JPH10101284A - エスカレータ - Google Patents

エスカレータ

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Publication number
JPH10101284A
JPH10101284A JP25584196A JP25584196A JPH10101284A JP H10101284 A JPH10101284 A JP H10101284A JP 25584196 A JP25584196 A JP 25584196A JP 25584196 A JP25584196 A JP 25584196A JP H10101284 A JPH10101284 A JP H10101284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber member
tread
angle
escalator
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25584196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Tanii
智也 谷井
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータに乗るとき、踏板(ステップ)
におけるスリップ防止対策が必要である。 【解決手段】 踏板10の山12の頂上部分にゴム部材
14をかぶせて固着する。乗客の足の底面はこのゴム部
材14を踏むため、ゴムの高い摩擦係数によってスリッ
プの可能性が減る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレータに
関する。この発明は特に、エスカレータの踏板(ステッ
プ)に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来一般的なエスカレータのラン
ディングプレートと踏板付近の構成を示す図である。乗
客は図中の矢印のごとく、ランディングプレート1から
ゴムプレート2を通って踏板4に乗り込む。ゴムプレー
ト2はランディングプレート1上に設けられ、乗客が踏
板4に乗り込む際に足元のスリップを防止することを目
的にしている。踏板4は細かく溝が切ってあり、くし3
が溝の異物を取り除くように働く。図5は踏板4の断面
構造を示す図で、山5と溝6が規則正しく列んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、ランディ
ングプレート1にゴムプレート2を設けることで、スリ
ップの危険性を低減している。しかしながら、例えばス
キー場などにエスカレータを設置する場合、ランディン
グプレートだけでなく、各踏板におけるスリップ防止も
考慮したほうがよいと考えられる。スキー場では乗客が
スキーブーツなどを履いて足元の動きが制約を受けるだ
けでなく、スキーブーツと踏板の間に入るシャーベット
状の雪によって滑りやすくなるためである。本発明の目
的は、踏板にスリップ防止対策を施したエスカレータを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明のエスカレータでは、各踏板の山側部分にゴム部材が
取り付けられている。踏板は乗客が踏むところであり、
ここに摩擦係数の大きなゴム部材を取り付けることでス
リップしにくい構造を実現する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
参照しながら説明する。実施形態1. 図1は本実施形態に係るエスカレータのラ
ンディングプレートと踏板付近の構成を示す図、図2は
その踏板の断面構造を示す図である。図1中、図4同等
の部材には図4と同じ符号を与えている。
【0006】図1において、乗客は従来同様、ランディ
ングプレート1からゴムプレート2を通って踏板10に
乗り込む。ゴムプレート2によってエスカレータに乗る
前のスリップ防止対策が施されている。
【0007】一方、図2に示す通り、踏板10の山12
の頂上部分にはゴム部材14が取り付けられている。同
図のごとく、ゴム部材14は取付が簡単で、かつ外れに
くい構造となるよう、山12の頂上部分を把持してい
る。ゴム部材14を取り付けるために、山12と溝13
の間隔は従来に比べていくぶん広くとられている。同様
に、図1のごとく、くし11の歯の間隔も広がってい
る。溝13の間隔は、くし11の歯がゴム部材14と干
渉しないような距離である。
【0008】以上の構成により、乗客が踏板10に乗り
移る瞬間、およびそれ以降のスリップの危険性を低減す
ることができる。本実施形態では、山側部分の面積も比
較的大きくとることができるため、スリップ低減効果が
大きい。
【0009】実施形態2.図3は本実施形態に係るエス
カレータの踏板の断面構造を示す図である。同図のごと
くこの実施形態では、ゴム部材23の下部を山21の頂
上に設けられた溝の中に係合する構造となっている。こ
のため、山21とゴム部材23の間の固着力を十分高く
保てるとともに、山21とゴム部材23の側壁を一直線
にすることができる。したがって、踏板が収納される際
にゴム部材23による干渉の可能性を容易に低減でき
る。この実施形態の場合、山21と溝22の間隔は実施
形態1同様でもよいし、図5の従来技術と同様でもよ
い。
【0010】
【発明の効果】以上、本発明のエスカレータによれば、
乗客が踏板に乗り移る際や乗り移った後に移動する際に
ゴム部材の摩擦によってスリップの可能性を減らすこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のエスカレータのランディングプ
レートとステップ付近の構成を示す図である。
【図2】 実施形態1の踏板の断面構造を示す図であ
る。
【図3】 実施形態2の踏板の断面構造を示す図であ
る。
【図4】 従来一般的なエスカレータのランディングプ
レートとステップ付近の構成を示す図である。
【図5】 従来のエスカレータの踏板4の断面構造を示
す図である。
【符号の説明】
1 ランディングプレート、2 ゴムプレート、3,1
1 くし、4,10,20 踏板、5,12,21
山、6,13,22 溝、14,23 ゴム部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレータの各踏板の山側部分にゴム
    部材を取り付けたことを特徴とするエスカレータ。
JP25584196A 1996-09-27 1996-09-27 エスカレータ Pending JPH10101284A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25584196A JPH10101284A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エスカレータ

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JP25584196A JPH10101284A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エスカレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10101284A true JPH10101284A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17284344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25584196A Pending JPH10101284A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エスカレータ

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JP (1) JPH10101284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054733A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 東芝エレベータ株式会社 エスカレータ用踏段

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054733A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 東芝エレベータ株式会社 エスカレータ用踏段

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