JPH0998423A - 動画像信号の動き補償方法および動ベクトル検出装置 - Google Patents

動画像信号の動き補償方法および動ベクトル検出装置

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JPH0998423A
JPH0998423A JP7252915A JP25291595A JPH0998423A JP H0998423 A JPH0998423 A JP H0998423A JP 7252915 A JP7252915 A JP 7252915A JP 25291595 A JP25291595 A JP 25291595A JP H0998423 A JPH0998423 A JP H0998423A
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JP
Japan
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motion vector
bit plane
block
signal
frame
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JP7252915A
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Inventor
Hisanori Ono
尚紀 小野
Yoshiyuki Yashima
由幸 八島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックマッチング型の動ベクトル検出方法
において、より効率の高い動き補償を可能とする、ビッ
トプレーン単位の動ベクトル探索を行う。 【解決手段】 まず、探索回数(ビットプレーン数に等
しい)iを初期する(ステップS1)。次に、ビットプ
レーンの番号jを初期化する(ステップS2)。次に、
jをiと比較する(ステップS3)。jがiより小さけ
れば、参照画像の第jビットプレーンを第j動ベクトル
で求まる予測画像の第jビットプレーンで固定し(ステ
ップS4)、jをインクリメントする(ステップS
5)。jがi以上であれば、第j〜第nビットプレーン
を変化させブロックマチングを行い第j動ベクトルを求
め(ステップS6)、iをインクリメントする(ステッ
プS7)。以上をiがビットプレーン数nに等しくなる
まで繰り返す(ステップS8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像信号の動き
補償方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像の高能率符号化に用いられる動き
補償フレーム間予測には動ベクトルの推定が必要であ
る。画像を矩形ブロックに分割し、動きを求める対象と
なっているブロックを中心とする探索範囲を参照される
画像(参照画像)内に設定し、範囲内で対象となるブロ
ックと最も類似するブロックを、絶対値差分や差分自乗
和等を評価関数として使用することで探し出し、相対位
置を動ベクトルとするブロックマッチング型の動ベクト
ル探索法が用いられてきている。この方法においては、
従来は各ブロックに対して1つの動ベクトルが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブロックマッチング法
において、評価関数として絶対値差分や差分自乗和を用
いた場合、評価関数に大きな影響を与える画像情報の上
位のビットに対しては予測誤差の小さい動ベクトルを求
めることができるが、下位のビットの予測誤差はほとん
ど無視されることになり効率が劣化する。
【0004】動き補償の効率をより高めるため、各ビッ
トプレーンで独立に動ベクトルを求める、すなわち各ビ
ットプレーンに対してそれぞれ動ベクトルを求め、複数
の動ベクトルを用いて動き補償を行う手法が考えられ
る。しかし単純にビットプレーン単位で閉じたマッチン
グを行うとトータルの予測誤差が大きくなってしまう場
合がある。マッチングを行っているある画素情報A=1
28に対して画素情報B=127および画素情報C=1
92という2つの候補がある場合、ビットプレーンに展
開するとA=10000000、B=0111111
1、C=11000000となり、ビットプレーン毎の
マッチングでは画素情報Bは0ビット、画素情報Cは7
ビット的中しており画素情報Cが選択されるが、トータ
ルの予測誤差はA−B=1,A−C=−64となり圧倒
的に画素情報Bの方が少なく、かえって効率の悪い動ベ
クトルを選択してしまうことになる。
【0005】本発明の目的は上記問題点を解決し、より
効率の高い動き補償を可能とする、ビットプレーン単位
の動ベクトル探索を行う、動画像信号の動き補償方法お
よび動ベクトル検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の、動画像信号の
動き補償方法は、入力画像をビットプレーンに展開した
後、動き探索を行う際に各ビットプレーン毎に動ベクト
ルを求め、動き補償を行う際に各ビットプレーンに対し
てそれぞれ対応した動ベクトルを用いる。
【0007】本発明の、動画像信号の動き補償方法は、
最上位のビットプレーンである第1ビットプレーンでの
動ベクトルである第1動ベクトルは全ビットを用いるブ
ロックマッチングで求め、第2ビットプレーンでの動ベ
クトルである第2動ベクトルは、参照画像の第1ビット
プレーンを前記第1動ベクトルで求まる予測画像の第1
ビットプレーンで固定した後、第2〜最下位ビットピプ
レーンを変位させブロックマッチングを行うことによっ
て求め、以下同様にして、第iビットプレーンでの動ベ
クトルである第i動ベクトルは、参照画像の第1〜第
(i−1)ビットプレーンを、ぞれぞれのビットプレー
ンで求まっている第1〜第(i−1)動ベクトルで示さ
れる予測画像の対応するプレーンで置き換えた後、第i
〜最下位ビットプレーンを変化させブロックマッチング
を行うことにより求める。
【0008】また、本発明の同ベクトル検出装置は、現
在フレームの画像信号を蓄える現在フレーム画像信号フ
レームメモリと、前記現在フレーム画像信号フレーメモ
リから現在フレームの画像信号を入力し、該画像信号か
らk×j(k,jは1以上の整数)のブロックデータを
読み出し、現在フレームブロック信号として出力し、該
ブロックデータの読み出し開始アドレスを現在フレーム
ブロック読み出し開始アドレス信号として出力する第1
の小領域分割部と、参照フレームの画像信号を蓄える参
照フレーム画像信号フレーメモリと、第1、第2、・・
・・、第n(n≧2)のフレームメモリと、前記参照フ
レーム画像信号フレームメモリから参照フレーム画像信
号を入力し、該画像信号をnビットのビットプレーンに
分割し、最上位のビットプレーンである第1ビットプレ
ーン、第2ビットプレーン、・・・・、最下位のビット
プレーンである第nビットプレーンのデータをそれぞれ
第1、第2、・・・、第nのフレームメモリを蓄えるビ
ット分割部と、第1〜第nのフレームメモリから読み出
されたk×jのブロックデータを加算し、参照フレーム
ブロック信号を出力する加算器と、第1の小領域分割部
から出力された現在フレームブロック信号と前記加算器
から出力された参照フレームブロック信号の差分値を計
算するマッチング誤差計算部と、最小値メモリを有し、
前記差分値が前記最小値メモリに蓄えられている値より
小さければ前記差分値で前記最小値メモリの値を更新
し、参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号か
ら前記現在フレームブロック読み出し開始アドレス信号
を減じたアドレスである動ベクトルを出力する比較器
と、前記動ベクトル現在動ベクトル探索を行っているブ
ロックに応じてメモリ内に書き込むベクトルメモリと、
第1〜第nのフレームメモリのk×jのブロックデータ
の読み出しアドレス信号を第1〜第nのフレームメモリ
に出力するとともに、その読み出し開始アドレスを前記
参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号として
出力する第2の小領域分割部とを有し、第2の小領域分
割部は、1回目の動ベクトル探索では、第1〜第nのフ
レームメモリに同じ値の読み出しアドレス信号を出力
し、2回目の動ベクトル探索では、第1のフレームメモ
リの読み出しアドレス信号として、前記現在フレームブ
ロック読み出し開始アドレス信号を前記ベクトルメモリ
に書き込まれている第1動ベクトル分だけシフトしたも
のを出力し、第2〜第nのフレームメモリには1回目の
動ベクトル探索と同値の読み出しアドレス信号を出力
し、以下同様にして、i回目の動ベクトル探索では、第
1、第2、・・・、第(i−1)のフレームメモリの読
み出しアドレス信号として、前記現在フレームブロック
読み出し開始アドレス信号をそれぞれ前記ベクトルメモ
リに書き込まれている第1動ベクトル、第2動ベクト
ル、・・・、第(i−1)動ベクトル分だけシフトした
ものを用い、第i,第(i+1)、・・・・・、第nの
フレームメモリには1回目の動ベクトル探索と同じ値の
読み出しアドレス信号を出力する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、探索の際に画像をビ
ットプレーンに分割し、各ビットプレーン毎にトータル
の予測誤差が最小となる動ベクトルを求めることを特徴
とする。このとき、第1ビットプレーン(最上位のビッ
トプレーン)での動ベクトル(第1動ベクトル)は全ビ
ットプレーンを用いる通常のブロックマッチングで求
め、第2ビットプレーンでの動ベクトルは、参照画像の
第1ビットプレーンを第1動ベクトルで求まる予測画像
の第1ビットプレーンで固定した後、第2〜第n(最下
位)ビットプレーンを変化させブロックマッチングを行
うことによって求める。以下同様の手法により、第iビ
ットプレーンでの動ベクトルは、参照画像の第1〜第
(i−1)ビットプレーンを、それぞれのビットプレー
ンで求まっている動ベクトルで示される予測画像の対応
するプレーンで置き換えた後、第i〜第n(最下位)ビ
ットプレーンを変化させブロックマッチングを行うこと
により求める。
【0010】図1は以上に述べた方法をフローチャート
で示したものである。まず、探索回数(ビットプレーン
数に等しい)iを初期する(ステップS1)。次に、ビ
ットプレーンの番号jを初期化する(ステップS2)。
次に、jをiと比較する(ステップS3)。jがiより
小さければ、参照画像の第jビットプレーンを第j動ベ
クトルで求まる予測画像の第jビットプレーンで固定し
(ステップS4)、jをインクリメントする(ステップ
S5)。jがi以上になれば、第j〜第nビットプレー
ンを変化させブロックマチングを行い第j動ベクトルを
求め(ステップS6)、iをインクリメントする(ステ
ップS7)。以上をiがビットプレーン数nに等しくな
るまで繰り返す(ステップS8)。
【0011】第1動ベクトルとして、従来法(各ブロッ
クに対して一つの動ベクトルを与える手法)と同じ手法
で動ベクトルを求め、予測誤差がそれ以下になるように
第2〜最下位ビットプレーンでの動ベクトルを求めるこ
とにより、必ず従来法より小さい予測誤差が求まる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図2は本発明の一実施例の動ベクトル検出
装置のブロック図、図3は各動ベクトル探索におけるビ
ットプレーンの選択状態を示す図である。
【0014】本実施例の動ベクトル検出装置は、フレー
ムメモリ2,4と、ビット分割部6と、フレームメモリ
8〜15と、小領域分割部18と、加算器29と、小領
域分割部32と、マッチング誤差計算部34と、比較器
36と、ベクトルメモリ39で構成されている。
【0015】本実施例では画像信号は8ビット、またマ
ッチングにおけるブロックをk×j(k,jは1以上の
整数)の矩形ブロックとする。
【0016】現在フレーム画像信号1はフレームメモリ
2に蓄えられる。フレームメモリ2に蓄えられた現在フ
レームの画像信号16が(x,y)の2座標からなるア
ドレス信号17の値をアドレス値として読み出され、小
領域分割部18に入力される。小領域分割部18は現在
フレームの画像信号16からk×jのブロックデータを
読み出し、現在フレームブロック信号19として出力
し、出力したブロックデータの読み出し開始アドレス
(ブロックの最も左上の画素に対応するアドレス)を現
在フレームブロック読み出し開始アドレス信号20とし
て出力する。
【0017】次に、フレームメモリ4に蓄えられた参照
フレームの画像信号5がビット分割部6に入力される。
ビット分割部6では入力された画像信号5を8ビットの
ビットプレーンに分割し、第1〜第8ビットプレーンま
でのデータをそれぞれフレームメモリ8〜15に出力す
る。フレームメモリ8〜15に蓄えられた参照フレーム
の画像信号21〜28がそれぞれ(x,y)の2成分か
らなるアドレス信号31の値をアドレスとして読み出さ
れ、加算器29に入力され8ビットの画像信号になる。
小領域分割部32はk×jのブロックデータがフレーム
メモリ8〜15から加算器29へ出力されるようにアド
レス信号31の値を変化させる。1回目の探索ではフレ
ームメモリ8〜15に入力されるアドレス信号31は全
て同じ値である。これらの操作の後、加算器29は参照
フレームブロック信号30を出力、また小領域分割部3
2はフレームメモリ8〜15の読み出し開始アドレス
(x,y)を参照フレームブロック読み出し開始アドレ
ス信号33として出力する。
【0018】マッチング誤差計算部34は演算器から構
成され、小領域分割部18および加算器29から出力さ
れる画素値の差分自乗値を計算し、それらを加算したも
のを差分値35として比較器36へ出力する。また、マ
ッチング誤差計算部34では、1つの現在フレームブロ
ック信号19に対応して、探索範囲内の複数の参照フレ
ームブロック信号30と前記計算を行う。なお、差分値
演算は差分自乗に限定されることはなく、差分絶対値等
を用いることも可能である。
【0019】比較器36は、最小値メモリ37を擁して
おり、入力された差分値35が最小値メモリ37に蓄え
られている値より小さければ最小値メモリ37の値を更
新し、それぞれ2成分(x,y)からなる参照フレーム
ブロック読み出し開始アドレス信号33から現在フレー
ムブロック読み出し開始アドレス信号20を減じた値で
あるアドレス38をベクトルメモリ39に記憶する。ベ
クトルメモリ39は比較器36の出力であるアドレス
(動ベクトル)38を現在探索を行っているブロックに
応じてメモリ内の適当なアドレスへ書き込む。
【0020】探索範囲に対する上記操作が終了したと
き、ベクトルメモリ39には第1回目に検出された動ベ
クトル(第1動ベクトル)が蓄えられる。
【0021】次に、2回目の探索を行う。小領域分割部
18は1回目の探索時と同じ値の現在フレームブロック
信号19および出力したブロックデータの読み出し開始
アドレス20を出力する。
【0022】小領域分割部32には1回目の探索で求ま
った第1動ベクトル40が入力される。[発明の実施の
形態]で述べたように既に動ベクトルが求まっているビ
ットプレーンはそのビットプレーンに対応する動ベクト
ルで求まる予測画像で固定する。よって第1ビットプレ
ーンが格納されているフレームメモリ8の読み出しアド
レス信号31には、現在フレームブロック読み出し開始
アドレス20をこの動ベクトル分だけシフトさせたもの
を用いる。フレームメモリ9〜15の読み出しアドレス
信号31に対しては第1回目の探索時と同じ値のアドレ
スを用いる。
【0023】以下第1回目の探索と同様の操作が行わ
れ、ベクトルメモリ39には第2動ベクトルが蓄えられ
る。
【0024】以下、同様の操作を繰り返して第8動ベク
トルまで求めた後、フレームメモリ8〜15それぞれの
読み出し開始アドレス信号31として現在フレームブロ
ック読み出し開始アドレス信号20を第1〜第8動ベク
トル分だけシフトさせたものを用いれば加算器29の出
力は本手法により求まる予測画像41となる。この予測
画像41を用いて動き補償を行う。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明により、各ビ
ットプレーンで最適な動ベクトル探索が可能となり、動
き補償の効率が高まる。各ビットプレーン毎に動ベクト
ルが求まるため情報量が増加するが、動ベクトルはマッ
チングを行うある一定サイズのブロックに対して与えら
れており、画素(予測誤差)の情報量と比較しても非常
に小さく、動ベクトル情報量の増加による圧縮率の低下
よりも、予測誤差の減少による効果の方が大きい、特に
ロスレス符号化等、下位ビットプレーンまで符号化を必
要とする場合に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動画像信号の動き補償方法を示すフロ
ーチャートである。
【図2】本発明の一実施例の動ベクトル検出装置のブロ
ック図である。
【図3】各動ベクトルの探索におけるビットプレーンの
選択状態を示す図である。
【符号の説明】
1 現在フレーム画像信号 2 フレームメモリ 3 参照フレーム画像信号 4 フレームメモリ 5 参照フレーム画像信号 6 ビット分割部 7 参照フレームビットプレーン信号 8〜15 フレーメモリ 16 現在フレーム画像信号 17 現在フレーム画像信号読み出しのアドレス信号 18 小領域分割部 19 現在フレームブロック信号 20 現在フレームブロック読み出し開始アドレス信
号 21〜28 参照フレーム第1〜第8ビットプレーン
信号 29 加算器 30 参照フレームブロック信号 31 参照フレーム画像信号読み出しのアドレス信号 32 小領域分割部 33 参照フレームブロック読み出し開始アドレス信
号 34 マッチング誤差計算部 35 差分値 36 比較器 37 最小値メモリ(ブロック差分最小値) 38 アドレスデータ(動ベクトル) 39 ベクトルメモリ 40 アドレスデータ(動ベクトル) 41 予測画像 S1〜S9 ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像信号系列の時間冗長度を
    動き補償フレーム間予測を用いて抑圧する、動画像の動
    き補償方法において、入力画像をビットプレーンに展開
    した後、動き探索を行う際に各ビットプレーン毎に動ベ
    クトルを求め、動き補償を行う際に各ビットプレーンに
    対してそれぞれ対応した動ベクトルを用いることを特徴
    とする、動画像信号の動き補償方法。
  2. 【請求項2】 最上位のビットプレーンである第1ビッ
    トプレーンでの動ベクトルである第1動ベクトルは全ビ
    ットを用いるブロックマッチングで求め、第2ビットプ
    レーンでの動ベクトルである第2動ベクトルは、参照画
    像の第1ビットプレーンを前記第1動ベクトルで求まる
    予測画像の第1ビットプレーンで固定した後、第2〜最
    下位ビットピプレーンを変化させブロックマッチングを
    行うことによって求め、以下同様にして、第iビットプ
    レーンでの動ベクトルである第i動ベクトルは、参照画
    像の第1〜第(i−1)ビットプレーンを、ぞれぞれの
    ビットプレーンで求まっている第1〜第(i−1)動ベ
    クトルで示される予測画像の対応するプレーンで置き換
    えた後、第i〜最下位ビットプレーンを変化させブロッ
    クマッチングを行うことにより求める、請求項1記載の
    動画像信号の動き補償方法。
  3. 【請求項3】 現在フレームの画像信号を蓄える現在フ
    レーム画像信号フレームメモリと、 前記現在フレーム画像信号フレーメモリから現在フレー
    ムの画像信号を入力し、該画像信号からk×j(k,j
    は1以上の整数)のブロックデータを読み出し、現在フ
    レームブロック信号として出力し、該ブロックデータの
    読み出し開始アドレスを現在フレームブロック読み出し
    開始アドレス信号として出力する第1の小領域分割部
    と、 参照フレームの画像信号を蓄える参照フレーム画像信号
    フレーメモリと、 第1、第2、・・・・、第n(n≧2)のフレームメモ
    リと、 前記参照フレーム画像信号フレームメモリから参照フレ
    ーム画像信号を入力し、該画像信号をnビットのビット
    プレーンに分割し、最上位のビットプレーンである第1
    ビットプレーン、第2ビットプレーン、・・・・、最下
    位のビットプレーンである第nビットプレーンのデータ
    をそれぞれ第1、第2、・・・、第nのフレームメモリ
    に蓄えるビット分割部と、 第1〜第nのフレームメモリから読み出されたk×jの
    ブロックデータを加算し、参照フレームブロック信号を
    出力する加算器と、 第1の小領域分割部から出力された現在フレームブロッ
    ク信号と前記加算器から出力された参照フレームブロッ
    ク信号の差分値を計算するマッチング誤差計算部と、 最小値メモリを有し、前記差分値が前記最小値メモリに
    蓄えられている値より小さければ前記差分値で前記最小
    値メモリの値を更新し、参照フレームブロック読み出し
    開始アドレス信号から前記現在フレームブロック読み出
    し開始アドレス信号を減じたアドレスである動ベクトル
    を出力する比較器と、 前記動ベクトルを現在動ベクトル探索を行っているブロ
    ックに応じてメモリ内に書き込むベクトルメモリと、 第1〜第nのフレームメモリのk×jのブロックデータ
    の読み出しアドレス信号を第1〜第nのフレームメモリ
    に出力するとともに、その読み出し開始アドレスを前記
    参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号として
    出力する第2の小領域分割部とを有し、 第2の小領域分割部は、1回目の動ベクトル探索では、
    第1〜第nのフレームメモリに同じ値の読み出しアドレ
    ス信号を出力し、2回目の動ベクトル探索では、第1の
    フレームメモリの読み出しアドレス信号として、前記現
    在フレームブロック読み出し開始アドレス信号を前記ベ
    クトルメモリに書き込まれている第1動ベクトル分だけ
    シフトしたものを出力し、第2〜第nのフレームメモリ
    には1回目の動ベクトル探索と同値の読み出しアドレス
    信号を出力し、以下同様にして、i回目の動ベクトル探
    索では、第1、第2、・・・、第(i−1)のフレーム
    メモリの読み出しアドレス信号として、前記現在フレー
    ムブロック読み出し開始アドレス信号をそれぞれ前記ベ
    クトルメモリに書き込まれている第1動ベクトル、第2
    動ベクトル、・・・、第(i−1)動ベクトル分だけシ
    フトしたものを用い、第i,第(i+1)、・・・・
    ・、第nのフレームメモリには1回目の動ベクトル探索
    と同じ値の読み出しアドレス信号を出力する動ベクトル
    検出装置。
JP7252915A 1995-09-29 1995-09-29 動画像信号の動き補償方法および動ベクトル検出装置 Pending JPH0998423A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8526500B2 (en) 2009-08-11 2013-09-03 Seiko Epson Corporation System and method for global inter-frame motion detection in video sequences

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US8526500B2 (en) 2009-08-11 2013-09-03 Seiko Epson Corporation System and method for global inter-frame motion detection in video sequences

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