JPH0996879A - ステレオスライドマウント - Google Patents
ステレオスライドマウントInfo
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- JPH0996879A JPH0996879A JP7256236A JP25623695A JPH0996879A JP H0996879 A JPH0996879 A JP H0996879A JP 7256236 A JP7256236 A JP 7256236A JP 25623695 A JP25623695 A JP 25623695A JP H0996879 A JPH0996879 A JP H0996879A
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- Japan
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- slide
- mount
- film
- stereo
- windows
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/54—Accessories
- G03B21/64—Means for mounting individual pictures to be projected, e.g. frame for transparency
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/34—Stereoscopes providing a stereoscopic pair of separated images corresponding to parallactically displaced views of the same object, e.g. 3D slide viewers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パララックス補正機能付ステレオカメラの利
点を生かしてステレオスライドのマウント作業を容易、
且つ正確に行えるステレオスライドマウントを提供す
る。 【解決手段】 表面側マウントフレーム11と裏面側マ
ウントフレーム12に、人間の両眼間隔とほぼ等しいピ
ッチで窓13L,13R,14L,14Rを設ける。窓
の縦横寸法はスライドフィルムFの画面領域よりも若干
大きく形成する。裏面側マウントフレーム12の窓14
L,14Rの上下左右に位置決めピン15を設け、表面
側マウントフレーム11にはピン15と対応する穴16
を設ける。スライドフィルムFのパーフォレーションを
ピン15に係合させてフィルムを位置決めし、ピン15
を表面側マウントフレーム11の穴16へ圧入して表裏
のマウントフレーム11,12を接合する。
点を生かしてステレオスライドのマウント作業を容易、
且つ正確に行えるステレオスライドマウントを提供す
る。 【解決手段】 表面側マウントフレーム11と裏面側マ
ウントフレーム12に、人間の両眼間隔とほぼ等しいピ
ッチで窓13L,13R,14L,14Rを設ける。窓
の縦横寸法はスライドフィルムFの画面領域よりも若干
大きく形成する。裏面側マウントフレーム12の窓14
L,14Rの上下左右に位置決めピン15を設け、表面
側マウントフレーム11にはピン15と対応する穴16
を設ける。スライドフィルムFのパーフォレーションを
ピン15に係合させてフィルムを位置決めし、ピン15
を表面側マウントフレーム11の穴16へ圧入して表裏
のマウントフレーム11,12を接合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライドフィル
ムを装着するスライドマウントに関するものであり、特
に、二枚一組のステレオスライドを装着するステレオス
ライドマウントに関するものである。
ムを装着するスライドマウントに関するものであり、特
に、二枚一組のステレオスライドを装着するステレオス
ライドマウントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のステレオスライドマウントの一例
を図4に従って説明する。同図に示すステレオスライド
マウント1は紙製であり、上下中間の折たたみ線2の位
置で上半部を手前側へ折曲げて、上半部の表面側マウン
トフレーム3と下半部の裏面側マウントフレーム4とを
接着するように形成されている。
を図4に従って説明する。同図に示すステレオスライド
マウント1は紙製であり、上下中間の折たたみ線2の位
置で上半部を手前側へ折曲げて、上半部の表面側マウン
トフレーム3と下半部の裏面側マウントフレーム4とを
接着するように形成されている。
【0003】表面側マウントフレーム3と裏面側マウン
トフレーム4には、それぞれ左右に窓5L,5R,6
L,6Rが打抜かれており、窓は折たたみ線2を対称軸
として上下対称に配置されている。
トフレーム4には、それぞれ左右に窓5L,5R,6
L,6Rが打抜かれており、窓は折たたみ線2を対称軸
として上下対称に配置されている。
【0004】下側の窓6L,6Rの上下にはスライドフ
ィルムの上下位置の目標となる基準線7,8が印刷され
ており、一コマ毎に切断された一対のステレオスライド
の左側スライドを左下の窓6Lに合わせて位置決めして
縁部を接着し、同様に右側スライドを右下の窓6Rに合
わせて接着した後に、上下のマウントフレーム3,4を
折たたんで接着する。
ィルムの上下位置の目標となる基準線7,8が印刷され
ており、一コマ毎に切断された一対のステレオスライド
の左側スライドを左下の窓6Lに合わせて位置決めして
縁部を接着し、同様に右側スライドを右下の窓6Rに合
わせて接着した後に、上下のマウントフレーム3,4を
折たたんで接着する。
【0005】図5は、従来のステレオカメラで撮影した
左右一対のステレオスライド9L,9Rを示し、ステレ
オカメラの左右の撮影レンズの視野の差により、左側ス
ライド9Lの画面左端部、並びに右側スライド9Rの画
面右端部には左右のスライドで重複しない画像部分があ
る。この非重複部分10L,10Rは、ステレオスライ
ドビューワで鑑賞する際に立体像が形成されず、図6に
示すように、両眼視した場合に重複部分と非重複部分の
境界に他方の窓の縁が縦線となってみえることになる。
従って、これを防止するためにステレオスライドマウン
ト1の窓5,6の幅をスライド9の画面寸法よりも狭く
形成して前述した非重複部分10を遮蔽している。
左右一対のステレオスライド9L,9Rを示し、ステレ
オカメラの左右の撮影レンズの視野の差により、左側ス
ライド9Lの画面左端部、並びに右側スライド9Rの画
面右端部には左右のスライドで重複しない画像部分があ
る。この非重複部分10L,10Rは、ステレオスライ
ドビューワで鑑賞する際に立体像が形成されず、図6に
示すように、両眼視した場合に重複部分と非重複部分の
境界に他方の窓の縁が縦線となってみえることになる。
従って、これを防止するためにステレオスライドマウン
ト1の窓5,6の幅をスライド9の画面寸法よりも狭く
形成して前述した非重複部分10を遮蔽している。
【0006】また、適切な立体効果を得るためには、ス
テレオスライドマウントにスライドをマウントする際
に、近景被写体を左右の窓のそれぞれほぼ同一位置に位
置させて左右のスライドの間隔を調節し、被写体の両眼
視像の前後位置を調整することが必要とされる。
テレオスライドマウントにスライドをマウントする際
に、近景被写体を左右の窓のそれぞれほぼ同一位置に位
置させて左右のスライドの間隔を調節し、被写体の両眼
視像の前後位置を調整することが必要とされる。
【0007】従来のステレオカメラにて撮影したステレ
オスライドは、最適な左右間隔が近景被写体の撮影距離
によって変わるため、この左右間隔調整を誤ると撮影者
の意図した立体効果が得られない。また、撮影距離が近
くなる程、前述した非重複部分10L,10Rが増大す
るため、撮影距離に応じた数種類の窓幅のステレオスラ
イドマウントが用意されている。
オスライドは、最適な左右間隔が近景被写体の撮影距離
によって変わるため、この左右間隔調整を誤ると撮影者
の意図した立体効果が得られない。また、撮影距離が近
くなる程、前述した非重複部分10L,10Rが増大す
るため、撮影距離に応じた数種類の窓幅のステレオスラ
イドマウントが用意されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、従来の
ステレオカメラの欠点を解消するものとして左右の撮影
レンズの中心間隔を調整可能としたステレオカメラを提
案している(特願平6−252229号)。このステレ
オカメラによって被写体の撮影距離にかかわらず、左右
の画面のパララックスを補正して左右の非重複部分を可
及的に減少させることができ、撮影した全てのステレオ
スライドを一定の左右間隔でマウントすることが可能と
なった。
ステレオカメラの欠点を解消するものとして左右の撮影
レンズの中心間隔を調整可能としたステレオカメラを提
案している(特願平6−252229号)。このステレ
オカメラによって被写体の撮影距離にかかわらず、左右
の画面のパララックスを補正して左右の非重複部分を可
及的に減少させることができ、撮影した全てのステレオ
スライドを一定の左右間隔でマウントすることが可能と
なった。
【0009】しかしながら、従来のステレオスライドマ
ウントは左右のスライドの間隔の基準となるものがない
ため、不適当な間隔でマウントされて立体効果が減殺さ
れるおそれがある。
ウントは左右のスライドの間隔の基準となるものがない
ため、不適当な間隔でマウントされて立体効果が減殺さ
れるおそれがある。
【0010】また、左右画面の非重複部分を遮蔽するた
めに実画面に対して窓の幅寸法が狭いので画面の幅方向
の損失が大きく、左右の非重複部分を減少できるパララ
ックス補正機能を有するステレオカメラの特長を十分に
発揮できないという欠点がある。
めに実画面に対して窓の幅寸法が狭いので画面の幅方向
の損失が大きく、左右の非重複部分を減少できるパララ
ックス補正機能を有するステレオカメラの特長を十分に
発揮できないという欠点がある。
【0011】そこで、上記ステレオカメラにて撮影した
ステレオスライドをマウントするに際して撮影時の立体
効果を減殺することがなく、且つ、画面損失を解消した
ステレオスライドマウントを提供するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
ステレオスライドをマウントするに際して撮影時の立体
効果を減殺することがなく、且つ、画面損失を解消した
ステレオスライドマウントを提供するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、矩形の窓を設けた
表裏一対のマウントフレームによってスライドフィルム
の周縁部を表裏両面で挟持するスライドマウントであっ
て、二つの窓を並設して二枚のスライドフィルムを保持
するようにしたステレオスライドマウントにおいて、前
記一対のマウントフレームの一方のフィルム押さえ面
に、固定すべきスライドフィルムのパーフォレーション
に係合して二枚のスライドフィルムを一定の間隔に位置
決めするピンを設け、他方のマウントフレームのフィル
ム押さえ面には前記ピンに対応する穴を設け、前記表裏
のマウントフレームのピンと穴とを嵌合させてスライド
フィルムを挟持するように形成したことを特徴とするス
テレオスライドマウント、及び上記窓の縦横寸法を、固
定すべきスライドフィルムの画面寸法よりも大として前
記スライドフィルムの画面周縁の未露光部分が露出され
るように形成したステレオスライドマウントを提供する
ものである。
達成するために提案するものであり、矩形の窓を設けた
表裏一対のマウントフレームによってスライドフィルム
の周縁部を表裏両面で挟持するスライドマウントであっ
て、二つの窓を並設して二枚のスライドフィルムを保持
するようにしたステレオスライドマウントにおいて、前
記一対のマウントフレームの一方のフィルム押さえ面
に、固定すべきスライドフィルムのパーフォレーション
に係合して二枚のスライドフィルムを一定の間隔に位置
決めするピンを設け、他方のマウントフレームのフィル
ム押さえ面には前記ピンに対応する穴を設け、前記表裏
のマウントフレームのピンと穴とを嵌合させてスライド
フィルムを挟持するように形成したことを特徴とするス
テレオスライドマウント、及び上記窓の縦横寸法を、固
定すべきスライドフィルムの画面寸法よりも大として前
記スライドフィルムの画面周縁の未露光部分が露出され
るように形成したステレオスライドマウントを提供する
ものである。
【0013】上記ピンを設けたマウントフレームの左右
の窓の位置にそれぞれ一コマのスライドフィルムを載置
し、フィルムのパーフォレーションをピンに挿通する
と、左右のスライドフィルムが一定の間隔で位置決めさ
れる。そして、他方のマウントフレームを重ね合わせて
ピンと穴とを嵌合し、表裏のマウントフレームを接合す
る。
の窓の位置にそれぞれ一コマのスライドフィルムを載置
し、フィルムのパーフォレーションをピンに挿通する
と、左右のスライドフィルムが一定の間隔で位置決めさ
れる。そして、他方のマウントフレームを重ね合わせて
ピンと穴とを嵌合し、表裏のマウントフレームを接合す
る。
【0014】パララックス補正機能を有するステレオカ
メラにて、予め左右の視野を一致させて撮影したステレ
オスライドは、左右のフィルムを一定の間隔でマウント
することにより撮影距離にかかわらず最適の立体効果が
得られ、上記ステレオスライドマウントを使用すること
により無調整で最適間隔にセットされる。
メラにて、予め左右の視野を一致させて撮影したステレ
オスライドは、左右のフィルムを一定の間隔でマウント
することにより撮影距離にかかわらず最適の立体効果が
得られ、上記ステレオスライドマウントを使用すること
により無調整で最適間隔にセットされる。
【0015】また、上記ステレオスライドは、請求項2
記載のステレオスライドマウントにセットすることによ
り、左右の画面損失がなくなり、撮影時のファインダ画
像とほぼ等しい画像を最適な立体効果で鑑賞できる。
記載のステレオスライドマウントにセットすることによ
り、左右の画面損失がなくなり、撮影時のファインダ画
像とほぼ等しい画像を最適な立体効果で鑑賞できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図1に示すステレオスラ
イドマウントは(a)(b)の表面側マウントフレーム
11と、(c)(d)の裏面側マウントフレーム12の
2つのフレームに分割され、樹脂の射出成形部品であ
る。表裏のマウントフレーム11,12にはそれぞれ左
右に窓13L,13R,14L,14Rを設け、左右の
窓のピッチは人間の両眼のピッチとほぼ同一の2.5イ
ンチ=63.5mm前後に設定する。また、窓13,1
4の縦横寸法は、スライドフィルムFのパーフォレーシ
ョンが露出しない範囲で撮影画面領域よりも若干大きく
(例えば、0.2〜0.3mm程度)なっている。
1乃至図3に従って詳述する。図1に示すステレオスラ
イドマウントは(a)(b)の表面側マウントフレーム
11と、(c)(d)の裏面側マウントフレーム12の
2つのフレームに分割され、樹脂の射出成形部品であ
る。表裏のマウントフレーム11,12にはそれぞれ左
右に窓13L,13R,14L,14Rを設け、左右の
窓のピッチは人間の両眼のピッチとほぼ同一の2.5イ
ンチ=63.5mm前後に設定する。また、窓13,1
4の縦横寸法は、スライドフィルムFのパーフォレーシ
ョンが露出しない範囲で撮影画面領域よりも若干大きく
(例えば、0.2〜0.3mm程度)なっている。
【0017】裏面側マウントフレーム12には、スライ
ドフィルムFのパーフォレーションに係合する円柱形の
ピン15が、窓の上下左右4個所に対称的に立設され、
表面側マウントフレーム11には、裏面側マウントフレ
ーム12のピン15と対称位置にピン15と嵌合する穴
16が設けられている。
ドフィルムFのパーフォレーションに係合する円柱形の
ピン15が、窓の上下左右4個所に対称的に立設され、
表面側マウントフレーム11には、裏面側マウントフレ
ーム12のピン15と対称位置にピン15と嵌合する穴
16が設けられている。
【0018】窓の周囲に設けられたピン15並びに穴1
6の上下左右のピッチは、スライドフィルムFのパーフ
ォレーションに基づいて設定され、一コマのスライドフ
ィルムFの上下左右のパーフォレーションをピン15に
係合させることにより、スライドフィルムFの縦横位置
が位置決めされるように形成されている。
6の上下左右のピッチは、スライドフィルムFのパーフ
ォレーションに基づいて設定され、一コマのスライドフ
ィルムFの上下左右のパーフォレーションをピン15に
係合させることにより、スライドフィルムFの縦横位置
が位置決めされるように形成されている。
【0019】また、ピン15並びに穴16と窓13,1
4との位置関係は、前記ステレオカメラ内の露光画面と
スライドフィルムFのパーフォレーションの位置関係と
同一に設定され、裏面側マウントフレーム12の4個所
のピン15に一コマのスライドフィルムFの上下左右の
パーフォレーションを係合させれば、窓14の中心点と
スライドフィルムFの画面の中心点とが一致し、画面の
周縁部の黒い未露光部分が上下左右均等に窓14内に表
われる。
4との位置関係は、前記ステレオカメラ内の露光画面と
スライドフィルムFのパーフォレーションの位置関係と
同一に設定され、裏面側マウントフレーム12の4個所
のピン15に一コマのスライドフィルムFの上下左右の
パーフォレーションを係合させれば、窓14の中心点と
スライドフィルムFの画面の中心点とが一致し、画面の
周縁部の黒い未露光部分が上下左右均等に窓14内に表
われる。
【0020】裏面側マウントフレーム12の左窓14L
にステレオスライドの左側スライドを装着し、右窓14
Rに右側スライドを装着して表面側マウントフレーム1
1を重ね合わせ、ピン15と穴16とを嵌合させること
により表裏のマウントフレーム11,12が接合され
る。
にステレオスライドの左側スライドを装着し、右窓14
Rに右側スライドを装着して表面側マウントフレーム1
1を重ね合わせ、ピン15と穴16とを嵌合させること
により表裏のマウントフレーム11,12が接合され
る。
【0021】図2に示すステレオスライドマウントは、
図1のものと同様に表面側マウントフレーム21と裏面
側マウントフレーム22の二部材からなり、裏面側マウ
ントフレーム22の左右に、縦寸法がスライドフィルム
Fと等しく横寸法が一コマのスライドフィルムFよりも
長い矩形凹部23を形成し、凹部23の中心に窓24
L,24Rが設けられている。また、ピン25の上下ピ
ッチはスライドフィルムFの上下のパーフォレーション
の中心点ピッチと等しく、ピン25はスライドフィルム
Fの左右方向の位置決めを行い、上下の位置決めは凹部
23の上下両縁で行うものである。
図1のものと同様に表面側マウントフレーム21と裏面
側マウントフレーム22の二部材からなり、裏面側マウ
ントフレーム22の左右に、縦寸法がスライドフィルム
Fと等しく横寸法が一コマのスライドフィルムFよりも
長い矩形凹部23を形成し、凹部23の中心に窓24
L,24Rが設けられている。また、ピン25の上下ピ
ッチはスライドフィルムFの上下のパーフォレーション
の中心点ピッチと等しく、ピン25はスライドフィルム
Fの左右方向の位置決めを行い、上下の位置決めは凹部
23の上下両縁で行うものである。
【0022】表面側マウントフレーム21の窓26L,
26Rの周囲は裏面側マウントフレーム22の凹部23
に対応する凸部27が設けられており、凹部23に凸部
27を嵌合させて凹部23のピン25を凸部27の穴2
8に圧入する。このような形状とすることによってピン
25の長さ並びに穴28の深さが、図1に示したものよ
りも延長されて嵌合力が強化される。
26Rの周囲は裏面側マウントフレーム22の凹部23
に対応する凸部27が設けられており、凹部23に凸部
27を嵌合させて凹部23のピン25を凸部27の穴2
8に圧入する。このような形状とすることによってピン
25の長さ並びに穴28の深さが、図1に示したものよ
りも延長されて嵌合力が強化される。
【0023】図3に示すステレオスライドマウントは、
表面側マウントフレーム31と裏面側マウントフレーム
32とが一体成形され、両者は薄肉のヒンジ部33を介
して連結されている。上下左右の窓34L,34R、3
5L,35Rの周囲には、図2のステレオスライドマウ
ントと同様に凸部36と凹部37が形成され、表面側マ
ウントフレーム31の接合面上縁部位には左端部、中央
部、右端部の3個所に表裏接合用のピン38を設け、裏
面側マウントフレーム32の下縁部位にはヒンジ部33
を対称軸として上側のピン38と対称位置に穴39が設
けられている。
表面側マウントフレーム31と裏面側マウントフレーム
32とが一体成形され、両者は薄肉のヒンジ部33を介
して連結されている。上下左右の窓34L,34R、3
5L,35Rの周囲には、図2のステレオスライドマウ
ントと同様に凸部36と凹部37が形成され、表面側マ
ウントフレーム31の接合面上縁部位には左端部、中央
部、右端部の3個所に表裏接合用のピン38を設け、裏
面側マウントフレーム32の下縁部位にはヒンジ部33
を対称軸として上側のピン38と対称位置に穴39が設
けられている。
【0024】また、このピン38と穴39とによって表
裏のマウントフレーム31,32が接合されるため、フ
ィルム載置部位の位置決めピン40並びに穴41を図2
のものよりも減らして一つの窓に対してそれぞれ一個と
しているが、その数量はこれに限定するものではない。
裏のマウントフレーム31,32が接合されるため、フ
ィルム載置部位の位置決めピン40並びに穴41を図2
のものよりも減らして一つの窓に対してそれぞれ一個と
しているが、その数量はこれに限定するものではない。
【0025】尚、ここでは35mmフィルム用のステレオ
スライドマウントの実施形態を示したが、35mmフィル
ム以外のパーフォレーションを有する種々のサイズのフ
ィルムに合わせて形成することができ、この発明がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
スライドマウントの実施形態を示したが、35mmフィル
ム以外のパーフォレーションを有する種々のサイズのフ
ィルムに合わせて形成することができ、この発明がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のステレオ
スライドマウントは、パララックス補正可能なステレオ
カメラにて撮影したステレオスライド用に作られてお
り、左右のスライドが一定の間隔に位置決めされるの
で、取付間隔を誤ることがなく、従来のステレオスライ
ドマウントよりもマウント作業が著しく容易になるとと
もに、撮影時の立体効果を正確に再現することができ
る。
スライドマウントは、パララックス補正可能なステレオ
カメラにて撮影したステレオスライド用に作られてお
り、左右のスライドが一定の間隔に位置決めされるの
で、取付間隔を誤ることがなく、従来のステレオスライ
ドマウントよりもマウント作業が著しく容易になるとと
もに、撮影時の立体効果を正確に再現することができ
る。
【0027】また、上記ステレオカメラにて撮影したス
テレオスライドは、画面領域よりも大きい窓を設けた請
求項2記載のステレオスライドマウントを使用すること
によって全画面領域を鑑賞することができ、左右の画像
損失がないステレオスライドの特長が十分に発揮され
る。
テレオスライドは、画面領域よりも大きい窓を設けた請
求項2記載のステレオスライドマウントを使用すること
によって全画面領域を鑑賞することができ、左右の画像
損失がないステレオスライドの特長が十分に発揮され
る。
【図1】本発明のステレオスライドマウントを示し、
(a)は表面側マウントフレームの正面図、(b)は
(a)の断面図、(c)は裏面側マウントフレームの正
面図、(d)は(c)の断面図。
(a)は表面側マウントフレームの正面図、(b)は
(a)の断面図、(c)は裏面側マウントフレームの正
面図、(d)は(c)の断面図。
【図2】本発明の他の実施形態を示し、(a)は表面側
マウントフレームの正面図、(b)は(a)の断面図、
(c)は裏面側マウントフレームの正面図、(d)は
(c)の断面図。
マウントフレームの正面図、(b)は(a)の断面図、
(c)は裏面側マウントフレームの正面図、(d)は
(c)の断面図。
【図3】本発明のステレオスライドマウントの他の実施
形態を示し、(a)は展開正面図。(b)は(a)の断
面図。
形態を示し、(a)は展開正面図。(b)は(a)の断
面図。
【図4】従来のステレオスライドマウントの展開正面
図。
図。
【図5】ステレオスライドの解説図。
【図6】ステレオスライドの両眼視像の解説図。
11,21,31 表面側マウントフレーム 12,22,32 裏面側マウントフレーム 13,14,24,26,34,35 窓 15,25,40 ピン 16,28,41 穴 23,37 凹部 27,36 凸部 33 ヒンジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形の窓を設けた表裏一対のマウントフ
レームによってスライドフィルムの周縁部を表裏両面で
挟持するスライドマウントであって、二つの窓を並設し
て二枚のスライドフィルムを保持するようにしたステレ
オスライドマウントにおいて、前記一対のマウントフレ
ームの一方のフィルム押さえ面に、固定すべきスライド
フィルムのパーフォレーションに係合して二枚のスライ
ドフィルムを一定の間隔に位置決めするピンを設け、他
方のマウントフレームのフィルム押さえ面には前記ピン
に対応する穴を設け、前記表裏のマウントフレームのピ
ンと穴とを嵌合させてスライドフィルムを挟持するよう
に形成したことを特徴とするステレオスライドマウン
ト。 - 【請求項2】 上記窓の縦横寸法を、固定すべきスライ
ドフィルムの画面寸法よりも大として前記スライドフィ
ルムの画面周縁の未露光部分が露出されるように形成し
た請求項1記載のステレオスライドマウント。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7256236A JP3067610B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | ステレオスライドマウント |
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