JPH099554A - 細型円筒コアレスモータ - Google Patents
細型円筒コアレスモータInfo
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- JPH099554A JPH099554A JP7148698A JP14869895A JPH099554A JP H099554 A JPH099554 A JP H099554A JP 7148698 A JP7148698 A JP 7148698A JP 14869895 A JP14869895 A JP 14869895A JP H099554 A JPH099554 A JP H099554A
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- coreless motor
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- Pending
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
コアレスモータにおいて、モータの小型化によるブラケ
ット組立の改善という問題を解決するとともに、小型高
出力,高信頼性のコアレスモータを提供することを目的
とする。 【構成】刷子12を電気的接続を行った端子板13に樹
脂一体成形することによってブラケットを構成する。そ
の後刷子部,端子部に曲げ加工をほどこすことにより、
治具などを用いた部品アッセンブルを行うことなくブラ
ケット組立を構成する。以上の構成により、モータの小
型化を実現しつつ高出力,高信頼性のコアレスモータを
得ることができる。
Description
器に利用される細型円筒コアレスモータに関するもので
ある。
器あるいは、映像機器の小型化,薄型化にともない小型
にて低消費電流で信頼性の高い直流モータは求められて
いる。
する。図10は従来の円筒コアレスモータの構造図を示
すものである。図10において、101はシャフトであ
り出力を取り出すとともに整流子102を介し、コイル
群103を固定し回転子を構成している。また、整流子
片104と前記のコイル群103は半田付けあるいはス
ポット溶接などにて接続されている。105a,105
bはメタルでありハウジング106に圧入し、フレーム
107に固定され回転子を回転可能に支承している。前
記のハウジング106に円筒マグネット108を固定
し、フレーム107との間で磁気回路を構成している。
刷子組立109を通して回転子に通電してトルクを発生
し、シャフト101を介して出力している。
の構成では機器の小型化が進み、モータに対する占有面
積の縮小化、さらに特性の高効率,高信頼性が求められ
るようになってきた今日、第一にモータとしても極限の
小型化,薄型化の要求に対し、軸受部は従来のようにマ
グネット内部にハウジングを介しての構成では内径、ま
たは肉厚の削減に限界があり性能および信頼性が確保で
きないという問題点を有していた。
の小型化に対し、刷子と機器の接続部が極端に少なくな
り信頼性の高い接続が困難になるといった問題点、およ
び刷子の小型化に対して組立が困難になるといった問題
を有していた。
で、機器における占有面積の少ない高効率で信頼性の高
い細型円筒コアレスモータを提供することを目的とす
る。
めに本発明の細型円筒コアレスモータは、第一に軸受を
マグネット端面部に設置した界磁構成とし、フレーム先
端に配置した軸受とともに回転子を回転自在に支承する
という特徴を有している。
ット組立を、フレーム側面の開口部より挿入し、対向面
の開口部より挿入するホルダーにより固定するという特
徴を有している。
が解消され必要な体積および精度が確保される。また、
シャフトを二点にて支持できるため側圧に対しても信頼
性が向上する。
よりブラケットを挿入・固定することによりブラケット
の位置が安定するとともに、外部機器との接続方法の信
頼性の問題が端子強度をアップさせることによって解決
する。またさらに接続した端子を樹脂一体形にて固定す
ることで小型化にともなう信頼性確保のための位置精度
の向上が可能となる。
を参照しながら説明する。
介してコイル群3に固定されている。4は円柱マグネッ
トであり、コイル群3の内部に空間を持って配置されて
いる。5はフレームであり、円柱マグネット4をコイル
群3の内部に空間を持って配置するよう圧入にて保持す
るとともに、マグネット4との間で磁気回路を構成して
いる。7aはメタルでありシャフト1を出力部側にて回
転自在に支承するようハウジング6にて固定している。
9はプレスなどにて成形したお椀状のハウジングであり
マグネット4の開放端側に半田付けによって固定し、こ
の内部にメタル7bを圧入することによって反出力側の
軸受を構成している。8はスラスト板でありシャフト1
の反出力側をピボット支持している。またハウジング9
とマグネット4の固定を半田付けによって行うことによ
り、接着などの手段よりも工程に必要な時間を短縮する
ことができる。
ト内部に軸受を構成したハウジングを貫通させることな
くシャフトを二点で支持することが可能となり、側圧の
加わる用途に対しても同一のモータ寸法に対する磁気特
性を優位に保ったまま、信頼性を向上させることができ
る。
ついて、図面を参照しながら説明する。
る。異なるのはハウジングの半田付け工程において、マ
グネット4とハウジング9の間に半田を挟み込み、マグ
ネット4とハウジング9に瞬間的に大電流を流すことに
よって熱を発生させて半田を溶かす、いわゆる抵抗溶接
の手法にて行うことである。この時使用する半田は量管
理の容易な固形のものが望ましい。
も加熱時間が短くて済み、さらに工程に必要な時間を短
縮することができる。
ついて、図面を参照しながら説明する。
13は刷子12を固定し外部機器との接続を行う一対の
端子板であり、樹脂にて成形したブラケット11に圧入
にて固定されている端子板13と刷子12の間の刷子・
端子板接合部14は安定した電気的接続が必要であり、
抵抗溶接などの溶接が望ましい。図3の19はホルダー
であり、ブラケット組立の端子板13を保持するととも
に、図4,図5に示すようにフレーム20に対して組み
込んだときに、ブラケット嵌合突起16とホルダー嵌合
部15との組み合わせにより両者を固定する役割を果た
す。上記のような構成により、刷子12と端子板13の
材質を変えることができ、刷子圧を低減させながら端子
板13には十分な強度を持たせることができるため、小
型薄型機器に対する内部での配線が容易になる。またブ
ラケット組立18と、ホルダー19との組立も容易なも
のとなる。
ついて、図面を参照しながら説明する。
斜視図であるが、12は刷子であり一対が端子板13に
固定された後、樹脂30で一体成形されている。さらに
その後刷子12,端子板13を折り曲げブラケット組立
18を構成している。図6および図7はブラケット組立
18完成までの作業工程を示す。図6は端子板13と刷
子12を接合した状態を示す。図6において端子板13
と刷子12の接合部、刷子・端子板接合部14は安定し
た電気的接続が必要であり、抵抗溶接などの溶接が望ま
しいのは実施例3の場合と同様である。この後、図7に
示すように端子板13を樹脂30にて一体成形を行う。
端子板13を樹脂30にて一体成形を行うことによって
組立の工程が少なくなり、安価にてブラケット組立18
を構成することが可能となる。さらに刷子12と端子板
13の接続,樹脂一体成形,端子の曲げまでを金型内で
行うことにより、端子板13と刷子12の接続による位
置ずれが少なくなり、小型モータにとっては必要不可欠
である刷子圧の低減およびバラツキの低減が可能とな
る。上記のようなブラケット組立18を使用すること
で、機器の小型化に対応した高信頼性の細型円筒コアレ
スモータが得られる。
ついて、図面を参照しながら説明する。
を、フープ材31上で連続して加工・組立を行った状態
を示した図である。図9において、図6で示す端子板1
3はフープ材31から、接続部32a,32b、および
32cで連結された状態で連続して打ち抜き加工され、
それぞれ刷子12と接合された後、図7で示されるよう
に樹脂30にて一体成形を行い、刷子12,端子板13
を折り曲げて図8に示すブラケット組立18を、フープ
材31上で連続して形成する。この後、接続部32a,
32b、および32cを切断することによってブラケッ
ト組立18を独立して取り出すことができる。
曲げ工程までをフープ状で行うことができ、加工時の位
置合わせが容易で、切断後は完成したブラケット組立1
8として取り出すことができる。
て極限の小型化を達成するためのもので、軸受の高信頼
性化,刷子の精度向上の課題を解決することに適した構
造を提供したもので、機器の要求に応じて選択し採用す
ることにより効果的に課題を解決することができる。そ
してこれらの構造は、極限の薄型機器に使用するモータ
に適用したとき優位性が発揮できる。以上のように本発
明は、機器の中に占めるモータの占有面積が少なく高出
力で高信頼性の細型モータを提供でき、業界の要望に応
じた細型円筒コアレスモータを実現できるものである。
スモータの構造断面図
の斜視図
図
とホルダーの組立図
とホルダーの組立図
接合の状態を示す図
たブラケット部の説明図
の斜視図
のフープ図
Claims (5)
- 【請求項1】磁性材料からなるフレームと、前記フレー
ムの内周部とは一定の空隙をおいて配置され、かつ前記
フレームの端面部に軸受を半田付けにて固定した円柱状
マグネットからなる界磁を備えることを特徴とする細型
円筒コアレスモータ。 - 【請求項2】マグネットと軸受の間に半田を挟み込み電
流を流す、いわゆる抵抗溶接にて半田付けを行うことを
特徴とする請求項1記載の細型円筒コアレスモータ。 - 【請求項3】その側面に一対の開口部を備えるフレーム
と、前記開口部の片側より挿入する一対の刷子を備え、
挿入側に開口部を設けたブラケット組立と、前記ブラケ
ットと対面の前記フレームに設けた開口部より挿入し前
記ブラケットを固定するホルダーとを備えたことを特徴
とする細型円筒コアレスモータ。 - 【請求項4】外部電気回路と接続される端子板と、整流
子に接触する刷子とを電気的に接合した後樹脂一体成形
を行い、刷子・端子に曲げ成形をほどこし構成したブラ
ケットを備えたことを特徴とする請求項3記載の細型円
筒コアレスモータ。 - 【請求項5】端子板・刷子の接合、樹脂一体成形、刷子
・端子曲げ成形までを端子板フープ上にて一連に行い、
最終工程にて個片に切り落とし構成するブラケット組立
を備えたことを特徴とする請求項4記載の細型円筒コア
レスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148698A JPH099554A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 細型円筒コアレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148698A JPH099554A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 細型円筒コアレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099554A true JPH099554A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15458604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7148698A Pending JPH099554A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 細型円筒コアレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099554A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6140721A (en) * | 1998-07-31 | 2000-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Slender-type cylindrical coreless motor and battery driven equipment using the same |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7148698A patent/JPH099554A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6140721A (en) * | 1998-07-31 | 2000-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Slender-type cylindrical coreless motor and battery driven equipment using the same |
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