッド2の中央から半径方向に向けて配
置されており、いずれも図示を省略した加圧機構と回転
機構が接続されている。ウェハ4の研磨時には、研磨パ
ッド2上のドレッシング用工具16に対し、ドレッシン
グ用工具16の回転方向の上流側にウェハ4を位置させ
る。さらに、研磨パッド2上の他の領域、例えばドレッ
シング用工具16の延長線上に他のウェハ4aを位置さ
せてもよい。
【0024】次に、この化学的機械研磨装置の動作につ
いて説明する。上記の実施の形態例1と同様に、研磨プ
レート回転軸1を駆動し、研磨パッド2を回転させる。
ドレッシング用工具16は、研磨パッド2上に例えば、
10Kgfの押し付け力で押圧され、60rpmの回転
速度で回転し、ドレッサー13により研磨パッド2上に
ざらざらの状態の目立て層2aを形成する工程と、その
直後に、へら14により研磨パッド2上に残留する不純
物を払い出すという工程とを交互に行う。これにより、
不純物の残らないざらざら状態の目立て層2aが形成さ
れる。上記ドレッシング中に研磨スラリをノズル6から
噴出すると同時に、ウェハ4,4aを研磨圧力調整機構
9により例えば、8PSIの圧力で研磨パッド2へ押圧
し、キャリア回転軸8を、例えば50rpmの回転速度
で回転させることにより、ウェハ4,4aの化学的機械
研磨を行う。
【0025】以上は、ドレッシングと同時にウェハの研
磨を行う同時ドレス方式の例であるが、ドレッシング後
にウェハの研磨を行うインターバルドレス方式を採用し
てもよい。つまり、図5において、まずキャリア5及び
ノズル6を研磨パッド2上から退避させた状態で、ドレ
ッシング用工具16を押圧回転させながら、研磨パッド
2を1回転以上回転させて研磨パッド2表面のドレッシ
ング及び不純物の除去を行う。次に、研磨パッド2を回
転させた状態で研磨スラリを供給し、ウェハ4を押圧回
転させて研磨を行う。
【0026】この形態例によれば、ドッレシング用工具
16の長さが研磨パッド2の半径と略等しいため、ウェ
ハの複数枚の同時研磨が可能である。また、実施の形態
例1と同様に、研磨パッド2の削り屑や一度研磨に寄与
し砕けた研磨粒子を取り除くことができる。
【0027】なお、上記の形態例では、インターバルド
レス方式において、ウェハの研磨の前に研磨パッドのド
レッシングを行ったが、研磨の後にドレッシングを行っ
てもよい。また、本発明は、層間絶縁膜が形成された被
処理基板の平坦化に限定されるものではなく、他の金属
配線、ポリシリコン膜等の平坦化にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ドレッシング時に発生
した研磨パッドの削り屑を即座に確実に除去できるの
で、ウェハ研磨時に削り屑を持ち込むことにより発生す
るマイクロスクラッチの発生を防止できる。また、一度
研磨に寄与して砕けた研磨粒子やウェハの研磨破片も同
時に除去できるので、常に新鮮な研磨スラリでウェハを
研磨することができ、研磨レートや面内研磨量が安定化
する。同時に、供給された新鮮な研磨スラリが有効に研
磨に寄与するため、研磨レートの安定化及び高研磨レー
トがより少ないスラリ流量で可能となる。
【0029】従って、研磨スラリの使用量を削減すると
同時に、高品質及び高生産性が可能な化学的機械研磨方
法及び化学的機械研磨装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例1に係る化学的機械研
磨装置を示す概略平面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 図1のドレッシング用工具を示す外観斜視
図。
【図4】 インターバルドレス方式のドレッシング時の
状態を示す概略平面図。
【図5】 本発明の実施の形態例2に係る化学的機械研
磨装置を示す概略平面図。
【図6】 図5のB−B線断面図。
【図7】 従来の化学的機械研磨装置を示す概略断面
図。
【符号の説明】
1…研磨プレート回転軸、2…研磨パッド、2a…目立
て層、3…研磨プレート、4,4a…ウェハ、5…キャ
リア、6…ノズル、7…研磨スラリ供給装置、8…キャ
リア回転軸、9…研磨圧力調整機構、10,16…ドレ
ッシング用工具、12…ローラ部材、13…ドレッサ
ー、14…へら、15…研磨スラリ、20…不純物

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差を有する被処理基板表面を研磨パッ
    ドに押圧させて、化学的機械研磨により平坦化を行う化
    学的機械研磨工程と、 前記研磨パッドをドレッシングするドレッシング工程と
    を有する化学的機械研磨方法において、 前記ドレッシング工程と、 前記研磨パッド上に残留する不純物を払い出す不純物除
    去工程とを、交互に施すことを特徴とする化学的機械研
    磨方法。
  2. 【請求項2】 前記ドレッシング工程と前記不純物除去
    工程は、前記化学的機械研磨工程と同時に行うことを特
    徴とする請求項1記載の化学的機械研磨方法。
  3. 【請求項3】 前記ドレッシング工程と前記不純物除去
    工程は、前記化学的機械研磨工程の前又は後に行うこと
    を特徴とする請求項1記載の化学的機械研磨方法。
  4. 【請求項4】 回転駆動される研磨パッドと、 前記研磨パッドをドレッシングするドレッシング手段
    と、 前記研磨パッド上に研磨スラリを供給する研磨スラリ供
    給手段とを具備し、 段差を有する被処理基板表面を前記研磨パッドに押圧さ
    せて、化学的機械研磨により平坦化を行う化学的機械研
    磨装置において、 前記ドレッシング手段は、 ローラ部材の外周面に、複数の長尺状のドレッサーと、
    弾性材料からなる複数の長尺状のへらとを、交互に設け
    たものであることを特徴とする化学的機械研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記ドレッシング手段は、前記研磨パッ
    ドの直径以上の長さを有することを特徴とする請求項4
    記載の化学的機械研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記ドレッシング手段は、前記研磨パッ
    ドの半径以上の長さを有することを特徴とする請求項4
    記載の化学的機械研磨装置。
  7. 【請求項7】 前記ドレッサーと前記へらとを、前記ロ
    ーラ部材の外周面に、前記ローラ部材の軸と平行に設け
    たことを特徴とする請求項4ないし6いずれか1項記載
    の化学的機械研磨装置。
  8. 【請求項8】 前記ドレッサーと前記へらとを、前記ロ
    ーラ部材の外周面に、螺旋状に設けたことを特徴とする
    請求項4ないし6いずれか1項記載の化学的機械研磨装
    置。
  9. 【請求項9】 前記へらの少なくとも先端部は、前記研
    磨パッドを削らない程度の硬度を有する材料からなるこ
    とを特徴とする請求項4ないし6いずれか1項記載の化
    学的機械研磨装置。
  10. 【請求項10】 前記へらの先端部を、テーパ状に形成
    したことを特徴とする請求項4ないし6いずれか1項記
    載の化学的機械研磨装置。
  11. 【請求項11】 前記研磨スラリ供給手段は、前記研磨
    パッドの半径方向に並ぶ複数の研磨スラリ供給口または
    前記研磨パッドの半径方向に伸びるスリット状の研磨ス
    ラリ供給口を有することを特徴とする請求項4記載の化
    学的機械研磨装置。
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