JPH10103300A - 共振ポンプ - Google Patents
共振ポンプInfo
- Publication number
- JPH10103300A JPH10103300A JP29098596A JP29098596A JPH10103300A JP H10103300 A JPH10103300 A JP H10103300A JP 29098596 A JP29098596 A JP 29098596A JP 29098596 A JP29098596 A JP 29098596A JP H10103300 A JPH10103300 A JP H10103300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- container
- pump
- resonance
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプの原理が、「容器内に共振を発生さ
せ、共振による流体の挙動に基づいて吸入/吐出する力
を得る」方式であるポンプを提供する。 【構成】 容器2の中にある流体1に振動を与えるため
の振動子3を配置する。容器2には流体を取り出す(ま
たは供給する)ための吸入/吐出口4を設ける。
せ、共振による流体の挙動に基づいて吸入/吐出する力
を得る」方式であるポンプを提供する。 【構成】 容器2の中にある流体1に振動を与えるため
の振動子3を配置する。容器2には流体を取り出す(ま
たは供給する)ための吸入/吐出口4を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次のような用途(分
野)に利用できる。 (1)圧力よりはむしろ流れ(流量)を利用したい所。
例えば、装置内を正圧に保つための清浄空気供給装置。 (2)流れ(流量)よりはむしろ圧力(正圧、負圧)を
利用したい所。例えば、真空ポンプ、燃料噴射装置。
野)に利用できる。 (1)圧力よりはむしろ流れ(流量)を利用したい所。
例えば、装置内を正圧に保つための清浄空気供給装置。 (2)流れ(流量)よりはむしろ圧力(正圧、負圧)を
利用したい所。例えば、真空ポンプ、燃料噴射装置。
【0002】
【従来の技術】流体のポンプ(ここでは、気体を扱うフ
ァンなどもポンプに含める)の駆動側(駆動機構)に着
目すれば、駆動側は必ず、流体の流れ(流量)または圧
力に一対一で対応するストローク/変位/回転数を流体
側に与えるものであった。
ァンなどもポンプに含める)の駆動側(駆動機構)に着
目すれば、駆動側は必ず、流体の流れ(流量)または圧
力に一対一で対応するストローク/変位/回転数を流体
側に与えるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】本発明が狙うとこ
ろは、従来のポンプとは別方式のもの、即ち、ポンプか
ら回転機構、軸受をなくし、出来れば準静止型の方式の
ポンプを新たに提供することである。
ろは、従来のポンプとは別方式のもの、即ち、ポンプか
ら回転機構、軸受をなくし、出来れば準静止型の方式の
ポンプを新たに提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、ポンプの吸入・吐出する力はポンプ容器内に発生さ
せた共振による流体の挙動に基づくものとした。具体的
には、共振(共振と共鳴は同義とする)を起こすために
必要な「弾力」と「質量」と「振動子」を次のようにす
る。 (1)「弾力」は、流体それ自体の弾力、容器側の弾
力、流体が入っている容器の中に入れたシリンダーと容
器間に取り付けたバネの弾力または振動子の弾力を利用
する。 (2)「質量」は、流体それ自体の質量、容器側の質
量、流体が入っている容器の中に入れたシリンダーの質
量または振動子の質量を利用する。 (3)「振動子」は、流体の中に入れる(容器の中に入
れたシリンダーを振動子と兼用させる場合もある)また
は容器側に取り付ける。
め、ポンプの吸入・吐出する力はポンプ容器内に発生さ
せた共振による流体の挙動に基づくものとした。具体的
には、共振(共振と共鳴は同義とする)を起こすために
必要な「弾力」と「質量」と「振動子」を次のようにす
る。 (1)「弾力」は、流体それ自体の弾力、容器側の弾
力、流体が入っている容器の中に入れたシリンダーと容
器間に取り付けたバネの弾力または振動子の弾力を利用
する。 (2)「質量」は、流体それ自体の質量、容器側の質
量、流体が入っている容器の中に入れたシリンダーの質
量または振動子の質量を利用する。 (3)「振動子」は、流体の中に入れる(容器の中に入
れたシリンダーを振動子と兼用させる場合もある)また
は容器側に取り付ける。
【0005】
【作用】一般的に、流体の場合、共振を利用すれば原理
上、共振の腹(loop)と節(node)の間の選び
方次第で、(a)変位(ストローク)の変換が出来る。
(b)圧力(応力)の変換が出来る。(c)変位と圧力
の変換ができる。また、流体の中に密度の高い固体(シ
リンダーまたは重り)のようなものを入れて共振させる
と、プランジャーポンプ(plunger pump)
を使ったと同じく高圧(含む真空)の流体圧力を得るこ
とができる。本発明の原理を図1により説明する。まず
容器2の中の流体1に振動子3により共振周波数の振動
を与える。すると流体1は振動にする。用途(流れを利
用するか圧力を利用するか)により、最適とする所、即
ち、吸入/吐出口4から必要とする流体の流れ(流量)
または流体圧力を取り出す。(容器から流体を取り出す
場合は当然等量を供給する。また、通常、吸入/吐出口
4は吸入用と吐出用と二つ設ける。) (注)容器から流体をあまり取り出すと、共振状態が崩
れる。
上、共振の腹(loop)と節(node)の間の選び
方次第で、(a)変位(ストローク)の変換が出来る。
(b)圧力(応力)の変換が出来る。(c)変位と圧力
の変換ができる。また、流体の中に密度の高い固体(シ
リンダーまたは重り)のようなものを入れて共振させる
と、プランジャーポンプ(plunger pump)
を使ったと同じく高圧(含む真空)の流体圧力を得るこ
とができる。本発明の原理を図1により説明する。まず
容器2の中の流体1に振動子3により共振周波数の振動
を与える。すると流体1は振動にする。用途(流れを利
用するか圧力を利用するか)により、最適とする所、即
ち、吸入/吐出口4から必要とする流体の流れ(流量)
または流体圧力を取り出す。(容器から流体を取り出す
場合は当然等量を供給する。また、通常、吸入/吐出口
4は吸入用と吐出用と二つ設ける。) (注)容器から流体をあまり取り出すと、共振状態が崩
れる。
【0006】
【実施例】実施例を図2に示す。容器2には吸入/吐出
口4を付ける。容器2の中には、流体1と振動子3(振
動子3はシリンダーの役目を兼ねる)がは入っている。
容器2の外側には、振動子3と電磁結合する駆動コイル
5を配置する。
口4を付ける。容器2の中には、流体1と振動子3(振
動子3はシリンダーの役目を兼ねる)がは入っている。
容器2の外側には、振動子3と電磁結合する駆動コイル
5を配置する。
【0007】
【発明の効果】本発明を適用できる場合は次の効果が期
待できる。 (1)従来のような電動モータを使っての駆動機構が不
必要となるので構造簡単となり、かつ、小型化でき設置
場所の節約ができる。 (2)モータを使わないので、ポンプ出力(流量、圧
力)の調節が電気的に簡単に行うことができる。
待できる。 (1)従来のような電動モータを使っての駆動機構が不
必要となるので構造簡単となり、かつ、小型化でき設置
場所の節約ができる。 (2)モータを使わないので、ポンプ出力(流量、圧
力)の調節が電気的に簡単に行うことができる。
【図1】原理図
【図2】実施例の図
1 流体 2 容器 3 振動子 4 吸入/吐出口 5 駆動コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 流体を満たした容器(含む容器と連結さ
れ圧力の伝達が行われるようにしている空間、流体溜な
ど)の内部を共振・共鳴状態にすることを特徴とするポ
ンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29098596A JPH10103300A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 共振ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29098596A JPH10103300A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 共振ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103300A true JPH10103300A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17762978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29098596A Pending JPH10103300A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 共振ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10103300A (ja) |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP29098596A patent/JPH10103300A/ja active Pending
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