JPH0995236A - 超音波センサー付走行体 - Google Patents
超音波センサー付走行体Info
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- JPH0995236A JPH0995236A JP25310195A JP25310195A JPH0995236A JP H0995236 A JPH0995236 A JP H0995236A JP 25310195 A JP25310195 A JP 25310195A JP 25310195 A JP25310195 A JP 25310195A JP H0995236 A JPH0995236 A JP H0995236A
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- linear moving
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管の全周を計測可能な超音波センサーを有
する超音波センサー付走行体を提供する。 【解決手段】 ガイド部8に螺合するとともに駆動モー
タ13で回動するボールねじ11の両端部に超音波セン
サー14及びブラシユニット16を配設することによ
り、ボールねじ11の回動に伴ない超音波センサー14
及びブラシユニット16をボールねじ11の軸方向に移
動可能に構成したスライド機構Bを、走行体本体の走行
方向に対し垂直な面である回転板3にガイド部8を介し
て固着することにより配管の内周面の全域で超音波セン
サー14及びブラシユニット16がこの内周面と相対向
し得るようにしたものである。
する超音波センサー付走行体を提供する。 【解決手段】 ガイド部8に螺合するとともに駆動モー
タ13で回動するボールねじ11の両端部に超音波セン
サー14及びブラシユニット16を配設することによ
り、ボールねじ11の回動に伴ない超音波センサー14
及びブラシユニット16をボールねじ11の軸方向に移
動可能に構成したスライド機構Bを、走行体本体の走行
方向に対し垂直な面である回転板3にガイド部8を介し
て固着することにより配管の内周面の全域で超音波セン
サー14及びブラシユニット16がこの内周面と相対向
し得るようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波センサー付走
行体に関し、特にごみ真空輸送用配管等の配管の内部か
ら超音波センサーで配管肉厚を計測する場合に用いて有
用なものである。
行体に関し、特にごみ真空輸送用配管等の配管の内部か
ら超音波センサーで配管肉厚を計測する場合に用いて有
用なものである。
【0002】
【従来の技術】配管内部の摩耗や腐食等の不良部を点検
するために、従来は人が直接配管の内部に入ることが多
かったが、作業環境の悪さや酸素欠乏の問題、悪臭や汚
水の溜まり等の衛生面での問題、さらには狭隘な作業環
境であるため、一旦入ると向きを変えることすらでき
ず、四つ這いになって後戻りするしかないという問題が
あり、重労働であるが故に従事する労働者の確保が困難
であるという問題があった。
するために、従来は人が直接配管の内部に入ることが多
かったが、作業環境の悪さや酸素欠乏の問題、悪臭や汚
水の溜まり等の衛生面での問題、さらには狭隘な作業環
境であるため、一旦入ると向きを変えることすらでき
ず、四つ這いになって後戻りするしかないという問題が
あり、重労働であるが故に従事する労働者の確保が困難
であるという問題があった。
【0003】そこで近年はロボットによる配管内の点
検、補修等の試みがなされている。従来技術に係る配管
内の走行体の一例の概要を図4及び図5に示す。両図に
おいて、40は下水等の配管、50は走行体本体、51
は車輪で、図に示すように操舵機能は有さず、走行体本
体50が配管40の内周面に接することがないように両
側下部に設置されている。この車輪51は走行体本体5
0の内部に配設した駆動源により駆動される。このた
め、走行体本体50は電源及び信号発受信用コード54
を配管40の外部から延長しながら走行する。
検、補修等の試みがなされている。従来技術に係る配管
内の走行体の一例の概要を図4及び図5に示す。両図に
おいて、40は下水等の配管、50は走行体本体、51
は車輪で、図に示すように操舵機能は有さず、走行体本
体50が配管40の内周面に接することがないように両
側下部に設置されている。この車輪51は走行体本体5
0の内部に配設した駆動源により駆動される。このた
め、走行体本体50は電源及び信号発受信用コード54
を配管40の外部から延長しながら走行する。
【0004】走行体本体50の後部には走行距離を計測
する走行距離ローラ52が配管40の内周面に接しなが
ら回転し、配管40の外部へ走行距離を表わす距離信号
を発信するようになっている。また、走行体本体50の
前部上面には管内調査カメラ53が搭載され、配管40
の内部の状況が外部のモニターで観察できるようになっ
ている。
する走行距離ローラ52が配管40の内周面に接しなが
ら回転し、配管40の外部へ走行距離を表わす距離信号
を発信するようになっている。また、走行体本体50の
前部上面には管内調査カメラ53が搭載され、配管40
の内部の状況が外部のモニターで観察できるようになっ
ている。
【0005】図4中、55は研磨ビット、56は超音波
センサーアクチュエータで、アクチュエータ56aが起
動して超音波センサー56bを配管50の内周面に押し
当てる構造となっている。
センサーアクチュエータで、アクチュエータ56aが起
動して超音波センサー56bを配管50の内周面に押し
当てる構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
係る走行体の超音波センサーアクチュエータ56では、
配管40の上部の肉厚の計測しか出来ないという不具合
があった。因に腐食や、摩耗等の不具合箇所は配管40
の上部のみに発生するものではなく、配管40の内周面
全域に亘り計測する必要がある。
係る走行体の超音波センサーアクチュエータ56では、
配管40の上部の肉厚の計測しか出来ないという不具合
があった。因に腐食や、摩耗等の不具合箇所は配管40
の上部のみに発生するものではなく、配管40の内周面
全域に亘り計測する必要がある。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、配管の全
周を計測可能な超音波センサーを有する超音波センサー
付走行体を提供することを目的とする。
周を計測可能な超音波センサーを有する超音波センサー
付走行体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の点を特徴とする。
明の構成は次の点を特徴とする。
【0009】1) 配管内を走行する走行体本体と、走行
体本体の走行方向と平行な軸を回動中心としてこの軸に
対し垂直な面内で回動可能に走行体本体に取付けるとと
もに、回動面の径方向に移動可能な2個の直線移動部を
有する直線移動手段と、一方の直線移動部の先端に配設
されて配管の内周面に当接し、この内周面を研磨し得る
ように形成した研磨手段と、他方の直線移動部の先端に
配設されて配管の内周面に当接し、配管の肉厚を計測し
得るように形成した超音波センサーとを有すること。
体本体の走行方向と平行な軸を回動中心としてこの軸に
対し垂直な面内で回動可能に走行体本体に取付けるとと
もに、回動面の径方向に移動可能な2個の直線移動部を
有する直線移動手段と、一方の直線移動部の先端に配設
されて配管の内周面に当接し、この内周面を研磨し得る
ように形成した研磨手段と、他方の直線移動部の先端に
配設されて配管の内周面に当接し、配管の肉厚を計測し
得るように形成した超音波センサーとを有すること。
【0010】2) 1)において、直線移動手段は、走行体
本体の前端面又は後端面でこの走行体本体に回動可能に
支持された回転板を介して走行体本体に取付けたもので
あること。
本体の前端面又は後端面でこの走行体本体に回動可能に
支持された回転板を介して走行体本体に取付けたもので
あること。
【0011】3) 1)において、直線移動手段は、この直
線移動手段を回動する回動部に固着されてこの回動部と
一体的に回動するスライド部と、このスライド部に螺合
して回動面の径方向に伸びるねじ軸と、このねじ軸を回
転する駆動手段と、ねじ軸の両端にそれぞれ配設され、
このねじ軸の回転に伴ないこのねじ軸の軸方向に沿い直
線移動する直線移動部とを有すること。
線移動手段を回動する回動部に固着されてこの回動部と
一体的に回動するスライド部と、このスライド部に螺合
して回動面の径方向に伸びるねじ軸と、このねじ軸を回
転する駆動手段と、ねじ軸の両端にそれぞれ配設され、
このねじ軸の回転に伴ないこのねじ軸の軸方向に沿い直
線移動する直線移動部とを有すること。
【0012】4) 3)において、駆動手段はトルクリミッ
タを介してねじ軸に駆動力を伝達するように構成したこ
と。
タを介してねじ軸に駆動力を伝達するように構成したこ
と。
【0013】上記構成の本発明においては、直線移動手
段は、走行体の走行方向と垂直な平面、すなわち配管の
軸方向に対し垂直な平面内を回動する。この結果、配管
の内周面の全周の何れの位置においても研磨手段及び超
音波センサーを前記内周面と相対向させることができ
る。
段は、走行体の走行方向と垂直な平面、すなわち配管の
軸方向に対し垂直な平面内を回動する。この結果、配管
の内周面の全周の何れの位置においても研磨手段及び超
音波センサーを前記内周面と相対向させることができ
る。
【0014】また、このように研磨手段及び超音波セン
サーを内周面に相対向させた状態で直線移動部を駆動す
ることにより、内周面の所定位置の研磨及び配管肉厚の
計測を行なう。
サーを内周面に相対向させた状態で直線移動部を駆動す
ることにより、内周面の所定位置の研磨及び配管肉厚の
計測を行なう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は本形態に係る走行体にお
ける超音波センサーのアクチュエータ部分を抽出して示
す分解斜視図、図2は走行体を、配管内を走行する時の
態様で概念的に示す説明図、図3は上記アクチュエータ
の走行体本体に対する取付け部分を抽出して示す断面図
である。
基づき詳細に説明する。図1は本形態に係る走行体にお
ける超音波センサーのアクチュエータ部分を抽出して示
す分解斜視図、図2は走行体を、配管内を走行する時の
態様で概念的に示す説明図、図3は上記アクチュエータ
の走行体本体に対する取付け部分を抽出して示す断面図
である。
【0016】図2に示すように、超音波センサーアクチ
ュエータ1は、走行体本体50に取付けてあり、走行体
本体50は車輪51の駆動により配管40内を走行す
る。
ュエータ1は、走行体本体50に取付けてあり、走行体
本体50は車輪51の駆動により配管40内を走行す
る。
【0017】本形態に係る超音波センサーアクチュエー
タ1は、図1に示すように、走行体本体50(図2参
照)の走行方向と平行な軸を回動中心としてこの軸に対
し垂直な面内で回動可能に走行体本体50に取付けたス
ライド機構回動手段A及びこのスライド機構回動手段A
に固着したスライド機構Bを有する。本形態において
は、スライド機構回動手段A及びスライド機構Bで直線
移動手段を形成している。
タ1は、図1に示すように、走行体本体50(図2参
照)の走行方向と平行な軸を回動中心としてこの軸に対
し垂直な面内で回動可能に走行体本体50に取付けたス
ライド機構回動手段A及びこのスライド機構回動手段A
に固着したスライド機構Bを有する。本形態において
は、スライド機構回動手段A及びスライド機構Bで直線
移動手段を形成している。
【0018】スライド機構回動手段Aは、外周面に噛を
刻設したウォームホイールである回転板3、ウォームギ
ヤ4及び駆動モータ5を有している。これらのうち、回
転板3は、走行体本体50(図2参照)の前端面又は後
端面(図2では後端面)に固着された台座2に、クロス
ローラベアリング6(図3参照)を介して回動可能に支
持されている。駆動モータ5は台座2に固着してあり、
ウォームギヤ4を回動することにより回転板3を回動す
る。
刻設したウォームホイールである回転板3、ウォームギ
ヤ4及び駆動モータ5を有している。これらのうち、回
転板3は、走行体本体50(図2参照)の前端面又は後
端面(図2では後端面)に固着された台座2に、クロス
ローラベアリング6(図3参照)を介して回動可能に支
持されている。駆動モータ5は台座2に固着してあり、
ウォームギヤ4を回動することにより回転板3を回動す
る。
【0019】スライド機構Bは、スライド機構端部7,
9、スライド部8、ガイド10a,10b、ボールねじ
11及びトルクリミッタ12付の駆動モータ13を有す
る。これらのうち、スライド機構部7,9は平行な2本
のロッド状のガイド10a,10bの両端に固着してあ
る。ボールねじ11は、ガイド10a,10bの間でこ
れらガイド10a,10bに平行に配設するとともに、
その両端部をスライド機構端部7,9に回転可能に支持
してある。スライド部8はボールねじ11に螺合する雌
ネジ部を有しており、スライド機構端部7,9の間で両
端部の孔をガイド10a,10bが貫通するとともに中
央部でボールねじ11に螺合している。また、ボールね
じ11はスライド機構端部9に固着された駆動モータ1
3によりトルクリミッタ12を介して回転し、この結果
スライド部8をボールねじ11の軸方向に沿い直線移動
するように構成してある。
9、スライド部8、ガイド10a,10b、ボールねじ
11及びトルクリミッタ12付の駆動モータ13を有す
る。これらのうち、スライド機構部7,9は平行な2本
のロッド状のガイド10a,10bの両端に固着してあ
る。ボールねじ11は、ガイド10a,10bの間でこ
れらガイド10a,10bに平行に配設するとともに、
その両端部をスライド機構端部7,9に回転可能に支持
してある。スライド部8はボールねじ11に螺合する雌
ネジ部を有しており、スライド機構端部7,9の間で両
端部の孔をガイド10a,10bが貫通するとともに中
央部でボールねじ11に螺合している。また、ボールね
じ11はスライド機構端部9に固着された駆動モータ1
3によりトルクリミッタ12を介して回転し、この結果
スライド部8をボールねじ11の軸方向に沿い直線移動
するように構成してある。
【0020】超音波センサー14を固着した固定台15
は、スライド機構端部7に、またブラシユニット16を
有する固定台17はスライド機構端部9にそれぞれ固着
してある。この固着は、孔15a,15b,17a,1
7bを貫通してスライド機構端部7,9に形成した雌ネ
ジ部7a,7b,9a,9bに螺合するボルト(図示せ
ず)により行なう。
は、スライド機構端部7に、またブラシユニット16を
有する固定台17はスライド機構端部9にそれぞれ固着
してある。この固着は、孔15a,15b,17a,1
7bを貫通してスライド機構端部7,9に形成した雌ネ
ジ部7a,7b,9a,9bに螺合するボルト(図示せ
ず)により行なう。
【0021】また、スライド部8は、回転板3に固着し
てある。この固着は孔8a,8bを貫通して回転板3に
形成した雌ネジ部3a,3bに螺合したボルト(図示せ
ず)により行なう。
てある。この固着は孔8a,8bを貫通して回転板3に
形成した雌ネジ部3a,3bに螺合したボルト(図示せ
ず)により行なう。
【0022】かくして、駆動モータ13の駆動によりボ
ールねじ11が回転した場合、このボールねじ11の軸
方向に沿いスライド機構端部7,9が直線移動する。す
なわち、本形態においてはスライド機構端部7,9が直
線移動部となる。また、ねじ軸はボールねじ11で形成
してある。
ールねじ11が回転した場合、このボールねじ11の軸
方向に沿いスライド機構端部7,9が直線移動する。す
なわち、本形態においてはスライド機構端部7,9が直
線移動部となる。また、ねじ軸はボールねじ11で形成
してある。
【0023】上記形態において、当該走行体が配管40
内を走行中は、超音波センサーアクチュエータ1のブラ
シユニット16および超音波センサー14は配管40の
内壁と接触しない距離で保持される。一方、走行体が配
管40内の所定の検査位置に到着したときに、次の手順
で肉厚計測を行う。
内を走行中は、超音波センサーアクチュエータ1のブラ
シユニット16および超音波センサー14は配管40の
内壁と接触しない距離で保持される。一方、走行体が配
管40内の所定の検査位置に到着したときに、次の手順
で肉厚計測を行う。
【0024】 まず配管40の内周面の汚れや錆等を
除去するために、肉厚計測部へブラシユニット16を回
転させる。回転は駆動モータ5によりウォームギヤ4を
回転させることにより、回転板3を回転させて行う。
除去するために、肉厚計測部へブラシユニット16を回
転させる。回転は駆動モータ5によりウォームギヤ4を
回転させることにより、回転板3を回転させて行う。
【0025】 ブラシユニット16の位置決めが終わ
ったら、駆動モータ13によりボールねじ11を回転さ
せる。ボールねじ11が回転すると、スライド部8が配
管40の内周面にブラシユニット16を押しつける。ブ
ラシユニット16が配管40の内周面に押し付けられる
とトルクリミッタ12が作動し一定押付力以上には荷重
がかからないように制御される。配管40の内周面に押
し付けられたブラシユニット16は計測箇所の配管内面
を清掃する。
ったら、駆動モータ13によりボールねじ11を回転さ
せる。ボールねじ11が回転すると、スライド部8が配
管40の内周面にブラシユニット16を押しつける。ブ
ラシユニット16が配管40の内周面に押し付けられる
とトルクリミッタ12が作動し一定押付力以上には荷重
がかからないように制御される。配管40の内周面に押
し付けられたブラシユニット16は計測箇所の配管内面
を清掃する。
【0026】 配管40の内周面の計測箇所が清掃さ
れた後、前記ボールねじ11は駆動モータ13により反
転し、ブラシユニット16を計測点から遠ざける。
れた後、前記ボールねじ11は駆動モータ13により反
転し、ブラシユニット16を計測点から遠ざける。
【0027】 次に配管40の肉厚測定のために、駆
動モータ5を作動し、ウォームギヤ4を介して回転板3
を180°回転させ、超音波センサー14が計測点を向
くようにする。
動モータ5を作動し、ウォームギヤ4を介して回転板3
を180°回転させ、超音波センサー14が計測点を向
くようにする。
【0028】 駆動モータ13を反転させ超音波セン
サー14を計測点に押しつけるまで作動させる。超音波
センサー14が配管40の内周面に押し付けられるとト
ルクリミッタ12が作動し一定押付力以上には荷重がか
からないように制御される。
サー14を計測点に押しつけるまで作動させる。超音波
センサー14が配管40の内周面に押し付けられるとト
ルクリミッタ12が作動し一定押付力以上には荷重がか
からないように制御される。
【0029】 配管40の内周面の計測点に押し付け
られた超音波センサー14は計測面に密着し、肉厚計測
を行う。該超音波センサー14による肉厚計測は公知の
ものであるので詳細な説明を省略する。
られた超音波センサー14は計測面に密着し、肉厚計測
を行う。該超音波センサー14による肉厚計測は公知の
ものであるので詳細な説明を省略する。
【0030】以上のようにしてに肉厚計測は配管周方向
のいかなる断面も計測が可能である。
のいかなる断面も計測が可能である。
【0031】また、このとき回転板3を回転させるウォ
ームギヤ4は、駆動モータ5の停止により自ら回転出来
ず、回転板3のブレーキとして作用する。この関係はボ
ールねじ11とスライド部8との取り合いにおいても同
様に、ボールねじ11の停止によりスライド部8は自ら
摺動不能となる。また、回転板3と台座2との取りあい
にクロスローラーベアリング6を用いているが、これは
該回転板3のように垂直面にて回転する場合には2方向
の荷重に都合よく作用できるからである。
ームギヤ4は、駆動モータ5の停止により自ら回転出来
ず、回転板3のブレーキとして作用する。この関係はボ
ールねじ11とスライド部8との取り合いにおいても同
様に、ボールねじ11の停止によりスライド部8は自ら
摺動不能となる。また、回転板3と台座2との取りあい
にクロスローラーベアリング6を用いているが、これは
該回転板3のように垂直面にて回転する場合には2方向
の荷重に都合よく作用できるからである。
【0032】なお、上記形態においては、直線移動手段
はスライド機構回動手段A及びスライド機構Bで構成し
たが、これに限定するものではない。例えば、スライド
機構Bを走行体本体50に回動可能に支持された軸に直
接固着するような構造でも良い。要は、走行体の走行方
向と垂直な面内を回動可能に直線移動部が形成してあ
り、配管40の内周面の周方向に全域でこの内周面と超
音波センサー14及びブラシユニット16が相対向し得
るような構成となっていれば良い。
はスライド機構回動手段A及びスライド機構Bで構成し
たが、これに限定するものではない。例えば、スライド
機構Bを走行体本体50に回動可能に支持された軸に直
接固着するような構造でも良い。要は、走行体の走行方
向と垂直な面内を回動可能に直線移動部が形成してあ
り、配管40の内周面の周方向に全域でこの内周面と超
音波センサー14及びブラシユニット16が相対向し得
るような構成となっていれば良い。
【0033】また、直線移動部の移動手段は、ボールね
じ11に限定するものでは勿論ない。直線移動可能なア
クチュエータ(例えばエアシリンダ)であれば特別な制
限はない。このとき、移動手段自体が一個である必要も
ない。部品点数は増加するが、2個の直線移動部を、個
別に移動する2個のアクチュエータに設けたものも本願
発明の技術思想中に含まれる。
じ11に限定するものでは勿論ない。直線移動可能なア
クチュエータ(例えばエアシリンダ)であれば特別な制
限はない。このとき、移動手段自体が一個である必要も
ない。部品点数は増加するが、2個の直線移動部を、個
別に移動する2個のアクチュエータに設けたものも本願
発明の技術思想中に含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように本発明によれば、直線移動部が配管の内周面の
全域の何れの位置でも、この内周面と相対向し得、しか
もこの内周面に向けて接近・当接し得るので、配管内の
全域で配管肉厚の計測を行なうことができる。
たように本発明によれば、直線移動部が配管の内周面の
全域の何れの位置でも、この内周面と相対向し得、しか
もこの内周面に向けて接近・当接し得るので、配管内の
全域で配管肉厚の計測を行なうことができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る走行体における超音
波センサーのアクチュエータ部分を抽出して示す分解斜
視図。
波センサーのアクチュエータ部分を抽出して示す分解斜
視図。
【図2】本発明に係る走行体を、配管内を走行する時の
態様で概念的に示す説明図。
態様で概念的に示す説明図。
【図3】図1に示すアクチュエータの走行体本体に対す
る取付け部分を抽出して示す断面図。
る取付け部分を抽出して示す断面図。
【図4】従来技術に係る走行体を側面から見た状態で概
念的に示す説明図。
念的に示す説明図。
【図5】図4に示す走行体を後面から見た状態で概念的
に示す説明図。
に示す説明図。
1 超音波センサーアクチュエータ 3 回転板 7,9 スライド機構端部 8 スライド部 11 ボールねじ 12 トルクリミッタ 14 超音波センサー 16 ブラシユニット 40 配管 50 走行体本体
Claims (4)
- 【請求項1】 配管内を走行する走行体本体と、 走行体本体の走行方向と平行な軸を回動中心としてこの
軸に対し垂直な面内で回動可能に走行体本体に取付ける
とともに、回動面の径方向に移動可能な2個の直線移動
部を有する直線移動手段と、 一方の直線移動部の先端に配設されて配管の内周面に当
接し、この内周面を研磨し得るように形成した研磨手段
と、 他方の直線移動部の先端に配設されて配管の内周面に当
接し、配管の肉厚を計測し得るように形成した超音波セ
ンサーとを有することを特徴とする超音波センサー付走
行体。 - 【請求項2】 直線移動手段は、走行体本体の前端面又
は後端面でこの走行体本体に回動可能に支持された回転
板を介して走行体本体に取付けたものであることを特徴
とする[請求項1]に記載する超音波センサー付走行
体。 - 【請求項3】 直線移動手段は、この直線移動手段を回
動する回動部に固着されてこの回動部と一体的に回動す
るスライド部と、このスライド部に螺合して回動面の径
方向に伸びるねじ軸と、このねじ軸を回転する駆動手段
と、ねじ軸の両端にそれぞれ配設され、このねじ軸の回
転に伴ないこのねじ軸の軸方向に沿い直線移動する直線
移動部とを有することを特徴とする[請求項1]に記載
する超音波センサー付走行体。 - 【請求項4】 駆動手段はトルクリミッタを介してねじ
軸に駆動力を伝達するように構成したことを特徴とする
[請求項3]に記載する超音波センサー付走行体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25310195A JPH0995236A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 超音波センサー付走行体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25310195A JPH0995236A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 超音波センサー付走行体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995236A true JPH0995236A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17246511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25310195A Withdrawn JPH0995236A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 超音波センサー付走行体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995236A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046773A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Sankyo Mfg Co Ltd | 物品搬送用垂直多関節アーム機構 |
JP2013061209A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Tokyo Gas Co Ltd | 直線状配管の配管検査装置 |
JP2013092505A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Shin Nippon Hihakai Kensa Kk | 配管厚測定装置 |
JP2013117481A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Sanfurointo:Kk | 地下タンクの厚さ測定装置 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25310195A patent/JPH0995236A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046773A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Sankyo Mfg Co Ltd | 物品搬送用垂直多関節アーム機構 |
JP2013061209A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Tokyo Gas Co Ltd | 直線状配管の配管検査装置 |
JP2013092505A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Shin Nippon Hihakai Kensa Kk | 配管厚測定装置 |
JP2013117481A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Sanfurointo:Kk | 地下タンクの厚さ測定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |