JPH0126133B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126133B2 JPH0126133B2 JP15056783A JP15056783A JPH0126133B2 JP H0126133 B2 JPH0126133 B2 JP H0126133B2 JP 15056783 A JP15056783 A JP 15056783A JP 15056783 A JP15056783 A JP 15056783A JP H0126133 B2 JPH0126133 B2 JP H0126133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- metal tape
- layer
- cable
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属テープ層を有するケーブルの製造
方法に関する。
方法に関する。
ケーブルの簡易遮水層あるいは耐薬品層とし
て、押出金属被覆に比較して製造費が低く、ケー
ブルの可撓性を損うことのない金属テープ層を有
するケーブルは広く使用されている。
て、押出金属被覆に比較して製造費が低く、ケー
ブルの可撓性を損うことのない金属テープ層を有
するケーブルは広く使用されている。
このケーブルの金属テープ層は従来金属テープ
の片面に外装と接着するための接着剤を塗布しこ
れを線心上に縦添えして設けられ、そしてこのテ
ープ層をダイス等で絞りつつゴムあるいはプラス
チツクからなる外装を押出し被覆してテープと外
装を一体化させるようにしている。
の片面に外装と接着するための接着剤を塗布しこ
れを線心上に縦添えして設けられ、そしてこのテ
ープ層をダイス等で絞りつつゴムあるいはプラス
チツクからなる外装を押出し被覆してテープと外
装を一体化させるようにしている。
このような製造方法においては絞りダイスと外
装押出し機との間に距離を設けねばならず、その
間にダイスで絞られたテープがゆるみ、その結
果、外装押出時の圧力によつてテープのゆるみ分
がしわとなることが多い。
装押出し機との間に距離を設けねばならず、その
間にダイスで絞られたテープがゆるみ、その結
果、外装押出時の圧力によつてテープのゆるみ分
がしわとなることが多い。
このようにして金属テープ層にしわが生じる
と、ケーブル布設時等においてケーブルに曲げ力
が加わるとテープ層の切断等が生じることがあ
り、極めて不都合である。
と、ケーブル布設時等においてケーブルに曲げ力
が加わるとテープ層の切断等が生じることがあ
り、極めて不都合である。
本発明の目的は、上記従来の製造方法において
は生じることの多い金属テープ層のしわの問題を
解決しうる金属テープ層を有するケーブルの製造
方法を提供することである。
は生じることの多い金属テープ層のしわの問題を
解決しうる金属テープ層を有するケーブルの製造
方法を提供することである。
以下図面に示す実施例により本発明を詳述す
る。
る。
第１図は本発明の金属テープ層を有するケーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
第１図において導体１、絶縁体２からなる線心
９を介在３と共により合せた後バインダーテープ
４を巻き、その上に金属テープ５を縦添えし、更
に外装８を被覆してケーブルが構成される。従来
の製造方法によれば、外装８を押出し被覆する前
に金属テープ５の合わせ目６がゆるむことがあ
り、外装押出時の圧力で金属テープ５にしわが生
じることは前述の通りである。そしてこの金属テ
ープ５の外面には外装と接着一体化のために接着
層が設けられている。
９を介在３と共により合せた後バインダーテープ
４を巻き、その上に金属テープ５を縦添えし、更
に外装８を被覆してケーブルが構成される。従来
の製造方法によれば、外装８を押出し被覆する前
に金属テープ５の合わせ目６がゆるむことがあ
り、外装押出時の圧力で金属テープ５にしわが生
じることは前述の通りである。そしてこの金属テ
ープ５の外面には外装と接着一体化のために接着
層が設けられている。
本発明によれば、従来のごとく金属テープ５を
縦添えする際に、金属テープ５の外面には接着層
を与えず、その代りに内面に接着層を有し、外装
８と同じ材料からなる押えテープ７を縦添えされ
た金属テープ５の上に巻回する。この巻回は第２
図に示すように金属テープ５の合わせ目６を絞る
方向に行われ、それにより金属テープ５の合わせ
目６のゆるみを抑えるようにしている。
縦添えする際に、金属テープ５の外面には接着層
を与えず、その代りに内面に接着層を有し、外装
８と同じ材料からなる押えテープ７を縦添えされ
た金属テープ５の上に巻回する。この巻回は第２
図に示すように金属テープ５の合わせ目６を絞る
方向に行われ、それにより金属テープ５の合わせ
目６のゆるみを抑えるようにしている。
このように押えテープ７を巻回した上に従来の
ごとくに外装８の押出し被覆を行い、押出し時の
熱により押えテープ層と外装とを溶融一体化させ
る。
ごとくに外装８の押出し被覆を行い、押出し時の
熱により押えテープ層と外装とを溶融一体化させ
る。
このようにして製造されたケーブルにおいては
その金属テープ層のしわの発生は回避され、極め
て良好な曲げ特性が得られる。
その金属テープ層のしわの発生は回避され、極め
て良好な曲げ特性が得られる。
更に本発明においては接着層を従来におけるよ
うに金属テープに設ける必要はない。周知のよう
に接着剤を金属テープにコーテイングするには高
度な技術が必要であり、この工程のみをもつてし
てもケーブルの製造費用は大とならざるを得な
い。
うに金属テープに設ける必要はない。周知のよう
に接着剤を金属テープにコーテイングするには高
度な技術が必要であり、この工程のみをもつてし
てもケーブルの製造費用は大とならざるを得な
い。
本発明においては押えテープ７の金属テープ層
側にそれを設けているから、金属テープ５自体は
接着層をもたない単なる金属の圧延物をそれに用
いることが出来る。押えテープ７として外装と同
様の有機材料を用いる関係上、そのようなテープ
への接着剤のコーテイングは極めて容易であり、
従つて、ケーブル製造費を著しく低くすることが
出来る。
側にそれを設けているから、金属テープ５自体は
接着層をもたない単なる金属の圧延物をそれに用
いることが出来る。押えテープ７として外装と同
様の有機材料を用いる関係上、そのようなテープ
への接着剤のコーテイングは極めて容易であり、
従つて、ケーブル製造費を著しく低くすることが
出来る。
第１図は金属テープ層を有するケーブルの断面
図、第２図は本発明の方法を説明する図である。 ３……介在、４……バインダテープ、５……金
属テープ、６……テープ合わせ目、７……押えテ
ープ、８……外装、９……線心。
図、第２図は本発明の方法を説明する図である。 ３……介在、４……バインダテープ、５……金
属テープ、６……テープ合わせ目、７……押えテ
ープ、８……外装、９……線心。
Claims (1)
- １ 線心上に金属テープを縦添えし、上記金属テ
ープ縦添え層の上に内面に接着層を有するゴムま
たはプラスチツクテープを巻回し、更に上記ゴム
またはプラスチツクテープと同材質の材料からな
る外装を押し出し、この外装の押し出し時の熱に
より上記ゴムまたはプラスチツクテープと上記外
装を溶融一体化することを特徴とする金属テープ
層を有するケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15056783A JPS6041713A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 金属テ−プ層を有するケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15056783A JPS6041713A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 金属テ−プ層を有するケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041713A JPS6041713A (ja) | 1985-03-05 |
| JPH0126133B2 true JPH0126133B2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=15499703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15056783A Granted JPS6041713A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 金属テ−プ層を有するケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041713A (ja) |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP15056783A patent/JPS6041713A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041713A (ja) | 1985-03-05 |
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