JPH0997999A - プリント基板位置決め装置 - Google Patents
プリント基板位置決め装置Info
- Publication number
- JPH0997999A JPH0997999A JP7252127A JP25212795A JPH0997999A JP H0997999 A JPH0997999 A JP H0997999A JP 7252127 A JP7252127 A JP 7252127A JP 25212795 A JP25212795 A JP 25212795A JP H0997999 A JPH0997999 A JP H0997999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- pin unit
- nut
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 右基準と左基準の切替え対応を短時間に行え
るプリント基板位置決め装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 右基準のプリント基板１の場合には、第
１のピンユニット２に設けられたピンシリンダ１１のピ
ン１２をナット１０の凹部１３に係合しない位置にセッ
トし、第２のピンユニット３に設けられたピンシリンダ
１１のピン１２をナット１０の凹部１３に係合する位置
にセットする。この状態でねじ軸６を回転させると、第
２のピンユニット３だけがねじ軸６の回転方向に移動
し、バルブ１５の切り換えだけで右基準と左基準を切り
換えられる。
るプリント基板位置決め装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 右基準のプリント基板１の場合には、第
１のピンユニット２に設けられたピンシリンダ１１のピ
ン１２をナット１０の凹部１３に係合しない位置にセッ
トし、第２のピンユニット３に設けられたピンシリンダ
１１のピン１２をナット１０の凹部１３に係合する位置
にセットする。この状態でねじ軸６を回転させると、第
２のピンユニット３だけがねじ軸６の回転方向に移動
し、バルブ１５の切り換えだけで右基準と左基準を切り
換えられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板の組
立工程において、プリント基板をピンにより位置決めす
る装置に関するものである。
立工程において、プリント基板をピンにより位置決めす
る装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の構成について図２（ａ）（ｂ）を
参照しながら説明する。図２（ａ）に示すプリント基板
１の位置決めには、図２の（ｂ）に示すようにプリント
基板１の下方に次のような位置決め装置が配設されてい
る。
参照しながら説明する。図２（ａ）に示すプリント基板
１の位置決めには、図２の（ｂ）に示すようにプリント
基板１の下方に次のような位置決め装置が配設されてい
る。
【０００３】プリント基板１の位置決め穴１ａ，１ｂの
下方にピンユニット２，３が設けられており、ピンユニ
ット２，３にはシリンダ４により上下に摺動可能に位置
決めピン２ａ，３ａが設けられている。位置決めピン２
ａ，３ａが上昇時に位置決め穴１ａ，１ｂに挿入されプ
リント基板１が位置決めされる。
下方にピンユニット２，３が設けられており、ピンユニ
ット２，３にはシリンダ４により上下に摺動可能に位置
決めピン２ａ，３ａが設けられている。位置決めピン２
ａ，３ａが上昇時に位置決め穴１ａ，１ｂに挿入されプ
リント基板１が位置決めされる。
【０００４】シャフト５とこのシャフト５と平行に配設
されたボールねじ６に挿通されてスライド自在のピンユ
ニット２，３のうち、右側のピンユニット２は固定ブロ
ック７に固定され、左側のピンユニット３はボールねじ
６に螺合したナット８に取り付けられている。
されたボールねじ６に挿通されてスライド自在のピンユ
ニット２，３のうち、右側のピンユニット２は固定ブロ
ック７に固定され、左側のピンユニット３はボールねじ
６に螺合したナット８に取り付けられている。
【０００５】したがって、ボールねじ６を回転させると
ピンユニット３だけが水平左右〔矢印Ｂ方向〕に摺動し
て位置決めピン２ａ，３ａの間隔が変更可能である。こ
の場合、プリント基板１の配線基準は右基準であり、ボ
ールねじ６を回転させることにより位置決め穴１ｂの位
置に位置決めピン３が移動後に停止する。
ピンユニット３だけが水平左右〔矢印Ｂ方向〕に摺動し
て位置決めピン２ａ，３ａの間隔が変更可能である。こ
の場合、プリント基板１の配線基準は右基準であり、ボ
ールねじ６を回転させることにより位置決め穴１ｂの位
置に位置決めピン３が移動後に停止する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプリ
ント基板位置決め装置は、生産するプリント基板の配線
基準が右の場合にのみ使用可能であり、左基準のプリン
ト基板を生産する場合には、シャフト５およびボールね
じ６を抜いた上で左右のピンユニット２，３を入れ替え
る必要があったため、切替えに相当の時間を要するとい
う問題を有している。
ント基板位置決め装置は、生産するプリント基板の配線
基準が右の場合にのみ使用可能であり、左基準のプリン
ト基板を生産する場合には、シャフト５およびボールね
じ６を抜いた上で左右のピンユニット２，３を入れ替え
る必要があったため、切替えに相当の時間を要するとい
う問題を有している。
【０００７】本発明は、右基準と左基準の切替え対応を
短時間に行えるプリント基板位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
短時間に行えるプリント基板位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板位
置決め装置は、互いに接近離間方向にスライド自在に枢
支された第１，第２のピンユニットを設け、第１，第２
のピンユニットには共通のねじ軸に螺合するナットを設
け、第１，第２のピンユニットと前記ナットの間には指
示信号に応じてピンユニットに係合する位置と係合しな
い位置とに移動可能な係合手段を設けたことを特徴とす
る。
置決め装置は、互いに接近離間方向にスライド自在に枢
支された第１，第２のピンユニットを設け、第１，第２
のピンユニットには共通のねじ軸に螺合するナットを設
け、第１，第２のピンユニットと前記ナットの間には指
示信号に応じてピンユニットに係合する位置と係合しな
い位置とに移動可能な係合手段を設けたことを特徴とす
る。
【０００９】したがって、プリント基板の右側に位置す
るピンユニットを第１のピンユニット、左側に位置する
ピンユニットを第２のピンユニットとすると、右基準の
プリント基板の場合には、第１のピンユニットに設けら
れた係合手段を前記の係合しない位置にセットし、第２
のピンユニットに設けられた係合手段を前記の係合する
位置にセットする。この状態でねじ軸を回転させると、
第２のピンユニットだけがねじ軸の回転方向に移動す
る。
るピンユニットを第１のピンユニット、左側に位置する
ピンユニットを第２のピンユニットとすると、右基準の
プリント基板の場合には、第１のピンユニットに設けら
れた係合手段を前記の係合しない位置にセットし、第２
のピンユニットに設けられた係合手段を前記の係合する
位置にセットする。この状態でねじ軸を回転させると、
第２のピンユニットだけがねじ軸の回転方向に移動す
る。
【００１０】左基準のプリント基板の場合には、第２の
ピンユニットに設けられた係合手段を前記の係合しない
位置にセットし、第１のピンユニットに設けられた係合
手段を前記の係合する位置にセットする。この状態でね
じ軸を回転させると、第１のピンユニットだけがねじ軸
の回転方向に移動する。
ピンユニットに設けられた係合手段を前記の係合しない
位置にセットし、第１のピンユニットに設けられた係合
手段を前記の係合する位置にセットする。この状態でね
じ軸を回転させると、第１のピンユニットだけがねじ軸
の回転方向に移動する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図２と同様の
作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図２と同様の
作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【００１２】図１に示すプリント基板１の位置決めに
は、プリント基板１の下方に次のような位置決め装置が
配設されている。プリント基板１の位置決め穴１ａ，１
ｂの下方にピンユニット２，３が設けられており、ピン
ユニット２，３には従来と同じようにシリンダ４により
上下に摺動可能に位置決めピン２ａ，３ａが設けられて
いる。位置決めピン２ａ，３ａが上昇時に位置決め穴１
ａ，１ｂに挿入されプリント基板１が位置決めされる。
は、プリント基板１の下方に次のような位置決め装置が
配設されている。プリント基板１の位置決め穴１ａ，１
ｂの下方にピンユニット２，３が設けられており、ピン
ユニット２，３には従来と同じようにシリンダ４により
上下に摺動可能に位置決めピン２ａ，３ａが設けられて
いる。位置決めピン２ａ，３ａが上昇時に位置決め穴１
ａ，１ｂに挿入されプリント基板１が位置決めされる。
【００１３】シャフト５とこのシャフト５と平行に配設
されたボールねじ６に挿通されてスライド自在のピンユ
ニット２，３には、ベアリング９を介してナット１０が
それぞれに取り付けられている。それぞれのナット１０
はボールねじ６に螺合している。 さらに、ピンユニッ
ト２，３にはピンシリンダ１１がそれぞれに組み込まれ
ており、ピンシリンダ１１を駆動することによってピン
１２がナット１０の外周に形成された凹部１３に係合し
て、各ピンユニット２，３に対してナット１０が回動で
きなくなる。
されたボールねじ６に挿通されてスライド自在のピンユ
ニット２，３には、ベアリング９を介してナット１０が
それぞれに取り付けられている。それぞれのナット１０
はボールねじ６に螺合している。 さらに、ピンユニッ
ト２，３にはピンシリンダ１１がそれぞれに組み込まれ
ており、ピンシリンダ１１を駆動することによってピン
１２がナット１０の外周に形成された凹部１３に係合し
て、各ピンユニット２，３に対してナット１０が回動で
きなくなる。
【００１４】この実施の形態では、各ピンシリンダ１１
はエアーチューブ１４を経由しバルブ１５に接続されて
おり、バルブ１５の切り換えによって、図１に示すよう
にピンユニット２のピン１２がナット１０の凹部１３に
係合しない状態で、ピンユニット３のピン１２がナット
１０の凹部１３に係合する切換状態と、この逆の切換状
態に切り換えられる。
はエアーチューブ１４を経由しバルブ１５に接続されて
おり、バルブ１５の切り換えによって、図１に示すよう
にピンユニット２のピン１２がナット１０の凹部１３に
係合しない状態で、ピンユニット３のピン１２がナット
１０の凹部１３に係合する切換状態と、この逆の切換状
態に切り換えられる。
【００１５】バルブ１５が電気信号もしくは手動により
切り替えられて、右基準のプリント基板１の場合には、
図１に示す状態でボールねじ６を回転させると、左側の
ピンユニット３はボールねじ６によって駆動されて水平
左右方向へ摺動移動する。右側のピンユニット２はボー
ルねじ６が回転してもナット１０が空転するだけでピン
ユニット２は静止したままとなる。
切り替えられて、右基準のプリント基板１の場合には、
図１に示す状態でボールねじ６を回転させると、左側の
ピンユニット３はボールねじ６によって駆動されて水平
左右方向へ摺動移動する。右側のピンユニット２はボー
ルねじ６が回転してもナット１０が空転するだけでピン
ユニット２は静止したままとなる。
【００１６】左基準のプリント基板１の場合には、バル
ブ１５を切り換えてピンユニット２のピン１２がナット
１０の凹部１３に係合し、ピンユニット３のピン１２が
ナット１０の凹部１３に係合しない状態に切り換え、こ
の切り換え状態でボールねじ６を回転させると、右側の
ピンユニット２はボールねじ６によって駆動されて水平
左右方向へ摺動移動する。左側のピンユニット３はボー
ルねじ６が回転してもナット１０が空転するだけでピン
ユニット３は静止したままとなる。
ブ１５を切り換えてピンユニット２のピン１２がナット
１０の凹部１３に係合し、ピンユニット３のピン１２が
ナット１０の凹部１３に係合しない状態に切り換え、こ
の切り換え状態でボールねじ６を回転させると、右側の
ピンユニット２はボールねじ６によって駆動されて水平
左右方向へ摺動移動する。左側のピンユニット３はボー
ルねじ６が回転してもナット１０が空転するだけでピン
ユニット３は静止したままとなる。
【００１７】このように、バルブ１５の切り換えだけで
プリント基板位置決め装置を右基準と左基準のに迅速に
切り換えることができる。なお、この実施の形態ではピ
ンシリンダ１１のピン１２がナット１０の凹部１３に係
合する位置と係合しない位置とに切り換えられるように
して係合手段が構成されている。
プリント基板位置決め装置を右基準と左基準のに迅速に
切り換えることができる。なお、この実施の形態ではピ
ンシリンダ１１のピン１２がナット１０の凹部１３に係
合する位置と係合しない位置とに切り換えられるように
して係合手段が構成されている。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によると、互いに接
近離間方向にスライド自在に枢支された第１，第２のピ
ンユニットを設け、第１，第２のピンユニットには共通
のねじ軸に螺合するナットを設け、第１，第２のピンユ
ニットと前記ナットの間には指示信号に応じてピンユニ
ットに係合する位置と係合しない位置とに移動可能な係
合手段を設けたため、係合手段の切り換え操作だけで第
１のピンユニットまたは第２のピンユニットをねじ軸の
回転に応じた方向に移動させることができ、プリント基
板の配線基準が右基準の場合からと左基準の場合への切
り換え、またはその逆の切り換えを短時間で実施できる
ものである。
近離間方向にスライド自在に枢支された第１，第２のピ
ンユニットを設け、第１，第２のピンユニットには共通
のねじ軸に螺合するナットを設け、第１，第２のピンユ
ニットと前記ナットの間には指示信号に応じてピンユニ
ットに係合する位置と係合しない位置とに移動可能な係
合手段を設けたため、係合手段の切り換え操作だけで第
１のピンユニットまたは第２のピンユニットをねじ軸の
回転に応じた方向に移動させることができ、プリント基
板の配線基準が右基準の場合からと左基準の場合への切
り換え、またはその逆の切り換えを短時間で実施できる
ものである。
【図１】本発明の実施の形態の一部切り欠き正面図であ
る。
る。
【図２】従来のプリント基板位置決め装置の一部切り欠
き正面図とプリント基板の平面図である。
き正面図とプリント基板の平面図である。
２，３ ピンユニット ２ａ，３ａ 位置決めピン ５ シャフト ６ ボールねじ ９ ベアリング １０ ナット １１ ピンシリンダ １２ ピン １３ ナット１０の凹部 １５ バルブ
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに接近離間方向にスライド自在に枢
支された第１，第２のピンユニットを設け、第１，第２
のピンユニットには共通のねじ軸に螺合するナットを設
け、第１，第２のピンユニットと前記ナットの間には指
示信号に応じてピンユニットに係合する位置と係合しな
い位置とに移動可能な係合手段を設けたプリント基板位
置決め装置。 - 【請求項２】 ピンユニットとナットの間にベアリング
を介装した請求項１記載のプリント基板位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252127A JPH0997999A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プリント基板位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252127A JPH0997999A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プリント基板位置決め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0997999A true JPH0997999A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17232857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7252127A Pending JPH0997999A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プリント基板位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0997999A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001026440A1 (fr) * | 1999-05-21 | 2001-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif et procede destines a transferer/maintenir des elements en forme de feuille |
| WO2017006738A1 (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-12 | 三菱重工業株式会社 | 位置決め装置および位置決め方法 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7252127A patent/JPH0997999A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001026440A1 (fr) * | 1999-05-21 | 2001-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif et procede destines a transferer/maintenir des elements en forme de feuille |
| US6988612B1 (en) | 1999-05-21 | 2006-01-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Device for transferring/holding sheetlike member and its method |
| US7077262B2 (en) | 1999-05-21 | 2006-07-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Device and method for conveying and holding plate-like member |
| US7219787B2 (en) | 1999-05-21 | 2007-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Device and method for conveying and holding plate-like member |
| WO2017006738A1 (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-12 | 三菱重工業株式会社 | 位置決め装置および位置決め方法 |
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