JPH10106361A - 螺旋コルゲート金属シースケーブル及びその製造方法 - Google Patents

螺旋コルゲート金属シースケーブル及びその製造方法

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JPH10106361A
JPH10106361A JP26278496A JP26278496A JPH10106361A JP H10106361 A JPH10106361 A JP H10106361A JP 26278496 A JP26278496 A JP 26278496A JP 26278496 A JP26278496 A JP 26278496A JP H10106361 A JPH10106361 A JP H10106361A
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JP
Japan
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sheath
metal
metal sheath
cable
seat
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JP26278496A
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Wataru Nakaoka
亘 中岡
Yoshitoshi Yamazaki
恵俊 山崎
Toshihiro Zushi
敏博 厨子
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電磁遮蔽用螺旋コルゲート金属シースケーブ
ルに対し、金属シース外表面の谷埋め塗料を不要としつ
つ、金属シース外表面での水走り、及び金属同士の直接
の接触を防止する。 【解決手段】 金属シース2外表面に、略均一の厚さを
有し、かつ外表面が金属シース2外表面に沿って延びる
座床シース3を密着させる。このケーブルの製造時、金
属シース2の外側に、座床シース3となる筒状の座床シ
ース材料を押し出して被覆した後、その座床シース3と
金属シース2との間の空間を真空引きして座床シース3
材料を接着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアを螺旋コルゲ
ート形状の金属シースで被覆してなるケーブル及びその
製造方法に関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の螺旋コルゲート金属
シースケーブルとして、図3に示す如く、コア21の周
りを、螺旋状の凹凸部が形成されたアルミニウム等の金
属シース22で被覆し、この金属シース22の外側に該
金属シース22とは異なる種類の金属(例えば鉄)から
なる金属テープ26を巻き付けたものが知られている。
このとき、上記金属シース22は、コア21の保護及び
静電遮蔽並びに電磁遮蔽やケーブルの可撓性の確保のた
めに、また金属テープ26はコア21に対する電磁遮蔽
のためにそれぞれ設けられる。
【0003】そして、上記金属シース22上に金属テー
プ26を巻く場合、まず、金属シース22外表面にその
凹凸部の谷部を充填するための谷埋め塗料24を塗布す
るとともに、その上からポリエチレンやビニール等の座
床シース23で被覆することが行われている。
【0004】すなわち、上記金属シース22が螺旋形状
であることから、そのままの構造では、何等かの原因で
金属シース22外表面に水等が浸入したときに、その水
等は螺旋状の谷部を伝わってケーブルの他の部分に進む
いわゆる水走りが生じる。従って、金属シース22外表
面の螺旋状の谷部を谷埋め塗料24で埋めることで、上
記水走りを防止して、金属シース22の水等による腐食
を防止することができる。そして、この谷埋め塗料24
は粘度の高い油状のものが用いられ、浸漬方法等により
金属シース22の外表面に塗布される。
【0005】一方、座床シース23は、金属シース22
上への水分の浸入を防止するとともに、異種金属である
金属シース22と金属テープ26とが直接に接触して腐
食しないようにするために用いられる。尚、図3中、2
5,29は金属テープ26の内外側に配置された押え巻
き、31は金属テープ26の外側を防食のために被覆す
る外部シースである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、金属シース22外表面の谷部を谷埋め塗料2
4で充填し、その上を座床シース23で被覆しているの
で、金属シース22外側部分の厚さが増大し、ケーブル
の外径が大きくなるとともに、ケーブル自体の質量も大
きくなるという問題があった。
【0007】また、上記谷埋め塗料24が流動性を持つ
ので、ケーブルを途中で切断して接続する作業を行うと
きには、谷埋め塗料24がケーブルから漏れ出て周りを
汚染し、その結果、ケーブルの接続作業が極めて面倒に
なるという問題もある。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記ケーブルの金属
シース周りの構造を改良することで、谷埋め塗料を要す
ることなく、水走りや金属シース及び金属テープ同士の
接触を防止できるようにして、上記問題を一挙に解決し
ようとすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、この発明では、金属シースの外表面に薄肉の座床シ
ースを直接に密着させるようにした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、コアの
周りを少なくとも、螺旋状の凹凸部を有する金属シース
で被覆してなる螺旋コルゲート金属シースケーブルにお
いて、上記金属シースの外表面に、略均一の厚さを有し
かつ外表面が金属シース外表面に沿って延びる座床シー
スが密着されている構成とする。
【0011】上記の構成により、金属シースの外表面に
略均一の厚さを有する座床シースが密着されているの
で、この金属シースの外表面は座床シースによって液密
状に被覆され、両シース間に間隙は生じない。従って、
何等かの原因でケーブル外から水等が浸入しても、その
水等は座床シースの外表面を通って他の部分に移動する
ものの、金属シースと座床シースとの間を通って移動す
ることはなく、金属シース外表面での水走りを防いで金
属シースの腐食を有効に防止することができる。
【0012】また、このように金属シースの外表面に密
着した座床シースにより金属シース外表面での水走りが
防止されるので、従来の谷埋め塗料は不要となる。その
結果、金属シース外側部分の厚さを薄肉にしてケーブル
の外径を小さくすることができるとともに、ケーブルの
質量を小さくすることができる。
【0013】また、谷埋め塗料がないので、ケーブルの
接続時に谷埋め塗料が漏れ出る心配はなく、ケーブルの
接続作業をスムーズにかつ容易に行うことができる。
【0014】請求項2の発明では、上記座床シースの外
表面に金属シースとは異なる種類の金属テープが巻き付
けられ、この金属テープの外側は外部シースで被覆され
ている構成とする。
【0015】このことで、金属シースの外表面に金属テ
ープが巻き付けられる構造の螺旋コルゲート金属シース
ケーブルにおいて、金属シースと金属テープとが直接に
接触するのを、金属シース外表面に密着した座床シース
によって防止でき、金属シース及び金属テープの異種金
属同士の接触による腐食を良好に防ぐことができる。
【0016】請求項3の発明では、上記請求項2の発明
の螺旋コルゲート金属シースケーブルにおいて、金属シ
ースはアルミニウムシースとし、金属テープは鉄テープ
とする。こうすると、アルミニウムシースの周りに鉄テ
ープを巻き付ける構造の螺旋コルゲート金属シースケー
ブルに対し、上記請求項1及び2の発明と同様の作用効
果を奏することができる。
【0017】請求項4及び5の発明は、上記請求項1、
2又は3の発明の螺旋コルゲート金属シースケーブルの
製造方法の発明であり、請求項4の発明では、まず、コ
アを被覆した金属シースの外側に、座床シースとなる接
着性を有する筒状の座床シース材料を押し出して該座床
シース材料で金属シースを被覆する。次いで、その座床
シース材料と金属シースとの間の空間を真空引きしなが
ら座床シース材料を金属シース外表面に接着させる。
【0018】一方、請求項5の発明では、コアを被覆し
た金属シースの外側に、座床シースとなる筒状の座床シ
ース材料を押し出して該座床シース材料で金属シースを
被覆し、次いで、その座床シース材料と金属シースとの
間の空間を真空引きしながら座床シース材料を金属シー
ス外表面に接着剤により接着させる。
【0019】これらの発明によると、上記金属シースの
外表面に座床シースを真空引きによって密着させること
ができ、ケーブルを容易に製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施形態
に係る、通信ケーブルとして使用される電磁遮蔽用の螺
旋コルゲート金属シースケーブルCを示し、このケーブ
ルCの外径は例えば約35mmである。図1及び図2に
おいて、1は束ねられた複数の線心(図示せず)を有す
る例えば外径約20mm程度のコアで、このコア1の周
りは金属シースとしての例えば厚さ約1mm程度のアル
ミニウムシース2で被覆されている。このアルミニウム
シース2は、螺旋状の凹凸部を有するコルゲート形状の
筒体からなり、コア1の保護及びその静電遮蔽と電磁遮
蔽並びにケーブルCの可撓性を確保するための機能を持
つものである。
【0021】そして、上記アルミニウムシース2の外表
面には、略均一の厚さ(例えば0.5mm以下)を有し
かつ外表面がアルミニウムシース2外表面に沿って延び
る座床シース3が一体に密着されている。この座床シー
ス3は、例えばポリエチレンやポリ塩化ビニル等からな
り、アルミニウムシース2外表面での水走りを防止する
とともに、アルミニウムシース2と後述の鉄テープ6と
の直接の接触を防止する機能を有する。
【0022】さらに、上記座床シース3(アルミニウム
シース2)の外表面にはアスファルト系の防湿混和物を
塗布した内側押え巻き5が配置され、その上に電磁軟鉄
からなる鉄テープ6が巻き付けられている。この鉄テー
プ6は、アルミニウムシース2とは異なる種類の金属テ
ープを構成するもので、内外2層に巻き付けられてお
り、各層では隣り合うテープ6,6同士が重ならずにテ
ープ幅の1/3〜1/7の寸法の間隙7をあけるように
巻かれ、外層のテープ6は内層の隣り合うテープ6,6
同士間の間隙7を覆うように巻き付けられている。各層
の鉄テープ6の厚さは例えば0.5〜1.0mmであ
る。
【0023】また、この鉄テープ6の外側は、上記内側
押え巻き5と同様の外側押え巻き9を介してポリエチレ
ン等からなる外部シース11で被覆されている。尚、こ
のケーブルCにおいて、座床シース3での外径は例えば
約30mmである。
【0024】ここで、以上の構成のケーブルCの製造方
法について説明すると、まず、コア1を被覆した螺旋コ
ルゲート形状のアルミニウムシース2の外側に、座床シ
ース3となる熱接着性を有する樹脂からなる筒状の座床
シース材料を押出成形機(いずれも図示せず)により押
し出して該座床シース材料でアルミニウムシース2を被
覆する。
【0025】その後、上記アルミニウムシース2とその
上に被覆されている座床シース材料との間の空間を真空
引きしながら、座床シース材料をその押出時の加熱によ
る熱接着性によってアルミニウムシース2外表面に接着
させる。しかる後に、座床シース3上に内側押え巻き5
を巻き付けるとともに、その上に内外層の鉄テープ6,
6を巻き付け、さらに外側押え巻き9を巻き付けた後に
外部シース11で被覆すればよい。
【0026】したがって、この実施形態においては、ケ
ーブルCのアルミニウムシース2外表面に略均一の厚さ
を有する座床シース3が密着されているので、そのアル
ミニウムシース2の外表面は座床シース3によって被覆
されることとなり、両シース2,3間に間隙は生じな
い。このため、万一、ケーブルC外から水等が浸入して
も、その水等がアルミニウムシース2と座床シース3と
の間を通って他の箇所に移動することはなく、アルミニ
ウムシース2外表面での水走りを防いでアルミニウムシ
ース2の腐食を防止することができる。尚、浸入した水
等は座床シース3の外表面を通って他の部分に移動する
が、その座床シース3は樹脂等であるので、問題はな
い。
【0027】また、アルミニウムシース2の外表面に座
床シース3が密着されているので、アルミニウムシース
2の外表面に鉄テープ6が巻き付けられる構造であって
も、異種金属であるアルミニウムシース2と鉄テープ6
とが直接に接触するのを密着座床シース3によって防ぐ
ことができ、アルミニウム及び鉄の異種金属同士の接触
による腐食を良好に防止することができる。
【0028】さらに、このように密着座床シース3によ
りアルミニウムシース2外表面での水走りを防止できる
ので、従来用いられていた谷埋め塗料は全く不要とな
る。それ故、アルミニウムシース2の外側部分の厚さを
薄肉にでき、延いてはケーブルCの外径を小さくするこ
とができ、ケーブルCの質量をも小さくすることができ
る。
【0029】しかも、谷埋め塗料がないので、ケーブル
Cの接続時に谷埋め塗料が漏れ出て周りが汚染される心
配はなく、ケーブルCの接続作業をスムーズにかつ容易
に行うことができる。
【0030】また、上記のように、ケーブルCの製造の
際、押し出された筒状の座床シース材料とアルミニウム
シース2との間の空間を真空引きして、アルミニウムシ
ース2外表面に座床シース3を熱接着により密着させる
ので、アルミニウムシース2が凹凸部を有する螺旋コル
ゲート形状であってもその外表面に座床シース3を確実
に密着でき、よって上記構造のケーブルCを容易に製造
することができる。
【0031】尚、このケーブルCの製造方法において、
座床シース材料として、金属(アルミニウム)との熱接
着性を有する材料に代えて、非熱接着性を有する通常の
材料を用い、座床シース材料を押し出して該座床シース
材料でアルミニウムシース2を被覆する前後に、アルミ
ニウムシース2の外表面又は座床シース材料の内表面の
少なくともいずれかに接着剤を塗布し、その座床シース
材料とアルミニウムシース2との間の空間を真空引きし
たときに、座床シース材料をアルミニウムシース2外表
面に対し上記接着剤により接着させるようにしてもよ
く、ケーブルCを上記と同様に容易に製造することがで
きる。
【0032】また、上記実施形態では、座床シース3
(アルミニウムシース2)の外側に、内外の押え巻き
5,9、鉄テープ6及び外部シース11を配置したケー
ブルCの例について説明しているが、最外層が螺旋コル
ゲート形状のアルミニウムシース2(金属シース)まで
の範囲のもので、その外表面に座床シース3が一体に密
着している構造(図1又は図2において内外の押え巻き
5,9、鉄テープ6及び外部シース11のない構造)の
ケーブルであってもよい。この構造のケーブルはその可
撓性が優れているものであり、その場合でも、上記と同
様に、アルミニウムシース2外表面での水走りを防い
で、その腐食を防止できる効果が得られる。
【0033】さらに、上記実施形態では、金属シースを
アルミニウムシース2とし、金属テープを鉄テープ6と
しているが、本発明は、上記アルミニウムや鉄以外の螺
旋コルゲート形状の金属シース及び金属テープを用いる
ケーブルに対しても適用できるのはいうまでもない。ま
た、通信ケーブルの用途以外の螺旋コルゲート金属シー
スケーブルであってもよい。
【0034】
【実施例】本発明者等が具体的に実施した実施例につい
て説明する。まず、コア1を被覆した螺旋コルゲート形
状のアルミニウムシース2の外側に、座床シース3とな
る接着性を有する樹脂(例えば、米国デュポン社製の製
品「ニュクレル(登録商標)」の「ND908C」)か
らなる筒状の座床シース材料を押出成形機により押し出
して該座床シース材料でアルミニウムシース2を被覆し
た。このときの条件は、押出シリンダの温度が160〜
190℃、ダイス温度が190℃、樹脂温度が187
℃、材料の引取り速度が15m/minであった。
【0035】次いで、上記アルミニウムシース2とその
上の座床シース材料との間の空間を真空度160mmH
gで真空引きしながら座床シース材料をアルミニウムシ
ース2外表面に熱接着させた。このことで、アルミニウ
ムシース2の外表面に座床シース3を均一に密着させる
ことができた。尚、このアルミニウムシース2の山部で
の座床シース3の厚さは約0.4mmであった。その後
の工程は本発明の実施形態の項で説明したものと同様で
ある。よって、本発明のケーブルCが確実かつ容易に製
造できることが判明した。
【0036】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1の発明によ
ると、コア周りを螺旋状の凹凸部を有する金属シースで
被覆した螺旋コルゲート金属シースケーブルに対し、金
属シースの外表面に、略均一の厚さを有しかつ外表面が
金属シース外表面に沿って延びる座床シースを密着させ
たことにより、金属シース外表面での水走りを防いで金
属シースの腐食を防止しつつ、従来の如き谷埋め塗料を
なくして、ケーブルの外径の縮小化及び質量の減少化、
ケーブル接続作業の作業性の向上を図ることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、座床シースの外
表面に金属シースとは異なる種類の金属テープを巻き付
け、この金属テープの外側を外部シースで被覆したこと
により、金属シース外面に金属テープが巻き付けられる
構造の螺旋コルゲート金属シースケーブルに対し、金属
シースと金属テープとが直接に接触するのを金属シース
外表面の密着座床シースによって防止でき、金属シース
及び金属テープの異種金属同士の接触による腐食防止化
を図ることができる。
【0038】請求項3の発明によると、上記金属シース
はアルミニウムシースとし、金属テープは鉄テープとし
たことにより、アルミニウムシースの周りに鉄テープを
巻き付けた構造の螺旋コルゲート金属シースケーブルに
対し、上記請求項1及び2の発明と同様の作用効果を奏
することができる。
【0039】請求項4の発明では、コアを被覆した金属
シースの外側に、座床シースとなる接着性を有する筒状
の座床シース材料を押し出して該座床シース材料で金属
シースを被覆した後、その座床シース材料と金属シース
との間の空間を真空引きしながら座床シース材料を金属
シース外表面に接着させることとした。また、請求項5
の発明では、同様に、金属シースを座床シースとなる筒
状の座床シース材料で被覆した後、その座床シース材料
と金属シースとの間の空間を真空引きしながら座床シー
ス材料を金属シース外表面に接着剤により接着させるこ
ととした。従って、これらの発明によれば、金属シース
の外表面に座床シースを真空引きによってスムーズに密
着させてケーブルの製造の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る螺旋コルゲート金属シ
ースケーブルを拡大して示す断面図である。
【図2】螺旋コルゲート金属シースケーブルの一部破断
正面図である。
【図3】従来の螺旋コルゲート金属シースケーブルを示
す図1相当図である。
【符号の説明】
C 螺旋コルゲート金属シースケーブル 1 コア 2 アルミニウムシース(金属シース) 3 密着座床シース 6 鉄テープ(金属テープ) 11 外部シース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアの周りを少なくとも、螺旋状の凹凸
    部を有する金属シースで被覆してなる螺旋コルゲート金
    属シースケーブルにおいて、 上記金属シースの外表面に、略均一の厚さを有しかつ外
    表面が金属シース外表面に沿って延びる座床シースが密
    着されていることを特徴とする螺旋コルゲート金属シー
    スケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の螺旋コルゲート金属シー
    スケーブルにおいて、 座床シースの外表面に金属シースとは異なる種類の金属
    テープが巻き付けられ、 上記金属テープの外側は外部シースで被覆されているこ
    とを特徴とする螺旋コルゲート金属シースケーブル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の螺旋コルゲート金属シー
    スケーブルにおいて、 金属シースはアルミニウムシースであり、 金属テープは鉄テープであることを特徴とする螺旋コル
    ゲート金属シースケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の螺旋コルゲー
    ト金属シースケーブルの製造方法であって、 コアを被覆した金属シースの外側に、座床シースとなる
    接着性を有する筒状の座床シース材料を押し出して該座
    床シース材料で金属シースを被覆し、 上記座床シース材料と金属シースとの間の空間を真空引
    きしながら座床シース材料を金属シース外表面に接着さ
    せることを特徴とする螺旋コルゲート金属シースケーブ
    ルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の螺旋コルゲー
    ト金属シースケーブルの製造方法であって、 コアを被覆した金属シースの外側に、座床シースとなる
    筒状の座床シース材料を押し出して該座床シース材料で
    金属シースを被覆し、 上記座床シース材料と金属シースとの間の空間を真空引
    きしながら座床シース材料を金属シース外表面に接着剤
    により接着させることを特徴とする螺旋コルゲート金属
    シースケーブルの製造方法。
JP26278496A 1996-10-03 1996-10-03 螺旋コルゲート金属シースケーブル及びその製造方法 Withdrawn JPH10106361A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220856A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Furukawa Electric Co Ltd:The ケーブル

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JP2012220856A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Furukawa Electric Co Ltd:The ケーブル

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