JPH0995308A - 熱可塑性プラスチック材料を用いる包装方法及び該方法によって得られる包装物 - Google Patents

熱可塑性プラスチック材料を用いる包装方法及び該方法によって得られる包装物

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JPH0995308A
JPH0995308A JP8045238A JP4523896A JPH0995308A JP H0995308 A JPH0995308 A JP H0995308A JP 8045238 A JP8045238 A JP 8045238A JP 4523896 A JP4523896 A JP 4523896A JP H0995308 A JPH0995308 A JP H0995308A
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tray
heat
lid
film
biaxially stretched
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JP8045238A
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Jean Denis Sornay
ジヤン・デニ・ソルネ
Silva Philippe G Da
フイリツプ・ジエ・ダ・シルバ
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Grace SA
Original Assignee
Grace SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/10Container closures formed after filling
    • B65D77/20Container closures formed after filling by applying separate lids or covers, i.e. flexible membrane or foil-like covers
    • B65D77/2024Container closures formed after filling by applying separate lids or covers, i.e. flexible membrane or foil-like covers the cover being welded or adhered to the container

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  • Closing Of Containers (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 トレー1のリム5と蓋4とが、蓋をトレ
ーのリムにシールするために蓋シールステーションで互
いに熱接着され得る材料から成る接触表面を有してお
り、蓋が、蓋シールステーションにおけるシール中の温
度で測定して少なくとも横方向で0.05kg/cmの
最大収縮力を有する二軸延伸熱収縮性フィルムから成る
ことを特徴とする包装方法。蓋とトレーとの間に改質雰
囲気を導入し得る。 【効果】 得られた遮断包装物のトレーが厚さ僅か25
マイクロメータの蓋を有していること、可能な膨張作用
を極めて良好に抑制しながら蓋がトレーの上部に十分に
密着すること、光学的特性にすぐれた透明フィルムが得
られること、トレーの歪みが殆どまたは全く無いこと、
シール領域の周囲で縁の弛みが殆どまたは全く存在しな
いこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品、特に食品を
プラスチック材料で包装する方法及び該方法で得られる
包装物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】熱成形
または射出成形されたトレーのようなプラスチック材料
の基材(base)は商品、特に食品を包装するために
日常的に使用されている。包装されるべき製品をトレー
の凹部に置き、トレーの上部にプラスチックの蓋を付加
し、次に蓋をトレーのリムに熱シールすることによって
包装物を封鎖する。
【0003】一般には、下部チャンバ(chambe
r)と上部チャンバとから成る蓋シールステーションに
おいて、製品を収容したトレーの上部にプラスチック材
料ウエブを供給する。上部チャンバは1つ以上の枠から
成る熱定盤(heated platen)を有してお
り、上部チャンバと下部チャンバとが互いに閉鎖される
と、これらの枠は、(1つまたは複数の)蓋を、同様に
枠で囲まれたアンビルによって支持された(1つまたは
複数の)トレーのリムまたは周縁リップに押圧して互い
にシールする。
【0004】包装物をシールするためのシール枠の加熱
温度は、機械と、トレー及び蓋の双方の熱シール層とし
て使用される材料とに左右される。しかしながら一般
に、110〜160℃の温度はいかなる種類の熱シール
層にも適している。しかしながら典型的には120〜1
40℃の温度が使用される。
【0005】最後に、適当な切断手段によってトレーを
分離し、また、蓋材料ウエブから余分なプラスチック材
料を除去し得る。
【0006】本発明の1つの目的は、トレーに熱シール
性リムを配備し、包装されるべき製品を前記トレーに充
填し、トレーの上部に蓋を付加し、蓋をトレーのリムに
熱シールする段階から成り、トレーのリムと蓋とが、蓋
をトレーのリムにシールするために蓋シールステーショ
ンにおいて互いに熱接着され得る材料から成る接触表面
を有しており、蓋が、蓋シールステーションにおけるシ
ール処理中の温度で測定して少なくとも横方向で0.0
5kg/cmの最大収縮力を有する二軸延伸熱収縮性フ
ィルムを含有することを特徴とする包装方法を提供する
ことである。
【0007】第二の目的は、製品と、熱シール性リムを
有しており製品が配置されるトレーと、トレーのリムに
熱シールされた蓋とを含む包装物であって、蓋が、少な
くとも横方向で0.05kg/cmの最大収縮力を有す
る二軸延伸熱収縮性フィルムを含むことを特徴とする包
装物を提供することである。
【0008】添付図面に基づく以下の記載より本発明が
より十分に理解されよう。
【0009】添付の図1は、上述の方法によって得られ
る包装物の概略側面図であり、符号(1)は熱成形また
は予備成形されたトレー、符号(2)は該トレーの熱シ
ール性内層、符号(3)は包装するためにトレーに充填
されている商品、符号(4)はトレーに付加されてシー
ルされる蓋、符号(5)はシール箇所となるトレーのリ
ムまたは平坦な上部リップを示している。
【0010】添付の図2は、トレーの熱シール性材料
(6)がトレーのリムにのみ存在するような多少違った
種類の包装物の概略側面図である。
【0011】添付の図3は、蓋シールステーションの側
面断面図であり、符号(1)は熱シール性トレー、符号
(3)は包装される商品、符号(7)は上部チャンバ、
符号(8)は下部チャンバ、符号(9)は上部型、符号
(10)は熱枠(heated frame)、符号
(11)は熱枠(10)と同じ形状を有するトレー縁の
サポートを示す。この実施態様において、上部型(9)
は熱枠(10)からの熱伝達によって加熱される。
【0012】添付の図4は、熱枠を有する定盤が、トレ
ー縁周囲のみを加熱する定盤(12)によって置換され
た変形実施態様を示す。
【0013】または、添付図面に示していないが、トレ
ーの平坦上部リップに蓋材料を熱シールするために降下
する定盤を全体加熱してもよい。この場合には特に、フ
ィルムが熱定盤に粘着するという問題を防止するため
に、ポリテトラフルオロエチレン(DuPontのTe
flon(登録商標))テープのような非粘着性材料で
定盤を被覆するのが好ましい。
【0014】実際に食品を包装する場合、包装された商
品の貯蔵寿命を延長するために、ときには、包装物内部
の空気を適当なガスまたは混合ガスで置換する(変性雰
囲気包装)。これは、典型的には窒素のような不活性ガ
ス、または商品の保存品質を向上させる別のガス、例え
ば、二酸化炭素でもよく、または、二酸化炭素と窒素、
二酸化炭素と酸素、もしくは酸素と二酸化炭素と窒素の
ような二種以上のガスの適当な割合の混合物でもよい。
この変性雰囲気は、蓋シールステーションにおいてシー
ルするまでのシール前の包装物の蓋とトレーとの間に所
望のガスを流し込むことによって得られる。代替的な好
ましい方法では、上部及び下部のチャンバを互いに閉鎖
し、図3及び図4に符号(13)で示す適当な空気通路
を介して空気を排出し、蓋とトレーとの間に所望の変性
雰囲気を提供するために閉鎖された上部及び下部のチャ
ンバに所望の変性雰囲気を導入し、次いで定盤を降下さ
せて蓋をトレーのリムにシールする。
【0015】上記の一般方法の変法及び改良として考え
られる他の方法は、食品包装の分野で公知である(例え
ば、英国特許第1,199,998号及び第1,392,5
80号参照)。しかしながらこれらのすべての場合に、
蓋材料は比較的厚いが、典型的には、得られた熱可塑性
プラスチックシートの延伸処理を含まない慣用の方法に
よる、選択された(1種またはそれ以上の)ポリマーま
たはポリマーブレンドの押出または共押出(所謂「キャ
スト」押出または共押出)によって製造される。
【0016】代替的には、得られたシートの一軸延伸ま
たは二軸延伸、及び、延伸された製品のヒートセット段
階を含む方法によって蓋材料を製造してもよい。この場
合には特に、次の段階で、得られたフィルムに典型的に
は他の材料で積層またはコートして、例えば所望の熱シ
ール性または他の所望の特性を与える。
【0017】いずれの場合にも現状では、この種の用途
で蓋材料として使用される材料には熱安定性が必須の特
性であると考えられている。しかしながら熱安定材料の
使用はいくつかの欠点を有している。即ち、最終包装物
の体裁を維持するためには比較的厚い材料を使用する必
要がある。十分な厚みがないとき、蓋形成ウエブが締ま
りのない外観を有し、これは包装物の体裁に明らかにマ
イナスの影響を与えるであろう。このような理由から、
典型的には80〜120マイクロメータの厚みを有する
ラミネートがトレーの蓋形成材料として使用される。い
くつかの用途に対しては、使用される特定構造の剛性次
第で、厚みを60〜50マイクロメータまで減らした薄
いラミネートも使用できる。
【0018】比較的厚いラミネートを使用する必要があ
ることはまた、光学的特性の問題及びプラスチック廃棄
物処理の問題を生じる。
【0019】
【課題を解決するための手段】収縮力に関して特定の収
縮挙動を有する二軸延伸熱収縮性フィルムをトレーの蓋
形成材料として使用したときに、特に体裁のよい包装物
が得られることがここに知見された。適当な二軸延伸熱
収縮性フィルムは、少なくとも1つの熱シール性スキン
層を有し、蓋シールステーションの領域における到達温
度下で少なくとも横方向で0.05kg/cm以下の最
大収縮力を有することを特徴とする。
【0020】蓋シールステーションの領域における到達
温度は、シールされた蓋の収縮を惹起し蓋をトレーの上
部に密着させる。使用される特定の熱収縮性フィルムの
少なくとも横方向の収縮力が限られているのでトレーの
歪みが通常は殆どまたは全く生じない。このため、体裁
のよい包装物が製造され、また包装物の中味を外側から
肉眼で点検することも容易になる。
【0021】更に、より薄い材料(10〜15マイクロ
メータという薄さ)の使用により、光学的特性が改良さ
れ、プラスチック廃棄物の量も減る。
【0022】本発明の包装方法は、熱安定性蓋材料を用
いる従来の汎用方法で実施できる。本発明はまた、現行
の熱安定性蓋材料を用いる従来の蓋形成装置を使用し得
る。このような装置の例としては、Ross Reis
er,Caveco Automa,Caveco ST
L,Mecaplastic 2001及びMultiv
ac T500装置がある。
【0023】しかしながら、二軸延伸熱収縮性フィルム
をトレーの蓋形成に使用するときにはシール処理後に蓋
材料ウエブを切断するのが好ましく、更に、トレーがま
だ蓋シールチャンバに存在するシール直後に切断するの
がより好ましい。
【0024】上記の好ましい実施態様に従って本発明方
法を実施するために、トレーの蓋形成に利用できるいく
つかの機械には機械的修正が必要であろう。また、蓋シ
ールステーションからシールされたトレーが排出される
まで、または、余分な蓋材料ウエブの切断とトレーの分
離とが別々の輪郭トリミングステーションで行われると
きには好ましくはトレーを分離し余分な蓋材料を除去す
るまで、熱収縮性蓋形成ウエブを案内しかつ平坦な緊張
状態に維持するように、既存の機械を適宜修正すること
も可能であろう。熱収縮性蓋材料の使用に適合するよう
な市販の機械の修正は従来の技術を用いて容易に行われ
る。
【0025】「二軸延伸」なる用語は、巨大分子の立体
配置が整列するように縦方向及び横方向に加熱し延伸し
た高分子材料を定義するために使用される。
【0026】「熱収縮性」フィルムなる用語は、温度1
10℃に5秒間暴露したときに縦横の両方向で少なくと
も5%収縮するフィルムを意味する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明のトレーの蓋形成材料とし
て使用される二軸延伸熱収縮性フィルムは、蓋シールス
テーションの領域における到達温度下で極度に高い自由
収縮率を有する必要がない。蓋形成材料の所望の密着状
態を与えるためには両方向で5〜10%の自由収縮率で
十分以上である。しかしながら、包装物の体裁を改善し
かつシール領域の余剰なフィルムを減量するために(従
って、所謂縁の弛みを防止するために)、より高い自由
収縮率(%)を有するフィルムを通常は使用する。本発
明方法で使用される二軸延伸熱収縮性フィルムは、蓋シ
ールステーションの領域における到達温度下で、典型的
には少なくとも10%、好ましくは少なくとも15%、
より好ましくは少なくとも20%の自由収縮率を有して
いる。蓋シールステーションの領域における到達温度下
で60〜70%までの自由収縮率(%)を有するより汎
用性のフィルムも適宜使用できる。
【0028】上述のような二軸延伸熱収縮性フィルム
は、例えば、60年代初期にCryovac(登録商
標)によって開発されたインフレート法(trappe
d bubble process)によって製造し得
る。該方法においては、フィルムの(1つまたは複数
の)層を構成する(1種または複数の)ポリマーまたは
ポリマーブレンドを環状ダイ(round die)か
ら押出または共押出して一次チューブとする。これを、
例えば水浴によって急冷し、次いで温水または熱風によ
って適宜選択された温度に加熱し、内部空気圧によって
横方向に延伸し、閉じ込められた気泡を逃がさないよう
にするピンチロールの差速によって縦方向に延伸する。
このようにして、一次チューブに比べて厚みが減少した
フィルムから成るチューブが得られる。このチューブの
直径と一次チューブの直径との比を横延伸比(rack
ing ratio)または横配向比(orienta
tionratio)と呼ぶ。また、気泡を延伸するピ
ンチロールの速度と一次チューブを保持するピンチロー
ルの速度との比が縦延伸比となる。
【0029】一般には、この方法で得られる延伸比は、
(1種以上の)使用材料次第で両方向で、典型的には、
1.5:1〜5:1である。
【0030】または、二軸延伸熱収縮性多層フィルムが
押出被覆によって製造されてもよく、この場合、1つ以
上の層から成る一次チューブは、順次押出されるかまた
は単一段階で共押出され次いで上記のように延伸された
別の層で被覆される。所望の場合にはフィルムを架橋処
理してもよく、このためには通常はフィルムに強力な放
射線処理、典型的には高エネルギー電子処理を与える。
このような場合には配向以前に照射を行うのが極めて好
ましいが必ずしもこの時期でなくてもよい。このような
処理を用いる場合、本文中では放射線単位“Gray
s”で示し従って1,000Graysを“KGray
s”で示す高エネルギーの適当な放射線量は120KG
rays以下の範囲、より好ましくは約10〜約90K
Graysである。フィルムの層のいくつかだけを照射
する必要がある場合、二段階押出法で得られた一次チュ
ーブに対して、その押出被覆に先立って照射段階を実施
するとよい。
【0031】本明細書中に定義した二軸延伸熱収縮性フ
ィルムの別の製造方法は、フラットダイからチルロール
に押出または共押出を実施し(任意に次いで押出または
共押出被覆段階を実施し)、このようにして得られた厚
いシートを所謂テンターフレーム(tenter fr
ame)法によって横方向及び縦方向に延伸する。縦方
向延伸は通常は、適正に選択された延伸温度に加熱した
シートを、異なる速度で回転するロール対間に通すこと
によって行われ、横方向延伸は、適正に選択された延伸
温度に加熱されたテンターフレームオーブンで実施され
る。該オーブンは適当な延伸手段を含んでいる。この延
伸段階は順次処理でもよくまたは同時処理でもよい。
【0032】テンターフレーム法は、延伸段階後に、ヒ
ートセットと呼ばれる熱処理を行うことによってヒート
セット構造を製造するために現実に工業利用されてい
る。この熱処理中に、フィルムは、収縮しないように拘
束されながらポリマーのガラス転移温度よりも高いがポ
リマーの融点よりも低い温度に加熱される。このため、
分子は配向状態において安定し、収縮は完全に排除され
る。
【0033】このヒートセット段階を削除することによ
って、二軸延伸熱収縮性フィルムを得ることが可能であ
る。
【0034】この場合の延伸比は11:1まで、更には
12:1までとなるような広い範囲で選択され得る。
【0035】このようにして得られたフィルムは、収縮
しないように拘束されていない場合には、加熱されたと
きに収縮する傾向がある。この収縮は、使用される配向
比次第で、延伸温度に近い温度ではかなりの値である
が、もっと低い温度では認識できる程度であり、温度に
伴って増加する。
【0036】自由収縮率(%)、即ち、収縮を阻止する
拘束が存在しない条件下で所与の温度で処理したサンプ
ルの初期寸法の不可逆的な急激な縮小を%で示した値
を、ASTM法D2732に従って測定した。即ち、構
造物の収縮特性の測定温度に設定した水浴または油浴に
構造体の標本(100mm×100mm)を自由収縮ホ
ルダーによって5秒間浸漬させる。次いで該標本を浴か
ら取り出し、室温の水浴に速やかに浸漬させて冷却し、
縦横の両方向で標本の直線寸法を記録した。
【0037】各方向の自由収縮率(%)は次式で定義さ
れる: 非拘束直線収縮率、%=〔(Lo−Lf)/Lo〕×100 式中、Loは一辺の初期長さであり、Lfは同じ辺の収
縮後の長さである。
【0038】上述のように、本発明の目的に適うフィル
ムは、蓋シールステーションにおける空気または変性雰
囲気による到達温度下でASTM法D−2732に従っ
て試験したときに両方向で少なくとも5%の自由収縮率
を示す熱収縮性フィルムである。
【0039】しかしながら好ましい熱収縮性フィルム
は、両方向で少なくとも10%、好ましくは少なくとも
15%、より好ましくは少なくとも20%の自由収縮率
を示すフィルムである。
【0040】本発明の目的に適う熱収縮性フィルムは、
低収縮力を特徴とする必要がある。収縮プロセス中に材
料から解放される力から成る収縮力は、構造断面に関す
る定義では収縮張力(shrink tension)
と呼ばれる。この特性の標準的な測定方法は存在しな
い。このパラメータを測定するために使用されている方
法は以下に記載するような内部方法である。
【0041】被検構造体の標本(2.54cm×14.0
cm)を縦方向及び横方向に切断し、2つのジョー間で
締め付けた。一方のジョーをロードセルに接続した。2
つのジョーによって標本をチャネルの中央に維持し、送
風機(impeller)によって該チャネルに熱風を
送風し、3つの熱電対によって温度を測定した。熱電対
から供給された信号を増幅し、X/Y記録装置のX軸に
接続された出力に送信した。ロードセルから供給された
信号を増幅し、X/Y記録装置のY軸に接続された出力
に送信した。送風機による熱風の送風を開始し、標本に
よって解放された力をグラム単位で記録した。温度を2
℃/秒の速度で予め選択した最大値まで上昇させた。温
度の上昇に伴う収縮力対温度の測定プロフィルがX/Y
記録装置にペンで記録された。計器は、収縮力(g)対
温度(℃)の曲線を作成した。このように記録された値
に10-3を乗算した値を標本の幅(cm)で除算して収
縮力(kg/cm)を算出した。更に、収縮力を標本の
厚み(cm)で除算すると、所与の温度毎の収縮張力が
kg/cm2で得られた。
【0042】市販されている最も常用のトレーの歪みを
避けるためには、本発明の包装方法に使用される熱収縮
性フィルムが、蓋シールステーションにおける空気また
は変性雰囲気による到達温度下で、少なくとも横方向で
0.05kg/cm以下の収縮力を有していなければな
らないことが知見された。上述のように、本発明の包装
方法で使用される熱収縮性フィルムを得るために使用で
きる(1種または複数の)ポリマー及びポリマーブレン
ドは、所望の機械的特性、光学的特性及びガス透過特性
をフィルムに与えるようにこの分野で公知の方法で多様
に変更し得る。
【0043】本発明方法でトレーの蓋形成材料として使
用される熱収縮性フィルムの望ましい収縮力特性は、製
造プロセスにおいて主要なパラメータを適正に設定する
こと(低ラッキング比及び/または高延伸温度を用い
る)、使用されるポリマーを適正に選択し及び/または
多層構造の場合にはそれらの配列を適正に選択するこ
と、または、使用可能フィルムの収縮力を特定条件下の
熱処理によって低下させること、または、これらのすべ
てを併用することによって得られるであろう。上述のよ
うに、収縮力はまた構造体の厚みに左右されるので、不
適当な厚みを有する構造体をより薄くすることによっ
て、上記範囲を下回る収縮力特性値を有する構造を得る
ことが可能であろう。
【0044】本発明の包装方法で使用され得る最小厚み
は、特定用途の包装物に必要な他の特性、例えば、機械
抵抗、ガス遮断包装物が望まれる場合のガス透過性、接
着性を改良するための結合層の必要性、などに左右さ
れ、また、使用される特定の単層または多層構造に左右
されるであろう。
【0045】10マイクロメーターという薄いフィルム
も使用できるが、複数の特性の均衡を考慮するならば、
平均厚み約14〜約40マイクロメーター、例えば、1
5マイクロメーター、19マイクロメーター、25マイ
クロメーター、30マイクロメーターまたは35マイク
ロメーターの熱収縮性フィルムが好ましい。
【0046】本発明の包装方法及び包装物に使用され得
る構造は、例えば、米国特許第4,551,380号、同
第4,532,189号、欧州特許公開第388,177
号、同第457,598号、英国特許公開第2,221,
649号、国際特許WO−91/17886及び欧州特
許公開第206,826号に記載されており、ガス遮断
層が望ましい場合には、欧州特許公開第217,596
号、同第251,769号、同第87,080号、同第1
41,555号及び1995年12月15日出願のPC
T特許出願PCT/US95/16202に記載されて
いる。
【0047】必要な収縮特性をもつフィルムを得るため
に、上記特許に記載された製造条件を必要に応じて変更
し得る。
【0048】熱成形トレーを使用する場合、このトレー
は典型的には、ガス透過性材料またはガス遮断性材料か
ら成る単層または多層の熱可塑性プラスチック材料から
製造され、熱シール性内側スキン層または少なくともト
レーのリムに熱シール性ストリップを含む。熱成形トレ
ーの製造に使用され得るガス透過性材料の例としては、
例えば、PVC層と必要な熱シール適性を与えるポリエ
チレンの内側スキン層とを含む多層ラミネートがあり、
または、より一般的には、PVC層と、選択された蓋材
料と熱シールし得る任意の熱シール性材料から成る内側
及び任意に外側の被覆層とを含む。
【0049】代替的には、熱成形ガス透過性トレーを、
熱シール性熱可塑性プラスチック材料から成る表面層と
中間接着層とを有する発泡または非発泡のポリスチレン
シートの熱成形によって得ることもできる。
【0050】ガス遮断熱成形トレーが望ましい場合に
は、このようなトレーは典型的には、例えば、当業界で
公知のPVDC、EVOH、ポリまたはコポリアミド等
を含む層から成るガス遮断層と熱シール性材料から成る
少なくとも1つの内側スキン層とを含む多層構造から成
るであろう。必要な厚み及び機械的特性を構造体に与え
るために他の層が存在してもよいことは明らかであろ
う。遮断熱成形構造の例は、例えば米国特許第4,73
5,855号に記載されている。
【0051】しかしながら好ましくは、上記ガス遮断ト
レーは、熱シール性熱可塑性プラスチック材料から成る
表面層と、上述のようなガス遮断材料または低酸素透過
材料から成る内側層と、接着層と、ポリスチレンを代表
例とする非発泡または発泡の熱成形可能なプラスチック
材料層とから成るシートの熱成形によって得られる(E
PSとして表わされる)。このようなガス遮断トレーの
例は例えば米国特許第4,847,148号及び同第4,
935,089号に記載されている。
【0052】熱成形トレーはインライン及びオフライン
のいずれによって製造してもよい。または、予備成形ト
レーを射出成形したトレーの使用も適当である。
【0053】この場合の好ましい材料もやはり発泡また
は非発泡のポリスチレンであり、少なくともトレーのリ
ムが熱シール性可擣性フィルムのライナーで被覆されて
いる。
【0054】またこの場合に、ガス遮断トレーが望まれ
る場合には、射出成形されたポリスチレントレーの被覆
がガス遮断中間層を構成し、トレー表面全体を被覆する
であろう。
【0055】トレーの寸法及び形状は厳密には制約され
ない。
【0056】トレーの適正な寸法は、包装される製品の
寸法に左右される。また、包装された製品がより美しく
かつより特徴のある体裁となるようにトレーの形状を変
更してもよい。トレーのリムの寸法は、信頼性のあるシ
ールを得るために少なくとも2mm、好ましくは3mm
のシール領域が存在する限り厳密な制約はない。
【0057】トレーの歪みを避けるためには、トレーの
製造に使用される材料が可擣性であるほどまたはその厚
みが薄いほど、蓋シールステーションにおいて熱収縮性
蓋形成材料によって示される最大収縮力を小さい値にし
なければならない。
【0058】従って、特により薄く及び/またはより可
擣性のトレーを使用する場合、蓋シールステーションの
領域における到達温度下で少なくとも横方向で0.04
kg/cm以下の最大収縮力を特徴とする二軸延伸熱収
縮性フィルムが本発明方法で好ましく使用されるであろ
う。また、使用される特定トレー次第では、蓋シールス
テーションの領域における到達温度下で少なくとも横方
向で0.03kg/cm以下の最大収縮力を特徴とする
二軸延伸熱収縮性フィルムがより好ましく使用されるで
あろう。
【0059】しかしながら、所与のトレー及び所与の包
装機に関して最適の収縮力限度は、試行錯誤によって当
業者が容易に決定できよう。
【0060】以下の特定実施例は本発明をより十分に説
明しているが本発明の範囲を限定すると解釈されてはな
らない。
【0061】
【実施例】実施例1 エチレン−ビニルアルコールコポリマーから成る遮断層
とポリエチレンから成る熱シール層とを備えたEPS基
板を含み、長さ約225mm、幅170mm及び深さ3
0mm(VITEMBAL)を有する予備成形された熱
成形遮断トレー(総厚み約4mm)を、MECAPLA
STIC機(MECA2001)で処理する。トレーを
送入コンベアに載せ、包装される製品を充填する。機械
は1サイクルあたり4個のトレーをシールし得る2レー
ン機であり、毎分8サイクルの速度で作動する。
【0062】次にトレーを蓋シールステーションに搬入
する。
【0063】熱収縮性フィルムA(その構造及び特性に
関しては後述する)は上部のぴんと張った巻出しユニッ
トから供給路に沿って蓋シールステーション内部に進
み、幅方向に配置された4つの包装物の上方に達する。
シール型を閉鎖し、機械パネルに設定された値まで真空
に引き、次いで適当な混合ガスを射出し、突出ナイフを
備えた熱定盤を降下させてトレーの輪郭から約3mm隔
てて熱収縮性蓋材料を切断し、蓋材料をトレーの平坦な
上部リップに密封的に熱シールする。シール温度は12
0℃前後の値で機械パネルに設定されている。分離した
トレーを次に2つのレーンに沿って蓋シールステーショ
ンから導出し、同時に次の4つのトレーのキャリャーが
蓋シールステーションに収容される。下流の包装段階は
当業界に公知の方法で実施される。この包装方法で使用
したフィルムAは構造A/B/C/B/Aを有する5層
架橋フィルムであり、Aは、スリップ剤と粘着防止剤と
防曇剤とを含有する25%エチレン−酢酸ビニルコポリ
マーと25%直鎖状中密度ポリエチレンと50%直鎖状
低密度ポリエチレンとのブレンドであり、Cはエチレン
−ビニルアルコールコポリマーとポリアミドとのブレン
ドであり、Bは改質直鎖状低密度ポリエチレンを含む結
合層である。フィルムは、欧州特許第217,596号
の実施例1と実質的に同じ手順に従って製造する。この
ようにして得られたフィルムを次に熱処理する。熱処理
では、70℃〜90℃の範囲の温度に加熱した6個のス
テンレススチールローラとほぼ室温に冷却した2個のロ
ーラとから成る処理ユニットに偏平のチューブラーフィ
ルムを一定速度で総加熱時間約1.6秒となるように通
す。このようにして得られた総膜厚25マイクロメータ
のフィルムは横方向の最大収縮力0.043kg/cm
を有している。シール温度下の自由収縮率は両方向で約
50%である。
【0064】本発明方法の使用によって達成される利点
は、得られた遮断包装物のトレーが厚さ僅か25マイク
ロメータの蓋を有していること(従来の蓋形成ラミネー
トはもっと厚い)、可能な膨張作用を極めて良好に抑制
しながら蓋がトレーの上部に十分に密着すること、光学
的特性にすぐれた透明フィルムが得られること(厚みが
減っているため従来のラミネートよりも優れた光学的特
性が得られる)、トレーの歪みが殆どまたは全く無いこ
と、シール領域の周囲で縁の弛みが殆どまたは全く存在
しないこと、である。
【0065】Coopboxトレーに対してはCave
co Automa機を用い、射出成形された遮断ポリ
スチレン発泡トレーに対してはCaveco STL機
を用いることによって同様の結果を得ることができる。
【0066】実施例2 エチレン−ビニルアルコールコポリマーのライナーから
成る遮断層とポリエチレンから成る熱シール層とを備え
たEPS基板を含む長さ約190mm、幅130mm及
び深さ35mm(SOCOPA)を有する射出成形され
た遮断トレー(総厚み約7mm)を、シール処理直後に
蓋形成フィルムを切断するように適宜改良したMECA
PLASTIC機(MECA2001)で処理する。ト
レーを送入コンベアに載せ、包装される製品を充填す
る。機械は1サイクルあたり3個のトレーをシールし得
る3レーン機であり、毎分10サイクルの速度で作動す
る。
【0067】次にトレーを蓋シールステーションに搬入
する。
【0068】フィルムAを使用し、先ず熱定盤を降下さ
せて蓋材料をトレーの平坦上部リップに熱シールし、そ
の直後に一連のナイフで熱収縮性蓋材料をトレーの輪郭
から約3mm隔てて切断することだけが違っている以外
は実施例1と同様に処理する。
【0069】前記と同様の利点が得られる。
【0070】実施例3 ポリエチレンから成る熱シール層を備えた射出成形され
たEPSガス透過性トレー(層全厚み約7mm)と、三
層構造A/B/Aを有している膜厚15マイクロメータ
のフィルムBとを用い同じ包装機で方法を実施する。A
はスリップ剤と粘着防止剤と防曇剤とを含有する25%
エチレン−酢酸ビニルコポリマーと25%直鎖状中密度
ポリエチレンと50%直鎖状低密度ポリエチレンとの三
成分ブレンドであり、Bは直鎖状低密度ポリエチレンで
ある。このフィルムBは架橋フィルムであり、米国特許
第4,551,380号の具体例IIと実質的に同様に製造
される。フィルムBは横方向の最大収縮力0.049k
g/cm、及び、縦方向の最大収縮力0.03kg/c
mを有している。シール温度下の両方向の自由収縮率は
約60%である。実施例1及び2と違ってこの場合には
包装雰囲気を改質しないで包装を実施する。実施例1と
同じ利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法によって得られる包装物の概略側
面図である。
【図2】 トレーの熱シール性材料がトレーのリムにの
み存在するような種類の包装物の概略側面図である。
【図3】 蓋シールステーションの側面断面図である。
【図4】 熱枠から成る定盤が、トレー縁周囲のみを加
熱する定盤によって置換された蓋シールステーションの
側面断面図である。 1 トレー、 2 熱シール性内層、 3 商品、 4 蓋、 5 トレーのリムまたは平坦な上部リップ、 6 熱シール性材料、 7 上部チャンバ、 8 下部チャンバ、 9 上部型、 10 熱枠、 11 トレーのサポート 12 定盤 13 空気通路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)熱シール性リムをトレーに配備
    し、(b)包装されるべき製品を前記トレーに充填し、
    (c)トレーの上部に蓋を付加し、(d)前記蓋をトレ
    ーのリムに熱シールする段階から成り、 トレーのリムと蓋とが、蓋をトレーのリムにシールする
    ために蓋シールステーションで互いに熱接着され得る材
    料から成る接触表面を有しており、蓋が、蓋シールステ
    ーションにおけるシール中の温度で測定して少なくとも
    横方向で、0.05kg/cmの最大収縮力を有する二
    軸延伸熱収縮性フィルムを含むことを特徴とする包装方
    法。
  2. 【請求項2】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、蓋シール
    ステーションにおけるシール中の温度で測定して0.0
    4kg/cmの最大収縮力を有することを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、蓋シール
    ステーションにおけるシール中の温度で測定して0.0
    3kg/cmの最大収縮力を有することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 トレーが熱成形または射出成形されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、14〜4
    0マイクロメータの膜厚を有することを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、蓋シール
    ステーションにおけるシール中の温度で測定して少なく
    とも横方向で少なくとも10%の自由収縮率を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記蓋と前記トレーとの間に変性雰囲気
    が導入されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 フィルムが、120℃で測定して少なく
    とも横方向で0.05kg/cmの最大収縮力を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 フィルムが、120℃で測定して少なく
    とも横方向で0.04kg/cmの最大収縮力を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 フィルムが、120℃で測定して少な
    くとも横方向で0.03kg/cmの最大収縮力を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 (a)製品と、(b)熱シール性リム
    を有しており製品が配置されるトレーと、(c)トレー
    のリムに熱シールされた蓋とを含み、 蓋が、少なくとも横方向で0.05kg/cmの最大収
    縮力を有する二軸延伸熱収縮性フィルムを含むことを特
    徴とする包装物。
  12. 【請求項12】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、少なく
    とも横方向で0.04kg/cmの最大収縮力を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の包装物。
  13. 【請求項13】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、少なく
    とも横方向で0.03kg/cmの最大収縮力を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の包装物。
  14. 【請求項14】 トレーが熱成形または射出成形された
    トレーであることを特徴とする請求項11に記載の包装
    物。
  15. 【請求項15】 二軸延伸熱収縮性フィルムが14〜4
    0マイクロメータの膜厚を有することを特徴とする請求
    項11に記載の包装物。
  16. 【請求項16】 二軸延伸熱収縮性フィルムが、少なく
    とも横方向で少なくとも10%の自由収縮率を有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の包装物。
  17. 【請求項17】 前記蓋と前記トレーとの間に変性雰囲
    気が存在することを特徴とする請求項11に記載の包装
    物。
  18. 【請求項18】 フィルムが、120℃で測定して少な
    くとも横方向で0.05kg/cmの最大収縮力を有す
    ることを特徴とする請求項11に記載の包装物。
  19. 【請求項19】 フィルムが、120℃で測定して少な
    くとも横方向で0.04kg/cmの最大収縮力を有す
    ることを特徴とする請求項11に記載の包装物。
  20. 【請求項20】 フィルムが、120℃で測定して少な
    くとも横方向で0.03kg/cmの最大収縮力を有す
    ることを特徴とする請求項11に記載の包装物。
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