JPH0995817A - 光学繊維の製造装置 - Google Patents

光学繊維の製造装置

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JPH0995817A
JPH0995817A JP7278305A JP27830595A JPH0995817A JP H0995817 A JPH0995817 A JP H0995817A JP 7278305 A JP7278305 A JP 7278305A JP 27830595 A JP27830595 A JP 27830595A JP H0995817 A JPH0995817 A JP H0995817A
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sea
island
optical fiber
partition wall
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JP7278305A
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Susumu Shimizu
進 清水
Akio Sakihara
明男 先原
Kinya Kumazawa
金也 熊沢
Hiroshi Tabata
洋 田畑
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の翼材を有する海島型光学繊維を紡糸に
より製造する際に隣接する翼材間に十分に海部用ポリマ
ーが進入しないと前記翼材が融着して所定の光学繊維を
製造できなくなる。本発明はこの欠点のない光学繊維の
製造装置を提供する。 【構成】 島部流路制御用隔壁26の海部用ポリマー流通
路(翼材形成用流路間の空間)28にポリマー導入口23か
らの海部用ポリマーを案内するためのガイド30を設置す
る。該ガイドにより前記隣接する翼材間に最低必要量の
海部用ポリマーが供給され、所定の光学特定を有する光
学繊維が紡糸される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融紡糸法による高機
能性光学繊維の製造装置に関し、より詳細には2種類以
上の繊維から構成される海島型高機能光学繊維を所定形
状に確実に紡糸するための装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来からユーザーの多嗜好化及び高級化の
傾向から、見る方向によって色が変わったり、より彩度
の高い色調を有する優美かつ高級感のある発色構造体が
要請されている。この目的は染料や顔料等の色素単独で
は達成されず、光の反射、干渉、回折あるいは散乱作用
で発色する構造体により、あるいはそれらと前記染料や
顔料との組合せにより達成され、より深く鮮やかに発色
する構造体が鋭意研究開発されている。例えば光学屈折
率の異なる2種類以上の樹脂から成り真珠光沢を発する
複合繊維(特公昭43−14185 号公報、特開平1−139803
号公報)、分子配向異方性フィルムを偏光フィルムでサ
ンドイッチ構造とすることによる発色材料(繊維機械学
会誌第42巻第2号第55頁、同第10巻第160 頁、1989
年)、見る方向により色調を変え鮮やかな色調効果を有
することで有名な南米産のモルフォ蝶の発色を利用する
発色構造体(特開昭59−228042号公報、特公昭60−2484
7 号公報、特公昭63−64535 号公報)、繊維表面に一定
幅の細隙を設けることにより干渉色を発する構造体(特
開昭62−170510号公報、特開昭63−120642号公報)等が
提案されている。
【0003】しかしこれらの発色構造体は、所定の機能
を得るためのコントロールが困難であり又複雑な形状の
複合繊維を繊維するために適した紡糸用口金が得られ
ず、実用化のためには種々の問題点を有していた。その
ため本出願人は、鮮やかで見る方向により色味が変わ
り、しかも経時変化のない反射干渉作用を有する発色す
る光学繊維を提案した(特開平6−17349 号公報)。こ
の光学繊維は図1(a) に示す海島型の断面形状を有し、
図における縦方向に延びる芯材1の両側に間隙をおいて
計6対の翼材2を連設した島部3と該島部3の隣接する
翼材2間の間隙及び該島部3の周囲を充填する海部4と
から成っている。この海島型光学繊維の島部と海部を構
成する繊維の光学屈折率を異ならせることにより、色が
鮮やかで見る方向により色味が変わる光学繊維が提供で
きる。又通常この光学繊維は図1(b) に示すように海部
を溶解して島部のみの繊維として使用される。
【0004】この光学繊維の光学機能を発現させるため
には、前述の形状及びディメンジョンを確保することが
必要であるが、前記光学繊維は通常0.01〜0.1 μm厚程
度のサイズの翼材より成るものであり、隣接する翼材2
間の間隙を確実に分離させ所定形状に維持することがポ
リマーの溶融から繊維化までの工程における最重要点で
ある。しかし溶融したポリマーを紡糸する際に隣接する
翼材2間の間隔が狭く融着してしまうという欠点をあっ
た。本出願人らはこの欠点を解決するために図2及び図
3に示した光学繊維の製造用口金を提案した(特願平7
−28519 号及び特願平7−28521 号)。図2は下部の漏
斗状の紡糸口を省略した光学繊維製造用口金の下方から
の斜視図、図3は下部の紡糸口を含めた縦断面図であ
る。
【0005】図の紡糸用口金5では、島部用ポリマー導
入口6及び海部用ポリマー導入口7を有する有底ドーナ
ツ状の紡糸用ヘッド8の底板9に、図1(a) の前記光学
繊維の島部3に対応する空間を取り囲むように凹凸状の
島部流路制御用隔壁10が形成され、前記ヘッド8の下方
には中央に漏斗状の紡糸口11を有する紡糸用台座12が設
置されている。図3に矢示した通り、この島部流路制御
用隔壁10の周囲の空間に海部用ポリマー導入口7から海
部用ポリマーを導入し、かつ島部用ポリマー導入口6か
ら島部流路制御用隔壁10の内部に島部用ポリマーを導入
すると、該島部用ポリマーが該隔壁10の内壁の形状に整
合する図1(a) の光学繊維の島部3に対応する形状に成
形され、一方前記島部流路制御用隔壁10の周囲の海部用
ポリマーは該隔壁10の外壁に整合する図1(a) の光学繊
維の海部4に対応する形状に成形される。両ポリマーは
紡糸口11内を下降しながら整合面同士が接触して一体化
し、図1(a) に示すような海島型の光学繊維に紡糸され
る。
【0006】
【発明が解決すべき問題点】この紡糸方法では、海部用
ポリマー導入口7から導入される海部用ポリマーが図2
の隣接する外向き凸状の島部流路制御用隔壁間の間隙に
導入されると、図1(a) に示す隣接する翼材2間に海部
用ポリマーが十分に進入しその状態で紡糸されて、隣接
する翼材2同士が融着することなく所定形状に紡糸され
て前述の特性を有する光学繊維が製造される。しかしな
がら前述した通り、この光学繊維は非常に微細なサイズ
であり、従って隣接する翼材2間の間隙は更に小さい。
図3に矢示した通り、図示の光学繊維製造用口金には、
供給される海部用ポリマーが前記間隙13内を通る経路と
該間隙13内を通らない経路が形成されている。該間隙13
内を通過する際の抵抗がかなり大きいことから、殆どの
海部用ポリマーは前記間隙13内を通ることなく直接漏斗
状の紡糸口11内に進入し、従って図1(a) の隣接する翼
材2間の間隙内に十分な量の海部形成用ポリマーが供給
されない状態で紡糸されがちである。なお凸状の島部流
路制御用隔壁の高さが高い場合、ポリマーがその間隙13
内に進入する機会が多くなり、間隙13を通過する海部用
のポリマーの量も増加するが、実際の加工面ではそのよ
うな微細な島部流路制御用隔壁の機械加工はかなり困難
なものであり、特に隔壁の高さが高くなると一層難しく
なる。そのため隔壁の高さを低く抑えたいという要望が
一方にあるが、そのようにすると一層間隙13内に進入す
る海部用ポリマーの量が少なくなってしまう傾向にあ
る。
【0007】このようにして紡糸された光学繊維は隣接
する翼材2が接触し融着しやすいため、所望の光学特性
を有しないことが多く、前述の光学繊維の実用化の大き
な阻害化要因となっている。前述の通り前記光学繊維は
非常に微細なサイズの凹凸状部を持った繊維として紡糸
される。ところで上記光学繊維において反射干渉機能を
発現させるには、翼材の厚さ及び光学屈折率をdb、nb、
又、翼材間の空気層の厚さ及び光学屈折率をda、na、反
射波長をλとすると垂直入射の場合以下の式 λ=2(nada+nbdb)・・・(1) で与えられ、特に両者の光学的厚みが等しい時、即ちna
da=nbdbの時、光学機能が最大となる。ここで、光学的
厚みとは、翼材、翼材間の空気層それぞれの「幾何的厚
み(通常単に「厚み」と言っているもの)×光学的屈折
率」で定義されるものである。それ故、翼材の1枚の厚
み寸法は反射波長λ(可視光領域においては発色する波
長)を島部繊維の光学屈折率の4倍で除した値となる。
例えば青色の場合で言えば、青色波長λ=0.47μmに対
してPETのポリマーで島部を成形した場合、PETポ
リマーの光学屈折率1.56の4倍で除した数値、即ち翼材
の厚みは約0.08μmとなり、このような微細な翼材を8
枚以上有した場合に発色効果が高まることが判明してい
るが、翼材間の空気層の間隔を0.12μmとした場合でも
繊維1本の厚みは8×0.08μm+7×0.12μm=1.48μ
mとなり非常に微細である。一方、同一の紡糸用口金を
使用して光学的厚みの異なる光学繊維を製造する場合に
は図3の紡糸口11に供給される海部用ポリマーと島部用
ポリマー吐出量の比を調節することにより行なわれる。
つまり紡糸口11に供給される海部用ポリマーの量が多い
と紡糸後の繊維断面に占める海部用ポリマー量が多くな
り、従って図1(c)に示すように島部のサイズが小さい
光学繊維が得られ、この海部を溶解することにより図1
(b) と同一形状でサイズの小さい光学繊維を製造でき
る。この場合には隣接する翼材2間に更に十分な量の海
部用ポリマーが供給されなければ、所定形状に紡糸され
ないため、更に所望の光学特性を有する光学繊維を得る
ことが困難になる。本発明はこれらの従来技術の問題
点、つまり海島型光学繊維の隣接する翼材同士の融着を
防止し、所定の光学特性を有する光学繊維の製造装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は、底部に形成
された凸状の複数の翼材形成用流路を有する島部流路制
御用隔壁の内部に島部用ポリマーを供給するための島部
用ポリマー導入口及び前記島部流路制御用隔壁の周囲に
海部用ポリマーを供給するための海部用ポリマー導入口
を有する紡糸用ヘッド、及び前記島部用ポリマー及び海
部用ポリマーを紡糸する漏斗状の紡糸口を有する紡糸用
台座を含んで成る光学繊維の製造装置において、前記島
部流路制御用隔壁の開口の凸状の翼材が複数等間隔で並
んでおり、翼材の厚みと翼材同士の間隔が30:1〜1:
30の範囲であり、前記島部流路制御用隔壁の周囲に海部
用ポリマーガイドを設置して前記海部用ポリマー導入口
から導入される海部用ポリマーを前記隣接する凸状の翼
材形成用流路間の空間を通して前記紡糸口に誘導するよ
うにしたことを特徴とする光学繊維の製造装置である。
【0009】以下、本発明の詳細について説明する。本
発明の光学繊維の製造装置によると、凸状の複数の翼材
形成用流路を有する島部流路制御用隔壁の隣接する翼材
形成用流路間の空間(以下スリットともいう)に十分な
量の海部用ポリマーを供給して、該海部用ポリマー及び
島部用ポリマーを一体化し紡糸することにより、隣接す
る翼材が融着することなく良好に分離され所望の光学特
性を有する光学繊維が得られる。従来の島部流路制御用
隔壁を有する光学繊維の製造装置では、海部用ポリマー
導入口と海部用ポリマーが紡糸される紡糸口間が前記島
部流路制御用隔壁の複数のスリットを介さずにあるいは
介しても前記海部用ポリマーが他の空間を流通しやすい
状態つまり該スリットを通る抵抗が大きい状態で連通さ
れているため、前記島部流路制御用隔壁の周囲近傍に達
した海部用ポリマーは前記空間を通ることなく抵抗の殆
どない前記島部流路制御用隔壁外の自由流通できる空間
を通って紡糸口に到達している。
【0010】本発明に係わる光学繊維の製造装置では、
海部用ポリマーが前記スリットを通らず自由流通できる
空間を実質的に装置内に形成しないか、あるいは十分な
量の海部用ポリマーが前記スリットに供給される最低限
度の自由流通できる空間のみを装置内に形成する。本発
明の一態様として、前記島部流路制御用隔壁の周囲に該
隔壁の外形と整合し内部に開口を有する板状のガイドを
密着して嵌合し前記海部用ポリマー導入口と前記紡糸口
を、該ガイドの開口と島部流路制御用隔壁間の空間、つ
まり複数のスリットのみを介して連通させる。
【0011】この態様では海部用ポリマー導入口に供給
された海部用ポリマーが全て隣接するスリットを通って
紡糸口に到達するため、図1(a) に示す紡糸後の光学繊
維の隣接する翼材2間には十分な量の海部用ポリマーが
存在して海部4が形成され、所望の特性の光学繊維が提
供される。なお先に述べた通り図1(a) に示すような光
学繊維はこのまま使用しても良いが、適切な溶媒により
海部4を溶出して島部3のみから成る光学繊維を製造す
ることも可能である。前記ガイドは前記態様のように島
部流路制御用隔壁に密着させる必要はなく、若干の間隙
があるように緩く嵌合しても良い。前記スリットを通る
抵抗と他の自由流通空間を通る抵抗とを比較して前者の
方が小さい場合あるいはほぼ同等の場合にはほぼ満足で
きる量の海部用ポリマーが前記スリットを通って紡糸口
に供給されるため、隣接する翼材が十分に分離された光
学繊維が製造できる。
【0012】又図1(c) に示すように必要とする光学繊
維のサイズを小さくするためには、海部用ポリマーの量
を島部用ポリマーに対して多くしなければならないが、
前記島部流路制御用隔壁にガイドを隙間のないように嵌
合すると、通常海部用ポリマーと島部用ポリマーの量と
ほぼ同程度となり、図1(c) のような光学繊維を得るこ
とは不可能になる。図1(c) に示すような断面形状の光
学繊維を得るために前記ガイドと島部流路制御用隔壁間
の間隔を大きくすると、該間隔を通る抵抗の方がスリッ
トを通る抵抗より小さくなり、得られる光学繊維の隣接
する翼材が融着しやすくなる。
【0013】これを防止するためには、前記スリットを
通る抵抗より抵抗が大きいか同等程度の抵抗の海部用ポ
リマー流通空間を前記海部ポリマー導入口と紡糸口間に
形成すれば良い。これを達成するためには、例えば海部
用ポリマー導入口と紡糸口間に存在する前記ガイドを貫
通する孔を形成すれば良い。この貫通孔の径を大きくす
ると、該貫通孔を通る抵抗が前記スリットを通る抵抗よ
り小さくなり前記空間への海部用ポリマーの供給が不十
分になりやすくなるため、小さい径で通過抵抗の大きい
孔を多数穿設することが望ましい。
【0014】前記ガイドは海部用ポリマー導入口に供給
される海部用ポリマーの流路を規定し、該海部用ポリマ
ーの前記スリットへの流通を促進する、換言すると該海
部ポリマーが前記貫通孔等を除いて該スリットを流通す
ることなく紡糸口へ達することを防止する任意の形状を
有する。従って前述の開口を有する板状以外に前記海部
用ポリマー導入口と前記スリットを直接連通する管状体
等が使用できる。又該ガイドの材質は特に限定されず、
使用する海部用ポリマー及び島部用ポリマーに対する耐
性を有しかつ両ポリマーに悪影響を及ぼさない任意の材
料により構成できる。
【0015】実際上の光学繊維の製造では一度の操作で
多数本の光学繊維を製造することが好ましく、そのため
には前記紡糸用ヘッドと前記台座を一組とする紡糸用口
金つまり本発明の光学繊維製造装置を多数併置して紡糸
操作を行なう。その際に多数の紡糸用ヘッドの島部流路
制御用隔壁の周囲に前記ガイドを正確に位置決定しなが
ら設置することは煩雑となることが多い。しかも前記海
部用ポリマー導入口とスリットの間を管状体で連通させ
ることは更に複雑である。前述の開口を有する板状のガ
イドを使用する場合にも、個々の島部流路制御用隔壁に
該ガイドを位置決めをしながら嵌合することは煩雑であ
る。これを回避するためには、前記ガイドの開口に予め
段部を形成し、該段部に前記島部流路制御用隔壁を係合
するようにしておけば、位置決めを容易に行なうことが
でき、多数の紡糸用口金に前記ガイドを短時間で装着で
きる。
【0016】更に前記島部流路制御用隔壁は凹凸形状に
成形され、中央部に島部用ポリマー流通用の空間が形成
されて左右の隔壁が連結されていないため強度が比較的
弱くなっている。これを防止するためには左右の対応す
る隔壁同士を好ましくは底板の近傍で連結すれば良く、
該連結の影響は紡糸口には殆ど現れず、連結のない場合
と同等の特性の光学繊維が得られる。なお得られる繊維
が光学機能を発揮するためには、島部の翼材の厚みと翼
材同士の間隔の比率が30:1〜1:30の範囲であること
が必要なため、紡糸口金の島部流路制御用隔壁もその相
似形であることが必要である。本発明装置により紡糸さ
れる光学繊維を構成する海部用ポリマー及び島部用ポリ
マーとしては前述の式(1)からも明らかなように、お互
いの光学特性特に光学屈折率が異なっていれば良く、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフ
タレート等のポリエステル類の他に、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、ポリフッ化エチレン、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド等が使用でき、これら
のコポリマーであっても良い。なお図1(b) に示すよう
に海部ポリマーを溶解除去して島部のみの繊維として使
用する場合は上記光学屈折率に加え、溶解性の異なる2
ポリマーが選択されることは申すまでもない。このよう
な好適な組合せの一例として海部ポリマーにポリスチレ
ン、島部ポリマーにポリエチレンテレフタレートが挙げ
られる。
【0017】
【実施例】次に本発明に係わる光学繊維製造装置を添付
図面に示す実施例に基づいて詳述するが、本実施例は本
発明を限定するものではない。図4から図6は本発明に
係わる光学繊維製造装置の第1実施例を示すもので、図
4は下部の漏斗状の紡糸口を省略した下方からの斜視
図、図5は下部の紡糸口を含めた図4のA−A線縦断面
図、図6は下部の紡糸口を含めた図4のB−B線縦断面
図である。
【0018】図示の光学繊維の製造装置21では、中央に
比較的大径の島部用ポリマー導入口22及び周辺部の複数
の海部用ポリマー導入口23を有する有底ドーナツ状の紡
糸用ヘッド24の底板25に、図1(a) の前記光学繊維の島
部3に対応する空間を取り囲むように凹凸状の島部流路
制御用隔壁26が形成され、該隔壁26内部に島部用ポリマ
ー流通路27が又該隔壁26の外部には海部用ポリマー流通
路(翼材形成用流路間の空間あるいはスリット)28が形
成されている。前記隔壁26の周囲には、中央部に該隔壁
26の外形に整合する開口部29を有する円板状のガイド30
が、その上面が前記ヘッド24の底板25との間に空隙が生
ずるように密着状態で嵌合され、該空隙が前記海部用ポ
リマー導入口23から供給される海部用ポリマーを前記ス
リット28に導く海部用ポリマー案内路31を構成してい
る。
【0019】前記ガイド30の下面には、その中央に前記
開口部29と整合する漏斗状の紡糸口32を有する紡糸用台
座33が接合されている。このように構成された光学繊維
用製造装置の島部用ポリマー導入口22及び海部用ポリマ
ー導入口23からそれぞれ島部用ポリマー及び海部用ポリ
マーをそれぞれ供給すると、島部用ポリマーはそのまま
前記島部流路制御用隔壁26の島部用ポリマー流通路27に
導入されて降下し、海部用ポリマーは前記海部用ポリマ
ー導入口23の下端から前記海部用ポリマー案内路31を通
って前記島部流路制御用隔壁26の海部用ポリマー流通路
28に達する。前記海部用ポリマー導入口23に供給された
海部用ポリマーは他の経路がないため全て前記海部用ポ
リマー流通路28内に案内されてこの流通路28内を降下す
る。
【0020】前記島部流路制御用隔壁26の内外に供給さ
れた両ポリマーは該隔壁26に沿って降下して該隔壁26の
下方において一体化され、前記漏斗状の紡糸口32を降下
しながら紡糸されて光学繊維として取り出される。この
ように紡糸された光学繊維は、前記島部流路制御用隔壁
26の海部用ポリマー流通路28を供給海部用ポリマーの全
てが通過しているため、図1(a) に示す光学繊維の隣接
する翼材2間に十分な量の海部用ポリマーが存在し、隣
接する翼材2同士が融着し得られる光学繊維の光学特性
が損なわれることがない。
【0021】具体的実施例として表1に示す複合繊維の
紡糸用押出し装置を用い図4〜6に示す光学繊維の製造
装置を用いて紡糸した。島部流路制御用隔壁開口の形状
は図7の通りで17枚の翼材が連なっており、全体の厚み
a=15.0mm、幅b=4.2 mm、翼材相当部の厚みc=0.2
mm、翼材同士の間隔相当部d=0.3 mmで隔壁の板厚は全
てt=0.2 mmとし、この島部流路制御用隔壁を内寸4.2
mm×15.4mmの矩形状の穴の開いた海部用ポリマーガイド
30に嵌め込んでセットした。この島部流路制御用隔壁26
の内部を通ってきた島部ポリマー及び島部流路制御用隔
壁26と海部用ポリマーガイド30で囲まれた形成された流
通路28を通ってきた海部ポリマーは漏斗状紡糸口32を降
下しながら紡糸され吐出孔より吐出された。なお吐出孔
の寸法は4.3 mm×0.1 mmとした。その結果得られた繊維
は翼材の厚さ0.08μm、翼材同士の間隔0.12μm、翼材
が連なる方向での繊維厚み50μm、幅3.28μmで光学機
能を発揮する繊維が得られた。
【0022】
【表1】
【0023】図8は本発明に係わる光学繊維製造装置の
第2実施例を示す縦断面図である。本実施例は前述の第
1実施例の改良に係わるもので、第1実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。島部流路制御用
隔壁26の周囲に嵌合されるガイド30aには開口部29のや
や外側に放射状に多数の比較的小径の貫通孔34が穿設さ
れている。この貫通孔34は海部用ポリマー案内路31内と
漏斗状の紡糸口32内の空間を連結するもので、海部用ポ
リマー導入口23から供給される海部用ポリマーの一部を
海部用ポリマー流通路28を通過させることなく、前記紡
糸口32に供給する。これにより紡糸される光学繊維断面
のうちの海部用ポリマーの占める割合を増加させること
ができ、図1(c)に示す断面形状を有する小サイズの光
学繊維を得ることができる。
【0024】図9は本発明に係わる光学繊維製造装置の
第3実施例を示す縦断面図である。本実施例は前述の第
1実施例の改良に係わるもので、第1実施例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略する。島部流路制御用
隔壁26の周囲に嵌合されるガイド30bには、その開口部
29面下部が内向き突出するように段部35が形成されてい
る。この段部35は、前記ガイド30bを前記島部流路制御
用隔壁26に的確に嵌合させる、換言すると該隔壁26を前
記ガイド30bに簡単に係合させるためのもので、前記島
部流路制御用隔壁26の下端を前記段部35に係合すること
により確実な位置決めを行ないながら短時間でガイド30
bの装着を行なうことができる。
【0025】図10は本発明に係わる光学繊維製造装置の
第4実施例を示すもので、島部流路制御用隔壁の一部破
断下部斜視図である。本実施例は前述の第1実施例の改
良に係わるもので、第1実施例と同一部材には同一符号
を付して説明を省略する。実施例1の場合と同様に、装
置内は、島部流路制御用隔壁26により該隔壁26内部の島
部用ポリマー流通路27と該隔壁26の外部の海部用ポリマ
ー流通路28に区画され、かつ図4から図6の場合と異な
り、対向する1対の海部用ポリマー流通路28間の島部用
ポリマー流通路27の空間は上下方向に貫通しておらず、
下部の段部36を残して閉塞されている。このような構造
では対向する1対の海部用ポリマー流通路28が連結され
ているため強度が高くなる。そして矢示の通り該段部36
の下方にも島部用ポリマーが流れ込むため、製造される
光学繊維の光学特性に悪影響が及ぶことはない。
【0026】
【発明の効果】本発明は、底部に形成された凸状の複数
の翼材形成用流路を有する島部流路制御用隔壁の内部に
島部用ポリマーを供給するための島部用ポリマー導入口
及び前記島部流路制御用隔壁の周囲に海部用ポリマーを
供給するための海部用ポリマー導入口を有する紡糸用ヘ
ッド、及び前記島部用ポリマー及び海部用ポリマーを紡
糸する漏斗状の紡糸口を有する紡糸用台座を含んで成る
光学繊維の製造装置において、前記島部流路制御用隔壁
の周囲に海部用ポリマーガイドを設置して前記海部用ポ
リマー導入口から導入される海部用ポリマーを前記隣接
する凸状の翼材形成用流路間の空間を通して前記紡糸口
に誘導するようにしたことを特徴とする光学繊維の製造
装置(請求項1)である。
【0027】この発明では、海部用ポリマー導入口から
供給される海部用ポリマーが海部用ポリマーガイドに案
内されて、島部流路制御用隔壁の凸状のスリットに確実
に供給されてしかも前記島部流路制御用隔壁内部の島部
用ポリマーと一体化されるため、島部用ポリマーにより
形成される隣接する翼材間の空間が前記海部用ポリマー
により確実に充填され、従来のように島部用ポリマーか
ら成る隣接する翼材が接触したり融着したりして製造さ
れる光学繊維の光学特性が損なわれることがなく、所望
の光学繊維が得られる。このガイドは前記島部流路制御
用隔壁に密着させることが望ましいが、その抵抗が、前
記スリットを通る抵抗と同等か小さい抵抗となる範囲で
前記ガイドと島部流路制御用隔壁間に間隙を形成しても
良い。
【0028】又海島型光学繊維を製造する際に海部の断
面積を島部に比較して大きくしたいことがあり、この場
合には前記製造装置では海部用ポリマーの供給量に限界
があり、所望の断面積比の光学繊維が得られない。この
場合には、前記ガイドに前記海部用ポリマー導入口と前
記紡糸口を連通させる貫通孔を穿設すれば良く(請求項
2)、この貫通孔は海部用ポリマーがこの貫通孔のみを
通過することを防止するために、多数の小さい径の孔と
することが望ましい。
【0029】更に光学繊維は通常1回の操作で多数の繊
維を製造することが望ましく、そのためには前記光学繊
維の製造装置を多数併置すれば良い。しかし該製造装置
は得られる光学繊維のサイズに適合した非常に微細な機
器であり、前記ガイドを島部流路制御用隔壁の周囲に別
個に装着することが煩雑になることが多い。これを回避
するためには、海部用ポリマーガイドを島部流路制御用
隔壁の外形に整合する開口部を有する板状体とし、この
ガイドの好ましくは下端に前記隔壁の係合する段部を形
成すれば良い(請求項3)。この構造では、前記島部流
路制御用隔壁を該段部に係合させるのみで容易に位置決
めを行ないながら前記隔壁とガイドを一体化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は従来技術及び本発明装置により製造
可能な海島型の断面形状を有する光学繊維の断面図、図
1(b) は面取りをした図1(a) の光学繊維の断面図、図
1(c) は他の光学繊維を例示する断面図である。
【図2】従来技術の問題点を解決するために提案された
光学繊維製造用口金の下方からの斜視図である。
【図3】図2の口金の縦断面図である。
【図4】下部の漏斗状の紡糸口を省略した本発明に係わ
る光学繊維の製造装置の第1実施例を示す下方からの斜
視図である。
【図5】下部の紡糸口を含めた図4のA−A線縦断面図
である。
【図6】下部の紡糸口を含めた図4のB−B線縦断面図
である。
【図7】図4の装置の島部流路制御用隔壁開口の断面図
である。
【図8】本発明に係わる光学繊維製造装置の第2実施例
を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係わる光学繊維製造装置の第3実施例
を示す縦断面図である。
【図10】本発明に係わる光学繊維製造装置の第4実施例
を示す島部流路制御用隔壁の一部破断下部斜視図であ
る。
【符号の説明】 21・・・光学繊維製造装置 22・・・島部用ポリマー導
入口 23・・・海部用ポリマー導入口 24・・・紡糸用
ヘッド 25・・・底板 26・・・島部流路制御用隔壁
27・・・島部用ポリマー流通路 28・・・海部用ポリマ
ー流通路(翼材形成用流路間の空間、スリット) 29・
・・開口部 30・・・海部用ポリマーガイド 31・・・
海部用ポリマー案内路 32・・・紡糸口 33・・・紡糸
用台座 34・・・貫通孔 35・・・段部 36・・・段部
フロントページの続き (72)発明者 熊沢 金也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 田畑 洋 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に形成された凸状の複数の翼材形成
    用流路を有する島部流路制御用隔壁の内部に島部用ポリ
    マーを供給するための島部用ポリマー導入口及び前記島
    部流路制御用隔壁の周囲に海部用ポリマーを供給するた
    めの海部用ポリマー導入口を有する紡糸用ヘッド、及び
    前記島部用ポリマー及び海部用ポリマーを紡糸する漏斗
    状の紡糸口を有する紡糸用台座を含んで成る光学繊維の
    製造装置において、前記島部流路制御用隔壁の開口の凸
    状の翼材が複数等間隔で並んでおり、翼材の厚みと翼材
    同士の間隔が30:1〜1:30の範囲であり、前記島部流
    路制御用隔壁の周囲に海部用ポリマーガイドを設置して
    前記海部用ポリマー導入口から導入される海部用ポリマ
    ーを前記隣接する凸状の翼材形成用流路間の空間を通し
    て前記紡糸口に誘導するようにしたことを特徴とする光
    学繊維の製造装置。
  2. 【請求項2】 海部用ポリマーガイドに、海部用ポリマ
    ー導入口と紡糸口を連通する貫通孔を形成した請求項1
    に記載の光学繊維の製造装置。
  3. 【請求項3】 海部用ポリマーガイドが島部流路制御用
    隔壁の外形に整合する開口部を有する板状体であり、該
    島部流路制御用隔壁と係合する段部を有している請求項
    1又は2に記載の光学繊維の製造装置。
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