JPH1010166A - 周波数−電圧変換装置 - Google Patents

周波数−電圧変換装置

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JPH1010166A
JPH1010166A JP19685496A JP19685496A JPH1010166A JP H1010166 A JPH1010166 A JP H1010166A JP 19685496 A JP19685496 A JP 19685496A JP 19685496 A JP19685496 A JP 19685496A JP H1010166 A JPH1010166 A JP H1010166A
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JP
Japan
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frequency
voltage
output
value
waveform
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Application number
JP19685496A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Oba
智明 大庭
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
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Publication of JPH1010166A publication Critical patent/JPH1010166A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定条件の設定やゲイン調整等が行いやすく、
回路の経年変化に対する機器校正を必要としない周波数
−電圧変換装置を提供する。 【解決手段】入力された周波数信号を周波数数値に変換
する波形変換部10と、前記周波数数値から出力電圧値
を演算する出力波形演算部11と、この出力波形演算部
において使用する演算条件を設定する設定値テーブル1
2と、前記出力電圧値を外部に出力する出力部9とを備
えた構成とする。更に好ましくは、出力波形演算部11
は出力電圧値を所定の範囲内に制限する機能を有する構
成とする。一層好ましくは、出力部はD/A変換器を備
えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機の回転数や
電流電圧等の周波数を電圧値に変換する周波数−電圧変
換装置に関する。
【従来の技術】図6は従来の技術を説明する図である。
すなわち、従来の周波数−電圧変換装置2は、F/V変
換器3と基準電圧発生器4と比較演算器5とからなって
いる。このような構成の周波数−電圧変換装置2に信号
発生源から周波数信号1が入力されると、まず、F/V
変換器3によって周波数値が電圧値に変換される。この
電圧値が、基準電圧発生器4によって発生された基準電
圧とともに比較演算器5に入力され、ここで所望の出力
が演算され、オシロ出力6として時間−周波数曲線が表
示される。
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の周
波数−電圧変換装置においては、F/V変換器3と比較
演算器5がアナログ回路で構成されているが、アナログ
部品でこれらの回路を構成する場合、多種類の測定条件
を設定しようとすると回路が複雑になり故障率が高くな
る。また、それらの回路に用いられる半固定抵抗器によ
ってゲイン調整等を行うが、調整が非常に微妙である。
さらに、抵抗値の経年変化が起こるため、数年に一度、
場合によっては数ヶ月に一度の機器校正が必要となる。
そこで本発明は、測定条件の設定やゲイン調整等が行い
やすく、回路の経年変化に対する機器校正を必要としな
い周波数−電圧変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の周波数−電圧変
換装置は、請求項1の発明においては、入力された周波
数信号を周波数数値に変換する波形変換部と、前記周波
数数値から出力電圧値を演算する出力波形演算部と、こ
の出力波形演算部において使用する演算条件を設定する
設定値テーブルと、前記出力電圧値を外部に出力する出
力部とを備えた構成とする。この構成の周波数−電圧変
換装置においては、設定値テーブルによっていろいろな
条件を設定することが出来るので、測定条件の設定やゲ
イン調整等が行いやすく、回路の経年変化に対する機器
校正を必要としない。請求項2の発明においては、上記
請求項1のものにおいて、出力波形演算部が出力電圧値
を所定の範囲内に制限する機能を有する構成としてい
る。この構成の周波数−電圧変換装置によれば、オシロ
スコープ等入力電圧に限界のある表示器に出力電圧値を
支障なく表示することが出来る。請求項3の発明におい
ては、上記請求項1のものにおいて、出力部がD/A変
換器を備えた構成とする。この構成の周波数−電圧変換
装置によれば、出力電圧値をデジタル表示するほかに、
指針型計器やオシロスコープ等アナログ型の表示器に表
示することが出来る。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の周波数−電
圧変換装置は図1に符号7で示すように、マイクロコン
ピュータ8と、D/A変換部9とからなり、前記マイク
ロコンピュータ8は波形変換部10と、出力波形演算部
11と、設定値テーブル12とからなる。設定値テーブ
ル12には入力された周波数を電圧に変換するにあたっ
て使用する条件が設定されている。波形変換部10と出
力波形演算部12はソフトウェアによって動作する。回
転体に取り付けられたエンコーダ等の回転検出センサー
や、交流電力等から採取された交流電圧である周波数信
号1は、まずマイクロコンピュータ8に入力され、その
なかの波形変換部10においてソフトウエアにて周波数
数値として読みとるための変換が行われる。出力波形演
算部11は、前記で得られた周波数数値を設定値テーブ
ル12の条件にしたがってD/A変換部9に出力するた
めの数値にソフトウエアにて変換する。D/A変換部9
はこの数値を電圧値に変換し、オシロスコープに出力す
る。オシロスコープはオシロ出力6として時間−周波数
曲線を表示する。周波数の検出は次のように行う。図2
は、波形変換部10において周波数信号1から周波数値
を得る原理を説明するためのタイミングチャートであ
る。周波数信号1には、図示のような正弦波形の場合
や、変換後信号13として示すようなパルス波形の場合
がある。周波数信号1が図示のような正弦波形の場合に
は、変換後信号13のようなパルス波形にいったん変換
する。そして、変換後信号13のパルス波形の立ち上が
りから次の立ち上がりまでの間の基準クロック14(2
MHz)のパルス数をカウントする。このカウント値か
ら演算によって周波数値を求める。この周波数値を、あ
らかじめ設定値テーブル12のメモリー上に記憶させた
出力条件にしたがって電圧値に換算し、マイクロコンピ
ュータ8から出力する。出力電圧値の算出は次のように
行う。本実施の形態においては出力電圧は±10vの範
囲であり、この範囲内でいくらの周波数入力があったと
き何vの出力とするかをまず設定しなければならない。
メモリー領域を有する設定値テーブル12にこの周波数
−電圧変換条件を設定しておく。図3に設定値テーブル
12の内容を示す。周波数入力定格は、周波数信号1が
この周波数のとき出力電圧が0vであることを設定す
る。周波数入力検出幅は、周波数入力定格に対して±何
%の変化幅を電圧出力するかを設定する。この二つの設
定値によって、電圧変換される入力周波数範囲が決めら
れる。出力電圧幅は、周波数入力検出幅にて設定された
周波数が入力されたとき何vの電圧で出力するかを設定
する。ここでの設定は、定格周波数500Hz、周波数
入力検出幅10%である。更に、出力電圧幅が5vに設
定されているということは、定格周波数に対する+10
%(550Hz)、−10%(450Hz)にそれぞれ
+5v、−5vを出力するという設定になる。入力周波
数が0Hzから1000Hzまで変化したときの出力電
圧の変化を図4に示す。このように、入力周波数に対す
る出力電圧の設定をすべてソフトウエアで行うため、上
記3つの設定項目を変更することによって多様な測定を
行うことが出来る。次に、図5に示すフローチャートに
よって処理の流れを説明する。ここに示す一連の処理は
サブルーチンとして定刻スキャン(1msec)ごとに
実行される。ステップS1は、波形変換部10で検出さ
れた波形の周期をカウント終了したか否かの判断であ
り、カウントが終了していないときは後続の処理は何も
行わずサブルーチンを終了する。カウントが終了してい
たときは、ステップS2においてカウンタより1周期に
かかったカウント数を読み出し、ステップS3において
周波数値を計算する。次にステップS4において、周波
数値を出力電圧に変換するための変換条件を設定値テー
ブル12から読み出す。こうして得られた条件を用いて
ステップS5において出力電圧値を計算する。出力され
る電圧値の範囲は、ハードウエアによって±10v以内
に制限されているため、ステップS6及びステップS8
において±10vを超えないかどうか判定し、もし超え
ていればS7およびS9にて電圧出力を制限する。こう
して得られた電圧出力値を、ステップS10においてD
/A変換部9に出力する。これによって一連の処理を終
了する。このように本実施の形態の周波数−電圧変換装
置においては一連の処理をマイクロコンピュータによっ
て行うようにしたので、キーボードやソフトウエアによ
って簡単に諸条件を設定することが出来る。
【発明の効果】以上の説明から分かるように本発明によ
れば、測定条件の設定やゲイン調整等が行いやすく、回
路の経年変化に対する機器校正を必要としない周波数−
電圧変換装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の周波数−電圧変換装置を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態の周波数−電圧変換装置に
おける波形変換部の動作を説明する図
【図3】本発明の実施の形態の周波数−電圧変換装置に
おける設定値テーブルを例示する図
【図4】本発明の実施の形態の周波数−電圧変換装置に
おける出力波形演算部の動作を説明する図
【図5】本発明の実施の形態の周波数−電圧変換装置の
動作を示すフローチャート
【図6】従来の周波数−電圧変換装置を示すブロック図
【符号の説明】
1…周波数信号、 2,7…周波数−電圧変換装置、
3…F/V変換器、4…基準電圧変換器、 5…比較演
算器、 6…オシロ出力、 8…マイクロコンピュー
タ、 9…D/A変換部、 10…波形変換部、 11
…出力波形演算部、 12…設定値テーブル、 13…
変換後信号、 14…基準クロック。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された周波数信号を周波数数値に変換
    する波形変換部と、前記周波数数値から出力電圧値を演
    算する出力波形演算部と、この出力波形演算部において
    使用する演算条件を設定する設定値テーブルと、前記出
    力電圧値を外部に出力する出力部とを備えたことを特徴
    とする周波数−電圧変換装置。
  2. 【請求項2】出力波形演算部は出力電圧値を所定の範囲
    内に制限する機能を有することを特徴とする請求項1記
    載の周波数−電圧変換装置。
  3. 【請求項3】出力部はD/A変換器を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の周波数−電圧変換装置。
JP19685496A 1996-06-21 1996-06-21 周波数−電圧変換装置 Pending JPH1010166A (ja)

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JPH1010166A true JPH1010166A (ja) 1998-01-16

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JP19685496A Pending JPH1010166A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 周波数−電圧変換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000004632A1 (fr) * 1998-07-16 2000-01-27 Seiko Epson Corporation Procede et dispositif de commande de moteur sans capteur de position

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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