JPH10101951A - 新規な光−堅牢性ジスアゾ染料 - Google Patents
新規な光−堅牢性ジスアゾ染料Info
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- JPH10101951A JPH10101951A JP9269163A JP26916397A JPH10101951A JP H10101951 A JPH10101951 A JP H10101951A JP 9269163 A JP9269163 A JP 9269163A JP 26916397 A JP26916397 A JP 26916397A JP H10101951 A JPH10101951 A JP H10101951A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新規なジスアゾ染料を提供すること。
【解決手段】 式(I)
【化1】
[式中、スルホ基は6−または7−位置で結合されてお
り;Rは各場合とも場合により1回〜3回同一もしくは
相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキ
シ、F、Cl、Br、COOH、SO3HもしくはNO2
により置換されていてもよいベンゾイルまたはナフトイ
ルを表すか、或いは位置4および6で同一もしくは相異
なる方法でOH、NH2、NHC2H4OH、N(CH3)C
2H4OH、N(C2H4OH)2、 【化2】 により置換された1,3,5−トリアジニルを表し;そし
てXはSO3HまたはCOOHを表す]の染料。
り;Rは各場合とも場合により1回〜3回同一もしくは
相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキ
シ、F、Cl、Br、COOH、SO3HもしくはNO2
により置換されていてもよいベンゾイルまたはナフトイ
ルを表すか、或いは位置4および6で同一もしくは相異
なる方法でOH、NH2、NHC2H4OH、N(CH3)C
2H4OH、N(C2H4OH)2、 【化2】 により置換された1,3,5−トリアジニルを表し;そし
てXはSO3HまたはCOOHを表す]の染料。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規なジスアゾ染料、それらの製
造方法およびセルロース材料を染色するためのそれらの
使用に関する。
造方法およびセルロース材料を染色するためのそれらの
使用に関する。
【0002】本発明は式(I)
【0003】
【化7】
【0004】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されており、Rは各場合とも場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表すか、或いは位置4および6で同
一もしくは相異なる方法でOH、NH2、NHC2H4O
H、N(CH3)C2H4OH、N(C2H4OH)2、
結合されており、Rは各場合とも場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表すか、或いは位置4および6で同
一もしくは相異なる方法でOH、NH2、NHC2H4O
H、N(CH3)C2H4OH、N(C2H4OH)2、
【0005】
【化8】
【0006】により置換された1,3,5−トリアジニル
を表し、そしてXはSO3HまたはCOOHを表す]の
新規な染料に関する。
を表し、そしてXはSO3HまたはCOOHを表す]の
新規な染料に関する。
【0007】好適な染料は式(II)
【0008】
【化9】
【0009】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されている]のものである。
結合されている]のものである。
【0010】特に好適な染料は式(III)
【0011】
【化10】
【0012】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されている]のものである。
結合されている]のものである。
【0013】本発明に従う式(I)の染料は、式(IV)
【0014】
【化11】
【0015】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されている]の化合物を式(V)
結合されている]の化合物を式(V)
【0016】
【化12】
【0017】[式中、RおよびXは以上の式(I)で示
された意味を有する]の化合物とカップリングさせ、そ
して次にベンゼンスルホン酸基を既知の方法で選択的に
分離させることにより、或いは式(VI)
された意味を有する]の化合物とカップリングさせ、そ
して次にベンゼンスルホン酸基を既知の方法で選択的に
分離させることにより、或いは式(VI)
【0018】
【化13】
【0019】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されており、そしてXは以上の式(I)で示された
意味を有する]の化合物を a)式R′−Cl[式中、R′は場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表す]の化合物と縮合反応させる
か、または b)4−および6−位置で置換された1,3,5−トリア
ジン誘導体を製造するために、最初に塩化シアヌルとそ
して次に段階的に水性アルカリ、好適には水酸化ナトリ
ウム溶液、または式NH3、NH2C2H4OH、NH(C
H3)C2H4OH、NH(C2H4OH)2、
結合されており、そしてXは以上の式(I)で示された
意味を有する]の化合物を a)式R′−Cl[式中、R′は場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表す]の化合物と縮合反応させる
か、または b)4−および6−位置で置換された1,3,5−トリア
ジン誘導体を製造するために、最初に塩化シアヌルとそ
して次に段階的に水性アルカリ、好適には水酸化ナトリ
ウム溶液、または式NH3、NH2C2H4OH、NH(C
H3)C2H4OH、NH(C2H4OH)2、
【0020】
【化14】
【0021】のアミンと反応させ、そして次にベンゼン
スルホン酸基を選択的に分離させることにより、製造す
ることができる。
スルホン酸基を選択的に分離させることにより、製造す
ることができる。
【0022】式(IV)および(V)の化合物は既知であ
るかまたは既知の化合物と同様にして製造することがで
きる。
るかまたは既知の化合物と同様にして製造することがで
きる。
【0023】Rが水素を表す式(I)の染料はEP−A
0 534 903から既知である。本発明に従う染料
は、これらの既知の染料とはより良好な吸尽性の点で異
なっており、すなわち染色からの排水中に残留する染料
がはるかに少ない。Xが水素を示す式(I)の染料はE
P−A 0 514 330に記載されており、そしてこ
れらの既知の染料と比べて本発明に従う染料はかなり良
好な水溶性およびサイジングされていない紙と比べてロ
ジンでサイジングされた紙の上での色調におけるかなり
小さい差を有する。
0 534 903から既知である。本発明に従う染料
は、これらの既知の染料とはより良好な吸尽性の点で異
なっており、すなわち染色からの排水中に残留する染料
がはるかに少ない。Xが水素を示す式(I)の染料はE
P−A 0 514 330に記載されており、そしてこ
れらの既知の染料と比べて本発明に従う染料はかなり良
好な水溶性およびサイジングされていない紙と比べてロ
ジンでサイジングされた紙の上での色調におけるかなり
小さい差を有する。
【0024】式(IV)のジアゾニウム化合物と式(V)
の化合物とのカップリングは、水性または水性−有機性
媒体中で、好適には水中で、溶液もしくは懸濁液中で、
0〜40℃において、好適には5〜20℃において、7
〜10の間の、好適には8.5〜9.5の間のpH値にお
いて実施される。
の化合物とのカップリングは、水性または水性−有機性
媒体中で、好適には水中で、溶液もしくは懸濁液中で、
0〜40℃において、好適には5〜20℃において、7
〜10の間の、好適には8.5〜9.5の間のpH値にお
いて実施される。
【0025】ベンゼンスルホン酸基の選択的な分離は、
60〜105℃の間の、好適には70〜90℃の間の温
度において、10〜11.5の間の、好適には10.2〜
11.0の間のpH値において実施される。
60〜105℃の間の、好適には70〜90℃の間の温
度において、10〜11.5の間の、好適には10.2〜
11.0の間のpH値において実施される。
【0026】式(VI)の化合物と式R′−Cl[式中、
R′は場合により置換されていてもよいベンゾイルまた
はナフトイル基を表す]の化合物との縮合は、水溶液中
で3〜10の間の、好適には5〜8の間のpH値におい
て、8〜50℃の間の、好適には10〜40℃の間の温
度において実施され、そしてこの方法はそれ自体既知で
ある。
R′は場合により置換されていてもよいベンゾイルまた
はナフトイル基を表す]の化合物との縮合は、水溶液中
で3〜10の間の、好適には5〜8の間のpH値におい
て、8〜50℃の間の、好適には10〜40℃の間の温
度において実施され、そしてこの方法はそれ自体既知で
ある。
【0027】式(VI)の化合物と塩化シアヌルとの縮合
は、水性媒体中で0〜20℃の間の温度において4〜6
の間のpH値において実施され、第二のCl原子の上記
のアミン類の1つによる置換は、20〜60℃の間の温
度において5〜9の間のpH値において実施され、そし
て第三のCl原子の上記のアミン類の1つによる置換ま
たは第二および第三のCl原子のOHによる置換は、5
0〜160℃の間の温度において5〜10の間のpH値
において実施され、この方法はそれ自体既知である。
は、水性媒体中で0〜20℃の間の温度において4〜6
の間のpH値において実施され、第二のCl原子の上記
のアミン類の1つによる置換は、20〜60℃の間の温
度において5〜9の間のpH値において実施され、そし
て第三のCl原子の上記のアミン類の1つによる置換ま
たは第二および第三のCl原子のOHによる置換は、5
0〜160℃の間の温度において5〜10の間のpH値
において実施され、この方法はそれ自体既知である。
【0028】式(V)の化合物を与えるための式(VI
I)
I)
【0029】
【化15】
【0030】[式中、Xは上記の意味を有する]の化合
物の反応も同様にして実施される。
物の反応も同様にして実施される。
【0031】本発明に従う染料はセルロース材料、特に
紙を光に対して非常に堅牢性である青色の色調に染色す
るために使用することができる。
紙を光に対して非常に堅牢性である青色の色調に染色す
るために使用することができる。
【0032】これらの染料は紙およびテキスタイル産業
において、特に種々の原料の漂白されたもしくは漂白さ
れていないセルロース、例えば軟質木材もしくは硬質木
材亜硫酸塩および/または硫酸塩セルロースから出発す
る、パルプ中でそしてサイジングされたおよびサイジン
グされていない等級の紙の表面染色において、実質的な
染料に一般的な全ての方法により使用することができ
る。それらはロングリカー(long liquor)から吸尽法に
よりまたは連続的方法で木綿、ビスコースおよび麻の糸
または反物の染色において使用することもできる。
において、特に種々の原料の漂白されたもしくは漂白さ
れていないセルロース、例えば軟質木材もしくは硬質木
材亜硫酸塩および/または硫酸塩セルロースから出発す
る、パルプ中でそしてサイジングされたおよびサイジン
グされていない等級の紙の表面染色において、実質的な
染料に一般的な全ての方法により使用することができ
る。それらはロングリカー(long liquor)から吸尽法に
よりまたは連続的方法で木綿、ビスコースおよび麻の糸
または反物の染色において使用することもできる。
【0033】パルプ状の紙の染色のためには、紙パルプ
にそのシート形成前に、セルロース破砕後の厚い物体に
または製紙機械への供給前に薄い物体に染料を加えるこ
とができる。パルプ中でサイジングされた紙の製造で
は、それらを好適にはサイジング剤の添加前に薄い物体
に加える。
にそのシート形成前に、セルロース破砕後の厚い物体に
または製紙機械への供給前に薄い物体に染料を加えるこ
とができる。パルプ中でサイジングされた紙の製造で
は、それらを好適にはサイジング剤の添加前に薄い物体
に加える。
【0034】表面処理の場合には、染料はシート形成後
に適用される。これは好適にはサイズプレスの中で、染
料を濃縮澱粉溶液中に溶解させそしてそれをこの形態で
紙に適用することにより実施される。
に適用される。これは好適にはサイズプレスの中で、染
料を濃縮澱粉溶液中に溶解させそしてそれをこの形態で
紙に適用することにより実施される。
【0035】式(I)の染料は固体染料調合物として、
好適には粉末または顆粒として使用することができ、そ
れらは場合により一般的な添加剤、例えば、イオン性も
しくは非イオン性調合剤および/または塵除去剤を含ん
でなる。
好適には粉末または顆粒として使用することができ、そ
れらは場合により一般的な添加剤、例えば、イオン性も
しくは非イオン性調合剤および/または塵除去剤を含ん
でなる。
【0036】好適には有機溶解剤を含まず且つ少なくと
も1種の一般式(I)の染料を含んでなる液体調合物の
使用、特に濃縮水溶液の使用が本発明に従う方法に好ま
しい。液体染料調合物は一般的には、完成調合物を基準
にして、10〜40重量%の、好適には20〜40重量
%の少なくとも1種の式(I)の染料を含んでなる。
も1種の一般式(I)の染料を含んでなる液体調合物の
使用、特に濃縮水溶液の使用が本発明に従う方法に好ま
しい。液体染料調合物は一般的には、完成調合物を基準
にして、10〜40重量%の、好適には20〜40重量
%の少なくとも1種の式(I)の染料を含んでなる。
【0037】
【実施例】実施例1 70.4gの式(VIII)
【0038】
【化16】
【0039】のジアゾニウム化合物を500mlの水中
に溶解させそして溶液を51.4gの式(IX)
に溶解させそして溶液を51.4gの式(IX)
【0040】
【化17】
【0041】の化合物の500mlの水中溶液に5〜1
0°の温度および8のpHにおいて滴下し、このpHは
炭酸ナトリウム溶液で一定に保たれている。カップリン
グが終了した時に、溶液を80℃に加熱しそして水酸化
ナトリウム溶液をpHが10.8が一定になるまで加え
る。エステル加水分解が終了した時に、溶液のpHを塩
酸で7にする。NaClの添加により染料を沈澱させ、
単離しそして乾燥する(λmax=607nm)。
0°の温度および8のpHにおいて滴下し、このpHは
炭酸ナトリウム溶液で一定に保たれている。カップリン
グが終了した時に、溶液を80℃に加熱しそして水酸化
ナトリウム溶液をpHが10.8が一定になるまで加え
る。エステル加水分解が終了した時に、溶液のpHを塩
酸で7にする。NaClの添加により染料を沈澱させ、
単離しそして乾燥する(λmax=607nm)。
【0042】実施例2 式(X)
【0043】
【化18】
【0044】の化合物を式(VIII)の化合物の代わりに
使用する場合には、異性体染料が得られる(λmax=5
99nm)。
使用する場合には、異性体染料が得られる(λmax=5
99nm)。
【0045】実施例3 40.0gの4−ヒドロキシ−7−(4′−アミノ−3′
−スルホフェニルアミノ)−ナフタレン−2−スルホン
酸を500mlの水中に炭酸ナトリウム溶液と共に25
℃および6のpHにおいて溶解させそして次に17.5
gの塩化ベンゾイルを滴下し、pHは炭酸ナトリウム溶
液で一定に保たれている。縮合生成物は下記の式:
−スルホフェニルアミノ)−ナフタレン−2−スルホン
酸を500mlの水中に炭酸ナトリウム溶液と共に25
℃および6のpHにおいて溶解させそして次に17.5
gの塩化ベンゾイルを滴下し、pHは炭酸ナトリウム溶
液で一定に保たれている。縮合生成物は下記の式:
【0046】
【化19】
【0047】に相当する。
【0048】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0049】1.式(I)
【0050】
【化20】
【0051】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されており、Rは各場合とも場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表すか、或いは位置4および6で同
一もしくは相異なる方法でOH、NH2、NHC2H4O
H、N(CH3)C2H4OH、N(C2H4OH)2、
結合されており、Rは各場合とも場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表すか、或いは位置4および6で同
一もしくは相異なる方法でOH、NH2、NHC2H4O
H、N(CH3)C2H4OH、N(C2H4OH)2、
【0052】
【化21】
【0053】により置換された1,3,5−トリアジニル
を表し、そしてXはSO3HまたはCOOHを表す]の
染料。
を表し、そしてXはSO3HまたはCOOHを表す]の
染料。
【0054】2.式
【0055】
【化22】
【0056】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されている]の上記1の染料。
結合されている]の上記1の染料。
【0057】3.式
【0058】
【化23】
【0059】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されている]の上記1の染料。
結合されている]の上記1の染料。
【0060】4.式(IV)
【0061】
【化24】
【0062】[式中、SO3−基は6−または7−位置
で結合されている]の化合物を式(V)
で結合されている]の化合物を式(V)
【0063】
【化25】
【0064】[式中、RおよびXは上記1に示された意
味を有する]の化合物とカップリングさせ、そして次に
ベンゼンスルホン酸基を既知の方法で選択的に分離させ
ることを含んでなる上記1の染料の製造方法。
味を有する]の化合物とカップリングさせ、そして次に
ベンゼンスルホン酸基を既知の方法で選択的に分離させ
ることを含んでなる上記1の染料の製造方法。
【0065】5.式(VI)
【0066】
【化26】
【0067】[式中、スルホ基は6−または7−位置で
結合されておりそしてXは上記1に示された意味を有す
る]の化合物を a)式R′−Cl[式中、R′は場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表す]の化合物と縮合反応させる
か、または b)4−および6−位置で置換された1,3,5−トリア
ジン誘導体を製造するために、最初に塩化シアヌルとの
そして次に段階的に水性アルカリ、好適には水酸化ナト
リウム溶液、または式NH3、NH2C2H4OH、NH
(CH3)C2H4OH、NH(C2H4OH)2、
結合されておりそしてXは上記1に示された意味を有す
る]の化合物を a)式R′−Cl[式中、R′は場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表す]の化合物と縮合反応させる
か、または b)4−および6−位置で置換された1,3,5−トリア
ジン誘導体を製造するために、最初に塩化シアヌルとの
そして次に段階的に水性アルカリ、好適には水酸化ナト
リウム溶液、または式NH3、NH2C2H4OH、NH
(CH3)C2H4OH、NH(C2H4OH)2、
【0068】
【化27】
【0069】のアミンと反応させ、そして次にベンゼン
スルホン酸基を選択的に分離させることを含んでなる上
記1の染料の製造方法。
スルホン酸基を選択的に分離させることを含んでなる上
記1の染料の製造方法。
【0070】6.セルロース物質を染色するための上記
1の染料の使用。
1の染料の使用。
【0071】7.紙を染色するための上記1の染料の使
用。
用。
Claims (4)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、スルホ基は6−または7−位置で結合されてお
り、Rは各場合とも場合により1回〜3回同一もしくは
相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキ
シ、F、Cl、Br、COOH、SO3HもしくはNO2
により置換されていてもよいベンゾイルまたはナフトイ
ルを表すか、或いは位置4および6で同一もしくは相異
なる方法でOH、NH2、NHC2H4OH、N(CH3)C
2H4OH、N(C2H4OH)2、 【化2】 により置換された1,3,5−トリアジニルを表し、そし
てXはSO3HまたはCOOHを表す]の染料。 - 【請求項2】 式(IV) 【化3】 [式中、SO3−基は6−または7−位置で結合されて
いる]の化合物を式(V) 【化4】 [式中、RおよびXは請求項1に示された意味を有す
る]の化合物とカップリングさせそして次にベンゼンス
ルホン酸基を既知の方法で選択的に分離させることを特
徴とする請求項1に記載の染料の製造方法。 - 【請求項3】 式(VI) 【化5】 [式中、スルホ基は6−または7−位置で結合されてお
りそしてXは請求項1に示された意味を有する]の化合
物を a)式R′−Cl[式中、R′は場合により1回〜3回
同一もしくは相異なる方法でC1−C4-アルキル、C1−
C4-アルコキシ、F、Cl、Br、COOH、SO3H
もしくはNO2により置換されていてもよいベンゾイル
またはナフトイルを表す]の化合物と縮合反応させる
か、または b)4−および6−位置で置換された1,3,5−トリア
ジン誘導体を製造するために、最初に塩化シアヌルとそ
して次に段階的に水性アルカリ、好適には水酸化ナトリ
ウム溶液、または式NH3、NH2C2H4OH、NH(C
H3)C2H4OH、NH(C2H4OH)2、 【化6】 のアミンと反応させ、そして次にベンゼンスルホン酸基
を選択的に分離させることを特徴とする請求項1に記載
の染料の製造方法。 - 【請求項4】 セルロース材料を染色するための請求項
1に記載の染料の使用。
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