JPH0999322A - 板金加工装置のワーク突当て装置 - Google Patents

板金加工装置のワーク突当て装置

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Publication number
JPH0999322A
JPH0999322A JP25600395A JP25600395A JPH0999322A JP H0999322 A JPH0999322 A JP H0999322A JP 25600395 A JP25600395 A JP 25600395A JP 25600395 A JP25600395 A JP 25600395A JP H0999322 A JPH0999322 A JP H0999322A
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JP
Japan
Prior art keywords
abutting
butting
workpiece
work
sheet metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP25600395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Okimoto
喜彦 沖本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP25600395A priority Critical patent/JPH0999322A/ja
Publication of JPH0999322A publication Critical patent/JPH0999322A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックゲージ1を有する例えばプレスブレー
キ等の板金ワーク加工装置において、種々のワーク加工
に対応するため、バックゲージ1の突当て本体3に対し
て各種のワーク突当てパッド6を短時間に容易に交換し
得る手段を提供する。 【解決手段】 このため、ワーク突当て面6aを有する
突当てパッド6の裏側底面に矩形断面の凸状フランジ部
6bを凸設すると共に、突当て本体3側には凸状フラン
ジ部6bが前後方向に摺動可能に嵌合する相補の凹状み
ぞ部3aを凹設し、突当て本体3の前面両側端部には、
それぞれマグネット8を固設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金加工装置、特
にバックゲージを有する板金加工装置におけるワーク突
当て装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、プレスブレーキ等の板金ワーク
加工装置において、板金ワーク(以下、単に“ワーク”
と云う)を所定の曲げ線に沿ってパンチ及びダイ等によ
り折曲げ加工しようとするとき、作業者は、先ずこの曲
げ加工ライン位置を正しく設定するために、ワークの前
端縁を、規定位置に設定されたバックゲージ装置の突当
て部に当接させる必要がある。
【0003】図6に、その要部の上面図の一般的な一例
図を示す。座標軸xは左右(ワーク曲げ線)方向、yは
前後(奥行)方向、zは高さ方向をそれぞれ表わしてい
る。Oは作業者、Wは矩形状のワークである。1はバッ
クゲージ装置を示し、プレスブレーキのテーブルのx方
向に延びるストレッチ2上に取付けられた一対の突当て
本体3を備え、各突当て本体3の先端部にはそれぞれ突
当て部4が取付けられていて、ワークWのy方向前方端
縁部が当接されたとき、ワークWのx方向の折曲げ線5
が不図示のパンチとダイとによる正しいy方向の加工位
置に設定されるよう構成されている。
【0004】なお、バックゲージ1の各突当て本体3
は、通常、ストレッチ2上をx方向に移動でき、また、
ストレッチ2はそれぞれ不図示の支持体によりy方向に
移動可能に構成されているため、図例のようにワークW
の前方突当て辺と、ワーク曲げ線5とが平行である場合
は、その平行間隔距離の変更に対しては容易に対応する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
板金ワークの折曲げ加工作業においては、例えば、図7
に、図6との一対応図例を示すように、ワーク突当て辺
が曲げ線5と平行でない場合は、バックゲージ1の一方
の突当て本体3に、ワークW1 の斜めの当接辺に適合す
るような斜面の突当て面6aを有するバックゲージ突当
てパッド6を特別製作して取付ける必要がある。
【0006】以上のように、各種類のワーク加工にそれ
ぞれ対応し得るようにワークを突当てるための特別の突
当てパッド6を、ワークW1 の突当て辺の形状に適合し
得るよう、着脱交換可能の形式とする必要がある。
【0007】しかしながら、この種の従来のワーク突当
て面6aを有する突当てパッド6は、図8にその一例の
斜視図を示すように、突当て本体3に、例えば、6角穴
付ボルト7で取付け固定するよう構成されていたため、
その交換に手数と時間とを要し、加工作業のダウンタイ
ムが増加するという問題点があった。
【0008】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、ワークを突当てるためのワーク突当て
パッドを、バックゲージの各突当て本体に対して、実質
的にワンタッチで着脱自在として、短時間で容易に各種
の突当てパッドの交換を可能とする手段の提供を目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、板金加工装置のバックゲージに対するワーク突当
て面を有するワーク突当て部材を、交換可能に取付ける
ための突当て本体部材において、このワーク突当て装置
を下記(1),(2)項のいずれかに構成することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。すなわ
ち、(1)前記ワーク突当て部材及び突当て本体部材の
いずれか一方に、凸設されたフランジ部を、また他方
に、このフランジ部と嵌合する相補の凹状みぞ部をそれ
ぞれ設けると共に、前記ワーク突当て部材と突当て本体
部材との接触部に、これら両部材の相互係止手段を設け
るよう構成する。あるいはまた、(2)前記突当て本体
側に、前記ワーク突当て部材を相互に係止するための,
例えば板ばね部材等の連結,分離自在な係止手段を備え
るよう構成する。
【0010】
【作用】以上のような本発明構成により、所望のワーク
突当て部材(パッド)を、短時間で容易に交換し得るた
め、加工作業のダウンタイムを低減して生産性を向上す
ることかできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、複
数の実施例に基づいて説明する。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1に、本発明に係る第1の実施例の突当
てパッドの交換手段の突当て本体3と突当てパッド6と
の分離状態の斜視図を示し、前記従来例図6〜図8にお
けると同一(相当)構成要素は、同一符号で表わす。
【0013】本実施例1は、ワーク突当て面6aを有す
る突当てパッド6部材の裏面側底面に、矩形断面の凸状
フランジ部6bを前後方向(y方向)に凸設し、一方、
突当て本体3側には、凸状フランジ部6bがy方向に摺
動可能に嵌合する相補の凹状みぞ部3aを凹設すると共
に、突当て本体3の前面の両側端部には、それぞれ突当
てパッド6固定(係止)手段として、マグネット8を固
設したものである。
【0014】なお、この固定手段は、本体/パッド部3
/6の前後方向への分離を防止するための比較的微少な
吸着力で済むため、マグネット8のみに限定されるもの
ではなく、両部材3,6の当接面にそれぞれ固設した例
えば、接着布もしくは咬合子テープ(商品名“マジック
テープ”)等であっても差支えない。
【0015】以上のような構成により、突当てパッド6
部は、突当て本体3の凹状みぞ部3aに対して、図示矢
印y方向に押込むことにより、簡単に取外し可能に着脱
交換することができる。
【0016】なお、本実施例における凸状フランジ部6
b及び凹状みぞ部3aは、前記と逆に、それぞれ突当て
本体3と突当てパッド6に配設しても同一の効果を得る
ことができることはもちろんである。
【0017】(実施例2)図2に、本発明に係る第2の
実施例の突当てパッド交換手段の構成下面(裏面)図
(a)及び裏面斜視図(b)をそれぞれ示す。
【0018】本実施例2は、前記図1実施例1における
突当て本体3の凹状みぞ部3a及び突当てパッド6の凸
状フランジ部6bを、それぞれ両側部にガイド部3cま
たは6cを有する切欠き部3d及び凸部6dに形成し
て、図示矢印y方向に押込んで、実施例1を同様の一対
のマグネット8により着脱可能に固定するよう構成した
変形態様である。
【0019】(実施例3)図3に、本発明に係る第3の
実施例の突当てパッド交換手段の要部構成y方向断面図
を示す。突当てパッド6のy方向後縁部には、フランジ
状突起6eが凸設され、その先端部上面には、凹穴6f
が突設されている。一方、突当て本体3の前面には、フ
ランジ状突起6eに整合して摺動可能に嵌合する相補の
係合凹状みぞ3eが凹設されている。
【0020】突当てパッド6の板状突起6eを、突当て
本体3の係合みぞ3e内に一杯に挿入したときの凹穴6
f相当位置の突当て本体3の係合凹状みぞ3e位置に
は、めねじ3fが螺設されていて、これに係合するおね
じを有するばね入りボールプランジャー9がボールの先
端部が係合みぞ3eの内部に突出するよう配設されてい
る。
【0021】突当てパッド6の交換に際して、パッド6
を突当て本体3の係合凹状みぞ3e内に一杯に押し込む
とき、フランジ状特記6eの先端部がボールプランジャ
ー9のボールに当接してこれを不図示のばねに抗して押
し上げた後、凹穴6f内に再び突出して突当てパッド6
をy方向に係止/保持するよう構成されている。
【0022】突当てパッド6を取外す場合は、ボールプ
ランジャー9は、ボールばねに抗する力で突当てパッド
6を引出すことにより容易に取外し得る。
【0023】(実施例4)図4に、本発明に係る第4の
実施例の突当てパッド交換手段の構成斜視図を示す。突
当て本体3の手前左右両端部には、それぞれ、先端部に
一体の折曲げ係止片10aを有する連結・分離自在な係
止手段としての板ばね10が、高さz方向に軸心を有す
る枢動軸11により、水平面内に旋回可能に枢着されて
おり、突当てパッド6の左右両側端部に設けられた係止
肩部6gに板ばね10の係止片10aを引掛けることに
より、それぞれ弾性的に突当てパッド6を係止/保持す
ることができるよう構成されている。このため、突当て
パッド6の交換時の着脱は極めて容易である。
【0024】(実施例5)図5に、本発明に係る第5の
実施例の要部分解斜視図(a)及び組付け時の要部斜視
図を示す。本実施例は、(a)図に明らかなように、突
当て本体3の前部に段部3hを形成して、その上面に矩
形凹部3iを凹設すると共に、段部3hの後面上壁部の
両側面にそれぞれマグネット8を固設し、一方、突当て
パッド6の下面には、前記矩形凹部3iに嵌合する相補
の矩形状突起6hを凸設したものである。(b)図に示
す状態に組付けるよう構成したものであり、その交換要
領は、両図により自明であり、極めて簡単容易である。
【0025】(他の実施例)なお、本発明の実施の態様
は、以上に示した第1〜第5実施例のみに限定されるも
のでなく、本発明の要旨に添った他の各種の態様が可能
であることはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばプレスブレーキ等の板金加工装置のバックゲージ
にワークを突当てるための、各種のワーク突当てパッド
を突当て本体に対して交換する場合、極めて容易にかつ
短い時間で行うことができるため、板金加工作業のダウ
ンタイムを減らし、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の突当てパッド交換要部構成斜視図
【図2】 実施例2の突当てパッド交換要部構成下面図
及び斜視図
【図3】 実施例3の突当てパッド交換要部構成断面図
【図4】 実施例4の突当てパッド交換要部構成斜視図
【図5】 実施例5の突当てパッド交換要部構成斜視図
【図6】 バックゲージへのワーク突当て要部上面図
(その1)
【図7】 バックゲージへのワーク突当て要部上面図
(その2)
【図8】 従来のワーク突当てパッドの一例の斜視図
【符号の説明】
1 パックゲージ 3 突当て本体(部材) 3a 凹状みぞ部 3c ガイド部 3d 切欠き部 3e 係合凹状みぞ 3f めねじ 3h 段部 3i 矩形凹部 4 突当て部 5 曲げ線 6 突当てパッド(ワーク突当て部材) 6a ワーク突当て面 6b 凸状フランジ部 6c ガイド部 6d 凸部 6e フランジ状突起 6f 凹穴 6g 係止肩部 6h 矩形状突起 8 マグネット 9 ボールプランジャー 10 板ばね 10a 係止片 11 枢動軸 W,W1 (板金)ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金加工装置のバックゲージに対するワ
    ーク突当て面を有するワーク突当て部材を、交換可能に
    取付けるための突当て本体部材において、 前記ワーク突当て部材及び突当て本体部材のいずれか一
    方に、凸設されたフランジ部を、また他方に、このフラ
    ンジ部と嵌合する相補の凹状みぞ部をそれぞれ設けると
    共に、 前記ワーク突当て部材と突当て本体部材との接触部に、
    これら両部材の相互係止手段を設けたことを特徴とする
    板金加工装置のワーク突当て装置。
  2. 【請求項2】 板金加工装置のバックゲージに対するワ
    ーク突当て面を有するワーク突当て部材を、交換可能に
    取付けるための突当て本体部材において、 前記突当て本体側に、前記ワーク突当て部材を相互に係
    止するための連結,分離自在な係止手段を備えたことを
    特徴とする板金加工装置のワーク突当て装置。
  3. 【請求項3】 前記連結,分離自在な係止手段は、前記
    突当て本体に枢着され、先端部に前記ワーク突当て部材
    を係止するための係止部を有する板ばね部材であること
    を特徴とする請求項2記載の板金加工装置のワーク突当
    て装置。
JP25600395A 1995-10-03 1995-10-03 板金加工装置のワーク突当て装置 Pending JPH0999322A (ja)

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JP25600395A JPH0999322A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 板金加工装置のワーク突当て装置

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JP25600395A JPH0999322A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 板金加工装置のワーク突当て装置

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JPH0999322A true JPH0999322A (ja) 1997-04-15

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JP25600395A Pending JPH0999322A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 板金加工装置のワーク突当て装置

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JP (1) JPH0999322A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201600105762A1 (it) * 2016-10-20 2018-04-20 Argesystems Srl Migliorata pressa piegatrice e metodo relativo
JP2021070042A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社アマダ プレスブレーキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201600105762A1 (it) * 2016-10-20 2018-04-20 Argesystems Srl Migliorata pressa piegatrice e metodo relativo
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