JPH10106116A - ディスク記憶装置 - Google Patents
ディスク記憶装置Info
- Publication number
- JPH10106116A JPH10106116A JP25116996A JP25116996A JPH10106116A JP H10106116 A JPH10106116 A JP H10106116A JP 25116996 A JP25116996 A JP 25116996A JP 25116996 A JP25116996 A JP 25116996A JP H10106116 A JPH10106116 A JP H10106116A
- Authority
- JP
- Japan
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- disk storage
- storage medium
- control
- motor
- storage device
- Prior art date
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力の低減化を適確に計り得ると共に、
利用効率の低下を最小限に抑制し得るディスク記憶装置
を提供すること。 【解決手段】 このハードディスク記憶装置2は、機構
部4及びその各部を動作制御する制御回路3から構成さ
れる。速度制御部13は上位装置1からの非アクセス時
にモータを減速制御してディスク記憶媒体22の回転数
を落とすモータ制御手段として働くが、アクセス時には
定常回転数でディスク記憶媒体22を回転させ、アクセ
スが終了してアクセス要求が所定の時間無い場合(非ア
クセス時)にはタイマ15と協働してスピンドルモータ
21の減速制御を行う。ヘッド制御部12及びプロセッ
サ16は、減速制御の後のスピンドルモータ21の増速
制御に際してヘッド23を制御してディスク記憶媒体2
2に対する読出・書込回路11による読み出し/書き込
みの動作を行わせる。
利用効率の低下を最小限に抑制し得るディスク記憶装置
を提供すること。 【解決手段】 このハードディスク記憶装置2は、機構
部4及びその各部を動作制御する制御回路3から構成さ
れる。速度制御部13は上位装置1からの非アクセス時
にモータを減速制御してディスク記憶媒体22の回転数
を落とすモータ制御手段として働くが、アクセス時には
定常回転数でディスク記憶媒体22を回転させ、アクセ
スが終了してアクセス要求が所定の時間無い場合(非ア
クセス時)にはタイマ15と協働してスピンドルモータ
21の減速制御を行う。ヘッド制御部12及びプロセッ
サ16は、減速制御の後のスピンドルモータ21の増速
制御に際してヘッド23を制御してディスク記憶媒体2
2に対する読出・書込回路11による読み出し/書き込
みの動作を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として低消費電
力で動作するディスク記憶装置に関する。
力で動作するディスク記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハードディスク記憶装置
では、通常複数枚のディスク記憶媒体を有しており、こ
れらのディスク記憶媒体はスピンドルモータに固定され
るようになっている。
では、通常複数枚のディスク記憶媒体を有しており、こ
れらのディスク記憶媒体はスピンドルモータに固定され
るようになっている。
【0003】ハードディスク記憶装置では、電源が投入
されるとスピンドルモータが回転し、定常回転数でディ
スク記憶媒体を回転させる。このディスク記憶媒体上を
読み出し/書き込み用ヘッドが上位装置からのアクセス
要求のコマンドで指定された位置へ移動し、読み出しや
書き込みの動作を行う。
されるとスピンドルモータが回転し、定常回転数でディ
スク記憶媒体を回転させる。このディスク記憶媒体上を
読み出し/書き込み用ヘッドが上位装置からのアクセス
要求のコマンドで指定された位置へ移動し、読み出しや
書き込みの動作を行う。
【0004】このようなハードディスク記憶装置や光デ
ィスク装置では、アクセス速度を高速にするため、上位
装置からのアクセス要求の有無に拘らず常に高速でディ
スク記憶媒体を回転させている。
ィスク装置では、アクセス速度を高速にするため、上位
装置からのアクセス要求の有無に拘らず常に高速でディ
スク記憶媒体を回転させている。
【0005】因みに、ハードディスク記憶装置並びにそ
のスピンドルモータの制御に関連する周知技術として
は、例えば特開平4−6665号公報に開示された記録
ディスク装置,特開平4−92254号公報に開示され
たハードディスク装置,特開平4−102261号公報
に開示されたディスク装置のモータ制御方法等が挙げら
れる。
のスピンドルモータの制御に関連する周知技術として
は、例えば特開平4−6665号公報に開示された記録
ディスク装置,特開平4−92254号公報に開示され
たハードディスク装置,特開平4−102261号公報
に開示されたディスク装置のモータ制御方法等が挙げら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したディスク記憶
装置の場合、上位装置からの非アクセス時でも上位装置
の電源が投入されている間は常にディスク記憶媒体を回
転させているが、モータは消費電力の大きい機器である
ため、それを常に回転させているディスク記憶装置全体
の消費電力が大きくなってしまう。
装置の場合、上位装置からの非アクセス時でも上位装置
の電源が投入されている間は常にディスク記憶媒体を回
転させているが、モータは消費電力の大きい機器である
ため、それを常に回転させているディスク記憶装置全体
の消費電力が大きくなってしまう。
【0007】そこで、消費電力を低減させるためにスピ
ンドルモータを停止させた方が良いように思われるが、
停止時間が短い場合ではモータの起動時に大きな起動電
流が必要となって消費電力の低減効果が薄くなる上、停
止状態から定常回転数に至るまで角速度を加速するた
め、再び使用可能となるまでに時間がかかって利用効率
が大幅に低下してしまうので、現状では充分に対策され
ていない。
ンドルモータを停止させた方が良いように思われるが、
停止時間が短い場合ではモータの起動時に大きな起動電
流が必要となって消費電力の低減効果が薄くなる上、停
止状態から定常回転数に至るまで角速度を加速するた
め、再び使用可能となるまでに時間がかかって利用効率
が大幅に低下してしまうので、現状では充分に対策され
ていない。
【0008】本発明は、このような問題点を解消すべく
なされたもので、その技術的課題は、消費電力の低減化
を適確に計り得ると共に、利用効率の低下を最小限に抑
制し得るディスク記憶装置を提供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、消費電力の低減化
を適確に計り得ると共に、利用効率の低下を最小限に抑
制し得るディスク記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上位装
置からのアクセスによりディスク記憶媒体をモータで回
転させて該ディスク記憶媒体上を読み出し/書き込み用
ヘッドを移動させて動作を行うディスク記憶装置におい
て、上位装置からの非アクセス時にモータを減速制御し
てディスク記憶媒体の回転数を落とすモータ制御手段を
備えたディスク記憶装置が得られる。
置からのアクセスによりディスク記憶媒体をモータで回
転させて該ディスク記憶媒体上を読み出し/書き込み用
ヘッドを移動させて動作を行うディスク記憶装置におい
て、上位装置からの非アクセス時にモータを減速制御し
てディスク記憶媒体の回転数を落とすモータ制御手段を
備えたディスク記憶装置が得られる。
【0010】又、本発明によれば、上記ディスク記憶装
置において、モータ制御手段は、上位装置からのアクセ
ス時には定常回転数でディスク記憶媒体を回転させ、ア
クセスが終了して該上位装置からアクセス要求が所定の
時間無い場合にモータの減速制御を行うディスク記憶装
置が得られる。
置において、モータ制御手段は、上位装置からのアクセ
ス時には定常回転数でディスク記憶媒体を回転させ、ア
クセスが終了して該上位装置からアクセス要求が所定の
時間無い場合にモータの減速制御を行うディスク記憶装
置が得られる。
【0011】更に、本発明によれば、上記ディスク記憶
装置において、減速制御の後のモータの増速制御に際し
て読み出し/書き込み用ヘッドを制御してディスク記憶
媒体に対する読み出し/書き込みの動作を行わせるヘッ
ド制御手段を備えたディスク記憶装置が得られる。
装置において、減速制御の後のモータの増速制御に際し
て読み出し/書き込み用ヘッドを制御してディスク記憶
媒体に対する読み出し/書き込みの動作を行わせるヘッ
ド制御手段を備えたディスク記憶装置が得られる。
【0012】
【作用】本発明のディスク記憶装置では、ディスク記憶
媒体の回転数が定常値に達していれば通常の動作を行う
が、ディスク記憶装置の制御回路に備えられたモータ制
御手段は、上位装置からの連続したアクセス時には定常
回転数でディスク記憶媒体を回転させて動作し、アクセ
スが終了してからアクセス要求が所定の時間無い場合に
モータの減速制御を行ってディスク記憶媒体の回転数を
低下させる。これにより、消費電力の低減化させてい
る。この後、上位装置から再びアクセス要求のコマンド
があると、モータ制御手段はモータの増速制御を行って
ディスク記憶媒体の回転数を上昇させるが、ディスク記
憶装置に備えられたヘッド制御手段は、こうしたモータ
の増速制御に際して読み出し/書き込み用ヘッドを制御
してディスク記憶媒体に対する読み出し/書き込みの動
作を行わせる。これにより、利用効率の低下が最小限に
抑制される。
媒体の回転数が定常値に達していれば通常の動作を行う
が、ディスク記憶装置の制御回路に備えられたモータ制
御手段は、上位装置からの連続したアクセス時には定常
回転数でディスク記憶媒体を回転させて動作し、アクセ
スが終了してからアクセス要求が所定の時間無い場合に
モータの減速制御を行ってディスク記憶媒体の回転数を
低下させる。これにより、消費電力の低減化させてい
る。この後、上位装置から再びアクセス要求のコマンド
があると、モータ制御手段はモータの増速制御を行って
ディスク記憶媒体の回転数を上昇させるが、ディスク記
憶装置に備えられたヘッド制御手段は、こうしたモータ
の増速制御に際して読み出し/書き込み用ヘッドを制御
してディスク記憶媒体に対する読み出し/書き込みの動
作を行わせる。これにより、利用効率の低下が最小限に
抑制される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のデ
ィスク記憶装置について、図面を参照して詳細に説明す
る。
ィスク記憶装置について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る磁気ディ
スク記憶装置として、ハードディスク記憶装置2の基本
構成を示したものである。
スク記憶装置として、ハードディスク記憶装置2の基本
構成を示したものである。
【0015】このハードディスク記憶装置2は、上位装
置1と接続されており、機構部4及びその各動作部を制
御する制御回路3から構成され、上位装置1からのアク
セス要求のコマンドを受信して動作する。
置1と接続されており、機構部4及びその各動作部を制
御する制御回路3から構成され、上位装置1からのアク
セス要求のコマンドを受信して動作する。
【0016】このうち、機構部4は、スピンドルモータ
21と、このスピンドルモータ21に固定されて回転す
るディスク記憶媒体22と、データの書き込み/読み出
しを行うヘッド23と、このヘッド23を指定されたト
ラックへ移動させるヘッド駆動部24とから構成され
る。
21と、このスピンドルモータ21に固定されて回転す
るディスク記憶媒体22と、データの書き込み/読み出
しを行うヘッド23と、このヘッド23を指定されたト
ラックへ移動させるヘッド駆動部24とから構成され
る。
【0017】制御回路3は、上位装置1からのデータの
ディスク記憶媒体22への書き込み,及び要求されたデ
ータのディスク記憶媒体22からの読み出し動作を行う
読出・書込回路11と、ヘッド23をアクセス要求のコ
マンド等で指定されたトラックへ移動させるようにヘッ
ド駆動部24を制御するヘッド制御部12と、スピンド
ルモータ21を制御してディスク記憶媒体22の回転数
を制御する速度制御部13と、上位装置1からのコマン
ドを検知して速度制御部13へコマンド信号を出力する
コマンド検知部14と、速度制御部13に接続されて低
消費電力動作を開始するまでの所定の時間をカウントす
るタイマ15と、ヘッド制御部12からのヘッド位置情
報と速度制御部13からのディスク回転速度情報とを処
理して読出・書込回路11を制御するプロセッサ16と
から構成される。
ディスク記憶媒体22への書き込み,及び要求されたデ
ータのディスク記憶媒体22からの読み出し動作を行う
読出・書込回路11と、ヘッド23をアクセス要求のコ
マンド等で指定されたトラックへ移動させるようにヘッ
ド駆動部24を制御するヘッド制御部12と、スピンド
ルモータ21を制御してディスク記憶媒体22の回転数
を制御する速度制御部13と、上位装置1からのコマン
ドを検知して速度制御部13へコマンド信号を出力する
コマンド検知部14と、速度制御部13に接続されて低
消費電力動作を開始するまでの所定の時間をカウントす
るタイマ15と、ヘッド制御部12からのヘッド位置情
報と速度制御部13からのディスク回転速度情報とを処
理して読出・書込回路11を制御するプロセッサ16と
から構成される。
【0018】このハードディスク記憶装置2において、
速度制御部13は上位装置1からの非アクセス時にモー
タを減速制御してディスク記憶媒体22の回転数を落と
すモータ制御手段として働くが、上位装置1からのアク
セス時には定常回転数でディスク記憶媒体22を回転さ
せ、アクセスが終了して上位装置1からアクセス要求が
所定の時間無い場合(非アクセス時)にはタイマ15と
協働してスピンドルモータ21の減速制御を行う。
速度制御部13は上位装置1からの非アクセス時にモー
タを減速制御してディスク記憶媒体22の回転数を落と
すモータ制御手段として働くが、上位装置1からのアク
セス時には定常回転数でディスク記憶媒体22を回転さ
せ、アクセスが終了して上位装置1からアクセス要求が
所定の時間無い場合(非アクセス時)にはタイマ15と
協働してスピンドルモータ21の減速制御を行う。
【0019】又、ヘッド制御部12及びプロセッサ16
は、減速制御の後のスピンドルモータ21の増速制御に
際して読み出し/書き込み用ヘッド23を制御してディ
スク記憶媒体22に対する読出・書込回路11による読
み出し/書き込みの動作を行わせるヘッド制御手段とし
て働く。
は、減速制御の後のスピンドルモータ21の増速制御に
際して読み出し/書き込み用ヘッド23を制御してディ
スク記憶媒体22に対する読出・書込回路11による読
み出し/書き込みの動作を行わせるヘッド制御手段とし
て働く。
【0020】そこで、以下はこのハードディスク記憶装
置2の動作について、図2に示す各動作状態におけるデ
ィスク記憶媒体22の時間tに対する回転数Nの特性を
参照して説明する。
置2の動作について、図2に示す各動作状態におけるデ
ィスク記憶媒体22の時間tに対する回転数Nの特性を
参照して説明する。
【0021】このハードディスク記憶装置2では、電源
が投入されると速度制御部13がスピンドルモータ21
を起動し、特性線Cの局部c1に示されるようにディス
ク記憶媒体22の回転数Nが定常値に至るまでスピンド
ルモータ21を所定の割合いで増速制御して加速させ
る。このとき、速度制御部13はディスク記憶媒体22
の回転数Nが定常値に達するまでタイマ15にタイマリ
セット信号を出力し、タイマ15のカウント動作を抑制
する。ディスク記憶媒体22の回転数Nが特性線Cの局
部c2に示されるような定常値に達すると、速度制御部
13はタイマ15に対して出力していたタイマリセット
信号を停止する。
が投入されると速度制御部13がスピンドルモータ21
を起動し、特性線Cの局部c1に示されるようにディス
ク記憶媒体22の回転数Nが定常値に至るまでスピンド
ルモータ21を所定の割合いで増速制御して加速させ
る。このとき、速度制御部13はディスク記憶媒体22
の回転数Nが定常値に達するまでタイマ15にタイマリ
セット信号を出力し、タイマ15のカウント動作を抑制
する。ディスク記憶媒体22の回転数Nが特性線Cの局
部c2に示されるような定常値に達すると、速度制御部
13はタイマ15に対して出力していたタイマリセット
信号を停止する。
【0022】タイマ15はディスク記憶媒体22の回転
数Nが定常値であり、且つ上位装置1からのアクセス要
求が無い間のみカウント動作を行う。ここで、例えば特
性線Cの局部c2における一時点p1に示されるように
タイマ15の設定時間(所定の時間)内に上位装置1か
らのアクセス要求のコマンドをコマンド検知部14が検
知すると、コマンド検知部14はタイマ15にタイマリ
セット信号を出力し、タイマ15はカウント値をクリア
する。そして、制御回路3はアクセス要求のコマンドを
処理し、通常通りに読み出し/書き込み動作を行う。
数Nが定常値であり、且つ上位装置1からのアクセス要
求が無い間のみカウント動作を行う。ここで、例えば特
性線Cの局部c2における一時点p1に示されるように
タイマ15の設定時間(所定の時間)内に上位装置1か
らのアクセス要求のコマンドをコマンド検知部14が検
知すると、コマンド検知部14はタイマ15にタイマリ
セット信号を出力し、タイマ15はカウント値をクリア
する。そして、制御回路3はアクセス要求のコマンドを
処理し、通常通りに読み出し/書き込み動作を行う。
【0023】一方、特性線Cの局部c2における他時点
p2に示されるようにタイマ15の設定時間(所定の時
間)内にコマンド検知部14がアクセス要求のコマンド
を検知しなかった場合、タイマ15はカウント完了時に
速度制御部13へ低消費電力動作を要求する信号を出力
する。速度制御部13はヘッド23がディスク記憶媒体
22に接触しない程度にスピンドルモータ21を所定の
割合いで減速制御し、特性線Cの局部c3に示されるよ
うにディスク記憶媒体22の回転数Nを低下させて低消
費電力動作を開始する。
p2に示されるようにタイマ15の設定時間(所定の時
間)内にコマンド検知部14がアクセス要求のコマンド
を検知しなかった場合、タイマ15はカウント完了時に
速度制御部13へ低消費電力動作を要求する信号を出力
する。速度制御部13はヘッド23がディスク記憶媒体
22に接触しない程度にスピンドルモータ21を所定の
割合いで減速制御し、特性線Cの局部c3に示されるよ
うにディスク記憶媒体22の回転数Nを低下させて低消
費電力動作を開始する。
【0024】又、特性線Cの局部c3における一時点p
3に示されるように低消費電力動作中に上位装置1から
のアクセス要求のコマンドをコマンド検知部14が検知
すると、コマンド検知部14はタイマ15にタイマリセ
ット信号を出力する。そして、タイマ15はカウント値
をクリアし、速度制御部13へ出力されていた低消費電
力動作を要求する信号を停止する。速度制御部13はス
ピンドルモータ21を制御し、特性線Cの局部c4に示
されるようにディスク記憶媒体22の回転数Nが定常値
までに至るまでスピンドルモータ21を所定の割合いで
再度増速制御して加速させる。
3に示されるように低消費電力動作中に上位装置1から
のアクセス要求のコマンドをコマンド検知部14が検知
すると、コマンド検知部14はタイマ15にタイマリセ
ット信号を出力する。そして、タイマ15はカウント値
をクリアし、速度制御部13へ出力されていた低消費電
力動作を要求する信号を停止する。速度制御部13はス
ピンドルモータ21を制御し、特性線Cの局部c4に示
されるようにディスク記憶媒体22の回転数Nが定常値
までに至るまでスピンドルモータ21を所定の割合いで
再度増速制御して加速させる。
【0025】ところで、以下は減速制御を行った後のス
ピンドルモータ21の増速制御に際しての読み出し/書
き込みの動作を説明する。ここでは、先ずディスク記憶
媒体22が低回転数の低消費電力動作から定常回転数に
復帰するとき、プロセッサ16は速度制御部13から出
力されるディスク記憶媒体22の回転速度情報を読み取
り、ディスク記憶媒体22の回転数Nが特性線Cの局部
c4における一時点p4に示されるように予め設定して
ある定常回転数よりも低い回転数の読み出し/書き込み
動作の実行可能回転数に達すると、速度制御部13に対
してスピンドルモータ21の増速制御を一時停止する信
号を出力する。
ピンドルモータ21の増速制御に際しての読み出し/書
き込みの動作を説明する。ここでは、先ずディスク記憶
媒体22が低回転数の低消費電力動作から定常回転数に
復帰するとき、プロセッサ16は速度制御部13から出
力されるディスク記憶媒体22の回転速度情報を読み取
り、ディスク記憶媒体22の回転数Nが特性線Cの局部
c4における一時点p4に示されるように予め設定して
ある定常回転数よりも低い回転数の読み出し/書き込み
動作の実行可能回転数に達すると、速度制御部13に対
してスピンドルモータ21の増速制御を一時停止する信
号を出力する。
【0026】又、プロセッサ16は読出・書込回路11
に読み出し/書き込みを許可する信号を出力し、1トラ
ック分のデータの読み出し/書き込み動作を行う。1ト
ラックの読み出し/書き込み動作の終了を検知したプロ
セッサ16は、読出・書込回路11への読み出し/書き
込みを許可する信号と速度制御部13への増速制御を一
時停止する信号の出力とを停止する。この後、速度制御
部13は特性線Cの局部c4における他時点p5に示さ
れるように再びスピンドルモータ21の増速制御を開始
する。次の読み出し/書き込み動作の実行可能回転数に
達したときは、上述した動作を繰り返すが、その後にデ
ィスク記憶媒体22が定常回転数まで達すると、通常動
作を行う。
に読み出し/書き込みを許可する信号を出力し、1トラ
ック分のデータの読み出し/書き込み動作を行う。1ト
ラックの読み出し/書き込み動作の終了を検知したプロ
セッサ16は、読出・書込回路11への読み出し/書き
込みを許可する信号と速度制御部13への増速制御を一
時停止する信号の出力とを停止する。この後、速度制御
部13は特性線Cの局部c4における他時点p5に示さ
れるように再びスピンドルモータ21の増速制御を開始
する。次の読み出し/書き込み動作の実行可能回転数に
達したときは、上述した動作を繰り返すが、その後にデ
ィスク記憶媒体22が定常回転数まで達すると、通常動
作を行う。
【0027】このように低消費電力動作からの復帰時
に、ディスク記憶媒体22が定常回転数に達するのを待
つだけでなく、減速制御の後のスピンドルモータ21の
増速制御に際しても読み出し/書き込み動作を行うこと
により、低消費電力でしかも利用効率を通常の装置とほ
ぼ変わらないようにすることができる。
に、ディスク記憶媒体22が定常回転数に達するのを待
つだけでなく、減速制御の後のスピンドルモータ21の
増速制御に際しても読み出し/書き込み動作を行うこと
により、低消費電力でしかも利用効率を通常の装置とほ
ぼ変わらないようにすることができる。
【0028】尚、ここでのハードディスク記憶装置2で
は、特性線Cの局部c4における一時点p4や他時点p
5でスピンドルモータ21の増速制御を一時中断して読
み出し/書き込み動作を行うものとして説明したが、特
性線Cの局部c4のようにスピンドルモータ21の増速
制御を中断せずにヘッド制御部12からのヘッド23の
位置情報も用いてプロセッサ16により読出・書込回路
11を制御して連続的に読み出し/書き込み動作を行う
ようにしても良い。又、本発明のディスク記憶装置は、
一実施例で説明したハードディスク記憶装置2のみなら
ず、光ディスク記憶装置等のモータを用いたディスク記
憶装置全般に適用可能なものである。
は、特性線Cの局部c4における一時点p4や他時点p
5でスピンドルモータ21の増速制御を一時中断して読
み出し/書き込み動作を行うものとして説明したが、特
性線Cの局部c4のようにスピンドルモータ21の増速
制御を中断せずにヘッド制御部12からのヘッド23の
位置情報も用いてプロセッサ16により読出・書込回路
11を制御して連続的に読み出し/書き込み動作を行う
ようにしても良い。又、本発明のディスク記憶装置は、
一実施例で説明したハードディスク記憶装置2のみなら
ず、光ディスク記憶装置等のモータを用いたディスク記
憶装置全般に適用可能なものである。
【0029】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明のディスク記
憶装置によれば、上位装置が所定の時間アクセスしない
場合にディスク記憶媒体の回転数を低下させるようにモ
ータを減速制御して消費電力を低下させると共に、低消
費電力動作からの復帰時(モータに関する減速制御の後
の増速制御)に際して読み出し/書き込み動作を行わせ
ているので、消費電力の低減化を適確に計り得て利用効
率の低下が最小限に抑制されるようになる。この結果、
利用者は低消費電力動作をしていることを殆ど意識せず
に装置を運用できるようになる。
憶装置によれば、上位装置が所定の時間アクセスしない
場合にディスク記憶媒体の回転数を低下させるようにモ
ータを減速制御して消費電力を低下させると共に、低消
費電力動作からの復帰時(モータに関する減速制御の後
の増速制御)に際して読み出し/書き込み動作を行わせ
ているので、消費電力の低減化を適確に計り得て利用効
率の低下が最小限に抑制されるようになる。この結果、
利用者は低消費電力動作をしていることを殆ど意識せず
に装置を運用できるようになる。
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ディスク記憶装置
として、ハードディスク記憶装置の基本構成を示したも
のである。
として、ハードディスク記憶装置の基本構成を示したも
のである。
【図2】図1に示すハードディスク記憶装置の各動作状
態におけるディスク記憶媒体の時間に対する回転数の特
性を示したものである。
態におけるディスク記憶媒体の時間に対する回転数の特
性を示したものである。
1 上位装置 2 ハードディスク記憶装置 3 制御回路 4 機構部 11 読出・書込回路 12 ヘッド制御部 13 速度制御部 14 コマンド検知部 15 タイマ 16 プロセッサ 21 スピンドルモータ 22 ディスク記憶媒体 23 ヘッド 24 ヘッド駆動部
Claims (3)
- 【請求項1】 上位装置からのアクセスによりディスク
記憶媒体をモータで回転させて該ディスク記憶媒体上を
読み出し/書き込み用ヘッドを移動させて動作を行うデ
ィスク記憶装置において、前記上位装置からの非アクセ
ス時に前記モータを減速制御して前記ディスク記憶媒体
の回転数を落とすモータ制御手段を備えたことを特徴と
するディスク記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスク記憶装置におい
て、前記モータ制御手段は、前記上位装置からのアクセ
ス時には定常回転数で前記ディスク記憶媒体を回転さ
せ、アクセスが終了して該上位装置からアクセス要求が
所定の時間無い場合に前記モータの減速制御を行うこと
を特徴とするディスク記憶装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のディスク記憶装置におい
て、前記減速制御の後の前記モータの増速制御に際して
前記読み出し/書き込み用ヘッドを制御して前記ディス
ク記憶媒体に対する読み出し/書き込みの動作を行わせ
るヘッド制御手段を備えたことを特徴とするディスク記
憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25116996A JPH10106116A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ディスク記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25116996A JPH10106116A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ディスク記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10106116A true JPH10106116A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17218713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25116996A Withdrawn JPH10106116A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ディスク記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10106116A (ja) |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP25116996A patent/JPH10106116A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |