JPH03160056A - トリフエンジオキサジン染料 - Google Patents

トリフエンジオキサジン染料

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JPH03160056A
JPH03160056A JP2286010A JP28601090A JPH03160056A JP H03160056 A JPH03160056 A JP H03160056A JP 2286010 A JP2286010 A JP 2286010A JP 28601090 A JP28601090 A JP 28601090A JP H03160056 A JPH03160056 A JP H03160056A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式 式(1)において、 Rは水素または置換された、もしくは未置換のCI−C
4−アルキルを表し、 R゜は水素または置換基を表し、 T1およびT1は水素、塩素、臭素、置換された、もし
くは未置換のC ,−C 4−アルキル、C+−C4−
アルコキシ、フエニルまたはフノキシを表し、 Xは水素または置換基を表し、 nは0または1を表す ローズ含有材料および皮革の染色およびプリント用の使
用に関するものである。
n が1であるならば、スルホ基は置換基に存在する。
Rの例は:たとえばOH,OCH3、 OC.H5、COOHSSO,HSOSO.H,CN,
C1により置換されていてもよいCH3、C 2 H 
s、n −C ,H ,、i−C,H,、n −C 4
H.、n−CaH,である。
置換されているならば、C ,−C 4−アルキル基お
よびCI−C4−アルコキシ基の置換基T1およびT2
はたとえばC,−C4−アルコキシまたはOSO3H 
である。
置換されているならば、フエニル基およびフエノキシ基
の置換基T,およびT2はたとえばCI、BrSC+−
Cs−アルキル、CI−C4−アルコキシまたはおよび
SO3Hである。
適当な置換基R′の例は、ハロゲンたとえばC1、C 
I−C 4−アルキル、C .−C .−アルコキシ、
COOHである。
置換基Xの例はハロゲン原子、たとえばフッ素、塩素も
しくは臭素;スルホ基;低級アルキル、たとえばメチル
、エチル、n−プロビル、i−プロビル、n−ブチルも
しくは t−ブチル;チオエーテル基、たとえば一般式
 −S−R.のもの:またはエーテル基、たとえば一般
式一〇−R2のものである。これらの式において、 RIはアルキルもしくは置換アルキル、たとえばヒドロ
キシル、低級アルコキシ、スルファト、スルホ、カルボ
キシルおよびフエニルよりなるグループから選択した置
換基により置換されている低級アルキル;またはフエニ
ルもしくは置換フェニル、たとえばニトロ、スルホおよ
びカルボキシルよりなるグループから選択した置換基に
より置換されているフエニルよりなるグループから選択
した置換基を表し、R!は水素原子を表すか、または上
記のR,の意味を有するか、または置換されている、も
しくは未置換のアミノ基、たとえば一般式−NR3R4 (ここで、 R3は水素原子、脂肪族基、芳香脂肪族基または環状脂
肪族基、たとえばヒドロキシル、スルファト、低級アル
コキシ、スルホ、カルポキシルおよびフエニルよりなる
グループから選択した1個もしくは2個の置換基により
置換されていてもよい低級アルキル基、またはシクロヘ
キシル基であり R4は水素原子、脂肪族基、たとえばヒドロキシル、低
級アルコキシ、スルファト、スルホおよびカルボキシル
により置換されていてもよい低級アルキル基;または置
換されている、もしくは未置換の芳香族基、たとえばヒ
ドロキシル、カルボキシル、スルホ、低級アルキルおよ
び低級アルコキシよりなるグループから選択した1個も
しくは2個の置換基により置換されていてもよいフエニ
ル基もしくはは未置換の芳香脂肪族基、たとえばフエニ
ルもしくはナフチルにより置換されている低級アルキル
基;またはヒドロキシル基;または低級アルキル基;ま
たは置換されている、もしくは未置換のアミノ基、たと
えばアミノ基もしくはフエニルアミノ基もしくは低級ア
ルキルアミノ基を表すか、 または、式中の R,とR4とが窒素原子とともに、2ないし8個の、好
ましくは5ないし7個のC原子を有するアルキレン基を
含有する異節環、または1個、2個または3個の低級ア
ルキレン基と1個または2個のへテロ原子、たとえば窒
素原子もしくは酸素原子とを含有する異節環、たとえば
モルホリン、ビペリジンもしくはビペラジン環を形成す
る) のちのを表す。
上式の基R+はペンゾチアゾール−2−イル基をも表し
得るが、上式の基R2はこれを表し得な極めて一般的に
は、脂肪族基はたとえば置換されている、または未置換
の、1ないし10個のC原子を有する、ヘテロ原子また
はへテロ原子団により、たとえばO,N,SSCONH
,SO2NH,So2により中断されていてもよいアル
キル基である。低級アルキルまたはアルコキシ基は1な
いし4個のC原子を有するものである。
式(1)中の好ましい染料は式 式中、 T,,T2およびXは上に与えた意味を有する を有する。さらに、TIST2がClまたはOCH3で
ある式(1)または(2)の染料も好ましい。
Xは好ましくは塩素原子もしくはスルホ基、または式−
S−R,もしくは一〇−R2の基であり、式中のR1は
好ましくは塩素もしくはニトロにより置換されていても
よいフエニル基、またはヒドロキシルもしくはカルポキ
シルにより置換されていてもよい低級アルキル基であり
、R2は好ましくは水素原子またはスルホもしくはカル
ボキシルにより置換されていてもよい低級アルキル基も
しくはフェニル基である。式中の基Xのさらに好ましい
意味は、式中のR3が好ましくは水素原子またはカルボ
キシル基もしくはスルホ基により置換されていてもよい
低級アルキル基であり、式中のR4が好ましくは水素原
子またはヒドロキシル、スルファト、カルボキシル、ス
ルホもしくは低級アルコキシ基により置換されていても
よい低級アルキル基、フェニル基またはシクロヘキシル
基である式−NR3R4のアミノ基である。
さらに、式中のR3とR4とが、その他のへテロ原子を
含んでいてもよく、環を形成するアミノ基一NR.R.
も好ましい。
好ましい基Xの例は: CI. OCH.. OC.H., ocu2cu,o
cn,, so,n,SCH2COOH, SCH2C
l[+2011, NOx, NHCH3, N(CH
3)2,N(C2H,)., NHC.H., NHC
H,CH20H, NHCH.CI120CH3,N(
C2H40H)2, Ncn.cn2on, NCH2
Cl2SO3H,CH3CH, NHCfl2CH2CH3, NCI{.CH2CH,
, NCH2CO20SO3H,Cl3CH3 NCHzSO3H, NHCHzCHzOSOsH, 
NHCH2CH2SO3■,CH3 CH3 NBCH(CHs)z,  NHCHzCHOSO3H
,  NHCLCOOH,NCH2COOH,  NH
CHzCHzCOOH,  N(C2R40SO3H)
2,I CH, である。
本発明はさらに、 式(1) の染料の製造方法に 関するものでもある。
この方法は、 式 式中、 Th T2、 R1 R゛ および n は上に与えた 意味を有する のトリフエンジオキサジン染料1モルを式入 式中、 Hal は塩素、 臭素またはフッ素を表し、 X は上に与えた意味を有する 入 のモノアシル化生成物を得、ついで、この生成物をさら
に1モルの式(3)のトリフェンジオキサジン染料と縮
合させて式(1)の染料を得ることにより特徴づけられ
る。
染料(3)のハロゲノトリアジン(4)との縮合は、好
ましくは水性媒体または水一有機媒体中で、ハロゲノト
リアジンの反応性に応じてO℃ないし40℃の温度で、
必要ならば酸結合剤を添加して縮合反応中に遊離したハ
ロゲン化水素酸を捕らえながら実施する。
モノアシル化生威物(5)と染料(3)とのその後の縮
合も同様に、水性媒体または水一有機媒体中で、20°
Cないし100℃の温度で、必要ならば酸結合剤を添加
して縮合反応中に遊離したハロゲン化水素を中和しなが
ら実施する。酸結合剤は特にアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属の炭酸水素塩、炭酸塩、水酸化物、リン酸塩
およびホウ酸塩である。
式(4)のハロゲノトリアジン中のXがハロゲンを表す
ならば、式(1)の染料中のX(=H al)は、その
後の縮合反応中に式−OR2、SR+またはーN R 
s R 4のエーテル基、チオ工−テル基またはアミン
基に置き換えることができる。
この縮合反応も同様に、水性媒体または水一有機媒体中
で、60℃ないし100℃の温度で、酸結合剤を添加し
て縮合反応中に遊離した塩化水素を中和しながら実施す
る。上記のアルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属
以外に、過剰に使用する式NHR3R4  (6)のア
ミンも酸結合剤である。さらに、第3級アミン、たとえ
ばトリエチルアミンまたはピリジン塩基たとえばピリジ
ン、ビコリンもしくはキノリンを使用することもできる
好ましい製造方法は、染料(3)をシアヌル酸塩化物と
縮合させてXがCIである染料(5)を得、ついでX 
= ClをOR.、SR,またはNR3R4基と交換す
ることよりなるものである。
この縮合反応には、トリフェンジオキサジン染料(3)
はその中性のアルカリ金属塩の、特にそのリチウム塩の
形状で好適に使用される。
式(3)の染料は文献より公知の物質である。
たとえば、その製造はヨーロッパ特許明細書第170,
 838号に記載されている。
ハロゲノトリアジン(4)の例は: 2, 4. 6−トリクロロトリアジン(シアヌル酸塩
化物)2, 4. 6− トリフルオロトリアジン2,
 4. 6− トリブロモトリアジン2−メチル−4.
6−ジクロロトリアジン2−β−メトキシエトキシ−4
.6−ジクロロトリアジン2−メトキシ−4.6−ジク
ロロトリアジンである。
シアヌル酸塩化物が好ましい重要性を有する。
=PLJハD/ワ)   ’EJ C  D   /O
”l  k−kveH N R 3R 4 (6)の化
合物は、たとえば以下のものである。
アルコールHOR2: メタノール、エタノール、イソブロパノール、β−メト
キシエタノール、β一エトキシエタノール、グリコール
酸; フェノールHOR2: フェノール、4−ニトロフェノール、4−スルホフェノ
ール、4−カルボキシフェノール、p−クレゾール、サ
リチル酸: アルキルチオールHSRI: メルカプトエタノール、メルカブト酢酸、β−メルカブ
トプロビオン酸、1−メルカブト−2−ヒドロキシプロ
パン、1−ヒドロキシ−2−メルカプトプロパン; アリールおよび異節環チオールHSR,:チオフェノー
ル、4−ニトロチオフェノール、4−スルホチオフェノ
竺ル、4−カルボキシチオフェノール、2−メルカプト
ベンゾチアゾール、2−メルカプL Aa %t−rヱ
フ 1f− lI.−v −+? rl ふ 1ノ狛 
.脂肪族アミンHNR3R4: アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、イソプロビルアミン、タウリン、メチルタウリン
、硫酸アミノール、N−メチルーβ−スルファトエチル
アミン、エタノールアミン、ビスー(β−ヒドロキシエ
チル)一アミン、β−メトキシエチルアミン、ビス−(
β−メトキシエチル)一アミン、アミノ酢酸、ザルコシ
ン、β−アミノプロビオン酸、アミノコハク酸、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、ベンタエチレンへキサミン: 芳香族アミンHNR3R4: アニリン、p一トルイジン、4−メトキシアニリン、4
−エトキシアニリン、N一エチルアニリン、m−スルフ
ァニル酸、4−アミノフエニルーω−メタンスルホン酸
、p−スルファニル酸、4−アミノ安息香酸;環状脂肪
族アミンHNR3R4: シクロヘキシルアミン、シクロペンチルアミン;芳香脂
肪族アミンH N R s R 4 :ペンジルアミン
、N−メチルベンジルアミン、N−メチルベンジルアミ
ンーX−スルホン酸;閉環アミンH N R s R 
a :モルホリン、ピペリジン、ピロリドン、N−メチ
ルピペラジン。
染料は、たとえば塩を添加したのちに単離し、乾燥する
。しかし、縮合溶液またはけん濁液をドラムまたはスプ
レー乾燥器を通して乾燥することも可能である。
濃厚水溶液は、この染料の水性懸濁液または水溶液をた
とえば圧力下の浸透により脱塩にかけて、染料の湿った
ペーストから同様に好適に製造することができる。
本件染料を用いて、セルローズ含有材料、特に紙、木綿
およびビスコース、ならびに皮革を、良好な湿潤堅牢性
と光堅牢性とを有する青い色調に染色することができる
本件染料は、紙工業および織物工業における基本的な染
料に慣用的な全ての工程に、特に、種々の起源の、たと
えば軟材または硬材亜硫酸塩および/または硫酸塩セル
ローズの漂白セルローズまたは未漂白セルローズから出
発する、サイズ化規格の紙または未サイズ規格の紙の全
体着色および表面着色に使用することができる。本件染
料はまた、ロングリカーからの消尽法(exhaust
 method)または連続法により木綿、フィラメン
トビスコースおよび亜麻の糸染色および小片染色に使用
することもできる。
本発明記載の染料を用いて得られる紙の着色は、良好な
光および湿潤堅牢性(流出堅牢性(bleeding 
fastness)を特色としている。色彩の鮮明度(
 brilliance)および透明度(clarit
y)も挙げられる。他の適当な染料と組み合わせた場合
のその染色挙動も極めて良好である。
実施例中では、温度は℃で与えられる。明細書の記述に
おける、および実施例における水溶性染料の式は遊離酸
のものである。本件染料は一般に、そのアルカリ金属塩
の、特にリチウム塩、ナトリウム塩またはカリウム塩の
形状で単離して使用する。
実施例に与えた特性色番号(characterist
iccolour number)は色索引色相指標チ
ャート(Colour Index Hue Indi
cation Chart)  (指針番号(indi
cator number) )に関するものである。
以下の実施例中に与えた式は、いずれの場合にも反応中
に生成した反応生威物の異性体の一つに関するものであ
り、反応生成物の異性体のトリフエンジオキサジン系の
外側の2個の芳香環における置換基に関しても式(1)
として呼ばれるであろう。
実施例 1 2.9−ジアミノー6.13−ジクロロトリフエンジオ
キサジンジスルホン酸(ヨーロッパ特許明細書第170
, 838号の実施例1に従って得たもの)0.1モル
を1.51の水中で撹拌し、水酸化リチウムで中和し、
その結果として染料が溶液中に入る。ついで、500 
gの氷を添加し、0.05モルのシアヌル酸塩化物を注
ぎ入れ、この混合物を0℃ないし5℃で、使用したトリ
フエンジオキサジンの約50%がアシル化されるまで撹
拌する。アシル化反応中、水酸化リチウム溶液を滴々添
加してpHを6ないし7に保つ。ついで、この混合物を
60ないし70℃に加熱し、この過程で第2の塩素原子
の交換が起きる。
この段階でもまた、遊離した塩化水素を水酸化リチウム
溶液で中和する。溶液中に存在する染料は、実施例1に
与えた構造を有する。4体積%の塩化ナトリウムを添加
して染料を沈澱させる。これを吸引濾別し、乾燥し、磨
砕して、水に溶解して透明な青色の溶液となる染料粉末
を得る。この染料は、基本的な染料に慣用される染色方
法で、木綿を透明な赤みがかった青色に染色する(色指
針番号13) . r... : 570。
実施例 2 実施例1に従って得たモノクロロトリアジン染料の溶液
にN−メチルタウリン0.15モルを添加し、pHを7
.5ないし9.5に保ちながら、塩素原子のアミン基と
の交換が完了するまで、この混合物を85℃ないし95
℃に加熱する。4体積%の塩化ナトリウムを添加して染
料を塩析する。これを吸引濾別、乾燥、磨砕して、水に
溶解して透?な青色の溶液を与える染料粉末を得る。こ
の染料は、基本的な染料に慣用される染色方法で、木綿
を透明な赤みがかった青い色相に染色する(色指針番号
13)。工... : 572。この染料は実施例2に
与える構造を有する。
N−メチルタウリンを等モル量の以下に列記するアミン
の1種で置き換えたことを除いて実施例2を繰り返し、
ここでも価値ある基本的な染料を得る。これらの染料は
、セルローズ繊維を含有する材料を透明な青い色相に染
色する(色指針番号13)。
実施例 3 モルホリン。7 ,.−: 570o 実施例 4 ジエタノールアミン。γ■. : 570。
実施例 5 メチルアミノエタノール。γ... : 572。
実施例 6 タウリン。工... : 570。
実施例 7 硫酸モノ(2−アミノエチル)。エヨ.. : 569
実施例 8 硫酸モノ(2−メチルアミノエチル)。
実施例 9 アミノ酢酸。
実施例 10 メチルアミン酢酸。
実施例 11 β−アミノブロビオン酸 実施例 12 ビス=(2−スルファトエチル)一アミン。
実施例 13 実施例1に従って得たモノクロロトリアジン染料の溶液
にメルカプトエタノール0.15モルを添加し、水酸化
リチウムの希薄溶液を滴々添加してpHを7.5ないし
8.5に保ちながら、この混合物を80℃ないし85℃
に加熱する。縮合反応が完了したのち、2体積%の塩化
ナトリウムを添加して染料を塩析する。これを吸引濾別
、乾燥、磨砕して青色の染料粉末を得る。この染料は、
セルローズ繊維を含有する材料を透明な青い色相に染色
する(色指針番号13)。
実施例 14 メルカプトエタノールを等モル量のメルカブト酢酸で置
き換えたことを除いて実施例13を繰り返し、同様に、
セルローズ繊維を含有する材料を透明な青い色相に染色
する(色指針番号13)染料を得る。
以下の表は実施例1ないし14の染料の構造を示す: rI 実施例 1 2 X CI CHs−N−CH2CH2SO3H cH3−N−CH2CD20H u−N−CH2CH2So,H H−N−CH2CH20SO,H CH3−N−CH2CH20SO3H tl−N−CH,Cool 1 CHs−N−CI’12COOH n2N−Cll,CH2COOH −SCHzCHzOH −SCH2COOH 実施例1の2.9−ジアミノー6.13−ジクロロトリ
フエンジオキサジンジスルホン酸を等モル量の2,9−
ジアミノ−6.13−ジメトキシトリフエンジオキサジ
ンジスルホン酸または2.9−ジアミノ−6.13−ジ
ェトキシトリフェンジオキサジンジスルホン酸で置き換
えたことを除いて実施例エないしl4を繰り返し、ここ
でも、セルローズ繊維を含有する材料を透明な高度に赤
みがかった青い色相に染色する基本的な染料を得る。
以下の表は実施例1〜7の染料の物性をしめす:実施例
    γa+ax 1570 2572 3570 4570 5572 6570 7569 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1. 式 式中、 Rは水素または置換された、もしくは未置換のCI−C
4−アルキルであり、 R′は水素または置換基であり、 T1およびT2は水素、塩素、臭素、置換された、もし
くは未置換のC ,−C 4−アルキル、C,−C.−
アルコキシ、フエニルまたはフエノキシであり、 Xは水素または置換基であり、 nは0またはlを表す のトリフェンジオキサジン染料。
2、式 の上記の第1項記載の染料。
3.T.= ’r.= ClまたはO C H sであ
る上記の第1および第2項記載の染料。
4.X がハロゲン、スルホ、C +−C 4−アルキ
ル、チオエーテル、エーテルまたは置換されている、も
しくは未置換のアミノ基である上記の第1ないし第3項
記載の染料。
5.式 式中、 T+,Tz、R, R’ およびnは上に与えた意味を
有する のトリフェンジオキサジン染料1モルを式入 式中、 Halは塩素、臭素またはフッ素を表し、Xは上に与え
た意味を有する のハロゲノトリアジン1モルと反応させて式λ のモノアシル化生成物を得、ついで、この生成物をさら
に1モルの式(3)のハロゲノトリアジン染料と縮合さ
せることを特徴とする、上記の第1項記載の染料の製造
方法。
6.上記の第1ないし第4項記載の染料の、セルローズ
含有材料および皮革の染色およびブリント用の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 式中、 Rは水素または置換された、もしくは未置換のC_1−
    C_4−アルキルであり、 R′は水素または置換基であり、 T_1およびT_2は水素、塩素、臭素、置換された、
    もしくは未置換のC_1−C_4−アルキル、C_1−
    C_4−アルコキシ、フェニルまたはフェノキシであり
    、 Xは水素または置換基であり、 nは0または1を表す のトリフェンジオキサジン染料。 2、特許請求の範囲第1項記載の染料の、セルローズ含
    有材料および皮革の染色およびプリントにおける使用。
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