JPH0998936A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH0998936A JPH0998936A JP7258832A JP25883295A JPH0998936A JP H0998936 A JPH0998936 A JP H0998936A JP 7258832 A JP7258832 A JP 7258832A JP 25883295 A JP25883295 A JP 25883295A JP H0998936 A JPH0998936 A JP H0998936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- optical system
- unit
- lens
- image
- Prior art date
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、挿入部の先端で得られる像を伝達す
るための第1の像伝達手段と、挿入部ユニットが取り付
けられる本体部に組み込まれて前記第1の像伝達手段で
伝達されてきた像を受けるとともにその像の倍率を可変
とする変倍光学系を含む第2の像伝達手段との光学的な
調整が容易であり、その光学的な構造の簡略化が図れる
内視鏡を提供することにある。 【解決手段】前記挿入部の先端で得られる像を伝達する
ための第1の像伝達手段を有する挿入部ユニット2と、
この挿入部ユニットに取り付けられ前記第1の像伝達手
段で伝達されてきた像を受けその像の倍率を可変とする
変倍レンズ39を含む第2の像伝達手段を有する本体部
3と、前記本体部に前記挿入部ユニットを、前記第2の
像伝達手段に対して光軸方向へ位置調整可能に取り付け
る固定部とを具備した。
るための第1の像伝達手段と、挿入部ユニットが取り付
けられる本体部に組み込まれて前記第1の像伝達手段で
伝達されてきた像を受けるとともにその像の倍率を可変
とする変倍光学系を含む第2の像伝達手段との光学的な
調整が容易であり、その光学的な構造の簡略化が図れる
内視鏡を提供することにある。 【解決手段】前記挿入部の先端で得られる像を伝達する
ための第1の像伝達手段を有する挿入部ユニット2と、
この挿入部ユニットに取り付けられ前記第1の像伝達手
段で伝達されてきた像を受けその像の倍率を可変とする
変倍レンズ39を含む第2の像伝達手段を有する本体部
3と、前記本体部に前記挿入部ユニットを、前記第2の
像伝達手段に対して光軸方向へ位置調整可能に取り付け
る固定部とを具備した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に観察像の倍率
を変換しながら観察することができる光学系を組み込ん
だ内視鏡に関する。
を変換しながら観察することができる光学系を組み込ん
だ内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬性鏡は挿入部の末端で得られ
た像をリレーレンズを介して手元側に設けた本体の内部
に伝達し、その本体内に設けた接眼レンズを通して観察
するように構成してある。ここで、リレーレンズを介し
て伝達された像を明瞭に観察するためには本体内に設け
られた接眼レンズ枠を光軸方向に微調整することでピン
ト調整がなされる。このピント調整の手段として、特開
昭60−165614号公報や特開昭57−19695
9号公報のものにあってはリレーレンズを固定したガイ
ド枠に対して接眼レンズ枠を調整可能にねじ等で固定す
るようにしている。
た像をリレーレンズを介して手元側に設けた本体の内部
に伝達し、その本体内に設けた接眼レンズを通して観察
するように構成してある。ここで、リレーレンズを介し
て伝達された像を明瞭に観察するためには本体内に設け
られた接眼レンズ枠を光軸方向に微調整することでピン
ト調整がなされる。このピント調整の手段として、特開
昭60−165614号公報や特開昭57−19695
9号公報のものにあってはリレーレンズを固定したガイ
ド枠に対して接眼レンズ枠を調整可能にねじ等で固定す
るようにしている。
【0003】また、USP第4,666,262号明細
書のものにあっては手元本体に固定したリレーレンズと
接眼レンズの間に変倍レンズを設け、その変倍レンズの
微調整でピント出しを行うものが提案されている。
書のものにあっては手元本体に固定したリレーレンズと
接眼レンズの間に変倍レンズを設け、その変倍レンズの
微調整でピント出しを行うものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術のもの
ではその本体内に設けられた接眼レンズ枠を光軸方向に
微調整することでピント調整を行う構造であり、特に挿
入部から本体部にわたり設置されるリレーレンズ光学系
と接眼光学系との光学的な調整も、その本体内で行わな
ければならないため、そのピント調整を含め、リレーレ
ンズ光学系と接眼光学系との光学的な調整が繁雑である
とともにその構造がかなり複雑になるという欠点があっ
た。
ではその本体内に設けられた接眼レンズ枠を光軸方向に
微調整することでピント調整を行う構造であり、特に挿
入部から本体部にわたり設置されるリレーレンズ光学系
と接眼光学系との光学的な調整も、その本体内で行わな
ければならないため、そのピント調整を含め、リレーレ
ンズ光学系と接眼光学系との光学的な調整が繁雑である
とともにその構造がかなり複雑になるという欠点があっ
た。
【0005】一方、後者の従来技術のものでは、その構
造上、倍率を変換する際には必ずピントの微調整をしな
ければならないため、実際に使用する操作が煩雑で使い
ずらい。
造上、倍率を変換する際には必ずピントの微調整をしな
ければならないため、実際に使用する操作が煩雑で使い
ずらい。
【0006】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、挿入部の先端で得られる像を伝達するための第1の
像伝達手段と、挿入部ユニットが取り付けられる本体部
に組み込まれて前記第1の像伝達手段で伝達されてきた
像を受けるとともにその像の倍率を可変とする変倍光学
系を含む第2の像伝達手段との光学的な調整が容易であ
り、その光学的な構造の簡略化が図れる内視鏡を提供す
ることにある。
で、挿入部の先端で得られる像を伝達するための第1の
像伝達手段と、挿入部ユニットが取り付けられる本体部
に組み込まれて前記第1の像伝達手段で伝達されてきた
像を受けるとともにその像の倍率を可変とする変倍光学
系を含む第2の像伝達手段との光学的な調整が容易であ
り、その光学的な構造の簡略化が図れる内視鏡を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は挿入部と本体部
から構成される内視鏡において、前記挿入部の先端で得
られる像を伝達するための第1の像伝達手段を有する挿
入部ユニットと、この挿入部ユニットに取り付けられ前
記第1の像伝達手段で伝達されてきた像を受けその像の
倍率を可変とする変倍光学系を含む第2の像伝達手段を
有する本体部と、前記本体部に前記挿入部ユニットを前
記第2の像伝達手段に対して光軸方向へ位置調整可能に
取り付ける固定手段とを具備し、この内視鏡を、第1の
像伝達手段を含む挿入部ユニットと第2の像伝達手段を
含む本体部の2つにユニット化し、その各々のユニット
の光学的調整を独立して行えるようにした。
から構成される内視鏡において、前記挿入部の先端で得
られる像を伝達するための第1の像伝達手段を有する挿
入部ユニットと、この挿入部ユニットに取り付けられ前
記第1の像伝達手段で伝達されてきた像を受けその像の
倍率を可変とする変倍光学系を含む第2の像伝達手段を
有する本体部と、前記本体部に前記挿入部ユニットを前
記第2の像伝達手段に対して光軸方向へ位置調整可能に
取り付ける固定手段とを具備し、この内視鏡を、第1の
像伝達手段を含む挿入部ユニットと第2の像伝達手段を
含む本体部の2つにユニット化し、その各々のユニット
の光学的調整を独立して行えるようにした。
【0008】
<第1実施形態>図1乃至図9を参照して、本発明の第
1実施形態を説明する。図1は硬性内視鏡のシステム全
体の構成を示す。硬性内視鏡1は挿入部ユニット2と本
体部3を備えてなり、挿入部ユニット2が本体部3に組
み付けられるようになっている。
1実施形態を説明する。図1は硬性内視鏡のシステム全
体の構成を示す。硬性内視鏡1は挿入部ユニット2と本
体部3を備えてなり、挿入部ユニット2が本体部3に組
み付けられるようになっている。
【0009】前記挿入部ユニット2は挿入部となる硬性
の直管4を有し、この直管4の先端には先端部材5が取
着され、また直管4の基端部には接続管6が被嵌して取
着固定されている。そして、挿入部ユニット2の内部に
は観察光学系(第1の像伝達手段)11と、照明光学系
12の一部が組み付けられている。
の直管4を有し、この直管4の先端には先端部材5が取
着され、また直管4の基端部には接続管6が被嵌して取
着固定されている。そして、挿入部ユニット2の内部に
は観察光学系(第1の像伝達手段)11と、照明光学系
12の一部が組み付けられている。
【0010】具体的には、前記先端部材5には対物光学
系13のうち第1レンズであるカバーレンズ14が取り
付けられている。さらに前記先端部材5には照明光学系
12の窓レンズ15や照明レンズ16が取り付けられて
いる。前記対物光学系13にはガイド管17内に組み込
まれたリレーレンズ光学系18に接続されている。
系13のうち第1レンズであるカバーレンズ14が取り
付けられている。さらに前記先端部材5には照明光学系
12の窓レンズ15や照明レンズ16が取り付けられて
いる。前記対物光学系13にはガイド管17内に組み込
まれたリレーレンズ光学系18に接続されている。
【0011】また、照明光学系12にはファイバ束(バ
ンドル型ファイバ)からなるライトガイド19が接続さ
れている。リレーレンズ光学系18とライトガイド19
は直管4内を通じてそれの基端側に導かれている。ライ
トガイド19は本体部3内から本体部3に連結されたケ
ーブル部21内に導かれるようになっている。ケーブル
部21の遠位端には照明用光源装置22に接続するコネ
クタ23が設けられていて、これを通じて光源装置22
からの照明光をライトガイド19に受け入れるようにな
っている。
ンドル型ファイバ)からなるライトガイド19が接続さ
れている。リレーレンズ光学系18とライトガイド19
は直管4内を通じてそれの基端側に導かれている。ライ
トガイド19は本体部3内から本体部3に連結されたケ
ーブル部21内に導かれるようになっている。ケーブル
部21の遠位端には照明用光源装置22に接続するコネ
クタ23が設けられていて、これを通じて光源装置22
からの照明光をライトガイド19に受け入れるようにな
っている。
【0012】図4で示すように、リレーレンズ光学系1
8を案内するガイド管17の基端部にはレンズ支持枠2
5が設けられており、このレンズ支持枠25にはリレー
レンズ光学系18の終端を形成するレンズ26が取り付
けられている。
8を案内するガイド管17の基端部にはレンズ支持枠2
5が設けられており、このレンズ支持枠25にはリレー
レンズ光学系18の終端を形成するレンズ26が取り付
けられている。
【0013】挿入部ユニット2は本体部3の本体部材2
7に組み付けられる。すなわち、本体部材27には前記
挿入部ユニット2の直管4における後端にある接続管6
を嵌挿する嵌合孔28と、リレーレンズ光学系18のガ
イド管17の基端部にあるレンズ支持枠25を嵌挿する
嵌合孔29がそれぞれ設けられている。そして、図5で
示すように、挿入部ユニット2を本体部3側に差し込む
ことによりそれらが個別的に嵌合する。このとき、挿入
部ユニット2は本体部3に対してリレーレンズ光学系1
8の光軸方向への移動が自在な嵌合状態にある。つま
り、挿入部ユニット2は本体部3に対して光軸方向への
位置調整が可能な状態で取り付けられる。ここで、接続
管6とレンズ支持枠25は偏心しているため、両者を嵌
着した段階でその両者の本体部3に対する上下の向きが
決められる。
7に組み付けられる。すなわち、本体部材27には前記
挿入部ユニット2の直管4における後端にある接続管6
を嵌挿する嵌合孔28と、リレーレンズ光学系18のガ
イド管17の基端部にあるレンズ支持枠25を嵌挿する
嵌合孔29がそれぞれ設けられている。そして、図5で
示すように、挿入部ユニット2を本体部3側に差し込む
ことによりそれらが個別的に嵌合する。このとき、挿入
部ユニット2は本体部3に対してリレーレンズ光学系1
8の光軸方向への移動が自在な嵌合状態にある。つま
り、挿入部ユニット2は本体部3に対して光軸方向への
位置調整が可能な状態で取り付けられる。ここで、接続
管6とレンズ支持枠25は偏心しているため、両者を嵌
着した段階でその両者の本体部3に対する上下の向きが
決められる。
【0014】さらに前記接続管6には前記光軸方向に沿
って長い固定溝31が形成され、これに対応位置して前
記本体部材27の前端部分にはその固定溝31に嵌り込
む固定ビス32が設けられている。これらによって前記
挿入部ユニット2を本体部3に対して光軸方向への位置
調整が可能に挿入部ユニット2を本体部3に取付け固定
する固定手段を構成している。すなわち、前記本体部3
に対しての挿入部ユニット2は前記固定ビス32を緩め
ればその光軸方向に調整自在であり、位置決めされたと
きにはその固定ビス32で締付け固定するユニット取付
け手段を構成している。
って長い固定溝31が形成され、これに対応位置して前
記本体部材27の前端部分にはその固定溝31に嵌り込
む固定ビス32が設けられている。これらによって前記
挿入部ユニット2を本体部3に対して光軸方向への位置
調整が可能に挿入部ユニット2を本体部3に取付け固定
する固定手段を構成している。すなわち、前記本体部3
に対しての挿入部ユニット2は前記固定ビス32を緩め
ればその光軸方向に調整自在であり、位置決めされたと
きにはその固定ビス32で締付け固定するユニット取付
け手段を構成している。
【0015】一方、図9で示すように、前記本体部3は
本体部材27とこれに連結される変倍ユニット35とに
分けられる。図4で示すように、変倍ユニット35の本
体36は前記リレーレンズ光学系18の光軸方向と同軸
な筒状の鏡筒部材からなり、これの先端部分は前記本体
部3に嵌合して取着される小径な嵌挿部37となってい
る。本体部材27と変倍ユニット本体36とは図示しな
い固定手段で同軸的に位置決め固定がなされるようにな
っている。
本体部材27とこれに連結される変倍ユニット35とに
分けられる。図4で示すように、変倍ユニット35の本
体36は前記リレーレンズ光学系18の光軸方向と同軸
な筒状の鏡筒部材からなり、これの先端部分は前記本体
部3に嵌合して取着される小径な嵌挿部37となってい
る。本体部材27と変倍ユニット本体36とは図示しな
い固定手段で同軸的に位置決め固定がなされるようにな
っている。
【0016】また、変倍ユニット本体36内にはその光
軸上に位置してピント調整光学系のピントレンズ38
と、変倍光学系の変倍レンズ39と、カバーレンズ40
とを有した第2の像伝達手段が内装されている。ピント
レンズ38はピントレンズ枠41に固定的に保持されて
おり、また、変倍レンズ39は変倍レンズ枠42に固定
的に保持されている。各レンズ枠41,42は変倍ユニ
ット本体36内にそれぞれ嵌挿されている。
軸上に位置してピント調整光学系のピントレンズ38
と、変倍光学系の変倍レンズ39と、カバーレンズ40
とを有した第2の像伝達手段が内装されている。ピント
レンズ38はピントレンズ枠41に固定的に保持されて
おり、また、変倍レンズ39は変倍レンズ枠42に固定
的に保持されている。各レンズ枠41,42は変倍ユニ
ット本体36内にそれぞれ嵌挿されている。
【0017】そして、ピントレンズ枠41は変倍ユニッ
ト本体36の外周に嵌挿したピント調節リング43によ
って光軸方向へ移動させられる。また、変倍レンズ枠4
2は変倍ユニット本体36の外周に嵌挿した変倍調節リ
ング44によって光軸方向へ移動させられるようになっ
ている。
ト本体36の外周に嵌挿したピント調節リング43によ
って光軸方向へ移動させられる。また、変倍レンズ枠4
2は変倍ユニット本体36の外周に嵌挿した変倍調節リ
ング44によって光軸方向へ移動させられるようになっ
ている。
【0018】これらの移動調節操作手段の一例として前
記ピント調節の場合には、ピントレンズ枠41の外周面
部にカムピン46をねじ止めして固定し、変倍ユニット
本体36にはカムピン46を嵌合する螺旋状のピントカ
ム溝孔47を形成し、カムピン46はそのピントカム溝
孔47を貫通して前記ピント調節リング43の内面に光
軸方向に沿って直線的に形成したガイド溝48に係合さ
せる構成である。そして、ピント調節リング43を定位
置で回動すれば、カムピン46はピントカム溝孔47と
ガイド溝48に沿って動き、前記ピントレンズ38を光
軸方向へ移動させることができる。ピントレンズ38の
移動方向はピント調節リング43の回転方向を変えるこ
とによって反転する。
記ピント調節の場合には、ピントレンズ枠41の外周面
部にカムピン46をねじ止めして固定し、変倍ユニット
本体36にはカムピン46を嵌合する螺旋状のピントカ
ム溝孔47を形成し、カムピン46はそのピントカム溝
孔47を貫通して前記ピント調節リング43の内面に光
軸方向に沿って直線的に形成したガイド溝48に係合さ
せる構成である。そして、ピント調節リング43を定位
置で回動すれば、カムピン46はピントカム溝孔47と
ガイド溝48に沿って動き、前記ピントレンズ38を光
軸方向へ移動させることができる。ピントレンズ38の
移動方向はピント調節リング43の回転方向を変えるこ
とによって反転する。
【0019】また、変倍レンズ39によって倍率を変更
する場合の移動調節操作手段は、変倍レンズ枠42の外
周面部に上下一対のカムピン50をねじ止めして固定
し、変倍ユニット本体36には前記カムピン50をそれ
ぞれ嵌合する螺旋状に形成した第1変倍カム溝孔51を
形成し、さらに変倍調節リング44の内面部には第2変
倍カム溝孔52を螺旋状に形成する。第1変倍カム溝孔
51と第2変倍カム溝孔52の向きは逆向きで180°
対称な位置にある。カムピン50は180°対称な位置
にある第1変倍カム溝孔51と第2変倍カム溝孔52の
交差部分を貫通している。そして、変倍調節リング44
を定位置で回動すれば、カムピン50はその変倍カム溝
孔51,52に沿って動き、前記変倍レンズ39を光軸
方向へ移動させることができる。変倍レンズ39の移動
方向は変倍調節リング44の回転方向を変える。
する場合の移動調節操作手段は、変倍レンズ枠42の外
周面部に上下一対のカムピン50をねじ止めして固定
し、変倍ユニット本体36には前記カムピン50をそれ
ぞれ嵌合する螺旋状に形成した第1変倍カム溝孔51を
形成し、さらに変倍調節リング44の内面部には第2変
倍カム溝孔52を螺旋状に形成する。第1変倍カム溝孔
51と第2変倍カム溝孔52の向きは逆向きで180°
対称な位置にある。カムピン50は180°対称な位置
にある第1変倍カム溝孔51と第2変倍カム溝孔52の
交差部分を貫通している。そして、変倍調節リング44
を定位置で回動すれば、カムピン50はその変倍カム溝
孔51,52に沿って動き、前記変倍レンズ39を光軸
方向へ移動させることができる。変倍レンズ39の移動
方向は変倍調節リング44の回転方向を変える。
【0020】また、変倍調節リング44の回転に伴って
変倍レンズ枠42は図4で示すAの位置からBの位置ま
で移動する。変倍レンズ枠42はAの位置では前記カバ
ーレンズ40のカバーガラス枠54の先端突合て面55
に当たり、Bの位置では前記変倍ユニット本体36の内
面に形成された段部56に当たる。つまり、変倍リング
44を回転させることにより変倍レンズ39をAの位置
とBの位置を終端としてその間の範囲で移動させること
ができる。
変倍レンズ枠42は図4で示すAの位置からBの位置ま
で移動する。変倍レンズ枠42はAの位置では前記カバ
ーレンズ40のカバーガラス枠54の先端突合て面55
に当たり、Bの位置では前記変倍ユニット本体36の内
面に形成された段部56に当たる。つまり、変倍リング
44を回転させることにより変倍レンズ39をAの位置
とBの位置を終端としてその間の範囲で移動させること
ができる。
【0021】さらに前記カバーガラス枠54は変倍ユニ
ット本体36に対して光軸方向へ移動可能に嵌合されて
おり、カバーガラス枠54の光軸方向の位置を決めて固
定ビス57によって変倍ユニット本体36に固定するこ
とによりAの位置が決定される。つまり、変倍レンズ枠
42の移動量の調整は、先ず変倍レンズ枠42をBの位
置に置いた状態でピント調整リング43によってピント
レンズ枠41を光軸方向に移動させ、変倍光学系の挿入
部側結像位置が結像位置71と一致するように調整す
る。次にピントレンズ枠41の位置を固定したまま、今
度は変倍調整リング44によって変倍レンズ枠42をA
の位置へ徐々に移動させながら変倍光学系の手元側結像
位置結像位置72と一致する位置を探し、すなわちAの
位置を決定し、その後、前記変倍レンズ枠42の手元側
端面に前記カバーレンズ40のカバーガラス枠54の先
端突き当て面55を突き当てた状態で、前記カバーガラ
ス枠54を変倍ユニット本体36に固定ビス57によっ
て固定する。つまり、変倍光学系の移動量を決定する規
制手段を構成している。このようにして、変倍レンズ3
9がAまたはBの位置にあるとき、変倍光学系の結像位
置が、後述する接眼側観察手段のカメラヘッド61に内
蔵した固体撮像素子65の受像面に一致するようにす
る。接眼側観察手段は固体撮像素子65ではなく、通常
の接眼レンズを有するアイピースであってもよい。
ット本体36に対して光軸方向へ移動可能に嵌合されて
おり、カバーガラス枠54の光軸方向の位置を決めて固
定ビス57によって変倍ユニット本体36に固定するこ
とによりAの位置が決定される。つまり、変倍レンズ枠
42の移動量の調整は、先ず変倍レンズ枠42をBの位
置に置いた状態でピント調整リング43によってピント
レンズ枠41を光軸方向に移動させ、変倍光学系の挿入
部側結像位置が結像位置71と一致するように調整す
る。次にピントレンズ枠41の位置を固定したまま、今
度は変倍調整リング44によって変倍レンズ枠42をA
の位置へ徐々に移動させながら変倍光学系の手元側結像
位置結像位置72と一致する位置を探し、すなわちAの
位置を決定し、その後、前記変倍レンズ枠42の手元側
端面に前記カバーレンズ40のカバーガラス枠54の先
端突き当て面55を突き当てた状態で、前記カバーガラ
ス枠54を変倍ユニット本体36に固定ビス57によっ
て固定する。つまり、変倍光学系の移動量を決定する規
制手段を構成している。このようにして、変倍レンズ3
9がAまたはBの位置にあるとき、変倍光学系の結像位
置が、後述する接眼側観察手段のカメラヘッド61に内
蔵した固体撮像素子65の受像面に一致するようにす
る。接眼側観察手段は固体撮像素子65ではなく、通常
の接眼レンズを有するアイピースであってもよい。
【0022】そして、前記変倍レンズ39がBの位置に
あるときに後述するカメラヘッド61に内蔵した固体撮
像素子65で受ける像が拡大し、変倍レンズ39がAの
位置にあるときには広角になる。その各位置A,Bにお
いて明瞭に観察できるするようになっている。通常、そ
のいずれかの位置を選択して使用する。
あるときに後述するカメラヘッド61に内蔵した固体撮
像素子65で受ける像が拡大し、変倍レンズ39がAの
位置にあるときには広角になる。その各位置A,Bにお
いて明瞭に観察できるするようになっている。通常、そ
のいずれかの位置を選択して使用する。
【0023】また、前記変倍ユニット本体36の基端部
には前記カバーガラス枠54を利用してカメラヘッド6
0を装着するカメラヘッド取付け部61が構成されてい
る。すなわち、カバーガラス枠54にはカメラヘッド6
0を位置決め固定する装着孔62が形成されており、こ
のカメラヘッド60の装着部にはそのカメラヘッド60
の外周に被嵌するOリング63とそのカメラヘッド60
をねじ込み固定するねじ部64が設けられている。前記
カメラヘッド60には例えばCCD等の固体撮像素子6
5が設けられている。前記カメラヘッド60はケーブル
66を介してカメラ本体67に接続されるようになって
いる。モニタは図示しない。
には前記カバーガラス枠54を利用してカメラヘッド6
0を装着するカメラヘッド取付け部61が構成されてい
る。すなわち、カバーガラス枠54にはカメラヘッド6
0を位置決め固定する装着孔62が形成されており、こ
のカメラヘッド60の装着部にはそのカメラヘッド60
の外周に被嵌するOリング63とそのカメラヘッド60
をねじ込み固定するねじ部64が設けられている。前記
カメラヘッド60には例えばCCD等の固体撮像素子6
5が設けられている。前記カメラヘッド60はケーブル
66を介してカメラ本体67に接続されるようになって
いる。モニタは図示しない。
【0024】この硬性内視鏡1を使用する場合、その挿
入部ユニット2の挿入部となる硬性の直管4を体腔内に
導入し、通常、数十ミリ程度の距離で、その直管4の先
端を対象部位に近付ける。この場合、まず、体腔内の広
い領域を観察するので、レンズ39はAの位置にある。
ピント調節が必要な場合にはピント調節リング43を操
作し、ピントレンズ38を移動してピント調整を行う。
入部ユニット2の挿入部となる硬性の直管4を体腔内に
導入し、通常、数十ミリ程度の距離で、その直管4の先
端を対象部位に近付ける。この場合、まず、体腔内の広
い領域を観察するので、レンズ39はAの位置にある。
ピント調節が必要な場合にはピント調節リング43を操
作し、ピントレンズ38を移動してピント調整を行う。
【0025】拡大観察する場合には、変倍調節リング4
4を操作して変倍レンズ39をBの位置にする。また、
再び広角で広い領域を観察する場合には変倍調節リング
44を操作して変倍レンズ39をAの位置に戻す。この
ように倍率を変換する場合、新たにピント出しの操作は
必要ではなく、また、直管4の先端を対象部位に近付け
たり離したりする必要もない。すなわち、即座に倍率を
変換して観察することができるため、操作性に優れる。
4を操作して変倍レンズ39をBの位置にする。また、
再び広角で広い領域を観察する場合には変倍調節リング
44を操作して変倍レンズ39をAの位置に戻す。この
ように倍率を変換する場合、新たにピント出しの操作は
必要ではなく、また、直管4の先端を対象部位に近付け
たり離したりする必要もない。すなわち、即座に倍率を
変換して観察することができるため、操作性に優れる。
【0026】硬性内視鏡1は挿入部ユニット2と本体部
3に組み込まれる光学系は予め理想的な光学的調整が独
立して行われており、各理想的な光学的位置関係を合わ
せるようにしてその挿入部ユニット2と本体部3が組み
立てられる。つまり、内視鏡を光学系の構成から挿入部
ユニット側の像伝達手段と本体部側の像伝達手段とに分
け、光軸方向の位置調整を行って両者を組み立てる。挿
入部ユニットと本体部とのものを独立して光学調整でき
るようにしたので、例えば構成レンズの枚数にかかわら
ず、それらの部品伝達を独立して各部内で吸収できるた
め、光学調整が確実となり、組立が簡単になった。その
ため、複雑な光学系を持つ内視鏡を安価に提供すること
ができる。
3に組み込まれる光学系は予め理想的な光学的調整が独
立して行われており、各理想的な光学的位置関係を合わ
せるようにしてその挿入部ユニット2と本体部3が組み
立てられる。つまり、内視鏡を光学系の構成から挿入部
ユニット側の像伝達手段と本体部側の像伝達手段とに分
け、光軸方向の位置調整を行って両者を組み立てる。挿
入部ユニットと本体部とのものを独立して光学調整でき
るようにしたので、例えば構成レンズの枚数にかかわら
ず、それらの部品伝達を独立して各部内で吸収できるた
め、光学調整が確実となり、組立が簡単になった。その
ため、複雑な光学系を持つ内視鏡を安価に提供すること
ができる。
【0027】<第2実施形態>図10および図11で示
すように、この実施形態は倍率を変更する移動調節操作
手段の第1変倍カム溝孔51と第2変倍カム溝孔52を
それぞれ1つとしたものであり、その他は第1実施形態
のものと同じである。
すように、この実施形態は倍率を変更する移動調節操作
手段の第1変倍カム溝孔51と第2変倍カム溝孔52を
それぞれ1つとしたものであり、その他は第1実施形態
のものと同じである。
【0028】<第3実施形態>図12および図13で示
すように、この実施形態は変倍調節リング44とは別に
その内側に筒状のカムリング71を設け、これに前記同
様の第2変倍カム溝孔52を螺旋状に形成したものであ
る。カムリング71の先端に一対のベロ72が設けてあ
り、この一対のベロ72が前記変倍調節リング44に対
応して形成した一対の切欠き73に嵌込み係合し、変倍
調節リング44とカムリング71を一体化したものであ
る。その他は第1実施形態のものと同じであり、これに
より第1実施形態と同じ作用をする。
すように、この実施形態は変倍調節リング44とは別に
その内側に筒状のカムリング71を設け、これに前記同
様の第2変倍カム溝孔52を螺旋状に形成したものであ
る。カムリング71の先端に一対のベロ72が設けてあ
り、この一対のベロ72が前記変倍調節リング44に対
応して形成した一対の切欠き73に嵌込み係合し、変倍
調節リング44とカムリング71を一体化したものであ
る。その他は第1実施形態のものと同じであり、これに
より第1実施形態と同じ作用をする。
【0029】<他の実施形態>本発明による本体部での
挿入部ユニットの調整可能な固定手段並びに変倍レンズ
の移動量を決定する部材の固定方法は前述した各実施形
態中に開示したビスによる再調整可能な固定方法に限定
するものではなく、例えば調整後に行うレーザー溶接等
の永久固定方法でもよい。また、実施形態中には着脱可
能なTVカメラヘッドを開示したが、CCDを内視鏡の
中に組み込んで一体型としてもよい。また、変倍レンズ
の移動量によっては変倍レンズの移動のためのカム溝構
造はピントレンズの移動のためのシンプルなカム構造を
選択することも可能である。
挿入部ユニットの調整可能な固定手段並びに変倍レンズ
の移動量を決定する部材の固定方法は前述した各実施形
態中に開示したビスによる再調整可能な固定方法に限定
するものではなく、例えば調整後に行うレーザー溶接等
の永久固定方法でもよい。また、実施形態中には着脱可
能なTVカメラヘッドを開示したが、CCDを内視鏡の
中に組み込んで一体型としてもよい。また、変倍レンズ
の移動量によっては変倍レンズの移動のためのカム溝構
造はピントレンズの移動のためのシンプルなカム構造を
選択することも可能である。
【0030】[付記] 1.挿入部と本体部から構成される内視鏡において、前
記挿入部の先端で得られる像を伝達するための第1の像
伝達手段を有する挿入部ユニットと、この挿入部ユニッ
トに取り付けられ前記第1の像伝達手段で伝達されてき
た像を受けその像の倍率を可変とする変倍光学系を含む
第2の像伝達手段を有する本体部と、前記本体部に前記
挿入部ユニットを前記第2の像伝達手段に対して光軸方
向へ位置調整可能に取り付ける固定手段とを具備したこ
とを特徴とした内視鏡。
記挿入部の先端で得られる像を伝達するための第1の像
伝達手段を有する挿入部ユニットと、この挿入部ユニッ
トに取り付けられ前記第1の像伝達手段で伝達されてき
た像を受けその像の倍率を可変とする変倍光学系を含む
第2の像伝達手段を有する本体部と、前記本体部に前記
挿入部ユニットを前記第2の像伝達手段に対して光軸方
向へ位置調整可能に取り付ける固定手段とを具備したこ
とを特徴とした内視鏡。
【0031】2.挿入部と本体部から構成される内視鏡
において、前記挿入部の先端で得られる像を前記本体部
内に伝達するための第1の像伝達手段と、前記第1の像
伝達手段により本体部内に伝達されてきた像を固体撮像
素子等の接眼側観察手段に伝達する第2の像伝達手段と
を具備し、前記第2の像伝達手段は前記接眼側観察手段
に対するピント調整光学系と前記接眼側観察手段に対す
る像の倍率を可変とする変倍光学系とを含むことを特徴
とする。
において、前記挿入部の先端で得られる像を前記本体部
内に伝達するための第1の像伝達手段と、前記第1の像
伝達手段により本体部内に伝達されてきた像を固体撮像
素子等の接眼側観察手段に伝達する第2の像伝達手段と
を具備し、前記第2の像伝達手段は前記接眼側観察手段
に対するピント調整光学系と前記接眼側観察手段に対す
る像の倍率を可変とする変倍光学系とを含むことを特徴
とする。
【0032】3.挿入部と本体部から構成される内視鏡
において、前記挿入部の先端で得られる像を前記本体部
内部に伝達するための第1の像伝達手段と、前記第1の
像伝達手段により本体部内部に伝達されてきた像を固体
撮像素子等の接眼側観察手段に伝達する第2の像伝達手
段とを具備し、前記第2の像伝達手段は前記接眼側観察
手段に対する像の倍率を可変とする変倍光学系とを含
み、この変倍光学系は光軸方向へ移動することにより像
の倍率を変えることを特徴とする。
において、前記挿入部の先端で得られる像を前記本体部
内部に伝達するための第1の像伝達手段と、前記第1の
像伝達手段により本体部内部に伝達されてきた像を固体
撮像素子等の接眼側観察手段に伝達する第2の像伝達手
段とを具備し、前記第2の像伝達手段は前記接眼側観察
手段に対する像の倍率を可変とする変倍光学系とを含
み、この変倍光学系は光軸方向へ移動することにより像
の倍率を変えることを特徴とする。
【0033】4.付記第3項の内視鏡において、前記変
倍光学系の結像位置と前記接眼側観察手段の受像面とを
一致させるための変倍光学系の移動量を決定する規制手
段を含むことを特徴とする。 5.付記第4項の内視鏡において、前記接眼側観察手段
は前記本体部に対して着脱可能であることを特徴とす
る。 6.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の像
伝達手段はロッドレンズを含むリレーレンズ光学系であ
ることを特徴とする。
倍光学系の結像位置と前記接眼側観察手段の受像面とを
一致させるための変倍光学系の移動量を決定する規制手
段を含むことを特徴とする。 5.付記第4項の内視鏡において、前記接眼側観察手段
は前記本体部に対して着脱可能であることを特徴とす
る。 6.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の像
伝達手段はロッドレンズを含むリレーレンズ光学系であ
ることを特徴とする。
【0034】7.付記第1、2、3の内視鏡において、
前記第1の像伝達手段は屈折率分布型レンズを含む光学
系であることを特徴とする。 8.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の像
伝達手段はバンドル型ファイバーを含む光学系であるこ
とを特徴とする硬性または半硬性内視鏡。
前記第1の像伝達手段は屈折率分布型レンズを含む光学
系であることを特徴とする。 8.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の像
伝達手段はバンドル型ファイバーを含む光学系であるこ
とを特徴とする硬性または半硬性内視鏡。
【0035】9.付記第1、2、3の内視鏡において、
前記第1の像伝達手段は石英ファイバーを含む光学系で
あることを特徴とする硬性または半硬性内視鏡。 10.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の
像伝達手段はコンジットファイバーを含む光学系である
ことを特徴とする。 11.細長の挿入部と本体部から構成される硬性または
半硬性内視鏡において、前記挿入部の先端で得られた像
を前記本体内部に伝達するための第1の像伝達手段と、
前記本体部内に伝達された像を前記本体部の末端へ伝達
するための第2の像伝達手段から成り、前記第2の像伝
達手段は像の倍率を可変とする変倍光学系を含み、前記
第2の像伝達手段に沿う照明光伝達のためのバンドル型
ファイバーが前記挿入部の先端から前記本体部内を通じ
て導かれるとともに光源装置に接続されることを特徴と
する。
前記第1の像伝達手段は石英ファイバーを含む光学系で
あることを特徴とする硬性または半硬性内視鏡。 10.付記第1、2、3の内視鏡において、前記第1の
像伝達手段はコンジットファイバーを含む光学系である
ことを特徴とする。 11.細長の挿入部と本体部から構成される硬性または
半硬性内視鏡において、前記挿入部の先端で得られた像
を前記本体内部に伝達するための第1の像伝達手段と、
前記本体部内に伝達された像を前記本体部の末端へ伝達
するための第2の像伝達手段から成り、前記第2の像伝
達手段は像の倍率を可変とする変倍光学系を含み、前記
第2の像伝達手段に沿う照明光伝達のためのバンドル型
ファイバーが前記挿入部の先端から前記本体部内を通じ
て導かれるとともに光源装置に接続されることを特徴と
する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡を光学系の構成から挿入部ユニットと本体部とに分
け、各々のものを独立して光学調整できるようにしたの
で、例えば構成レンズの枚数にかかわらず、それらの部
品伝達を独立してユニット内で吸収できるため、光学調
整が確実となり、組立が簡単になった。そのため複雑な
光学系を持つ内視鏡を安価に提供することができる。
視鏡を光学系の構成から挿入部ユニットと本体部とに分
け、各々のものを独立して光学調整できるようにしたの
で、例えば構成レンズの枚数にかかわらず、それらの部
品伝達を独立してユニット内で吸収できるため、光学調
整が確実となり、組立が簡単になった。そのため複雑な
光学系を持つ内視鏡を安価に提供することができる。
【0037】また、倍率を変換する際に焦点合わせをす
る必要がなく常に明瞭な像を即座に得ることができるの
で、操作性に優れ、手術中のいかなる場面においても術
野を確保できる。
る必要がなく常に明瞭な像を即座に得ることができるの
で、操作性に優れ、手術中のいかなる場面においても術
野を確保できる。
【図1】第1実施形態の内視鏡システム全体の構成を示
す説明図。
す説明図。
【図2】同じく、挿入部ユニットの挿入部となる直管の
先端部付近の断面図。
先端部付近の断面図。
【図3】同じく、挿入部ユニットの挿入部先端の正面
図。
図。
【図4】同じく、挿入部ユニットと本体部の構造を示す
断面図。
断面図。
【図5】同じく、挿入部ユニットと本体部の組み立て手
順を示す説明図。
順を示す説明図。
【図6】同じく、ピント調節光学系の展開斜視図。
【図7】同じく、変倍光学系の縦断面図。
【図8】同じく、その変倍光学系の展開斜視図。
【図9】同じく、本体部の本体部材とこれに連結される
変倍ユニットとを分割した状態の側面図。
変倍ユニットとを分割した状態の側面図。
【図10】第2実施形態の内視鏡における変倍光学系の
縦断面図。
縦断面図。
【図11】同じく、その変倍光学系の展開斜視図。
【図12】第3実施形態の内視鏡における変倍光学系の
縦断面図。
縦断面図。
【図13】同じく、その変倍光学系の展開斜視図。
1…内視鏡、2…挿入部ユニット、3…本体部、4…直
管、6…接続管、11…観察光学系、12…照明光学
系、17…ガイド管、18…リレーレンズ光学系、19
…ライトガイド、25…レンズ支持枠、27…本体部
材、28…嵌合孔、29…嵌合孔、31…固定溝、32
…固定ビス、35…変倍ユニット、36…変倍ユニット
本体、38…ピントレンズ、39…変倍レンズ、40…
カバーレンズ、41…ピントレンズ枠、42…変倍レン
ズ枠、43…ピント調節リング、44…変倍調節リン
グ、46…カムピン、47…ピントカム溝孔、48…ガ
イド溝、50…カムピン、51…第1変倍カム溝孔、5
2…第2変倍カム溝孔、54…カバーガラス枠、55…
先端突合て面、56…段部、57…固定ビス、61…カ
メラヘッド、65…固体撮像素子、62…装着孔、71
…結像位置、72…結像位置。
管、6…接続管、11…観察光学系、12…照明光学
系、17…ガイド管、18…リレーレンズ光学系、19
…ライトガイド、25…レンズ支持枠、27…本体部
材、28…嵌合孔、29…嵌合孔、31…固定溝、32
…固定ビス、35…変倍ユニット、36…変倍ユニット
本体、38…ピントレンズ、39…変倍レンズ、40…
カバーレンズ、41…ピントレンズ枠、42…変倍レン
ズ枠、43…ピント調節リング、44…変倍調節リン
グ、46…カムピン、47…ピントカム溝孔、48…ガ
イド溝、50…カムピン、51…第1変倍カム溝孔、5
2…第2変倍カム溝孔、54…カバーガラス枠、55…
先端突合て面、56…段部、57…固定ビス、61…カ
メラヘッド、65…固体撮像素子、62…装着孔、71
…結像位置、72…結像位置。
Claims (1)
- 【請求項1】挿入部と本体部から構成される内視鏡にお
いて、前記挿入部の先端で得られる像を伝達するための
第1の像伝達手段を有する挿入部ユニットと、この挿入
部ユニットに取り付けられ前記第1の像伝達手段で伝達
されてきた像を受けその像の倍率を可変とする変倍光学
系を含む第2の像伝達手段を有する本体部と、前記本体
部に前記挿入部ユニットを前記第2の像伝達手段に対し
て光軸方向へ位置調整可能に取り付ける固定手段とを具
備したことを特徴とした内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258832A JPH0998936A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7258832A JPH0998936A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998936A true JPH0998936A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17325653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7258832A Withdrawn JPH0998936A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103805A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP7258832A patent/JPH0998936A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103805A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
JPWO2016103805A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-04-27 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |