JPH0995815A - 抄繊糸の製造方法 - Google Patents

抄繊糸の製造方法

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JPH0995815A
JPH0995815A JP7278393A JP27839395A JPH0995815A JP H0995815 A JPH0995815 A JP H0995815A JP 7278393 A JP7278393 A JP 7278393A JP 27839395 A JP27839395 A JP 27839395A JP H0995815 A JPH0995815 A JP H0995815A
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Akio Onda
昭雄 御田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 こうぞやみつまたを用いることなく、従来の
こうぞやみつまたを原料とする抄繊糸と同様の感触を与
える抄繊糸を安価に製造する方法を提供する。 【解決手段】 バナナの葉鞘及び/又はパイナップルの
葉に含まれている繊維束を原料とし、これをアルカリ性
物質と過酸化水素又は過酸化水素発生剤を含む水溶液中
で熱処理しパルプ化する第1工程、第1工程で得られた
パルプを繊維が単一方向に揃うように抄紙して該方向の
引張り強度が強い薄手の紙を得る第2工程、第2工程で
得られた薄手の紙を引張り強度が強い方向と平行に切断
する第3工程、切断された薄手の紙を撚って抄繊糸とす
る第4工程からなる抄繊糸の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バナナの葉鞘及び
/又はパイナップルの葉に含まれている長い繊維束を原
料として抄繊糸を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙で作った糸は抄繊糸と呼ばれている
が、このような抄繊糸は、こうぞやみつまたを原料と
し、これから和紙を作り、これを2〜5mmの細幅に細
断してから、糸状に撚ることによって製造されている。
このような抄繊糸は、麻に近い感触を持つことから、織
物用糸として利用されているが、その原料がこうぞやみ
つまたであることから、その製造コストが年々高くなる
とともに、その原料入手も困難になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうぞやみ
つまたを用いることなく、従来のこうぞやみつまたを原
料とする抄繊糸と同様の感触を与える抄繊糸を安価に製
造する方法を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明によれば、バナナの葉鞘及び
/又はパイナップルの葉に含まれている繊維束を原料と
し、これをアルカリ性物質と過酸化水素又は過酸化水素
発生剤を含む水溶液中で熱処理しパルプ化する第1工
程、第1工程で得られたパルプを繊維が単一方向に揃う
ように抄紙して該方向の引張り強度が強い薄手の紙を得
る第2工程、第2工程で得られた薄手の紙を引張り強度
が強い方向と平行に切断する第3工程、切断された薄手
の紙を撚って抄繊糸とする第4工程からなる抄繊糸の製
造方法が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において用いる原料は、バ
ナナの葉鞘及び/又はパルプの葉である。これらのもの
は農産廃棄物として未利用のまま廃棄されているもので
ある。本発明では、これらのものから、それに含まれて
いる繊維束を採取する。バナナの葉鞘やパイナップルの
葉からの繊維束の採取は、従来公知の方法で行うことが
できる。例えば、機械的採取方法としては、原料を2
枚の刃の間に通す;表面に多数の特記があるドラムを
高速回転させ、これに原料を当てて太く丈夫な繊維を採
取する;等の方法がある。このほか、原料をそのまま
ローラー等で圧迫して植物組織を破壊し、これによって
大半の液汁を除いた原料にペクチナーゼ及び/又はアミ
ラーゼを加え、室温〜85℃、好ましくは55〜65℃
に0.2〜20時間、好ましくは0.5〜5時間保って
繊維束中のペクチンや澱粉の大部分を発酵除去する方法
等がある。そして、に示した微生物及び/又は酵素を
利用する方法では、良質の繊維束が得られる上に繊維束
収率が機械的採取方法の2倍以上となり、更に繊維束中
の不純物が少なくなるからパルプ化が容易でパルプ収率
も向上する利点がある。
【0006】本発明では、前記のようにして得た繊維束
は、これを細断してパルプ化する。このパルプ化は、蒸
解液として、アルカリ性物質と過酸化水素又は過酸化水
素発生剤を含む水溶液を用いて行う。アルカリ性物質と
しては、ナトリウムやカリウムの水酸化物が使われる。
また、アルカリ性物質の使用量は絶乾原料に対してNa
2O換算で10〜40重量%、好ましくは15〜25重
量%である。過酸化水素は、アルカリ性物質と共存時に
脱リグニンを容易にすると共に製品の白色度向上効果が
あり、これらの効果は過酸化水素の代りに反応系で過酸
化水素を発生する化合物を使っても発現する。従って、
水溶性有機過酸、水溶性無機過酸、前記過酸の水溶性
塩、過酸化水素と無機化合物との水溶性付加体等を過酸
化水素の代りに加えても良く、これらの使用量はH22
として絶乾原料の1〜10重量%、好ましくは2〜5重
量%である。
【0007】以上のほか、パルプ化工程で使用する水溶
液中には必要に応じて種々の添加剤を加えることができ
る。例えば、アントラキノン系化合物、キレート化剤、
マグネシウム化合物等を加える事が出来る。パルプ化工
程で添加されるアントラキノン系化合物は、アントラキ
ノン、アルキルアントラキノン、ジヒドロキシアントラ
セン、アルキルジヒドロキシアントラセン等である。こ
れらの化合物は、繊維束に含まれているリグニンやヘミ
セルロースの酸化還元触媒として作用するから、その存
在によって顕著な脱リグニン効果を発揮する。この効果
は、分子内に炭素数1〜12、特に2〜5のアルキル基
が存在していると著しく、アルキル基の置換部位β位が
好ましい。また、アントラキノン系化合物は前記の中か
ら選ばれる化合物を1種又は2種以上加えれば良く、そ
の添加量は絶幹原料の0.01〜5重量%、好ましくは
0.05〜1重量%である。
【0008】過酸化水素は重金属イオンによって速やか
に分解するから、重金属イオンを不活性化するキレート
化剤が過酸化水素の安定剤として使われている。また、
原料の繊維束やアルカリ性物質中には微量の重金属イオ
ンの混入が避けられないから、パルプ化工程で使う水溶
液中へのキレート化剤添加効果は極めて大きい。すなわ
ち、キレート化剤の添加によって脱リグニン能が向上す
る上に、生成したパルプが過酸化水素で漂白されるため
パルプの白色度が向上する。キレート化剤としては従来
公知の各種のものを使用し得るが、本発明では、クエン
酸、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、DTPA
(ジエチレントリアミン五酢酸)、下記一般式(1)で
示されるジフォスフォン酸又はその水溶性塩の使用が好
ましく、特にジフォスフォン酸類の使用が好ましい。
【化1】 (但し、Rは炭素数1〜11のアルキル基を表してい
る)
【0009】ジフォスフォン酸又はその水溶性塩は、前
記キレート化剤としての効果を示すと共にアントラキノ
ン系化合物の使用量低下、及び水不溶なマグネシウム化
合物等を水溶性にする効果を示す。従って、ジフォスフ
ォン酸類が存在している場合は、ジフォスフォン酸以外
のキレート化剤やマグネシウム化合物を溶解性と無関係
に選択することができる。また、ジフォスフォン酸類が
存在するとパルプの色上がりが良くなる上に漂白性も向
上することが認められる。以上に詳記したキレート化剤
は、1種又は2種以上を混合してパルプ化工程で使用す
る水溶液に添加すれば良く、その添加量は絶乾原料の
0.02〜2重量%、好ましくは0.05〜5重量%で
ある。前記水溶液には、必要に応じてマグネシウム化合
物を添加することができるが、このマグネシウム化合物
は、セルロースの分解を防ぐ作用を有し、得られるパル
プの品質を向上させる。マグネシウム化合物は、酸化
物、炭酸塩、硫酸塩、塩化物、乳酸塩、酢酸塩等として
1種又は2種以上を添加すれば良く、添加量は絶乾原料
に対してMgOとして0.001〜0.3重量%、好ま
しくは0.005〜0.05重量%とすれば良い。
【0010】パルプ化工程における繊維束の処理温度は
100〜200℃、好ましくは130〜160℃であ
り、処理時間は0.1〜15時間、好ましくは1〜4時
間とすれば良い。パルプ化工程で生成したパルプはアル
カリ性過酸化水素漂白や塩素漂白等の常法によって一段
又は多段漂白しても良く、漂白すれば更に白色度の高い
晒パルプが得られる。なお、上記のパルプ化工程で排出
される廃液は濃縮後に燃焼する公知法によって処理すれ
ば良く、この方法によってアルカリ性物質と熱エネルギ
ーを回収することができる。
【0011】前記パルプ化工程で得られたパルプは、抄
紙工程(第2工程)に送られ、抄紙される。この工程
は、公知の手すき又は機械すき技術によって行われる。
すなわち、原料パルプをCFS70〜100ml、好ま
しくは350〜550mlまで叩解してから水を加えて
原質濃度(水中の固形分濃度)を0.05〜2重量%、
好ましくは0.15〜5重量%として抄紙すれば良い。
また、通常の抄紙と同様に紙切れを防ぐため原料パルプ
に含まれている砂、粉塵、金属粉等を防ぐのが好まし
く、この除去はリーフラー、スクリーン、液体サイクロ
ン、磁気式金属除去装置等によって行われる。
【0012】本発明の抄紙工程においては、パルプを単
一方向に揃えて、単一方向に引張り強度の強い紙を得
る。従って、この工程は一方向だけにパルプ繊維が並ぶ
ように工夫された抄紙機を使う機械すき、又は抄紙装置
を一方向だけに動かしてパルプ繊維の大部分が同じ方向
に並ぶようにした手すきで行われる。機械すき用抄紙機
としては、抄紙方向と直角方向には振動を与える機能を
持たない抄紙機を使うのが好ましく、例えばウェットパ
ートが円網の単筒式円網抄紙機を使うのが望ましい。ま
た、長網式抄紙機等の抄紙方向と直角方向にも振動を与
えることができる抄紙機を使う場合は、その直角方向へ
の振動の機能を停止させて抄紙方向だけに振動を与える
ようにして抄紙することが必要である。以上のようにし
て得られる紙は、坪量5〜100g/m2、好ましくは
15〜45m2/gの薄手の紙である。この場合、目的
とする抄繊糸が太い場合は坪量が大きいやや厚手の紙を
製造すれば良く、細い場合は坪量が少ない薄い紙を製造
すれば良い。
【0013】前記抄紙工程で得られた紙は、これを切断
工程(第3工程)において、短冊状に細長く切断する。
この工程は、例えば、巻取り機で紙の繊維方向に巻取っ
た紙を巻取り方向と平行に切断し、得られた紙テープを
連続的に巻取る等の方法で実施される。この工程は、紙
テープ製造装置等の既存装置を使って既存操作方法で行
えば良く、紙幅は目的とする抄繊糸の太さや密度及び強
度並びに原料の紙厚によって適宜定めれば良い。そし
て、一般的な紙幅は1〜50mm、好ましくは3〜15
mmである。前記切断工程で得られた細幅の紙(紙テー
プ)は、撚紙工程(第4工程)において撚りを掛けて紙
糸とする。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例によって限定されるも
のではない。
【0015】実施例1 パイナップル古い株から切り離した葉200tを原料と
し、これを手作りの2枚刃からなる繊維採取器に掛けて
紐状繊維を採取した。これを天日で乾燥して、粗繊維
2.0tを取得した。この粗繊維を長さ約5cmに切断
して内容積20m3のステンレス製地球釜に仕込み、こ
れに下記組成の処理液(水溶液)を10m3加えて16
0℃で2時間処理した。処理液中の薬品量(風乾原料に
対する重量%で示す) NaOH(Na2Oとして) 8% H22 5% アントラキノン 0.05% DTPA 0.5% MgO 0.1% 前記処理によって得られた固形物を液状物と分離してか
ら水洗し、これにアルカリ性過酸化水素水溶液(1リッ
トル中にNaOHをNa2Oとして2.0g、H22
5.0g、MgCl2を1.0g含む水溶液)を液比が
10リットル/kgとなるように添加し、90℃で1時
間漂白処理したところブライトネス(GE)85%のパ
ルプが9.64kg得られた(粗繊維からの収率48.
2%)。前記パルプの全量をディスクファイナーでCS
F480mlまで叩解し、これに水を加えて原質濃度
0.5重量%として、円網抄紙機を使って抄紙した。そ
の結果、坪量60g/m2のパイナップルペーパーを9
32kg得た。パルプからのパイナップル系の得率は9
6.5%であった。
【0016】実施例2 バナナの果実を収穫する際に切倒された幹状部分(水分
含有率92.1重量%)100tを回収し、丸太状に巻
付いている板状の葉鞘を外側から順に剥がしてから該葉
鞘を数層に切裂き、薄層状とした。この薄層状葉鞘の一
端を持ち、他端を繊維採取機に当ててバナナ繊維を採取
し、長期保存が可能なように天日乾燥した。この場合の
繊維採取機としては、多数の突起を持った回転ドラムを
備えた繊維採取機を用いた。以上のようにして取出され
たバナナ繊維において、幹の内側の葉鞘から得られた繊
維は水分含有率11.8重量%で白色柔軟な美しい繊維
であり、該繊維(バナナ麻)の得量は25kgであっ
た。また、外側の葉鞘から得られた繊維は水分含有率1
2.4重量%の粗剛な繊維であり、その得量は1.13
tであった。
【0017】前記の粗剛なバナナ繊維を短かく切断し、
その全量を内容積10m3のステンレスで内張した地球
釜に仕込み、これに下記組成の処理液(水溶液)を5.
65m3加えて160℃で3時間処理した。 処理液中の薬品量(風乾原料に対する重量%で示す) NaOH(Na2Oとして) 20% H22 3% アントラキノン 1% 一般式(1)で表され、Rがヘキシル基のジフォスフォン酸 1% MgO 0.2% 前記処理によって得られた固形物を液状物と分離してか
ら水洗し、これにアルカリ性過酸化水素水溶液(1リッ
トル中にNaOH2.5gとH225gとMgO1gと
EDTA0.3gを含む水溶液)を液比が10リットル
/kgとなるように添加し、100℃で0.6時間漂白
処理したところブライトネス(GE)93%のパルプが
509kg得られた(粗繊維からの収率45.0%)。
【0018】前記パルプの全量を0.15重量%とし
て、円網抄紙機を使って抄紙した。その結果、坪量15
g/m2の薄葉紙が432kg得られたので、これを巻
取機に巻取った。なお、抄紙の際に巻取られなかった損
紙は水で離解して新しいパルプと共に次回抄紙の際に使
用した。以上のようにして巻取られた薄葉紙432kg
を紙テープ製造用カッターで縦方向に切断し、紙幅9.
6mmで厚み0.025mmの紙テープを作製し、これ
を巻取機に巻取った。そして、この紙テープを紙紐製造
機に掛けて撚りを掛け、4番手のバナナ糸405kgを
得た。
【0019】実施例3 バナナの果実を収穫する際に切倒された幹状部分(水分
含有率91.8重量%)100tを回収し、丸太状に巻
付いている板状の葉鞘を外側から順に剥がし、これをロ
ーラーに掛けて脱汁後に天日乾燥して水分含有率12.
5重量%の紐状乾燥物9.26tを得た。これに水6
6.94tを加えてから水蒸気で100℃に30分間加
熱し、次いでアミラーゼ8kgとペクチナーゼ8kgを
含む水を加えて液比が10リットル/kgとなるように
した。これを60℃で66時間保持して発酵させたとこ
ろ、パルプ原料用の粗繊維が4.35t得られた。上記
の粗繊維を実施例2の場合と同じ方法でパルプ化したと
ころ、バナナパルプが2.05t得られた。次に、この
バナナパルプ全量をビーターでCSF350mlまで叩
解してから水を加えて原質濃度を0.2重量%とし、こ
れを長網抄紙機に掛けて、横方向の振動を停止して抄紙
した。その結果、坪量14g/m2の薄葉紙が得られた
ので、これを巻取機に巻取って実施例3の場合と同様に
処理したところ、8番手のバナナ糸1.85tが得られ
た。
【0020】実施例4 実施例2と同じ方法で製造されたバナナパルプ1kgを
水に浸漬してから木臼に仕込み、これを木製の杵でCF
S550mlまで搗いてから木製水槽に投入し、高分子
量ポリエチレンオキシドを糊として、抄紙装置を一方向
だけに動かす方法で手すきして坪量30g/m2の薄葉
紙を得た。上記の方法で製造した厚み0.045mmで
坪量30g/m2の手すき薄葉紙3kgを原料とし、こ
れを台の上で定規と包丁を使って繊維と平行な方向に
9.6mm幅で切断して紙テープとし、これに手で撚り
を掛けて2番手の抄繊糸2.9kgを製造した。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、その大部分が未利用の
まま廃棄されているバナナの葉鞘やパイナップルの葉か
ら品質良好な抄繊糸を安価に製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バナナの葉鞘及び/又はパイナップルの
    葉に含まれている繊維束を原料とし、これをアルカリ性
    物質と過酸化水素又は過酸化水素発生剤を含む水溶液中
    で熱処理してパルプ化する第1工程、第1工程で得られ
    たパルプをパルプ繊維が単一方向に揃うように抄紙して
    該方向の引張り強度が強い薄手の紙を得る第2工程、第
    2工程で得られた薄手の紙を引張り強度が強い方向と平
    行に切断する第3工程、切断された薄手の紙を撚って抄
    繊紙とする第4工程からなる抄繊糸の製造方法。
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