JPH10105447A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH10105447A
JPH10105447A JP8275225A JP27522596A JPH10105447A JP H10105447 A JPH10105447 A JP H10105447A JP 8275225 A JP8275225 A JP 8275225A JP 27522596 A JP27522596 A JP 27522596A JP H10105447 A JPH10105447 A JP H10105447A
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JP8275225A
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Yasuto Hayashida
靖人 林田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異機種間やアプリケーションソフト間でデー
タの受け渡しを行う場合に、項目毎のデータを自己の処
理に適した項目並びに変更したり、元の項目並びに戻す
ためにその都度、項目並びの対応関係を入力指定すると
いう煩雑な操作を必要とせず、項目の並び順を容易に変
更する。 【解決手段】 CPU1は項目区切りによって区切られ
て成る項目毎のデータが記憶媒体3を介して外部供給さ
れた際に、この項目毎のデータを処理するに当たって、
その項目毎のデータを当該処理に適した並び順に並べ替
えると共に、元の項目順番を並替順メモリ2−4に記憶
保持しておく。そして、並べ替えられたデータの項目並
びを並替順メモリ2−4に記憶されている元の項目順番
にしたがってその順番通りに戻し、記憶媒体3に書き出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異機種間あるい
は異種のアプリケーションソフト間でデータの受け渡し
を行う際に項目並びを変更することによって互換性を持
たせたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータとワード
プロセッサ等のような異機種間において、例えば、会社
のパーソナルコンピュータで作成したデータベースファ
イルをフロッピーディスクに書き出し、これを自宅に持
ち帰って自宅のワードプロセッサで編集を行ったのち、
フロッピーディスクに書き出して会社のパーソナルコン
ピュータで呼び出すという作業は、日常よく行われてい
る。ここで、データベースファイルをフロッピーディス
クに書き出す際には、例えばデータベースファイルを項
目毎にカンマで区切ったCSV形式(Comma Se
paratedValue:カンマ形式)のテキストフ
ァイルとして書き込むことによってデータの互換性を持
たせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにパーソナルコンピュータとワードプロセッサのよ
うに異機種間において、ファイルの受け渡しを行う場
合、データベースファイルの項目並びが大きく異なって
いることが多いため、例えば、パーソナルコンピュータ
側において、データベースファイルの項目並びをワード
プロセッサのデータ形式に合うようにその並び替えを入
力指定してフロッピーディスクに書き出したり、あるい
はワードプロセッサによって編集されたデータベースフ
ァイルをパーソナルコンピュータ側のデータ形式に合う
ようにその並び替えを入力指定してフロッピーディスク
に書き出さなければならず、極めて煩雑な操作を必要と
していた。このことは、異機種間に限らず、同一の装置
におけるアプリケーションソフト間においても同様であ
った。この発明の課題は、異機種間やアプリケーション
ソフト間でデータの受け渡しを行う場合に、項目毎のデ
ータを自己の処理に適した項目並びに変更したり、元の
項目並びに戻すためにその都度、項目並びの対応関係を
入力指定するという煩雑な操作を必要とせず、項目の並
び順を容易に変更できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。この発明は、項目区切りによって区切られて
成る項目毎のデータを記憶するデータ記憶手段と、この
データ記憶手段に記憶されている項目毎のデータを処理
するに当たって、その項目毎のデータを当該処理に適し
た項目の並び順に並べ替える第1の変更手段と、この第
1の変更手段によって項目毎のデータの並び順が変更さ
れる前に、当該項目毎のデータが並べられていた元の項
目順番を記憶保持する項目順記憶手段と、前記第1の変
更手段によって並べ替えられたデータの項目並びを前記
項目順記憶手段内の項目順番にしたがってその順番通り
に並べ替えることにより元の項目順番に戻す第2の変更
手段とを具備するものである。なお、前記データ記憶手
段に記憶されている項目毎のデータの並び順と前記処理
に適した並び順との対応関係を項目毎に入力指定する指
定手段を設け、この指定手段によって指定された対応関
係にしたがって前記第1の変更手段は、項目毎のデータ
を当該処理に適した項目の並び順に変更するようにして
もよい。また、前記指定手段によって指定された対応関
係にしたがって前記項目順記憶手段は、前記処理に適し
た項目の並び順に、前記元の項目順番を示すデータを記
憶するようにしてもよい。この発明によれば、カンマ、
空白等の項目区切りによって区切られて成る項目毎のデ
ータを処理するに当たって、この項目毎のデータは第1
の変更手段によって当該処理に適した並び順に並べ替え
られる。この場合、元の項目順番は項目順記憶手段に記
憶保持される。そして、第1の変更手段によって並べ替
えられたデータの項目並びは、第2の変更手段によって
変更されるが、その際、第2の変更手段は、項目順記憶
手段に記憶されている元の項目順番にしたがってその順
番通りに戻す。したがって、異機種間やアプリケーショ
ンソフト間でデータの受け渡しを行う場合に、項目毎の
データを自己の処理に適した項目並びに変更したり、元
の項目並びに戻すためにその都度、項目並びの対応関係
を入力指定するという煩雑な操作を必要とせず、項目の
並び順を容易に変更することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は異機種間、つま
り、パーソナルコンピュータPCとワードプロセッサW
Pとの間において、フロッピーディスクFDを媒体とし
てデータの受け渡しが行われることを示した図である。
ここで、パーソナルコンピュータPCは例えば、表形式
のデータベースファイル(住所録ファイル等)を項目毎
に区切ったカンマ形式のテキストファイルとしてフロッ
ピーディスクFDに書き出すようにしている。ワードプ
ロセッサWPはこのフロッピーディスクFDからテキス
トファイルを呼び出して編集等の処理を実行する際に、
パーソナルコンピュータPC側のデータベースファイル
とワードプロセッサWP側のデータベースファイルとで
はその項目の並び順が大きく相違するために、フロッピ
ーディスクFDから読み出したデータの項目並びを当該
処理に適した並び順に並べ替えて処理を行う。その際、
フロッピーディスクFDから読み出したデータの項目並
びと処理に適した項目並びの対応関係がキー操作によっ
て1項目ずつ指定されると、その対応関係を並替順メモ
リ(図1では図示せず)に記憶保持するようにしてい
る。そして、ワードプロセッサWP側で編集等の処理を
行ったのち、その処理結果は、上述の並替順メモリに基
づいて元の項目並びに変更され、カンマ形式のテキスト
としてフロッピーディスクFDに書き出される。
【0006】図2(A)はワードプロセッサWPの主要
構成を示したブロック図である。CPU1はRAM2内
のプログラムメモリに格納されている各種プログラムに
したがってこのワードプロセッサWPの全体動作を制御
する中央演算処理である。記憶媒体3は着脱自在に装着
可能なフロッピーディスクFD、光ディスク、RAMカ
ード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによっ
て構成され、プログラムやデータが格納されている。こ
の記憶媒体3が装着されている状態において、記憶媒体
3内のプログラムやデータは、CPU1に取り込まれ、
記憶装置4に格納される。記憶装置4はROM、ハード
ディスク、光ディスク等によって構成され、オペレーテ
ィングシステムや各種のアプリケーションプログラム、
データベースファイル、文字フォントデータ等を記憶す
るもので、CPU1は通信回線等を介して他の機器から
プログラムやデータが送信されて来た際には、それを取
り込んで記憶装置4に格納する。また、CPU1にはそ
の入出力周辺デバイスとして入力装置5、表示装置6、
印刷装置7が接続されており、CPU1はそれらの入出
力動作を制御する。
【0007】ここで、記憶装置4には住所録ファイルや
名刺管理ファイル等の各種データベースファイルと、そ
れを管理するアプリケーションソフトが格納されている
が、任意のアプリケーションソフト(データベース管理
ソフト)の起動が指定されると、CPU1はこのアプリ
ケーションソフトとそれに対応するデータベースファイ
ルをRAM2内にロードする。また入力装置5は文書デ
ータや各種コマンドを入力するキーボードやポインティ
ングデバイスとしてのマウスを有し、入力装置5から入
力された文書データは表示装置6に表示出力されたり、
RAM2に格納される。また、入力装置5から印刷指令
が入力されると、CPU1はRAM2内のデータを取り
込んで印刷装置7に印刷出力させる。
【0008】図2(B)はRAM2の構成図である。R
AM2はプログラムメモリ2−1、文書メモリ2−2、
データファイルメモリ2−3、並替順メモリ2−4、ワ
ークメモリ2−5を有し、プログラムメモリ2−1は記
憶媒体3や記憶装置4からロードされた各種のプログラ
ムが格納される。文書メモリ2−2は入力装置5から入
力作成中の文書データを記憶し、データファイルメモリ
2−3は記憶装置4や記憶媒体3からロードされた住所
録ファイルや名刺管理ファイル等のデータベースファイ
ルを記憶する。並替順メモリ2−4は上述したように項
目並びの対応関係を記憶保持するもので、その内容は処
理対象のデータベースファイルに対応付けられている。
この並替順メモリ2−4については後で詳述するが、パ
ーソナルコンピュータPCからフロッピーディスクFD
を介してテキストファイルが外部供給された際に、この
テキストファイルの項目並びをそれに相当するワードプ
ロセッサWP側のデータベースファイルに対応付けるた
めに、項目並びの対応関係を表示画面上で1項目ずつ指
定してゆくと、指定された項目並びの対応関係が並替順
メモリ2−4に順次セットされる。ワークメモリ2−5
は処理対象のデータを一時記憶するもので、ワーク域A
とワーク域Bを有する構成となっている。
【0009】次に、ワードプロセッサWP側での主要動
作を図3〜図5に示すフローチャートにしたがって説明
する。なお、このフローチャートに記述されている各機
能を実現するためのプログラムは、CPU1が読み取り
可能なプログラムコードの形態で記憶媒体3や記憶装置
4に記憶されており、その内容がRAM2内のプログラ
ムメモリ2−1にロードされている。図3はワードプロ
セッサWPの全体動作の概要を示したフローチャートで
あり、CPU1は入力装置5からの入力待ち状態におい
て(ステップA1)、何らかの入力が有ると、入力解析
を行い(ステップA2)、それがフロッピーディスクF
Dを介してパーソナルコンピュータPCから外部供給さ
れたテキストファイルを取り込んでデータファイルメモ
リ2−3に書き込む書き込み指令であれば、図4に示す
フローチャートにしたがって書き込み処理を実行する
(ステップA3)。また、データファイルメモリ2−3
内のデータベースファイルをテキストファイルとしてフ
ロッピーディスクFDに書き出す書き出し指令が入力さ
れた場合には、図5のフローチャートにしたがって書き
出し処理を実行する(ステップA4)。一方、データフ
ァイルメモリ2−3等の内容を編集する編集指令が入力
された場合には、通常の編集処理を行う(ステップA
5)。
【0010】先ず、パーソナルコンピュータPC側から
供給された記憶媒体3(フロッピーディスクFD)が装
着されている状態において、図4の書き込み処理が開始
されると、CPU1はフロッピーディスクFDからディ
レクトリを読み出し、その中からファイル名を抽出して
一覧表示させる(ステップB1)。ここで、フロッピー
ディスクFD内に格納されている各種ファイルはパーソ
ナルコンピュータPC側において記憶管理されているも
ので、図6(A)はパーソナルコンピュータPC側で管
理されている住所録ファイルの一部を示し、また図6
(B)はこの住所録ファイルがフロッピーディスクFD
にカンマ形式のテキストファイルとして書き出された場
合のデータ内容を示している。この場合、パーソナルコ
ンピュータPC側の住所録ファイルを構成する各レコー
ドは「名前」、「名前よみ」、「住所」……の項目を有
し、各項目の並びは上述の順序にしたがっている。い
ま、ファイル名一覧表示の中から処理対象ファイルを選
択するために、任意のファイル名がカーソル指定される
と(ステップB2)、CPU1は選択されたファイル名
に対応するテキストファイルをフロッピーディスクFD
から読み込み、ワーク域Aにセットしておく(ステップ
B3)。
【0011】このようにしてフロッピーディスクFDか
ら取り込んだテキストファイルに対してその項目並びを
変更させる必要があれば、その旨をキー操作によって指
示する。すなわち、パーソナルコンピュータPCのよう
に異機種から外部供給されたファイルであれば、その項
目並びの変更を必要とするが、同種のワードプロセッサ
WPから外部供給されたファイルであれば、項目並びの
変更を必要としないので、その旨をキー操作によって宣
言する。いま、項目並びの変更を必要とする場合に、所
定キーを操作すると、並び順変換モードにセットされ
る。ここで、ステップB4は並び順変換モードにセット
されたか否かをチェックするもので、変換モードが指定
されなければ、ワーク域Aに取り込んだテキストファイ
ルを通常と同様にデータファイルメモリ2−3内のデー
タベースファイルにそのまま書き込むと共に(ステップ
B5)、このデータベースファイルを表示出力させる
(ステップB16)。
【0012】一方、変換モードが指定されると、ステッ
プB6に進み、ワーク域Aに取り込んだテキストファイ
ルの項目名を一覧表示させると共にこの一覧表示画面に
テキスト用カーソルを表示させる。また、ワードプロセ
ッサWP側で記憶管理されているデータベースファイル
のファイル名を一覧表示させ(ステップB7)、その中
から任意のファイル名が選択されると(ステップB
8)、選択されたデータベースファイルの項目名を一覧
表示させると共に、この一覧表示画面の中にデータベー
ス用カーソルを表示させる(ステップB9)。図7
(A)はこの場合の表示画面例を示し、パーソナルコン
ピュータPCからフロッピーディスクFDを介して外部
供給された住所録ファイルの各項目名「名前」、「名前
よみ」、「住所」……と、当該ファイルに相当するワー
ドプロセッサWP側の住所録ファイルの各項目名「アド
レス」、「氏名」、「氏名よみ」……とが一覧表示され
ると共に、テキスト用カーソル、データベース用カーソ
ルがそれぞれ表示される。
【0013】この状態において、先ず、テキスト用カー
ソルによってテキストファイルの先頭項目名「名前」を
指定すると共に(ステップB10)、この項目名に相当
するデータベース項目名「氏名」の位置にデータベース
用カーソルを移動させて当該項目名を指定する(ステッ
プB11)。このようにしてテキスト項目名とデータベ
ース項目名との対応関係が指定されると、CPU1はそ
れをワーク域Bにセットする(ステップB12)。ここ
で、ワーク域Bには図7(B)に示すように、データベ
ースファイルの各項目に対応し、その並び順にしたがっ
た項目領域が予め割り当てられており、データベースフ
ァイルの項目名「氏名」に対応する項目領域には、テキ
スト側における該当項目の並び順を示す番号データ(項
目順データ)がセットされる。この場合、テキスト側の
項目名「名前」は先頭項目に位置しているので、1番目
の項目であることを示す項目順データとして「1」がセ
ットされる。以下、同様の動作は全項目分の指定が終る
まで繰り返される(ステップB13)。この結果、ワー
ク域Bには図7(B)に示すように、データベースファ
イルの項目名「アドレス」、「氏名」、「氏名よみ」…
…に対応する項目領域に、テキストファイルの項目順デ
ータとして「3」、「1」、「2」……がセットされ
る。
【0014】このようにして全項目分について項目順の
対応付けが行われると、ワーク域Aにセットされている
カンマ形式のテキストファイルをワーク域Bにセットさ
れている項目の並び順にしたがって並べ替えてデータベ
ースファイルに書き込む(ステップB14)。この場
合、テキストファイルの各項目は「住所」、「名前」、
「名前よみ」……の順に並べ替えられ、データベースフ
ァイルの並び順通りとなるため、データベースファイル
への書き込みが可能となる。次に、ワーク域Bにセット
されている項目順データをデータベースファイルに対応
付けて並替順メモリ2−4に登録保存しておく(ステッ
プB15)。そして、このデータベースファイルを表示
出力させる(ステップB16)。このようにしてパーソ
ナルコンピュータPCからフロッピーディスクFDを介
して外部供給されたテキストファイルをデータベースフ
ァイルに書き込んだのち、編集処理によってそのデータ
を任意に訂正することができる。図6(C)は「アドレ
ス」の項目データを「××県○○市」から「×○県○×
市」に訂正した場合を示すデータベータファイルと並替
順メモリ2−4内のデータとが対応付けられていること
を示している。なお、この場合の対応付けは、並替順メ
モリ2−4にファイル名を記憶させたり、データベース
ファイルと並替順メモリ2−4内の項目順データとを
“対”にして記憶するようにしておけばよい。
【0015】次に、データベースファイルをフロッピー
ディスクFDにテキストファイルとして書き出す場合の
動作を図5に示すフローチャートにしたがって説明す
る。先ず、CPU1は任意に指定されたデータベースフ
ァイルに対応する項目順データが並替順メモリ2−4に
存在するかをチェックする(ステップC1)。ここで、
異機種からフロッピーディスクFDを介して取り込んだ
データがデータベースファイルに書き込まれている場合
には、それに対応する項目順データが並替順メモリ2−
4に存在しているが、同機種から取り込んだデータがデ
ータベースファイルに書き込まれている場合にはそれに
対応する項目順データは存在していないため、ステップ
C2に進み、このデータベースファイルをワーク域Aへ
取り込んでカンマ形式のテキストファイルに変換する。
そして、このテキストファイルをフロッピーディスクF
Dの対応する領域へ上書きする(ステップC6)。
【0016】一方、データベースファイルに項目順デー
タが対応付けられている場合には、ステップC3に進
み、元のパーソナルコンピュータPCあるいはそれと同
機種のパーソナルコンピュータPCへテキストファイル
を戻すためにフロッピーディスクFDへの書き出しを行
うのか、別機種のパーソナルコンピュータPC等に渡す
ために書き出しを行うのかをキー操作の指定に応じて判
断する。ここで、元のパーソナルコンピュータPCある
いは同機種のパーソナルコンピュータPCへ戻す場合に
は、データベースファイルをワーク域Aに取り込むと共
に、その項目並びを並替順メモリ2−4内の対応する項
目順データにしたがって並び替えることによって元の項
目順に戻す(ステップC4)。そして、ワーク域A内の
データベースファイルをカンマ形式のテキストファイル
に変換すると共に(ステップC5)、このカンマ形式の
テキストファイルをフロッピーディスクFDの対応する
領域へ上書きする(ステップC6)。図6(D)はこの
場合におけるテキストファイルを示した図で、その項目
順は「名前」、「名前よみ」、「住所」……に並び替え
られ、元の並び順に戻されることになる。
【0017】他方、別機種のパーソナルコンピュータP
C等へテキストファイルを渡すために、フロッピーディ
スクFDへの書き出しが指定された場合には、ステップ
C3でそのことが検出されてステップC7に進み、デー
タベースファイルの各項目名を一覧表示させると共にそ
れに対応する項目順データを並替順メモリ2−4から読
み出し、該当項目名に対応付けて項目順データを表示出
力させる。図8はこの場合の表示画面例を示し、項目名
「アドレス」と共にその項目順「3」が先頭の項目領域
内に表示され、次に、2番目の項目領域内には項目名
「氏名」と共にその項目順「1」が表示され、更に3番
目の項目領域には項目名「氏名よみ」と共にその項目順
「2」が表示される。以下、同様に項目名と項目順とが
対応表示される。この場合、データベース用カーソルの
表示も行われる。次に、データベースファイルの項目数
に合わせて1〜nまでの項目領域(空欄)が表示される
と共に、テキスト用カーソルも表示される(ステップC
8)。
【0018】ここで、オペレータは送り先(別機種のパ
ーソナルコンピュータPC等)において記憶管理されて
いるデータベースファイルがどのような項目並びとなっ
ているかを事前に調べておき、ワードプロセッサWC側
のデータベースファイルの項目順番を送り先の項目並び
に合わせるために、データベース用カーソルやテキスト
用カーソルを操作してその対応関係を1項目毎に指定し
てゆく。すなわち、先ず、データベース用カーソルによ
ってその先頭の項目領域を指定し(ステップC9)、こ
の指定項目を送り先のどの項目位置に割り当てるかを指
定するためにテキストカーソルを任意の空欄位置まで移
動させる(ステップC10)。すると、データベース用
カーソルによって指定された領域内の項目名等がテキス
ト用カーソルによって指定された空欄内に転記される
(ステップC11)。このような動作は全項目を指定し
終るまで繰り返される(ステップC12)。ここで、全
ての項目を指定し終るとデータベースファイルをワーク
域Aに取り込み、表示画面上の各空欄に転記された内容
に基づいてその項目順通りにデータベースファイルの各
項目を並べ替える(ステップC13)。そして、ステッ
プC5に進み、ワーク域A内のデータベースファイルを
カンマ形式のテキストファイルに変換すると共に、この
テキストファイルをフロッピーディスクFDに書き出す
(ステップC6)。
【0019】以上のように、このワードプロセッサWP
においては、パーソナルコンピュータPC側で記憶管理
されているデータベースファイルがカンマ形式のテキス
トファイルとして外部供給された際に、項目並びの対応
関係を1項目ずつ指定してゆくと、外部供給されたテキ
ストファイルはワードプロセッサWP側の処理に適した
項目順に並び替えられると共に、テキストファイルの元
の項目順が並替順メモリ2−4に記憶保持されるため、
ワードプロセッサWP側で編集処理等を行ったのち、処
理されたファイルを元のパーソナルコンピュータPCへ
返す場合に、並替順メモリ2−4の内容に基づいて元の
項目順に戻すことができる。したがって、ワードプロセ
ッサWP側で編集等を行ったファイルをパーソナルコン
ピュータPCへ返す場合には、項目並びの対応関係を指
定する必要はなく、それだけ操作性を向上させることが
可能となると共に、指定ミスも少なくなる。また、項目
並びの対応関係を指定する際に、テキスト側の各項目名
とデータベース側の各項目名とを一覧表示し、各項目の
対応関係を専用のカーソルによって指定するようにした
から、感覚的に分かり易くなり、その指定を容易に行う
ことが可能となる。また、並替順メモリ2−4は項目名
を記憶するのではなく、元の項目順を示す項目番号のみ
を記憶する構成としたので、メモリ容量は少なくて済
み、特に項目数が多い場合に有効なものとなる。
【0020】なお、上述した一実施形態においては、パ
ーソナルコンピュータPC側から外部供給されたファイ
ルに相当するデータベースファイルがワードプロセッサ
WP側に記憶管理されている場合を例に挙げたが、実際
にデータベースファイルが存在していなくても、それを
管理するアプリケーションソフト(データベース管理ソ
フト)が存在していればよい。また、項目並びの対応関
係をカーソルキーを操作しながら指定するようにした
が、項目並びの対応関係を自動的に判別するようにして
もよい。この場合、項目データの中に例えば、都道府県
名や市町村区を示すデータがあれば、「住所」、また氏
や名を表わすデータがあれば「氏名」等のように予め決
められているキーワードが含まれているか否かをデータ
内容を解析することによって判別するようにしてもよ
い。また、データベースファイルをフロッピーディスク
FDに書き出す際にカンマ形式のテキストファイルに変
換するようにしたが、データの互換性があれば、その他
の識別子や空白等で項目の区切りを表わすようにしても
よい。また、パーソナルコンピュータPCとワードプロ
セッサWPとの間でフロッピーディスクFDを媒体とし
てファイルの受け渡しを行うようにしたが、データ通信
によって受け渡しを行うようにしてもよい。更に、ワー
ドプロセッサWP側で項目並びの対応関係を指定する
と、これを並替順メモリ2−4に記憶保持するようにし
たが、パーソナルコンピュータPC側で項目並びの対応
関係を指定させてそれを記憶保持するようにしてもよ
い。この場合、パーソナルコンピュータPC側で項目順
の変更や戻しを行うようにしてもよいが、パーソナルコ
ンピュータPC側で指定された項目並びの対応関係をワ
ードプロセッサWP側へテキストファイルと共に渡すよ
うにすれば、ワードプロセッサWP側で項目順の変更や
戻しを行わせることができる。また、パーソナルコンピ
ュータPCとワードプロセッサWP等のように異機種の
間でデータの受け渡しを行う場合を例に挙げたが、同じ
装置におけるアプリケーションソフト間でデータの受け
渡しを行うようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、異機種間やアプリケ
ーションソフト間でデータの受け渡しを行う場合に、項
目毎のデータを自己の処理に適した項目並びに変更した
り、元の項目並びに戻すためにその都度、項目並びの対
応関係を入力指定するという煩雑な操作を必要とせず、
項目の並び順を容易に変更することができるので、操作
性を大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータPCとワードプロセッ
サWPとの間でフロッピーディスクFDを媒体としてデ
ータの受け渡しが行われることを示した図。
【図2】(A)はワードプロセッサWPの主要構成を示
したブロック図、(B)はRAM2の構成を示した図。
【図3】ワードプロセッサWPの全体動作の概要を示し
たフローチャート。
【図4】図3のステップA3(書き込み処理)を詳細に
示したフローチャート。
【図5】図3のステップA4(書き出し処理)を詳細に
示したフローチャート。
【図6】(A)〜(D)はパーソナルコンピュータPC
とワードプロセッサWPとの間でデータの受け渡しを際
にデータ内容が変遷してゆく様子を示した図。
【図7】(A)は項目並びの対応関係を指定する際の表
示画面例を示し、(B)は指定された対応関係がワーク
域Aに書き込まれた状態を示した図。
【図8】元のパーソナルコンピュータPCとは機種が異
なる別のパーソナルコンピュータPC等にテキストファ
イルを渡す場合において、項目並びの対応関係を指定す
る際の表示画面例を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 プログラムメモリ 2−3 データファイルメモリ 2−4 並替順メモリ 3 記憶媒体 4 記憶装置 5 入力装置 6 表示装置 PC パーソナルコンピュータ WP ワードプロセッサ FD フロッピーディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】項目区切りによって区切られて成る項目毎
    のデータを記憶するデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されている項目毎のデータを
    処理するに当たって、その項目毎のデータを当該処理に
    適した項目の並び順に並べ替える第1の変更手段と、 この第1の変更手段によって項目毎のデータの並び順が
    変更される前に、当該項目毎のデータが並べられていた
    元の項目順番を記憶保持する項目順記憶手段と、 前記第1の変更手段によって並べ替えられたデータの項
    目並びを前記項目順記憶手段内の項目順番にしたがって
    その順番通りに並べ替えることにより元の項目順番に戻
    す第2の変更手段とを具備したことを特徴とするデータ
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記データ記憶手段に記憶されている項目
    毎のデータの並び順と前記処理に適した並び順との対応
    関係を項目毎に入力指定する指定手段を設け、 この指定手段によって指定された対応関係にしたがって
    前記第1の変更手段は、項目毎のデータを当該処理に適
    した項目の並び順に変更するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記指定手段によって指定された対応関係
    にしたがって前記項目順記憶手段は、前記処理に適した
    項目の並び順に、前記元の項目順番を示すデータを記憶
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載のデータ
    処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065485A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データベース管理装置及びデータベース閲覧端末、並びに、データベース管理プログラム及びデータベース閲覧プログラム
JP2012133621A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Kyocera Document Solutions Inc アドレス帳サーバ及びこれを備えたデータ処理システム

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