JPH10100859A - 幼児用の補助安全ベルト - Google Patents

幼児用の補助安全ベルト

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JPH10100859A
JPH10100859A JP8277210A JP27721096A JPH10100859A JP H10100859 A JPH10100859 A JP H10100859A JP 8277210 A JP8277210 A JP 8277210A JP 27721096 A JP27721096 A JP 27721096A JP H10100859 A JPH10100859 A JP H10100859A
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JP
Japan
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belt
infant
present
child
automobile
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Application number
JP8277210A
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English (en)
Inventor
Hiroka Kunimi
宏香 國見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全を保持するための幼児専用の乗物用補助
席は幼児に孤立感を与えその自由を奪っている。 【解決手段】 安全を保持したまま親に抱き抱えられた
状態で幼児が安心して乗物に乗れるための補助安全ベル
トを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主に自動車などの
乗物に幼児や子供が安全に乗れることを目的とした補助
安全ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より特に自動車において幼児の体型
に合わせた補助席いわゆるチャイルドシートがあり、こ
れを自動車の座席に取り付けこれに付いている安全ベル
トにて幼児を固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 イ、幼い赤ちゃんはお母さんに抱かれていないと直ぐに
不安になり泣き出してしまった。 ロ、成長して動きの活発になった幼児の場合にはチャイ
ルドシートは狭くて圧迫感があり、且つ専用の安全ベル
トによって身動きが全くできないので直ぐにストレスが
たまり、やはり泣き出してしまった。 ハ、チャイルドシートは取り付け取り外しが大変面倒で
普段は自動車に固定したままにしておくのが一般的なの
で、幼児以外の大人を大勢自動車に同乗させるときには
邪魔になってしまった。またそのためにチャイルドシー
トを取り外す作業も大変面倒であった。 二、チャイルドシートはかさばり重たいので旅行などに
持っていくことが困難であった。 本発明は、以上の欠点を解決するために発明されたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】大人のひざの上に幼児を
乗せて幼児を抱き抱えた状態で自動車などの乗物に安全
に乗れる幼児用の補助安全ベルトを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0006】図1に示す本発明の第1の実施の形態にお
いて、ベルト(1)は正面及び背面から見るとYの字に
見える形状になっている。上部の開口部において内側か
ら外側に幼児の頭部を出させ、下部の帯部を幼児の股下
に通すことでベルト(1)を幼児の体にしっかりと密着
させることができる構造になっている。材質は軽くて柔
らかく且つ引っ張られても切れにくいものが望ましく、
例えば布や皮である。
【0007】上記構成の安全ベルトを例えば自動車で使
用するときは図9の如く、まず大人(31)が座席に座
り、子供(32)にベルト(1)を装着させて大人(3
1)のひざの上に座らせ、次に自動車に付いているシー
トベルト(33)を子供(32)の背中とベルト(1)
の間に横から通したうえでシートベルト脱着部(34)
に固定する。これを自動車のシートベルト(33)と本
発明の第1の実施の形態だけの位置関係で分かりやすく
図にしたのが図10である。このような構造により自動
車が衝突事故などで急停車してもベルト(1)がシート
ベルト(33)に絡み鎖状に連係しているので、子供が
前方に放り出されたりすることを防ぐことができる。ま
たベルトの長さを幼児の体型に合わせて調節できるよ
う、ベルトの長さ調節ができる機構を設けておくことが
より望ましい。
【0008】
【異なる実施の形態】図2に示す本発明の第2の実施の
形態において本発明の第1の実施の形態と異なる点はベ
ルト(2)の背面部分が広い三角状になっている。この
部分はシートベルトに接する部分であり衝撃を直接受け
止めることになるので切れることのないよう丈夫にする
ため広くしてある。その意味ではこの部分に充分な強度
が得られれば形状は必ずしも三角状でなくともよい。自
由な形で広くしても良いし補強材となる丈夫な材料例え
ば皮などで補なっておけば望ましい。
【0009】本発明の第2の実施の形態についての使用
方法は本発明の第1の実施の形態と全く同じである。
【0010】図3に示す本発明の第3の実施の形態にお
いて本発明の第1及び第2の実施の形態と異なる点はベ
ルト(3)の前面部分が広い三角の形状をしていること
である。この部分は幼児の胸部と接して衝撃が幼児に直
接加わる部分であるので、より広い面で幼児を受け止め
ることで衝撃を和らげられる。その意味では衝撃を和ら
げることができるのであれば形は三角でなくともよい。
自由な形で広くしてもいいし衝撃吸収材となるもの例え
ばスポンジなどを代表とする弾性体をクッションとして
前面の内側内面に張り付けておけば望ましい。
【0011】本発明の第3の実施の形態においての使用
方法は本発明の第1の実施の形態と全く同じである。
【0012】図4に示す本発明の第4の実施の形態にお
いては2つのリング状の帯を並べてこれらが離れないよ
うに横帯で繋いだ形をしている。このような形状にして
おくと幼児は頭を輪に通さなくてもベルト(4)を楽に
装着できる。
【0013】本発明の第4の実施の形態を使用するにあ
たり本発明の第1の実施の形態と異なる点は幼児への装
着方法である。幼児を二つのリング状の帯の間に挟み右
手と右足を右の輪に入れ、左手と左足を左の輪に入れて
装着する。その他の使用方法については本発明の第1の
実施の形態と同じである。
【0014】図5と図6に示す本発明の第5の実施の形
態において本発明の第1の実施の形態と異なる点は、帯
の途中で帯を切り離したり繋いだりが自由にできるよう
着脱部を設けた点である。脱着部の取り付け位置は幼児
がベルトを装着して着席したときに支障のない位置でな
ければならない。また本発明の第3の実施の形態で述べ
た広い面での衝撃吸収という利点を同時に得る点から脱
着部は胸部中央にあたる部分に大きめに設けることが望
ましい。図5と図6で説明するとベルトホルダー(2
1)と脱着金具(23)が幼児の胸部中央部分に位置で
きこれらが着脱可能な機構になっている。着脱可能にし
た理由は幼児に楽にベルト(5)を装着させることがで
きるようにする為である。また帯の長さを幼児の体型に
合わせて調節できるよう、ベルト(5)が脱着金具(2
3)を折り返して調節金具(22)で固定される機構を
設けた。またこの長さ調節の機構や脱着の機構はしっか
りと緩むことなく固定できれば本実施の形態の例に拘ら
ずどのようなものでも構わない。
【0015】本発明の第5の実施の形態を使用するにあ
たり本発明の第1の実施の形態と異なる点は幼児への装
着方法である。幼児の頭を上部開口部に内側から外側へ
向かって通し、下部の帯を幼児の股下に通して、ベルト
ホルダー(21)に脱着金具(23)を固定する。その
後、幼児を着席させてシートベルトに固定させる手順は
本発明の第1の実施の形態と同じである。
【0016】また本発明の第5の実施の形態を使用する
にあたり、別に異なる使用方法として図11から図12
に示す方法も考えられる。まずはじめに大人が着席しシ
ートベルト(35)を装着する。次に図11に示す通り
にベルト(5)の下部帯を、2本あるシートベルト(3
5)のうち下方の一本と大人の間に通す。次に幼児を大
人のひざの上に乗せて幼児の頭をベルト(5)の上部開
口部に内側から外側に向かって通し、ベルト(5)の下
部帯を幼児の股下に通してベルトホルダー(21)に脱
着金具(23)をはめて固定する。この装着した状態を
シートベルト(35)と本発明の第5の実施の形態だけ
の位置関係で分かりやすく示したのが図12である。こ
のような装着方法により幼児は上半身を自由に動かすこ
とができるようになる。
【0017】図7と図8に示す本発明の第6の実施の形
態は本発明の第5の実施の形態の脱着の機構とベルトの
長さ調節の機構を上部2本の帯に転用したものである。
ベルト(6)の上部に取り付けられた二つの脱着金具
(27)と(28)がベルトホルダー(24)に向かっ
てはめ込まれて固定される。固定されている状態を示し
たのが図8である。尚、脱着の機構とベルトの長さ調整
の機構を上部の帯2本と下部の帯1本の計3ケ所に利用
する方法もある。その場合には3本の帯の長さを細かく
調整することで、幼児の体型にかかわらずベルトホルダ
ーを幼児の胸部中央に確実に位置させることができ、衝
撃を3方向に分散させる観点からも有益である。
【0018】本発明の第6の実施の形態の使用方法につ
いては、本発明の第5の実施の形態と同じである。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあたっては次に列挙する効果が得られる。
【0020】全ての本発明の実施の形態において、幼児
は大人に抱き抱えられた状態でシートベルトをもつ乗
物、特に自動車等に乗ることができる。これにより幼児
は安心感を得ることができ孤独感のために泣くことはな
くなる。また同時に幼児に対しても本発明の補助安全ベ
ルトとシートベルトとの鎖状の連係により安全性が保た
れる。
【0021】全ての本発明の実施の形態において、ベル
トの帯が両肩と股下を取り巻いているので、事故などに
より乗物が急停止しても幼児がベルトの間をすり抜けて
前方に放り出される心配はない。
【0022】全ての本発明の実施の形態において、取り
付け取り外しが容易なので体格の大きい大人を大勢自動
車に乗せるときには取り外して邪魔になることはない。
【0023】また本発明の第5及び第6の実施の形態に
おいては帯が途中で着脱可能なので幼児への装着が極め
て容易である。また図12に示すように下方の一本のシ
ートベルトのみに本発明の安全ベルトを固定できるの
で、幼児は上半身が解放されてかなりの自由を得ること
ができストレスで泣くこともなくなる。これは成長して
活動的になった幼児には大変ありがたい利点である。
【0024】全ての本発明の実施の形態において、それ
らの構造は簡素であり軽いので旅行などに持っていくこ
とが容易であり、レンタカーや飛行機などを利用すると
きに役立つ。特に旅客機については幼児は無料もしくは
格安料金で乗れるが、その場合幼児用の座席は用意され
ないので大人のひざの上に座らなくてはならず、その際
に幼児の安全を確保するのに必須である。
【0025】全ての本発明の実施の形態において、幼児
や子供を抱えられる大人がいなくても乗物の座席にシー
トベルトさえ備え付けてあれば、本発明の幼児用の補助
安全ベルトとシートベルトを鎖状に連係できるので、幼
児や子供を座席に直接座らせることもでき且つ安全も確
保できる。
【0026】全ての本発明の実施の形態において、大き
さや長さを変えることで、幼児ばかりでなく子供から大
人に至るまで、さらにペット等の動物にまで幅広く利用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す斜視図
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す斜視図
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す斜視図
【図6】本発明の第5の実施の形態を示す斜視図
【図7】本発明の第6の実施の形態を示す斜視図
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す斜視図
【図9】本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す斜
視図
【図10】本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す
斜視図
【図11】本発明の第5の実施の形態の使用状態を示す
斜視図
【図12】本発明の第5の実施の形態の使用状態を示す
斜視図
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6 ベルト 21、24 ベルトホルダー 22、25、26 長さ調節金具 23、27、28 脱着金具 31 大人 32 子供 33、35 シートベルト 34、36 シートベルト脱着部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯が両肩の上から股下を通って背中にま
    わり再び両肩に戻り輪となる構造を特徴とする幼児用の
    補助安全ベルト。
  2. 【請求項2】 帯の途中部分を切り離したり繋いだりが
    自由にできるように、前記帯の途中に脱着部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の幼児用の補助安全ベル
    ト。
  3. 【請求項3】 両肩と股下を一体の帯でくるむことで輪
    となる構造を特徴とする幼児用の補助安全ベルト。
  4. 【請求項4】 帯の途中部分を切り離したり繋いだりが
    自由にできるように、前記帯の途中に脱着部を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の幼児用の補助安全ベル
    ト。
  5. 【請求項5】 3本の帯のそれぞれ一端を3本の帯が放
    射状になるよう一体にし且つ前記3本の帯それぞれの他
    端を一体にしたときにできる形状を有していることを特
    徴とする幼児用の補助安全ベルト。
  6. 【請求項6】 帯の途中部分を切り離したり繋いだりが
    自由にできるように、前記帯の途中に脱着部を設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の幼児用の補助安全ベル
    ト。
JP8277210A 1996-09-27 1996-09-27 幼児用の補助安全ベルト Pending JPH10100859A (ja)

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JP8277210A JPH10100859A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 幼児用の補助安全ベルト

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JP8277210A JPH10100859A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 幼児用の補助安全ベルト

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JPH10100859A true JPH10100859A (ja) 1998-04-21

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ID=17580353

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JP (1) JPH10100859A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034086A1 (fr) * 1998-12-09 2000-06-15 Hideteru Shimizu Accessoire de ceinture de securite
ES2275448A1 (es) * 2007-01-18 2007-06-01 Ricardo Rodriguez De La Iglesia Sistema de retencion de niños de cinturon diagonal.
JP5836512B1 (ja) * 2015-01-30 2015-12-24 幸治 ▲廣▼▲瀬▼ チャイルドシート

Cited By (5)

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