JPH101075A - 履帯式走行装置の下転輪取付構造 - Google Patents

履帯式走行装置の下転輪取付構造

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JPH101075A
JPH101075A JP15384196A JP15384196A JPH101075A JP H101075 A JPH101075 A JP H101075A JP 15384196 A JP15384196 A JP 15384196A JP 15384196 A JP15384196 A JP 15384196A JP H101075 A JPH101075 A JP H101075A
Authority
JP
Japan
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plate
shaft
plates
wheel
crawler
Prior art date
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Pending
Application number
JP15384196A
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English (en)
Inventor
Isao Nagatsuka
功 永塚
Kazuhisa Sato
和久 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH101075A publication Critical patent/JPH101075A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下転輪を前後方向位置を同一として上方位
置、下方位置に取付けできるようにする。 【解決手段】 トラックフレーム10の両側縦板11に
スリット12を形成し、このスリット12に挿通する軸
14にローラ15を回転自在に支承して下転輪13とす
る。前記軸14の両端部に平板状のプレート20又はス
トッパ24を有るプレート20を嵌合し、平板状のプレ
ート20を嵌合した時には軸14の両端部がスリット1
2の上端面に当接して上方位置となり、ストッパ24を
有するプレート20を嵌合した時にはストッパ24が縦
板11の下端面11aに当接して下方位置となるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベル等
の建設機械の履帯式走行装置における下転輪をトラック
フレームに取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】履帯式走行装置としては例えば、図1に
示すようにトラックフレーム1に駆動輪2と従動輪3を
取付け、その駆動輪2と従動輪3に多数の履板を無端状
に連結した履帯4を巻掛け、前記トラックフレーム1に
下転輪5を取付けたものが知られている。
【0003】前述の履帯式走行装置の履帯4を構成する
履板としては鉄系履板とゴム系履板の2種類があり、ゴ
ム系履板を用いた場合には図1に示すように離床角度が
不要であるが、鉄系履板を用いた場合には図2に示すよ
うに大きな離床角度αを必要とする。
【0004】このために、従来はゴム系履板を用いた履
帯4を巻掛ける場合には図1に示すように下転輪5の外
周面と駆動輪2、遊動輪3の外周面をほぼ同一高さと
し、鉄系履板を用いた履帯4を巻掛ける場合には図2に
示すように下転輪5の外周面を駆動輪2、遊動輪3の外
周面よりも下方に突出して大きな離床角度αを得てい
る。
【0005】前述のようにするには下転輪5をトラック
フレーム1に上下に移動自在に取付ければ良い。例え
ば、実開昭63−69683号公報に開示したように、
トラックフレームに取付部材を設け、下転輪を支承した
ローラ取付部材を取付部材にボルトで連結し、その取付
部材の取付面を斜めとしてローラ取付部材を反転して取
付けることで下転輪が上方位置と下方位置にして取付け
できるようにした取付構造とすれば良い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の下転輪取付構造
であると、上方位置、下方位置とした時に下転輪の軸が
前後方向に移動するので、履帯を支持する位置が前後方
向に異なり、車体の前後安定性が変化してしまう。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした履帯式走行装置の下転輪取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、トラックフレーム10の両側縦板11に縦長のス
リット12を下端面11aに開口して形成し、軸14に
ローラ15を回転自在に支承して下転輪13とし、この
軸14の両端部にプレート20を嵌合すると共に、スリ
ット12に挿入して固定部材で軸14の両端部を両側縦
板11に固定し、前記プレート20を、平板状のプレー
トと側板11の下端面11aに当接するストッパ24を
有るプレートの2種類としたことを特徴とする履帯式走
行装置の下転輪取付構造である。
【0009】第1の発明によれば、平板状のプレート2
0を用いれば軸14の両端部がスリット12の上端面1
2aに当接して下転輪13をトラックフレーム10に上
方位置として取付けできるし、ストッパ24を有するプ
レート20を用いれば、そのストッパ24が側板11の
下端面11aに当接し、軸14の両端部がスリット12
の上端面12aと離隔して下転輪13をトラックフレー
ム10に下方位置として取付けできる。
【0010】これによって、下転輪13の前後方向位置
を同一として上方位置、下方位置として取付けできるか
ら、どちらの場合でも車体の前後安定性を良いものにで
きる。
【0011】また、軸14をスリット12に沿って挿入
したり、抜き出しできるから、プレート20を簡単に交
換して下転輪13を上下位置と下方位置とに簡単に取付
けできる。
【0012】第2の発明は、第1の発明における軸14
の両端部を小径部17として外向き段部18を有するも
のとし、プレート20を小径部17に嵌合して外向き段
部18に当接し、側板11の外面に接したワッシャ22
を貫通して軸14のボルト穴19にボルト23を螺合し
てプレート20を外向き段部18と側板11の内面に圧
接して軸14の両端部を両側縦板11に固定した履帯式
走行装置の下転輪取付構造である。
【0013】第2の発明によれば、軸14の両端部が外
向き段部18、プレート20を介して側板11の内面に
固定され、その軸14がトラックフレーム10の補強部
材となるので、トラックフレーム10の剛性を大にでき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図3と図4と図5に示すように、
トラックフレーム10はほぼ下向きコ字状の長尺材とな
り、その両側縦板11には下端面11aに開口したスリ
ット12が縦長に形成してある。下転輪13は軸14に
ローラ15を軸受16で回転自在に支承してある。この
軸14の両端部は前記スリット12の幅と同一径の小径
部17となり、中間部との境い部分が環状の外向き段部
18としてあり、その軸14の両端部にはボルト穴19
が形成してある。
【0015】プレート20には軸14の小径部17が嵌
合する孔21が形成され、縦板11の外面にワッシャ2
2を当接し、ボルト23をボルト穴19に螺合すること
でプレート20が軸14の外向き段部18に圧接し、か
つ縦板11の内面に圧接して軸14の両端部を両側縦板
11に固定している。前記ワッシャ22とボルト23が
固定部材となっている。
【0016】このようであるから、履帯30を構成する
履板31にローラ15が当接し、軸14の小径部17が
スリット12の上端面12aに当接して車体を支持す
る。
【0017】また、ローラ15を下方位置として取付け
る場合には図5に示すようにストッパ24を有するプレ
ート20と交換し、そのストッパ24を図6と図7に示
すように側板11の下端面11aに当接して軸14の小
径部17をスリット12の上端面12aよりも下方に離
隔させる。これによって、ローラ15が下方位置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】履帯式走行装置の正面図である。
【図2】履帯式走行装置の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】分解斜視図である
【図6】下転輪を下方位置とした状態の縦断面図であ
る。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
1…トラックフレーム 2…駆動輪 3…遊動輪 4…履帯 5…下転輪 10…トラックフレーム 11…側板 11a…下端面 12…スリット 12a…上端面 13…下転輪 14…軸 15…ローラ 17…小径部 18…外向き段部 19…ボルト穴 20…プレート 22…ワッシャ 23…ボルト 24…ストッパ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックフレーム10の両側縦板11に
    縦長のスリット12を下端面11aに開口して形成し、 軸14にローラ15を回転自在に支承して下転輪13と
    し、 この軸14の両端部にプレート20を嵌合すると共に、
    スリット12に挿入して固定部材で軸14の両端部を両
    側縦板11に固定し、 前記プレート20を、平板状のプレートと側板11の下
    端面11aに当接するストッパ24を有るプレートの2
    種類としたことを特徴とする履帯式走行装置の下転輪取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記軸14の両端部を小径部17として
    外向き段部18を有するものとし、プレート20を小径
    部17に嵌合して外向き段部18に当接し、側板11の
    外面に接したワッシャ22を貫通して軸14のボルト穴
    19にボルト23を螺合してプレート20を外向き段部
    18と側板11の内面に圧接して軸14の両端部を両側
    縦板11に固定した請求項1記載の履帯式走行装置の下
    転輪取付構造。
JP15384196A 1996-06-14 1996-06-14 履帯式走行装置の下転輪取付構造 Pending JPH101075A (ja)

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JP15384196A JPH101075A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 履帯式走行装置の下転輪取付構造

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JP15384196A JPH101075A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 履帯式走行装置の下転輪取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH101075A true JPH101075A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15571277

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15384196A Pending JPH101075A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 履帯式走行装置の下転輪取付構造

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JP (1) JPH101075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552059A (en) * 1978-06-20 1980-01-09 Ina Seito Kk Nonnslip tile with pattern and its preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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