JPH10103026A - 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

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Publication number
JPH10103026A
JPH10103026A JP23026296A JP23026296A JPH10103026A JP H10103026 A JPH10103026 A JP H10103026A JP 23026296 A JP23026296 A JP 23026296A JP 23026296 A JP23026296 A JP 23026296A JP H10103026 A JPH10103026 A JP H10103026A
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JP
Japan
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drive shaft
transmission member
intake
annular disk
drive
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Application number
JP23026296A
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English (en)
Inventor
Seinosuke Hara
誠之助 原
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の削減による製造作業能率の向上と
コストの低廉化を図ると共に、装置の小径化及びコンパ
クト化を図る。 【構成】 駆動軸21とカムシャフト22に対向して設
けられた第1,第2フランジ部31,33と、該両フラ
ンジ部31,33の間に設けられた環状ディスク38と
を備え、該環状デイスクの中心Yを駆動軸の軸心Xに対
して偏心動させて、吸気弁の作動角を変化させるように
なっている。環状デイスクは、駆動軸と環状ディスクと
の間に設けられたカムリング44を介して駆動軸に回動
自在に支持されていると共に、伝達機構41の伝達部材
42及び両平歯車45,48を介してカムリングに伝達
された駆動機構43の回転力により偏心回動位置が制御
されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転状
態に応じて吸気・排気弁の開閉時期を可変制御する吸排
気弁駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の吸排気弁駆動制御装置と
しては種々提供されており、その一つとして本出願人が
先に出願した特開平5−20217号に記載されたもの
がある。
【0003】図10〜図11に基づいて概略を説明すれ
ば、この吸排気弁駆動制御装置は、多気筒機関のクラン
ク軸からスプロケットを介して回転力が伝達される駆動
軸1と、該駆動軸1の外周側に同軸上に相対回転自在に
設けられたカムシャフト2と、各気筒毎に分割された該
各カムシャフト2の対向する分割端部間に設けられた制
御機構3とを備えている。前記各カムシャフト2は、夫
々外周に1気筒当たり2つの吸気弁4,4をバルブリフ
ター4a,4aを介してバルブスプリング5のばね力に
抗して開作動させる2個のカム6,6を一体に有してい
ると共に、シリンダヘッド7上の一対のカム軸受8,9
によって回転自在に支持されている。
【0004】前記制御機構3は、図10に示すように各
カムシャフト2の一端部に一体に設けられた円環状の第
1フランジ部10と、駆動軸1の所定外周位置に連結ピ
ン11によりスリーブ12aを介して固定されて、前記
第1フランジ部10に対向する円環状の第2フランジ部
12と、両フランジ部10,12間に介装されて駆動軸
1の軸心Xから略径方向へ揺動自在に設けられた略円環
状のディスクハウジング14と、該ディスクハウジング
14の内周に有する大径な支持孔内にプレーンベアリン
グ13を介して回転自在に保持された環状ディスク16
とを備えている。 また、前記ディスクハウジング14
は、直径方向の一端部がシリンダヘッド7の上端部に機
関前後方向に沿って延設された支軸15によって回転自
在に支持されていると共に、他端部が駆動機構により揺
動するようになっている。更に、第1,第2フランジ部
10,12の外周部には、互いに180°位置に細長い
係合溝17,18が半径方向に沿って形成されている一
方、環状ディスク16の両側面には、互いに反対方向に
突出して前記各係合溝17,18に係合するピン19
a,19bが突設されている。
【0005】そして、例えば機関の高回転時には、ディ
スクハウジング14が揺動せずに、環状ディスク16の
中心が駆動軸1の軸心Xに合致する一方、機関の低回転
時には、駆動機構20によりディスクハウジング14が
支軸15を支点として揺動し、環状ディスク16を駆動
軸1の軸心Xに対して偏心動させる。
【0006】即ち、例えば機関高回転時には、ディスク
16の中心が駆動軸1の軸心Xに合致して、駆動軸1と
カムシャフト2との回転位相差が生じない。したがっ
て、駆動軸1の回転に伴い制御機構3を介してカムシャ
フト2が駆動軸1と同期回転し、カム6,6による弁の
作動角が大きくなり、開弁時期が早くなる共に、閉弁時
期が遅くなるため、吸気慣性力を利用した吸気充填効率
が向上する。
【0007】一方、低回転域では、駆動機構によりディ
スクハウジング14を介してディスク16の中心が駆動
軸1の軸心Xから偏心可能に制御されるため、各ピン1
9a,19bが各係合溝17,18の内周面に沿って径
方向に摺動し、一方側ピン19aが駆動軸1の軸心Xに
接近する場合は、他方側ピン19bは軸心Xから離れる
関係になる。したがって、この場合は、ディスク16
は、駆動軸1に対して角速度が大きくなり、ディスク1
6に対し、カムシャフト2の角速度も大きくなる。この
ため、カムシャフト2は、駆動軸1に対して2重に増速
された状態になる。
【0008】したがって、駆動軸1とカムシャフト2の
回転位相差が変化し、カムシャフト2の角速度が相対的
に大きい場合は、駆動軸1に対する回転位相は両者1,
2が等速になるまで進み、やがてカムシャフト2の角速
度が相対的に小さくなると、回転位相は両者1,2が等
速になるまで遅れる。
【0009】そして、回転位相差の最小,最大点の途中
に同位相点が存在し、回転位相の変化では、弁の作動角
が同位相点よりも前の回転位相が遅れ側で開弁時期が遅
れ、同位相点より後の回転位相が進み側で閉弁時期が進
み、全体に小さく制御される。したがって、吸排気弁の
バルブオーバラップが小さくなり、燃焼室の残留ガスが
減少し、安定した燃焼により燃費の向上が図れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の装置にあっては、前述のようにディスクハウジング
14は、一端部がシリンダヘッド7の上端部に設けられ
た支軸15によって支持され、ここを揺動支点として揺
動するようになっている。したがって、支軸15を必ず
設けなければならないため、部品点数の増加と大型化が
余儀なくされる。
【0011】しかも、支軸15は、カムシャフト2のカ
ム軸受8,9とは一切拘わりなく、独立した形でシリン
ダヘッド7上に別個の支持機構により支持されているた
め、さらに大型化が助長され、装置のシリンダヘッド7
上への大きな取付スペースが要求されて、機関への搭載
性が悪化する。
【0012】また、ディスクハウジング14の一端部が
支軸15に支持されているため、駆動軸1の軸心Xに対
する環状ディスク16の中心位置決め精度が出しにく
い。この結果、所望のバルブタイミング制御が得られな
いばかりか、各気筒毎にバルブタイミングのばらつきが
生じ、気筒間の出力ばらつきにより機関の作動の不安定
化を招く惧れがある。
【0013】さらに、前述のように駆動軸1の回転力
は、各ピン19a,19b及び各フランジ10,12を
介してカムシャフト2に伝達されるようになっているた
め、各ピン19a,19bに作用する反力は環状ディス
ク16を経てディスクハウジング14に伝達される。そ
して、このディスクハウジング14は、図11に示すよ
うに支軸15と駆動機構20によってその外周ボス部で
ある両端部14a,14bの2個所のみが支持され、ま
た比較的薄肉のリング状に形成されている。
【0014】このため、カム6がバルブリフター4aを
押し下げる時(吸気バルブ4の開時)に発生する大きな
荷重が、例えば図11の矢印で示すように環状ディスク
16及び両ピン19a,19bを介して左上方への反作
用として伝達されると、ディスクハウジング14が2点
鎖線で示すように上方へ変形し易くなり、これによっ
て、環状ディスク16の中心Yも上方へ僅かに変位し易
くなる。したがって、駆動軸1の回転力がカムシャフト
2に正確に伝達されなくなり、この結果、所期のバルブ
タイミングが得られなくなるおそれがある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の実
情に鑑みて案出されたもので、請求項1記載の発明は、
機関により回転駆動する駆動軸と、各気筒毎に分割され
て前記駆動軸の外周に相対回転自在に設けられ、外周に
吸,排気弁を開作動させるカムを一体に有するカムシャ
フトと、該各カムシャフトの一端部に固定された第1フ
ランジ部と、駆動軸の所定部位に固定されて、前記第1
フランジ部と対向する第2フランジ部と、該両フランジ
部間に配置されて、中心が駆動軸の軸心に対して偏心動
可能な環状ディスクと、該環状ディスクと前記各フラン
ジ部との間に介装されて、環状ディスクのほぼ径方向へ
摺動可能なピンと、前記環状ディスクを伝達機構を介し
て偏心回動位置を制御する駆動機構とを備えた吸排気弁
駆動制御装置において、前記駆動軸の外周面と該駆動軸
が挿通される環状ディスクの挿通孔の内周面との間にカ
ムリングを回転自在に設け、前記環状デイスクを、前記
カムリングを介して駆動軸に偏心回動自在に支持させた
ことを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、前記伝達機構が、
前記駆動軸の外周面とカムシャフトの内周面との間に回
転自在に設けられた筒状の伝達部材を備え、該伝達部材
の一端部を前記カムリングに連結する一方、他端部を前
記駆動機構に連係させたことを特徴としている。
【0017】請求項3記載の発明では、前記伝達機構
が、駆動機構に有する制御シャフトの外周に設けられた
駆動歯車と、前記伝達部材の他端部外周に設けられて、
前記駆動歯車に噛合した従動歯車とを備えたことを特徴
としている。
【0018】請求項4記載の発明は、前記駆動軸の内部
軸方向に油通路を形成すると共に、該駆動軸のカムリン
グ内周側に位置する周壁とカムリングに、前記油通路に
連通する油孔をほぼ径方向に沿って夫々貫通形成したこ
とを特徴としている。
【0019】請求項5記載の発明は、前記伝達部材と該
伝達部材が位置する駆動軸の周壁に、前記油通路に連通
する油路孔をほぼ径方向に沿って夫々貫通形成したこと
を特徴としている。
【0020】請求項6記載の発明は、前記伝達部材と駆
動軸との間に、長手方向に沿った油溝を形成すると共
に、該油溝を介して前記伝達部材の両端部を駆動軸の外
周面に摺接自在に配置したことを特徴としている。
【0021】請求項7記載の発明は、前記伝達部材とカ
ムシャフトとの間に、長手方向に沿った油溝を形成する
と共に、該油溝を介して前記伝達部材の両端部をカムシ
ャフトの内周面に摺接自在に配置したことを特徴として
いる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明に係る吸排気
弁駆動制御装置を多気筒内燃機関の吸気側に適用した一
実施例を示し、図中21は機関のクランク軸からスプロ
ケットを介して回転力が伝達される駆動軸、22は該駆
動軸21の外周に相対回転可能に配置され、かつ駆動軸
21の中心Xと同軸上に設けられた複数のカムシャフト
であって、前記駆動軸21は、機関前後方向に延設され
ていると共に、内部軸線方向に外部から潤滑油を導入す
る油供給通路21aが形成されている。
【0023】前記カムシャフト22は、長手方向の所定
位置で各気筒毎に軸直角方向から分割されており、内部
軸方向に形成された挿通孔22a内に駆動軸21が挿通
している一方、シリンダヘッド7上端部に有するカム軸
受24に回転自在に支持されている。また、図2に示す
ように外周の所定位置に1気筒当たり2つの吸気弁23
を図外のバルブスプリングのばね力に抗してバルブリフ
ター25を介して開作動させる2つのカム26が一体に
設けられている。
【0024】前記カム軸受24は、図1,図2に示すよ
うに、シリンダヘッド7の上面に形成されたカム受面上
に跨設されたメインブラケット27と、該メインブラケ
ット27の上面に設けられたサブブラケット28と、両
ブラケット27,28の両端部を共締め固定する左右一
対のカムボルト29,30とを備えている。また、前記
メインブラケット27の上面中央に円弧状の軸受面27
aが形成されている一方、サブブラケット28の下面中
央に前記軸受面27aと共働して後述する制御シャフト
46を軸受けする円弧状の軸受面28aが形成されてい
る。
【0025】また、各カムシャフト22の一方側の分割
端部には、第1フランジ部31が一体に設けられてお
り、この第1フランジ部31の外周部に、U字形の第1
係合溝32が径方向に沿って形成されている。さらに、
この第1フランジ部31と所定の隙間をもって対向する
位置に、駆動軸21に連結された第2フランジ部33が
設けられている。この第2フランジ部33は、外径が第
1フランジ部31の外径と略同一に設定されていると共
に、内周部に駆動軸21の所定外周面に嵌合したスリー
ブ33aを一体に有し、該スリーブ33aに径方向から
挿通された連結ピン34によって駆動軸21に連結され
ている。
【0026】また、第2フランジ部33の外周部つまり
第1フランジ部31の第1係合溝32と対角線方向の反
対位置にU字形の第2係合溝35が径方向に沿って形成
されている。そして、前記第1係合溝32と第2係合溝
35には、後述する環状ディスク38の保持孔39,4
0に保持された第1,第2ピン36,37の先端部が摺
動自在に係合している。さらに、前記両フランジ部3
1,33の間には、環状ディスク38がサンドイッチ状
に介装されている。
【0027】前記環状ディスク38は、略ドーナツ板状
を呈し、中央に駆動軸21が挿通される比較的大径な挿
通孔38aが形成されていると共に、前記第1係合溝3
2と第2係合溝35とに対応した両端面位置に、図1に
も示すように前記第1,第2ピン36,37の基端部を
回転自在に保持する保持孔39,40が夫々軸方向に貫
通形成されている。また、この環状ディスク38は、該
環状デイスク38の挿通孔38aの内周面と駆動軸21
の外周面との間に設けられたカムリング44によって偏
心回動するようになっていると共に、伝達機構41を介
して駆動機構43により偏心回動位置が制御されてい
る。
【0028】前記カムリング44は、図2に示すように
肉厚が円周方向に変化し、図示のように最下端部が最大
厚肉部44aに形成されて、ここから上端部側へ漸次薄
肉に形成されており、このカムリング44を介して環状
ディスク38が駆動軸21に回動自在に支持されるよう
になっている。
【0029】前記伝達機構41は、図1,図2に示すよ
うに駆動軸21の外周面とカムシャフト22の内周面と
の間に回転自在に介装された伝達部材42と、該伝達部
材42の他端部42bに設けられた従動歯車である平歯
車45と、駆動機構43の制御シャフト46に設けられ
て、前記平歯車45に噛合した駆動歯車である平歯車4
8とから構成されている。
【0030】前記伝達部材42は、薄肉な円筒状に形成
され、一端部42aが前記カムリング44に一体に連結
されていると共に、他端部42bの外周面に前記平歯車
45が自身の中央孔内周面を介して圧入固定されてい
る。また、前記平歯車45は、カムシャフト22端部の
カム26と第2フランジ部33のスリーブ33aとの間
に回転自在に介装されている。
【0031】前記駆動機構43は、図1に示すようにカ
ムシャフト22の上方位置に平行に設けられた前記制御
シャフト46と、該制御シャフト46の一端部に設けら
れた電磁アクチュエータたるステッピングモータ47と
から構成されている。
【0032】前記制御シャフト46は、外径が比較的小
径に形成され、機関前後方向へ延設されていると共に、
カム軸受24,24に対応した大径部位46aが前記両
軸受面27a,28a間で軸受けされている。また、両
大径部位46a,46a間に、大径な前記平歯車48が
一体に設けられている。
【0033】前記ステッピングモータ47は、コントロ
ーラ49によって回転駆動され、このコントローラ49
は、クランク角センサやエアーフローメータ等の各種セ
ンサによって機関回転数及び機関の負荷等を検出してス
テッピングモータ47に制御信号を出力するようになっ
ている。
【0034】また、前記駆動軸21は、図2及び図4に
も示すようにカムリング44の位置する周壁及び伝達部
材42の長手方向ほぼ中央に位置する周壁に、油供給通
路21aと連通する油孔50及び油路孔51が半径方向
に沿って貫通形成されている。一方、カムリング44の
厚肉部44aには、前記油孔50に対応した位置に油孔
52が径方向に沿って貫通形成されている。また、前記
油路孔51に対向した伝達部材42の周壁にも、油路孔
51より小径な油通路53が径方向に貫通形成されてい
る。
【0035】さらに、伝達部材42が位置する駆動軸2
1の外周面及びカムシャフト22のが位置する伝達部材
42の外周面には、図1及び図4に示すように各油通路
51,53に連通する第1,第2油溝54,55が軸方
向に沿って形成されている。具体的に説明すれば、駆動
軸21外周面の第1油溝54は、ほぼ円筒状に形成さ
れ、その軸方向の長さが伝達部材42の両端部42a,
42bよりも短く設定されている。したがって、伝達部
材42はこの第1油溝54の存在により両端部42a,
42bの各内周面のみが駆動軸21の外周面に摺接自在
に配置されるようになっている。
【0036】一方、伝達部材42外周面の第2油溝55
は、ほぼ円筒状に形成され、その軸方向の長さが両端部
42a,42bより内側に設定されており、したがっ
て、第2油溝55の存在によって両端部42a,42b
の各外周面がカムシャフト22の内周面に摺接自在に配
置されている。
【0037】以下、本実施例の作用について説明する。
まず、機関低回転時には、かかる運転状態を検出したコ
ントローラ49からの制御信号によりステッピングモー
タ47が一方向へ回転して制御シャフト46を同方向へ
回転させる。このため、両平歯車48,45が互いに回
転して伝達部材42に回転力を伝達し、これによってカ
ムリング44が一方向へ回転し、図1,図2に示すよう
に厚肉部44aが最下端となる位置に回転保持される。
このため、環状ディスク38はその中心Yが駆動軸21
の軸心Xから垂直下方向位置に偏心移動する。したがっ
て、第1フランジ部31の第1係合溝32と第1ピン3
6並びに第2係合溝35と第2ピン37との摺動位置が
駆動軸21の1回転毎に径方向へ往復移動し、環状ディ
スク38の角速度が変化する。
【0038】即ち、第1ピン36が第1係合溝32内を
摺動して駆動軸21の中心Xに接近し、第2ピン37が
第2係合溝35内を摺動して中心Xから離れると、環状
ディスク38は駆動軸21に対して角速度が大きくな
り、カムシャフト22の角速度も大きくなり、両者2
1,22の角速比(wc/wd)は図5Aの破線で示す
特性となる(上記作用は図5Aの※印点を示す)。した
がって、カムシャフト22は、駆動軸21に対して2重
に増速された状態になる。
【0039】この結果、カムシャフト22及びカム26
と駆動軸21との回転位相差は、図5Bの破線に示すよ
うに変化する。したがって、吸気弁23は、そのバルブ
リフト特性が図5Cの破線で示すように弁作動角(弁開
期間)が小さくなり、開弁時期が遅く、閉弁時期が十分
に早くなる。このため、排気弁とのバルブオーバラップ
が小さくなって燃焼が改善され、燃費の向上等が図れ
る。
【0040】一方、機関低回転域から高回転域に移行し
た場合は、その運転状態を検出したコントローラ49か
らステッピングモータ47に制御信号が出力されて、制
御シャフト46が例えばさらに同方向へ180°回転す
る。したがって、カムリング44は、厚肉部44aが最
上端となる位置に回転保持される。このため、環状ディ
スク38は、図示のようにその中心Yが駆動軸21の軸
心Xから垂直上方向位置に偏心移動する。したがって、
第2係合溝35と第2ピン37並びに第1係合溝32と
第1ピン36との摺動位置が前述と同じく、駆動軸21
の回転毎に環状ディスクの径方向へ往復移動し、環状デ
ィスク38の角速度が変化する。
【0041】そして、環状ディスク38の角速度の変化
に伴い駆動軸21に対するカムシャフト22の角速度が
低回転時とは逆に小さくなり、両者21,22の角速度
比が図5Aの実線で示す特性となる(図5Aの☆印の点
となる)。したがって、カムシャフト22は、駆動軸2
1に対して2重に減速された状態になり、両者21,2
2の回転位相は、図5Bの実線で示すように変化し、低
回転時とは略対称形の変化特性となる。このため、吸気
弁23は、バルブリフト特性が図5Cの実線で示すよう
にバルブリフトは一定のまま、弁作動角(弁開期間)が
大きくなり、低回転時に比較して開弁時期が早くなり、
閉弁時期が遅くなる。このため、慣性吸気を利用した吸
気充填効率が向上し、出力トルクの向上が図れる。
【0042】また、本実施例では、環状ディスク38
を、カムリング44を介して内側の駆動軸21によって
回転自在に支持するようにしたため、従来のような支軸
やこの支軸を支持する支持機構が不要となり、この分、
部品点数の削減が図れると共に、装置全体のコンパクト
化が図れる。
【0043】しかも、従来のディスクハウジングをも廃
止したため、両フランジ部31,33や環状ディスク3
8等からなる制御機構の外径を十分に小さくすることが
可能となる。この結果、小径化と軽量コンパクト化がさ
らに助長されるとともに、シリンダヘッド7の高さを低
くすることが可能になる。また、シリンダヘッド7に対
する装置の組み付け性も良好になる。
【0044】また、前述のように駆動軸21により環状
ディスク38を支持するため、該環状ディスク38の駆
動軸21に対する偏心量を、精度良く出すことが可能と
なり、この結果、バルブタイミングの制御精度が向上す
る。
【0045】さらに、環状ディスク38の内周側を支持
するので、カムリング44等との全体の摺動面積が小さ
くなり、環状ディスク38の摺動抵抗を小さくすること
ができる。
【0046】さらに、駆動軸21の回転に伴い、両ピン
36,37を介して環状ディスク38に作用する荷重は
カムリング44を介して駆動軸21で受けることになる
ため、該環状ディスク38の保持剛性が高くなる。した
がって、従来のようにカムがバルブリフターを押し下げ
る時に発生する大きな荷重によって環状ディスクの中心
が変位することがなくなる。この結果、バルブリフトの
ずれや吸気バルブの不整運動等の発生を防止できる。
【0047】また、油供給通路21aから油孔50,5
2を介して駆動軸21とカムリング44,カムリング4
4と挿通孔38aの内周面との間に潤滑油を積極的に供
給することができるので、カムリング44や環状ディス
ク38等の潤滑性能が向上する。さらに、油路孔51,
53及び油溝54,55を介して伝達部材42の内外周
にも十分に潤滑油を供給できるので、該伝達部材42や
カムリング44等の摺動部を常時円滑に回転させること
が可能になる。
【0048】しかも、伝達部材42は、駆動軸21の外
周面及びカムシャフト22の内周面に対して内外周面全
体ではなく、軸方向へ所定長さを有する両端部42a,
42bの内外周面のみが摺接支持されるようになってい
るため、摺動面積が小さくなる。したがって、摺動摩擦
抵抗が減少して、カムシャフト22や伝達部材42の常
時円滑な回転作用が得られる。特に、両端部42a,4
2b間の内外周に全周ではなく部分的に設けられた第
1,第2油溝54,55内に供給された潤滑油によって
両端部42a,42bの摺動摩擦抵抗が一層低減する。
このため、カムシャフト22や伝達部材42の円滑な回
転作用が一層助長されると共に、油溝54内の潤滑油の
粘性抵抗による伝達部材42の連れ回りも防止できる。
【0049】さらに、カムシャフト22は、基本的にカ
ム軸受24によって支持されているが、その両端部も伝
達部材42を介して駆動軸21に支持された形になるた
め、回転中における首振り等の不安定な回転が十分に抑
制できる。
【0050】ところで、駆動軸21や伝達部材42及び
カムシャフト22の夫々の真直度が、加工精度誤差やバ
ルブリフト時の曲げ荷重等によって悪化すると、局部的
に強い荷重が掛かって回転の渋りやロック等の発生する
おそれがあり、また、真直度が悪い場合には、駆動軸2
1に対して伝達部材42やカムシャフト22を組み付け
できなくおそれも生じる。しかし、本実施例では、カム
シャフト22や伝達部材42が、前述のように各油溝5
4,55(クリアランシス)の存在によって夫々の両端
部が支持された形になるので、前述の問題が一掃され
る。また、カムシャフト22や伝達部材42の各両端部
の寸法精度のみを確保しさえすればよく、長手方向全体
の高い寸法精度が不要になるため、その分、加工し易く
なり、加工コストの低廉化が図れる。
【0051】図6〜図9は本発明の第2実施例を示し、
駆動軸21外周面の第1油溝54と伝達部材42の外周
面の第2油溝55を、円筒状ではなく、長手方向に沿っ
た帯状に形成したものである。
【0052】すなわち、第1油溝は、図8にも示すよう
に、駆動軸21の外周面の油路孔51が位置する部位と
その反対側180°位置の部位に2つ有し、夫々が長手
方向へ帯状に切欠形成されており、その長さは図6に示
すように伝達部材42の両端部42a,42bの内側付
近まで延びている。また、油路孔51が位置する外周面
周方向に各第1油溝54,54に夫々連通する第1周方
向溝56が形成されている。
【0053】一方、第2油溝は、図9にも示すように、
伝達部材42の外周面の油路孔53が位置する部位とそ
の反対側の180°位置の部位に2つ有し、同じく夫々
が長手方向へ帯状に切欠形成されており、その長さは図
6に示すように両端部42a,42b付近まで延設され
ている。また、油路孔53が位置する外周面周方向に各
第2油溝55,55に夫々連通する第2周方向溝57が
形成されている。他の構成は第1実施例と同様である。
【0054】したがって、この第2実施例によれば、各
油溝54,55及び各周方向溝56,57によって駆動
軸21と伝達部材42及びカムシャフト22との間の摺
動部位に潤滑油を十分に供給することができ、高い潤滑
性能が維持されることは勿論のこと、各油溝54,55
及び各周方向溝56,57以外は横断面円形状になって
いるため、駆動軸21や伝達部材42の剛性の低下を防
止できる。特に、伝達部材42の内外周面のほぼ全体が
駆動軸21及びカムシャフト22に当接して支持される
ため、該カムシャフト22の曲げ剛性を高くすることが
可能となる。
【0055】また、本発明では、各油溝54,55(ク
リアランス)がなくても、油孔51,53によって駆動
軸21と伝達部材42および伝達部材42とカムシャフ
ト22との間の潤滑は十分に行うことが可能である。
【0056】尚、本発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば伝達部材42とカムリング44
とを別体に形成し、該カムリング44を伝達部材42の
一端部42aに圧入固定することも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、環状ディスクを、従来のような支軸ではなく、
カムリングを介して駆動軸によって回動自在に支持する
ようにしたため、前記支軸や該支軸を支持する支持機構
が全く不要になると共に、従来のディスクハウジングも
廃止できるので、部品点数が減少し、製造作業能率の向
上とコストの低廉化が図れると共に、装置全体の小径化
及びコンパクト化が図れ、この結果、機関への搭載性が
向上すると共に、シリンダヘッドを低く設定できる。
【0058】また、前述のように環状ディスクをカムリ
ングを介して駆動軸で支持したため、支持剛性が高くな
り、荷重による環状ディスクの中心のずれが防止でき
る。この結果、バルブタイミングの制御精度の低下が防
止される。さらに、駆動軸の軸心に対する環状ディスク
の回転中心の位置精度が出し易くなる。
【0059】しかも、ディスクハウジングの廃止ととも
に、伝達部材を駆動軸とカムシャフトとの間に収納状態
に介装したため、装置の外径をさらに小さくすることが
可能になる。
【0060】さらに、請求項4及び5の発明によれば、
駆動軸とカムリング及び環状ディスクとの間、並びに駆
動軸と伝達部材及びカムシャフトとの間に、油供給通
路,油孔,油路孔を介して潤滑油を積極的に供給するこ
とができるため、該各摺動部の潤滑性能が向上し、摺動
摩擦抵抗を大巾に低減できると共に、摩耗の発生も防止
できる。
【0061】請求項6及び7に記載の発明によれば、各
油溝の存在により伝達部材の両端部と駆動軸外周面及び
カムシャフトの内周面のみが摺接するので、摺動摩擦抵
抗が十分に減少してカムリングや伝達部材の常時円滑な
回転作用が得られると共に、各油溝内の潤滑油によって
前記各摺接部の潤滑性能も十分に向上する。
【0062】さらに、伝達部材は、両端部で駆動軸とカ
ムシャフトに摺接しているため、全体が摺接する場合に
比較して各部材間の潤滑油の粘性抵抗が小さくなり、駆
動軸との連れ回りも防止できる。
【0063】さらにまた、カムシャフトと伝達部材は、
夫々の両端部が駆動軸に支持された形になるので、夫々
の真直度が加工精度誤差やバルブリフト時の曲げ荷重に
よって悪化しても、回転の渋りやロック等のおそれが防
止される。また、カムシャフトや伝達部材の各々の両端
部の径方向の寸法精度のみを確保しさえすればよく、長
手方向全体の径方向の高い寸法精度を要求されないの
で、加工性が向上すると共に、加工コストの低廉化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本実施例の要部平面図。
【図4】図1のB−B線断面図。
【図5】Aは本実施例における駆動軸とカムシャフトの
角速度比の特性図、BはAに対応する駆動軸とカムシャ
フトの回転位相差の特性図、Cはバルブリフト特性図。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部断面図。
【図7】図7のC−C線断面図。
【図8】本実施例に供される第1油溝を示す駆動軸の一
部斜視図。
【図9】本実施例に供される第2油溝を示す伝達部材の
一部斜視図。
【図10】従来の装置を示す要部断面図。
【図11】図5のD矢視図。
【符号の説明】
21…駆動軸 21a…油供給通路 22…カムシャフト 23…吸気弁 31…第1フランジ部 33…第2フランジ部 36,37…第1,第2ピン 38……環状ディスク 41…伝達機構 42…伝達部材 43…駆動機構 44…カムリング 45,48…平歯車 46…制御シャフト 50,52…油孔 51,53…油路孔 54,55…第1,第2油溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関により回転駆動する駆動軸と、各気
    筒毎に分割されて前記駆動軸の外周に相対回転自在に設
    けられ、外周に吸,排気弁を開作動させるカムを一体に
    有するカムシャフトと、該各カムシャフトの一端部に固
    定された第1フランジ部と、駆動軸の所定部位に固定さ
    れて、前記第1フランジ部と対向する第2フランジ部
    と、該両フランジ部間に配置されて、中心が駆動軸の軸
    心に対して偏心動可能な環状ディスクと、該環状ディス
    クと前記各フランジ部との間に介装されて、環状ディス
    クのほぼ径方向へ摺動可能なピンと、前記環状ディスク
    を伝達機構を介して偏心回動位置を制御する駆動機構と
    を備えた吸排気弁駆動制御装置において、 前記駆動軸の外周面と該駆動軸が挿通される環状ディス
    クの挿通孔の内周面との間にカムリングを回転自在に設
    け、前記環状デイスクを、前記カムリングを介して駆動
    軸に偏心回動自在に支持させたことを特徴とする内燃機
    関の吸排気弁駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達機構は、前記駆動軸の外周面と
    カムシャフトの内周面との間に回転自在に設けられた伝
    達部材を備え、該伝達部材の一端部を前記カムリングに
    連結する一方、伝達部材の他端部を前記駆動機構に連係
    させたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸排
    気弁駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達機構は、駆動機構に有する制御
    シャフトの外周に設けられた駆動歯車と、前記伝達部材
    の他端部外周に設けられて、前記駆動歯車に噛合した従
    動歯車とを備えたことを特徴とする請求項2記載の内燃
    機関の吸排気弁駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸の内部軸方向に油通路を形成
    すると共に、該駆動軸のカムリング内周側に位置する周
    壁とカムリングに、前記油通路に連通する油孔をほぼ径
    方向に沿って夫々貫通形成したことを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記伝達部材と該伝達部材が位置する駆
    動軸の周壁に、前記油通路に連通する油路孔をほぼ径方
    向に沿って夫々貫通形成したことを特徴とする請求項3
    記載の内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記伝達部材と駆動軸との間に、長手方
    向に沿った油溝を形成すると共に、該油溝を介して前記
    伝達部材の両端部を駆動軸の外周面に摺接自在に配置し
    たことを特徴とする請求項2または5記載の内燃機関の
    吸排気弁駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記伝達部材とカムシャフトとの間に、
    長手方向に沿った油溝を形成すると共に、該油溝を介し
    て前記伝達部材の両端部をカムシャフトの内周面に摺接
    自在に配置したことを特徴とする請求項2または5記載
    の内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
JP23026296A 1996-08-05 1996-08-30 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 Pending JPH10103026A (ja)

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JP23026296A JPH10103026A (ja) 1996-08-05 1996-08-30 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
US08/905,962 US5924334A (en) 1996-08-05 1997-08-05 Device for moving cam relative to its driving shaft

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-205141 1996-08-05
JP20514196 1996-08-05
JP23026296A JPH10103026A (ja) 1996-08-05 1996-08-30 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

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