JPH0996292A - 電動ポンプの回転数制御装置 - Google Patents

電動ポンプの回転数制御装置

Info

Publication number
JPH0996292A
JPH0996292A JP7278334A JP27833495A JPH0996292A JP H0996292 A JPH0996292 A JP H0996292A JP 7278334 A JP7278334 A JP 7278334A JP 27833495 A JP27833495 A JP 27833495A JP H0996292 A JPH0996292 A JP H0996292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
frequency
control circuit
voltage
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7278334A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakada
誠 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsurumi Manufacturing Co Ltd filed Critical Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7278334A priority Critical patent/JPH0996292A/ja
Publication of JPH0996292A publication Critical patent/JPH0996292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】締め切り付近から吐き出し付近までの全領域に
亘ってモータ能力を過不足なく引き出し、従来よりもポ
ンプ性能に優れ且つオーバーロードすることのないよう
にするための、電動ポンプの回転数制御装置を提供す
る。 【構成】ポンプモータ1の系につながる径の電流値また
は入力値を検出する検出部2と、検出部2による検出値
が基準値よりも低いと判断した場合は周波数または電圧
上昇指令を発し基準値よりも高いと判断した場合は周波
数または電圧降下指令を発するよう構成された制御回路
部3と、制御回路部3から指令された周波数または電圧
を出力してポンプモータ1へ供給する出力部とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動ポンプの回転数制
御装置に関し、特に渦流式羽根車を内装させた汚物ポン
プに適用して有効なものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】電動ポンプにおいては一般
に、性能曲線上の各ポイントで電流値や入力値が異なる
ものである。例えば渦流式ポンプでは、電流値や入力値
が締め切り付近(少水量域)において低く、吐き出し付
近(大水量域)において高くなる傾向にある。従って、
ポンプモータを吐き出し付近の電流値や入力値に見合っ
たものにすると、締め切り付近ではモータ能力を100
%使用しない軽負荷で運転することになるため、結果的
に揚程の低いものとなる。逆に、締め切り付近の電流値
や入力値に見合ったものにすると、吐き出し付近ではオ
ーバーロードすることになるという欠点がある。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、電動ポンプの有する上
記欠点を払拭し、締め切り付近から吐き出し付近までの
全領域に亘ってモータ能力を過不足なく引き出し、従来
よりもポンプ性能に優れ且つオーバーロードすることの
ない、汎用性の高い電動ポンプを提供することにある。
【0004】
【発明の構成】本発明に係る電動ポンプの回転数制御装
置においては、ポンプモータにつながる系の電流値また
は入力値を検出する検出部と、検出部により検出された
値を電気信号として予め設定された基準値よりも低いと
判断した場合は周波数または電圧上昇指令を発し基準値
よりも高いと判断した場合は周波数または電圧降下指令
を発するよう構成された電子制御回路部と、電子制御回
路部から指令された周波数または電圧を出力してポンプ
モータへ供給する出力部とを備えている。
【0005】
【作用】図1の実施例により説明をすると、ポンプモー
タ1につながる系の電流値または入力値を検出部2によ
り検出し、この検出値が電気信号として制御回路部3へ
入力される。入力された電気信号は制御回路部3により
演算され、上記検出値が予め設定された基準値よりも低
いと判断した場合は周波数上昇指令がインバータ4へ送
られ、上記検出値が予め設定された基準値よりも高いと
判断した場合は周波数下降指令がインバータ4へ送ら
れ、また、上記検出値が予め設定された基準値と均しい
と判断した場合は周波数維持指令がインバータ4に送ら
れる。そしてそれぞれの条件に対応した適切な周波数の
電源を発生してポンプモータ1へ供給し、ポンプモータ
1はその供給された周波数に応じた回転数での運転を行
うことになる。
【0006】インバータの代わりに電圧供給手段として
DCモータを用いた図2の実施例により説明をすると、
ポンプモータ1につながる系の電流値または入力値を検
出部2により検出し、この検出値が電気信号として制御
回路部3へ入力されることは図1の事例と同じである。
入力された電気信号は制御回路部3で演算され、上記検
出値が予め設定された基準値よりも低いと判断した場合
は電圧上昇指令がDCモータ4へ送られ、上記検出値が
予め設定された基準値よりも高いと判断した場合は電圧
降下指令がDCモータ4へ送られ、また、上記検出値が
予め設定された基準値と均しい場合は電圧維持指令がD
Cモータ4へ送られる。そしてそれぞれの条件に対応し
た適切な電圧をポンプモータ1へ供給し、ポンプモータ
1はその供給された電圧に応じた回転数での運転を行う
ことになる。なお、DCモータ4の代わりに位相制御方
式を用いた場合も上記と同様である。
【0007】このようにして電動ポンプは、図3に見ら
れるよう、電流または入力の低い領域では高速回転して
高揚程に対応し得られ、電流または入力の高い領域では
低速回転によりオーバーロードを回避することができ
る。
【0008】
【発明の効果】本発明装置を装備することにより、締め
切り付近(少水量域)から吐き出し付近(大水量域)ま
での全領域に亘ってモータ能力を過不足なく引き出し、
従来よりもポンプ性能に優れ且つオーバロードすること
のない汎用性の高い電動ポンプを提供することができ、
特に固形物の通過性を良好にするため渦流式羽根車を内
装させた汚物用ポンプに適用して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置によるポンプ回転数制御の経路を示
すフローシートであって、制御回路部とポンプモータの
間に介装される出力部にインバータを用いた事例。
【図2】本発明装置によるポンプ回転数制御の経路を示
すフローシートであって、制御回路部とポンプモータの
間に介装される出力部にDCモータを用いた事例。
【図3】通常のポンプ性能と本発明装置により回転数制
御した場合のポンプ性能を比較した線図である。
【符号の説明】
1 ポンプモータ 2 検出部 3 制御回路部 4 出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプモータにつながる系の電流値を検出
    する検出部と、検出部により検出された電流値を電気信
    号として予め設定された基準値よりも低いと判断した場
    合は周波数上昇指令を発し基準値よりも高いと判断した
    場合は周波数降下指令を発するよう構成された制御回路
    部と、制御回路部から指令された周波数の電源を発生し
    てポンプモータへ供給する出力部とを備えたことを特徴
    とする、電動ポンプの回転数制御装置。
  2. 【請求項2】ポンプモータにつながる系の入力値を検出
    する検出部と、検出部により検出された入力値を電気信
    号として予め設定された基準値よりも低いと判断した場
    合は周波数上昇指令を発し基準値よりも高いと判断した
    場合は周波数降下指令を発するよう構成された制御回路
    部と、制御回路部から指令された周波数の電源を発生し
    てポンプモータへ供給する出力部とを備えたことを特徴
    とする、電動ポンプの回転数制御装置。
  3. 【請求項3】ポンプモータにつながる系の電流値を検出
    する検出部と、検出部により検出された電流値を電気信
    号として予め設定された基準値よりも低いと判断した場
    合は電圧上昇指令を発し基準値よりも高いと判断した場
    合は電圧降下指令を発するよう構成された制御回路部
    と、制御回路部から指令された電圧を出力してポンプモ
    ータへ供給する出力部とを備えたことを特徴とする、電
    動ポンプの回転数制御装置。
  4. 【請求項4】ポンプモータにつながる系の入力値を検出
    する検出部と、検出部により検出された入力値を電気信
    号として予め設定された基準値よりも低いと判断した場
    合は電圧上昇指令を発し基準値よりも高いと判断した場
    合は電圧降下指令を発するよう構成された制御回路部
    と、制御回路部から指令された電圧を出力してポンプモ
    ータへ供給する出力部とを備えたことを特徴とする、電
    動ポンプの回転数制御装置。
JP7278334A 1995-10-02 1995-10-02 電動ポンプの回転数制御装置 Pending JPH0996292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7278334A JPH0996292A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 電動ポンプの回転数制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7278334A JPH0996292A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 電動ポンプの回転数制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002366025A Division JP2003176786A (ja) 2002-12-18 2002-12-18 電動ポンプの回転数制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996292A true JPH0996292A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17595889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7278334A Pending JPH0996292A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 電動ポンプの回転数制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0996292A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049449A1 (fr) * 1997-04-25 1998-11-05 Ebara Corporation Machine pour fluides
WO1998050700A1 (fr) * 1997-05-01 1998-11-12 Ebara Corporation Dispositif d'alimentation en eau
JP2002031079A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Teral Kyokuto Inc 給水装置及び給水装置制御方法
JP2002070785A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Teral Kyokuto Inc 給水装置及び給水装置制御方法
JP2002168191A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Asahi Kogyo Kk 循環浴槽における運転異常検出装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049449A1 (fr) * 1997-04-25 1998-11-05 Ebara Corporation Machine pour fluides
WO1998050700A1 (fr) * 1997-05-01 1998-11-12 Ebara Corporation Dispositif d'alimentation en eau
JP2002031079A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Teral Kyokuto Inc 給水装置及び給水装置制御方法
JP4678798B2 (ja) * 2000-07-19 2011-04-27 テラル株式会社 給水装置及び給水装置制御方法
JP2002070785A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Teral Kyokuto Inc 給水装置及び給水装置制御方法
JP2002168191A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Asahi Kogyo Kk 循環浴槽における運転異常検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0510270A (ja) ポンプ装置の過負荷防止装置
JP3362753B2 (ja) インバータ駆動誘導電動機の制動方法
EP0053916A1 (en) Control system for induction motor using inverter for AC power supply
WO2017119084A1 (ja) 空気調和機
JPH0996292A (ja) 電動ポンプの回転数制御装置
JP4212219B2 (ja) 電動ポンプ装置及びその制御方法
JP3299417B2 (ja) インバータ装置
KR100692786B1 (ko) 펌프 구동 방법 및 그 장치
JPH0996291A (ja) 電動ポンプの回転数制御方法
JP3585728B2 (ja) コンプレッサ制御装置
JP3755942B2 (ja) ポンプ用インバータユニット
JP2663744B2 (ja) 空気調和機の制御装置
KR100269450B1 (ko) 모터구동제어장치
JP2836884B2 (ja) インバータ装置
JPH11210670A (ja) 陸上用ポンプ装置
JP3270287B2 (ja) 可変速給水装置
JP2003176786A (ja) 電動ポンプの回転数制御装置
JP2001349286A (ja) ポンプの運転制御装置及び方法
JP2001082378A (ja) 排水用水中電動ポンプの制御方法
JPH07143781A (ja) インバータ装置
JP4502152B2 (ja) 電動ポンプの制御装置
JP2003176799A (ja) 電動ポンプの回転数制御方法
JPH09205792A (ja) モータ制御装置
JP2003304634A (ja) 電力変換装置
JP2000009046A (ja) 可変速ポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406