JPH0997670A - シーズヒータ及びその製造方法 - Google Patents

シーズヒータ及びその製造方法

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JPH0997670A
JPH0997670A JP35219292A JP35219292A JPH0997670A JP H0997670 A JPH0997670 A JP H0997670A JP 35219292 A JP35219292 A JP 35219292A JP 35219292 A JP35219292 A JP 35219292A JP H0997670 A JPH0997670 A JP H0997670A
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Yoshitoshi Nagano
恵俊 永野
Akira Takanaka
昭 高中
Akira Sogabe
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高温で使用した時に金属パイプと発熱素子と
の間の発生漏洩電流を抑制できるシーズヒータとその製
造方法を得る。 【構成】 金属パイプ1の内周面とこの金属パイプ内に
挿入される内部発熱線8とそのリードピン7とを有する
発熱素子9の外面との少なくとも何れか一方を、予め酸
化しておき、上記金属パイプと発熱素子との間の間隙内
に、マグネシア5又はその他の耐熱絶物10を充填させ
たシーズヒータ12及びその製造方法。上記内部発熱線
がコアガイシに巻かれ、上記リードピンには上記コアガ
イシ外か、その端部に形成された孔内、又は上記リード
ピンの挿通孔内で上部内部発熱線の端部が巻かれるか並
設されている。上記コアガイシの端面に配置されたスペ
ーサには、上記リードピンがその接続部分を挿入する孔
が形成される。上記金属パイプと発熱素子との間にシリ
コン系のものを高温処理した物質が介在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーズヒータ、特に高温
で使用するのに好適なシーズヒータ及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシーズヒータ30は、図12,図
13に示すようにステンレス系の金属からなる金属パイ
プ31の底面に底板部32を固着し、さらに、金属パイ
プ31の中心部分にマグネシアから成るコアガイシ33
を収容し、このコアガイシ33の内部に設けた小孔内
に、対をなすリードピン34を夫々挿通し、このコアガ
イシ33の周囲には発熱用の内部発熱線35を巻回させ
た後、内部発熱線35の端部を上記リードピン34に接
続し、コアガイシ33と金属パイプ31との間の空間部
分に、マグネシア等の耐熱性の絶縁物36を充填せしめ
た後これらをスエージング(縮径)して形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シーズヒータを600
℃以上の高温で使用する場合、高温になるに従い、シー
ズヒータ内の絶縁物の絶縁性能が低下するため、漏洩電
流は温度の上昇に従って増大する。その結果、金属パイ
プ31と、リード線34と内部発熱線35より成る発熱
素子との間に漏洩電流が流れて、シーズヒータと電源と
の間に介在させたブレーカ(図示せず)が切れて加熱作
業が中断してしまい、該作業を能率的に行うことができ
ない反面、複数のシーズヒータを同時に使用している場
合には、加熱作業中の作業員は漏洩電流の大きな欠陥シ
ーズヒータを見つけ、該ヒータを除去して別のヒータと
交換させた後、ブレーカを再投入させる必要が生じると
いう手間がかかる欠点を有していた。
【0004】本発明はシーズヒータを高温で使用する場
合に、金属パイプと発熱素子との間の漏洩電流を少なく
し、該シーズヒータを高温で使用することができるよう
にすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシーズヒータ
は、ニクロム線等の内部発熱線とこの内部発熱線の端部
に夫々接続されているリードピンとを有する発熱素子
と、この発熱素子が挿入されている金属パイプと、この
金属パイプと上記発熱素子間に充填されたマグネシア等
の耐熱絶縁物とより成り、上記金属パイプの内周面と上
記金属パイプ内に挿入される上記内部発熱線及びリード
ピンの外面との少なくとも何れか一方が少なくとも薄茶
色になる程度、または金属材料の重量が0.01mg/
cm2 以上増加する程度にあらかじめ酸化されているこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明のシーズヒータは、マグネシ
ア等のコアガイシと、このコアガイシに巻かれたニクロ
ム線等の内部発熱線と、上記コアガイシ内に挿通され、
その接続端子に上記内部発熱線の端部が夫々接続または
巻回されているリードピンと、上記コアガイシと内部発
熱線とリードピンが挿入されている金属パイプと、この
金属パイプと上記コアガイシとの間に充填されたマグネ
シア等の耐熱絶縁物とより成り、上記金属パイプの内周
面と上記金属パイプ内に挿入される上記内部発熱線及び
リードピンの外面との少なくとも何れか一方が少なくと
も薄茶色になる程度、または金属材料の重量が0.01
mg/cm2 以上増加する程度にあらかじめ酸化されて
いることを特徴とする。
【0007】上記内部発熱線の端部は、上記コアガイシ
外で上記リードピンに巻回されるか、またはコアガイシ
の端部に形成された孔内、またはコアガイシに形成した
上記リードピンの挿通孔内で上記リードピンに巻回され
るか、または上記リードピンと共に互いに接触状態で上
記コアガイシ内に挿入される。
【0008】また、本発明のシーズヒータは、上記コア
ガイシの両端面に隣接して夫々配置された、上記金属パ
イプに嵌入されるスペーサを有し、上記スペーサは上記
リードピンが挿入される孔と、必要に応じて上記内部発
熱線の接続端部が巻回されたリードピン部分が挿入され
る孔とを有する。
【0009】また、本発明のシーズヒータにおいては、
シーズヒータ内にシリコン樹脂またはシリコンオイル等
を高温処理した物質が介在されている。
【0010】また本発明のシーズヒータはスエージング
により成形される。ここで云うスエージングとは既知ス
エージングマシンによる場合、ロール圧縮による場合、
プレスによる場合を含むものとする。
【0011】本発明のシーズヒータの製造方法は、
(1)金属パイプの内周面と、(2)内部発熱線、及び
この内部発熱線に接続されているリードピンの外面の少
なくとも何れか一方を、薄茶色になる程度、または金属
材料の重量が0.01mg/cm2 以上増加する程度に
酸化せしめる工程と、上記内部発熱線とリードピンを上
記金属パイプ内に挿入する工程と、上記内部発熱線及び
リードピンと金属パイプとの間に耐熱絶縁物を充填する
工程とより成ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、高温での絶縁性能が良好と
なるのに十分な酸化皮膜層が形成されているため、60
0℃以上の高温でシーズヒータを使用しても、内部発熱
線とリードピンより成る発熱素子と金属パイプとの間に
発生する漏洩電流が従来の1/3〜1/10程度に抑え
られる。
【0013】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、図2に基づい
て説明する。図において、1はステンレス、鉄、ニクロ
ム合金、その他の特殊耐熱綱材等からなる外被用の金属
パイプ、2はこの金属パイプ1の一端に固着した同じく
ステンレス、鉄、その他の特殊耐熱綱材等からなる底板
部である。
【0014】本発明においてはマグネシア等を固型化さ
せて形成したコアガイシ5の内部長手方向に形成した小
孔6内に、対をなすリードピン7を夫々挿入させると共
に、このコアガイシ5の外周にはニクロム線からなる内
部発熱線8を巻回し、且つ、内部発熱線8の接続端部を
図3に示すようにリードピン7に沿って上記小孔6内に
挿入してリードピン7と電気的に接続させて発熱素子9
を形成し、上記内部発熱線8とリードピン7の外面を後
述の手段であらかじめ酸化せしめておき、この発熱素子
9を上記金属パイプ1内に挿入した後、コアガイシ5と
金属パイプ1及び底板部2との間の間隙内にマグネシア
等の耐熱絶縁物10を充填させ、これらをスエージング
してシーズヒータ12を形成せしめる。
【0015】本発明においては、シーズヒータを組立て
る前に上記金属パイプ1及び底板部2の内面3,3aを
同じくあらかじめ酸化せしめておいても良い。
【0016】本発明の他の実施例においては、図4に示
すように上記小孔6内に挿入したリードピン7の接続端
部をコアガイシ5より外部に突出せしめ、この部分に内
部発熱線8の端部を巻き付け、スポット溶接して発熱素
子9を形成した後、これらを酸化せしめるようにする。
【0017】本発明の更に他の実施例においては、図5
に示すように上記金属パイプ1に嵌合する、その両端を
上記金属パイプ1の内周面に合致する大きさの弧状面と
した矩形板状のスペーサ13をコアガイシ5の両端に隣
接して配置し、上記リードピン7の接続端部と内部発熱
線8の端部巻き付け部を、上記スペーサ13に形成した
孔14内に位置せしめ、発熱素子9を金属パイプ1内に
組み込む際の作業を容易ならしめるようにする。
【0018】本発明の更に他の実施例においては、上記
スペーサ13に隣接するコアガイシ5の端面部分に図6
に示すように孔14と同様の大きさの孔15及びこの孔
15とコアガイシ5の外部間に連通する溝部16を形成
し、この溝部16を通して上記内部発熱線8の端部を上
記孔15内に導き、この孔15内でリードピン7の接続
端部に巻き付けるようにする。
【0019】なお、上記スペーサ13にはリードピン7
を挿入する孔17を更に設ける。
【0020】本発明の更に他の実施例においては図7に
示すようにコアガイシ5に形成したリードピン7の挿通
孔18を十分大径ならしめ、上記溝部16を通して上記
内部発熱線8の端部をこの挿通孔18内に導き、この挿
通孔18内で上記リードピン7に巻き付けるようにす
る。
【0021】図6,図7に示す実施例によれば図5に示
す実施例の場合に比べリードピン7の接続端部をコアガ
イシ5外に突出せしめる必要がないためそれだけ発熱素
子9の有効発熱長を長くできると共に、スペーサ13に
形成するリードピン7のための孔17の大きさをリード
ピン7の外径に合致できる大きさにできるのでガタを生
ずることがない。
【0022】本発明の更に他の実施例においては、上記
金属パイプ1内に上記コアガイシ5と耐熱絶縁物10の
重量の0.01〜5重量%のシリコン樹脂またはシリコ
ンオイルを混入、含浸或いはコーテング等の形で介在せ
しめ、シーズヒータのスエージング前または後にシーズ
ヒータを300℃〜600℃に加熱せしめる。
【0023】この実施例では上記加熱によってシリコン
樹脂またはシリコンオイルが蒸気状となって金属パイプ
1内で分散され、コアガイシ5や耐熱絶縁物10を構成
するマグネシアの粒子間に入り込み、高温使用時におけ
る絶縁性能が一層向上するようになる。
【0024】なお、上記各実施例においては円形断面の
金属パイプを用いたが、矩形断面、三角状断面、楕円状
断面等であっても良い。
【0025】また、図8,図9に示すように上記コアガ
イシ5は用いなくても良い。
【0026】更に、この図8,図9に示す例では、図1
0,図11に示すように内部発熱線8を直線状とするこ
とができる。
【0027】発熱素子9等に酸化皮膜層を形成するに
は、いくつかの方法があるが、例えばこれらを空気中ま
たは酸素を含む雰囲気において、電気炉などによって3
00℃〜1300℃の高温で5分間〜10数時間、また
は1000℃〜1300℃の高温で5分間〜1時間焼成
することにより酸化皮膜層を夫々形成することができ
る。即ち、低温では長時間、高温では短時間で所望の酸
化皮膜層を得ることができる。
【0028】ここで云う酸化皮膜層とはステンレスやニ
クロム等が空気中で普通に形成される極く薄い酸化皮膜
層とは異なり、酸素雰囲気中で高温加熱された結果酸化
皮膜層が厚くなり、着色し、薄茶色〜茶色〜黒色に変化
するなかで少なくとも薄茶色に着色された酸化皮膜層を
意味する。なお、少なくとも薄茶色に着色される酸化と
は具体的には金属材料の重量が約0.01mg/cm2
以上に増加する程度を意味する。
【0029】なお、発熱素子9と、コアガイシ5と、耐
熱絶縁物10とを金属パイプ1内に組み込んだ後スエー
ジングして得たシーズヒータを上記のように加熱して酸
化皮膜を作ろうとしても、金属パイプ1内の酸素含有量
が少なく、また、たとえ十分な量があったとしてもその
大部分はコアガイシ5や耐熱絶縁物10を構成するマグ
ネシアと反応してしまい、酸素が不足し上記のような酸
化皮膜は得られない。
【0030】上記酸化皮膜は高温での絶縁性能は良く、
金属パイプと発熱素子との間に介在させることによって
絶縁抵抗が上昇するため、発熱素子から発生する漏洩電
流が減少する。
【0031】本発明のシーズヒータと、従来の酸化皮膜
層を有しないシーズヒータとを、600℃以上の高温に
加熱して使用する場合、前者の漏洩電流は、後者の場合
の1/3〜1/10位に減少させることができ、加熱作
業を能率的に行なうことができた。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明のシーズヒータは高
温で絶縁性能が良好な酸化皮膜層を有するので600℃
以上の高温でシーズヒータを使用する場合に、金属パイ
プと発熱素子との間に発生しやすい漏洩電流を減少させ
ることによって、ブレーカがむやみに切れて電気回路が
遮断する等のおそれが殆どなく、連続して能率的に加熱
作業を行なうことができると共に、内部発熱線とリード
ピンの接続部をコアガイシ内に設けたものではその有効
発熱長を長くできる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーズヒータの縦断正面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明のシーズヒータの内部発熱線とリードピ
ンの接続部説明図である。
【図4】本発明の他の実施例におけるシーズヒータの内
部発熱線とリードピンの接続部説明図である。
【図5】本発明の更に他の実施例におけるシーズヒータ
の内部発熱線とリードピンの接続部説明図である。
【図6】本発明の更に他の実施例におけるシーズヒータ
の内部発熱線とリードピンの接続部説明図である。
【図7】本発明の更に他の実施例におけるシーズヒータ
の内部発熱線とリードピンの接続部説明図である。
【図8】本発明の他の実施例におけるシーズヒータの縦
断正面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】本発明の更に他の実施例におけるシーズヒー
タの縦断正面図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
【図12】従来のシーズヒータの縦断正面図である。
【図13】図12の13−13線断面図である。
【符号の説明】
1 金属パイプ 2 底板部 3 内面 3a 内面 5 コアガイシ 6 小孔 7 リードピン 8 内部発熱線 9 発熱素子 10 耐熱絶縁物 12 シーズヒータ 13 スペーサ 14 孔 15 孔 16 溝部 17 孔 18 挿通孔 30 シーズヒータ 31 金属パイプ 32 底板部 33 コアガイシ 34 リードピン 35 内部発熱線 36 耐熱絶縁物

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニクロム線等の内部発熱線とこの内部発
    熱線の端部に夫々接続されているリードピンとを有する
    発熱素子と、この発熱素子が挿入されている金属パイプ
    と、この金属パイプと上記発熱素子間に充填されたマグ
    ネシア等の耐熱絶縁物とより成り、上記金属パイプの内
    周面と上記金属パイプ内に挿入される上記内部発熱線及
    びリードピンの外面との少なくとも何れか一方が少なく
    とも薄茶色になる程度、または金属材料の重量が0.0
    1mg/cm2 以上増加する程度にあらかじめ酸化され
    ていることを特徴とするシーズヒータ。
  2. 【請求項2】 マグネシア等のコアガイシと、このコア
    ガイシに巻かれたニクロム線等の内部発熱線と、上記コ
    アガイシ内に挿通され、その接続端子に上記内部発熱線
    の端部が夫々接続されているリードピンと、上記コアガ
    イシと内部発熱線とリードピンが挿入されている金属パ
    イプと、この金属パイプと上記コアガイシとの間に充填
    されたマグネシア等の耐熱絶縁物とより成り、上記金属
    パイプの内周面と上記金属パイプ内に挿入される上記内
    部発熱線及びリードピンの外面との少なくとも何れか一
    方が少なくとも薄茶色になる程度、または金属材料の重
    量が0.01mg/cm2 以上増加する程度にあらかじ
    め酸化されていることを特徴とするシーズヒータ。
  3. 【請求項3】 マグネシア等のコアガイシと、このコア
    ガイシに巻かれたニクロム線等の内部発熱線と、上記コ
    アガイシ内に挿通され、その接続端子に上記内部発熱線
    の端部が夫々巻回されているリードピンと、上記コアガ
    イシと内部発熱線とリードピンが挿入されている金属パ
    イプと、この金属パイプと上記コアガイシとの間に充填
    されたマグネシア等の耐熱絶縁物とより成り、上記金属
    パイプの内周面と上記金属パイプ内に挿入される上記内
    部発熱線及びリードピンの外面との少なくとも何れか一
    方が少なくとも薄茶色になる程度、または金属材料の重
    量が0.01mg/cm2 以上増加する程度にあらかじ
    め酸化されていることを特徴とするシーズヒータ。
  4. 【請求項4】 上記コアガイシの端部には上記内部発熱
    線の接続端部が巻回されたリードピン部分が挿入される
    孔が形成されている請求項3記載のシーズヒータ。
  5. 【請求項5】 上記コアガイシに形成された上記リード
    ピンの挿通孔内で上記内部発熱線の接続端部が上記リー
    ドピンに巻回されている請求項3記載のシーズヒータ。
  6. 【請求項6】 マグネシア等のコアガイシと、このコア
    ガイシに巻かれたニクロム線等の内部発熱線と、上記コ
    アガイシ内に上記内部発熱線の端部と共に互いに接触状
    態で挿入されているリードピンと、上記コアガイシと内
    部発熱線とリードピンが挿入されている金属パイプと、
    この金属パイプと上記コアガイシとの間に充填されたマ
    グネシア等の耐熱絶縁物とより成り、上記金属パイプの
    内周面と上記金属パイプ内に挿入される上記内部発熱線
    及びリードピンの外面との少なくとも何れか一方が少な
    くとも薄茶色になる程度、または金属材料の重量が0.
    01mg/cm2 以上増加する程度にあらかじめ酸化さ
    れていることを特徴とするシーズヒータ。
  7. 【請求項7】 更に上記コアガイシの両端面に隣接して
    夫々配置された、上記金属パイプに嵌入されるスペーサ
    を有し、上記スペーサには上記リードピンが挿入される
    孔が形成されている請求項2,3,4,5または6記載
    のシーズヒータ。
  8. 【請求項8】 更に上記コアガイシの両端面に隣接して
    夫々配置された、上記金属パイプに嵌入されるスペーサ
    を有し、上記スペーサには上記リードピンが挿入される
    孔と、上記内部発熱線の接続端部が巻回されたリードピ
    ン部分が挿入される孔とが形成されている請求項3記載
    のシーズヒータ。
  9. 【請求項9】 上記金属パイプの内面と、上記内部発熱
    線及びリードピンとの間にシリコン樹脂またはシリコン
    オイル等を高温処理した物質が介在されている請求項
    1,2,3,4,5,6,7または8記載のシーズヒー
    タ。
  10. 【請求項10】 上記酸化が高温の空気中または酸素を
    含む雰囲気でなされる請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8または9記載のシーズヒータ。
  11. 【請求項11】 スエージングにより成形される請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8,9または10記載の
    シーズヒータ。
  12. 【請求項12】 (1)金属パイプの内周面と、(2)
    内部発熱線、及びこの内部発熱線に接続されているリー
    ドピンの外面の少なくとも何れか一方を薄茶色になる程
    度、または金属材料の重量が0.01mg/cm2 以上
    増加する程度に酸化せしめる工程と、 上記内部発熱線とリードピンを上記金属パイプ内に挿入
    する工程と、 上記内部発熱線及びリードピンと金属パイプとの間に耐
    熱絶縁物を充填する工程とより成ることを特徴とするシ
    ーズヒータの製造方法。
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