JPH10103741A - 空気調和機の吐出気流制御装置およびその方法 - Google Patents

空気調和機の吐出気流制御装置およびその方法

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JPH10103741A JP9247308A JP24730897A JPH10103741A JP H10103741 A JPH10103741 A JP H10103741A JP 9247308 A JP9247308 A JP 9247308A JP 24730897 A JP24730897 A JP 24730897A JP H10103741 A JPH10103741 A JP H10103741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出空気の風向、風量を調整する多様な吐出
気流のパターンにより空気調和効果が高められる空気調
和機の吐出気流制御装置を提供する。 【解決手段】 吐出口を通して吐出される空気が空気調
和を行おうとする地域に供給されるようにキーを操作す
る運転操作手段102と、吐出空気が空気調和を行おう
とする地域に供給されるように吐出空気の風向および風
量を制御する制御手段104と、風向羽根の風向角度を
制御して吐出される空気の風向を調整する風向調整手段
110と、制御手段104の制御により室内ファンの速
度を制御して吐出される空気の風量を調整するファンモ
ータ駆動手段116とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出される空気の
風向角度と風量を調整して広域にわたる室内の空気調和
が実現できる空気調和機の吐出気流制御装置およびその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機は、図1に示
すように、室内空気が吸入される複数の吸入口3が形成
された吸入グリル部材5が本体1(室内機本体)の前面
下部に設けられ、該本体1の前面上部には前記吸入口3
を通して吸入されて冷温風に熱交換された空気を室内に
吐出する吐出口7が形成されている。
【0003】さらに、前記吐出口7には、吐出口7を通
して室内に吐出される空気の方向を上下に調整する上下
風向羽根9と右左に調整する右左風向羽根11が設けら
れ、前記本体1の前面には室内機の外観をきれいにする
とともに、内装物を保護するカバー部材15が固着さ
れ、該カバー部材15の下側部には空気調和機の運転モ
ード(自動、冷房、除湿、送風、暖房等)と運転の開始
および停止、前記吐出口7を通して吐出される空気の風
量および風向等を調整する操作部15が備えられてい
る。
【0004】また、図2に示すように、前記吸入グリル
部材5の内側には前記吸入口3を通して吸入される室内
空気に浮遊するゴミなどの異物をフィルタリングするフ
ィルタ部材17が設けられ、該フィルタ部材17の内側
には前記フィルタ部材17によりフィルタリングされた
室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷温風に熱交換させる
ように一字状の熱交換器19が設けられている。
【0005】また、前記熱交換器19の上部には、前記
吸入口3を通して室内空気を吸入させるとともに、前記
熱交換器19で熱交換された空気を前記吐出口7を通し
て室内に吐出させるように室内ファンモータ21の駆動
にしたがって回転される室内ファン23(フラワーファ
ン)が設けられ、該室内ファン23の外側には前記室内
ファン23をカバーするとともに、前記吸入口3を通し
て吸入されて前記吐出口7に吐出される空気の流れをガ
イドするダクト部材25が設けられている。
【0006】上記のように構成された空気調和機におい
て、ユーザーがリモコンや操作部15を操作して所望の
運転モードを選択してから、運転キーをオンさせると、
室内ファンモータ21の駆動にしたがって室内ファン2
3が回転しつつ吸入口3を通して室内空気が本体1内に
吸入される。
【0007】前記吸入口3を通して吸入された室内空気
に浮遊するゴミなどの異物はフィルタ部材17を通りつ
つ除去され、前記フィルタ部材17によりゴミなどの異
物を除去された室内空気は熱交換器19を通りつつ熱交
換器19内を流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され
る。
【0008】前記熱交換器19で熱交換された空気は、
ダクト部材25により上部にガイドされて吐出口7を通
して室内に吐出されるが、前記吐出口7を通して吐出さ
れる空気は上下および右左風向羽根9、11の風向角度
に伴って上下または右左に風向が調整される。
【0009】この際、前後上下、左右風向羽根9、11
により吐出空気の風向を調整する方法は、まず、操作部
15に備えられた前記上下風向羽根9の動作用キーをオ
ンするたびに上下風向羽根9の角度が上下に変化され、
キーをオフすると上下風向羽根9の停止動作に伴って吐
出空気の風向を上下に調整する。
【0010】また、前記操作部15に備えられた前記左
右風向羽根11の動作用キーをオンすると左右風向羽根
11が左右にスイングし、キーを再度オンすると左右風
向羽根11が停止する動作にしたがって吐出空気の風向
を左右に調整するようにした。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の空気調和機は、ユーザーが上下、左
右風向羽根の位置を直に確認しつつキーを操作して所望
の吐出気流パターンを探し出さなければならないため、
使用に不便であるうえ、上下、左右風向羽根の風向角度
に伴って吐出空気が上下、左右の所定の方向にだけ吐出
されて風向調整の範囲が狭く、遠距離と全室内の空気の
流れを制御することができないとの問題点があった。
【0012】また、全室内の空気調和のため所定時間間
隔で上下、左右風向羽根の角度調整を要し、遠距離の空
気調和のための風量の上昇を要するため、これに伴う風
向と風量の変換もユーザーが全て操作しなければならな
いという不便さがあった。
【0013】また、左右風向羽根は、左右スイングのみ
が可能であるため、ユーザー所望の一部の地域に対し集
中的に空気の流れが制御できないという問題点があっ
た。
【0014】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、手軽にキーを操作して吐出空気の風向、風量を調整
する多様な吐出気流のパターンでユーザー所望のいかな
る地域にも空気調和効果が高められる空気調和機の吐出
気流制御装置およびその方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明による空気調和機の吐出気流制御装
置は、室内空気を吸入する吸入口と該吸入口を通して吸
入される室内空気を熱交換させる熱交換器と、該熱交換
器により熱交換された空気を吐出する吐出口と、該吐出
口を通して吐出される空気の風向を調整する風向羽根
と、前記吐出口を通して吐出される空気の風量を調整す
る室内ファンを備えた空気調和機において、前記吐出口
を通して吐出される空気が空気調和を行おうとする地域
に供給されるようにキーを操作する運転操作手段と、該
運転操作手段のキー操作にしたがって吐出空気が空気調
和を行おうとする地域に供給されるように吐出空気の風
向および風量を制御する制御手段と、該制御手段の制御
により前記風向羽根の風向角度を制御して前記吐出口を
通して吐出される空気の風向を調整する風向調整手段
と、前記制御手段の制御により室内ファンの速度を制御
して前記吐出口を通して吐出される空気の風量を調整す
る風量調整手段とからなることを特徴とする。
【0016】また、本発明による空気調和機の吐出気流
制御方法は、運転操作手段による近距離およびワイド運
転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該運転
判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出空気
が近距離と全室内に供給されるように吐出空気の風向を
調整する風向調整ステップと、前記運転判別ステップで
判別された運転モードに伴って吐出空気が近距離と全室
内に供給されるように吐出空気の風量を調整する風量調
整ステップと、前記運転判別ステップで判別された運転
モードに伴って近距離およびワイド運転状態を表示する
表示ステップとからなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて添付図面に沿って詳述する。本発明による空気調
和機は図1、2に示す従来の構成と同一であるため、同
一名称および符号を付して重なる説明は省くことにす
る。
【0018】図3に示すように、電源手段100は、図
示のない交流電源端から供給される商用交流電圧を前記
空気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換して出
力し、運転操作手段102はユーザー所望の空気調和機
の運転モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房など)と
運転の開始および停止、設定温度Ts、吐出空気の設定
風量および設定風向を入力するように複数の機能キーを
備えるものであって、前記運転操作手段102は吐出空
気が本体1に近い室内の一地域、つまり近距離に集中供
給されるように吐出空気の風向および風量を調整する近
距離キー(フォーカスキー)と、吐出空気が全室内の広
域に一様に拡散されるように吐出空気の風向、風量と設
定温度を調整するワイドキーと、吐出空気が本体1から
かなりの遠距離広域(中央、遠距離)に到達するように
吐出空気の風向、風量を調整するウェーブキーと、吐出
空気が本体1からの遠距離に到達されるように吐出空気
の風向と風量を調整する遠距離キーを備えている。
【0019】さらに、制御手段104は、前記電源手段
100から出力される直流電圧が印加されて前記空気調
和機を初期化させることはもとより、前記運転操作手段
102により入力された運転選択信号および運転開始、
運転停止信号に伴って前記空気調和機の全動作を制御す
るマイクロコンピュータであって、前記制御手段104
は前記運転操作手段102のキー操作により吐出空気が
近距離、全室内、遠距離および広域に供給されるように
上下、左右風向羽根9、11の風向角度と室内ファン2
3の速度を制御する
【0020】室内温度感知手段106は、前記運転操作
手段102によりユーザーの設定温度Tsで室内温度を
制御して前記空気調和機の空気調和運転を行うよう前記
吸入口3を通して吸入される室内空気の温度Trを感知
し、圧縮駆動手段108は前記運転操作手段102によ
りユーザーの設定温度Tsおよび前記室内温度感知手段
106により感知された室内温度Trとの差に伴って前
記制御手段104から出力される制御信号を入力されて
圧縮機109を駆動制御する。
【0021】また、風向調整手段110は、前記運転操
作手段102のキー操作に伴って前記吐出口7を通して
吐出される空気が近距離、全室内、遠距離および広域に
供給されるように吐出空気の方向を上下、左右に調整す
るものであって、前記風向調整手段110は前記制御手
段104から出力される制御信号を受信して上下風向羽
根9が移動するように上下風向モータ113を駆動する
上下風向調整部112と、前記制御手段104から出力
される制御信号を受信して左右風向羽根11が移動する
ように左右風向モータ115を駆動する左右風向調整部
114とから構成されている。
【0022】一方、前記左右風向羽根11は、1つの左
右風向モータ115であって、左右側に同時に分離され
る機構的な構成を有する。
【0023】また、ファンモータ駆動手段116は、前
記運転操作手段102のキー操作にしたがって前記吐出
口7を通して吐出される空気が近距離、全室内、遠距離
および広域に供給するように吐出空気の風量を調整する
とともに、前記運転操作手段102により選択された風
量に伴って熱交換された冷温風を室内に送風するように
前記制御手段104から出力される制御信号を受信して
室内ファンモータ21の回転数を制御して室内ファン2
3を駆動する。
【0024】また、図において、表示手段118は前記
運転操作手段102により入力されたキー信号に伴って
前記制御手段104から出力される制御信号を受信して
運転選択モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房等)と
設定温度Tsおよび室内温度Trを表示するのはもとよ
り、近距離運転状態を近距離表示ランプ、ワイド運転状
態を表示するワイド表示ランプ、ウェーブ運転状態を表
示するウェーブ表示ランプ、遠距離運転状態を表示する
遠距離表示ランプをオン、オフさせる。
【0025】以下、上記のごとき構成の空気調和機の吐
出気流制御装置およびその方法の作用、効果について述
べる。まず、近距離制御とワイド制御を含む空気調和機
のモード選択動作を図4、図5に沿って述べる。図4、
図5は、本発明による空気調和機の近距離とワイドモー
ド選択動作順を示すフロチャートであって、図4、図5
でSはステップを表わす。
【0026】空気調和機に電源が印加されると、電源手
段100では図示のない交流電源端から供給される商用
交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定の直流電
圧に変換してそれぞれの駆動回路および制御手段104
に出力する。
【0027】したがって、ステップS1では電源手段1
00から出力される直流電圧を制御手段104から入力
されて空気調和機を初期化させ、ステップS2で制御手
段104は上下風向羽根9を動作原点の閉鎖状態で移動
するように上下風向モータ113を駆動させるための制
御信号を上下風向調整部112に出力する。
【0028】これにより、前記上下風向調整部112で
は前記制御手段104から出力される制御信号を受信し
て上下モータ113を時計方向へ22.5゜/SECの
角速度で駆動させて上下風向羽根9を閉じる。
【0029】ついで、ステップS3で制御手段104は
左右風向羽根11を動作原点の閉鎖状態で移動するよう
に左右風向モータ115を駆動させるための制御信号を
左右風向調整部114に出力する。
【0030】したがって、前記左右風向調整部114で
は前記制御手段104から出力される制御信号を受信し
て左右風向モータ115を時計方向へ22.5゜/SE
Cの角速度で駆動させて左右風向羽根11を閉じる。
【0031】この際、制御手段104は上下、左右風向
モータ113、115の駆動時間をカウントして所定時
間(略、7秒)が経過されたかを判別し、所定時間が経
過しない場合(NOのとき)には、上下、左右風向羽根
9、11が完全閉鎖されていない状態であると判断して
前記ステップS2に戻り所定時間が経過するときまでス
テップS2以下の動作を繰返し行う。
【0032】前記ステップS4での判別結果、所定時間
が経過した場合(YESのとき)には、上下、左右風向
羽根9、11が完全閉鎖された状態と判断してステップ
S5に進んで上下、左右風向調整部112、114では
前記制御手段104の制御により上下、左右風向モータ
113、115の駆動を停止させて上下、左右風向羽根
9、11の閉鎖動作を終了しつつ該状態を以降の動作原
点として活用する。
【0033】一方、運転オフの際にも前記ステップS2
からS5までの初期ルーチンを行うが、これは電源の投
入時または運転オフ時に上下、左右風向羽根9、11が
任意の外部の操作により位置が変更された場合、適確な
位置制御がしにくいため、上下、左右風向羽根9、11
を完全に閉鎖する初期ルーチンを行うのである。
【0034】ついで、ステップS6では運転操作手段1
02により冷暖房を行おうとする室内の設定温度Ts、
設定風量および設定風向を制御手段104に入力し、ス
テップS7では運転操作手段102の運転キー(運転、
停止キー)がオンされたかを判別して、運転キーがオン
されていない場合(NOのとき)には、運転キーがオン
になる時まで空気調和機を運転待機状態に保持しつつS
7以下の動作を繰返し行う。
【0035】前記ステップS7での判別結果、運転キー
がオンされた場合(YESのとき)には、運転操作手段
102から操作命令および運転信号が制御手段104に
入力されるため、冷暖房運転を行うためにステップS8
に進んで制御手段104は室内ファンモータ21を駆動
させるための制御信号をファンモータ駆動手段16に出
力する。
【0036】これにより、前記ファンモータ駆動手段1
16では運転操作手段102により入力された設定風量
に伴って前記制御手段104から出力される制御信号を
受信して室内ファンモータ21の回転数(速度)を制御
して室内ファンモータ23を駆動させる。
【0037】前記室内ファン23が設定風量に伴って駆
動されると、吸入口3を通して室内空気が本体1内に吸
入されるが、この際、吸入口3を通して吸入される室内
空気の温度Trを室内温度感知手段106で感知して制
御手段104に出力する。
【0038】ついで、ステップS9で制御手段104
は、前記運転操作手段102により入力された設定風向
に伴って上下、左右風向羽根9、11の風向角度を調整
するように上下、左右風向モータ113、115を駆動
させるための制御信号を上下、左右風向調整部112、
114に出力する。
【0039】したがって、上下、左右風向調整部11
2、114では前記制御手段104から出力される制御
信号を受信して上下、左右風向モータ113、115を
駆動させることにより、上下、左右風向羽根9、11の
風向角度をユーザーの設定した風向に伴って調整する。
【0040】ついで、ステップS10では前記室内温度
感知手段106により感知された室内温度Trと運転操
作手段102にユーザーの設定した温度Tsとを比較し
て圧縮機109の駆動条件であるかを判別する。
【0041】前記圧縮機109の駆動条件とは、冷房運
転時には室内温度感知手段106により感知された室内
温度Trが設定温度Tsより大の場合であり、暖房運転
時には前記室内温度Trが設定温度Tsより小の場合を
いうのであるが、本発明では冷暖房運転を例にとって述
べることにする。
【0042】前記ステップS10での判別結果、圧縮機
109の駆動条件でない場合(NOのとき)には、ステ
ップS8に戻り継続して室内温度Trを感知しつつステ
ップS8以下の動作を繰返し行い、圧縮機109の駆動
条件の場合(YESのとき)には、ステップS11に進
んで制御手段104は室内温度Trと設定温度Tsとの
差により圧縮機109の運転周波数を決定して圧縮機1
09を駆動させるための制御信号を圧縮機駆動手段10
8に出力する。したがって、前記圧縮機駆動手段108
では制御手段104で決定された運転周波数に伴って圧
縮機109を駆動させる。
【0043】前記圧縮機109が駆動されると、ステッ
プS12では室内ファン23が駆動されつつ吸入口3を
通して室内空気が本体1内に吸入され、前記吸入口3を
通して吸入された室内空気に浮遊するゴミなどの異物は
フィルタ部材17を通りつつ除去され、前記フィルタ部
材17によりゴミなどの異物を除去された室内空気は熱
交換器19を通りつつ熱交換器19内を流れる冷媒の蒸
発潜熱により熱交換される。
【0044】前記熱交換器19で熱交換器された空気
は、ダクト部材25にガイドされて上部へ移動されて吐
出口7に回転可能に設けられた上下、左右風向羽根9、
11の風向角度に伴って上下または左右に風向が調整さ
れつつ室内の空気調和を行う。
【0045】かような、空気調和機の正常運転時に、ス
テップS13では運転操作手段102の近距離キーがオ
ンされたかを判別し、近距離キーがオンされた場合(Y
ESのとき)には、運転操作手段102から近距離運転
モードに当たるキー信号が入力するため、制御手段10
4は本体1との近距離の室内の区域を集中空気調和を行
う近距離モードに入る。
【0046】前記ステップS13での判別結果、近距離
キーがオンになっていない場合(NOのとき)には、ス
テップS14に進んで運転操作手段102のワイドキー
がオンされたかを判別し、ワイドキーがオンされた場合
(YESのとき)には、運転操作手段102からワイド
運転モードに当たるキー信号が入力されるため、制御手
段104は全室内を一様に空気調和を行うワイドモード
に入る。
【0047】前記ステップS14での判別結果、ワイド
キーがオンになっていない場合(NOのとき)には、ス
テップS15に戻って正常運転を継続して行いつつステ
ップS12以下の動作を繰り返し行う。
【0048】次に、近距離制御とウェーブ制御を含む空
気調和機のモード選択動作について図6、図7に沿って
述べる。図6、図7は、本発明による空気調和機の近距
離とウェーブモード選択の制御動作順を示すフロチャー
ト図である。ステップS21からステップS32までの
動作は図4、図5に示す前記ステップS1からステップ
S12までの動作と同一であり、ステップS33では運
転操作手段102の近距離キーがオンされたかを判別
し、近距離キーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102から近距離運転モードにあたる
キー信号が入力されるため、制御手段104は近距離モ
ードに入る。
【0049】前記ステップS33での判別結果、近距離
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ステ
ップS34に進んで運転操作手段102のウェーブキー
がオンされたかを判別し、ウェーブキーがオンされた場
合(YESのとき)には、運転操作手段102からウェ
ーブ運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制
御手段104は本体1とかなり遠隔の広域を空調するウ
ェーブモードに入る。
【0050】前記ステップS34での判別結果、ウェー
ブキーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS32に戻り正常運転を継続して行いつつス
テップS32以下の動作を繰り返し行う。
【0051】次に、近距離制御と遠距離制御を含む空気
調和機のモード選択動作について図8、図9に沿って述
べる。図8、図9は、本発明による空気調和機の近距離
とウェーブモード選択の制御動作順を示すフロチャート
である。ステップS41からステップS52までの動作
は図4、図5に示す前記ステップS1からステップS1
2までの動作と同一であり、ステップS53では運転操
作手段102の近距離キーがオンされたかを判別し、近
距離キーがオンされた場合(YESのとき)には、運転
操作手段102から近距離運転モードにあたるキー信号
が入力されるため、制御手段104は近距離モードには
いる。
【0052】前記ステップS53での判別結果、近距離
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ステ
ップS54に進んで運転操作手段102の遠距離キーが
オンされたかを判別し、遠距離キーがオンされた場合
(YESのとき)には、運転操作手段102から遠距離
運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制御手
段104は本体1からかなり遠隔の広域を空調する遠距
離モードに入る。
【0053】前記ステップS54での判別結果、近距離
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、前記
ステップS52に戻り正常運転を継続して行いつつステ
ップS52以下の動作を繰り返し行う。
【0054】次に、ワイド制御とウェーブ制御を含む空
気調和機のモード選択動作について図10、図11に沿
って述べる。図10、図11は、本発明による空気調和
機のワイドとウェーブモード選択の制御動作を示すフロ
チャートである。
【0055】ステップS61からステップS72までの
動作は図4、図5に示す前記ステップS1からステップ
S12までの動作と同一であり、ステップS73ではワ
イドキーがオンされたかを判別し、ワイドキーがオンさ
れた場合(YESのとき)には、運転操作手段102か
らワイド運転モードにあたるキー信号が入力されるた
め、制御手段104はワイドモードに入る。
【0056】前記ステップS73での判別結果、ワイド
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ステ
ップS74に進んでウェーブキーがオンされたかを判別
し、ウェーブキーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102からウェーブ運転モードにあた
るキー信号が入力されるため、制御手段104はウェー
ブモードに入る。
【0057】前記ステップS74での判別結果、ウェー
ブキーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS72に戻り正常運転を継続して行いつつS
72以下の動作を繰り返し行う。
【0058】次に、ワイド制御と遠距離制御を含む空気
調和機のモード選択動作について図12、図13に沿っ
て述べる。
【0059】図12、図13は、本発明による空気調和
機のワイドと遠距離モード選択の制御動作順を示すフロ
チャートである。ステップS81からステップS92ま
での動作は図4、図5に示す前記ステップS1からS1
2までの動作と同一であり、ステップS93ではワイド
キーがオンされたかを判別し、ワイドキーがオンされた
場合(YESのとき)には、運転操作手段102からワ
イド運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制
御手段104はワイドモードに入る。
【0060】前記ステップS93での判別結果、ワイド
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ステ
ップS94に進んで遠距離キーがオンされたかを判別
し、遠距離キーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102から遠距離運転モードにあたる
キー信号が入力されるため、制御手段104は遠距離モ
ードに入る。
【0061】前記ステップS94での判別結果、遠距離
キーがオンされていない場合(NOのとき)には、前記
ステップS92に戻り正常運転を継続して行いつつステ
ップS92以下の動作を繰り返し行う。
【0062】次に、ウェーブ制御と遠距離制御を含む空
気調和機のモード選択動作について図14、図15に沿
って述べる。図14、図15は、本発明による空気調和
機のウェーブと遠距離モード選択の制御動作順を示すフ
ロチャートである。ステップS101からステップS1
12までの動作は図4、図5に示す前記ステップS1か
らステップS12までの動作と同一であり、ステップS
113ではウェーブキーがオンされたかを判別し、ウェ
ーブキーがオンされた場合(YESのとき)には、運転
操作手段102からウェーブ運転モードにあたるキー信
号が入力されるため、制御手段104はウェーブモード
に入る。
【0063】前記ステップS113での判別結果、ウェ
ーブキーがオンされていない場合(NOのとき)には、
ステップS114に進んで遠距離キーがオンされたかを
判別し、遠距離キーがオンされた場合(YESのとき)
には、運転操作手段102から遠距離運転モードにあた
るキー信号が入力されるため、制御手段104は遠距離
モードに入る。
【0064】前記ステップS114での判別結果、遠距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS112に戻り正常運転を継続して行いつつ
ステップS112以下の動作を繰り返し行う。
【0065】次に、近距離制御とワイド制御およびウェ
ーブ制御を含む空気調和機のモード選択動作について図
16、図17に沿って述べる。図16、図17は、本発
明による空気調和機の近距離とワイドおよびウェーブモ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。ステ
ップS121からステップS132までの動作は図4、
図5に示す前記ステップS1からステップS12までの
動作と同一であり、ステップS133では近距離キーが
オンされたかを判別し、近距離キーがオンされた場合
(YESのとき)には、運転操作手段102から近距離
運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制御手
段104は近距離モードにはいる。
【0066】前記ステップS133での判別結果、近距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ス
テップS134に進んでワイドキーがオンされたかを判
別し、ワイドキーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102からワイド運転モードにあたる
キー信号が入力されるため、制御手段104はワイドモ
ードに入る。
【0067】前記ステップS134での判別結果、ワイ
ドキーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS135に進んでウェーブキーがオンされた
かを判別し、ウェーブキーがオンされた場合(YESの
とき)には、運転操作手段102からウェーブ運転モー
ドにあたるキー信号が入力されるため、制御手段104
はウェーブモードに入る。
【0068】前記ステップS135での判別結果、ウェ
ーブキーがオンでない場合(NOのとき)には、ステッ
プS132に戻り正常運転を継続して行いつつステップ
S132以下の動作を繰り返し行う。
【0069】次に、近距離制御とワイド制御および遠距
離制御を含む空気調和機のモード選択動作について図1
8、図19に沿って述べる。図18、図19は、本発明
による空気調和機の近距離とワイドおよび遠距離モード
選択の制御動作順を示すフロチャートである。ステップ
S141からステップS152までの動作は図4、図5
に示す前記ステップS1からS12までの動作と同一で
あり、ステップS153では近距離キーがオンされたか
を判別し、近距離キーがオンされた場合(YESのと
き)には、運転操作手段102から近距離運転モードに
あたるキー信号が入力されるため、制御手段104は近
距離モードに入る。
【0070】前記ステップS153での判別結果、近距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ス
テップS154に進んでワイドキーがオンされたかを判
別し、ワイドキーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102からワイド運転モードにあたる
キー信号が入力されるため、制御手段104はワイドモ
ードに入る。
【0071】前記ステップS154での判別結果、ワイ
ドキーがオンされていない場合(NOのとき)には、ス
テップS155に進んで遠距離キーがオンされたかを判
別し、遠距離キーがオンされた場合(YESのとき)に
は、運転操作手段102から遠距離運転モードにあたる
キー信号が入力されるため、制御手段104は遠距離モ
ードに入る。
【0072】前記ステップS155での判別結果、遠距
離キーがオンでない場合(NOのとき)には、ステップ
S152に戻り正常運転を継続して行いつつステップS
152以下の動作を繰り返し行う。
【0073】次に、近距離制御とウェーブ制御および遠
距離制御を含む空気調和機のモード選択動作について図
20、図21に沿って述べる。図20、図21は、本発
明による空気調和機の近距離とウェーブおよび遠距離モ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。ステ
ップS161からステップS172までの動作は図4、
図5に示す前記ステップS1からステップS12までの
動作と同一であり、ステップS173では近距離キーが
オンされたかを判別し、近距離キーがオンされた場合
(YESのとき)には、運転操作手段102から近距離
運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制御手
段104は近距離モードに入る。
【0074】前記ステップS173での判別結果、近距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、ス
テップS174に進んでウェーブキーがオンされたかを
判別し、ウェーブキーがオンされた場合(YESのと
き)には、運転操作手段102からウェーブ運転モード
にあたるキー信号が入力されるため、制御手段104は
ウェーブモードに入る。
【0075】前記ステップS174での判別結果、ウェ
ーブがオンされていない場合(NOのとき)には、前記
ステップS175に進んで遠距離キーがオンされたかを
判別し、遠距離キーがオンされた場合(YESのとき)
には、運転操作手段102から遠距離運転モードにあた
るキー信号が入力されるため、制御手段104は遠距離
モードに入る。
【0076】前記ステップS175での判別結果、遠距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS172に戻り正常運転を継続して行いつつ
ステップS172以下の動作を繰り返し行う。
【0077】次に、ワイド制御とウェーブ制御および遠
距離制御を含む空気調和機のモード選択動作について図
22、図23に沿って述べる。図22、図23は、本発
明による空気調和機のワイドとウェーブおよび遠距離モ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。ステ
ップS181からステップS192までの動作は図4、
図5に示す前記ステップS1からステップS12までの
動作と同一であり、ステップS193ではワイドキーが
オンされたかを判別し、ワイドキーがオンされた場合
(YESのとき)には、運転操作手段102からワイド
運転モードにあたるキー信号が入力されるため、制御手
段104は近距離モードに入る。
【0078】前記ステップS193での判別結果、ワイ
ドキーがオンされていない場合(NOのとき)には、ス
テップS194に進んでウェーブキーがオンされたかを
判別し、ウェーブキーがオンされた場合(YESのと
き)には、運転操作手段102からウェーブ運転モード
にあたるキー信号が入力されるため、制御手段104は
ウェーブモードに入る。
【0079】前記ステップS194での判別結果、ウェ
ーブキーがオンされていない場合(NOのとき)には、
前記ステップS175に進んで遠距離キーがオンされた
かを判別し、遠距離キーがオンされた場合(YESのと
き)には、運転操作手段102から遠距離運転モードに
あたるキー信号が入力されるため、制御手段104は遠
距離モードに入る。
【0080】前記ステップS195での判別結果、遠距
離キーがオンされていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS192に戻り正常運転を継続して行いつつ
ステップS192以下の動作を繰り返し行う。
【0081】次に、上記で選択された運転モードに伴っ
て近距離モード、ワイドモード、ウェーブモード、遠距
離モードの吐出気流制御動作を図24〜図31に沿って
述べる。まず、図24に沿って近距離モードの制御動作
について述べる。図24は、本発明に適用される近距離
モードのモード選択動作順を示すフロチャートである。
近距離キーのオン動作にしたがって空気調和機が近距離
モードに入ると、ステップS200で制御手段104は
近距離キーがオンされた後、1秒が経過したかを判別し
て1秒が経過した場合(YESのとき)には、運転操作
手段102から中央近距離運転モードにあたるキー信号
が入力されるため、制御手段104は本体1に近距離の
室内の中央地域を集中空気調和する中央近距離モードに
入る。
【0082】前記ステップS200での判別結果、1秒
が経過していない場合(NOのとき)には、ステップS
201に進んで近距離キーがオンされた後、1秒以内に
近距離キーが再度オンされたかを判別し、近距離キーが
オンされていない場合(NOのとき)には、前記ステッ
プS200に進んで1秒が経過するときまでステップS
200以下の動作を繰り返し行う。
【0083】前記ステップS201での判別結果、近距
離キーがオンされた場合(YESのとき)には、ステッ
プS202に進んで制御手段104は前記近距離キーが
再度オンされた後、1秒が経過したかを判別し、1秒が
経過した場合(YESのとき)には、運転操作手段10
2から左側近距離運転モードにあたるキー信号が入力さ
れるため、制御手段104は本体1に近距離の室内の左
側地域を集中空気調和をする左側近距離モードに入る。
【0084】前記ステップS202での判別結果、1秒
が経過していない場合(NOのとき)には、ステップS
203に進んで近距離キーがオンされた後、1秒以内に
近距離キーが再度オンされたかを判別し、近距離キーが
オンされていない場合(NOのとき)には、前記ステッ
プS202に戻り1秒が経過する時までステップS20
2以下の動作を繰り返し行う。
【0085】前記ステップS203での判別結果、近距
離キーがオンされた場合(YESのとき)には、ステッ
プS204に進んで制御手段104は前記近距離キーが
再度オンされた後、1秒が経過したかを判別し、1秒が
経過した場合(YESのとき)には、運転操作手段10
2から右側近距離運転モードにあたるキー信号が入力さ
れるため、制御手段104は本体1に近距離の室内の右
側地域を集中空気調和をする右側近距離モードに入る。
【0086】前記ステップS204での判別結果、1秒
が経過していない場合(NOのとき)には、ステップS
201に戻りステップS201以下の動作を繰り返し行
う。
【0087】次に、上記で選択された運転モードに伴っ
て中央近距離モード、左側近距離モード、右側近距離モ
ードの吐出気流制御動作を図25〜図27に沿って述べ
る。まず、図25に沿って中央近距離モードの制御動作
について述べる。図25は、本発明に適用される中央近
距離モードの吐出気流制御動作順を示すフロチャートで
ある。
【0088】近距離キーの1回のオン動作にしたがって
空気調和機が中央近距離モードに入ると、ステップS2
10で制御手段104は空気調和機の中央近距離動作状
態を表示するための制御信号を表示手段118に出力す
る。したがって、表示手段118では、制御手段104
の制御により中央近距離表示ランプをオンさせて中央近
距離動作状態を表示し、ステップS211で制御手段1
04は吐出口7を通して吐出される空気が本体1に近距
離の室内の中央に集中供給されるように室内ファンモー
タ21を駆動させるための制御信号をファンモータ駆動
手段116に出力する。
【0089】これにより、前記ファンモータ駆動手段1
16では、前記制御手段104から出力される制御信号
を受信して室内ファンモータ21の回転数をターボ風量
(略、670RPM)で駆動させ、ステップS212で
制御手段104は吐出空気が中央に集中供給されるよう
に上下風向羽根9の角度を調整するための制御信号を上
下風向調整部112に出力する。したがって、前記上下
風向調整部112では前記制御手段104から出力され
る制御信号を受信して上下風向モータ113を14.4
゜/SECの角速度で駆動させて上下風向羽根9の角度
を図32(B)に示すように、下向所定角(略、15
゜)で移動された後、上下風向モータ113の駆動を停
止させる。
【0090】ついで、ステップS13で制御手段104
は、吐出空気が中央に集中供給されるように左右風向羽
根11の角度を調整するための制御信号を左右風向調整
部114に出力する。前記左右風向調整部114では前
記制御手段104から出力される制御信号を受信して左
右風向モータ115を14.4゜/SECの角速度で駆
動させて左右風向羽根11の角度を図33(D)に示す
ように、一部は右側の所定角(略、15゜)、残余の一
部は左側の所定角(略、15゜)で移動させて左右風向
羽根11が中央を向かうように固定させた後、左右風向
モータ115の駆動を停止させる。
【0091】これにより、吸入口3を通して吸入された
室内空気は、熱交換器19を通りつつ熱交換器19内を
流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され、熱交換器19
で熱交換された空気はダクト部材25にガイドされて上
部へ移動されて吐出口7に設けられた上下風向羽根9の
下向所定角に固定され、左右風向羽根11の左右側の所
定角に固定されることにより吐出気流が室内の中央に集
中供給されるとともに、室内ファンモータ21のターボ
風量駆動にしたがって吐出される空気の風量が多くなっ
て中央近距離の空気調和を行う。
【0092】この際、ステップS214では近距離キー
が再度オンされたかを判別し、近距離キーがオンでない
場合(NOのとき)には、前記ステップS211に戻り
ステップS211以下の動作を繰り返し行う。
【0093】前記ステップS214での判別結果、近距
離キーがオンされた場合(YESのとき)には、運転操
作手段102から中央近距離運転モード停止にあたるキ
ー信号が制御手段104に入力されるため、空気調和機
の中央近距離運転を停止するためにステップS215に
進んで制御手段104は中央近距離動作停止を表示する
ための制御信号を表示手段118に出力する。したがっ
て、表示手段118では、制御手段104の制御にした
がって中央近距離表示ランプをオフさせて中央近距離動
作停止状態を表示し、ステップS16で上下、左右風向
モータ113、115、室内ファンモータ21は中央近
距離モード以前の冷暖房運転モード設定値に戻り前記ス
テップS12、32、52、132、152または17
2での正常運転を続けて遂行して、以後上記正常運転ス
テップ以下の動作を繰り返し遂行するステップS12、
32、52、132、152またはステップS172以
下の動作を繰り返し行う。
【0094】次に、図26に沿って左側近距離モードの
制御動作について述べる。図26は、本発明に適用され
る左側近距離モードの吐出気流制御動作順を示すフロチ
ャートである。近距離キーの2回のオン動作にしたがっ
て空気調和機が左側近距離モードに入ると、ステップS
220で制御手段104は空気調和機の左側近距離動作
状態を表示するための制御信号を表示手段118に出力
する。したがって、表示手段118では、制御手段10
4の制御により左側近距離表示ランプをオンさせて左側
近距離動作状態を表示し、ステップS221で制御手段
104は吐出口7を通して吐出される空気が本体1に近
距離の室内の左側に集中供給されるように室内ファンモ
ータ21を駆動させるための制御信号をファンモータ駆
動手段116に出力する。
【0095】これにより、前記ファンモータ駆動手段1
16では、前記制御手段104から出力される制御信号
を受信して室内ファンモータ21の回転数をターボ風量
(略、670RPM)で駆動させ、ステップS222で
制御手段104は吐出空気が左側に集中供給されるよう
に上下風向羽根9の角度を調整するための制御信号を上
下風向調整部112に出力する。したがって、前記上下
風向調整部112では前記制御手段104から出力され
る制御信号を受信して上下風向モータ113を14.4
゜/SECの角速度で駆動させて上下風向羽根9の角度
を図32(B)に示すように、下向所定角(略、15
゜)まで移動された後、上下風向モータ113の駆動を
停止させる。
【0096】ついで、ステップS223で制御手段10
4は、吐出空気が左側に集中供給されるように左右風向
羽根11の角度を調整するための制御信号を左右風向調
整部114に出力する。
【0097】前記左右風向調整部114では、前記制御
手段104から出力される制御信号を受信して左右風向
モータ115を14.4゜/SECの角速度で駆動させ
て左右風向羽根11の角度を図33(A)に示すよう
に、左側の所定角(略、15゜)まで移動させた後、左
右風向モータ115の駆動を停止させる。
【0098】これにより、吸入口3を通して吸入された
室内空気は、熱交換器19を通りつつ熱交換器19内を
流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され、熱交換器19
で熱交換された空気はダクト部材25にガイドされて上
部へ移動されて吐出口7に設けられた上下風向羽根9の
下向所定角に固定され、左右風向羽根11の左側の所定
角に固定されることにより吐出気流が室内の左側に集中
供給されるとともに、室内ファンモータ21のターボ風
量駆動にしたがって吐出される空気の風量が多くなって
左側近距離の空気調和を行う。
【0099】この際、ステップS224では近距離キー
が再度オンされたかを判別し、近距離キーがオンでない
場合(NOのとき)には、前記ステップS221に戻り
ステップS221以下の動作を繰り返し行う。
【0100】前記ステップS224での判別結果、近距
離キーがオンされた場合(YESのとき)には、運転操
作手段102から左側近距離運転モード停止にあたるキ
ー信号が制御手段104に入力されるため、空気調和機
の左側近距離運転を停止するためにステップS225に
進んで制御手段104は中央近距離動作停止を表示する
ための制御信号を表示手段118に出力する。
【0101】したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御にしたがって左側近距離表示ランプをオ
フさせて左側近距離動作停止状態を表示し、ステップS
226で上下、左右風向モータ113、115、室内フ
ァンモータ21は左側近距離モード以前の冷暖房運転モ
ード設定値に戻り前記ステップS12、32、52、1
32、152または172での正常運転を続けて遂行し
て、以後上記正常運転ステップ以下の動作を繰り返し遂
行するステップS12、32、52、132、152ま
たはステップS172以下の動作を繰り返し行う。
【0102】次に、図27に沿って右側近距離モードの
制御動作について述べる。図27は、本発明に適用され
る右側近距離モードの吐出気流制御動作順を示すフロチ
ャートである。近距離キーの3回のオン動作にしたがっ
て空気調和機が右側近距離モードに入ると、ステップS
230で制御手段104は空気調和機の右側近距離動作
状態を表示するための制御信号を表示手段118に出力
する。
【0103】したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御により右側近距離表示ランプをオンさせ
て右側近距離動作状態を表示し、ステップS231で制
御手段104は吐出口7を通して吐出される空気が本体
1に近距離の室内の左側に集中供給されるように室内フ
ァンモータ21を駆動させるための制御信号をファンモ
ータ駆動手段116に出力する。
【0104】これにより、前記ファンモータ駆動手段1
16では、前記制御手段104から出力される制御信号
を受信して室内ファンモータ21の回転数をターボ風量
(略、670RPM)で駆動させ、ステップS232で
制御手段104は吐出空気が右側に集中供給されるよう
に上下風向羽根9の角度を調整するための制御信号を上
下風向調整部112に出力する。したがって、前記上下
風向調整部112では前記制御手段104から出力され
る制御信号を受信して上下風向モータ113を14.4
゜/SECの角速度で駆動させて上下風向羽根9の角度
を図32(B)に示すように、下向所定角(略、15
゜)まで移動された後、上下風向モータ113の駆動を
停止させる。
【0105】ついで、ステップS233で制御手段10
4は、吐出空気が左側に集中供給されるように左右風向
羽根11の角度を調整するための制御信号を左右風向調
整部114に出力する。
【0106】前記左右風向調整部114では、前記制御
手段104から出力される制御信号を受信して左右風向
モータ115を14.4゜/SECの角速度で駆動させ
て左右風向羽根11の角度を図33(C)に示すよう
に、右側の所定角(略、15゜)まで移動させた後、左
右風向モータ115の駆動を停止させる。
【0107】これにより、吸入口3を通して吸入された
室内空気は、熱交換器19を通りつつ熱交換器19内を
流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され、熱交換器19
で熱交換された空気はダクト部材25にガイドされて上
部へ移動されて吐出口7に設けられた上下風向羽根9の
下向所定角に固定され、左右風向羽根11の右側の所定
角に固定されることにより吐出気流が室内の右側に集中
供給されるとともに、室内ファンモータ21のターボ風
量駆動にしたがって吐出される空気の風量が多くなって
右側近距離の空気調和を行う。
【0108】この際、ステップS234では近距離キー
が再度オンされたかを判別し、近距離キーがオンでない
場合(NOのとき)には、前記ステップS231に戻り
ステップS231以下の動作を繰り返し行う。
【0109】前記ステップS234での判別結果、近距
離キーがオンされた場合(YESのとき)には、運転操
作手段102から右側近距離運転モード停止にあたるキ
ー信号が制御手段104に入力されるため、空気調和機
の右側近距離運転を停止するためにステップS235に
進んで制御手段104は右側近距離動作停止を表示する
ための制御信号を表示手段118に出力する。
【0110】したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御にしたがって右側近距離表示ランプをオ
フさせて右側近距離動作停止状態を表示し、ステップS
236で上下、左右風向モータ113、115、室内フ
ァンモータ21は右側近距離モード以前の冷暖房運転モ
ード設定値に戻り前記ステップS12、32、52、1
32、152または172での正常運転を続けて遂行し
て、以後上記正常運転ステップ以下の動作を繰り返し遂
行するステップS12、32、52、132、152ま
たはステップS172以下の動作を繰り返し行う。
【0111】次に、図28、図29に沿ってワイドモー
ドの制御動作について述べる。図28、図29は、本発
明に適用されるワイドモードの吐出気流制御動作順を示
すフロチャートである。ワイドキーのオン動作にしたが
って空気調和機がワイドモードに入ると、ステップS2
40で制御手段104は空気調和機のワイド動作状態を
表示するための制御信号を表示手段118に出力する。
したがって、表示手段118では、制御手段104の制
御によりワイド表示ランプをオンさせてワイド動作状態
を表示し、ステップS241で制御手段104は吐出口
7を通して吐出される空気が全室内の広域に一様に拡散
されるように上下風向羽根9の角度を調整するための制
御信号を上下風向調整部112に出力する。
【0112】これにより、前記上下風向調整部112で
は、前記制御手段104から出力される制御信号を受信
して上下風向モータ113を7.2゜/SECの角速度
で駆動させることにより、上下風向羽根9が図32
(C)に示すように、上下所定の区間(略、30゜)ス
イングする。
【0113】ついで、ステップS242で制御手段10
4は、吐出される空気が全室内の広域に一様に拡散され
るように左右風向羽根11の角度を調整するための制御
信号を左右風向調整部114に出力する。前記左右風向
調整部114では、前記制御手段104から出力される
制御信号を受信して左右風向モータ115を14.4゜
/SECの角速度で駆動させて左右風向羽根11の角度
を図33(A)に示すように、左側の所定角(略、15
゜)まで移動させた後、左右風向モータ115の駆動を
停止させる。
【0114】この際、ステップS243で制御手段10
4は、前記左右風向羽根11が左側の所定角に固定され
た時間をカウントして所定時間(略、20秒)が経過し
たかを判別して、所定時間が経過しない場合(NOのと
き)には、所定時間が経過するときまでステップS24
3以下の動作を繰り返し行う。前記ステップS243で
の判別結果、所定時間が経過した場合(YESのとき)
には、ステップ244に進んで左右風向調整部114で
は、前記制御手段104の制御により左右風向モータ1
15を14.4゜/SECの角速度で駆動させて左右風
向羽根11の角度を図33(B)に示すように、中央に
移動させた後、左右風向モータ115の駆動を停止させ
る。
【0115】この際、ステップS245で制御手段10
4は、前記左右風向羽根11が中央に固定された時間が
所定の時間(略、20秒)が経過したかを判別して、所
定時間が経過しない場合(NOのとき)には、所定時間
が経過する時までステップS245以下の動作を繰り返
し行う。前記ステップS245での判別結果、所定時間
が経過した場合(YESのとき)には、ステップS24
6に進んで左右風向調整部114では、前記制御手段1
04の制御により左右風向モータ115を14.4゜/
SECの角速度で駆動させて左右風向羽根11の角度を
図33(C)に示すように、右側所定角(略、15゜)
まで移動させた後、左右風向モータ115の駆動を停止
させる。
【0116】この際、ステップS247で制御手段10
4は、前記左右風向羽根11が右側の所定角に固定され
た時間が所定の時間(略、20秒)を経過したかを判別
して、所定時間が経過しない場合(NOのとき)には、
所定時間が経過するときまでステップS247以下の動
作を繰り返し行う。
【0117】前記ステップS247での判別結果、所定
時間が経過した場合(YESのとき)には、ステップS
248に進んでワイドキーが再度オンされたかを判別
し、ワイドキーがオンされていない場合(NOのとき)
には、ステップS242に戻りステップS242以下の
動作を繰り返し行う。これにより吸入口3を通して吸入
された室内空気は、熱交換器19を通りつつ熱交換器1
9内を流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され、熱交換
器19で熱交換された空気はダクト部材25にガイドさ
れて上部へ移動されて吐出口7を通して室内に吐出され
る。
【0118】この際、前記吐出口7に設けられた上下風
向羽根9の上下所定区間連続スイングと所定時間間隔で
左側の所定角、中央、右側の所定角に移動する左右風向
羽根11の風向角度に伴って吐出気流が全室内に一様に
拡散されて広域の空気調和を行う。前記ステップS24
8での判別結果、ワイドキーがオンされた場合(YES
のとき)には、運転操作手段102からワイド運転モー
ド停止にあたるキー信号が制御手段104に入力される
ため、空気調和機のワイド運転を停止するためにステッ
プS249に進んで制御手段104はワイド動作停止を
表示するための制御信号を表示手段118に出力する。
したがって、表示手段118では、制御手段104の制
御にしたがってワイド表示ランプをオフさせてワイド動
作停止状態を表示し、ステップS250で上下、左右風
向モータ113、115は、ワイドモード以前の冷暖房
運転モード設定値に戻り前記ステップS12、32、5
2、132、152または192での正常運転を続けて
遂行して、以後上記正常運転ステップ以下の動作を繰り
返し遂行するステップS12、32、52、132、1
52またはステップS192以下の動作を繰り返し行
う。
【0119】次に、図30に沿ってウェーブモードの制
御動作について述べる。図30は、本発明に適用される
ウェーブモードの吐出気流制御動作順を示すフロチャー
トである。ウェーブキーのオン動作にしたがってウェー
ブモードに入ると、ステップS260で制御手段104
は空気調和機のウェーブ動作状態を表示するための制御
信号を表示手段118に出力する。したがって、表示手
段118では、制御手段104の制御によりウェーブ表
示ランプをオンさせてウェーブ動作状態を表示し、ステ
ップS261で制御手段104は吐出口7を通して吐出
される空気が本体1にかなり遠距離の広域に到達するよ
うに室内ファンモータ21を駆動させるための制御信号
をファンモータ駆動手段116に出力する。
【0120】これにより、前記ファンモータ駆動手段1
16では、前記制御手段104から出力される制御信号
を受信して室内ファンモータ21の回転数をターボ風量
(略、670RPM)で駆動させ、ステップS262で
制御手段104は吐出空気が広域に到達するように上下
風向羽根9の角度を調整するための制御信号を上下風向
調整部112に出力する。したがって、前記上下風向調
整部112では、前記制御手段104から出力される制
御信号を受信して上下風向モータ113を22.52゜
/SECの角速度で駆動させることにより、上下風向羽
根9が図32(D)に示すように、上向所定区間(略、
15゜)スイングする。
【0121】ついで、ステップS263で制御手段10
4は、吐出される空気が広域に到達するように左右風向
羽根11の角度を調整するための制御信号を左右風向調
整部114に出力する。前記左右風向調整部114で
は、前記制御手段104から出力される制御信号を受信
して左右風向モータ115を14.4゜/SECの角速
度で駆動させて左右風向羽根11の角度を図33(B)
に示すように、右側の所定角(略、15゜)まで移動さ
せた後、左右風向モータ115の駆動を停止させる。こ
れにより、吸入口3を通して吸入された室内空気は、熱
交換器19を通りつつ熱交換器19内を流れる冷媒の蒸
発潜熱により熱交換され、熱交換器19で熱交換された
空気はダクト部材25にガイドされて上部へ移動されて
吐出口7に設けられた上下風向羽根9の上向所定区間に
連続スイングされ、左右風向羽根11の中央の所定角に
固定されることにより吐出気流に波動をあたえて吐出空
気が本体1からかなり遠距離の広域に到達するととも
に、室内ファンモータ21のターボ風量駆動にしたがっ
て吐出される空気の風量が多くなって広域の空気調和を
行う。
【0122】この際、ステップS264ではウェーブキ
ーが再度オンされたかを判別し、ウェーブキーがオンで
ない場合(NOのとき)には、前記ステップS261に
戻りステップS261以下の動作を繰り返し行う。前記
ステップS264での判別結果、ウェーブキーがオンさ
れた場合(YESのとき)には、運転操作手段102か
らウェーブ運転モード停止にあたるキー信号が制御手段
104に入力されるため、空気調和機のウェーブ運転を
停止するためにステップS265に進んで制御手段10
4はウェーブ動作停止を表示するための制御信号を表示
手段118に出力する。
【0123】したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御にしたがってウェーブ表示ランプをオフ
させてウェーブ動作停止状態を表示し、ステップS26
6で上下、左右風向モータ113、115、室内ファン
モータ21はウェーブモード以前の冷暖房運転モード設
定値に戻り前記ステップS32、72、112、13
2、172または192での正常運転を続けて遂行し
て、以後上記正常運転ステップ以下の動作を繰り返し遂
行するステップS32、72、112、132、172
またはステップS192以下の動作を繰り返し行う。
【0124】次に、図31に沿って遠距離モードの制御
動作について述べる。図31は、本発明に適用される遠
距離モードの吐出気流制御動作順を示すフロチャートで
ある。遠距離キーのオン動作にしたがって空気調和機が
遠距離モードに入ると、ステップS270で制御手段1
04は吐出口7を通して吐出される空気が本体1からの
遠距離に到達するように上下風向羽根9の角度を調整す
るための制御信号を上下風向調整部112に出力する。
したがって、前記上下風向調整部112では、前記制御
手段104から出力される制御信号を受信して上下風向
モータ113を14.4゜/SECの角速度で駆動させ
ることにより、上下風向羽根9の角度を図32(A)に
示すように、上向所定角(略、15゜)まで移動させた
後、上下風向モータ113の駆動を停止する。
【0125】ついで、ステップS271で制御手段10
4は、吐出される空気が遠距離に到達するように室内フ
ァンモータ21を駆動させるための制御信号をファンモ
ータ駆動手段116に出力する。これにより、前記ファ
ンモータ駆動手段116では、前記制御手段104から
出力される制御信号を受信して室内ファンモータ21の
回転数をターボ風量(略、670RPM)で駆動させ、
ステップS272で制御手段104は空気調和機の遠距
離動作状態を表示するための制御信号を表示手段118
に出力する。したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御により遠距離表示ランプをオンさせて遠
距離動作状態を表示し、ステップS273で制御手段1
04は吐出される空気が遠距離に到達するように左右風
向羽根11の角度を調整するための制御信号を左右風向
調整部114に出力する。
【0126】前記左右風向調整部114では、前記制御
手段104から出力される制御信号を受信して左右風向
モータ115を7.2゜/SECの角速度で駆動させる
ことにより、図33(E)が左右の所定区間(略、30
゜)をスイングする。これにより、吸入口3を通して吸
入された室内空気は、熱交換器19を通りつつ熱交換器
19内を流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換され、熱交
換器19で熱交換された空気は抱くと部材25にガイド
されて上部へ移動されて吐出口7に設けられた上下風向
羽根9の上向所定角に固定され、左右風向羽根11の左
右の所定区間の連続スイングにしたがって吐出気流が遠
距離に到達するとともに、室内ファンモータ21のター
ボ風量駆動にしたがって吐出される空気の風量が多くな
って遠距離の空気調和を行う。
【0127】この際、ステップS274では遠距離キー
が再度オンされたかを判別し、遠距離キーがオンでない
場合(NOのとき)には、前記ステップS270に戻り
ステップS270以下の動作を繰り返し行う。前記ステ
ップS274での判別結果、遠距離キーがオンされた場
合(YESのとき)には、運転操作手段102から遠距
離運転モード停止にあたるキー信号が制御手段104に
入力されるため、空気調和機の遠距離運転を停止するた
めにステップS275に進んで制御手段104は遠距離
動作停止を表示するための表示手段118に出力する。
【0128】したがって、表示手段118では、制御手
段104の制御にしたがって遠距離表示ランプをオフさ
せて遠距離停止状態を表示し、ステップS276で上
下、左右風向モータ113、115、室内ファンモータ
21は遠距離モード以前の冷暖房運転モード設定値に戻
り前記ステップS52、92、112、152、172
または192での正常運転を続けて遂行して、以後上記
正常運転ステップ以下の動作を繰り返し遂行するステッ
プS52、92、112、152、172またはステッ
プS192以下の動作を繰り返し行う。
【0129】
【発明の効果】上述のように、本発明による空気調和機
の吐出気流制御装置およびその方法によれば、手軽にキ
ーを操作して吐出空気の風向、風量を調整する多様な吐
出気流のパターンでユーザーの望むとおりに室内のすべ
ての地域に対する空気調和が高められる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来による空気調和機の室内機を示す斜視図
である。
【図2】 図1の縦断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態による空気調和機の吐出
気流制御装置の制御ブロック図である。
【図4】 本発明による空気調和機の近距離とワイドモ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図5】 本発明による空気調和機の近距離とワイドモ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図6】 本発明による空気調和機の近距離とウェーブ
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図7】 本発明による空気調和機の近距離とウェーブ
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図8】 本発明による空気調和機の近距離と遠距離モ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図9】 本発明による空気調和機の近距離と遠距離モ
ード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図10】 本発明による空気調和機のワイドとウェー
ブモード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図11】 本発明による空気調和機のワイドとウェー
ブモード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図12】 本発明による空気調和機のワイドと遠距離
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図13】 本発明による空気調和機のワイドと遠距離
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図14】 本発明による空気調和機のウェーブと遠距
離モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図15】 本発明による空気調和機のウェーブと遠距
離モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図16】 本発明による空気調和機の近距離とウェー
ブモード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図17】 本発明による空気調和機の近距離とウェー
ブモード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図18】 本発明による空気調和機の近距離とワイド
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図19】 本発明による空気調和機の近距離とワイド
モード選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図20】 本発明による空気調和機の近距離、ウェー
ブ、遠距離モード選択の制御動作順を示すフロチャート
である。
【図21】 本発明による空気調和機の近距離、ウェー
ブ、遠距離モード選択の制御動作順を示すフロチャート
である。
【図22】 本発明による空気調和機のワイド、ウェー
ブ、遠距離モード選択の制御動作順を示すフロチャート
である。
【図23】 本発明による空気調和機のワイド、ウェー
ブ、遠距離モード選択の制御動作順を示すフロチャート
である。
【図24】 本発明に適用される近距離モードのモード
選択の制御動作順を示すフロチャートである。
【図25】 本発明に適用される中央近距離モードの吐
出気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図26】 本発明に適用される左側近距離モードのモ
ードの吐出気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図27】 本発明に適用される右側近距離モードの吐
出気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図28】 本発明に適用されるワイドモードのモード
の吐出気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図29】 本発明に適用されるワイドモードのモード
の吐出気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図30】 本発明に適用されるウェーブモードの吐出
気流制御動作順を示すフロチャートである。
【図31】 本発明に適用される遠距離モードの吐出気
流動作順を示すフロチャートである。
【図32】 図1のA−A線矢視における上下風向羽根
を示し、(A)〜(D)は上下風向羽根の各動作状態を
示す図である。
【図33】 図1のB−B線矢視における左右風向羽根
を示し、(A)〜(E)は左右風向羽根の各動作状態を
示す図である。
【符号の説明】
3 吸入口 7 吐出口 9 上下風向羽根 11 右左風向羽根 21 室内ファンモータ 23 室内ファン 100 電源手段 102 運転操作手段 104 制御手段 106 室内温度感知手段 108 圧縮機駆動手段 110 風向調整手段 112 上下風向調整部 113 上下風向モータ 114 左右風向調整部 115 左右風向モータ 116 ファンモータ駆動手段 118 表示手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸入する吸入口と、該吸入口
    を通して吸入される室内空気を熱交換させる熱交換機
    と、該熱交換機により熱交換された空気を吐出する吐出
    口と、該吐出口を通して吐出される空気の風向を調整す
    る風向羽根と、前記吐出口を通して吐出される空気の風
    量を調整する室内ファンとを備えた空気調和機におい
    て、 前記吐出口を通して吐出される空気が空気調和を行おう
    とする地域に供給されるようにキーを操作する運転操作
    手段と、該運転操作手段のキー操作にしたがって吐出空
    気が空気調和を行おうとする地域に供給されるように吐
    出空気の風向および風量を制御する制御手段と、該制御
    手段の制御により前記風向羽根の風向角度を制御して前
    記吐出口を通して吐出される空気の風向を調整する風向
    調整手段と、前記制御手段の制御により室内ファンの速
    度を制御して前記吐出口を通して吐出される空気の風量
    を調整する風量調整手段とからなることを特徴とする空
    気調和機の吐出気流制御装置。
  2. 【請求項2】 前記運転操作手段は、前記吐出口を通し
    て吐出される空気が近距離に集中供給されるように風向
    および風量を調整する近距離キーと、吐出空気が全室内
    に拡散されるように風向を調整するワイドキーと、吐出
    空気が中央および遠距離に到達されるように風向および
    風量を調整するウェーブキーと、吐出空気が遠距離に到
    達するように風向および風量を調整する遠距離キーとを
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機の吐出気流制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運転操作手段のキー操作にしたがっ
    て前記制御手段から出力される制御信号を受信して近距
    離、ワイド、ウェーブおよび遠距離運転状態を表示する
    表示手段を追加的に備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機の吐出気流制御装置。
  4. 【請求項4】 運転操作手段による近距離およびワイド
    運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該運
    転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出空
    気が近距離と全室内に供給されるように吐出空気の風向
    を調整する風向調整ステップと、前記運転判別ステップ
    で判別された運転モードに伴って吐出空気が近距離と全
    室内に供給されるように吐出空気の風量を調整する風量
    調整ステップと、前記運転判別ステップで判別された運
    転モードに伴って近距離およびワイド運転状態を表示す
    る表示ステップとからなることを特徴とする空気調和機
    の吐出気流制御方法。
  5. 【請求項5】 運転操作手段による近距離およびウェー
    ブ運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該
    運転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出
    空気が近距離と広域(中央、遠距離)に供給されるよう
    に吐出空気の風向を調整する風向調整ステップと、前記
    運転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出
    空気が近距離と広域に供給されるように吐出空気の風量
    を調整する風量調整ステップと、前記運転判別ステップ
    で判別された運転モードに伴って近距離およびウェーブ
    運転状態を表示する表示ステップとからなることを特徴
    とする空気調和機の吐出気流制御方法。
  6. 【請求項6】 運転操作手段による近距離および遠距離
    運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該運
    転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出空
    気が遠距離に供給されるように吐出空気の風向を調整す
    る風向調整ステップと、前記運転判別ステップで判別さ
    れた運転モードに伴って吐出空気が近距離と遠距離に供
    給されるように吐出空気の風量を調整する風量調整ステ
    ップと、前記運転判別ステップで判別された運転モード
    に伴って近距離および遠距離運転状態を表示する表示ス
    テップとからなることを特徴とする空気調和機の吐出気
    流制御方法。
  7. 【請求項7】 運転操作手段によるワイドおよびウェー
    ブ運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該
    運転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出
    空気が全室内と広域に供給されるように吐出空気の風向
    を調整する風向調整ステップと、前記運転判別ステップ
    で判別された運転モードに伴って吐出空気が全室内と広
    域に供給されるように吐出空気の風量を調整する風量調
    整ステップと、前記運転判別ステップで判別された運転
    モードに伴ってワイドおよびウェーブ運転状態を表示す
    る表示ステップとからなることを特徴とする空気調和機
    の吐出気流制御方法。
  8. 【請求項8】 運転操作手段によるワイドおよび遠距離
    運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該運
    転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出空
    気が全室内と遠距離に供給されるように吐出空気の風向
    を調整する風向調整ステップと、前記運転判別ステップ
    で判別された運転モードに伴って吐出空気が全室内と遠
    距離に供給されるように吐出空気の風量を調整する風量
    調整ステップと、前記運転判別ステップで判別された運
    転モードに伴ってワイドおよび遠距離運転状態を表示す
    る表示ステップとからなることを特徴とする空気調和機
    の吐出気流制御方法。
  9. 【請求項9】 運転操作手段によるウェーブおよび遠距
    離運転を選択したかを判別する運転判別ステップと、該
    運転判別ステップで判別された運転モードに伴って吐出
    空気が広域と遠距離に供給されるように吐出空気の風向
    を調整する風向調整ステップと、前記運転判別ステップ
    で判別された運転モードに伴って吐出空気が広域と遠距
    離に供給されるように吐出空気の風量を調整する風量調
    整ステップと、前記運転判別ステップで判別された運転
    モードに伴ってウェーブおよび遠距離運転状態を表示す
    る表示ステップとからなることを特徴とする空気調和機
    の吐出気流制御方法。
  10. 【請求項10】 運転操作手段による近距離、ワイドお
    よびウェーブ運転を選択したかを判別する運転判別ステ
    ップと、該運転判別ステップで判別された運転モードに
    伴って吐出空気が近距離、全室内および広域に供給され
    るように吐出空気の風向を調整する風向調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って吐出空気が、近距離、全室内および広域に供給され
    るように吐出空気の風量を調整する風量調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って近距離、ワイドおよびウェーブ運転状態を表示する
    表示ステップとからなることを特徴とする空気調和機の
    吐出気流制御方法。
  11. 【請求項11】 運転操作手段により近距離、ワイドお
    よび遠距離運転を選択したかを判別する運転判別ステッ
    プと、該運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って吐出空気が近距離、全室内および遠距離に供給され
    るように吐出空気の風向を調整する風向調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って吐出空気が近距離、全室内および遠距離に供給され
    るように吐出空気の風量を調整する風量調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って近距離、ワイドおよび遠距離運転状態を表示する表
    示ステップとからなることを特徴とする空気調和機の吐
    出気流制御方法。
  12. 【請求項12】 運転操作手段により近距離、ウェーブ
    および遠距離運転を選択したかを判別する運転判別ステ
    ップと、該運転判別ステップで判別された運転モードに
    伴って吐出空気が近距離、広域および遠距離に供給され
    るように吐出空気の風向を調整する風向調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って吐出空気が近距離、広域および遠距離に供給される
    ように吐出空気の風量を調整する風量調整ステップと、
    前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴って
    近距離、ウェーブおよび遠距離運転状態を表示する表示
    ステップとからなることを特徴とする空気調和機の吐出
    気流制御方法。
  13. 【請求項13】 運転操作手段によりワイド、ウェーブ
    および遠距離運転を選択したかを判別する運転判別ステ
    ップと、該運転判別ステップで判別された運転モードに
    伴って吐出空気が全室内、広域および遠距離に供給され
    るように吐出空気の風向を調整する風向調整ステップ
    と、前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴
    って吐出空気が全室内、広域および遠距離に供給される
    ように吐出空気の風量を調整する風量調整ステップと、
    前記運転判別ステップで判別された運転モードに伴って
    ワイド、ウェーブおよび遠距離運転状態を表示する表示
    ステップとからなることを特徴とする空気調和機の吐出
    気流制御方法。
  14. 【請求項14】 前記風向調整ステップは、前記運転判
    別ステップで近距離運転と判別されると、上下風向羽根
    を下方の所定角度に固定しつつ左右風向羽根を左右側の
    所定角度に固定させて吐出空気の方向を近距離に調整す
    ることを特徴とする請求項4〜13のうちいずれかの1
    項に記載の空気調和機の吐出気流制御方法。
  15. 【請求項15】 前記風向調整ステップは、前記運転判
    別ステップで近距離運転と判別されると、上下風向羽根
    を上下スイングしつつ左右風向羽根を所定時間間隔で左
    側、中央、右側の所定角度に固定させて吐出空気の方向
    を全室内に調整することを特徴とする請求項4〜13の
    うちいずれかの1項に記載の空気調和機の吐出気流制御
    方法。
  16. 【請求項16】 前記風向調整ステップは、前記運転判
    別ステップでウェーブ運転と判別されると、上下風向羽
    根を下方の所定区間でスイングさせつつ左右風向羽根を
    中央の所定角度に固定させて吐出空気の方向を室内の中
    央と遠距離に調整することを特徴とする請求項4〜13
    のうちのいずれかの1項に記載の空気調和機の吐出気流
    制御方法。
  17. 【請求項17】 前記風向調整ステップは、前記運転判
    別ステップで遠距離運転と判別されると、上下風向羽根
    を上方の所定角度に固定しつつ左右風向羽根を左右スイ
    ングして吐出空気の方向を遠距離に調整することを特徴
    とする請求項4〜13のうちのいずれかの1項に記載の
    空気調和機の吐出気流制御方法。
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