JPH0995755A - B入りオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法 - Google Patents
B入りオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法Info
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- JPH0995755A JPH0995755A JP27503395A JP27503395A JPH0995755A JP H0995755 A JPH0995755 A JP H0995755A JP 27503395 A JP27503395 A JP 27503395A JP 27503395 A JP27503395 A JP 27503395A JP H0995755 A JPH0995755 A JP H0995755A
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Abstract
い表面性状の優れたオーステナイト系ステンレス鋼を高
い歩留りで製造すること。 【解決手段】 C:0.1 wt%以下、Si:0.10〜1.00wt
%、 Mn:0.10〜2.00wt%、B:0.05〜5.0 wt%、 C
r:11.0〜27.0wt%、Ni:7.0 〜25.0wt%、 N:0.3 w
t%以下、および必要に応じてMo:0.1 〜3.0 wt%を含
有する溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度ΔTを30〜13
0 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が10μm以下
の大きさのボライドを分散析出させるB入りオーステナ
イト系ステンレス鋼とその製造方法。
Description
原子力廃棄物の貯蔵、輸送あるいは中性子遮蔽材として
好適に用いられるB(ボロン)入りオーステナイト系ス
テンレス鋼およびその製造方法に関するものである。
としては、Bを含有するオーステナイト系ステンレス鋼
が知られている。しかし、Bを0.5 wt%以上含有するオ
ーステナイト系ステンレス鋼は、熱間での加工性が悪
く、しかもこのB%が高い材料ほど熱間加工性が悪いた
めに圧延中に耳割れが発生しやすく、歩留りの低下のみ
ならず、耳割れに起因する飛び込み疵が発生するなど多
くの問題が指摘されていた。
造時の溶鋼過熱度ΔTを大きくして鋳造していた。とい
うのは、このΔTをあまり小さくすると湯流れ性が悪く
なり、ノズル閉塞などのトラブルが発生するため、鋳込
み時の過熱度ΔTは 150℃位に高くして鋳造していたの
である。しかしながら、このような鋳込み条件では、溶
湯温度が高すぎるため、鋳型なめ(鋳型と溶湯が反応し
固着してしまう現象)が生じる他、凝固時のボライドの
一つ一つの形態が大きくなり、熱間加工性、室温での機
械的性質、いずれの点においても、良好な材料が得られ
ないという問題があった。
添加オーステナイト系ステンレス鋼の熱間加工性を改善
することにある。また、本発明の他の目的は、熱間加工
性に優れたB添加オーステナイト系ステンレス鋼を有利
に製造する技術を提案することにある。本発明のさらに
他の目的は、耳割れや飛び込み傷のない表面性状の優れ
たオーステナイト系ステンレス鋼を高い歩留りで製造す
るための技術を提案するところにある。
ために鋭意研究した結果、発明者らは、上記の欠点なら
びに問題を克服するには、鋳造方法の制御を通じて凝固
組織とボライドの粒径を制御することが有効になるとの
知見を得、本発明に想到した。本発明の要旨構成を以下
に列挙する。 (1) C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt%、Mn:
0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、Cr:11.0〜2
7.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%およびN:0.3 wt%以
下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB
入りオーステナイト系ステンレス鋼であって、鋼中に平
均粒径:10μm以下の大きさのボライドが分散している
ことを特徴とするB入りオーステナイト系ステンレス
鋼。 (2) C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt%、Mn:
0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、Cr:11.0〜2
7.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%、Mo:0.1 〜3.0 wt%
およびN:0.3 wt%以下を含有し、残部がFeおよび不可
避的不純物からなるB入りオーステナイト系ステンレス
鋼であって、鋼中に平均粒径:10μm以下の大きさのボ
ライドが分散していることを特徴とするB入りオーステ
ナイト系ステンレス鋼。 (3) 上記の各ステンレス鋼の凝固組織は、デンドライト
二次アーム間隔が10〜20μmの大きさを有することを特
徴とする。
の方法の実施によって製造する。 (4) B:0.05〜5.0 wt%を含有するオーステナイト系ス
テンレス溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度ΔTを30〜
130 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が10μm以
下の大きさのボライドを分散析出させることを特徴とす
るB入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。 (5) C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt%、Mn:
0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、Cr:11.0〜2
7.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%およびN:0.3 wt%以
下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB
入りステンレス溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度ΔT
を30〜130 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が10
μm以下の大きさのボライドを分散析出させることを特
徴とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方
法。 (6) C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt%、Mn:
0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、Cr:11.0〜2
7.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%およびMo:0.1 〜3.0 w
t%およびN:0.3 wt%以下を含有し、残部がFeおよび
不可避的不純物からなるB入りステンレス溶鋼を、造塊
時における溶鋼過熱度ΔTを30〜130 ℃として鋳込むこ
とにより、鋼中に粒径が10μm以下の大きさのボライド
を分散析出させることを特徴とするB入りオーステナイ
ト系ステンレス鋼の製造方法。
する契機となった知見について説明する。発明者らは、
まずB添加オーステナイト系ステンレス鋼における破壊
挙動について調査した。その結果、BとFe、Crとの化合
物であるボライドが亀裂の起点となって破壊が進行する
ことを突きとめた。すなわち、B添加オーステナイト系
ステンレス鋼については、熱間加工性や室温における安
定した機械的強度を確保するには、BとFe, Crの化合物
であるボライドをできる限り小さくし、均一に分散させ
ることが有効であることがわかったのである。
熱間加工性に与える影響, とくに凝固組織についての影
響を知るために、B添加オーステナイト系ステンレス鋼
のミクロ組織を観察した。その結果、鋳込み時の溶鋼過
熱℃ΔTを変化させた凝固組織については、冷却速度を
表すデンドライド二次アーム間隔は、それほど大きく変
化していないにも拘わらず、ボライドの形態はそのΔT
によって大きく変化することがわかった。すなわち、デ
ンドライド二次アーム間隔に代表される凝固組織全体に
ついて見ると大きな変化はないものの、ボライドの塊を
1つの粒として見たときの粒の大きさは、ΔTによって
大きく変化し、ΔTを小さくすればするほど粒の大きさ
が小さくなっていることがわかったのである。
種々の条件にて鋳造したB添加ステンレス鋼について、
その凝固組織と熱間加工性との関係を超高温引張試験に
て調査した。その結果、鋳込み時の前記溶鋼過熱度ΔT
を30〜130 ℃とすれば、少なくとも下記の成分組成の鋼
については良好な熱間加工性が得られることを突きとめ
た。
るB添加オーステナイト系ステンレス鋼の成分組成の範
囲ならびに製造条件限定の理由について説明する。
酸化性に寄与するCrを減少させてしまうので、0.1 wt%
以下とする。実用的には、0.08wt%以下とすることがよ
り好ましい。
た、ステンレス鋼の耐食性, 耐酸化性を向上させる元素
であるが、1.0 wt%を超えると熱間加工性を悪くする。
これらのことからSiは、0.1 〜1.00wt%と限定する。好
ましくは0.30〜0.80wt%の範囲がよい。
代替成分として利用される元素であるが、多量に添加す
ると誘導放射能の残留が多くなるので、2.00wt%以下、
好ましくは0.30〜1.50wt%の範囲とする。
り、とくに中性子吸収能を確保するためには必要不可欠
な元素である。従って、中性子吸収能を発現させるため
に少なくとも0.05wt%以上の添加を必要とする。しかし
ながら、Bを5.0 wt%よりも多く添加した場合には、材
料強度の上昇, 耐摩耗性の上昇, 加工性の劣化など実用
上多くの問題が発生するため、5.0 wt%を上限とする。
より好ましくは加工性の面からは0.05〜2.0 wt%の範囲
内で添加することが望まれる。
あるが、0.3 wt%を超えて添加した場合、強度の上昇に
よる加工性の劣化が問題となるので 0.3wt%以下に規定
する。好ましくは0.20wt%以下に制御する。
付与に不可欠な元素である。顕著な耐食性の向上のため
には少なくとも11wt%を超えるCrの添加が必要であり、
Cr量が高いほど耐食性に優れる。しかしながら、Crを27
wt%を超えて添加した場合、材料の脆化が著しく、実用
上好ましくない。従って、Crの範囲を11.0〜27.0wt%と
限定した。より好ましくは優れた耐食性を示す18wt%以
上、脆化の生じない25wt%以下にするのがよい。
ステナイト相を安定にするために必須の元素である。B
添加ステンレス鋼においてはNiがボロン化合物中にほと
んど固溶せず消費されないため、7 wt%の添加で充分に
オーステナイトを安定化する。しかしながら、25wt%を
超えて添加した場合、極めてコストが高くなるため上限
を25wt%とした。より好ましくはオーステナイトが安定
となる7.0 〜12.0wt%とすることが望ましい。
食性の向上にきわめて有効な元素であって、0.1 wt%以
上の添加によってその効果を発現する。はっきりとした
耐食性向上の効果を得るためには1.0 wt%以上添加する
ことが好ましい。しかしながら、3.0 wt%を超えて添加
した場合には、コストが高くなる上、脆化が著しくなり
実用上好ましくない。従って、添加範囲を0.1 〜3.0 wt
%、より好ましくは 1.0〜2.5 wt%の範囲がよい。
ス鋼は、上述した成分組成にすることと共に、後述する
鋳造条件(冷却条件)の選択により、鋼中に微細なボラ
イドを均一分散させることが必要である。即ち、ボライ
ドの平均粒径が10μm以下になるように制御する。それ
は、ボライドの平均粒径が10μmを越える大きさとなる
と、ボライドまたはボライド/母相界面を起点とした破
壊が発生しやすくなり、熱間での加工性が大きく劣化す
るためである。
ス鋼は、鋳造後の凝固組織におけるデンドライト二次ア
ームの大きさは、20μm未満の大きさとなるように制御
されなければならない。というのは、20μm以上の大き
さとなると、ボライドの平均粒径を10μm以下に保つこ
とが難しくなり、結果として、粗大ボライドによる熱間
加工性の劣化を生じるからである。
即ち、冷却環境について説明する。本発明においては、
鋳込み時の溶鋼過熱度ΔTを30〜130 度の範囲とする。
その理由は、上記の説明からわかるように、鋳込み時の
ΔTを低くすればするほど、熱間加工性のよいB添加オ
ーステナイト系ステンレス鋼が得られるからである。即
ち、この温度は、実用的な鋳込み装置においてはΔTを
30℃以下に下げた場合ノズル閉塞などの問題があり、特
別な装置がない限り実用的でない。一方、ΔTが130 ℃
より高くても鋳込みを行うことができるが、凝固時のボ
ライド形態による熱間加工性向上の効果が見られなくな
るからである。そこで、ΔTの範囲を30〜130 ℃に限定
した。より好ましいΔTの範囲は50〜120 ℃である。
種々の成分組成のオーステナイト系ステンレス鋼につい
て、過熱度ΔTを変化させたときの、デンドライト二次
アーム間隔、ボライド粒径および中性子遮蔽用材料特性
である超高温引張絞りについて試験した。その結果を表
1にあわせて示す。なお、デンドライト二次アーム間隔
は鋳物素材の金型から5mm離れた部分での測定値であ
る。また、ボライド結晶の平均粒径は、X線マイクロア
ナライザー(×2500倍) にて撮影した写真に格子を描い
てボライド粒径の大きさとした。さらに、超高温引張絞
りは、1000℃にて5mmφ×60mmの丸棒を破断まで引張試
験した場合の断面減少率で示した。
(比較鋼)について、それらの金属組織のSEM写真を
図1,図2に比較して示すが、明らかに本発明鋼のボラ
イドの方が小さく均一に分散していることがわかる。ま
た、表1に示すとおり、同じ成分組成のものでは、ΔT
を制御した本発明鋼の方が、高い超高温引張絞り値を示
しており、中性子遮蔽用材料としての適性が高いという
結果が得られた。
ン添加オーステナイト系ステンレス鋼は、熱間加工性に
優れるから、耳割れや飛び込み疵を発生することなく、
高歩留りで、原子力用材料とくに中性子遮蔽用材料を安
価に提供することができる。
微鏡写真である。
鏡写真である。
Claims (6)
- 【請求項1】C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt
%、 Mn:0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、 Cr:11.0〜27.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%および N:0.3 wt%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB入
りオーステナイト系ステンレス鋼であって、鋼中に平均
粒径:10μm以下の大きさのボライドが分散しているこ
とを特徴とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt
%、 Mn:0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、 Cr:11.0〜27.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%、 Mo:0.1 〜3.0 wt%およびN:0.3 wt%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB入
りオーステナイト系ステンレス鋼であって、鋼中に平均
粒径:10μm以下の大きさのボライドが分散しているこ
とを特徴とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項3】デンドライト二次アーム間隔が10〜20μm
の大きさの凝固組織を有することを特徴とする請求項1
または2に記載の中性子遮蔽用のB入りオーステナイト
系ステンレス鋼。 - 【請求項4】B:0.05〜5.0 wt%を含有するオーステナ
イト系ステンレス溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度Δ
Tを30〜130 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が
10μm以下の大きさのボライドを分散析出させることを
特徴とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造
方法。 - 【請求項5】C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt
%、 Mn:0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、 Cr:11.0〜27.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%および N:0.3 wt%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB入
りステンレス溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度ΔTを
30〜130 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が10μ
m以下の大きさのボライドを分散析出させることを特徴
とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方
法。 - 【請求項6】C:0.1 wt%以下、 Si:0.10〜1.00wt
%、 Mn:0.10〜2.00wt%、 B:0.05〜5.0 wt%、 Cr:11.0〜27.0wt%、 Ni:7.0 〜25.0wt%および Mo:0.1 〜3.0 wt%およびN:0.3 wt%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるB入
りステンレス溶鋼を、造塊時における溶鋼過熱度ΔTを
30〜130 ℃として鋳込むことにより、鋼中に粒径が10μ
m以下の大きさのボライドを分散析出させることを特徴
とするB入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27503395A JP3169326B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | B入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法 |
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JP27503395A Expired - Lifetime JP3169326B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | B入りオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法 |
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KR100450612B1 (ko) * | 1999-08-19 | 2004-09-30 | 주식회사 포스코 | 고 Si 함유 오스테나이트계 스테인레스강의 연속주조방법 |
CN107532265A (zh) * | 2014-12-16 | 2018-01-02 | 思高博塔公司 | 含多种硬质相的韧性和耐磨铁合金 |
US11085102B2 (en) | 2011-12-30 | 2021-08-10 | Oerlikon Metco (Us) Inc. | Coating compositions |
US11253957B2 (en) | 2015-09-04 | 2022-02-22 | Oerlikon Metco (Us) Inc. | Chromium free and low-chromium wear resistant alloys |
CN114525451A (zh) * | 2022-02-08 | 2022-05-24 | 有研工程技术研究院有限公司 | 一种屏蔽型非等原子比高熵合金钢及其制备方法 |
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CN102051531B (zh) * | 2009-10-27 | 2012-11-14 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种高硼含量奥氏体不锈钢及其制造方法 |
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1995
- 1995-09-29 JP JP27503395A patent/JP3169326B2/ja not_active Expired - Lifetime
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