JPH10104124A - トルクコンバータ試験装置の油圧コントロール装置 - Google Patents

トルクコンバータ試験装置の油圧コントロール装置

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Publication number
JPH10104124A
JPH10104124A JP8255698A JP25569896A JPH10104124A JP H10104124 A JPH10104124 A JP H10104124A JP 8255698 A JP8255698 A JP 8255698A JP 25569896 A JP25569896 A JP 25569896A JP H10104124 A JPH10104124 A JP H10104124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
hydraulic
gain
hydraulic pressure
temperature
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Withdrawn
Application number
JP8255698A
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English (en)
Inventor
Isamu Fujiwara
勇 藤原
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH10104124A publication Critical patent/JPH10104124A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度や回転数の変動にかかわらず安定した、
追従性の良いトルクコンバータ試験装置の油圧コントロ
ール装置を提供する。 【解決手段】 油圧ポンプ10I、10Uの制御部16
I、16Uのゲインを温度や回転数により補正をしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクコンバータ
試験装置にあって、トルクコンバータに油圧を供給する
ための油圧コントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機に使われるトルクコン
バータの試験装置は、図4に示す概略構成を有し、トル
クコンバータ1に対してその構造上油圧ユニット2から
IN側油圧及びUL側油圧の二系統が接続されまたドレ
イン側にOUT側油圧が排出されるものであり、機械的
入出力を測定するためのダイナモメータ3、4が連結さ
れるものである。
【0003】かかるトルクコンバータ1及び油圧ユニッ
ト2の油圧回路についての等価回路は、図5に示す構成
を有し、破線にて囲まれたトルクコンバータ1を中心と
して図中左側にIN側油圧回路、図中右側にUL側油圧
回路を有する。このうちIN側油圧回路はIN側ポンプ
10I、IN側電磁弁11Iとオンオフ用IN側調整弁
12I、IN側ドレイン調整弁13Iがそれぞれ並列に
接続され、IN油圧設定端子14I、IN油流量計15
Iと共にトルクコンバータ1のIN側油圧を供給する。
他方、UL側油圧回路は、UL側ポンプ10U、UL側
電磁弁11U、UL側ドレイン調整弁13Uがそれぞれ
並列に接続され、UL油圧設定端子14U、UL油流量
計15Uと共にトルクコンバータ1のUL側油圧を供給
する。また、OUT側油圧回路は、OUT油流量計15
0O、OUT油圧設定耽美14O、OUT側調整弁12
Oから構成される。なお、等価回路中Rは配管抵抗であ
る。
【0004】かかる油圧回路において、端子14I、1
4UにおけるIN油圧PIとUL油圧P2 がトルクコン
バータ1に加わることになるが、この場合IN側ポンプ
10IとUL側ポンプ10Uによる油がIN側調整弁1
2I、IN側電磁弁11I、UL側電磁弁11Uによっ
て流量制御されることになり、しかも図6に示す如き油
圧コントロールも行なわれる。つまり、例えばUL油圧
は5kg/cm2 と0kg/cm2 との間にて、IN油
圧は2kg/cm2 と5kg/cm2 との間にて、それ
ぞれ急変できるようになっている。なお、図5に示す回
路上ドレイン調整弁13I、13Uはトルクコンバータ
1や抵抗Rにより一定開度に設定される。こうして、I
N側ポンプ10IとUL側ポンプ10Uの流量をインバ
ータを用いて制御することによりIN油圧P1 とUL油
圧P2 とを調節制御できると共に、電磁弁11I、11
Uのオン、オフ制御によって油圧の急変に対応できる追
従性のすぐれた制御が可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成においては、油圧ポンプ10I、10Uの駆動を制
御する油圧制御部のゲインが温度や回転数により変動
し、安定して追従性の良い制御ができない。
【0006】本発明は、温度や回転数の変動にかかわら
ず、安定し、追従性のよい油圧コントロール装置の提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の構成を特徴とする。 (1)トルクコンバータに対して油圧を供給するポンプ
を二系統備えた油圧ユニットにつき、上記油圧の設定値
と検出値との加算信号を入力し上記ポンプの制御信号を
出力する制御部を備えた油圧コントロール装置におい
て、上記制御でのゲインを温度及び回転数の少なくとも
一方にて補正することを特徴とする。 (2)(1)において、制御部のゲインは温度が上昇す
れば上昇させ、回転数が高くなるとき下降させることを
特徴とする。
【0008】制御部をゲイン補正することにより、ポン
プによる油量を制御して油圧を制御することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで、図1〜図3を参照して本
発明の実施例を説明する。図1は図5に示すポンプ10
I、10U及びOUT側調整弁12Oを制御する制御回
路を示している。この制御回路の入力としては、IN油
圧P1 UL油圧P2 、OUT油圧P3 と各油圧検出値と
を有し、これら値を加算し、IN側油圧制御部16I、
UL側油圧制御部16U、OUT側油圧制御部16Oに
入力する。この制御部16I、16U、16Oでは、P
I制御が行なわれ、制御部16I、16Uからはポンプ
駆動制御信号が各インバータ制御部17I、17Uに出
力されると共に制御部16Oからは開度指令が出力され
る。各インバータ制御部17I、17Uではポンプ10
I、10Uの速度コントロール信号が作成されポンプ1
0I、10Uに出力される。
【0010】この場合、IN側油圧制御部16I、UL
側油圧制御部16Uは、ゲイン補正回路18に接続され
てゲイン補正が行なわれる。油圧Pと温度T及び回転数
Nとの関係は、図2に示す特性を有し、温度TがT 3
2 、T1 (T1 >T2 >T3 )の如く上昇すると油圧
が下降する特性を有する。このため、温度上昇にて制御
部16I、16Uのゲインを上げるように補正すれば、
温度変化による良好な補償が行なわれる。同様に回転数
Nが増大すると油圧が上昇することになり、このため回
転数の増大にて制御部ゲインを下げるようにすれば、回
転数変化に対して補償が可能となる。この図1に示す制
御回路にあって、具体的には図3に示す回路となり、制
御部のPIアンプに対してゲイン補正が行なわれる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度と回転数とによるゲイン補正回路により安定で追従性
の良い制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御回路の一実施例のブロック図。
【図2】回転数と温度と圧力との関係図。
【図3】図1を具体化した回路ブロック図。
【図4】トルクコンバータ試験装置の簡略ブロック図。
【図5】トルクコンバータを中心とした油圧等価回路
図。
【図6】油圧コントロールの急変波形図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2 油圧ユニット 10I IN側ポンプ 10U UL側ポンプ 11I IN側電磁弁 11U UL側電磁弁 12I IN側調整弁 12O OUT側調整弁 14I IN油圧設定端子 14U UL油圧設定端子 15I IN油流量計 15U UL油流量計 16I IN側油圧制御部 16U UL側油圧制御部 12O OUT側油圧制御部 17I、17U インバータ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータに対して油圧を供給す
    るポンプを二系統備えた油圧ユニットにつき、上記油圧
    の設定値と検出値との加算信号を入力し上記ポンプの制
    御信号を出力する制御部を備えた油圧コントロール装置
    において、 上記制御でのゲインを温度及び回転数の少なくとも一方
    にて補正することを特徴とするトルクコンバータ試験装
    置の油圧コントロール装置。
  2. 【請求項2】 制御部のゲインは温度が上昇すれば上昇
    させ、回転数が高くなるとき下降させることを特徴とす
    る請求項1記載のトルクコンバータ試験装置の油圧コン
    トロール装置。
JP8255698A 1996-09-27 1996-09-27 トルクコンバータ試験装置の油圧コントロール装置 Withdrawn JPH10104124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10238475A1 (de) * 2002-08-22 2004-03-04 Zf Friedrichshafen Ag Hydrauliksystem zur Steuerung oder Regelung von Drehmomentwandler oder hydrodynamischer Kupplung
JP2011112478A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Meidensha Corp トルクコンバータ試験方法およびトルクコンバータ試験装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10238475A1 (de) * 2002-08-22 2004-03-04 Zf Friedrichshafen Ag Hydrauliksystem zur Steuerung oder Regelung von Drehmomentwandler oder hydrodynamischer Kupplung
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Effective date: 20031202