JPH06328196A - 含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法 - Google Patents

含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法

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JPH06328196A
JPH06328196A JP14442893A JP14442893A JPH06328196A JP H06328196 A JPH06328196 A JP H06328196A JP 14442893 A JP14442893 A JP 14442893A JP 14442893 A JP14442893 A JP 14442893A JP H06328196 A JPH06328196 A JP H06328196A
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JP
Japan
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boron
casting
stainless steel
austenitic stainless
stirring
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JP14442893A
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English (en)
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Kazusato Hironaka
一聡 廣中
Akihiko Nanba
明彦 難波
Masato Noda
真人 野田
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Leotec KK
Original Assignee
Leotec KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間加工性に優れる含ボロンオーステナイト
系ステンレス鋼を製造する。 【構成】 含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の溶
湯を、攪拌を加えながら冷却し、過熱度を5℃以下の条
件で、又は固相率が0.50以下の半凝固スラリー状態で鋳
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に加工性に優れる
含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法を提
案するものである。含ボロンオーステナイト系ステンレ
ス鋼は、熱中性子吸収性に優れ、中性子を放射する原子
力廃棄物の輸送用や貯蔵用の容器などの材料として好適
である。
【0002】しかし、このステンレス鋼は、鋼中のBが
FeやCrと化合物を形成し、鋳造時に粗大化したB化合物
を生成するため熱間加工性が極めて悪く、通常の鋼と同
様の溶製→鋳造→熱間圧延プロセスでの鋼材の製造で
は、圧延時に割れが発生するという重大な問題があり、
その解決が望まれている。
【0003】
【従来の技術】これまで、熱間圧延割れを防止する手段
としては、たとえば、特開昭64−8221号公報(含ボロン
原子力用オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法)に
開示されているように、圧延温度を制限したり、特開平
1−195243号公報(含硼素オーステナイト系ステンレス
鋼のホットコイルの製造方法)に開示されているよう
に、分塊スラブ又は連鋳スラブから中間スラブを製造す
る工程を追加して、鋳造効果と熱処理効果を発揮させて
から仕上げ圧延を行うこと、各圧延時の加熱温度を限定
することなどによりスラブ中のB化合物の微細化をはか
りホットコイルに圧延する方法がある。
【0004】しかしながら、これらの手段において、圧
延温度を制限しても、鋳造時の凝固過程において生成す
るB化合物が粗大であると熱間加工性の改善はあまり期
待できなく、含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の
圧延は困難であり、さらに、Bの含有量を増加させると
B化合物体積量が増加し、中間スラブの製造工程を追加
しても、各圧延時の加熱温度を限定しても、鋳造時に生
成した粗大なB化合物の十分な微細分散化は難かしく、
熱間加工性の改善は難かしい。事実、特開平1−195243
号公報ではB含有量の上限を1.2mass %に制限してい
る。
【0005】このように、これらの手段では、加工性の
根本的な改善は得られていないのが実情である。また、
上記した開示例には、いずれも鋳造方法に関する記述は
見られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記した
問題点を有利に解決しようとするもので、B化合物の微
細分散化に好適な鋳造方法の採用による、熱間加工性に
優れる含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方
法を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は以下の
通りである。
【0008】 含ボロンオーステナイト系ステンレス
鋼の溶湯を、攪拌を加えながら冷却し、過熱度が5℃以
下の条件にて鋳造することを特徴とする含ボロンオース
テナイト系ステンレス鋼の製造方法である。
【0009】 含ボロンオーステナイト系ステンレス
鋼の溶湯を、攪拌を加えながら冷却し、固相率が0.50以
下の半凝固ラスリー状態で鋳造することを特徴とする含
ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法であ
る。
【0010】 項ないしは項に記載の含ボロンオ
ーステナイト系ステンレス鋼の製造方法において、溶鋼
の攪拌を、機械的攪拌又は電磁攪拌とするものである。
【0011】 項ないしは項に記載の含ボロンオ
ーステナイト系ステンレス鋼の製造方法において、鋳造
を、鋼塊鋳型による造塊又は連続鋳造鋳型によるストラ
ンド鋳造とするものである。
【0012】
【作用】この発明の経緯と作用について以下に述べる。
発明者らは、含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の
熱間加工性について種々研究した結果、熱間加工性の劣
化は、凝固過程においてオーステナイト粒界にBが偏析
するためそこにB化合物が生成し、熱間加工時にこのB
化合物が起点となって、オーステナイト粒界が引き裂か
れることによることを見出した。
【0013】したがって、凝固過程において、オーステ
ナイト粒を微細化することにより、その粒界に析出する
B化合物を微細に分散させれば熱間加工性の改善がはか
れることになる。しかしながら、通常の鋼塊鋳造や連続
鋳造ではオーステナイト粒を微細化することは困難であ
る。
【0014】そこで、さらに実験検討を重ねた結果、含
ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の溶湯を、機械的
攪拌あるいは電磁攪拌による攪拌を加えながら冷却して
過熱度を5℃以下の条件にして、また、液相線以下の温
度まで攪拌冷却して固相率が0.50以下の半凝固スラリー
状態にして、それぞれ鋳造すると、造塊による鋼塊も連
続鋳造によるストランド鋳片も、オーステナイト粒は微
細化するとともにB 化合物も微細に分散析出することが
判明し、これらの鋳造材の熱間加工性は、通常の鋳造法
より得られたものに比し極めて良好であることが判明し
た。
【0015】ここで、上記において、溶湯の過熱度を5
℃以下と限定した理由は、加熱度が5℃を超えると鋳造
組織中の初晶粒が微細に分散しにくく、B化合物の微細
分散化が困難なためであり、半凝固スラリーの固相率を
0.50以下としたのは、固相率が0.50を超えると半凝固ス
ラリーの粘性が高くなり、鋼塊鋳型や連続鋳造型への鋳
造が困難になるためである。
【0016】つぎに、この発明を適用するにあたっての
好適な化学成分組成について述べる。 C:0.07mass%以下 Cは、その含有量が少ない方が好ましく、0.07mass%を
超えて含有させると炭化物の生成により耐食性が劣化す
る。したがって、その含有量は0.07mass%以下とするこ
とが好ましい。
【0017】Si:1.0mass %以下 Siは、脱酸のために重要であるが、1.0 mass%を超えて
含有させると鋼が脆化する。したがって、その含有量は
1.0 mass%以下とすることがよい。
【0018】Mn:2.0 mass%以下 Mnは、オーステナイト組織の安定化に有効であるが、2.
0 mass%を超えて含有させると鋳造割れを生じる。した
がって、その含有量は上限を2.0 mass%とすることが望
ましい。
【0019】Cr:12.0〜25.0mass% Crは、耐食性を保持させるために12.0mass%以上含有さ
せることが望ましいが、25.0mass%を超えて含有させる
とα相の析出によって脆化する。したがって、その含有
量は12.0mass%以上、25.0mass%以下とすることが好ま
しい。
【0020】Ni:7.0 〜22.0mass% Niは、オーステナイト組織の安定化のために7.0 mass%
以上含有させることが望ましいが、高価であること、2
2.0mass%を超えて含有させてもさほどの効果がないこ
とから、その含有量は7.0 mass%以上、22.0mass%以下
とすることがよい。
【0021】B:0.7 〜4.0 mass% Bは、自然状態で約20%の同位元素10Bを含んでいて、
この10Bは中性子吸収断面積が大きく中性子遮へい効果
が大きい。この中性子遮へい効果を有効に作用させるた
めには0.7 mass%以上含有させることが望ましい。一方
この発明の効果は含有量が4.0 mass%以下で顕著であ
り、4.0 mass%を超えて含有させると常温での延性・じ
ん性が劣化する。したがって、その含有量は0.7 mass%
以上、4.0mass%以下とすることが好ましい。
【0022】Mo:3.0 mass%以下 Moは、耐孔食性に有効であり、この耐孔食性が要求され
る場合に添加することが望ましい。しかし3.0 mass%を
超えて含有させるとα相の析出による脆化が生じる。し
たがって、その含有量は3.0 mass%以下とすることが好
ましい。
【0023】
【実施例】
実施例1 表1に示す化学成分組成になる試料符号A及びBの含ボ
ロンオーステナイト系ステンレス鋼を、試料符号Aの鋼
については、この発明の適合例として、その溶湯を冷却
下に電磁攪拌を加えて固相率が0.25の半凝固スラリー状
態として鋼塊に鋳造し、試料符号Bの鋼については、比
較例として、通常の鋳造法を採用し、過熱度70℃の溶湯
を鋼塊に鋳造し、それぞれの鋼塊について、鋳造金属組
織を調査した。
【0024】
【表1】
【0025】これらの鋳造金属組織写真をそれぞれ図1
(適合例)および図2(比較例)に示す。図1及び2か
ら明らかなように、比較例に比し、適合例は、初晶粒が
微細に分散し、初晶粒間に見られるB化合物も微細に分
散していることが歴然としている。なお、これらの図に
おいてB化合物は、白く見えるオーステナイト粒の粒間
に現れている共晶状の組織中に見える針状の黒色部分で
ある。
【0026】実施例2 表2に示す化学成分組成になる含ボロンオーステナイト
系ステンレス鋼を、この発明の適合例として、その溶湯
を冷却下に機械的攪拌を加えて過熱度を5℃以下の条件
で、又は固相率が0.5 以下の半凝固金属スラリー状態で
鋼塊又は連鋳スラブに鋳造し、比較例として、通常の鋳
造法により鋼塊又は連鋳スラブに鋳造した。なお、鋼
塊、連鋳スラブの別、鋳造時の過熱度又は固相率を表2
に併記した。
【0027】
【表2】
【0028】これらの鋼塊については分塊スラブ圧延及
び熱間圧延を、連鋳スラブについては熱間圧延をそれぞ
れ施し、圧延状況、圧延材の欠陥などを調査した。これ
らの圧延条件及び調査結果をまとめて表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】表3から明らかなように、比較例は分塊ス
ラブ圧延あるいは熱間圧延で割れが発生しているのに対
し、適合例ではこれらの割れの発生は全くなく良好な結
果が得られている。
【0031】
【発明の効果】この発明は、熱中性子吸収性に優れ、中
性子を放射する原子力廃棄物の輸送用または貯蔵用容器
の材料として好適な含ボロンオーステナイト系ステンレ
ス鋼の製造にあたって、その溶鋼を攪拌しながら冷却し
て過熱度を5℃以下の条件で、又は固相率が0.50以下の
半凝固スラリー状態で鋳造することにより、これまで劣
悪であった熱間加工性を大幅に改善するものであり、こ
の発明によれば、今後ますます需要の増加が予想される
含ボロンオーステナイト系ステテンレス鋼材の製造が極
めて容易になり、その効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】適合例の鋳造金属組織写真である。
【図2】比較例の鋳造金属組織写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C22C 38/00 302 L 38/54

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼
    の溶湯を、攪拌を加えながら冷却し、過熱度が5℃以下
    の条件にて鋳造することを特徴とする含ボロンオーステ
    ナイト系ステンレス鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】 含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼
    の溶湯を、攪拌を加えながら冷却し、固相率が0.50以下
    の半凝固ラスリー状態で鋳造することを特徴とする含ボ
    ロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】 攪拌が機械的攪拌である請求項1又は2
    に記載の含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 攪拌が電磁攪拌である請求項1又は2に
    記載の含ボロンオーステナイト系ステンレス鋼の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 鋳造が鋼塊鋳型による造塊である請求項
    1又は2に記載の含ボロンオーステナイト系ステンレス
    鋼の製造方法。
  6. 【請求項6】 鋳造が連続鋳造鋳型によるストランド鋳
    造である請求項1又は2に記載の含ボロンオーステナイ
    ト系ステンレス鋼の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090367A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Sumitomo Metal Ind Ltd B含有ステンレス鋼の連続鋳造方法
KR101230120B1 (ko) * 2009-12-21 2013-02-05 주식회사 포스코 주편 내부기공 저감을 위한 스테인레스강의 연속주조방법
US9303301B2 (en) 2011-08-22 2016-04-05 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. Boron-containing stainless steel having excellent hot workability and surface property
JP6347864B1 (ja) * 2017-03-24 2018-06-27 日新製鋼株式会社 オーステナイト系ステンレス鋼スラブの製造方法

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