JPH1010653A - 同期制御装置 - Google Patents
同期制御装置Info
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- JPH1010653A JPH1010653A JP8156799A JP15679996A JPH1010653A JP H1010653 A JPH1010653 A JP H1010653A JP 8156799 A JP8156799 A JP 8156799A JP 15679996 A JP15679996 A JP 15679996A JP H1010653 A JPH1010653 A JP H1010653A
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- speed
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B31/00—Associated working of cameras or projectors with sound-recording or sound-reproducing means
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力側データレートに対して出力側データレ
ートを確実に同期させる同期制御装置を提供する。 【解決手段】 記憶手段101は、クロック発生手段1
02からの入力側クロックCinに基いて、所定量でブロ
ック化されたブロックデータDinをブロック単位で蓄積
すると共に、制御手段103からの出力側クロックC
outに基いて蓄積したブロックデータDinをブロック単
位で出力する。クロック発生手段102は、同期させる
データレートに基いた入力側クロックCinを発生する。
制御手段103は、記憶手段101における入力データ
量と出力データ量の差分を検出し、クロック発生手段1
02からの入力側クロックCinに同期するように、検出
した差分量に応じて出力側クロックのスピードを変化さ
せて、出力側クロックCoutを発生する。
ートを確実に同期させる同期制御装置を提供する。 【解決手段】 記憶手段101は、クロック発生手段1
02からの入力側クロックCinに基いて、所定量でブロ
ック化されたブロックデータDinをブロック単位で蓄積
すると共に、制御手段103からの出力側クロックC
outに基いて蓄積したブロックデータDinをブロック単
位で出力する。クロック発生手段102は、同期させる
データレートに基いた入力側クロックCinを発生する。
制御手段103は、記憶手段101における入力データ
量と出力データ量の差分を検出し、クロック発生手段1
02からの入力側クロックCinに同期するように、検出
した差分量に応じて出力側クロックのスピードを変化さ
せて、出力側クロックCoutを発生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、映像信号
の再生速度が必ずしも一定でない映写機において、映像
に対して音声を同期させて出力するための制御を行う同
期制御装置に関するものである。
の再生速度が必ずしも一定でない映写機において、映像
に対して音声を同期させて出力するための制御を行う同
期制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダ(以下、
VTRと言う。)では、標準となる外部同期信号が存在
し、この外部同期信号に基いて映像信号が再生されるた
め、音声信号も上記外部同期信号に基いて再生されるよ
うになされている。すなわち、VTRでは、一旦メモリ
に記憶された音声信号が、外部同期信号に基いて生成さ
れたクロック(以下、基準クロックと言う。)に追従し
て再生されることにより、映像に一致した音声が得られ
る。
VTRと言う。)では、標準となる外部同期信号が存在
し、この外部同期信号に基いて映像信号が再生されるた
め、音声信号も上記外部同期信号に基いて再生されるよ
うになされている。すなわち、VTRでは、一旦メモリ
に記憶された音声信号が、外部同期信号に基いて生成さ
れたクロック(以下、基準クロックと言う。)に追従し
て再生されることにより、映像に一致した音声が得られ
る。
【0003】ここで、上記メモリにおける入力データ量
と出力データ量は、基準クロックに対して局所的なずれ
が生じる場合があるが、大域的には一定である。このた
め、上述のようなVTRでは、上記メモリにおける書き
込みクロック(以下、入力側クロックと言う。)と読み
出しクロック(以下、出力側クロックと言う。)が所定
の速度で各々制御され、タイムベースコレクタ(以下、
TBC:Time Base Corrector)等により部分的な基準
クロックとの偏差が吸収されるようになされている。
と出力データ量は、基準クロックに対して局所的なずれ
が生じる場合があるが、大域的には一定である。このた
め、上述のようなVTRでは、上記メモリにおける書き
込みクロック(以下、入力側クロックと言う。)と読み
出しクロック(以下、出力側クロックと言う。)が所定
の速度で各々制御され、タイムベースコレクタ(以下、
TBC:Time Base Corrector)等により部分的な基準
クロックとの偏差が吸収されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基準となるべ
きクロックが存在しないようなシステム、例えば、映写
機では、映像信号の再生速度がフィルムのコマ送り速度
により決定され、この再生速度は、絶対的に一定である
という保証がなく、局所的にも大域的にも変動するもの
である。このような映像信号の再生速度に同期して、音
声信号を再生する必要があるが、従来の映写機等のシス
テムでは、音声信号が一旦記憶されるメモリの入力側ク
ロック、すなわち映像信号の再生速度に基いたクロック
と、出力側クロックとがどれだけずれていようと、出力
側クロックの速度は、常に一定の速度であった。このた
め、映像と音声のずれが生じると共に、例えば、入力側
クロックが単調増加した場合には、上記メモリがフル状
態となり破綻してしまっていた。
きクロックが存在しないようなシステム、例えば、映写
機では、映像信号の再生速度がフィルムのコマ送り速度
により決定され、この再生速度は、絶対的に一定である
という保証がなく、局所的にも大域的にも変動するもの
である。このような映像信号の再生速度に同期して、音
声信号を再生する必要があるが、従来の映写機等のシス
テムでは、音声信号が一旦記憶されるメモリの入力側ク
ロック、すなわち映像信号の再生速度に基いたクロック
と、出力側クロックとがどれだけずれていようと、出力
側クロックの速度は、常に一定の速度であった。このた
め、映像と音声のずれが生じると共に、例えば、入力側
クロックが単調増加した場合には、上記メモリがフル状
態となり破綻してしまっていた。
【0005】そこで、映像と音声のずれやメモリフルの
状態を防ぐために、例えば、位相同期ループ(以下、P
LL:Phase Locked Loopと言う。)により、上記メモ
リの入力側クロックと出力側クロックを強制的に合わせ
た場合、入力側クロックの局所的な変動に対して出力側
クロックが過敏に反応してしまい、その結果、ワウ・フ
ラッター(wow flutter)となって出力されてしまって
いた。
状態を防ぐために、例えば、位相同期ループ(以下、P
LL:Phase Locked Loopと言う。)により、上記メモ
リの入力側クロックと出力側クロックを強制的に合わせ
た場合、入力側クロックの局所的な変動に対して出力側
クロックが過敏に反応してしまい、その結果、ワウ・フ
ラッター(wow flutter)となって出力されてしまって
いた。
【0006】また、上述のようなワウ・フラッターの出
力を防ぐために、出力側クロックの反応の応答速度を遅
らせた場合、出力側クロックの反応が正常な状態に落ち
着くまでに長い時間がかかってしまい、映像と音声のず
れが生じてしまっていた。
力を防ぐために、出力側クロックの反応の応答速度を遅
らせた場合、出力側クロックの反応が正常な状態に落ち
着くまでに長い時間がかかってしまい、映像と音声のず
れが生じてしまっていた。
【0007】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0008】即ち、本発明の目的は、入力側データレー
トに対して出力側データレートを確実に同期させる同期
制御装置を提供することにある。
トに対して出力側データレートを確実に同期させる同期
制御装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、映像に対して音声
を確実に同期させる同期制御装置を提供することにあ
る。
を確実に同期させる同期制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る同期制御装置は、所定量でブロック
化されたブロックデータを蓄積する記憶手段と、同期さ
せるデータレートに基いた入力側クロックを発生するク
ロック発生手段と、上記クロック発生手段からの入力側
クロックに応じて出力側クロックを発生する制御手段と
を備える。そして、上記記憶手段は、上記クロック発生
手段からの入力側クロックに基いてブロックデータをブ
ロック単位で蓄積すると共に、上記制御手段からの出力
側クロックに基いて蓄積したブロックデータをブロック
単位で出力する。また、上記制御手段は、上記記憶手段
における入力データ量と出力データ量の差分を検出し、
上記クロック発生手段からの入力側クロックに同期する
ように、検出した差分量に応じて出力側クロックのスピ
ードを変化させることを特徴とする。
めに、本発明に係る同期制御装置は、所定量でブロック
化されたブロックデータを蓄積する記憶手段と、同期さ
せるデータレートに基いた入力側クロックを発生するク
ロック発生手段と、上記クロック発生手段からの入力側
クロックに応じて出力側クロックを発生する制御手段と
を備える。そして、上記記憶手段は、上記クロック発生
手段からの入力側クロックに基いてブロックデータをブ
ロック単位で蓄積すると共に、上記制御手段からの出力
側クロックに基いて蓄積したブロックデータをブロック
単位で出力する。また、上記制御手段は、上記記憶手段
における入力データ量と出力データ量の差分を検出し、
上記クロック発生手段からの入力側クロックに同期する
ように、検出した差分量に応じて出力側クロックのスピ
ードを変化させることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る同期制御装置は、上記
制御手段は、上記差分量が大きい場合には、出力側クロ
ックのスピードを大きく変化させ、上記差分量が小さい
場合には、出力側クロックのスピードを小さく変化させ
ることを特徴とする。
制御手段は、上記差分量が大きい場合には、出力側クロ
ックのスピードを大きく変化させ、上記差分量が小さい
場合には、出力側クロックのスピードを小さく変化させ
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る同期制御装置は、上記
記憶手段は、音声信号を蓄積する。そして、上記クロッ
ク発生手段は、映像信号の再生速度に基いた入力側クロ
ックを発生することを特徴とする。
記憶手段は、音声信号を蓄積する。そして、上記クロッ
ク発生手段は、映像信号の再生速度に基いた入力側クロ
ックを発生することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】本発明に係る同期制御装置は、例えば、図
1に示すような、TBC100に適用される。
1に示すような、TBC100に適用される。
【0015】すなわち、TBC100は、入力端子Iin
を介して入力データDinが供給され出力端子Ioutを介
して出力データDoutを出力するメモリ101と、入力
側クロックCinを発生するクロック発生回路102と、
出力側クロックCoutを発生するメモリ制御回路103
とを備え、クロック発生回路102は、入力側クロック
Cinをメモリ101及びメモリ制御回路103に対して
発生し、メモリ制御回路103は、出力側クロックC
outをメモリ101に対して発生するようになされてい
る。
を介して入力データDinが供給され出力端子Ioutを介
して出力データDoutを出力するメモリ101と、入力
側クロックCinを発生するクロック発生回路102と、
出力側クロックCoutを発生するメモリ制御回路103
とを備え、クロック発生回路102は、入力側クロック
Cinをメモリ101及びメモリ制御回路103に対して
発生し、メモリ制御回路103は、出力側クロックC
outをメモリ101に対して発生するようになされてい
る。
【0016】上述のような構成をしたTBC100は、
例えば、常に一定のスピードで再生されることが保証さ
れない映像に対して、音声を同期させて出力するもので
ある。
例えば、常に一定のスピードで再生されることが保証さ
れない映像に対して、音声を同期させて出力するもので
ある。
【0017】そこで、まず、入力端子Iinを介してメモ
リ101に供給される入力データDinは、単位時間あた
りの音声データであり、所定量でブロック化されたデー
タである。
リ101に供給される入力データDinは、単位時間あた
りの音声データであり、所定量でブロック化されたデー
タである。
【0018】メモリ101は、先入れ先出し(FIFO:Fi
rst in First Out)のメモリであり、最大N個のデータ
ブロックを蓄積することができるようになされている。
そして、メモリ101には、後述する入力側クロックC
inに基いて入力データDinがブロック単位で蓄積される
と共に、メモリ101からは、後述する出力側クロック
Coutに基いて、出力データDoutが一定間隔で出力され
るようになされている。
rst in First Out)のメモリであり、最大N個のデータ
ブロックを蓄積することができるようになされている。
そして、メモリ101には、後述する入力側クロックC
inに基いて入力データDinがブロック単位で蓄積される
と共に、メモリ101からは、後述する出力側クロック
Coutに基いて、出力データDoutが一定間隔で出力され
るようになされている。
【0019】クロック発生回路102には、図示してい
ないが、映像信号の再生スピードについての情報が供給
されるようになされており、クロック発生回路102
は、供給された映像信号の再生スピードの情報に基い
て、入力側クロックCinをメモリ101とメモリ制御回
路103に対して各々発生する。したがって、メモリ1
01は、上述したように、クロック発生回路102から
の入力側クロックCinに基いて、入力データDinをブロ
ック単位で蓄積する。
ないが、映像信号の再生スピードについての情報が供給
されるようになされており、クロック発生回路102
は、供給された映像信号の再生スピードの情報に基い
て、入力側クロックCinをメモリ101とメモリ制御回
路103に対して各々発生する。したがって、メモリ1
01は、上述したように、クロック発生回路102から
の入力側クロックCinに基いて、入力データDinをブロ
ック単位で蓄積する。
【0020】メモリ制御回路103は、クロック発生回
路102からの入力側クロックCinに応じた出力側クロ
ックCoutを生成し、生成した出力側クロックCoutをメ
モリ101に対して発生することにより、メモリ101
におけるデータの出力を指定する。したがって、メモリ
101は、メモリ制御回路103から出力側クロックC
outが供給された場合に、1ブロックの出力データDout
を出力端子Ioutを介して出力する。
路102からの入力側クロックCinに応じた出力側クロ
ックCoutを生成し、生成した出力側クロックCoutをメ
モリ101に対して発生することにより、メモリ101
におけるデータの出力を指定する。したがって、メモリ
101は、メモリ制御回路103から出力側クロックC
outが供給された場合に、1ブロックの出力データDout
を出力端子Ioutを介して出力する。
【0021】以下、上述のようなメモリ制御回路103
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0022】まず、従来のメモリ制御では、メモリから
出力されるデータのスピード(以下、出力スピードと言
う。)は、定常状態と加速モードの2通りのみであっ
た。このため、図2に示すように、出力側クロックと入
力側クロックがどれだけずれていようと、出力側クロッ
クは、常に一定の値、例えば、スピード増加量「s1」
を加えたスピードで追従していた。
出力されるデータのスピード(以下、出力スピードと言
う。)は、定常状態と加速モードの2通りのみであっ
た。このため、図2に示すように、出力側クロックと入
力側クロックがどれだけずれていようと、出力側クロッ
クは、常に一定の値、例えば、スピード増加量「s1」
を加えたスピードで追従していた。
【0023】この時、例えば、現在の出力スピードが目
標とするスピードに対して大きく異なった場合、図3に
示すように、出力スピードが目標スピードSdに達する
まで、時間tdという多くの時間を要し、その時間tdの
間、音声と映像は、ずれた状態となる。
標とするスピードに対して大きく異なった場合、図3に
示すように、出力スピードが目標スピードSdに達する
まで、時間tdという多くの時間を要し、その時間tdの
間、音声と映像は、ずれた状態となる。
【0024】また、現在の出力スピードが目標とするス
ピードに対してわずかに異なった場合、図4に示すよう
に、時間tdのような短時間で出力スピードが目標スピ
ードSdに達するため、すなわち出力スピードが急激に
変化するため、音として不自然に聞こえてしまう。
ピードに対してわずかに異なった場合、図4に示すよう
に、時間tdのような短時間で出力スピードが目標スピ
ードSdに達するため、すなわち出力スピードが急激に
変化するため、音として不自然に聞こえてしまう。
【0025】そこで、メモリ制御回路103は、メモリ
101における入力データ量と出力データ量の差分の大
きさに応じて、出力側クロックCoutの発生間隔、すな
わち出力側クロックCoutのスピードを変化させるよう
になされている。
101における入力データ量と出力データ量の差分の大
きさに応じて、出力側クロックCoutの発生間隔、すな
わち出力側クロックCoutのスピードを変化させるよう
になされている。
【0026】すなわち、メモリ制御回路103は、クロ
ック発生回路102からの入力側クロックCinと、メモ
リ101に対して発生した出力側クロックCoutとの差
分を検出することにより、現在、メモリ101に蓄積さ
れている入力データDinのブロック数を認識する。
ック発生回路102からの入力側クロックCinと、メモ
リ101に対して発生した出力側クロックCoutとの差
分を検出することにより、現在、メモリ101に蓄積さ
れている入力データDinのブロック数を認識する。
【0027】また、メモリ制御回路103は、例えば、
メモリ101にM個のデータブロックが蓄積されている
時に、出力側クロックCoutのスピードを後述する任意
のスピード「S」とし、そのスピード「S」でメモリ1
01に対して出力側クロックCoutを発生する。
メモリ101にM個のデータブロックが蓄積されている
時に、出力側クロックCoutのスピードを後述する任意
のスピード「S」とし、そのスピード「S」でメモリ1
01に対して出力側クロックCoutを発生する。
【0028】上述したスピード「S」は、メモリ101
に蓄積されているデータブロック数「M」と、上述した
メモリ101に蓄積することができる最大ブロック数
「N」との関係が M=N/2 で表され、且つ入力側クロックCinのスピードに一致し
た最適なスピード(以下、目標スピードとも言う。)で
ある。
に蓄積されているデータブロック数「M」と、上述した
メモリ101に蓄積することができる最大ブロック数
「N」との関係が M=N/2 で表され、且つ入力側クロックCinのスピードに一致し
た最適なスピード(以下、目標スピードとも言う。)で
ある。
【0029】ここで、図5は、メモリ101に蓄積され
ているデータブロック数(以下、蓄積データ数と言
う。)と、メモリ制御回路103が発生する出力側クロ
ックCou tのスピードとの関係を示す図である。
ているデータブロック数(以下、蓄積データ数と言
う。)と、メモリ制御回路103が発生する出力側クロ
ックCou tのスピードとの関係を示す図である。
【0030】上記図5に示すように、蓄積データ数を示
す横軸は、L個に分割されており、各々の区間におい
て、出力側クロックCoutのスピードをどのくらい変化
させるかが階段状に規定されている。また、上記横軸の
任意の一点M、すなわち蓄積データ数がM個であり最適
なスピード「S」の状態を示す点を中心に、蓄積データ
数が増加する側(=右側)にいくほど、出力側クロック
Coutの変化スピードが増加し、蓄積データ数が減少す
る側(=左側)にいくほど、出力側クロックCoutの変
化スピードが減少している。
す横軸は、L個に分割されており、各々の区間におい
て、出力側クロックCoutのスピードをどのくらい変化
させるかが階段状に規定されている。また、上記横軸の
任意の一点M、すなわち蓄積データ数がM個であり最適
なスピード「S」の状態を示す点を中心に、蓄積データ
数が増加する側(=右側)にいくほど、出力側クロック
Coutの変化スピードが増加し、蓄積データ数が減少す
る側(=左側)にいくほど、出力側クロックCoutの変
化スピードが減少している。
【0031】以下、上記図5を用いて、メモリ制御回路
103における出力側クロックCou tのスピード操作に
ついて説明する。
103における出力側クロックCou tのスピード操作に
ついて説明する。
【0032】まず、メモリ制御回路103は、上述した
ように、入力側クロックCinと出力側クロックCoutと
の差分を検出した結果、蓄積データ数がM個であった場
合、入力側クロックCinのスピードが一定である限り、
出力側クロックCoutのスピードを変化させずに、現在
のスピード「S」でメモリ101に対して出力側クロッ
クCoutを発生する。したがって、メモリ101には、
常にM個のデータブロックが存在することとなる。
ように、入力側クロックCinと出力側クロックCoutと
の差分を検出した結果、蓄積データ数がM個であった場
合、入力側クロックCinのスピードが一定である限り、
出力側クロックCoutのスピードを変化させずに、現在
のスピード「S」でメモリ101に対して出力側クロッ
クCoutを発生する。したがって、メモリ101には、
常にM個のデータブロックが存在することとなる。
【0033】次に、入力側クロックCinのスピードが変
化し、単位時間当たりの入力データDinのブロック数が
増加した結果、蓄積データ数が増加した場合、メモリ制
御回路103は、メモリ101の蓄積データ数が(M−
b1)個〜(M+a1)個の範囲であれば、出力側クロ
ックCoutのスピード「S」を変化させず、蓄積データ
数がしきい値「M+a1」を超えたときに、出力側クロ
ックCoutのスピード「S」を「s1」分増加させたス
ピード「S+s1」とする。このようにして、メモリ制
御回路103は、蓄積データ数の増加に応じて出力側ク
ロックCoutのスピードを変化させることにより、出力
側クロックCoutのスピードを入力側クロックCi nのス
ピードに一致させる。
化し、単位時間当たりの入力データDinのブロック数が
増加した結果、蓄積データ数が増加した場合、メモリ制
御回路103は、メモリ101の蓄積データ数が(M−
b1)個〜(M+a1)個の範囲であれば、出力側クロ
ックCoutのスピード「S」を変化させず、蓄積データ
数がしきい値「M+a1」を超えたときに、出力側クロ
ックCoutのスピード「S」を「s1」分増加させたス
ピード「S+s1」とする。このようにして、メモリ制
御回路103は、蓄積データ数の増加に応じて出力側ク
ロックCoutのスピードを変化させることにより、出力
側クロックCoutのスピードを入力側クロックCi nのス
ピードに一致させる。
【0034】そして、その後、蓄積データ数が(M−b
1)個〜(M+a1)個の範囲内に戻れば、出力側クロ
ックCoutのスピードは、スピード「S+s1」で安定
することとなる。
1)個〜(M+a1)個の範囲内に戻れば、出力側クロ
ックCoutのスピードは、スピード「S+s1」で安定
することとなる。
【0035】一方、出力側クロックCoutのスピードを
スピード「S+s1」に変化させても、蓄積データ数が
(M−b1)個〜(M+a1)個の範囲内に戻らなかっ
た場合、メモリ制御回路103は、再度出力側クロック
Coutのスピードを変化させる。
スピード「S+s1」に変化させても、蓄積データ数が
(M−b1)個〜(M+a1)個の範囲内に戻らなかっ
た場合、メモリ制御回路103は、再度出力側クロック
Coutのスピードを変化させる。
【0036】すなわち、メモリ制御回路103は、蓄積
データ数が(M+a2)個以下の場合の場合には、スピ
ード「S+s1」を再度「s1」分増加させ、出力側ク
ロックCoutのスピードをスピード「S+s1+s1」
とする。また、メモリ制御回路103は、蓄積データ数
が(M+a2)個〜(M+a3)個の範囲内の場合に
は、スピード「S+s1」を「s2」分増加させ、出力
側クロックCoutのスピードをスピード「S+s1+s
2」とする。このようにして、メモリ制御回路103
は、繰り返し出力側クロックCoutのスピードを操作す
ることにより、最適な出力側クロックCoutのスピード
を得る。
データ数が(M+a2)個以下の場合の場合には、スピ
ード「S+s1」を再度「s1」分増加させ、出力側ク
ロックCoutのスピードをスピード「S+s1+s1」
とする。また、メモリ制御回路103は、蓄積データ数
が(M+a2)個〜(M+a3)個の範囲内の場合に
は、スピード「S+s1」を「s2」分増加させ、出力
側クロックCoutのスピードをスピード「S+s1+s
2」とする。このようにして、メモリ制御回路103
は、繰り返し出力側クロックCoutのスピードを操作す
ることにより、最適な出力側クロックCoutのスピード
を得る。
【0037】上述のようにして、メモリ制御回路103
は、出力側クロックCoutのスピードを操作することに
より、上記図3に示すように、現在のメモリ101にお
ける出力スピードが目標スピードに対して大きく異なっ
た場合には、上記出力スピードを初めは高速に変化さ
せ、上記出力スピードが目標スピードに近づいた時点か
ら、上記出力スピードを徐々に目標スピードに変化させ
る。したがって、出力スピードを目標スピードに素早く
一致させることができるため、映像信号の再生スピード
と音声信号の再生スピードが大きく異なった場合に生じ
る映像と音声のずれを防ぐことができる。
は、出力側クロックCoutのスピードを操作することに
より、上記図3に示すように、現在のメモリ101にお
ける出力スピードが目標スピードに対して大きく異なっ
た場合には、上記出力スピードを初めは高速に変化さ
せ、上記出力スピードが目標スピードに近づいた時点か
ら、上記出力スピードを徐々に目標スピードに変化させ
る。したがって、出力スピードを目標スピードに素早く
一致させることができるため、映像信号の再生スピード
と音声信号の再生スピードが大きく異なった場合に生じ
る映像と音声のずれを防ぐことができる。
【0038】また、メモリ制御回路103は、上記図4
に示すように、上記出力スピードが目標スピードに対し
てわずかに異なった場合、上記出力スピードが目標スピ
ードに一致するように、上記出力スピードをゆっくりと
変化させる。したがって、映像信号の再生スピードと音
声信号の再生スピードがわずかに異なった場合でも、不
自然な音を出力することなく、映像と音声を確実に一致
させることができる。
に示すように、上記出力スピードが目標スピードに対し
てわずかに異なった場合、上記出力スピードが目標スピ
ードに一致するように、上記出力スピードをゆっくりと
変化させる。したがって、映像信号の再生スピードと音
声信号の再生スピードがわずかに異なった場合でも、不
自然な音を出力することなく、映像と音声を確実に一致
させることができる。
【0039】また、メモリ制御回路103は、メモリ1
01に蓄積されていいるデータブロックの数を監視する
ため、映像と音声がずれた状態で、出力側クロックC
outのスピードが安定してしまうことはなく、常に最適
なスピードの出力側クロックCou tを発生することがで
きる。したがって、映像と音声を常に一致させることが
できる。
01に蓄積されていいるデータブロックの数を監視する
ため、映像と音声がずれた状態で、出力側クロックC
outのスピードが安定してしまうことはなく、常に最適
なスピードの出力側クロックCou tを発生することがで
きる。したがって、映像と音声を常に一致させることが
できる。
【0040】また、本発明に係る同期制御装置は、例え
ば、図6に示すような、映写機200に適応される。
ば、図6に示すような、映写機200に適応される。
【0041】この映写機200は、映画フィルム204
に記録された映像信号を再生する映像再生装置201
と、映画フィルム204に記録された音声信号を再生す
る音声再生装置202と、映画フィルム204をコマ送
りする巻取機203と、映像再生装置201により再生
された映像が投影されるスクリーン205とを備えてい
る。
に記録された映像信号を再生する映像再生装置201
と、映画フィルム204に記録された音声信号を再生す
る音声再生装置202と、映画フィルム204をコマ送
りする巻取機203と、映像再生装置201により再生
された映像が投影されるスクリーン205とを備えてい
る。
【0042】また、音声再生装置202は、図示してい
ないが、上記図1に示したTBC100を備えており、
映像再生装置201における映像信号の再生スピードの
情報が供給されるようになされている。
ないが、上記図1に示したTBC100を備えており、
映像再生装置201における映像信号の再生スピードの
情報が供給されるようになされている。
【0043】以下、上記図1及び図6を用いて、映写機
200について具体的に説明する。
200について具体的に説明する。
【0044】先ず、巻取機203は、映画フィルム20
4を任意のスピードでコマ送りする。このコマ送りのス
ピードは、絶対的に一定という保証はなく、局所的にも
大域的にも変動する。
4を任意のスピードでコマ送りする。このコマ送りのス
ピードは、絶対的に一定という保証はなく、局所的にも
大域的にも変動する。
【0045】映像再生装置201は、巻取機203のコ
マ送りのスピードに追従して、映画フィルム204に記
録されている映像信号を再生し、再生して得られた映像
をスクリーン205に対して投影する。
マ送りのスピードに追従して、映画フィルム204に記
録されている映像信号を再生し、再生して得られた映像
をスクリーン205に対して投影する。
【0046】この時、音声再生装置202には、巻取機
203のコマ送りのスピード、すなわち映像再生装置2
01における映像信号の再生スピードの情報が供給され
る。そして、音声再生装置202に供給された再生スピ
ードの情報は、上記図1に示したクロック発生回路10
2に供給され、クロック発生回路102は、再生スピー
ドの情報に基いたクロックを入力側クロックCinとして
発生することとなる。
203のコマ送りのスピード、すなわち映像再生装置2
01における映像信号の再生スピードの情報が供給され
る。そして、音声再生装置202に供給された再生スピ
ードの情報は、上記図1に示したクロック発生回路10
2に供給され、クロック発生回路102は、再生スピー
ドの情報に基いたクロックを入力側クロックCinとして
発生することとなる。
【0047】ここで、映像再生装置201は、上述した
ように、巻取機203のコマ送りのスピードに追従し
て、映画フィルム204に記録されている映像信号を再
生するため、映像再生装置201における映像信号の再
生スピードも変動する。この時、映像信号の再生スピー
ドの細かい変動が積もると、映像と音声のずれが生じ
る。これは、映像信号の再生スピードの平均値が変化し
てしまったことを示している。このような場合、音声再
生装置202は、上記図1に示したTBCを用いて、時
間合わせを行うと共に、音声信号の再生スピード自身も
変化させる。
ように、巻取機203のコマ送りのスピードに追従し
て、映画フィルム204に記録されている映像信号を再
生するため、映像再生装置201における映像信号の再
生スピードも変動する。この時、映像信号の再生スピー
ドの細かい変動が積もると、映像と音声のずれが生じ
る。これは、映像信号の再生スピードの平均値が変化し
てしまったことを示している。このような場合、音声再
生装置202は、上記図1に示したTBCを用いて、時
間合わせを行うと共に、音声信号の再生スピード自身も
変化させる。
【0048】すなわち、映像と音声のずれがある程度以
上生じた場合、音声再生装置202のTBC100は、
上述したようにして、映像信号の再生スピードに対して
音声信号の再生スピードが一致するように、音声データ
である出力データDoutのスピードを徐々に変化させ
る。これにより、音声再生装置202からは、映像信号
の再生スピードに一致したスピードで再生された音声が
出力されることとなる。
上生じた場合、音声再生装置202のTBC100は、
上述したようにして、映像信号の再生スピードに対して
音声信号の再生スピードが一致するように、音声データ
である出力データDoutのスピードを徐々に変化させ
る。これにより、音声再生装置202からは、映像信号
の再生スピードに一致したスピードで再生された音声が
出力されることとなる。
【0049】また、上述したようにして、音声データの
出力スピードを変化させても、映像と音声のずれが広が
っていく場合、この場合は、映像信号の再生スピードと
音声信号の再生スピードがまだ一致していないことにな
るため、TBC100は、映像信号の再生スピードと音
声信号の再生スピードが一致するまで、音声データの出
力スピードを徐々に変化させる。この時の音声データの
出力スピードの変化の割合は、上記図5に示したよう
に、映像と音声のずれが大きい程、出力スピードを大き
く変化するようになされている。すなわち、映像と音声
のずれが大きいということは、映像信号と音声信号の各
再生スピードの差も大きいということを示しているた
め、この場合、TBC100は、音声データの出力スピ
ードを大きく変化させる。したがって、音声再生装置2
02における音声信号の再生スピードが大きく変化する
こととなる。
出力スピードを変化させても、映像と音声のずれが広が
っていく場合、この場合は、映像信号の再生スピードと
音声信号の再生スピードがまだ一致していないことにな
るため、TBC100は、映像信号の再生スピードと音
声信号の再生スピードが一致するまで、音声データの出
力スピードを徐々に変化させる。この時の音声データの
出力スピードの変化の割合は、上記図5に示したよう
に、映像と音声のずれが大きい程、出力スピードを大き
く変化するようになされている。すなわち、映像と音声
のずれが大きいということは、映像信号と音声信号の各
再生スピードの差も大きいということを示しているた
め、この場合、TBC100は、音声データの出力スピ
ードを大きく変化させる。したがって、音声再生装置2
02における音声信号の再生スピードが大きく変化する
こととなる。
【0050】上述のように、映写機200では、音声再
生装置202が上記図1に示したTBC100を備えて
いる構成としているため、スクリーン205に投影され
る映像に対して、音声再生装置202から出力される音
声を確実に一致させることができる。
生装置202が上記図1に示したTBC100を備えて
いる構成としているため、スクリーン205に投影され
る映像に対して、音声再生装置202から出力される音
声を確実に一致させることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る同期制御装置では、記憶手
段は、クロック発生手段からの入力側クロックに基い
て、所定量でブロック化されたブロックデータをブロッ
ク単位で蓄積すると共に、制御手段からの出力側クロッ
クに基いて蓄積したブロックデータをブロック単位で出
力する。上記クロック発生手段は、同期させるデータレ
ートに基いた入力側クロックを発生する。上記制御手段
は、上記記憶手段における入力データ量と出力データ量
の差分を検出し、上記クロック発生手段からの入力側ク
ロックに同期するように、検出した差分量に応じて出力
側クロックのスピードを変化させて、上記出力側クロッ
クを発生する。これにより、上記同期させるデータレー
トが一定したデータレートでない場合でも、上記同期さ
せるデータレートに対して、上記記憶手段における出力
データレートを確実に同期させることができる。
段は、クロック発生手段からの入力側クロックに基い
て、所定量でブロック化されたブロックデータをブロッ
ク単位で蓄積すると共に、制御手段からの出力側クロッ
クに基いて蓄積したブロックデータをブロック単位で出
力する。上記クロック発生手段は、同期させるデータレ
ートに基いた入力側クロックを発生する。上記制御手段
は、上記記憶手段における入力データ量と出力データ量
の差分を検出し、上記クロック発生手段からの入力側ク
ロックに同期するように、検出した差分量に応じて出力
側クロックのスピードを変化させて、上記出力側クロッ
クを発生する。これにより、上記同期させるデータレー
トが一定したデータレートでない場合でも、上記同期さ
せるデータレートに対して、上記記憶手段における出力
データレートを確実に同期させることができる。
【0052】また、本発明に係る同期制御装置では、上
記制御手段は、上記差分量が大きい場合には、出力側ク
ロックのスピードを大きく変化させ、上記差分量が小さ
い場合には、出力側クロックのスピードを小さく変化さ
せる。これにより、上記同期させるデータレートと上記
記憶手段における出力データレートが大きくずれている
場合には、上記同期させるデータレートに対して、上記
記憶手段における出力データレートを素早く、且つ確実
に同期させることができる。また、上記同期させるデー
タレートと上記記憶手段における出力データレートがわ
ずかにずれている場合には、上記同期させるデータレー
トに対して、上記記憶手段における出力データレートを
自然に、且つ確実に同期させることができる。
記制御手段は、上記差分量が大きい場合には、出力側ク
ロックのスピードを大きく変化させ、上記差分量が小さ
い場合には、出力側クロックのスピードを小さく変化さ
せる。これにより、上記同期させるデータレートと上記
記憶手段における出力データレートが大きくずれている
場合には、上記同期させるデータレートに対して、上記
記憶手段における出力データレートを素早く、且つ確実
に同期させることができる。また、上記同期させるデー
タレートと上記記憶手段における出力データレートがわ
ずかにずれている場合には、上記同期させるデータレー
トに対して、上記記憶手段における出力データレートを
自然に、且つ確実に同期させることができる。
【0053】また、本発明に係る同期制御装置では、上
記記憶手段は、音声信号を蓄積する。そして、上記クロ
ック発生手段は、映像信号の再生速度に基いた入力側ク
ロックを発生する。これにより、映像信号の再生スピー
ドが一定でない場合でも、映像信号の再生スピード対し
て、音声信号の再生スピードを確実に同期させることが
できる。
記記憶手段は、音声信号を蓄積する。そして、上記クロ
ック発生手段は、映像信号の再生速度に基いた入力側ク
ロックを発生する。これにより、映像信号の再生スピー
ドが一定でない場合でも、映像信号の再生スピード対し
て、音声信号の再生スピードを確実に同期させることが
できる。
【図1】本発明に係る同期制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】従来のメモリ制御を説明するための図である。
【図3】音声信号の再生スピードが目標スピードと大き
く異なった場合を説明するための図である。
く異なった場合を説明するための図である。
【図4】音声信号の再生スピードが目標スピードとわず
かに異なった場合を説明するための図である。
かに異なった場合を説明するための図である。
【図5】上記同期制御回路によるメモリ制御を説明する
ための図である。
ための図である。
【図6】本発明に係る同期制御装置を適用した映写機の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
100 同期制御装置 101 メモリ 102 クロック発生回路 103 メモリ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 紀彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 所定量でブロック化されたブロックデー
タを蓄積する記憶手段と、 同期させるデータレートに基いた入力側クロックを発生
するクロック発生手段と、 上記クロック発生手段からの入力側クロックに応じて出
力側クロックを発生する制御手段とを備え、 上記記憶手段は、上記クロック発生手段からの入力側ク
ロックに基いてブロックデータをブロック単位で蓄積す
ると共に、上記制御手段からの出力側クロックに基いて
蓄積したブロックデータをブロック単位で出力し、 上記制御手段は、上記記憶手段における入力データ量と
出力データ量の差分を検出し、上記クロック発生手段か
らの入力側クロックに同期するように、検出した差分量
に応じて出力側クロックのスピードを変化させることを
特徴とする同期制御装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記差分量が大きい場
合には、出力側クロックのスピードを大きく変化させ、
上記差分量が小さい場合には、出力側クロックのスピー
ドを小さく変化させることを特徴とする請求項1記載の
同期制御装置。 - 【請求項3】 上記記憶手段は、音声信号を蓄積し、 上記クロック発生手段は、映像信号の再生速度に基いた
入力側クロックを発生することを特徴とする請求項1記
載の同期制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156799A JPH1010653A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 同期制御装置 |
CN97191047A CN1198831A (zh) | 1996-06-18 | 1997-06-17 | 同步控制装置 |
PCT/JP1997/002084 WO1997049084A1 (fr) | 1996-06-18 | 1997-06-17 | Controleur synchrone |
EP97926271A EP0860824A4 (en) | 1996-06-18 | 1997-06-17 | SYNCHRONOUS CONTROLLER |
US09/018,941 US5991003A (en) | 1996-06-18 | 1998-02-05 | Synchronous control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156799A JPH1010653A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 同期制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1010653A true JPH1010653A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15635582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156799A Withdrawn JPH1010653A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 同期制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5991003A (ja) |
EP (1) | EP0860824A4 (ja) |
JP (1) | JPH1010653A (ja) |
CN (1) | CN1198831A (ja) |
WO (1) | WO1997049084A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3974065B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2007-09-12 | 株式会社東芝 | プロセッサ |
CN101546110B (zh) * | 2008-03-24 | 2011-05-25 | 联想(北京)有限公司 | 一种投影机和记录投影机信息的方法 |
WO2009149586A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Zoran Corporation | Method and apparatus for audio receiver clock synchronization |
JP5177004B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2013-04-03 | 富士通株式会社 | 動作モード変更装置および通信装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3832045A (en) * | 1972-10-02 | 1974-08-27 | E Shenk | Wideband frequency compensation system in a sound motion picture projector |
US3932032A (en) * | 1974-04-03 | 1976-01-13 | Weinstein Stephen B | Motion picture sound synchronization |
US4032224A (en) * | 1974-11-07 | 1977-06-28 | Polaroid Corporation | Sound recording and reproducing system for sound motion picture photography |
US4307946A (en) * | 1980-07-07 | 1981-12-29 | Polaroid Corporation | Flutter compensator with variable oscillator |
US5386255A (en) * | 1990-09-28 | 1995-01-31 | Digital Theater Systems, L.P. | Motion picture digital sound system and method with primary sound storage edit capability |
JPH06506555A (ja) * | 1991-02-04 | 1994-07-21 | ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション | オーバーサンプリングによる情報復元のための記憶媒体、装置、及び方法 |
JPH07230130A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Sony Corp | 映画フィルムのデジタルサウンド再生システム |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8156799A patent/JPH1010653A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-06-17 CN CN97191047A patent/CN1198831A/zh active Pending
- 1997-06-17 WO PCT/JP1997/002084 patent/WO1997049084A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1997-06-17 EP EP97926271A patent/EP0860824A4/en not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-02-05 US US09/018,941 patent/US5991003A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1198831A (zh) | 1998-11-11 |
EP0860824A1 (en) | 1998-08-26 |
US5991003A (en) | 1999-11-23 |
EP0860824A4 (en) | 2001-08-29 |
WO1997049084A1 (fr) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |