JPH10105106A - 機械警備端末装置の液晶付操作器とコントラスト調整方法 - Google Patents
機械警備端末装置の液晶付操作器とコントラスト調整方法Info
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- JPH10105106A JPH10105106A JP25812596A JP25812596A JPH10105106A JP H10105106 A JPH10105106 A JP H10105106A JP 25812596 A JP25812596 A JP 25812596A JP 25812596 A JP25812596 A JP 25812596A JP H10105106 A JPH10105106 A JP H10105106A
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- Japan
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- security terminal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設定場所やＬＣＤ個々の最適なコントラスト
基準電圧になったときに，タッチパネルのボタンにて設
定することで最適なコントラストを得ることができる機
械警備端末装置の液晶付操作器とそのコントラスト調整
方法とを提供する。 【解決手段】 機械警備端末装置に接続される液晶付操
作器１であって，各種ファンクションキー及びコントラ
スト調整ボタンを備えたタッチパネル２と，液晶ディス
プレイ（ＬＣＤ）のコントラストを設定するコントラス
ト基準電圧を出力するコントラスト調整制御部３と，前
記調整ボタンの押し下げにより，コントラスト制御を行
う制御信号を出力するＣＰＵ５と，前記制御信号に基づ
いて，前記コントラスト基準電圧を可変又は一定に保持
させるコントラスト基準電圧制御部７と，前記コントラ
スト基準電圧の設定データを格納するメモリ６とを備え
ている。
基準電圧になったときに，タッチパネルのボタンにて設
定することで最適なコントラストを得ることができる機
械警備端末装置の液晶付操作器とそのコントラスト調整
方法とを提供する。 【解決手段】 機械警備端末装置に接続される液晶付操
作器１であって，各種ファンクションキー及びコントラ
スト調整ボタンを備えたタッチパネル２と，液晶ディス
プレイ（ＬＣＤ）のコントラストを設定するコントラス
ト基準電圧を出力するコントラスト調整制御部３と，前
記調整ボタンの押し下げにより，コントラスト制御を行
う制御信号を出力するＣＰＵ５と，前記制御信号に基づ
いて，前記コントラスト基準電圧を可変又は一定に保持
させるコントラスト基準電圧制御部７と，前記コントラ
スト基準電圧の設定データを格納するメモリ６とを備え
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，機械警備端末装置
の液晶付操作器に関する。
の液晶付操作器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，機械警備端末装置には，一般加入
回線又は専用線に接続され，警備開始，解除信号，及び
警備異常信号を警備会社の監視センターに自動通報する
液晶付操作器が設けられている。液晶付操作器は，カギ
又はカードと液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）に表示するキ
ーとの併用操作により，警備状態設定，センサーの状態
／履歴確認，自動ダイヤルによる通話等を行う機能を有
する。具体的には，タッチパネル付きの液晶を用い，多
種の操作画面を表示佐瀬，操作ガイダンスの表示ととも
に画面表示しているファンクションキーを押下すること
により，警備状態の設定センサループ状態の確認，セン
サ履歴の確認等を行うものである。
回線又は専用線に接続され，警備開始，解除信号，及び
警備異常信号を警備会社の監視センターに自動通報する
液晶付操作器が設けられている。液晶付操作器は，カギ
又はカードと液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）に表示するキ
ーとの併用操作により，警備状態設定，センサーの状態
／履歴確認，自動ダイヤルによる通話等を行う機能を有
する。具体的には，タッチパネル付きの液晶を用い，多
種の操作画面を表示佐瀬，操作ガイダンスの表示ととも
に画面表示しているファンクションキーを押下すること
により，警備状態の設定センサループ状態の確認，セン
サ履歴の確認等を行うものである。
【０００３】一方，従来，ＬＣＤのコントラストを任意
に調整可能な調整手段を備えたディスプレイ装置が提案
されている（実開平２−１１９６２２号公報（以下，従
来技術と呼ぶ），参照）。
に調整可能な調整手段を備えたディスプレイ装置が提案
されている（実開平２−１１９６２２号公報（以下，従
来技術と呼ぶ），参照）。
【０００４】従来技術のディスプレイ装置は，電子タイ
プライタに用いられている。このタイプライタは，ＬＣ
Ｄコントラスト増加キー，減少キー，前状態キーを備え
たキーボードとコントラスト制御を行うＣＰＵ，データ
を格納するＲＡＭ，前記キーからの信号をカウントする
カウンタ，コントラスト電位を換算するＤ／Ａ変換回
路，コントラスト電位をＬＣＤに出力するレベルシフト
回路から構成されている。
プライタに用いられている。このタイプライタは，ＬＣ
Ｄコントラスト増加キー，減少キー，前状態キーを備え
たキーボードとコントラスト制御を行うＣＰＵ，データ
を格納するＲＡＭ，前記キーからの信号をカウントする
カウンタ，コントラスト電位を換算するＤ／Ａ変換回
路，コントラスト電位をＬＣＤに出力するレベルシフト
回路から構成されている。
【０００５】このタイプライタにおいて，ディスプレイ
のコントラストを任意に調整可能な調整手段（例えば，
可変抵抗）を備えたディスプレイ装置において，電源投
入時に，可変抵抗の調整位置によってはディスプレイ上
に全く表示がでないといった課題を解決するために，電
源をＯＦＦした際におけるディスプレイのコントラスト
にかかわりなく，次に電源を投入したときにディスプレ
イのコントラストがあらかじめ設定された基準値に自動
設定されることで，電源投入時には，常に一定のコント
ラストで画面表示され，画面が出ず故障と間違えられる
といった問題を回避している。具体的には，電子タイプ
ライタにおいて，電源投入時にリセット信号がカウンタ
に出力され，カウンタの値がクリアされ，ＣＰＵからあ
る一定の基準値がプリセットされる。これにより，液晶
ディスプレイのコントラストは，一定基準値に自動調整
される。これにより，前回の電源ＯＦＦ時にコントラス
トがどの値に設定されていても電源投入時は確実に画面
が表示される。
のコントラストを任意に調整可能な調整手段（例えば，
可変抵抗）を備えたディスプレイ装置において，電源投
入時に，可変抵抗の調整位置によってはディスプレイ上
に全く表示がでないといった課題を解決するために，電
源をＯＦＦした際におけるディスプレイのコントラスト
にかかわりなく，次に電源を投入したときにディスプレ
イのコントラストがあらかじめ設定された基準値に自動
設定されることで，電源投入時には，常に一定のコント
ラストで画面表示され，画面が出ず故障と間違えられる
といった問題を回避している。具体的には，電子タイプ
ライタにおいて，電源投入時にリセット信号がカウンタ
に出力され，カウンタの値がクリアされ，ＣＰＵからあ
る一定の基準値がプリセットされる。これにより，液晶
ディスプレイのコントラストは，一定基準値に自動調整
される。これにより，前回の電源ＯＦＦ時にコントラス
トがどの値に設定されていても電源投入時は確実に画面
が表示される。
【０００６】また，前状態キーを押下すると，前回電源
をＯＦＦする際のコントラストデータを格納しているＲ
ＡＭからデータを読み出して自動調整される。
をＯＦＦする際のコントラストデータを格納しているＲ
ＡＭからデータを読み出して自動調整される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では，電源を
ＯＦＦした際におけるディスプレイのコントラストにか
かわりなく，次に電源を投入したときには，ディスプレ
イのコントラストが基準値に自動設定される。この場合
の基準値（基準電位）が，設置場所の周囲温度によるば
らつき，液晶ディスプレイ自体のばらつき，基準電位を
制御する回路に使用しているデバイスのばらつき等によ
り（特に液晶ディスプレイの製造のばらつきが大き
い），装置毎に異なるため，調整が必要になる。特に液
晶ディスプレイ半透過型の場合，基準電位のわずかな誤
差で，画面が見えなくなったり逆に真っ黒な画面になる
ため，制御回路で予め補正を行っても，液晶ディスプレ
イによるばらつきが大きいと完全に補正できないといっ
た問題がある。
ＯＦＦした際におけるディスプレイのコントラストにか
かわりなく，次に電源を投入したときには，ディスプレ
イのコントラストが基準値に自動設定される。この場合
の基準値（基準電位）が，設置場所の周囲温度によるば
らつき，液晶ディスプレイ自体のばらつき，基準電位を
制御する回路に使用しているデバイスのばらつき等によ
り（特に液晶ディスプレイの製造のばらつきが大き
い），装置毎に異なるため，調整が必要になる。特に液
晶ディスプレイ半透過型の場合，基準電位のわずかな誤
差で，画面が見えなくなったり逆に真っ黒な画面になる
ため，制御回路で予め補正を行っても，液晶ディスプレ
イによるばらつきが大きいと完全に補正できないといっ
た問題がある。
【０００８】特に，機械警備端末装置に接続される液晶
付操作器は，その設置場所が屋内，屋外に関わらず設置
されるため，工場出荷時でコントラスト調整を行ってい
ても設置場所や設置時期においては，画面が出てこない
場合が十分考えられ，警備会社から初期不良としてクレ
ームが上がるといった問題が発生する。
付操作器は，その設置場所が屋内，屋外に関わらず設置
されるため，工場出荷時でコントラスト調整を行ってい
ても設置場所や設置時期においては，画面が出てこない
場合が十分考えられ，警備会社から初期不良としてクレ
ームが上がるといった問題が発生する。
【０００９】具体的には，コントラストの基準電位を予
め設定してもＬＣＤの製造誤差や周囲温度によって画面
が電源投入時に全く表示しないといった問題が生じる。
め設定してもＬＣＤの製造誤差や周囲温度によって画面
が電源投入時に全く表示しないといった問題が生じる。
【００１０】そこで，本発明の技術的課題は，設定場所
やＬＣＤ個々の最適なコントラスト基準電圧になったと
きに，タッチパネルのボタンにて設定することで最適な
コントラストを得ることができる機械警備端末装置の液
晶付操作器とそのコントラスト調整方法とを提供するこ
とにある。
やＬＣＤ個々の最適なコントラスト基準電圧になったと
きに，タッチパネルのボタンにて設定することで最適な
コントラストを得ることができる機械警備端末装置の液
晶付操作器とそのコントラスト調整方法とを提供するこ
とにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば，機械警
備端末装置に接続される液晶付操作器において，各種フ
ァンクションキー及びコントラスト調整ボタンを備えた
タッチパネルと，液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）のコント
ラストを設定するコントラスト基準電圧を出力するコン
トラスト調整制御部と，前記調整ボタンの押し下げによ
り，コントラスト制御を行う制御信号を出力するＣＰＵ
と，前記制御信号に基づいて，前記コントラスト基準電
圧を可変又は一定に保持させるコントラスト基準電圧制
御部と，前記コントラスト基準電圧の設定データを格納
するメモリとを備えていることを特徴とする機械警備端
末装置の液晶付操作器が得られる。
備端末装置に接続される液晶付操作器において，各種フ
ァンクションキー及びコントラスト調整ボタンを備えた
タッチパネルと，液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）のコント
ラストを設定するコントラスト基準電圧を出力するコン
トラスト調整制御部と，前記調整ボタンの押し下げによ
り，コントラスト制御を行う制御信号を出力するＣＰＵ
と，前記制御信号に基づいて，前記コントラスト基準電
圧を可変又は一定に保持させるコントラスト基準電圧制
御部と，前記コントラスト基準電圧の設定データを格納
するメモリとを備えていることを特徴とする機械警備端
末装置の液晶付操作器が得られる。
【００１２】また，本発明によれば，機械警備端末装置
に接続される液晶付操作器のコントラスト調整方法にお
いて，液晶ディスプレイのコントラストを調整するコン
トラスト基準電位について，設置場所の周囲温度と液晶
ディスプレイ自体の製造によるばらつき等を考慮して個
別に決定するため，電源投入時に，前記コントラスト基
準電位を上記ばらつきによる誤差を考慮した電圧範囲で
繰り返し変化させ，設置者が液晶画面上に表示された文
字が最適なコントラストになったときに液晶表面のタッ
チパネルを押下することで変化を停止したコントラスト
基準電位を前記液晶付操作器が，その設置場所における
コントラスト基準電位と判断し，設定データとして記憶
することを特徴とする機械警備端末装置の液晶付操作器
のコントラスト調整方法が得られる。
に接続される液晶付操作器のコントラスト調整方法にお
いて，液晶ディスプレイのコントラストを調整するコン
トラスト基準電位について，設置場所の周囲温度と液晶
ディスプレイ自体の製造によるばらつき等を考慮して個
別に決定するため，電源投入時に，前記コントラスト基
準電位を上記ばらつきによる誤差を考慮した電圧範囲で
繰り返し変化させ，設置者が液晶画面上に表示された文
字が最適なコントラストになったときに液晶表面のタッ
チパネルを押下することで変化を停止したコントラスト
基準電位を前記液晶付操作器が，その設置場所における
コントラスト基準電位と判断し，設定データとして記憶
することを特徴とする機械警備端末装置の液晶付操作器
のコントラスト調整方法が得られる。
【００１３】さらに，本発明によれば，前記機械警備端
末装置の液晶付操作器のコントラスト調整方法におい
て，前記設定データ記憶の後の電源の投入の際に，前記
記憶された情報に基づいて，液晶画面の基準電位のコン
トラストに設定することを特徴とする機械警備端末装置
の液晶付操作器のコントラスト調整方法が得られる。
末装置の液晶付操作器のコントラスト調整方法におい
て，前記設定データ記憶の後の電源の投入の際に，前記
記憶された情報に基づいて，液晶画面の基準電位のコン
トラストに設定することを特徴とする機械警備端末装置
の液晶付操作器のコントラスト調整方法が得られる。
【００１４】即ち，本発明においては，機械警備端末装
置に接続される液晶付操作器において，設置場所の周囲
温度と液晶ディスプレイ自体の製造によるばらつきで基
準電位を個別に決定させるため，電源投入時にコントラ
ストの基準電位を上記ばらつきによる誤差を考慮した電
圧範囲で繰り返し変化させ，設置者が液晶画面上に表示
された文字が最適なコントラストになったときに液晶表
面のタッチパネルを押下することで，操作器がその設置
場所におけるコントラストの基準電位と判断し，記憶さ
れる。この情報が，端末装置のシステムに記憶されるた
め，その後操作器の電源をＯＦＦし，再び電源を投入し
ても液晶画面は基準電位のコントラストに設定されるた
め，最適なコントラストに自動調整される。尚，装置内
のメモリをクリアすると再度設定を要する。
置に接続される液晶付操作器において，設置場所の周囲
温度と液晶ディスプレイ自体の製造によるばらつきで基
準電位を個別に決定させるため，電源投入時にコントラ
ストの基準電位を上記ばらつきによる誤差を考慮した電
圧範囲で繰り返し変化させ，設置者が液晶画面上に表示
された文字が最適なコントラストになったときに液晶表
面のタッチパネルを押下することで，操作器がその設置
場所におけるコントラストの基準電位と判断し，記憶さ
れる。この情報が，端末装置のシステムに記憶されるた
め，その後操作器の電源をＯＦＦし，再び電源を投入し
ても液晶画面は基準電位のコントラストに設定されるた
め，最適なコントラストに自動調整される。尚，装置内
のメモリをクリアすると再度設定を要する。
【００１５】上記機能により，上記操作器を設置して電
源を投入した際には，必ず液晶のコントラストは濃淡を
繰り返すため，屋内外等の設置場所や周囲温度，液晶自
体の基準電位のばらつきに関わらず，液晶画面が表示さ
れないといった問題は解決される。
源を投入した際には，必ず液晶のコントラストは濃淡を
繰り返すため，屋内外等の設置場所や周囲温度，液晶自
体の基準電位のばらつきに関わらず，液晶画面が表示さ
れないといった問題は解決される。
【００１６】また，コントラストが設定されるまでの画
面表示は，コントラストが最適になったらタッチパネル
を押下するようにガイダンス表示と音声メッセージを流
すことで，設置者がより操作しやすいように促す手段も
設けることもできる。
面表示は，コントラストが最適になったらタッチパネル
を押下するようにガイダンス表示と音声メッセージを流
すことで，設置者がより操作しやすいように促す手段も
設けることもできる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態につい
て，図面参照して説明する。
て，図面参照して説明する。
【００１８】図１は本発明の実施の形態による機械警備
端末装置のタッチパネル液晶付操作器の構成を示すブロ
ック図である。図１を参照すると，タッチパネル液晶付
操作器１は，各種ファンクションキー及びコントラスト
調整ボタンを備えたタッチパネル２と，コントラスト調
整制御部３と，液晶制御部４と，ＣＰＵ５と，メモリ６
と，コントラスト基準制御部７とを備えて構成されてい
る。このタッチパネル液晶付操作器１は，タッチパネル
２の操作により，コントラスト調整が行われる。
端末装置のタッチパネル液晶付操作器の構成を示すブロ
ック図である。図１を参照すると，タッチパネル液晶付
操作器１は，各種ファンクションキー及びコントラスト
調整ボタンを備えたタッチパネル２と，コントラスト調
整制御部３と，液晶制御部４と，ＣＰＵ５と，メモリ６
と，コントラスト基準制御部７とを備えて構成されてい
る。このタッチパネル液晶付操作器１は，タッチパネル
２の操作により，コントラスト調整が行われる。
【００１９】具体的には，タッチパネル２のコントラス
ト調整ボタンを押下すると，ＣＰＵ５がコントラスト調
整制御部３に対してコントラスト基準電圧を上下させて
液晶制御部４に出力することでコントラスト調整を行う
構成になっている。
ト調整ボタンを押下すると，ＣＰＵ５がコントラスト調
整制御部３に対してコントラスト基準電圧を上下させて
液晶制御部４に出力することでコントラスト調整を行う
構成になっている。
【００２０】次に，機械警備端末装置のタッチパネル液
晶付操作器のコントラスト調整動作について説明する。
晶付操作器のコントラスト調整動作について説明する。
【００２１】今，上記操作器１を設置して電源を立ち上
げると，上記操作器１は機械警備端末装置からシステム
データがダウンロードされるまでデフォルトモード（シ
ステムデータ登録待ち状態）になっている。
げると，上記操作器１は機械警備端末装置からシステム
データがダウンロードされるまでデフォルトモード（シ
ステムデータ登録待ち状態）になっている。
【００２２】この状態の時に，ＣＰＵ５は，コントラス
ト基準電圧制御部７に，基準電圧設定待ちの制御信号を
送り，この制御信号を受けてコントラスト基準電圧制御
部７は，あるレベル範囲内でコントラスト調整制御部３
のコントラスト基準電圧を一定周期にて上下させる。上
記制御により，液晶制御部４のコントラストを制御する
コントラスト調整制御部３の基準電圧が上下し，デフォ
ルト表示している液晶画面は，ある一定周期にて濃淡を
繰り返す状態に入る。
ト基準電圧制御部７に，基準電圧設定待ちの制御信号を
送り，この制御信号を受けてコントラスト基準電圧制御
部７は，あるレベル範囲内でコントラスト調整制御部３
のコントラスト基準電圧を一定周期にて上下させる。上
記制御により，液晶制御部４のコントラストを制御する
コントラスト調整制御部３の基準電圧が上下し，デフォ
ルト表示している液晶画面は，ある一定周期にて濃淡を
繰り返す状態に入る。
【００２３】ここで，設置工事者あるいは保守作業者
は，その設置場所での最適なコントラストになったとき
に，液晶画面のタッチパネル２の変動停止ボタンを押下
することで，ＣＰＵ５はコントラスト基準電圧制御部７
に対し，基準電圧レベル変動を停止させる制御信号を出
力し，コントラスト調整制御部３は停止した時点での基
準電圧を出力し，液晶画面は，繰り返している濃淡が止
まり，コントラストの基準電圧が設定される。ＣＰＵ５
は，このレベルを設定データとしてメモリ６に格納する
ことで，メモリリセットがかからない限り電源投入時の
デフォルト画面のコントラストが自動設定される。
は，その設置場所での最適なコントラストになったとき
に，液晶画面のタッチパネル２の変動停止ボタンを押下
することで，ＣＰＵ５はコントラスト基準電圧制御部７
に対し，基準電圧レベル変動を停止させる制御信号を出
力し，コントラスト調整制御部３は停止した時点での基
準電圧を出力し，液晶画面は，繰り返している濃淡が止
まり，コントラストの基準電圧が設定される。ＣＰＵ５
は，このレベルを設定データとしてメモリ６に格納する
ことで，メモリリセットがかからない限り電源投入時の
デフォルト画面のコントラストが自動設定される。
【００２４】
【発明の効果】以上，説明したように，本発明によれ
ば，システムデータ登録待ち時に一定範囲で画面のコン
トラストが変化するといったことがなくなりＬＣＤの製
造誤差や設定場所に関係なく，あらゆるＬＣＤの個々の
コントラストの基準電圧が最適に設定され，以後，電源
投入を行ったときに設定されたコントラストにて画面を
表示し，ＬＣＤのコントラストの補正を完全にカバーす
ることが可能となる。
ば，システムデータ登録待ち時に一定範囲で画面のコン
トラストが変化するといったことがなくなりＬＣＤの製
造誤差や設定場所に関係なく，あらゆるＬＣＤの個々の
コントラストの基準電圧が最適に設定され，以後，電源
投入を行ったときに設定されたコントラストにて画面を
表示し，ＬＣＤのコントラストの補正を完全にカバーす
ることが可能となる。
【図１】本発明の実施の形態による機械警備端末装置の
液晶付操作器の構成を示すブロック図である。
液晶付操作器の構成を示すブロック図である。
１ タッチパネル液晶付操作器 ２ タッチパネル ３ コントラスト調整制御部 ４ 液晶制御部 ５ ＣＰＵ ６ メモリ ７ コントラスト基準電圧制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 機械警備端末装置に接続される液晶付操
作器において，各種ファンクションキー及びコントラス
ト調整ボタンを備えたタッチパネルと，液晶ディスプレ
イ（ＬＣＤ）のコントラストを設定するコントラスト基
準電圧を出力するコントラスト調整制御部と，前記調整
ボタンの押し下げにより，コントラスト制御を行う制御
信号を出力するＣＰＵと，前記制御信号に基づいて，前
記コントラスト基準電圧を可変又は一定に保持させるコ
ントラスト基準電圧制御部と，前記コントラスト基準電
圧の設定データを格納するメモリとを備えていることを
特徴とする機械警備端末装置の液晶付操作器。 - 【請求項２】 機械警備端末装置に接続される液晶付操
作器のコントラスト調整方法において，液晶ディスプレ
イのコントラストを調整するコントラスト基準電位につ
いて，設置場所の周囲温度と液晶ディスプレイ自体の製
造によるばらつき等を考慮して個別に決定するため，電
源投入時に，前記コントラスト基準電位を上記ばらつき
による誤差を考慮した電圧範囲で繰り返し変化させ，設
置者が液晶画面上に表示された文字が最適なコントラス
トになったときに液晶表面のタッチパネルを押下するこ
とで変化を停止したコントラスト基準電位を前記液晶付
操作器が，その設置場所におけるコントラスト基準電位
と判断し，設定データとして記憶することを特徴とする
機械警備端末装置の液晶付操作器のコントラスト調整方
法。 - 【請求項３】 請求項２記載の機械警備端末装置の液晶
付操作器のコントラスト調整方法において，前記設定デ
ータ記憶の後の電源の投入の際に，前記記憶された情報
に基づいて，液晶画面の基準電位のコントラストに設定
することを特徴とする機械警備端末装置の液晶付操作器
のコントラスト調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25812596A JPH10105106A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 機械警備端末装置の液晶付操作器とコントラスト調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25812596A JPH10105106A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 機械警備端末装置の液晶付操作器とコントラスト調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10105106A true JPH10105106A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17315864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25812596A Withdrawn JPH10105106A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 機械警備端末装置の液晶付操作器とコントラスト調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10105106A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005073718A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Pentax Corp | 一体型モニタ付き電子内視鏡装置および電子機器 |
| US8188979B2 (en) | 2006-02-24 | 2012-05-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and voltage adjusting method therefor |
| WO2013140802A1 (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置の制御装置、表示装置の制御方法、表示装置及び電子機器 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25812596A patent/JPH10105106A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005073718A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Pentax Corp | 一体型モニタ付き電子内視鏡装置および電子機器 |
| US8188979B2 (en) | 2006-02-24 | 2012-05-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and voltage adjusting method therefor |
| WO2013140802A1 (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置の制御装置、表示装置の制御方法、表示装置及び電子機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |