JPH0995614A - 硬化性シリコーン組成物 - Google Patents
硬化性シリコーン組成物Info
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- JPH0995614A JPH0995614A JP27624595A JP27624595A JPH0995614A JP H0995614 A JPH0995614 A JP H0995614A JP 27624595 A JP27624595 A JP 27624595A JP 27624595 A JP27624595 A JP 27624595A JP H0995614 A JPH0995614 A JP H0995614A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬化前の取扱作業性が優れ、難燃性が優れた
無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を形成する
硬化性シリコーン組成物を提供する。 【構成】 (A)25℃における粘度が50〜100,0
00センチポイズであり、一分子中に平均2個以上のケ
イ素原子結合アルケニル基を含有し、重合度が4〜10
である環状ジオルガノシロキサンの含有量が0.1重量
%以下であるオルガノポリシロキサン100重量部、
(B)25℃における粘度が1〜100,000センチポ
イズであり、一分子中に平均2個以上のケイ素原子結合
水素原子を含有するオルガノポリシロキサン{(A)成分
のケイ素原子結合アルケニル基に対する本成分のケイ素
原子結合水素原子のモル比が0.1〜1.5となる
量}、(C)リン酸エステル化合物0.01〜20重量部
および(D)白金系触媒{(A)成分と(B)成分の合計に対
して本成分の白金金属が重量単位で0.01〜1000
ppmとなる量}からなる硬化性シリコーン組成物。
無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を形成する
硬化性シリコーン組成物を提供する。 【構成】 (A)25℃における粘度が50〜100,0
00センチポイズであり、一分子中に平均2個以上のケ
イ素原子結合アルケニル基を含有し、重合度が4〜10
である環状ジオルガノシロキサンの含有量が0.1重量
%以下であるオルガノポリシロキサン100重量部、
(B)25℃における粘度が1〜100,000センチポ
イズであり、一分子中に平均2個以上のケイ素原子結合
水素原子を含有するオルガノポリシロキサン{(A)成分
のケイ素原子結合アルケニル基に対する本成分のケイ素
原子結合水素原子のモル比が0.1〜1.5となる
量}、(C)リン酸エステル化合物0.01〜20重量部
および(D)白金系触媒{(A)成分と(B)成分の合計に対
して本成分の白金金属が重量単位で0.01〜1000
ppmとなる量}からなる硬化性シリコーン組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬化性シリコーン組成物
に関し、詳しくは、硬化前の取扱作業性が優れ、難燃性
が優れた無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を
形成する硬化性シリコーン組成物に関する。
に関し、詳しくは、硬化前の取扱作業性が優れ、難燃性
が優れた無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を
形成する硬化性シリコーン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】硬化性シリコーン組成物は電気的特性、
耐熱性、耐候性、応力緩和性が優れたゲル状、ゴム状も
しくはレジン状のシリコーン硬化物を形成するために、
電気・電子部品の封止剤、緩衝剤、防振剤、充填剤とし
て利用されている。このような硬化性シリコーン組成物
としては、例えば、分子鎖末端および分子鎖側鎖にケイ
素原子結合ビニル基を含有するジオルガノポリシロキサ
ン、分子鎖末端および/または分子鎖側鎖にケイ素原子
結合水素原子を含有するジオルガノポリシロキサンおよ
び白金系触媒からなるシリコーンゲル組成物(特開昭4
8−17847号公報参照)、分子鎖末端にケイ素原子
結合ビニル基を含有する分岐状のジメチルポリシロキサ
ン、ケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノポリシ
ロキサンおよび白金系触媒からなるシリコーンゲル組成
物(特開昭58−7452号公報参照)、一分子中に2
個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有し、環状ジ
オルガノシロキサンの含有量が0.5重量%以下である
ジオルガノポリシロキサン、ケイ素原子結合アルケニル
基を含有するオルガノポリシロキサンレジン、分子鎖両
末端にケイ素原子結合水素原子を含有するジオルガノポ
リシロキサンおよび白金系触媒からなるシリコーンゲル
組成物(特開平5−209127号公報参照)が提案さ
れている。
耐熱性、耐候性、応力緩和性が優れたゲル状、ゴム状も
しくはレジン状のシリコーン硬化物を形成するために、
電気・電子部品の封止剤、緩衝剤、防振剤、充填剤とし
て利用されている。このような硬化性シリコーン組成物
としては、例えば、分子鎖末端および分子鎖側鎖にケイ
素原子結合ビニル基を含有するジオルガノポリシロキサ
ン、分子鎖末端および/または分子鎖側鎖にケイ素原子
結合水素原子を含有するジオルガノポリシロキサンおよ
び白金系触媒からなるシリコーンゲル組成物(特開昭4
8−17847号公報参照)、分子鎖末端にケイ素原子
結合ビニル基を含有する分岐状のジメチルポリシロキサ
ン、ケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノポリシ
ロキサンおよび白金系触媒からなるシリコーンゲル組成
物(特開昭58−7452号公報参照)、一分子中に2
個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有し、環状ジ
オルガノシロキサンの含有量が0.5重量%以下である
ジオルガノポリシロキサン、ケイ素原子結合アルケニル
基を含有するオルガノポリシロキサンレジン、分子鎖両
末端にケイ素原子結合水素原子を含有するジオルガノポ
リシロキサンおよび白金系触媒からなるシリコーンゲル
組成物(特開平5−209127号公報参照)が提案さ
れている。
【0003】しかし、これらの硬化性シリコーン組成物
を硬化して得られる無色透明もしくは半透明のシリコー
ン硬化物は難燃性が乏しいという問題があり、この問題
はシリコーンゲル組成物において特に顕著であった。こ
のため、これらのシリコーンゲル組成物によりパワーモ
ジュール等の高温に長時間さらされる電気・電子部品を
封止もしくは充填することができなかった。
を硬化して得られる無色透明もしくは半透明のシリコー
ン硬化物は難燃性が乏しいという問題があり、この問題
はシリコーンゲル組成物において特に顕著であった。こ
のため、これらのシリコーンゲル組成物によりパワーモ
ジュール等の高温に長時間さらされる電気・電子部品を
封止もしくは充填することができなかった。
【0004】シリコーン硬化物の難燃性を向上させるた
めには、例えば、一分子中にケイ素原子結合アルケニル
基を2個以上含有するオルガノポリシロキサン、一分子
中にケイ素原子結合水素原子を2個以上含有するオルガ
ノポリシロキサン、補強性シリカ粉末、水酸化アルミニ
ウム粉末、粘土質鉱物粉末、トリアゾール系化合物およ
び白金系化合物からなるシリコーンゴム組成物(特開昭
61−69865号公報参照)、一分子中に平均0.1
〜2.0個のケイ素原子結合ビニル基を含有するオルガ
ノポリシロキサン、一分子中に平均2個をこえるケイ素
原子結合水素原子を含有するオルガノポリシロキサン、
粉砕石英と金属炭酸塩とカーボンブラックからなる群か
ら選ばれた1以上の無機充填剤および白金系触媒からな
るシリコーンゲル組成物(特開平6−16937号公報
参照)が提案されている。
めには、例えば、一分子中にケイ素原子結合アルケニル
基を2個以上含有するオルガノポリシロキサン、一分子
中にケイ素原子結合水素原子を2個以上含有するオルガ
ノポリシロキサン、補強性シリカ粉末、水酸化アルミニ
ウム粉末、粘土質鉱物粉末、トリアゾール系化合物およ
び白金系化合物からなるシリコーンゴム組成物(特開昭
61−69865号公報参照)、一分子中に平均0.1
〜2.0個のケイ素原子結合ビニル基を含有するオルガ
ノポリシロキサン、一分子中に平均2個をこえるケイ素
原子結合水素原子を含有するオルガノポリシロキサン、
粉砕石英と金属炭酸塩とカーボンブラックからなる群か
ら選ばれた1以上の無機充填剤および白金系触媒からな
るシリコーンゲル組成物(特開平6−16937号公報
参照)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの硬化
性シリコーン組成物は無機質充填剤を多量に配合してい
るため流動性が極めて低く、その取扱作業性が著しく悪
いという問題があった。また、これらの硬化性シリコー
ン組成物を硬化して得られるシリコーン硬化物は不透明
であり、その色は白色、黒色ないしは灰色に限定される
という問題があった。
性シリコーン組成物は無機質充填剤を多量に配合してい
るため流動性が極めて低く、その取扱作業性が著しく悪
いという問題があった。また、これらの硬化性シリコー
ン組成物を硬化して得られるシリコーン硬化物は不透明
であり、その色は白色、黒色ないしは灰色に限定される
という問題があった。
【0006】本発明者らは上記の課題を解決するために
鋭意研究した結果、本発明に到達した。すなわち、本発
明の目的は、硬化前の取扱作業性が優れ、難燃性が優れ
た無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を形成す
る硬化性シリコーン組成物を提供することにある。
鋭意研究した結果、本発明に到達した。すなわち、本発
明の目的は、硬化前の取扱作業性が優れ、難燃性が優れ
た無色透明もしくは半透明のシリコーン硬化物を形成す
る硬化性シリコーン組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明の
硬化性シリコーン組成物は、 (A)25℃における粘度が50〜100,000センチポイズであり、一分子中 に平均2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有し、重合度が4〜10であ る環状ジオルガノシロキサンの含有量が0.1重量%以下であるオルガノポリシ ロキサン 100重量部、 (B)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、一分子中に 平均2個以上のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノポリシロキサン{( A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に対する本成分のケイ素原子結合水素原 子のモル比が0.1〜1.5となる量}、 (C)リン酸エステル化合物 0.01〜20重量部、 および (D)白金系触媒{(A)成分と(B)成分の合計に対して本成分の白金金属が重量単 位で0.01〜1000ppmとなる量} からなることを特徴とする。
硬化性シリコーン組成物は、 (A)25℃における粘度が50〜100,000センチポイズであり、一分子中 に平均2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有し、重合度が4〜10であ る環状ジオルガノシロキサンの含有量が0.1重量%以下であるオルガノポリシ ロキサン 100重量部、 (B)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、一分子中に 平均2個以上のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノポリシロキサン{( A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に対する本成分のケイ素原子結合水素原 子のモル比が0.1〜1.5となる量}、 (C)リン酸エステル化合物 0.01〜20重量部、 および (D)白金系触媒{(A)成分と(B)成分の合計に対して本成分の白金金属が重量単 位で0.01〜1000ppmとなる量} からなることを特徴とする。
【0008】以下、本発明の硬化性シリコーン組成物を
詳細に説明する。(A)成分のオルガノポリシロキサンは
本組成物の主剤である。(A)成分の25℃における粘度
は50〜100,000センチポイズの範囲内であり、
特に100〜50,000センチポイズの範囲内である
ことが好ましい。これは、25℃における粘度が50セ
ンチポイズ未満であると、得られるシリコーン硬化物の
物理特性が著しく低下するためであり、また、これが1
00,000センチポイズをこえると、得られる組成物
の取扱作業性が著しく低下するためである。このような
(A)成分は一分子中に平均2個以上のケイ素原子結合ア
ルケニル基を含有する。このケイ素原子結合アルケニル
基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基が挙げられ、特にビニ
ル基であることが好ましい。(A)成分中のアルケニル基
以外のケイ素原子結合有機基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基、3−クロロプロピル基等のハロ置換アルキル基が
挙げられ、特にメチル基、フェニル基であることが好ま
しい。(A)成分の分子構造は限定されず、例えば、直鎖
状、分岐状、一部分岐を有する直鎖状、網状、樹脂状が
挙げられる。(A)成分はこれらの分子構造を有する単一
重合体ないしは共重合体またはこれらの混合物である
が、少なくとも直鎖状の分子構造を有することが好まし
い。(A)成分中の重合度が4〜10である環状ジオルガ
ノシロキサンの含有量は0.1重量%以下である。これ
は、一般に再平衡重合により製造されたオルガノポリシ
ロキサンは重合度が4〜10である環状ジオルガノシロ
キサンを0.1重量%をこえる量含有しており、このよ
うなオルガノポリシロキサンを用いると、得られるシリ
コーン硬化物の難燃性が悪化するためである。
詳細に説明する。(A)成分のオルガノポリシロキサンは
本組成物の主剤である。(A)成分の25℃における粘度
は50〜100,000センチポイズの範囲内であり、
特に100〜50,000センチポイズの範囲内である
ことが好ましい。これは、25℃における粘度が50セ
ンチポイズ未満であると、得られるシリコーン硬化物の
物理特性が著しく低下するためであり、また、これが1
00,000センチポイズをこえると、得られる組成物
の取扱作業性が著しく低下するためである。このような
(A)成分は一分子中に平均2個以上のケイ素原子結合ア
ルケニル基を含有する。このケイ素原子結合アルケニル
基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基が挙げられ、特にビニ
ル基であることが好ましい。(A)成分中のアルケニル基
以外のケイ素原子結合有機基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基、3−クロロプロピル基等のハロ置換アルキル基が
挙げられ、特にメチル基、フェニル基であることが好ま
しい。(A)成分の分子構造は限定されず、例えば、直鎖
状、分岐状、一部分岐を有する直鎖状、網状、樹脂状が
挙げられる。(A)成分はこれらの分子構造を有する単一
重合体ないしは共重合体またはこれらの混合物である
が、少なくとも直鎖状の分子構造を有することが好まし
い。(A)成分中の重合度が4〜10である環状ジオルガ
ノシロキサンの含有量は0.1重量%以下である。これ
は、一般に再平衡重合により製造されたオルガノポリシ
ロキサンは重合度が4〜10である環状ジオルガノシロ
キサンを0.1重量%をこえる量含有しており、このよ
うなオルガノポリシロキサンを用いると、得られるシリ
コーン硬化物の難燃性が悪化するためである。
【0009】(B)成分のオルガノポリシロキサンは本組
成物の架橋剤として作用する。(B)成分の25℃におけ
る粘度は1〜100,000センチポイズの範囲内であ
り、特に1〜5,000センチポイズの範囲内であるこ
とが好ましい。このような(B)成分は一分子中に平均2
個以上のケイ素原子結合水素原子を含有する。(B)成分
中のケイ素原子結合有機基は限定されず、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基、3−クロロプロピル基等のハロ置換アルキル基が
挙げられ、特にメチル基、フェニル基であることが好ま
しい。(B)成分の分子構造は限定されず、例えば、直鎖
状、分岐状、一部分岐を有する直鎖状、環状、網状、樹
脂状が挙げられる。(B)成分はこれらの分子構造を有す
る単一重合体もしくは共重合体またはこれらの混合物で
ある。
成物の架橋剤として作用する。(B)成分の25℃におけ
る粘度は1〜100,000センチポイズの範囲内であ
り、特に1〜5,000センチポイズの範囲内であるこ
とが好ましい。このような(B)成分は一分子中に平均2
個以上のケイ素原子結合水素原子を含有する。(B)成分
中のケイ素原子結合有機基は限定されず、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフロロプロピ
ル基、3−クロロプロピル基等のハロ置換アルキル基が
挙げられ、特にメチル基、フェニル基であることが好ま
しい。(B)成分の分子構造は限定されず、例えば、直鎖
状、分岐状、一部分岐を有する直鎖状、環状、網状、樹
脂状が挙げられる。(B)成分はこれらの分子構造を有す
る単一重合体もしくは共重合体またはこれらの混合物で
ある。
【0010】(B)成分の配合量は(A)成分のケイ素原子
結合アルケニル基に対するこのケイ素原子結合水素原子
のモル比が0.1〜1.5となる量である。これは、
(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に対する(B)成
分のケイ素原子結合水素原子のモル比が0.1未満であ
る組成物は十分に硬化しないためであり、また、これが
1.5をこえる組成物を硬化して得られるシリコーン硬
化物は非常に硬質で、その表面に多数のクラックを生じ
るからである。
結合アルケニル基に対するこのケイ素原子結合水素原子
のモル比が0.1〜1.5となる量である。これは、
(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に対する(B)成
分のケイ素原子結合水素原子のモル比が0.1未満であ
る組成物は十分に硬化しないためであり、また、これが
1.5をこえる組成物を硬化して得られるシリコーン硬
化物は非常に硬質で、その表面に多数のクラックを生じ
るからである。
【0011】(C)成分のリン酸エステル化合物は従来よ
り有機樹脂の難燃性付与剤として利用されているが、こ
れのみでは難燃性が十分でないため、本発明の組成物に
おいては、(A)成分として、重合度が4〜10である環
状ジオルガノポリシロキサンの含有量が0.1重量%以
下であるオルガノポリシロキサンを併用することによ
り、十分な難燃性を付与することができること見いだし
て、本発明に到達した。(C)成分のリン酸エステル化合
物としては、例えば、リン酸トリメチル、リン酸トリエ
チル、リン酸トリブチル、リン酸トリ(2−エチルヘキ
シル)、リン酸トリブトキシエチル等のリン酸アルキル
エステル化合物;リン酸2−エチルヘキシルジフェニ
ル、リン酸トリフェニル、リン酸ジフェニルクレジル、
リン酸フェニルジクレジル、リン酸イソデシルジフェニ
ル、リン酸トリトリル(リン酸トリクレジル)、リン酸
トリキシリル、リン酸ジフェニルキシリル等のリン酸ア
リールエステル化合物が挙げられ、特にリン酸アリール
エステル化合物であることが好ましい。
り有機樹脂の難燃性付与剤として利用されているが、こ
れのみでは難燃性が十分でないため、本発明の組成物に
おいては、(A)成分として、重合度が4〜10である環
状ジオルガノポリシロキサンの含有量が0.1重量%以
下であるオルガノポリシロキサンを併用することによ
り、十分な難燃性を付与することができること見いだし
て、本発明に到達した。(C)成分のリン酸エステル化合
物としては、例えば、リン酸トリメチル、リン酸トリエ
チル、リン酸トリブチル、リン酸トリ(2−エチルヘキ
シル)、リン酸トリブトキシエチル等のリン酸アルキル
エステル化合物;リン酸2−エチルヘキシルジフェニ
ル、リン酸トリフェニル、リン酸ジフェニルクレジル、
リン酸フェニルジクレジル、リン酸イソデシルジフェニ
ル、リン酸トリトリル(リン酸トリクレジル)、リン酸
トリキシリル、リン酸ジフェニルキシリル等のリン酸ア
リールエステル化合物が挙げられ、特にリン酸アリール
エステル化合物であることが好ましい。
【0012】(C)成分の配合量は(A)成分100重量部
に対して0.01〜20重量部の範囲内であり、特に
0.1〜5.0重量部の範囲内であることが好ましい。
これは、(C)成分の配合量が(A)成分100重量部に対
して0.01重量部未満である組成物を硬化して得られ
るシリコーン硬化物は難燃性が著しく乏しいためであ
り、また、これが20重量部をこえる組成物は硬化性が
著しく乏しいためである。
に対して0.01〜20重量部の範囲内であり、特に
0.1〜5.0重量部の範囲内であることが好ましい。
これは、(C)成分の配合量が(A)成分100重量部に対
して0.01重量部未満である組成物を硬化して得られ
るシリコーン硬化物は難燃性が著しく乏しいためであ
り、また、これが20重量部をこえる組成物は硬化性が
著しく乏しいためである。
【0013】(D)成分の白金系触媒は本組成物の硬化を
促進するための触媒であり、例えば、塩化白金酸、塩化
白金酸のアルコール溶液、白金とオレフィンとの錯体、
白金とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体が挙
げられる。
促進するための触媒であり、例えば、塩化白金酸、塩化
白金酸のアルコール溶液、白金とオレフィンとの錯体、
白金とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体が挙
げられる。
【0014】(D)成分の配合量は(A)成分と(B)成分の
合計に対して本成分の白金金属が重量単位で0.01〜
1000ppmの範囲内となる量であり、特に、これが
0.1〜500ppmの範囲内となる量であることが好
ましい。これは、(A)成分と(B)成分の合計に対する
(D)成分の白金金属が重量単位で0.01ppm未満と
なる量である組成物は十分に硬化しないためであり、ま
た、これが1000ppmをこえる量である組成物を硬
化して得られるシリコーン硬化物は加熱により褐色に着
色するからである。
合計に対して本成分の白金金属が重量単位で0.01〜
1000ppmの範囲内となる量であり、特に、これが
0.1〜500ppmの範囲内となる量であることが好
ましい。これは、(A)成分と(B)成分の合計に対する
(D)成分の白金金属が重量単位で0.01ppm未満と
なる量である組成物は十分に硬化しないためであり、ま
た、これが1000ppmをこえる量である組成物を硬
化して得られるシリコーン硬化物は加熱により褐色に着
色するからである。
【0015】本発明の硬化性シリコーン組成物は上記
(A)成分〜(D)成分を均一に混合することにより調製で
きる。本発明の硬化性シリコーン組成物には、本発明の
目的を損なわない限り、その他任意の成分として、例え
ば、ヒュームドシリカ、有機ケイ素化合物により疎水化
処理したヒュームドシリカ等の充填剤、アセチレン系化
合物、ヒドラジン系化合物、メルカプタン系化合物等の
付加反応抑制剤、顔料、染料、蛍光染料、耐熱添加剤、
リン酸エステル化合物以外の難燃性付与剤、可塑剤、接
着付与剤が挙げられる。
(A)成分〜(D)成分を均一に混合することにより調製で
きる。本発明の硬化性シリコーン組成物には、本発明の
目的を損なわない限り、その他任意の成分として、例え
ば、ヒュームドシリカ、有機ケイ素化合物により疎水化
処理したヒュームドシリカ等の充填剤、アセチレン系化
合物、ヒドラジン系化合物、メルカプタン系化合物等の
付加反応抑制剤、顔料、染料、蛍光染料、耐熱添加剤、
リン酸エステル化合物以外の難燃性付与剤、可塑剤、接
着付与剤が挙げられる。
【0016】このような本発明の硬化性シリコーン組成
物を硬化させて得られるシリコーン硬化物の硬化性状と
しては、例えば、ゲル状、ゴム状、硬質なレジン状が挙
げられ、その難燃性が顕著に改善されることから、特に
ゲル状であることが好ましい。このゲル状のシリコーン
硬化物は、そのJIS K 2220に規定の1/4ち
ょう度が20未満となると、その応力緩和性が低くな
り、クラックを生じやすくなり、また、そのJIS K
2220に規定の1/4ちょう度が200をこえる
と、振動によりこれが容易に流動化することから、この
ゲル状のシリコーン硬化物のJIS K 2220に規
定の1/4ちょう度は20〜200の範囲内であること
が好ましい。
物を硬化させて得られるシリコーン硬化物の硬化性状と
しては、例えば、ゲル状、ゴム状、硬質なレジン状が挙
げられ、その難燃性が顕著に改善されることから、特に
ゲル状であることが好ましい。このゲル状のシリコーン
硬化物は、そのJIS K 2220に規定の1/4ち
ょう度が20未満となると、その応力緩和性が低くな
り、クラックを生じやすくなり、また、そのJIS K
2220に規定の1/4ちょう度が200をこえる
と、振動によりこれが容易に流動化することから、この
ゲル状のシリコーン硬化物のJIS K 2220に規
定の1/4ちょう度は20〜200の範囲内であること
が好ましい。
【0017】本発明の硬化性シリコーン組成物を硬化さ
せる方法は限定されず、例えば、上記の硬化性シリコー
ン組成物を室温で放置する方法、50〜200℃に加熱
する方法が挙げられる。このようにして得られたシリコ
ーン硬化物を単体で取り扱うことができるが、これを基
材上に密着した状態で取り扱うことが一般的であり、例
えば、電気・電子機器を封止もしくは充填した状態で取
り扱うことが好ましく、特にパワーモジュール等の封止
材もしくは充填材として取り扱うことが好ましい。ま
た、このシリコーン硬化物は無色透明もしくは半透明で
あるが、顔料や染料を配合することにより任意に調色す
ることができる。
せる方法は限定されず、例えば、上記の硬化性シリコー
ン組成物を室温で放置する方法、50〜200℃に加熱
する方法が挙げられる。このようにして得られたシリコ
ーン硬化物を単体で取り扱うことができるが、これを基
材上に密着した状態で取り扱うことが一般的であり、例
えば、電気・電子機器を封止もしくは充填した状態で取
り扱うことが好ましく、特にパワーモジュール等の封止
材もしくは充填材として取り扱うことが好ましい。ま
た、このシリコーン硬化物は無色透明もしくは半透明で
あるが、顔料や染料を配合することにより任意に調色す
ることができる。
【0018】
【実施例】続いて、本発明の硬化性シリコーン組成物を
実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘度は
25℃において測定した値である。また、シリコーン硬
化物の1/4ちょう度および難燃性は次のようにして測
定した。
実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘度は
25℃において測定した値である。また、シリコーン硬
化物の1/4ちょう度および難燃性は次のようにして測
定した。
【0019】○シリコーン硬化物の1/4ちょう度:5
0mlのガラスビーカーに硬化性シリコーン組成物40
gを注入した後、これを120℃で30分加熱してシリ
コーン硬化物を形成した。このシリコーン硬化物を25
℃まで冷却してJIS K 2220の規定により1/
4インチコーンを用いて測定した。
0mlのガラスビーカーに硬化性シリコーン組成物40
gを注入した後、これを120℃で30分加熱してシリ
コーン硬化物を形成した。このシリコーン硬化物を25
℃まで冷却してJIS K 2220の規定により1/
4インチコーンを用いて測定した。
【0020】○シリコーン硬化物の難燃性:硬化性シリ
コーン組成物をテフロン容器に注いだ後、これらを12
0℃で30分加熱して、幅12.7mm、長さ127m
m、厚さ0.1mmのシリコーン硬化物の試験片を5個
作製した。これらの試験片を垂直に固定し、この試験片
の下部をメタンガスを主成分とするガスバーナーの20
mm(青色炎10mm)の炎のほぼ中心に約10秒間置
き、その後ガスバーナーを遠ざけて、試験片が完全に消
炎するまでの時間を測定した。また、試験片が完全に消
炎した直後に再び上記の操作を行い消炎するまでの時間
を測定した。この操作を5つの試験片について各々2回
繰り返して、10回測定した合計の時間を求めた。
コーン組成物をテフロン容器に注いだ後、これらを12
0℃で30分加熱して、幅12.7mm、長さ127m
m、厚さ0.1mmのシリコーン硬化物の試験片を5個
作製した。これらの試験片を垂直に固定し、この試験片
の下部をメタンガスを主成分とするガスバーナーの20
mm(青色炎10mm)の炎のほぼ中心に約10秒間置
き、その後ガスバーナーを遠ざけて、試験片が完全に消
炎するまでの時間を測定した。また、試験片が完全に消
炎した直後に再び上記の操作を行い消炎するまでの時間
を測定した。この操作を5つの試験片について各々2回
繰り返して、10回測定した合計の時間を求めた。
【0021】[実施例1]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500
ppmである。)100重量部、粘度が5センチポイズ
である分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.85重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金濃度
が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチルジシ
ロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合して硬化性
シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコーン組
成物の粘度は1,300センチポイズであり、取扱作業
性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を12
0℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬
化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4
ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を表1
に示した。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500
ppmである。)100重量部、粘度が5センチポイズ
である分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.85重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金濃度
が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチルジシ
ロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合して硬化性
シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコーン組
成物の粘度は1,300センチポイズであり、取扱作業
性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を12
0℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬
化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4
ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を表1
に示した。
【0022】[実施例2]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500
ppmである。)100重量部、粘度が5センチポイズ
である分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.85重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、リン酸フェニルジクレジル0.8重量部および
白金濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメ
チルジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合し
て硬化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリ
コーン組成物の粘度は1,300センチポイズであり、
取扱作業性は良好であった。この硬化性シリコーン組成
物を120℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリ
コーン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の外
観、1/4ちょう度および難燃性を観察した。これらの
結果を表1に示した。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500
ppmである。)100重量部、粘度が5センチポイズ
である分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.85重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、リン酸フェニルジクレジル0.8重量部および
白金濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメ
チルジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合し
て硬化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリ
コーン組成物の粘度は1,300センチポイズであり、
取扱作業性は良好であった。この硬化性シリコーン組成
物を120℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリ
コーン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の外
観、1/4ちょう度および難燃性を観察した。これらの
結果を表1に示した。
【0023】[実施例3]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン47.4重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン52.6重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、ヘキサメチルジシラザン
により表面を疎水化処理された比表面積が200m2/
gであるヒュームドシリカ5.3重量部、粘度が5セン
チポイズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖
ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン
共重合体(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジ
ェンシロキサン単位のモル比は3:5である。)0.8
4重量部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対
する本共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は
0.5である。)、リン酸トリトリル0.8重量部およ
び白金濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラ
メチルジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合
して硬化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シ
リコーン組成物の粘度は1,850センチポイズであ
り、取扱作業性は良好であった。この硬化性シリコーン
組成物を120℃で30分間加熱したところ、ゲル状の
シリコーン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の
外観、1/4ちょう度および難燃性を観察した。これら
の結果を表1に示した。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン47.4重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン52.6重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、ヘキサメチルジシラザン
により表面を疎水化処理された比表面積が200m2/
gであるヒュームドシリカ5.3重量部、粘度が5セン
チポイズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖
ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン
共重合体(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジ
ェンシロキサン単位のモル比は3:5である。)0.8
4重量部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対
する本共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は
0.5である。)、リン酸トリトリル0.8重量部およ
び白金濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラ
メチルジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合
して硬化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シ
リコーン組成物の粘度は1,850センチポイズであ
り、取扱作業性は良好であった。この硬化性シリコーン
組成物を120℃で30分間加熱したところ、ゲル状の
シリコーン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の
外観、1/4ちょう度および難燃性を観察した。これら
の結果を表1に示した。
【0024】[実施例4]粘度が500センチポイズで
あり、平均単位式: [(CH3)3SiO1/2]2.3[CH3(CH2=CH)SiO2/2]0.6[CH3SiO3/2]
3.0[(CH3)2SiO2/2]94.1 で表されるオルガノポリシロキサン共重合体(重合度が
4〜10である環状ジメチルシロキサンおよび環状メチ
ルビニルシロキサンの含有量は重量単位で500ppm
である。)100重量部、粘度が5センチポイズである
分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン5.6重量部(上記オルガノポリ
シロキサン共重合体のビニル基に対する本ジメチルポリ
シロキサンのケイ素原子結合水素原子のモル比は1.0
である。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金
濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチル
ジシロキサンとの錯体0.3重量部を均一に混合して硬
化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコー
ン組成物の粘度は480センチポイズであり、取扱作業
性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を12
0℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬
化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4
ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を表1
に示した。
あり、平均単位式: [(CH3)3SiO1/2]2.3[CH3(CH2=CH)SiO2/2]0.6[CH3SiO3/2]
3.0[(CH3)2SiO2/2]94.1 で表されるオルガノポリシロキサン共重合体(重合度が
4〜10である環状ジメチルシロキサンおよび環状メチ
ルビニルシロキサンの含有量は重量単位で500ppm
である。)100重量部、粘度が5センチポイズである
分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン5.6重量部(上記オルガノポリ
シロキサン共重合体のビニル基に対する本ジメチルポリ
シロキサンのケイ素原子結合水素原子のモル比は1.0
である。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金
濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチル
ジシロキサンとの錯体0.3重量部を均一に混合して硬
化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコー
ン組成物の粘度は480センチポイズであり、取扱作業
性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を12
0℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬
化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4
ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を表1
に示した。
【0025】[比較例1]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、粘度が5センチポイズで
ある分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.80重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、3−フェニル−1−ブチン−3−オール0.0
025重量部および白金濃度が0.5重量%である白金
とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体0.2重
量部を均一に混合して硬化性シリコーン組成物を調製し
た。この硬化性シリコーン組成物の粘度は1,300セ
ンチポイズであり、取扱作業性は良好であった。この硬
化性シリコーン組成物を120℃で30分間加熱したと
ころ、ゲル状のシリコーン硬化物が得られた。このシリ
コーン硬化物の外観、1/4ちょう度および難燃性を観
察した。これらの結果を表1に示した。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、粘度が5センチポイズで
ある分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位のモル比は3:5である。)0.80重量部
(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本共
重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5であ
る。)、3−フェニル−1−ブチン−3−オール0.0
025重量部および白金濃度が0.5重量%である白金
とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体0.2重
量部を均一に混合して硬化性シリコーン組成物を調製し
た。この硬化性シリコーン組成物の粘度は1,300セ
ンチポイズであり、取扱作業性は良好であった。この硬
化性シリコーン組成物を120℃で30分間加熱したと
ころ、ゲル状のシリコーン硬化物が得られた。このシリ
コーン硬化物の外観、1/4ちょう度および難燃性を観
察した。これらの結果を表1に示した。
【0026】[比較例2]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、粘度が5センチポイズで
ある分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位とのモル比は3:5である。)0.75重量
部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本
共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5で
ある。)、沈降法シリカ微粉末43.0重量部、カーボ
ンブラック0.7重量部、3−フェニル−1−ブチン−
3−オール0.0025重量部および白金濃度が0.5
重量%である白金とジビニルテトラメチルジシロキサン
との錯体0.3重量部を均一に混合して硬化性シリコー
ン組成物を調製した。この硬化性シリコーン組成物の粘
度は4,000センチポイズであり、取扱作業性は不良
であった。この硬化性シリコーン組成物を120℃で3
0分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬化物が得
られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4ちょう度
および難燃性を観察した。これらの結果を表1に示し
た。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%から
なるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10である
環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で500p
pmである。)100重量部、粘度が5センチポイズで
ある分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェンシロ
キサン単位とのモル比は3:5である。)0.75重量
部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する本
共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.5で
ある。)、沈降法シリカ微粉末43.0重量部、カーボ
ンブラック0.7重量部、3−フェニル−1−ブチン−
3−オール0.0025重量部および白金濃度が0.5
重量%である白金とジビニルテトラメチルジシロキサン
との錯体0.3重量部を均一に混合して硬化性シリコー
ン組成物を調製した。この硬化性シリコーン組成物の粘
度は4,000センチポイズであり、取扱作業性は不良
であった。この硬化性シリコーン組成物を120℃で3
0分間加熱したところ、ゲル状のシリコーン硬化物が得
られた。このシリコーン硬化物の外観、1/4ちょう度
および難燃性を観察した。これらの結果を表1に示し
た。
【0027】[比較例3]粘度が2,000センチポイ
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で2,5
00ppmである。)100重量部、粘度が5センチポ
イズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメ
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェン
シロキサン単位のモル比は3:5である。)0.85重
量部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する
本共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.4
である。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金
濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチル
ジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合して硬
化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコー
ン組成物の粘度は1,200センチポイズであり、取扱
作業性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を
120℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコー
ン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1
/4ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を
表1に示した。
ズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン50.0重量%および粘度が45
0センチポイズである分子鎖両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン50.0重量%とか
らなるオルガノポリシロキサン(重合度が4〜10であ
る環状ジメチルシロキサンの含有量は重量単位で2,5
00ppmである。)100重量部、粘度が5センチポ
イズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメ
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ジメチルシロキサン単位とメチルハイドロジェン
シロキサン単位のモル比は3:5である。)0.85重
量部(上記オルガノポリシロキサンのビニル基に対する
本共重合体のケイ素原子結合水素原子のモル比は0.4
である。)、リン酸トリトリル0.8重量部および白金
濃度が0.5重量%である白金とジビニルテトラメチル
ジシロキサンとの錯体1.0重量部を均一に混合して硬
化性シリコーン組成物を調製した。この硬化性シリコー
ン組成物の粘度は1,200センチポイズであり、取扱
作業性は良好であった。この硬化性シリコーン組成物を
120℃で30分間加熱したところ、ゲル状のシリコー
ン硬化物が得られた。このシリコーン硬化物の外観、1
/4ちょう度および難燃性を観察した。これらの結果を
表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の硬化性シリコーン組成物は硬化
前の取扱作業性が優れ、難燃性が優れた無色透明もしく
は半透明のシリコーン硬化物を形成するという特徴があ
る。
前の取扱作業性が優れ、難燃性が優れた無色透明もしく
は半透明のシリコーン硬化物を形成するという特徴があ
る。
フロントページの続き (72)発明者 浜田 裕司 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)25℃における粘度が50〜100,000センチポイ ズであり、一分子中に平均2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有し、重 合度が4〜10である環状ジオルガノシロキサンの含有量が0.1重量%以下で あるオルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、一分子中に 平均2個以上のケイ素原子結合水素原子を含有するオルガノポリシロキサン{( A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に対する本成分のケイ素原子結合水素原 子のモル比が0.1〜1.5となる量}、 (C)リン酸エステル化合物 0.01〜20重量部、 および (D)白金系触媒{(A)成分と(B)成分の合計に対して本成分の白金金属が重量単 位で0.01〜1000ppmとなる量} からなる硬化性シリコーン組成物。
- 【請求項2】 (C)成分がリン酸アリールエステルであ
ることを特徴とする請求項1記載の硬化性シリコーン組
成物。 - 【請求項3】 硬化して、JIS K 2220に規定
の1/4ちょう度が20〜200であるゲル状のシリコ
ーン硬化物を形成する請求項1または2記載の硬化性シ
リコーン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27624595A JPH0995614A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 硬化性シリコーン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27624595A JPH0995614A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 硬化性シリコーン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995614A true JPH0995614A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17566733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27624595A Pending JPH0995614A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 硬化性シリコーン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995614A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012064534A1 (en) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | Dow Corning Corporation | Hydrosilylation cured silicone resins plasticized by organophosphorous compounds |
WO2016076010A1 (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-19 | 信越化学工業株式会社 | 付加硬化性シリコーンゴム組成物 |
WO2023136259A1 (ja) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 信越化学工業株式会社 | 白金-亜リン酸エステル錯体含有ヒドロシリル化触媒、その製造方法及び硬化性オルガノポリシロキサン組成物並びに物品 |
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1995
- 1995-09-29 JP JP27624595A patent/JPH0995614A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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