JPH099664A - モータの速度制御装置 - Google Patents

モータの速度制御装置

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Publication number
JPH099664A
JPH099664A JP7154360A JP15436095A JPH099664A JP H099664 A JPH099664 A JP H099664A JP 7154360 A JP7154360 A JP 7154360A JP 15436095 A JP15436095 A JP 15436095A JP H099664 A JPH099664 A JP H099664A
Authority
JP
Japan
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output
circuit
switching
rotation
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP7154360A
Other languages
English (en)
Inventor
Junshiro Inamura
潤四郎 稲村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】切換え信号Cで基準周波数を切換えたとき、比
較増幅回路8の基準電圧を、切換え周波数に応じて同時
に切換える。 【効果】基準周波数(モータ速度)を切換えたときで
も、位相差−電圧変換器の動作点をほぼ同一値にでき、
従ってロックはずれが起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転数を切換え又は可
変して使用するモータの速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機に於いて、拡大・縮小を行うに
は、その倍率に応じて、光源駆動用モータの回転数を遅
く(拡大)、又は速く(縮小)すれば良く、回転数を精
度良く制御するため、基準周波数に、モータ回転数を同
期させるPLL制御を一般にしている。
【0003】図1により従来のモータ制御装置を説明す
る。
【0004】モータ10には周波数発電機(以下FGと
いう)11が連結され、その出力は波形整形回路4によ
り波形整形される。波形整形回路の出力は、周波数−電
圧変換で、電圧に変換される。異なる周波数を持つ基準
周波数1、又は2は、切換回路3により、外部切換信号
Cにより選択される。切換回路3の出力は、位相差−電
圧変換器6で、波形整形回路4の出力と位相が比較さ
れ、位相差に応じた電圧を出力する。図4(a),(b)
にそれぞれ、周波数−電圧変換器及び位相差−電圧変換
器の入出力例を示す。周波数−電圧変換器出力(F/V
出力という)は、図4(a)に示すように入力周波数f
0(基準周波数)と、波形整形回路出力が一致した時、
(PLLがロックしているとき)ほぼ1/2Vccに固定
されるよう構成されている。又、位相差−電圧変換器出
力(P/V出力という)は、図4(a)に示すように、入
力周波数f0(基準周波数)と、整形回路出力の位相差に
応じた出力をする。周波数−電圧変換器5の出力と位相
差−電圧変換器6の出力は、図5に例を示す加算増幅器
で、Rf,Rpにより適当な配分で加算され、増幅後出力
される。加算増幅器7の出力は、図6(a)に示すよう
に、基準電圧Vref と比較,増幅され、駆動回路9によ
りモータ10を駆動する。
【0005】モータ10が基準周波数f2よりf1に(f
1>f2)切換えられた時、つまり低速より高速回転に切
換えられた時は、モータに印加する電圧を大きくする必
要があり、周波数−電圧変換器及び、位相差−電圧変換
器の出力も大きくする必要がある。ところが、前述のよ
うに周波数−電圧変換器出力は、ロック状態で常にほぼ
1/2Vccと一定であるため、モータ印加電圧の増加分
は、位相差−電圧変換器の出力で補わなくてはならな
く、同様に負荷増大などによるモータ印加電圧の増大
も、位相差−電圧変換器出力で補わなければならない。
従って、回転数切換えの値が大きい時や、負荷変動が大
きい場合は、位相−電圧変換器出力の変化のみでは対応
しきれず、ロックがはずれ、モータの制御ができなくな
る欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術で述べた動作回転数の変化,負荷の変化等時のロッ
クはずれをなくし、広い回転範囲で安定してモータ回転
数を目標回転数範囲及び、使用負荷範囲で制御すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】基準周波数切換(回転数
切換)え時に、比較増幅回路の基準電圧を同時に切換
え、位相−電圧変換器の動作点をほぼ同一にすることに
ある。
【0008】
【作用】比較増幅回路の基準値(Vref 値)を切換える
ことにより、比較増幅回路出力は回転数変化による必要
な出力値に変化させることができるが、入力値は、回転
数切換え前とほぼ同一とすることができる。
【0009】
【実施例】図1により、本発明の一実施例を説明する。
本発明は切換え信号Cにより、比較増幅回路8の基準電
圧を切換えたことにある。図2は、比較増幅回路8の基
準切換えの一実施例であり、抵抗R3 ,R4 ,R5 より
なる分圧回路でVref 電圧を作っており、切換え信号C
により、TR1 をオンし、R5 をショートすることによ
り、Vref 電圧を切換えるものである。この作用例を図
3で説明する。
【0010】図3の実線は、TR1 がオンでR5 をショ
ートした場合の例を示す。入力がei1の時は、出力はe
o1である回転数で回転している。ここで負荷が増大する
と、モータ必要電圧が増大し、eo1′が必要となり、こ
の時の入力はei1′となる。次に回転数を切換えると、
モータの必要電圧は負荷変動も含めeo2〜eo2′必要と
なり、この時の入力はei2〜ei2′となる。この様に回
転数,負荷の変化により入力範囲はei1〜ei2′の範囲
の変化を補う必要があり、前述の通りこの変化分は、す
べて位相−電圧変換器が補わなければならない。
【0011】前述の様に、周波数−電圧変換器と位相−
電圧変換器出力は、適当な割合で加算増幅されている
が、位相−電圧変換器の割合は一般に、周波数電圧変換
器の割合より小さくすることと、説明の通り、周波数−
電圧変換器の出力は、ロック時、約1/2Vcc固定とな
るため、位相−電圧変換器のみでは、対応できず、図4
(b)に示す位相差が2Aを越え、ロックはずれを起こ
す。
【0012】本発明では回転数切換え時、図2のTR1
をオフし、Vref 電圧を変え、図3に破線で示すように
動作線を移動させることができるので、出力eo2
o2′時の入力はei1〜ei1′と、回転数切換え前の入
力と同一にできるので回転数変動分を補う必要がなく、
従って、位相−電圧変換器出力も、同一出力で、モータ
制御が可能となる。尚、本説明では、基準発振器f1
2は固定で説明したが、図3より明らかなように、基
準電圧切換えを多段にすることにより、基準発振器を一
定範囲毎に可変することも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、必要な基準周波数に応
じて、位相−電圧変換器の動作点を適切にすることがで
き、従って、回転数の変化,負荷の変化に対して広範囲
に、安定したPLL方式,モータ制御装置が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来実施例を含めた本発明の一実施例を示すモ
ータ制御装置のブロック図。
【図2】本発明の比較増幅回路の説明図。
【図3】図2の比較増幅回路動作の説明図。
【図4】周波数−電圧変換及び位相差−電圧変換器の入
出力の特性図。
【図5】加算増幅回路の一実施例の回路図。
【図6】比較増幅回路の説明図。
【符号の説明】
1,2…基準周波数、3…切換え回路、4…波形整形回
路、5…周波数−電圧変換器、6…位相差−電圧変換
器、7…加算増幅回路、8…比較増幅回路、9…駆動回
路、10…モータ、11…周波発電機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータに連結された周波数発電機と、この
    出力波形を整形する波形整形回路と、波形整形回路の出
    力周波数を電圧に変換する周波数−電圧変換回路と複数
    個の周波数の異なる基準発振器と、切換信号により所望
    の基準発振器の周波数出力を出力する切換回路と、前記
    波形整形回路の出力と切換回路出力の位相を比較し位相
    差出力を出力する位相差−電圧変換器と、前記周波数−
    電圧変換器の出力と位相差−電圧変換器の出力を加算増
    幅する加算増幅回路と前記加算増幅回路の出力と基準電
    圧とを比較増幅する比較増幅回路と、前記比較増幅回路
    の出力を増幅し、モータ電圧を制御する駆動回路と、前
    記切換回路を切換えると同時に前記比較増幅回路の基準
    電圧を切換えることを特徴とするモータの速度制御装
    置。
JP7154360A 1995-06-21 1995-06-21 モータの速度制御装置 Pending JPH099664A (ja)

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JPH099664A true JPH099664A (ja) 1997-01-10

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