JPH05153553A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPH05153553A
JPH05153553A JP3342499A JP34249991A JPH05153553A JP H05153553 A JPH05153553 A JP H05153553A JP 3342499 A JP3342499 A JP 3342499A JP 34249991 A JP34249991 A JP 34249991A JP H05153553 A JPH05153553 A JP H05153553A
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JP
Japan
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video signal
signal
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dropout
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Withdrawn
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JP3342499A
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Inventor
Akira Nishimura
章 西村
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クロック再生回路20は、再生映像信号から
再生クロック、垂直同期信号等を再生してフィールドメ
モリ16に供給する。ドロップアウト検出回路30は、
映像信号のドロップアウト量をフィールド毎に検出す
る。制御回路40は、静止画再生モードのとき、ドロッ
プアウト量に基づいて、ドロップアウト量が閾値以下の
フィールドの映像信号が記憶された後、書込を停止する
ようにフィールドメモリ16を制御する。フィールドメ
モリ16は、再生クロック等に基づいて、標準再生モー
ドでは映像信号をフィールド毎に順次記憶し、記憶した
映像信号を順次読み出して出力する。一方、静止画再生
モードでは最後に記憶した映像信号を繰り返し読み出し
て出力する。 【効果】 静止画再生モードにおいて、ドロップアウト
量が少ないフィールドの映像信号を繰り返し出力するこ
とができ、高画質の静止画を再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号再生装置に関
し、特に磁気テープの走行を停止した状態で映像信号の
再生を行う静止画再生モードを有する映像信号再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号再生装置、例えばビデオテープ
レコーダ(以下VTRという)では、標準再生モード、
磁気テープの走行速度を速くして再生を行う高速再生モ
ード、磁気テープの走行速度を遅くして再生を行うスロ
ー再生モード、磁気テープの走行を停止して再生を行う
静止画再生モード等の種々の再生モードを具備するもの
がある。
【0003】上述の静止画再生モードは、上述のよう
に、磁気テープの走行を停止して、磁気ヘッドが同じ記
録トラックを繰り返し走査するようにして、映像信号の
再生を行うようになっている。また、近年メモリの大容
量化、低価格化等により、所謂フィールドメモリあるい
はフレームメモリを民生用のVTRにも採用可能とな
り、再生ヘッドにより再生された映像信号を、この再生
映像信号から再生されるクロックに基づいてメモリに一
旦記憶し、記憶された映像信号を、このVTRが具備す
る基準クロック、垂直同期信号等に基づいて読み出すこ
とにより、映像信号の所謂時間軸補正を行うようになっ
ている。そして、このフィールドメモリあるいはフレー
ムメモリを静止画の再生に流用するVTRもある。すな
わち、静止画再生モードに設定されると、1フィールド
あるいは1フレーム分の映像信号をこれらのメモリに記
憶した後、新たな映像信号の書込を停止し、記憶されて
保持されている映像信号を繰り返し読み出すことによ
り、静止画の再生を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の磁気
テープの走行を停止して静止画を再生するVTRでは、
繰り返し走査する記録トラックの欠陥等により映像信号
に所謂ドロップアウトが生じ、再生される静止画の画質
が著しく損なわれることになる。
【0005】また、上述の例えばフィールドメモリを具
備し、このフィールドメモリを静止画の再生に流用する
VTRでは、上述のように、静止画を再生する制御信号
を受信すると、フィールドメモリの書込を停止し、フィ
ールドメモリに記憶されている映像信号を繰り返し読み
出すようになっている。したがって、欠陥等が存在する
記録トラックから再生されたドロップアウトがある映像
信号が、フィールドメモリに記憶されて保持されたとき
は、上述のVTRと同様に、再生される静止画の画質が
著しく損なわれることになる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、静止画再生モードにおいて、欠陥等が比
較的少ない記録トラックから再生されたドロップアウト
が少ないフィールドあるいはフレームの映像信号を繰り
返し出力することができ、従来の装置に比して、高画質
の静止画の映像信号を再生することができる映像信号再
生装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、磁気テープに記録された映像信号を再
生する再生手段と、該再生手段で再生された映像信号の
1フィールドあるいは1フレーム分を順次記憶し、記憶
した映像信号を順次出力する記憶手段と、上記再生手段
で再生された映像信号のドロップアウト量を1フィール
ドあるいは1フレーム毎に検出するドロップアウト検出
手段と、上記記憶手段への映像信号の書込を停止すると
共に、記憶した映像信号を繰り返し読み出す制御信号を
受信したときに、上記ドロップアウト検出手段で検出さ
れたドロップアウト量に基づいて、ドロップアウト量が
所定の閾値以下の1フィールドあるいは1フレーム分の
映像信号を書き込んだ後に、書込を停止し、最後に書き
込んだ映像信号を繰り返し読み出すように上記記憶手段
を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る映像信号再生装置では、標準再生
モードでは、磁気テープに記録された映像信号を再生
し、再生された映像信号の1フィールドあるいは1フレ
ーム分を記憶手段に順次記憶し、記憶した映像信号を順
次出力する。一方、記憶手段への映像信号の書込を停止
すると共に、記憶した映像信号を繰り返し読み出す制御
信号を受信したときの静止画再生モードでは、映像信号
のドロップアウト量を1フィールドあるいは1フレーム
毎に検出し、このドロップアウト量に基づいて、ドロッ
プアウト量が所定の閾値以下の1フィールドあるいは1
フレーム分の映像信号を記憶手段に書き込んだ後に、書
込を停止し、最後に書き込んだ映像信号を繰り返し読み
出して出力する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る映像信号再生装置の一実
施例を図面を参照しながら説明する。この実施例は、本
発明を、例えば映像信号をアナログ信号として磁気テー
プに記録し、また記録された映像信号を再生するビデオ
テープレコーダ(以下VTRという)に適用したもので
あり、図1は、このVTRの再生系の回路構成を示すも
のである。
【0010】このVTRの再生系は、図1に示すよう
に、磁気テープ1からRF信号を再生する再生ヘッド1
1と、該再生ヘッド11からのRF信号を増幅する再生
アンプ12と、該再生アンプ12で増幅されたRF信号
を復調する復調器13と、該復調器13からアナログ信
号として供給される映像信号をディジタル信号に変換す
るローパスフィルタ(以下LPFという)14及びアナ
ログ/ディジタル(以下A/Dという)変換器15と、
該A/D変換器15からの映像信号を記憶するフィール
ドメモリ16と、該フィールドメモリ16から読み出さ
れた映像信号をアナログ信号に変換するD/A変換器1
7及びLPF18と、上記復調器13からの映像信号か
ら再生クロック等を再生し、再生クロック等を上記A/
D変換器14、フィールドメモリ16等に供給するクロ
ック再生回路20と、上記再生アンプ12からのRF信
号の包絡線のレベルを検出して、映像信号のドロップア
ウト量を検出するドロップアウト検出回路30と、該ド
ロップアウト検出回路30からのドロップアウト量に基
づいて、上記フィールドメモリ16の書込を制御する制
御回路40とから構成される。
【0011】そして、この再生系は、磁気テープ1から
再生ヘッド11により再生されるRF信号を復調し、得
られる映像信号を、所謂時間軸補正を行うために、ディ
ジタル信号に変換し、ディジタル信号に変換された映像
信号を再生クロック等によってフィールドメモリ16に
一旦記憶し、記憶された映像信号を、このVTRが具備
する基準クロック、垂直同期信号等に基づいて読み出し
た後、アナログ信号に変換して出力するようになってい
る。また、この再生系は、例えば同一フィールドの映像
信号を繰り返して出力する静止画再生モードを有し、こ
の静止画再生モードでは、例えばシステムコントローラ
(図示せず)からの制御信号に基づいて、フィールドメ
モリ16への映像信号の書込を停止すると共に、フィー
ルドメモリ16に記憶されている映像信号を繰り返し読
み出し、読み出した映像信号を静止画の映像信号として
出力するようになっている。
【0012】具体的には、再生ヘッド11は、磁気テー
プ1の記録トラックを走査して、RF信号を再生し、こ
のRF信号を再生アンプ12を介して復調器13及びド
ロップアウト検出回路30に供給する。
【0013】復調器13は、再生アンプ12で増幅され
たRF信号を復調して映像信号を再生し、この映像信号
をLPF14及びクロック再生回路20に供給する。
【0014】前置フィルタであるLPF14及びA/D
変換器14は、クロック再生回路20からの後述する再
生クロックに基づいて、映像信号をディジタル信号に変
換し、ディジタル信号に変換された映像信号をフィール
ドメモリ16に供給する。
【0015】一方、クロック再生回路20は、上述の図
1に示すように、上記復調器13からの映像信号から水
平同期信号や垂直同期信号を検出する同期信号検出回路
21と、該同期信号検出回路21からの水平同期信号に
同期した再生クロックを発生する所謂PLL(Phase Lo
cked Loop )22と、上記同期信号検出回路21からの
垂直同期信号等に基づいて、例えば映像信号期間を示す
ビデオ期間信号を発生するタイミング発生回路23とか
ら構成される。
【0016】そして、同期信号検出回路21は、復調器
13で再生された映像信号から水平同期信号、垂直同期
信号を検出し、水平同期信号をPLL22に供給し、垂
直同期信号をフィールドメモリ16、タイミング発生回
路23、ドロップアウト検出回路30及び制御回路41
に供給する。
【0017】PLL22は、水平同期信号に同期した再
生クロックを発生し、この再生クロックを、A/D変換
用のクロックとしてA/D変換器15に、書込用のクロ
ック(WCLK)としてフィールドメモリ16に、カウ
ンタ用のクロックとしてドロップアウト検出回路30に
供給する。
【0018】タイミング発生回路23は、同期信号検出
回路20からの垂直同期信号に基づいて、例えば映像信
号期間においてハイレベル(以下Hレベルという)とな
るビデオ期間信号を発生し、このビデオ期間信号をドロ
ップアウト検出回路30に供給する。
【0019】ドロップアウト検出回路30は、上述の図
1に示すように、上記再生アンプ12からのRF信号の
包絡線のレベルを検出して、映像信号のドロップアウト
を検出するエンベロープ検出回路31と、上記タイミン
グ発生回路23からのビデオ期間信号と上記エンベロー
プ検出回路31からのドロップアウト検出信号の論理積
を求めるアンドゲート32と、該アンドゲート32の出
力に基づいて、該アンドゲートの出力がHレベルのと
き、上記PLL22からの再生クロックを計数(以下カ
ウントという)するカウンタ33とから構成される。
【0020】そして、エンベロープ検出回路31は、再
生アンプ12からのRF信号の包絡線を検出し、包絡線
のレベルが所定値以下のときは、記録トラックの欠陥等
により映像信号にドロップアウトが生じているものとし
て、包絡線のレベルが所定値以下の期間(以下ドロップ
アウト期間という)例えばHレベルとなるドロップアウ
ト検出信号をアンドゲート32に供給する。
【0021】アンドゲート32は、タイミング発生回路
23からのビデオ期間信号とドロップアウト検出回路3
1からのドロップアウト検出信号の論理積を求める。す
なわち、アンドゲート32は、例えば映像信号期間の内
のドロップアウトが発生した期間においてHレベルとな
る信号をカウンタ33に供給する。
【0022】カウンタ33は、同期信号検出回路21か
らの垂直同期信号によってリセットされ、アンドゲート
32からの信号がHレベルのとき、PLL22からの再
生クロックをカウントし、計数値(以下カウント値とい
う)を制御回路40に供給する。すなわち、このカウン
タ33は、各フィールドの映像信号期間におけるドロッ
プアウトの長さに比例したカウント値を、そのフィール
ドのドロップアウト量として制御回路40に供給する。
【0023】制御回路40は、上述の図1に示すよう
に、上述したシステムコントローラからの標準再生モー
ドと静止画再生モードを切り換える制御信号をラッチす
るD形フリップ・フロップ(以下FFという)41と、
上記カウンタ33からのカウント値に基づいて、各フィ
ールドのドロップアウト量を判定する判定回路42と、
該判定回路42の出力と上記FF41の出力の論理積を
求めるアンドゲート43とから構成される。
【0024】そして、判定回路42は、カウンタ33の
カウント値を所定の閾値と比較し、カウント値が閾値以
上のときは、そのフィールドはドロップアウト量が大き
いと判定し、次のフィールドにおいてLレベルとなる信
号を出力する。具体的には、例えば図2aに示すよう
に、フィールドメモリ16に供給される映像信号のフィ
ールド#N−1においてドロップアウト(斜線のハンテ
ィングで示す)が発生し、その発生期間が閾値以上のと
き、判定回路42は、図2eに示すように、フィールド
#Nの期間Lレベルとなる判定信号をアンドゲート43
に供給する。
【0025】一方、FF41は、システムコントローラ
から端子44を介して供給される制御信号、例えば標準
再生モードのときはLレベルであって、静止画再生モー
ドのときはHレベルとなる制御信号を、垂直同期信号に
よりラッチして、垂直同期信号に同期させる。具体的に
は、例えば図2cに示すように、フィールド#N−1に
おいて、制御信号がLレベルからHレベルに変化したと
き、FF41は、図2dに示すように、制御信号の立ち
上がりを垂直同期信号(図2bに示す)に同期させ、こ
の垂直同期信号に同期した制御信号をアンドゲート43
に供給する。
【0026】アンドゲート43は、判定回路42からの
判定信号とFF41からの制御信号の論理積を求め、静
止画再生モードを示す制御信号のHレベルへの変化点
を、制御信号がHレベルに変化したフィールドにおける
ドロップアウト量が閾値以下のときは、そのフィールド
の最後に遅延させ、ドロップアウト量が閾値以上のとき
は、次のドロップアウト量が閾値以下のフィールドの最
後に遅延させる。具体的には、例えば図2fに示すよう
に、フィールド#N−1で入力された制御信号のHレベ
ルへの変化点が、フィールド#N−1のドロップアウト
量が閾値以上であるため、フィールド#Nの最後に遅延
される。
【0027】そして、このアンドゲート43は、以上の
ようにして遅延された制御信号を、書込を許可する所謂
ライトイネーブル信号(WE)としてフィールドメモリ
16に供給する。また、この制御信号を所謂イネーブル
信号としてカウンタ33に供給し、カウンタ33のカウ
ント動作を停止することにより、一旦ライトイネーブル
信号がHレベルとなった後は、静止画再生モードを解除
しないかぎりHレベルが維持されるようにする。
【0028】フィールドメモリ16は、同期信号検出回
路21からの垂直同期信号(VSYNC)によって書込
アドレスを発生する内部のアドレスデコーダがリセット
され、PLLからの再生クロック(WCLK)を書込ク
ロックとして用い、アンドゲート43からのライトイネ
ーブル信号(WE)がLレベルのとき、A/D変換器1
5からの映像信号をフィールド毎に記憶する。そして、
記憶した映像信号を、システムコントローラからの基準
クロック、垂直同期信号等に基づいて、再生の際に生じ
る時間的な変動、例えばジッタを抑圧して映像信号を読
み出し、時間軸補正された映像信号をD/A変換器17
に供給する。
【0029】すなわち、標準再生モードでは、アンドゲ
ート43から供給されるライトイネーブル信号が常にL
レベルであり、フィールドメモリ16は、A/D変換器
15からの映像信号をフィールド毎に順次記憶し、記憶
した映像信号を基準クロック等に基づいて順次出力する
ことにより、時間軸補正された映像信号をD/A変換器
17に供給する。
【0030】一方、静止画再生モードでは、標準再生モ
ードと静止画再生モードを切り換える制御信号がHレベ
ルに変化したフィールドの最後で、あるいはそのフィー
ルドのドロップアウト量が閾値以上あるときは、次にド
ロップアウト量が閾値以下となるフィールドの最後でラ
イトイネーブル信号がHレベルに変化し、フィールドメ
モリ16には、ドロップアウト量が閾値以下のフィール
ドの映像信号が記憶されると共に、磁気テープ1の走行
が停止され、新たな映像信号の記憶が停止される。そし
て、フィールドメモリ16は、記憶した映像信号を基準
クロック等に基づいて繰り返し出力することにより、時
間軸補正されると共に、同一フィールドの映像信号を繰
り返しD/A変換器17に供給する。具体的には、制御
信号のHレベルへの変化点がフィールド#N−1で供給
され、このフィールド#N−1のドロップアウト量が閾
値以上のとき、フィールドメモリ16に、次のドロップ
アウト量が閾値以下であるフィールド#Nの映像信号が
記憶された後、書込が停止される。そして、例えば図2
gに示すように、この記憶されたフィールド#Nの映像
信号が繰り返しD/A変換器17に供給される
【0031】D/A変換器17及びLPF18は、フィ
ールドメモリ16からディジタル信号として供給される
映像信号をアナログ信号に変換し、アナログ信号に変換
された映像信号を端子2を介して例えばモニター受像機
(図示せず)に供給する。
【0032】かくして、標準再生モードのときは、磁気
テープ1に記録されていた映像信号が再生されると共
に、フィールドメモリ16において時間軸補正され、こ
の時間軸補正された映像信号がモニター受像機に供給さ
れる。この結果、モニター受像機に、この映像信号に基
づいたジッタがない高画質の画像を表示することができ
る。
【0033】一方、静止画再生モードに切り換えると、
切り換えた後のドロップアウト量が閾値以下のフィール
ドの映像信号がフィールドメモリ16に記憶され、この
記憶された映像信号が繰り返しモニター受像機に供給さ
れる。この結果、モニター受像機に、ドロップアウトの
影響が少ない静止画を表示することができる。
【0034】換言すると、磁気テープの走行を停止し、
同一記録トラックを繰り返し走査して静止画を再生する
従来のVTRでは、繰り返して再生を行う記録トラック
に欠陥等が存在し、映像信号にドロップアウトが生じる
と、また、フィールドメモリを具備した従来のVTRで
は、ドロップアウトがあるフィールドの映像信号を記憶
して保持したとき、再生される静止画の画質が著しく損
なわれることになるが、この実施例のVTRでは、フィ
ールドメモリ16には、ドロップアウト量が少ない(閾
値以下の)、あるいは閾値を零とすることによってドロ
ップアウトがないフィールドの映像信号を記憶して、繰
り返し出力するることができ、従来の装置に比して、高
画質の静止画を再生することができる。
【0035】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えばフィールドメモリ16の容量を
2倍にしたフレームメモリを用いるVTRにも適応でき
る。また、映像信号をディジタル信号として記録し、記
録された映像信号を再生する所謂D−1方式のVTR、
D−2方式のVTR等のディジタルVTRにも適用でき
ることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、標準再
生モードでは、磁気テープに記録された映像信号を再生
し、再生された映像信号の1フィールドあるいは1フレ
ーム分を記憶手段に順次記憶し、記憶した映像信号を順
次出力する。一方、静止画再生モードでは、映像信号の
ドロップアウト量を1フィールドあるいは1フレーム毎
に検出し、このドロップアウト量に基づいて、ドロップ
アウト量が所定の閾値以下の1フィールドあるいは1フ
レーム分の映像信号を記憶手段に書き込んだ後に、書込
を停止し、最後に書き込んだ映像信号を繰り返し読み出
して出力することにより、ドロップアウト量が少ない、
あるいは閾値を零とすることによってドロップアウトが
ない1フィールドあるいは1フレームの映像信号を再生
することができ、従来の装置に比して、高画質の静止画
を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号再生装置を適用したVT
Rの再生系の回路構成を示すブロック図である。
【図2】上記VTRの静止画再生モードの動作を説明す
るためのタイムチャートを示す図である。
【符号の説明】
11・・・再生ヘッド 16・・・フィールドメモリ 30・・・ドロップアウト検出回路 40・・・制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに記録された映像信号を再生
    する再生手段と、 該再生手段で再生された映像信号の1フィールドあるい
    は1フレーム分を順次記憶し、記憶した映像信号を順次
    出力する記憶手段と、 上記再生手段で再生された映像信号のドロップアウト量
    を1フィールドあるいは1フレーム毎に検出するドロッ
    プアウト検出手段と、 上記記憶手段への映像信号の書込を停止すると共に、記
    憶した映像信号を繰り返し読み出す制御信号を受信した
    ときに、上記ドロップアウト検出手段で検出されたドロ
    ップアウト量に基づいて、ドロップアウト量が所定の閾
    値以下の1フィールドあるいは1フレーム分の映像信号
    を書き込んだ後に、書込を停止し、最後に書き込んだ映
    像信号を繰り返し読み出すように上記記憶手段を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする映像信号再生装
    置。
JP3342499A 1991-11-30 1991-11-30 映像信号再生装置 Withdrawn JPH05153553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7801410B2 (en) * 2004-12-15 2010-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Video transfer system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7801410B2 (en) * 2004-12-15 2010-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Video transfer system

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204