JPH0998201A - 通信制御機構 - Google Patents
通信制御機構Info
- Publication number
- JPH0998201A JPH0998201A JP7255941A JP25594195A JPH0998201A JP H0998201 A JPH0998201 A JP H0998201A JP 7255941 A JP7255941 A JP 7255941A JP 25594195 A JP25594195 A JP 25594195A JP H0998201 A JPH0998201 A JP H0998201A
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- Japan
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- data
- signal
- cpu
- line
- communication control
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モデムを介して相手局との通信を行う通信制
御機構に置いて、送信終了後のモデムインタフェース信
号の送信要求(RS)信号のOFFをその後の相手局か
らの受信により行い、ハードウェアへのオーバヘッドを
無くする。 【解決手段】 CPU11は回線制御部12に対し、モ
デムインタフェース信号のON/OFF指示を行い、相
手局との通信を行う。特に、回線制御部12からの受信
を契機にRS信号をOFFする処理を追加することによ
り、回線制御で使用するタイマのオーダーとは異なるオ
ーダーの時間監視を代替する。
御機構に置いて、送信終了後のモデムインタフェース信
号の送信要求(RS)信号のOFFをその後の相手局か
らの受信により行い、ハードウェアへのオーバヘッドを
無くする。 【解決手段】 CPU11は回線制御部12に対し、モ
デムインタフェース信号のON/OFF指示を行い、相
手局との通信を行う。特に、回線制御部12からの受信
を契機にRS信号をOFFする処理を追加することによ
り、回線制御で使用するタイマのオーダーとは異なるオ
ーダーの時間監視を代替する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト処理装置と
端末装置の通信制御機構との間を回線で接続し、端末装
置の通信制御機構の送信時に変復調装置(モデム)の送
信要求(RS)信号をON/OFFする処理に関するも
のである。
端末装置の通信制御機構との間を回線で接続し、端末装
置の通信制御機構の送信時に変復調装置(モデム)の送
信要求(RS)信号をON/OFFする処理に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ホスト処理装置と端末装置の通信制御機
構との間で、回線を経由して通信を行う場合、通常回線
の変復調を行うモデムを接続する。モデムと通信制御機
構とのインタフェースはCCITTの勧告により規定さ
れている。通常、通信制御機構はモデムインタフェース
信号のデータ端末レディ(ER)信号をONし、モデム
からのデータセットレディ(DR)信号のONを待つ。
その後、通信制御機構が送信したい時に、RS信号をO
Nし、モデムからの送信可(CS)信号がONになった
後、送信を開始する。送信データを送り終わった時は、
通信制御機構がRS信号をOFFし、CS信号のOFF
を確認して、モデムとの接続を終了する。
構との間で、回線を経由して通信を行う場合、通常回線
の変復調を行うモデムを接続する。モデムと通信制御機
構とのインタフェースはCCITTの勧告により規定さ
れている。通常、通信制御機構はモデムインタフェース
信号のデータ端末レディ(ER)信号をONし、モデム
からのデータセットレディ(DR)信号のONを待つ。
その後、通信制御機構が送信したい時に、RS信号をO
Nし、モデムからの送信可(CS)信号がONになった
後、送信を開始する。送信データを送り終わった時は、
通信制御機構がRS信号をOFFし、CS信号のOFF
を確認して、モデムとの接続を終了する。
【0003】従来の通信制御機構の内部は、図2のよう
になっている。すなわち、通信制御機構全体のシーケン
スを司るCPU11と、回線とのインタフェースを制御
する回線制御部12、データを格納するメモリ13、回
線等からのデータをメモリに転送するデータ転送部1
4、また、回線とのインタフェースで時間を監視するタ
イマ15からなっている。そして、データの送信を行う
場合には、CPU11から回線制御部に対し、通信の開
始を指示し、その後、メモリに格納してあるデータを回
線制御部を通して、回線へ送出する。この時、送信の終
了時に行うRS信号のOFFもCPU11からの指示で
行うが、回線制御部12にデータを渡した後、実際に回
線上にデータを送出し終わるまで、時間差があるため、
ハードウェアでタイマを一定時間カウントし、カウント
終了後RSをOFFする処理をする。
になっている。すなわち、通信制御機構全体のシーケン
スを司るCPU11と、回線とのインタフェースを制御
する回線制御部12、データを格納するメモリ13、回
線等からのデータをメモリに転送するデータ転送部1
4、また、回線とのインタフェースで時間を監視するタ
イマ15からなっている。そして、データの送信を行う
場合には、CPU11から回線制御部に対し、通信の開
始を指示し、その後、メモリに格納してあるデータを回
線制御部を通して、回線へ送出する。この時、送信の終
了時に行うRS信号のOFFもCPU11からの指示で
行うが、回線制御部12にデータを渡した後、実際に回
線上にデータを送出し終わるまで、時間差があるため、
ハードウェアでタイマを一定時間カウントし、カウント
終了後RSをOFFする処理をする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、通
常、通信制御機構がタイマを使用して時間を監視するの
は、回線上でのことである。しかし、回線上での時間監
視は、およそ数百ミリ秒のオーダーである。上記従来技
術に記述した時間差は数ミリ秒のオーダーである。タイ
マはオーダーにより種類が異なり、オーダーの異なる時
間を監視する場合、タイマを2種類ハードウェアで有す
る必要がある。本発明の目的は、ハードウェアに2種類
のタイマを要することなく、従来と同等の機能を実現す
ることにある。また本発明の目的は、RS信号がONし
ている時にデータの送信をする必要があった際の処理の
高速化を図ることにある。
常、通信制御機構がタイマを使用して時間を監視するの
は、回線上でのことである。しかし、回線上での時間監
視は、およそ数百ミリ秒のオーダーである。上記従来技
術に記述した時間差は数ミリ秒のオーダーである。タイ
マはオーダーにより種類が異なり、オーダーの異なる時
間を監視する場合、タイマを2種類ハードウェアで有す
る必要がある。本発明の目的は、ハードウェアに2種類
のタイマを要することなく、従来と同等の機能を実現す
ることにある。また本発明の目的は、RS信号がONし
ている時にデータの送信をする必要があった際の処理の
高速化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するす
るため、本発明では、通信制御機構の回線制御部に対
し、データを送出した後、RS信号をOFFせず、相手
局(モデム)からのデータ受信後、CPUの指示でRS
信号をOFFすることとした。これによれば、CPU内
部の処理だけでRS信号のOFFを行うことができ、ハ
ードウェアに2種類のタイマを要しない。
るため、本発明では、通信制御機構の回線制御部に対
し、データを送出した後、RS信号をOFFせず、相手
局(モデム)からのデータ受信後、CPUの指示でRS
信号をOFFすることとした。これによれば、CPU内
部の処理だけでRS信号のOFFを行うことができ、ハ
ードウェアに2種類のタイマを要しない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、モデムインタ
フェースのRS信号は、通信制御機構とモデムとのあい
だの信号であり、相手局からのデータの受信にはなんら
影響が無い。なお、RS信号がONしている時にデータ
の送信をする必要があった時も、送信時にRS信号をO
Nする必要が無いため、処理の高速化を図ることができ
る。
フェースのRS信号は、通信制御機構とモデムとのあい
だの信号であり、相手局からのデータの受信にはなんら
影響が無い。なお、RS信号がONしている時にデータ
の送信をする必要があった時も、送信時にRS信号をO
Nする必要が無いため、処理の高速化を図ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。本実施例の通信制御機構は、端末装置に接続さ
れ、その端末装置と図示されていないホスト処理装置
(相手局)との間の通信を、回線上でモデムを介して行
う。また本実施例の通信制御機構は、図2に示したもの
と同様に、モデムの制御を行う回線制御部、その回線制
御部にメモリからデータを転送するデータ転送部、時間
監視を行うためのタイマ、前記回線制御部及びデータ転
送部への指示を行うCPUを有する。このCPUは、前
記回線制御部に対し、モデムインタフェース信号のON
/OFF指示を行うとともに、特に回線制御部からの信
号受信を契機にRS信号をOFFする処理を行う。
する。本実施例の通信制御機構は、端末装置に接続さ
れ、その端末装置と図示されていないホスト処理装置
(相手局)との間の通信を、回線上でモデムを介して行
う。また本実施例の通信制御機構は、図2に示したもの
と同様に、モデムの制御を行う回線制御部、その回線制
御部にメモリからデータを転送するデータ転送部、時間
監視を行うためのタイマ、前記回線制御部及びデータ転
送部への指示を行うCPUを有する。このCPUは、前
記回線制御部に対し、モデムインタフェース信号のON
/OFF指示を行うとともに、特に回線制御部からの信
号受信を契機にRS信号をOFFする処理を行う。
【0008】図1は、本発明の一実施例における通信制
御機構の処理の内容を示すシーケンス図である。 は電源ONからレディ状態までのシーケンスである。
すなわち、通信制御機構は電源ON後、通信制御機構の
CPUより回線制御部に対し、ER=ON指示を発行す
る。回線制御部はCPUからのER=ON指示を受け、
モデムインタフェース信号のERをONにし、モデムか
らのDR=ONを待つ。一定時間経過してもDR=ON
とならない場合は、CPUが回線制御部に対し、再度E
R=ON指示を発行する。これをER=ONのリトライ
というが、このリトライは端末装置からの指示を受ける
までくりかえす。この時、端末装置からの指示があれ
ば、その指示に対し、ER=ONリトライアウトと報告
し、何らかの対策を要求する。もし、一定時間以内にD
R=ONとなった場合、回線制御部はCPUに対し、D
R=ONの報告をする。この時通信制御機構はレディ状
態となる。
御機構の処理の内容を示すシーケンス図である。 は電源ONからレディ状態までのシーケンスである。
すなわち、通信制御機構は電源ON後、通信制御機構の
CPUより回線制御部に対し、ER=ON指示を発行す
る。回線制御部はCPUからのER=ON指示を受け、
モデムインタフェース信号のERをONにし、モデムか
らのDR=ONを待つ。一定時間経過してもDR=ON
とならない場合は、CPUが回線制御部に対し、再度E
R=ON指示を発行する。これをER=ONのリトライ
というが、このリトライは端末装置からの指示を受ける
までくりかえす。この時、端末装置からの指示があれ
ば、その指示に対し、ER=ONリトライアウトと報告
し、何らかの対策を要求する。もし、一定時間以内にD
R=ONとなった場合、回線制御部はCPUに対し、D
R=ONの報告をする。この時通信制御機構はレディ状
態となる。
【0009】はデータ送信指示からデータ送信までの
シーケンスである。すなわち、通信制御機構がレディ状
態の時に端末装置よりデータ送信指示を受け付けると、
モデムインタフェース信号のRS=ON指示を回線制御
部に対し、発行する。回線制御部はRS信号をONに
し、モデムインタフェース信号のCS=ONを監視す
る。一定時間経過してもCS=ONとならない場合は、
CPUが回線制御部に対し、再度RS=ON指示を発行
する。また、ある一定回数リトライを行ってもCS信号
がONとならない場合は、端末装置に対しRS=ONリ
トライアウトと報告し、次の指示を要求する。一定時間
以内にCS=ONとなった場合、CPUは回線制御部を
通し、データを送信する。
シーケンスである。すなわち、通信制御機構がレディ状
態の時に端末装置よりデータ送信指示を受け付けると、
モデムインタフェース信号のRS=ON指示を回線制御
部に対し、発行する。回線制御部はRS信号をONに
し、モデムインタフェース信号のCS=ONを監視す
る。一定時間経過してもCS=ONとならない場合は、
CPUが回線制御部に対し、再度RS=ON指示を発行
する。また、ある一定回数リトライを行ってもCS信号
がONとならない場合は、端末装置に対しRS=ONリ
トライアウトと報告し、次の指示を要求する。一定時間
以内にCS=ONとなった場合、CPUは回線制御部を
通し、データを送信する。
【0010】は連続して送信する場合のシーケンスで
ある。すなわち、この送信終了後、端末装置より次のデ
ータ送信指示があった場合、モデムインタフェース信号
のRSは既にON状態であるため、そのまま、データを
回線制御部を通し送信する。
ある。すなわち、この送信終了後、端末装置より次のデ
ータ送信指示があった場合、モデムインタフェース信号
のRSは既にON状態であるため、そのまま、データを
回線制御部を通し送信する。
【0011】はデータを受信した場合のシーケンスで
ある。すなわち、データを受信した場合、回線制御部は
データ受信の報告をCPUに対して行う。CPUは端末
装置に対してデータ受信の報告を行うとともにRS=O
FFの指示を回線制御部に対して行う。回線制御部は指
示を受けRS=OFFを行い、次の指示あるいはイベン
トを待つ。
ある。すなわち、データを受信した場合、回線制御部は
データ受信の報告をCPUに対して行う。CPUは端末
装置に対してデータ受信の報告を行うとともにRS=O
FFの指示を回線制御部に対して行う。回線制御部は指
示を受けRS=OFFを行い、次の指示あるいはイベン
トを待つ。
【0012】は連続してデータを受信した場合のシー
ケンスである。すなわち、この後データを連続して受信
した場合、CPUは端末装置に対し、データ受信の報告
は行うがRS信号がON状態でないため、RS=OFF
指示は発行しない。以上説明したように回線のプロトコ
ルの流れの中で、モデムインタフェース信号の制御を行
うことができる。
ケンスである。すなわち、この後データを連続して受信
した場合、CPUは端末装置に対し、データ受信の報告
は行うがRS信号がON状態でないため、RS=OFF
指示は発行しない。以上説明したように回線のプロトコ
ルの流れの中で、モデムインタフェース信号の制御を行
うことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信制御機構内にタイマーの追加をすることなく(ハー
ドウェアに2種類のタイマを要せず)、通信制御機構と
モデムを介して回線で接続されている相手局との通信を
行うことができる。また、RS信号がONしている時に
データの送信をする必要があった時も、送信時にRS信
号をONする必要が無いため、処理の高速化を図ること
ができる。
通信制御機構内にタイマーの追加をすることなく(ハー
ドウェアに2種類のタイマを要せず)、通信制御機構と
モデムを介して回線で接続されている相手局との通信を
行うことができる。また、RS信号がONしている時に
データの送信をする必要があった時も、送信時にRS信
号をONする必要が無いため、処理の高速化を図ること
ができる。
【図1】本発明の一実施例における通信制御機構の処理
を説明するためのシーケンス図である。
を説明するためのシーケンス図である。
【図2】通信制御機構のハードウェアブロック図であ
る。
る。
11:CPU、12:回線制御部、13:メモリ、1
4:データ転送部、15:タイマ。
4:データ転送部、15:タイマ。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホスト処理装置と変復調装置を経由して
回線により接続されている端末装置の通信制御機構にお
いて、 前記変復調装置のインタフェース信号の送信要求信号を
ON/OFFする手段を有し、 前記ホスト処理装置からのデータ受信開始を契機とし
て、前記送信要求信号をOFFするように構成したこと
を特徴とする通信制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7255941A JPH0998201A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 通信制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7255941A JPH0998201A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 通信制御機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998201A true JPH0998201A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17285708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7255941A Pending JPH0998201A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 通信制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998201A (ja) |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7255941A patent/JPH0998201A/ja active Pending
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