JPH10103589A - 入退出監視装置 - Google Patents
入退出監視装置Info
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- JPH10103589A JPH10103589A JP25269196A JP25269196A JPH10103589A JP H10103589 A JPH10103589 A JP H10103589A JP 25269196 A JP25269196 A JP 25269196A JP 25269196 A JP25269196 A JP 25269196A JP H10103589 A JPH10103589 A JP H10103589A
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Abstract
いて個別に認識することにより、作業者の入退出を確実
に監視できる入退出監視装置を提供する。 【解決手段】危険領域への作業者の進入は、その作業者
の所持するレスポンダ1からの応答を基に進入検出部2
で検出され、検出信号RD が入退出処理部5に送られ
る。入退出処理部5は、運転オフ信号Offの入力に応じ
て検出信号RDを自己保持して進入許可信号を生成す
る。危険領域からの作業者の退出は、レスポンダ1から
の応答を基に退出検出部3で検出され、検出信号RS が
入退出処理部5に送られる。入退出処理部5では、進入
許可信号の生成に応じて検出信号R S を自己保持して退
出確認信号を生成する。この退出確認信号を基に運転制
御部6が機械可動部の運転を制御する。
Description
部と作業者とが接触し得る危険領域への作業者の入退出
を監視する装置に関し、特に、危険領域への作業者の入
退出をレスポンダを用いて監視することを特徴とする入
退出監視装置に関する。
よる事故等を回避するには、その機械可動部の動作範囲
を危険領域として定め、この危険領域内に作業者が進入
する場合には、機械可動部の運転を停止させる安全確保
上の制御と、作業者が危険領域から退出したことを確認
して機械可動部の運転を開始させる安全確保上の制御
と、を行うことが必要である。
としては、例えば、危険領域の境界に、作業者の進入を
検出する進入モニタ手段と作業者の退出を検出する退出
モニタ手段とを設け、その進入モニタ手段で作業者の進
入が検出されると機械可動部の運転を停止させ、退出モ
ニタ手段で作業者の退出が検出されると機械可動部の運
転開始させるものが知られている。この進入モニタ手段
としては、例えば、光ビームの遮断を基に作業者の進入
を検出する光ビームセンサ等が用いられ、退出モニタ手
段としては、例えば、作業者自身による運転起動釦の操
作によって作業者の退出を検出するもの等が用いられ
る。
険領域を出入口の設けられたガードで囲い、その出入口
に施錠手段を設けたタブレット方式と呼ばれるものも知
られている。このタブレット方式では、機械可動部の運
転時に出入口は施錠され、運転停止で解錠可能となる。
即ち、作業者は、危険領域に進入する場合に、機械可動
部の運転停止を確認して出入口の施錠手段を鍵を用いて
解錠し、その鍵を所持して危険領域に進入する。出入口
の施錠手段は鍵を用いなければ施錠できないため、作業
者が危険領域内にいる間、出入口を施錠することができ
ず機械可動部の運転は開始されない。これにより危険領
域に作業者がいるにも拘わらず機械可動部を誤って運転
開始させるような事態が回避される。
来の技術において、前者の場合には、危険領域の境界だ
けで作業者を監視するため、作業者が危険領域内で作業
をしている状況で別の作業者等が運転起動釦を押してし
まうおそれがある。また、後者の場合には、複数の作業
者で作業を行うとき、危険領域内にまだ作業者が残って
いるにも拘わらず、先に退出した作業者が出入口を施錠
してしまうおそれがある。たとえ原則として危険領域内
に進入する作業者を1人としても、その作業者が鍵を危
険領域外に置き忘れることや、他の者が別の鍵でも施錠
操作できること等を考えると、危険領域の外側で誤った
操作が行われる可能性が存在する。
ためには、(1)作業者が1人または複数の場合におい
て、危険領域からの退出を示す操作が危険領域に進入し
ていた作業者によって行われたことの確認、(2)作業者
が複数の場合において、ある作業者の危険領域からの退
出を示す操作が、危険領域内に一緒に進入していた他の
作業者によって行われないことの保証、が必要である。
危険領域へ入退出する作業者をレスポンダを用いて個別
に認識することにより、任意の人数の作業者の入退出を
確実に監視できる入退出監視装置を提供することを目的
とする。
請求項1に記載の入退出監視装置は、機械の可動範囲に
予め設定された危険領域に入退出する作業者に与えら
れ、所定の検出動作に応答するレスポンダと、前記危険
領域に進入する作業者の所持する前記レスポンダからの
応答を検出して進入検出信号を生成する進入検出手段
と、該進入検出手段で生成された進入検出信号に基づい
て、前記作業者の進入を記憶する進入記憶手段と、前記
危険領域から退出する作業者の所持する前記レスポンダ
からの応答を検出して退出検出信号を生成する退出検出
手段と、前記進入記憶手段に記憶された前記作業者の進
入及び前記退出検出手段で生成された退出検出信号に基
づいて、前記危険領域に進入した作業者が退出したこと
を示す退出確認信号を生成する退出確認手段と、を備え
て構成した。
た作業者が危険領域に進入すると、レスポンダからの応
答が進入検出手段で検出されて進入記憶手段に作業者の
進入が記憶される。そして、その作業者が危険領域から
退出すると、レスポンダからの応答が退出検出手段で検
出され、この検出結果及び進入記憶手段の記憶情報を基
にして、退出確認手段で作業者の退出が確認されて退出
確認信号が生成される。
載の発明において、前記レスポンダ、前記進入記憶手段
及び前記退出確認手段が、それぞれ前記危険領域に入退
出する作業者数に対応して設けられ、各退出確認手段か
らの出力の論理積演算を行う第1の論理積演算手段を備
え、該第1の論理積演算手段の演算結果を前記退出確認
信号とする構成とした。
る各作業者が、それぞれに所持するレスポンダの応答を
基にして個別に監視されるようになる。請求項3に記載
の発明では、請求項1または2に記載の発明において、
前記危険領域に進入する作業者を検出する作業者検出手
段と、前記進入検出手段からの進入検出信号の入力に応
じて応答確認信号を生成し、前記作業者検出手段で作業
者が検出され且つ前記進入検出信号の入力がない場合に
前記応答確認信号の生成を中止する応答確認手段と、前
記退出確認手段または前記第1の論理積演算手段からの
出力及び前記応答確認手段からの応答確認信号の論理積
演算を行う第2の論理積演算手段を備え、該第2の論理
積演算手段の演算結果を前記退出確認信号とする構成と
した。
ない作業者が危険領域に進入した場合には、第2の論理
積演算手段から退出確認信号が出力されない。従って、
レスポンダの応答のない作業者が危険領域内に残ってる
場合でも、退出確認信号が誤って生成されることはな
い。請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれ
か1つに記載の発明において、前記危険領域に進入する
作業者のうち、前記進入検出手段でレスポンダからの応
答が検出された作業者の危険領域への進入を許可する進
入許可手段を備えて構成した。
て、正常に動作するレスポンダを所持する作業者が危険
領域への進入を許可され、レスポンダの応答のない作業
者の進入は阻止されるようになる。請求項5に記載の発
明では、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明にお
いて、前記危険領域外の安全領域に存在する前記レスポ
ンダからの応答を常時検出する安全領域応答検出手段を
備え、前記退出確認手段が、前記安全領域応答検出手段
の検出結果に応じて前記退出確認信号を生成する構成と
した。
域に存在する全ての作業者が監視されるようになる。請
求項6に記載の発明では、請求項1〜5のいずれか1つ
に記載の発明の具体的な構成として、前記進入記憶手段
が、前記機械の運転停止状態を示す信号をホールド入力
信号とし、前記進入検出手段からの進入検出信号をトリ
ガ入力信号として、該トリガ入力信号を自己保持して進
入許可信号を生成する第1の自己保持手段を備え、前記
退出確認手段が、前記第1の自己保持手段からの進入許
可信号をホールド入力信号とし、前記退出検出手段から
の退出検出信号をトリガ入力信号として、該トリガ入力
信号を自己保持して前記退出確認信号を生成する第2の
自己保持手段を備えたことを特徴とする。
のいずれか1つに記載の発明の具体的な構成として、前
記レスポンダが、監視対象であることを示す情報を記憶
させたカードであることを特徴とする。請求項8に記載
の発明では、請求項7に記載の発明において、前記進入
検出手段が、前記危険領域に進入する作業者の所持する
前記カードに記憶された情報を読取る進入読取り部を有
し、前記進入記憶手段が、前記危険領域に進入する作業
者の所持する前記カードを保管する第1のカードスタッ
カー部、及び前記進入読取り部で読取られた情報を記憶
させた補助カードを前記作業者に発行する補助カード発
行部を有し、前記退出検出手段が、前記危険領域から退
出する作業者の所持する前記補助カードに記憶された情
報を読取る退出読取り部を有し、前記退出確認手段が、
前記第1のカードスタッカー部に保管されたカードのう
ちの前記退出読取り部で読取られた情報に一致する情報
が記憶されたカードを前記作業者に返却するカード返却
部、前記第1のカードスタッカー部内の前記カードの有
無を検出するカード検出部、及び該カード検出部でカー
ド無しが検出されることにより前記退出確認信号を生成
する第1の退出確認部を有して構成した。
作業者の所持するカードが第1のカードスタッカー部に
保管され、そのカードに記憶された情報と同じ情報を記
憶させた補助カードが作業者に発行される。また、危険
領域退出時には、作業者の所持する補助カードの情報が
退出読取り部で読取られ、その情報に一致する情報が記
憶されたカードが第1のカードスタッカー部から作業者
に返却される。そして、カード検出部により第1のカー
ドスタッカー部内のカードが無くなったことが検出され
ると、第1の退出確認部で退出確認信号が生成される。
載の発明において、前記進入検出手段が、前記危険領域
に進入する作業者に対して前記カードを発行するカード
発行部を有し、前記進入記憶手段が、前記カード発行部
から発行されるカードとして予め所定の枚数の前記カー
ドを保管する第2のカードスタッカー部、及び前記カー
ド発行部から発行されたカードを計数する第1のカード
計数部を有し、退出検出手段が、前記危険領域から退出
する作業者の所持する前記カードに記憶された情報を読
取る読取り部を有し、前記退出確認手段が、前記読取り
部で読取られた情報に基づいて監視対象である前記カー
ドを前記第2のカードスタッカー部に回収するカード回
収部、前記第2のカードスタッカー部内のカードを計数
する第2のカード計数部、及び該第2のカード計数部で
計数されたカード枚数が前記所定の枚数に一致すること
により前記退出確認信号を生成する第2の退出確認部を
有して構成した。
第2のカードスタッカー部に保管されたカードが作業者
に対して発行される。危険領域退出時には、作業者の所
持するカードの情報が読取られ、進入時に発行された監
視対象であるカードだけが回収される。そして、第2の
カード計数部で第2のカードスタッカー部内のカード枚
数が計数され、このカード枚数が第2のカードスタッカ
ー部に予め用意された所定の枚数に一致し、全てのカー
ドが回収されると、第2の退出確認部で退出確認信号が
生成される。
9のいずれか1つに記載の発明の具体的な構成として、
前記退出確認手段からの退出確認信号に応じて、前記機
械の運転を制御する運転制御手段を備えて構成した。
基づいて説明する。第1の実施形態では、機械可動部と
作業者とが接触し得る危険領域へ入退出する作業者が1
人だけである場合について説明する。図1は、第1の実
施形態に係る入退出監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
作範囲に予め設定された危険領域への作業者の進入を、
その作業者が所持するレスポンダ1を用いて検出する進
入検出手段としての進入検出部2と、危険領域からの作
業者の退出を、その作業者が所持するレスポンダ1を用
いて検出する退出検出手段としての退出検出部3と、危
険領域の境界に設けられた後述する図2に示すガードg
の出入口に設置した進入許可手段としてのゲートGの動
作を制御するゲート制御部4と、進入検出部2からの進
入検出信号としての検出信号RD 、退出検出部3からの
退出検出信号としての検出信号RS 、ゲート制御部4か
らの後述するゲートモニタ信号GM 及び機械可動部の運
転停止状態を示す運転オフ信号Offを入力して、危険領
域に作業者が存在しない場合に退出確認信号を生成する
入退出処理部5と、入退出処理部5から出力される退出
確認信号に応じて機械可動部の運転を制御する運転制御
手段としての運転制御部6と、から構成される。
業者に与えられ、後述する進入検出部2または退出検出
部3から送られる送信信号をレスポンダ固有の応答信号
に変換して発信する。進入検出部2は、図2に示すよう
に、送信器2a及び受信器2bを有し、危険領域に進入
する作業者の所持するレスポンダ1に対して送信器2a
から送信信号を送り、レスポンダ1で変換された応答信
号を受信器2bで受信する。受信器2bは、レスポンダ
1からの応答信号を受信すると危険領域内に作業者が進
入することを示す検出信号RD を出力する。
器3a及び受信器3bを有し、危険領域から退出する作
業者の所持するレスポンダ1に対して送信器3aから送
信信号を送り、レスポンダ1で変換された応答信号を受
信器3bで受信する。受信器3bは、レスポンダ1から
の応答信号を受信すると危険領域から作業者が退出する
ことを示す検出信号RS を出力する。
転オフ信号Offと入退出処理部5からの後述する進入許
可信号との論理積演算を行うANDゲート4aと、この
ANDゲート4aの出力及び入退出処理部5からの後述
する退出確認信号に基づいてゲートGを開閉させるゲー
ト駆動装置4bとから成る。また、ゲート駆動装置4b
は、ゲートGが閉じた状態にあるときに上記のゲートモ
ニタ信号GM を出力する。
1の自己保持手段としての自己保持回路5a、及び第2
の自己保持手段としての自己保持回路5bから構成され
る。自己保持回路5aは、進入検出部2からの検出信号
RD をトリガ入力信号とし、運転オフ信号Offをホール
ド入力信号として、トリガ入力信号を自己保持した進入
許可信号を出力する。この進入許可信号は、正常に応答
するレスポンダ1を作業者が所持して危険領域内に進入
したことを確認する信号である。従って、レスポンダ1
の応答がなく、例えば、作業者がレスポンダ1を危険領
域外の安全領域に置き忘れて危険領域に進入した場合な
どには、自己保持回路5aから進入許可信号が出力され
ない。自己保持回路5bは、退出検出部3からの検出信
号RS をトリガ入力信号とし、自己保持回路5aからの
進入許可信号をホールド入力信号として、トリガ入力信
号を自己保持した退出確認信号を出力する。この退出確
認信号は、退出検出部3で検出された作業者が先に進入
検出部2で検出された作業者であることを確認する信号
である。即ち、レスポンダ1を所持して危険領域に進入
した作業者が危険領域から退出することによって退出確
認信号が出力される。また、自己保持回路5aは、後述
するように機械可動部の運転が開始され運転オフ信号O
ffの出力がなくなるとリセットされる。この自己保持回
路5aのリセットにより進入許可信号の出力がなくなっ
て自己保持回路5bもリセットされる。このように、入
退出処理部5が、進入記憶手段及び退出確認手段として
機能する。
保持回路6a及び可動部駆動装置6bから構成される。
自己保持回路6aは、自己保持回路5bからの退出確認
信号をトリガ入力信号とし、ゲート制御部4からのゲー
トモニタ信号GM をホールド入力信号として、トリガ入
力信号を自己保持した起動許可信号を出力する。この起
動許可信号は、危険領域内に作業者が存在しないこと及
びゲートGによって作業者の進入が阻止されていること
を確認する信号である。また、自己保持回路6aは、ゲ
ートGが開いてゲートモニタ信号GM の出力がなくなる
とリセットされる。可動部駆動装置6bは、自己保持回
路6aからの起動許可信号に応じて機械可動部を駆動す
ると共に、機械可動部が運転停止状態にあるときには運
転オフ信号Offを出力する。
aの構成は、複数のトランジスタからなるフェールセー
フ・ウィンドウコンパレータ/ANDゲート、倍電圧整
流回路及び帰還抵抗を備えた、米国特許第5,027,114 号
明細書等で公知の自己保持回路の構成と同様であるた
め、ここでは説明を省略する。次に、第1の実施形態の
動作について説明する。
うとするとき、必ずレスポンダ1を所持して、また機械
可動部が運転停止状態にあることを確認した後に(機械
可動部が運転状態にあるときにはその運転を停止させた
後に)、危険領域の境界を囲むガードgに設けられた出
入口から危険領域内への進入を行う。このとき、機械可
動部が運転停止状態にあるので可動部駆動装置6bから
運転オフ信号Offが出力され自己保持回路5aのホール
ド入力信号となる。
持するレスポンダ1が進入検出部2の送信器2aからの
送信信号を受けて応答信号を発信し、この応答信号が進
入検出部2の受信器2bで受信され、図5に示すよう
に、受信器2bから検出信号R D が出力される。この検
出信号RD は、入退出処理部5の自己保持回路5aのト
リガ入力信号となる。
検出信号RD がトリガ入力信号として入力すると、その
トリガ入力信号が自己保持されて、図5に示す進入許可
信号が生成される。この進入許可信号は、機械可動部の
運転が開始され自己保持回路5aがリセットされるまで
継続する。そして、生成された進入許可信号は、ゲート
制御部4に送られると共に、自己保持回路5bにホール
ド入力信号として入力される。ゲート制御部4では、A
NDゲート4aで進入許可信号と運転オフ信号Offとの
論理積が演算され、その演算結果がゲート駆動装置4b
に送られてゲートGが開放される。ゲートGの開放によ
り作業者は危険領域内に進む。一方、自己保持回路5b
では、退出検出部3からの検出信号RS の入力がないの
で自己保持回路5bから退出確認信号は生成されない。
従って、運転制御部6の自己保持回路6aから起動許可
信号は生成されず機械可動部の運転は停止状態のままと
なり作業者の安全が確保される。
ときには、その作業者の所持するレスポンダ1が退出検
出部3の送信器3aからの送信信号を受けて応答信号を
発信し、この応答信号が進入検出部3の受信器3bで受
信され、図5に示すように、受信器3bから検出信号R
S が出力される。この検出信号RS は、入退出処理部5
の自己保持回路5bのトリガ入力信号となる。
リガ入力信号として入力すると、そのトリガ入力信号が
自己保持されて図5に示す退出確認信号が生成される。
この退出確認信号は、自己保持回路5aからの進入許可
信号の出力がなくなり自己保持回路5bがリセットされ
るまで継続する。そして、生成された退出確認信号は、
ゲート制御部4に送られると共に、運転制御部6の自己
保持回路6aにトリガ入力信号として入力される。ゲー
ト制御部4では、退出確認信号を受けたゲート駆動装置
4bによってゲートGが閉鎖され、ゲートモニタ信号G
M が出力される。このゲートモニタ信号GM は、運転制
御部6の自己保持回路6aにホールド入力信号として入
力される。
らの退出確認信号によるトリガ入力信号を自己保持して
起動許可信号を生成し、この起動許可信号を可動部駆動
装置6bに送る。可動部駆動装置6bは、この起動許可
信号を受けて機械可動部を起動させる。機械可動部の運
転開始により運転オフ信号Offが停止して、図5に示す
ように、入退出処理部5の自己保持回路5aから出力す
る進入許可信号がリセットされ、この進入許可信号の停
止に伴って自己保持回路5bから出力される退出確認信
号もリセットされる。また、自己保持回路6aは、ゲー
トGが開いてゲートモニタ信号GM の出力がなくなると
リセットされる。従って、起動許可信号は、機械可動部
の運転が停止されてもゲートGが開かない限り出力され
続けるため、運転停止の度に上述した一連のレスポンダ
の応答検出を行う必要はない。
回路6aの自己保持出力がリセットされた場合には、一
度レスポンダの応答検出を行わないと起動許可信号は生
成されない。また、危険領域内で作業中に停電等した場
合にも、自己保持された進入許可信号がリセットされた
め同様の応答検出を行う必要がある。このように第1の
実施形態によれば、危険領域に入退出する作業者にレス
ポンダ1を所持させ、そのレスポンダからの応答に基づ
いて作業者の危険領域への入退出を監視することによっ
て、危険領域に進入した作業者が安全領域に退出したか
否かを確実に検出でき、危険領域での作業者の安全が確
保される。また、危険領域の境界の出入口にゲートGを
設けたことによって、レスポンダの応答のない作業者の
危険領域への進入を阻止することができる。
第2の実施形態では、危険領域に入退出する作業者が複
数(ここでは、n人とする)存在し、且つ危険領域内で
の作業が必ずn人で行われる場合について説明する。図
6は、第2の実施形態に係る入退出監視装置の構成を示
すブロック図である。ただし、第1の実施形態の構成と
同一の部分には同一符号が付してある。
n人の作業者の進入を、その各作業者が所持するレスポ
ンダ11 〜1n を用いて検出及び識別する進入検出部
2’と、危険領域からの各作業者の退出を、レスポンダ
11 〜1n を用いて検出及び識別する退出検出部3’
と、ゲートGの動作を制御するゲート制御部4’と、危
険領域に進入する作業者を検出して反転検出信号Rinを
出力する作業者検出手段としての作業者検出部7と、こ
の作業者検出部7からの反転検出信号Rin及び進入検出
部2’からの検出信号RD1〜RDnを入力して進入する作
業者がレスポンダを所持しているかを判定する応答確認
手段としての応答確認部8と、進入検出部2’からの検
出信号RD1〜RDn、退出検出部3’からの検出信号RS1
〜RSn、応答確認部8からの応答確認信号及び機械可動
部の運転停止状態を示す運転オフ信号Offを入力して、
危険領域に作業者が1人も存在しない場合に退出確認信
号を生成する入退出処理部51nと、第1の実施形態と同
様の運転制御部6と、から構成される。
域に入退出するn人の作業者毎に与えられ、進入検出部
2’または退出検出部3’から送られる送信信号を各レ
スポンダ11 〜1n に固有の応答信号に変換して発信す
る。進入検出部2’は、第1の実施形態の進入検出部2
と同様に、送信器2a及び受信器2b(図2参照)を有
し、危険領域に進入する各作業者の所持するレスポンダ
に対して送信器2aから送信信号を送り、各々のレスポ
ンダで変換された応答信号を受信器2bで受信する。受
信器2bは、各レスポンダからの応答信号を受信する
と、その応答信号を識別して進入が検出された作業者に
それぞれ対応した検出信号RD1〜RDnを出力する。
検出部3と同様に、送信器3a及び受信器3b(図2参
照)を有し、危険領域から退出する各作業者の所持する
レスポンダに対して送信器3aから送信信号を送り、各
々のレスポンダで変換された応答信号を受信器3bで受
信する。受信器3bは、各レスポンダからの応答信号を
受信すると、その応答信号を識別して退出が検出された
作業者にそれぞれに対応した検出信号RS1〜RSnを出力
する。
ORゲート4c、ANDゲート4a' 及びゲート駆動装
置4bから構成される。ORゲート4cは、入退出処理
部5 1nからの後述する各進入許可信号の論理和演算を行
う。ANDゲート4a' は、ORゲート4cの演算結果
と運転オフ信号Offとの論理積演算を行う。ゲート駆動
装置4bは、第1の実施形態と同様に、ANDゲート4
a’の演算結果及び入退出処理部51nからの退出確認信
号に基づいてゲートGを開閉させる。また、ゲート駆動
装置4bは、ゲートGが閉じた状態にあるときにゲート
モニタ信号GMを出力する。
業者自身を検出する。その検出結果は反転検出信号Rin
として出力される。反転検出信号Rinは、作業者が危険
領域に進入する時に出力がオンからオフになり、危険領
域内に入ってしまうと出力が再びオンになる信号であ
る。応答確認部8は、図8に示すように、2つのORゲ
ート8a,8b及び自己保持回路8cから構成される。
ORゲート8aは、進入検出部2’からの検出信号RD1
〜RDnの論理和演算を行う。ORゲート8bは、ORゲ
ート8aの演算結果と作業者検出部7からの反転検出信
号Rinとの論理和演算を行う。自己保持回路8cは、O
Rゲート8bの演算結果をホールド入力信号とし、プリ
セット信号をトリガ入力信号とし、このトリガ入力信号
を自己保持して応答確認信号を生成する。ただし、プリ
セット信号は本装置の管理者だけが生成できる信号であ
って、このプリセット信号によって管理者は自己保持回
路8cを再びセットすることができる。
n個の入退出確認回路51 〜5n と、第1の論理積手段
としてのANDゲート5A1 と、第2の論理積手段とし
てのANDゲート5A2 とから構成される。入退出確認
回路51 〜5n は、自己保持回路51a〜5na及び自己保
持回路51b〜5nbをそれぞれ有し、各自己保持回路5 1a
〜5naは、進入検出部2’からの検出信号RD1〜RDnを
トリガ入力信号とし、運転オフ信号Offをホールド入力
信号とし、そのトリガ入力信号を自己保持してそれぞれ
進入許可信号を生成する。また、各自己保持回路51b〜
5nbは、進入検出部3’からの検出信号RS1〜RSnをト
リガ入力信号とし、自己保持回路51a〜5naからの進入
許可信号をホールド入力信号とし、そのトリガ入力信号
を自己保持して第1〜第nの退出確認信号を生成する。
ANDゲート5A1 は、入退出確認回路51 〜5n から
の各退出確認信号の論理積を演算する。更に、ANDゲ
ート5A2 は、応答確認回路8からの応答確認信号とA
NDゲート5A1 の演算結果との論理積を演算して作業
者全員の退出を示す退出確認信号を生成する。
1b〜5nbの構成は、上述した公知の自己保持回路の構成
と同様である。ここで、第2の実施形態の動作を説明す
る。まず、n人の作業者のうちの1人(ここでは、作業
者Wi とする。ただし、iは1〜nの任意の数である)
が、危険領域に進入するとき、その作業者Wi は、レス
ポンダ1i を所持して、また機械可動部が運転停止状態
にあることを確認した後に、危険領域の境界を囲むカー
ドに設けられた出入口から危険領域内への進入する。こ
のとき、機械可動部が運転停止状態にあるので可動部駆
動装置6bから運転オフ信号Offが出力される。
と、第1の実施形態の動作と同様に、所持するレスポン
ダ1i が進入検出部2’からの送信信号を受けて応答信
号を発信し、この応答信号が進入検出部2’で受信及び
識別されて検出信号RDiが出力される。この検出信号R
Diは、応答確認部8のORゲート8aに入力されると共
に、入退出処理部51nの自己保持回路5iaのトリガ入力
信号となる。また、作業者検出部7が、危険領域に進入
する作業者Wi 自身を検出して、反転検出信号R inの出
力がオンからオフになる。
ORゲート8aの出力がオンになり、そのORゲート8
aの演算結果を受けてORゲート8bの出力がオンにな
る。このORゲート8bからの出力が自己保持回路8c
のホールド入力信号となって応答確認信号が生成され
る。ここで、応答確認部8について詳しく説明する。ま
ず、作業者の進入がない場合には、進入検出部2’で検
出信号RDiが生成されないため、応答確認部8のORゲ
ート8aの出力はオフとなるが、作業者検出部7からオ
ン状態の反転検出信号Rinが出力されるため、ORゲー
ト8bの出力はオンとなる。自己保持回路8cは、OR
ゲート8bの出力によりホールド入力信号がオンとな
り、また、管理者により生成されたプリセット信号によ
りトリガ入力信号もオンとなって、このトリガ入力信号
を自己保持して応答確認信号を生成する。次に、レスポ
ンダ1iを所持した作業者Wi が危険領域に進入すると
きには、作業者検出部7からの反転検出信号Rinはオフ
になるが、進入検出部2’から検出信号RDiが出力され
て、自己保持回路8cは応答確認信号を継続して生成す
る。ここで、仮に作業者W i のレスポンダ1i が応答し
ない場合(作業者Wi がレスポンダ1i を安全領域に置
き忘れた場合等も含む)を考えると、この場合、作業者
の進入がないときと同様に、進入検出部2’では検出信
号RDiが生成されないが、作業者検出部7では進入した
作業者Wi 自身が検出されて反転検出信号Rinの出力が
オンからオフになる。これにより、ORゲート8bの出
力がオフになり、自己保持回路8cのホールド入力信号
がオフとなって、自己保持回路8cからの応答確認信号
が生成されなくなる。
は、検出信号RDiが自己保持回路5 iaのトリガ入力信号
として入力すると、そのトリガ入力信号が自己保持され
て進入許可信号が生成され、自己保持回路5ibにホール
ド入力信号として入力されると共にゲート制御部4’に
送られる。自己保持回路5ibは、こでは退出検出部3’
からの検出信号RSiの入力がないので自己保持回路5ib
から第iの退出確認信号は生成されない。これによりA
NDゲート5A1 の出力がオフとなり、ANDゲート5
A2 からの退出確認信号も生成されない。
からの進入許可信号を受けてORゲート4cの出力がオ
ンになり、ANDゲート4a’で運転オフ信号OffとO
Rゲート4cからの出力との論理積が演算され、その演
算結果がゲート駆動装置4bに送られてゲートGが開放
される。ゲートGの開放により作業者は危険領域内に進
む。
退出確認信号が生成されないため、自己保持回路6a
(図4参照)から起動許可信号は生成されない。従っ
て、機械可動部の運転は停止状態のままとなり作業者W
i の安全が確保される。上記と同様にして、n人の作業
者の危険領域への進入が検出され、入退出処理部51nの
各自己保持回路51a〜5naから進入許可信号が出力され
る。
うちの1人の作業者Wi が危険領域から退出するときに
は、その所持するレスポンダ1i が退出検出部3’から
の送信信号を受けて応答信号を発信し、この応答信号が
進入検出部3’で受信及び識別されて検出信号RSiが出
力される。この検出信号RSiは、入退出処理部51nに入
力される。
己保持回路5ibにトリガ入力信号として入力すると、そ
のトリガ入力信号が自己保持されて第iの退出確認信号
が生成され、この第iの退出確認信号がANDゲート5
A1 に入力される。ANDゲート5A1 では、各自己保
持回路51b〜5nbからの第1〜第nの退出確認信号の論
理積演算が行われる。ここでは、まだ危険領域内に他の
作業者が存在し、全ての第1〜第nの退出確認信号が生
成されないため、ANDゲート5A1 の出力はオフとな
り、ANDゲート5A2 からの全員の退出確認信号も生
成されない。従って、運転制御部6で起動許可信号は生
成されず機械可動部の運転は停止状態のままとなり危険
領域内に存在する他の作業者の安全が確保される。
に退出すると、退出検出部3’から検出信号RS1〜RSn
が発生して、入退出処理部51nの各自己保持回路51b〜
5nbからは第1〜第nの退出確認信号がそれぞれ生成さ
れ、ANDゲート5A1 の出力がオンとなる。このAN
Dゲート5A1 のオン出力と応答確認部8からの応答確
認信号との論理積がANDゲート5A2 で演算される。
応答確認信号は、レスポンダの応答がない作業者が1人
でも危険領域に進入した場合には生成されなくなり、危
険領域に進入した作業者全てのレスポンダの応答が確認
されたときに継続して生成される。従って、進入時にレ
スポンダの応答が確認された全ての作業者の退出が検出
されると、ANDゲート5A2 から全員の退出確認信号
が出力される。この全員の退出確認信号は、ゲート制御
部4’及び運転制御部6に送られる。
がゲート駆動装置4bに入力され、ゲート駆動装置4b
によってゲートGが閉鎖されると共に、ゲートモニタ信
号G M が出力される。運転制御部6では、第1の実施形
態と同様にして、全員の退出確認信号及びゲートモニタ
信号GM に応じて起動許可信号が発生して機械可動部の
運転が開始される。
領域に入退出するn人の作業者の所持する各レスポンダ
からの応答に基づいて、n人の作業者の危険領域への入
退出を監視することによって、危険領域に進入したn人
の作業者が安全領域に退出したことを個別に検出でき、
危険領域に進入するn人の作業者の安全が確保される。
また、作業者検出部7及び応答確認部8を設けたことに
よって、レスポンダの応答が確認されない作業者が危険
領域に進入した場合には、機械可動部の運転が開始され
ない構成となるため、危険領域内の作業者の安全をより
確実なものにできる。
内での作業が必ずn人で行われる場合について説明した
が、危険領域内で作業する作業者の人数が変わる場合で
あっても、本実施形態を応用することによって危険領域
への入退出の監視を行うことが可能である。例えば、作
業者の人数が1人〜n人の間で変わる場合には、上述の
図9で示した入退出処理部51nを、図10に示すような
構成の入退出処理部5 1n’とすればよい。
退出処理部51nと異なる部分は、各入退出確認回路51
〜5n に対応させて、安全領域応答検出手段としての安
全領域存在確認回路51'〜5n ' を設け、各ORゲート
5B1 〜5Bn で対応する入退出確認回路51 〜5n と
安全領域存在確認回路51'〜5n ' の出力の論理和演算
を行う点である。各安全領域存在確認回路51'〜5n '
は、それぞれ自己保持回路51c〜5nc及びANDゲート
51d〜5ndから成り、自己保持回路51c〜5ncは、退出
検出部3’からの検出信号RS1〜RSnをホールド入力信
号とし、機械可動部の運転時に生成される運転オン信号
Onをトリガ入力信号とする。各自己保持回路51c〜5
ncの出力は、機械可動部運転時に、対応するレスポンダ
11 〜1 n が安全領域にあることを確認して生成され、
以降、対応するレスポンダ11 〜1n が安全領域に存在
する限り継続して生成される。ANDゲート51d〜5nd
は、自己保持回路51c〜5ncからの出力と機械可動部の
運転停止時に生成される運転オフ信号Offとの論理積演
算を行い、機械可動部の運転が停止されたときでも、対
応するレスポンダ11 〜1n が安全領域に存在すること
を確認するために設けられる。
業を行う場合には、その作業者の危険領域への入退出は
対応する入退出確認回路で確認され、一方、作業者が危
険領域で作業を行わない場合には、その作業者が安全領
域に存在し続けることが対応する安全領域存在確認回路
で監視されて危険領域に進入していないことが確認され
る。従って、入退出確認回路51 〜5n の出力と対応す
る安全領域存在確認回路51'〜5n ' の出力との論理和
演算結果を第1〜第nの退出確認信号とすることによっ
て、危険領域内で作業する作業者の人数が変わる場合で
あっても、危険領域に入退出する作業者を確実に監視で
きるようになる。
第3の実施形態では、レスポンダとして磁気カードを使
用する場合について説明する。図11は、第3の実施形
態に係る入退出監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
進入の際、作業者から磁気カードCmを受け取りその磁
気カードCmに記憶された情報を読取る進入読取り部1
0と、この進入読取り部10で読取られた情報を基に進
入の可否を検査する検査部11と、進入読取り部10で
受け取った磁気カードCmを検査部11の検査結果に応
じて第1のカードスタッカー部としての磁気カードスタ
ッカー12まで搬送する磁気カード搬送部13と、コピ
ー用カードスタッカー14に備えられた補助カードとし
てのコピー用カードCcに対して進入読取り部10で読
取られた情報を検査部11の検査結果に応じて書き込
み、そのコピー用カードCcを作業者に渡す補助カード
発行部としての発行部15と、磁気カードスタッカー1
2内に磁気カードCmが存在しないことを検出して退出
確認信号を生成するカード検出部としての磁気カード不
在検出部16と、危険領域からの退出の際、作業者から
コピー用カードCcを受け取りそのコピー用カードCc
に記憶された情報を読取る退出読取り部17と、磁気カ
ードスタッカー12内に保管された磁気カードCmの記
憶情報を読取るスタッカー読取り部18と、退出読取り
部17で読取られた情報とスタッカー読取り部18で読
取られた情報とを照合する照合部19と、退出読取り部
17で受け取ったコピー用カードCcをコピー用カード
スタッカー14まで搬送するコピー用カード搬送部20
と、照合部19の照合結果に応じて、退出する作業者に
スタッカー読取り部18で情報を読取った磁気カードC
mを返却する返却部21と、から構成される。ここで
は、スタッカー読取り部18、照合部19及び返却部2
1がカード返却部及び第1の退出確認部として機能す
る。尚、図11中の太線矢印は、磁気カードCmまたは
コピー用カードCcの移動状態を示している。
作を説明する。危険領域に進入する作業者は、危険領域
への入退出を監視する対象であることを示す情報がその
作業者に対応して記憶された磁気カードCmを所持し、
この磁気カードCmを危険領域進入の際に進入読取り部
10に提示する。進入読取り部10は、磁気カードCm
に記憶された情報を読取り、その情報を検査部11及び
発行部15に送ると共に、磁気カードCmを磁気カード
搬送部13に渡す。検査部11は、進入読取り部10か
らの情報を検査して、提示された磁気カードCmを所持
する作業者の危険領域への進入を許可するか否かを判断
する。この検査結果は、磁気カード搬送部13及び発行
部15に送られる。
合には、磁気カードCmが磁気カード搬送部13によっ
て磁気カードスタッカー12に搬送されて磁気カードス
タッカー12内に保管され、また、発行部15では、コ
ピー用カードスタッカー14に備えられたコピー用カー
ドCcに対して進入読取り部10からの情報がコピーさ
れて、このコピー用カードCcが進入する作業者に渡さ
れる。磁気カードスタッカー12内に磁気カードCmが
保管されると、磁気カード不在検出部16で運転許可信
号が生成されなくなり、機械可動部の運転が停止する。
作業者は、磁気カードCmの代わりにコピー用カードC
cを所持して危険領域内に入り作業を行う。一方、検査
部11で作業者の進入が許可されなかった場合には、図
示されないゲート等によって作業者の進入が阻止される
と同時に、磁気カードCmが作業者に返却される。これ
により、磁気カードスタッカー12内の磁気カード枚数
が危険領域内に存在する作業者の人数に一致する。
受け取ったコピー用カードCcを退出読取り部17に渡
す。退出読取り部17は、コピー用カードCcに記憶さ
れた情報を読取り、その情報を照合部19に送ると共
に、コピー用カードCcをコピー用カード搬送部20に
渡す。また、スタッカー読取り部18は、磁気カードス
タッカー12内に保管された磁気カードCmを取り出し
て情報を読取り、その情報を照合部19に送ると共に、
取り出した磁気カードCmを返却部21に渡す。照合部
19は、退出読取り部17からの情報とスタッカー読取
り部18からの情報とを照合して、その結果をコピー用
カード搬送部20及び返却部21に送る。
は、コピー用カードCcがコピー用カード搬送部20に
よってコピー用カードスタッカー14に搬送されて保管
され、また、返却部21では、スタッカー読取り部18
から渡された磁気カードCmが退出する作業者に返却さ
れる。一方、互いの情報が不一致の場合には、返却部2
1に渡された磁気カードCmが磁気カードスタッカー1
2に戻され、磁気カードスタッカー12内の別の磁気カ
ードCmについて、上記と同様の照合動作が行われる。
内の磁気カードCmが全て退出する作業者に返却される
と、磁気カード不在検出部から退出確認信号が出力され
る。この退出確認信号は、例えば、第1、2の実施形態
と同様に、機械可動部の運転制御等に用いられる。この
ように第3の実施形態によれば、レスポンダとして磁気
カードCmを用い、危険領域に進入した作業者の磁気カ
ードCmを装置内で保管して危険領域内に存在する作業
者の入退出を監視することによって、上述した第1、2
実施形態のように危険領域に入退出する作業者の人数を
予め設定しておく必要がなく、任意の人数の作業者の入
退出を確実に監視することが可能である。また、磁気カ
ードスタッカー内の磁気カード枚数が危険領域内の作業
者の人数に一致するため、たとえ停電等があっても磁気
カードスタッカー内の残存磁気カードを検出することに
よって、容易に危険領域内の作業者の存在を確認でき
る。
第4の実施形態では、第3の実施形態が磁気カードスタ
ッカー内に磁気カードがないことを検出して危険領域内
に作業者が存在しないことを判断する装置であるのに対
して、予め装置内に用意された磁気カードを危険領域に
進入する作業者に渡し、その磁気カードを退出時に回収
して、全ての磁気カードが装置内に戻ったことを検出し
て危険領域内に作業者が存在しないことを判断する場合
を説明する。
視装置の構成を示すブロック図である。図12におい
て、本装置は、所定の枚数の磁気カードCmが予め用意
された第2のカードスタッカー部としての磁気カードス
タッカー30と、磁気カードスタッカー30内の磁気カ
ードCmを搬送して危険領域に進入する作業者に発行す
るカード発行部としての発行用搬送部31と、危険領域
から退出する作業者によって提示された磁気カードCm
を受け取り、この磁気カードCmに記憶された情報を読
取る読取り部32と、読取り部32で読取った情報を検
査する検査部33と、読取り部32で情報の読取りが行
われた磁気カードCmを検査部33の検査結果に応じて
磁気カードスタッカー30まで搬送する返却用搬送部3
4と、磁気カードスタッカー30内の磁気カードCmを
巡回させて磁気カードスタッカー30内の磁気カードC
mの枚数をカウントするカウンタ部35と、カウンタ部
35のカウント数を基に危険領域内の作業者の有無を判
定し機械可動部に運転許可信号を送る第2の退出確認部
としての判定部36とから構成される。
4がカード回収部として機能し、カウンタ部35が第1
及び第2のカード検出部として機能する。また、カウン
タ部35は、カード巡回動作の開始を合図するために、
磁気カードスタッカー30内の磁気カードCmの出入り
を検出するセンサ35a、及びそのセンサ35aの出力
と本装置の電源投入出力との論理和を演算するORゲー
ト35bを有する。尚、図12中の太線矢印は、磁気カ
ードCmの移動状態を示している。
作を説明する。まず、本装置を始動するにあたって、磁
気カードスタッカー30内に所定の枚数の磁気カードC
mを用意し、その枚数を判定部36に記憶しておく。こ
の用意した磁気カードCmには、本装置から発行された
監視対象であることを示す情報が記憶される。電源を投
入して本装置を始動すると、電源投入出力がカウンタ部
30のORゲート35bに入力してカード巡回動作が開
始し、磁気カードスタッカー30内の磁気カードCm枚
数がカウントされる。
磁気カードスタッカー30内に保管された磁気カードC
mのうちの1枚の磁気カードCmが、発行用搬送部31
によって搬送されて作業者に渡される。磁気カードCm
の発行は、センサ35aで検出され、ORゲート35b
からカウンタ部35にカード巡回動作の開始が合図され
る。カウンタ部35で計数された磁気カードスタッカー
30内の磁気カードCmの枚数は判定部36に送られ
て、始動時に記憶した磁気カードCmの枚数と比較が行
われる。ここでは、磁気カードスタッカー30内の磁気
カードCmの枚数が始動時より減少したため退出確認信
号が出力されなくなる。作業者は、渡された磁気カード
Cmを所持して危険領域内に進み作業を行う。従って、
危険領域内には、磁気カードスタッカー30内に用意さ
れた磁気カードCmの枚数に等しい人数の作業者が進入
することができる。
所持する磁気カードCmを読取り部32に提示する。読
取り部32は、磁気カードCmに記憶された情報を読取
ってその情報を検査部33に送ると共に、その磁気カー
ドCmを返却用搬送部34に渡す。検査部33は、読取
り部32からの情報を基に、提示された磁気カードCm
が進入時に本装置から発行された磁気カードCmである
かの検査を行う。進入時に発行された磁気カードCmで
あると検査部33で判定されると、その検査結果が返却
用搬送部34に送られ、磁気カードCmが磁気カードス
タッカー30に搬送されて保管される。この磁気カード
Cmの返却が、カウンタ部35のセンサ35aで検知さ
れ、このセンサ出力がORゲート35bに入力してOR
ゲート35bからカード巡回動作の開始が合図される。
これにより磁気カードスタッカー30内の磁気カードC
mが巡回してその枚数がカウントされる。カウントされ
た磁気カード枚数は判定部36に送られて、磁気カード
スタッカー30に最初に用意した磁気カードCmの所定
枚数と比較される。カウンタ部35のカウント枚数が最
初に用意した所定枚数に等しい場合には、危険領域内に
作業者が存在しないと判定されて退出確認信号が出力さ
れる。カウンタ部35のカウント枚数が最初に用意した
所定枚数に等しくない場合には、まだ、危険領域内に作
業者が存在すると判定されて退出確認信号が出力されな
い。
領域で作業を行う作業者に対して進入時に磁気カードC
mを発行し、その磁気カードCmを退出時に回収するこ
とによって、磁気カードCmには、本装置から発行され
た監視対象であることを示す情報だけを記憶させればよ
く、個々の磁気カードCmの判別を行う必要がないた
め、装置構成を簡略化することができる。また、危険領
域で作業を行うとき以外は作業者が磁気カードCmの管
理を行う必要がないため、作業者にとって利便性の優れ
た装置とすることができる。
険領域の境界をガードgで囲って出入口にゲートを設け
る構成としたが、この他にも、例えば、ガードgを設け
る代わりに危険領域の境界を監視する、例えば光センサ
等のエリアモニタを設置して作業者の進入を監視する構
成としてもよい。この場合には、エリアモニタの進入検
出信号で自己保持回路6aをリセットし、作業者の退出
後、エリアモニタが正常であることを条件としてモニタ
信号を自己保持回路6aにホールド入力信号として入力
し、起動許可信号を生成する。
ドを利用する場合を説明したが、本発明で用いられるレ
スポンダはこれに限られるものではなく、例えば、IC
カードや非接触カード等を利用してもよい。更に、第4
の実施形態では、作業者が退出して磁気カードが返却さ
れる度に磁気カードスタッカー内の磁気カードを巡回さ
せて枚数をカウントする構成としたが、例えばカウント
された枚数を記憶し、その記憶した枚数を磁気カードが
発行または返却される毎に更新する構成としても構わな
い。
の作業者が危険領域内で作業を行う場合には、危険領域
にまだ作業者が残っている状況で、残りの作業者のレス
ポンダを他の作業者が持ち出して退出してしまうことも
考えられる。これに対処するためには、例えば、第3、
4の実施形態のようにレスポンダをカードとし、各々の
カードにパスワード等の識別情報を記憶させて、退出時
に作業者に対してパスワード等の確認を行うことで、他
人のカードを用いて他の作業者が退出できない構成等と
すればよい。
求項1に記載の発明は、危険領域に入退出する作業者が
レスポンダを所持し、そのレスポンダからの応答を進入
検出手段及び退出検出手段で検出して、進入記憶手段及
び退出確認手段により危険領域への作業者の入退出を監
視することによって、従来のように誤った退出動作が行
われることなく、危険領域に進入した作業者の退出を確
実に検出できようになるため、危険領域での作業者の安
全性を向上させることが可能である。
の発明の効果に加えて、レスポンダ、進入記憶手段及び
退出確認手段をそれぞれ危険領域に入退出する作業者数
に対応して設けたことによって、複数の作業者の危険領
域への入退出を個別に監視することができる。請求項3
に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の効果
に加えて、作業者検出手段で危険領域に進入する作業者
を検出して、応答確認手段から応答確認信号が生成した
ことを条件に作業者の退出を確認する構成としたことに
よって、レスポンダの応答が確認されない作業者が危険
領域に進入した場合に作業者の退出が確認されることが
ないため、危険領域内の作業者の安全をより確実なもの
にできる。
いずれか1つに記載の発明の効果に加えて、進入許可手
段を設けたことによって、レスポンダの応答のある作業
者の危険領域への進入だけが許可されるため、危険領域
への作業者の入退出をより正確に監視することができ
る。請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか
1つに記載の発明の効果に加えて、安全領域応答検出手
段を設け、その検出結果に応じて作業者の退出を確認す
るこよによって、危険領域内で作業する作業者の人数が
変わる場合であっても、危険領域に入退出する作業者を
確実に監視できる。
いずれか1つに記載の発明の効果に加えて、レスポンダ
をカードとしたことによって、簡略な構成で安価なレス
ポンダとすることが可能である。請求項8に記載の発明
は、請求項7に記載の発明の効果に加えて、作業者の所
持するカードを危険領域進入時にカードスタッカー部内
に保管して、カードスタッカー部内のカードの有無に応
じて、作業者の退出を確認することによって、危険領域
に入退出する作業者の人数を予め設定する必要がなくな
ると共に、停電等による本装置の立ち上げ作業を容易に
行うことができるため、利便性の優れた装置を提供でき
る。
の発明の効果に加えて、危険領域に進入する作業者にカ
ードを発行し、そのカードを退出時に回収することによ
って、監視対象であることを示す情報だけをカードに記
憶させればよいため、カードを処理する装置の構成を簡
略化することができる。また、作業者は、危険領域に入
退出するとき以外はカードの管理を行う必要がないた
め、作業者にとってより利便性の優れた装置とすること
ができる。
加えて、運転制御手段を設けたことによって、機械の運
転が退出確認信号に応じて制御されるため、危険領域内
での作業者の安全をより一層確実なものにできる。
図である。
部を説明する図である。
す図である。
御部の構成を示す図である。
グチャートである。
図である。
す図である。
図である。
す図である。
ク図である。
ク図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 機械の可動範囲に予め設定された危険領
域に入退出する作業者に与えられ、所定の検出動作に応
答するレスポンダと、 前記危険領域に進入する作業者の所持する前記レスポン
ダからの応答を検出して進入検出信号を生成する進入検
出手段と、 該進入検出手段で生成された進入検出信号に基づいて、
前記作業者の進入を記憶する進入記憶手段と、 前記危険領域から退出する作業者の所持する前記レスポ
ンダからの応答を検出して退出検出信号を生成する退出
検出手段と、 前記進入記憶手段に記憶された前記作業者の進入及び前
記退出検出手段で生成された退出検出信号に基づいて、
前記危険領域に進入した作業者が退出したことを示す退
出確認信号を生成する退出確認手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする入退出監視装置。 - 【請求項2】 前記レスポンダ、前記進入記憶手段及び
前記退出確認手段が、それぞれ前記危険領域に入退出す
る作業者数に対応して設けられ、各退出確認手段からの
出力の論理積演算を行う第1の論理積演算手段を備え、
該第1の論理積演算手段の演算結果を前記退出確認信号
とする構成としたことを特徴とする請求項1記載の入退
出監視装置。 - 【請求項3】 前記危険領域に進入する作業者を検出す
る作業者検出手段と、前記進入検出手段からの進入検出
信号の入力に応じて応答確認信号を生成し、前記作業者
検出手段で作業者が検出され且つ前記進入検出信号の入
力がない場合に前記応答確認信号の生成を中止する応答
確認手段と、前記退出確認手段または前記第1の論理積
演算手段からの出力及び前記応答確認手段からの応答確
認信号の論理積演算を行う第2の論理積演算手段を備
え、該第2の論理積演算手段の演算結果を前記退出確認
信号とする構成としたことを特徴とする請求項1または
2記載の入退出監視装置。 - 【請求項4】 前記危険領域に進入する作業者のうち、
前記進入検出手段でレスポンダからの応答が検出された
作業者のみ危険領域への進入を許可する進入許可手段を
備えて構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1つに記載の入退出監視装置。 - 【請求項5】 前記危険領域外の安全領域に存在する前
記レスポンダからの応答を常時検出する安全領域応答検
出手段を備え、前記退出確認手段が、前記安全領域応答
検出手段の検出結果に応じて前記退出確認信号を生成す
る構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1つに記載の入退出監視装置。 - 【請求項6】 前記進入記憶手段が、前記機械の運転停
止状態を示す信号をホールド入力信号とし、前記進入検
出手段からの進入検出信号をトリガ入力信号として、該
トリガ入力信号を自己保持して進入許可信号を生成する
第1の自己保持手段を備え、前記退出確認手段が、前記
第1の自己保持手段からの進入許可信号をホールド入力
信号とし、前記退出検出手段からの退出検出信号をトリ
ガ入力信号として、該トリガ入力信号を自己保持して前
記退出確認信号を生成する第2の自己保持手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の
入退出監視装置。 - 【請求項7】 前記レスポンダが、監視対象であること
を示す情報を記憶させたカードであることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか1つに記載の入退出監視装置。 - 【請求項8】 前記進入検出手段が、前記危険領域に進
入する作業者の所持する前記カードに記憶された情報を
読取る進入読取り部を有し、前記進入記憶手段が、前記
危険領域に進入する作業者の所持する前記カードを保管
する第1のカードスタッカー部、及び前記進入読取り部
で読取られた情報を記憶させた補助カードを前記作業者
に発行する補助カード発行部を有し、前記退出検出手段
が、前記危険領域から退出する作業者の所持する前記補
助カードに記憶された情報を読取る退出読取り部を有
し、前記退出確認手段が、前記第1のカードスタッカー
部に保管されたカードのうちの前記退出読取り部で読取
られた情報に一致する情報が記憶されたカードを前記作
業者に返却するカード返却部、前記第1のカードスタッ
カー部内の前記カードの有無を検出するカード検出部、
及び該カード検出部でカード無しが検出されることによ
り前記退出確認信号を生成する第1の退出確認部を有し
て構成されたことを特徴とする請求項7記載の入退出監
視装置。 - 【請求項9】 前記進入検出手段が、前記危険領域に進
入する作業者に対して前記カードを発行するカード発行
部を有し、前記進入記憶手段が、前記カード発行部から
発行されるカードとして予め所定の枚数の前記カードを
保管する第2のカードスタッカー部、及び前記カード発
行部から発行されたカードを計数する第1のカード計数
部を有し、退出検出手段が、前記危険領域から退出する
作業者の所持する前記カードに記憶された情報を読取る
読取り部を有し、前記退出確認手段が、前記読取り部で
読取られた情報に基づいて監視対象である前記カードを
前記第2のカードスタッカー部に回収するカード回収
部、前記第2のカードスタッカー部内のカードを計数す
る第2のカード計数部、及び該第2のカード計数部で計
数されたカード枚数が前記所定の枚数に一致することに
より前記退出確認信号を生成する第2の退出確認部を有
して構成されたことを特徴とする請求項7記載の入退出
監視装置。 - 【請求項10】 前記退出確認手段からの退出確認信号
に応じて、前記機械の運転を制御する運転制御手段を備
えて構成されたことを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か1つに記載の入退出監視装置。
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---|---|---|---|
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JP25269196A JP3616696B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 入退出監視装置 |
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JPH10103589A true JPH10103589A (ja) | 1998-04-21 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001320698A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Nippon Signal Co Ltd:The | 画像式監視方法、並びに、画像式監視装置およびそれを用いた安全システム |
US9251031B2 (en) | 2011-09-26 | 2016-02-02 | Omron Corporation | Data processing apparatus, data processing system, and data processing method |
JP2020006646A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社日本製鋼所 | 大型射出成形機の安全装置 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25269196A patent/JP3616696B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001320698A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Nippon Signal Co Ltd:The | 画像式監視方法、並びに、画像式監視装置およびそれを用いた安全システム |
JP4481432B2 (ja) * | 2000-05-12 | 2010-06-16 | 日本信号株式会社 | 画像式監視方法、並びに、画像式監視装置およびそれを用いた安全システム |
US9251031B2 (en) | 2011-09-26 | 2016-02-02 | Omron Corporation | Data processing apparatus, data processing system, and data processing method |
JP2020006646A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社日本製鋼所 | 大型射出成形機の安全装置 |
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