JPH10105084A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

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JPH10105084A
JPH10105084A JP25796996A JP25796996A JPH10105084A JP H10105084 A JPH10105084 A JP H10105084A JP 25796996 A JP25796996 A JP 25796996A JP 25796996 A JP25796996 A JP 25796996A JP H10105084 A JPH10105084 A JP H10105084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置及びその製造方法に関し、横電
界方式の液晶表示装置の高速応答性を実現する。 【解決手段】 少なくとも一方が透明な一対の基板6,
7の間に液晶層11を設けると共に、基板6,7の表面
に、液晶層11及び配向制御層9に対し、主として界面
に平行な電界を印加できる電極4,5を設け、この電極
4,5間に電界を印加する液晶表示装置の、電極4,5
上に設ける配向制御層9の配向規制力を、電極4,5間
の基板6表面上に設ける配向制御層8の配向規制力より
も大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置及びそ
の製造方法に関するものであり、特に、基板との平行に
電界を印加するタイプのアクティブマトリクス型液晶表
示装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置、特に、TN(ツイ
スト・ネマティック)方式の液晶表示装置においては、
液晶層を駆動するための電極は、TFT基板と対向基板
との表面に設けられおり、その両基板に垂直方向の電界
を液晶層に印加することによって、液晶分子の傾きを制
御し、光の透過を制御している。
【0003】一方、TN方式の液晶表示装置に代わるも
のとして、基板に平行方向の電界を液晶層に印加する横
電界方式が提案されている(必要ならば、特公昭53−
48452号公報、或いは、特公平1−120528号
公報参照)。
【0004】この様な横電界方式の液晶表示装置におい
ては、一方の基板上に、スリット状電極を形成し、スリ
ット状電極間のギャップ部の液晶分子を横電界によって
駆動させる方式であり、この様な横電界方式の液晶表示
装置においても、広い視角特性と高速応答性とが要求さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この横電界方
式の液晶表示装置においては、その電界分布から、スリ
ット状電極を設けた基板界面の近傍に位置する液晶に最
も電界がかかりやすい構造になっている。
【0006】しかしながら、基板表面に設けた配向膜と
液晶分子との界面には、配向規制力というエネルギーが
生じており、基板界面近傍に位置する液晶分子は、外部
からの電界等の力に対して動きづらい状態となってお
り、電界印加に対する応答性が遅いという問題がある。
【0007】また、配向膜の配向規制力を小さくするこ
とによって、電圧オン時の応答性は改善することができ
るものの、液晶分子の配向状態が不安定になり、電圧オ
フ時の液晶の応答性、即ち、戻り特性が遅くなるという
問題が生ずる。
【0008】この様に、横電界方式の液晶表示装置にお
いては、いずれにしても、独自の電極構造及び配向規制
力に起因して、液晶の応答速度が遅いという問題があ
る。
【0009】したがって、本発明は、横電界方式の液晶
表示装置の高速応答性を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1
(a)は、一方の基板に設けた電極の構造を示す平面図
であり、また、図1(b)は図1(a)における一点鎖
線の円内を拡大した要部断面図である。
【0011】図1(a)乃至(c)参照 (1)本発明は、少なくとも一方が透明な一対の基板
6,7の間に液晶層11を設けると共に、基板6,7の
表面に、液晶層11と配向制御層9に対し、主として界
面に平行な電界を印加できる電極4,5を設け、この電
極4,5間に電界を印加する液晶表示装置において、電
極4,5上に設ける配向制御層9の配向規制力を、電極
4,5間の基板6表面上に設ける配向制御層8の配向規
制力よりも大きくしたことを特徴とする。
【0012】この様に、電極4,5上に設ける配向制御
層9の配向規制力を、電極4,5間の基板6表面上に設
ける配向制御層8の配向規制力よりも大きく、即ち、 配向制御層9の配向規制力>配向制御層8の配向規制力 とすることによって、電圧オン時においては、配向制御
層8の配向規制力が弱いので、配向制御層8と液晶層1
1との界面の液晶分子12の電圧印加に伴う応答性は容
易となり、応答性は高まる。
【0013】また、電圧オフ時においては、配向制御層
8上の液晶層11は、隣接する配向制御層9の強い配向
規制力に支配されている液晶分子12にならって初期の
配列状態に戻るので、配向規制力を弱めることによって
発生する配向状態の不安定さが解消され、且つ、液晶分
子12の戻りの遅さが改善され、電圧オフ時の応答速度
が向上する。
【0014】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、基板6,7の一方6上にアクティブ素子3をマトリ
クス状に配置すると共に、電極4,5の一方4をアクテ
ィブ素子3に接続したことを特徴とする。
【0015】この様に、液晶表示装置をアクティブマト
リクス型とすることによって、駆動速度を速めることが
でき、液晶表示装置の高品質化を図ることができる。
【0016】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、電極4,5上に設ける配向制御層9
が、電極4,5間の基板6表面上に設ける配向制御層8
の組成と異なることを特徴とする。
【0017】この様に、電極4,5上に設ける配向制御
層9が、電極4,5間の基板6表面上に設ける配向制御
層8の組成と異なるようにすることによって、簡単に配
向規制力に差を設けることができる。
【0018】(4)また、本発明は、少なくとも一方が
透明な一対の基板6,7の間に液晶層11を設けると共
に、基板6,7の表面に、液晶層11と配向制御層9に
対し、主として界面に平行な電界を印加できる電極4,
5を設け、この電極4,5間に電界を印加する液晶表示
装置の製造方法において、配向制御層8,9を設ける工
程において、電極4,5上に設ける配向制御層9の配向
規制力が、電極4,5間の基板6表面上に設ける配向制
御層8の配向規制力よりも大きくなるようにすることを
特徴とする。
【0019】(5)また、本発明は、上記(4)におい
て、配向制御層8,9を設ける工程において、電極4,
5上に設けた配向制御層9に選択的に紫外線を照射する
ことを特徴とする。
【0020】一般に、配向制御層の配向規制力は、紫外
線の照射によって高まるので、電極4,5上に設けた配
向制御層9に選択的に紫外線を照射することによって、
配向制御層9の配向規制力を、配向制御層8の配向規制
力より大きくすることができる。
【0021】(6)また、本発明は、上記(4)におい
て、配向制御層8,9を設ける工程において、電極4,
5上に設けた配向制御層9を、CF4 を原料ガスとした
プラズマ雰囲気中に選択的に晒すことを特徴とする。
【0022】一般に、配向制御層の配向規制力は、配向
制御層をCF4 を原料ガスとしたプラズマ雰囲気中に選
択的に晒すことによって高まるので、電極4,5上に設
けた配向制御層9を、CF4 を原料ガスとしたプラズマ
雰囲気中に選択的に晒すことによって、配向制御層9の
配向規制力を、配向制御層8の配向規制力より大きくす
ることができる。
【0023】(7)また、本発明は、上記(4)におい
て、配向制御層8,9を設ける工程において、電極4,
5上に設けた配向制御層9を、酸素プラズマ雰囲気中に
選択的に晒すことを特徴とする。
【0024】一般に、配向制御層の配向規制力は、配向
制御層を酸素プラズマ雰囲気中に選択的に晒すことによ
って高まるので、電極4,5上に設けた配向制御層9
を、酸素プラズマ雰囲気中に選択的に晒すことによっ
て、配向制御層9の配向規制力を、配向制御層8の配向
規制力より大きくすることができる。
【0025】(8)また、本発明は、上記(4)におい
て、配向制御層8,9を設ける工程において、配向制御
層8,9をラビング処理する際に、電極4,5上に設け
た配向制御層9に対するラビング装置の毛足押込量を、
電極4,5間の基板6表面上に設けた配向制御層8に対
するラビング装置の毛足押込量より大きくしたことを特
徴とする。
【0026】配向制御層の配向規制力はラビング量に依
存し、このラビング量はラビング装置の毛足押込量に依
存するので、ラビング装置の毛足押込量を異なるように
することによって、配向制御層9の配向規制力を、配向
制御層8の配向規制力より大きくすることができる。
【0027】(9)また、本発明は、上記(4)または
(8)において、配向制御層8,9を設ける工程におい
て、配向制御層8,9をラビング処理する際に、電極
4,5上に設けた配向制御層9に対するラビング装置の
回転方向を基板6の移動方向と反対方向とし、電極4,
5間の基板6表面上に設けた配向制御層8に対するラビ
ング装置の回転方向を基板6の移動方向と同一方向とし
たことを特徴とする。
【0028】また、このラビング量はラビング装置の回
転方向と基板6の移動方向にも依存するので、即ち、回
転方向と移動方向とが反対方向であれば、ラビングの相
対速度が増すのでラビング量が大きくなり、同一方向で
あれば、相対速度が小さくなってラビング量が小さくな
るので、回転方向と移動方向を上記のように設定するこ
とによって、配向制御層9の配向規制力を、配向制御層
8の配向規制力より大きくすることができる。なお、こ
の場合、回転方向と移動方向を上記のように設定すると
共に、ラビング装置の毛足押込量を異なるように設定し
ても良い。
【0029】(10)また、本発明は、上記(4)、
(8)、または、(9)のいずれかにおいて、配向制御
層8,9を設ける工程において、配向制御層8,9をラ
ビング処理する際に、電極4,5上に設けた配向制御層
9に対するラビング回数を、電極4,5間の基板6表面
上に設けた配向制御層8に対するラビング回数よりも多
くしたことを特徴とする。
【0030】また、このラビング量はラビング回数に依
存するので、ラビング回数が異なるようにすることによ
って、配向制御層9の配向規制力を、配向制御層8の配
向規制力より大きくすることができる。なお、この場合
も、回転方向と移動方向を上記のように設定したり、或
いは、ラビング装置の毛足押込量を異なるように設定し
ても良い。
【0031】(11)また、本発明は、上記(4)にお
いては、配向制御層8,9を設ける工程において、印刷
法を用いて、電極4,5上に、電極4,5間の基板6表
面に設ける配向制御層8とは異なった組成の配向制御層
9を選択的に印刷することを特徴とする。
【0032】この様に、印刷法を用いることによって、
電極4,5上に、配向規制力の大きな配向制御層9を簡
単に選択的に設けることができる。
【0033】(12)また、本発明は、上記(4)にお
いては、配向制御層8,9を設ける工程において、全面
に配向規制力の異なる2つの配向制御層9,8を連続し
て設けたのち、電極4,5上の最表面に存在する配向制
御層9と、電極4,5間の基板6上の最表面に存在する
配向制御層8とが異なる様に、配向制御層9,8の上層
を選択的に除去することを特徴とする。
【0034】この様に、通常のフォトリソグラフィー工
程を用いることにより、特殊な装置を用いることなく、
電極4,5の最表面上に、配向規制力の大きな配向制御
層9を設けることができる。なお、この場合、上層の配
向制御層を配向規制力の弱い配向制御層8とし、電極
4,5上の部分を選択的に除去する様にしても良いし、
或いは、上層の配向制御層を配向規制力の強い配向制御
層9とし、電極4,5間の基板6表面上の部分を選択的
に除去する様にしても良い。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の製造
工程を図2乃至図4を参照して説明する。なお、図2
(a)は、TFT基板上に設けた電極の構造を示す平面
図であり、図2(b)は図2(a)における一点鎖線の
円内を拡大した要部断面図であり、また、図3は第1の
実施の形態の製造工程の説明図であり、さらに、図4
は、第1の実施の形態におけるラビング方向の説明図で
ある。
【0036】図2(a)参照 本発明の横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示
装置においては、透明ガラス基板からなるTFT基板2
6上に、ドレインバス21及びゲートバス22を互いに
ほぼ直交する様に設け、その交点の近傍に多結晶シリコ
ン膜等を設けて、アクティブ素子としてのTFT23を
形成し、このTFT23のソース領域に接続するよう
に、櫛歯状の透明電極を設けて画素電極24とし、ま
た、この画素電極24と噛み合うように対向する櫛歯状
の透明電極を設けて共通電極25とし、画素電極24と
共通電極25の間にドレイン電圧を印加することによっ
て液晶を制御するものである。
【0037】図2(b)参照 そして、画素電極24及び共通電極25上には紫外線を
照射して配向規制力が高まった配向膜29(日産化学製
商品名SE−7792)を設けると共に、画素電極24
と共通電極25との間のTFT基板26上には紫外線を
照射しない配向膜28(日産化学製商品名SE−779
2)を設ける。
【0038】一方、TFT基板26と液晶層31を介し
て対向する透明ガラス基板からなる対向基板27の対向
面に同じく配向膜30(日産化学製商品名SE−779
2)を設け、これらの配向膜28〜30を一方向にラビ
ングしたのち、それらの間に液晶を注入して液晶層31
を構成する。
【0039】なお、TFT基板26と対向基板27の反
対側の主面には、偏光板33,34を設けるがこの偏光
板33,34の光の透過軸は、一方が液晶分子32の長
軸と平行になるようにし、且つ、他方がそれと直交する
ように配置してクロスニコル、即ち、ノーマリブラック
にすることによって、鮮明な黒表示が得られるが、或い
は、両方が液晶分子32の長軸に平行または直交するよ
うに配置してパラニコル、即ち、ノーマリホワイトにし
ても良い。
【0040】この画素に電圧を印加した場合、画素電極
24と共通電極25との間に設けた配向膜28上に位置
する液晶分子32に働く配向規制力は弱いので、印加電
圧に容易に応答することができ、応答速度が高まる。
【0041】また、電圧をオフした場合には、画素電極
24と共通電極25との間に設けた配向膜28上に位置
する液晶分子32は、画素電極24と共通電極25上に
設けた配向膜29に強く支配されている液晶分子になら
って初期の配列状態に迅速に戻ることになるので、配向
状態が安定化すると共に、電圧オフ時の応答速度も高ま
る。
【0042】次に、図3を参照して第1の実施の形態の
製造工程の要部を説明する。 図3(a)参照 まず、画素電極24及び共通電極25を設けたTFT基
板26の全面に配向膜28(日産化学製商品名SE−7
792)を塗布し、乾燥させる。
【0043】図3(b)参照 次いで、画素電極24及び共通電極25に対応する開口
部を有する遮光膜パターン35を設けたフォトマスク3
6を介して紫外線37を選択的に照射することによっ
て、画素電極24及び共通電極25上に位置する配向膜
28をより配向規制力の大きな配向膜29に改変する。
【0044】図3(c)参照 この場合、図に示すように、配向膜28の配向規制力は
紫外線37の照射によって大きくなるので、紫外線照射
量を適当に制御することによって、配向膜28と改変し
た配向膜29の配向規制力の差を十分大きくすることが
できる。
【0045】次に、図4を参照して第1の実施の形態に
おけるラビング方向を説明する。 図4(a)参照 図4(a)は、誘電異方性が負のn型液晶(メルク社製
商品名ZLI−2806)を用いた場合のラビング方向
38を示す図であり、TFT基板26及び対向基板27
に設けた偏光板33,34の透過軸を夫々39,40と
したクロスニコルの場合を示しており、ラビング方向3
8を偏光板の透過軸39と平行になる様にラビング処理
を施すものであり、この結果、電圧を印加しない状態に
おいては、液晶分子32はラビング方向38に沿って、
所定のプレチルト角をもったホモジニアス配向となる。
【0046】この場合の実線の矢印で示すラビング方向
38は、画素電極24と共通電極25に対する直交方向
と、0°<θ1 <90°の角度θ1 、例えば、θ1 =1
5°になるようにラビング処理を行い、一方、対向基板
27(図示せず)に設ける配向膜30(図示せず)のラ
ビング方向は破線の矢印で示すラビング方向とする。
【0047】図4(b)参照 図4(b)は、誘電異方性が正のp型液晶(チッソ社製
商品名FT−5045)を用いた場合のラビング方向4
1を示す図であり、この場合も、TFT基板26及び対
向基板27に設けた偏光板33,34の透過軸を夫々3
9,40としたクロスニコルの場合を示しており、ラビ
ング方向41を偏光板の透過軸40と平行になる様にラ
ビング処理を施すものであり、この結果、液晶分子32
はラビング方向41に沿って、所定のプレチルト角をも
ったホモジニアス配向となる。
【0048】この場合の実線の矢印で示すラビング方向
41は、画素電極24と共通電極25に対する直交方向
と、0°<θ2 <90°の角度θ2 、例えば、θ2 =7
5°になるようにラビング処理を行い、一方、対向基板
27(図示せず)に設ける配向膜30(図示せず)のラ
ビング方向は破線の矢印で示すラビング方向とする。
【0049】なお、本発明の第1の実施の形態における
液晶層31の厚さは、n型液晶(メルク社製商品名ZL
I−2806)を用いた場合には、6μmとし、また、
p型液晶(チッソ社製商品名FT−5045)を用いた
場合には、9μmとしているが、この液晶層31の厚さ
は、用いる液晶の屈折率の異方特性に応じて適宜設定す
れば良い。
【0050】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、通常のフォトレジスト工程に用いる装置を利用
して、紫外線の選択照射により配向膜の配向規制力に差
を設けているので、同じ組成の配向膜を用いて、機械的
処理を行なうことなく、液晶の応答速度を向上すること
ができる。
【0051】次に、図5を参照して本発明の第2の実施
の形態を説明する。 図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、画素電極24
及び共通電極25を設けたTFT基板26の全面に配向
膜28(日産化学製商品名SE−7792)を塗布し、
乾燥させる。
【0052】図5(b)参照 次いで、全面にレジストを塗布したのち、露光・現像を
行ない、画素電極24及び共通電極25に対応する開口
部を有するレジストマスク42を設け、CF4をプラズ
マ化したCF4 プラズマ43を含む雰囲気に晒して、露
出している部分を配向規制力のより大きな配向膜44に
改変する。
【0053】図5(c)参照 次いで、レジストマスク42を除去したのち、第1の実
施の形態と同様にラビング処理、液晶注入等の工程を行
なって第1の実施の形態と同様の構造の液晶表示装置を
完成させるものであり、この場合のラビング処理及び用
いる液晶も第1の実施の形態と同様である。
【0054】図5(d)参照 この場合、図に示すように、配向膜28の配向規制力は
CF4 プラズマ43に晒す時間、即ち、CF4 処理時間
によって大きくなるので、CF4 処理時間を適当に制御
することによって、配向膜28と改変した配向膜44の
配向規制力の差を十分大きくすることができる。
【0055】なお、この場合のプラズマ処理は、CF4
プラズマ処理に限られるものではなく、フォトレジスト
のアッシングと同様に、酸素プラズマ雰囲気中に配向膜
28を選択的に晒すことによっても、配向規制力を大き
くすることができる。
【0056】この様に、本発明の第2の実施の形態にお
いては、通常のプラズマ処理工程に用いる装置を利用し
て、選択的プラズマ処理をおこなうことにより配向膜の
配向規制力に差を設けているので、同じ組成の配向膜を
用いて、機械的処理を行なうことなく、液晶の応答速度
を向上することができる。
【0057】次に、図6を参照して本発明の第3の実施
の形態を説明する。 図6(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、画素電極24
及び共通電極25を設けたTFT基板26の全面に配向
膜28(日産化学製商品名SE−7792)を塗布し、
乾燥させたのち、繊維46を備えたラビングロール45
を用い、毛足押込量、即ち、「繊維46の長さ−ラビン
グロール45の外周と配向膜28の表面との間隔」に比
例する量がΔf1 になるように設定してラビング処理を
行なう。
【0058】図6(b)参照 次いで、全面にレジストを塗布したのち、露光・現像を
行ない、画素電極24及び共通電極25に対応する開口
部を有するレジストマスク47を設けたのち、毛足押込
量がΔf1 より大きなΔf2 になるように設定してラビ
ング処理を行ない、露出している部分を配向規制力のよ
り大きな配向膜48に改変する。
【0059】図6(c)参照 次いで、レジストマスク47を除去したのち、第1の実
施の形態と同様に液晶注入等の工程を行なって第1の実
施の形態と同様の構造の液晶表示装置を完成させるもの
であり、この場合に用いる液晶も第1の実施の形態と同
様である。
【0060】図6(d)参照 配向膜の配向規制力はラビング処理の時間、強度に当然
依存するので、図から明らかな様に、毛足押込量が大き
な場合により大きな配向規制力が得られ、且つ、この第
3の実施の形態の場合には、毛足押込量がΔf1 のラビ
ング処理の場合にも、画素電極24及び共通電極25上
に位置する配向膜28がラビング処理されているので、
より配向規制力が大きくなる。
【0061】この様に、本発明の第3の実施の形態にお
いては、元々必要としているプラズマ処理を工夫して、
配向膜の配向規制力に差を設けているので、同じ組成の
配向膜を用いて、紫外線照射或いはプラズマ処理等の特
別の処理を行なうことなく、液晶の応答速度を向上する
ことができる。
【0062】次に、図7を参照して本発明の第4の実施
の形態を説明する。 図7(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、画素電極24
及び共通電極25を設けたTFT基板26の全面に配向
膜28(日産化学製商品名SE−7792)を塗布し、
乾燥させたのち、繊維46を備えたラビングロール45
を用い、ラビングロール45の矢印で示す回転方向と、
TFT基板26の矢印で示す移動方向49とが同一方向
になるようにラビング処理を行なう。
【0063】図7(b)参照 次いで、全面にレジストを塗布したのち、露光・現像を
行ない、画素電極24及び共通電極25に対応する開口
部を有するレジストマスク47を設けたのち、ラビング
ロール45の矢印で示す回転方向と、TFT基板26の
矢印で示す移動方向50とが反対方向になるようにラビ
ング処理を行い、露出している部分を配向規制力のより
大きな配向膜51に改変する。
【0064】図7(c)参照 次いで、レジストマスク47を除去したのち、第1の実
施の形態と同様に液晶注入等の工程を行なって第1の実
施の形態と同様の構造の液晶表示装置を完成させるもの
であり、この場合に用いる液晶も第1の実施の形態と同
様である。
【0065】図7(d)参照 配向膜の配向規制力はラビングロール45と回転方向
と、TFT基板26の移動方向の相関に依存するので、
即ち、回転方向と移動方向とが反対方向であれば、ラビ
ングの相対速度が増すのでラビング量が大きくなり、回
転方向と移動方向同一方向であれば、相対速度が小さく
なってラビング量が小さくなるので、移動方向50の場
合に移動方向49の場合より大きな配向規制力が得ら
れ、且つ、この第4の実施の形態の場合にも、移動方向
49のラビング処理工程においても、画素電極24及び
共通電極25上に位置する配向膜28がラビング処理さ
れているので、より配向規制力が大きくなる。
【0066】なお、この場合には、上記の第3の実施の
形態と組み合わせて、ラビングロール45の回転方向を
TFT基板26の移動方向50とを反対方向にする場合
に、毛足押込量をより大きく設定しても良く、この場合
には、ラビング処理時間を短縮することができる。
【0067】また、この様にラビング処理だけによっ
て、配向規制力に差を設けるためには、選択的にラビン
グ回数を増しても良く、例えば、第4の実施の形態にお
いて、TFT基板26の移動方向を常に同じ方向、例え
ば、移動方向50に設定してもよく、この場合には、画
素電極24及び共通電極25上に位置する配向膜28が
2度ラビング処理されるので、より配向規制力が大きく
なる。
【0068】この様に、本発明の第4の実施の形態にお
いても、元々必要としているラビング処理を工夫して、
配向膜の配向規制力に差を設けているので、同じ組成の
配向膜を用いて、紫外線照射或いはプラズマ処理等の特
別の処理を行なうことなく、液晶の応答速度を向上する
ことができる。
【0069】次に、図8を参照して本発明の第5の実施
の形態を説明する。 図8(a)参照 まず、画素電極24及び共通電極25を設けたTFT基
板26の全面に配向膜52(日本合成ゴム製商品名JA
LS−214−R8)を塗布し、乾燥させる。
【0070】図8(b)参照 次いで、印刷ロール53の表面に、画素電極24及び共
通電極25に対向する凸部を設け、その凸部に配向膜5
2より配向規制力の大きな配向膜材料54(宇部興産製
商品名PI−400)を塗布し、画素電極24及び共通
電極25上に配向膜55を印刷する。
【0071】次いで、第1の実施の形態と同様に、ラビ
ング処理及び液晶注入等の工程を行なって第1の実施の
形態と同様の構造の液晶表示装置を完成させるものであ
り、この場合のラビング処理及び用いる液晶も第1の実
施の形態と同様である。
【0072】この様に、本発明の第5の実施の形態にお
いては、印刷法という極めて通常の選択成膜法を用いて
いるので、簡単な工程によって、画素電極24及び共通
電極25上に配向規制力のより大きな配向膜55を選択
的に設けることができる。
【0073】次に、図9を参照して本発明の第6の実施
の形態を説明する。 図9(a)参照 まず、画素電極24及び共通電極25を設けたTFT基
板26の全面に配向規制力の大きな配向膜54(宇部興
産製商品名PI−400)を塗布したのち、その上に配
向膜54より配向規制力の小さな配向膜52(日本合成
ゴム製商品名JALS−214−R8)を塗布し、乾燥
させる。
【0074】図9(b)及び(c)参照 次いで、全面にレジストを塗布したのち、露光・現像を
行ない、画素電極24及び共通電極25に対応する開口
部を有するレジストマスク56を設けると共に、この現
像工程において、開口部に露出している配向膜52をエ
ッチング除去して、配向膜55を露出させる。
【0075】図9(d)参照 次いで、レジストマスク56を除去したのち、第1の実
施の形態と同様に、ラビング処理及び液晶注入等の工程
を行なって第1の実施の形態と同様の構造の液晶表示装
置を完成させるものであり、この場合のラビング処理及
び用いる液晶も第1の実施の形態と同様である。
【0076】この様に、本発明の第6の実施の形態にお
いては、フォトリソグラフィー工程という極めて完成さ
れたパターニング方法を用い、且つ、レジストのパター
ニング工程において、上層の配向膜52を選択的に除去
しているので、画素電極24及び共通電極25上に配向
規制力のより大きな配向膜55を選択的に設ける工程が
簡素化される。
【0077】なお、この第5の実施の形態においては、
画素電極24及び共通電極25上に位置する上層の配向
膜52を選択的に除去しているが、この様な方法に限ら
れるものではなく、まず、配向規制力の小さな配向膜5
2を設けたのち、その上に配向規制力の大きな配向膜5
5を設け、画素電極24と共通電極25との間に位置す
る上層の配向膜55を通常のフォトエッチング工程によ
って選択的に除去するようにしても良い。
【0078】以上、各実施の形態を説明してきたが、上
記の説明においては、TFT基板側26に、画素電極2
4と共通電極25を設けているものの、この様な形態に
限られるものではなく、TFT基板26側に画素電極2
4を設け、対向基板27側に共通電極25を設けても良
いものであり、要するに、液晶層31と配向膜28〜3
0に対して、主として界面に平行な電界が印加されるよ
うに配置すれば良いものである。
【0079】また、上記の各実施の形態の説明において
は特に言及していないが、カラー液晶表示装置の場合に
は、TFT基板或いは対向基板の一方の側にカラーフィ
ルタを設けるものであり、また、反射型の液晶表示装置
の場合には、一方の基板、即ち、光を透過させる側の基
板が透明であれば良く、さらに、本発明はアクティブ素
子を用いない型の液晶表示装置も対象とするものであ
る。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、2つの対向する電極上
に設ける配向膜の配向規制力を、この2つの電極間の基
板表面に設ける配向膜の配向規制力より大きくすること
によって、横電界方式の液晶表示装置において問題とな
っていた応答速度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の画素構造の説明図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるラビング方
向の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 ドレインバス 2 ゲートバス 3 アクティブ素子 4 電極 5 電極 6 基板 7 基板 8 配向制御層 9 配向制御層 10 配向制御層 11 液晶層 12 液晶分子 21 ドレインバス 22 バスライン 23 TFT 24 画素電極 25 共通電極 26 TFT基板 27 対向基板 28 配向膜 28 配向膜 29 配向膜 30 配向膜 31 液晶層 32 液晶分子 33 偏光板 34 偏光板 35 遮光膜パターン 36 フォトマスク 37 紫外線 38 ラビング方向 39 偏光板の透過軸 40 偏光板の透過軸 41 ラビング方向 42 レジストマスク 43 CF4 プラズマ 44 配向膜 45 ラビングロール 46 繊維 47 レジストマスク 48 配向膜 49 移動方向 50 移動方向 51 配向膜 52 配向膜 53 印刷ロール 54 配向膜材料 55 配向膜 56 レジストマスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が透明な一対の基板の間
    に液晶層を設けると共に、前記基板の表面に、前記液晶
    層及び配向制御層に対し、主として界面に平行な電界を
    印加できる電極を設け、前記電極間に電界を印加する液
    晶表示装置において、前記電極上に設けた前記配向制御
    層の配向規制力を、前記電極間の基板表面上に設けた配
    向制御層の配向規制力よりも大きくしたことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記基板の一方上にアクティブ素子をマ
    トリクス状に配置すると共に、上記電極の一方を前記ア
    クティブ素子に接続したことを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 上記電極上に設ける配向制御層が、上記
    電極間の基板表面上に設けた配向制御層の組成と異なる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方が透明な一対の基板の間
    に液晶層を設けると共に、前記基板の表面に、前記液晶
    層及び配向制御層に対し、主として界面に平行な電界を
    印加できる電極を設け、前記電極間に電界を印加する液
    晶表示装置の製造方法において、前記配向制御層を設け
    る工程において、前記電極上に設ける配向制御層の配向
    規制力が、前記電極間の基板表面上に設ける配向制御層
    の配向規制力よりも大きくなるようにすることを特徴と
    する液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記配向制御層を設ける工程において、
    上記電極上に設けた配向制御層に選択的に紫外線を照射
    することを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 上記配向制御層を設ける工程において、
    上記電極上に設けた配向制御層を、CF4 を原料ガスと
    したプラズマ雰囲気中に選択的に晒すことを特徴とする
    請求項4記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記配向制御層を設ける工程において、
    上記電極上に設けた配向制御層を、酸素プラズマ雰囲気
    中に選択的に晒すことを特徴とする請求項4記載の液晶
    表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記配向制御層を設ける工程において、
    前記配向制御層をラビング処理する際に、上記電極上に
    設けた配向制御層に対するラビング装置の毛足押込量
    を、上記電極間の基板表面上に設けた配向制御層に対す
    る前記ラビング装置の毛足押込量より大きくしたことを
    特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記配向制御層を設ける工程において、
    前記配向制御層をラビング処理する際に、上記電極上に
    設けた配向制御層に対するラビング装置の回転方向を上
    記基板の移動方向と反対方向とし、上記電極間の基板表
    面上に設けた配向制御層に対する前記ラビング装置の回
    転方向を上記基板の移動方向と同一方向としたことを特
    徴とする請求項4または8に記載の液晶表示装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 上記配向制御層を設ける工程におい
    て、前記配向制御層をラビング処理する際に、上記電極
    上に設けた配向制御層に対するラビング回数を、上記電
    極間の基板表面上に設けた配向制御層に対するラビング
    回数よりも多くしたことを特徴とする請求項4、8、及
    び、9のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 上記配向制御層を設ける工程におい
    て、印刷法を用いて、上記電極上に、上記電極間の基板
    表面に設ける配向制御層とは異なった組成の配向制御層
    を選択的に印刷したことを特徴とする請求項4記載の液
    晶表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記配向制御層を設ける工程におい
    て、全面に配向規制力の異なる2つの配向制御層を連続
    して設けたのち、上記電極上の最表面に存在する配向制
    御層と、上記電極間の基板上の最表面に存在する配向制
    御層とが異なる様に、前記配向制御層の上層を選択的に
    除去することを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置
    の製造方法。
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