JPH099464A - ケーブル保持具 - Google Patents

ケーブル保持具

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Publication number
JPH099464A
JPH099464A JP7179530A JP17953095A JPH099464A JP H099464 A JPH099464 A JP H099464A JP 7179530 A JP7179530 A JP 7179530A JP 17953095 A JP17953095 A JP 17953095A JP H099464 A JPH099464 A JP H099464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
cable
holes
cables
cable holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7179530A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Tanizawa
裕人 谷沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Seisakusho KK
Original Assignee
Sankei Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankei Seisakusho KK filed Critical Sankei Seisakusho KK
Priority to JP7179530A priority Critical patent/JPH099464A/ja
Publication of JPH099464A publication Critical patent/JPH099464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシング等の壁の開口から複数のケーブル
を通して保持するためのケーブル保持具を作業性が良く
且つ保持力が優れた形で提供する。 【構成】 ケーブル保持具1は、ケーブルを挿通するた
めの複数の貫通穴2,3,4を有するパッキン5と、こ
のパッキン5をケーシング等の壁のケーブルを通すため
の開口位置に取付けるための取付具6とを有する。パッ
キン5は前記貫通穴に向かってケーブルを横方向から挿
通するための切り込み溝7,8,9を有する。好ましく
は、パッキン5は略円盤または円筒状の形状よりなり、
ケーブルを貫通穴に配置した後にパッキン5の円周を締
付バンド11により締付け、次いで取付具6によって前
記開口位置に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシング等の壁の開
口から複数のケーブルを通して保持するためのケーブル
保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のケーブルをケーシング等から引き
出し、またはケーシング等に引き入れるために、ケーシ
ングの壁にケーブルを通すための1または複数の貫通孔
を設け、この貫通孔の周縁にケーシング内への塵や飛沫
の浸入を防止すべく弾性パッキンを配した方法が知られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法は保持装置の
構造が簡単であるという利点を有するものの、貫通孔に
ケーブルを通すに際して、先ずケーブルの先端からプラ
グ等の付属品を外し、次いでケーブルを貫通孔に通した
後に再びプラグ等を付け直すといった煩雑な作業を必要
としている。
【0004】このため、本発明は、ケーブルを十分に保
持すると共に取付の作業性が良好なケーブル保持具を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ケーシング等の壁の開口から複数のケー
ブルを通して保持するためのケーブル保持具において、
ケーブルを挿通するための複数の貫通穴を有するパッキ
ンと、このパッキンを前記開口位置に取付けるための取
付具とを有し、前記パッキンは前記貫通穴に向かってケ
ーブルを横方向から挿通するための切り込み溝を有する
ことを特徴とする。
【0006】特には、前記パッキンは略円盤または円筒
状の形状よりなり、前記ケーブルを貫通穴に配置した後
にパッキンの円周を締付バンドにより締付け、次いで前
記取付具によって前記開口位置に取り付けることを特徴
とし、また好ましくは、前記切り込み溝は、前記パッキ
ンの一方向からのみ形成される。
【0007】
【作用】このような手段によって、ケーブルを取付け、
次いで保持させるにあたっては、先ず、ケーシング等の
開口からケーブルを内部に通し、その端部をケーシング
内の連結部に連結した後、各ケーブルをパッキンの横方
向からそれぞれの切り込み溝に沿って貫通穴に向かって
挿入し所望の貫通穴に位置させる。次いでパッキンをケ
ーシング等の壁の開口位置に配置した後、取付具によっ
て固定する。パッキンが円盤または円筒状の場合、取付
に先立ち、パッキンの円周を予め締付バンドにより締め
付けて貫通穴に位置するケーブルとそれを囲むパッキン
との密着度を強めることにより、より十分にしっかりと
したケーブルの保持を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照と
して説明する。図1は本発明によるケーブル保持具の一
例を示す正面図、図2は図1に示すケーブル保持具の取
付具のイ−イ断面図、図3は図1で示すケーブル保持具
のパッキンの一例を示す図、図4はそのロ−ロ断面図で
ある。
【0009】本発明によるケーブル保持具1は、大概し
て、ケーブルを挿通するための複数の貫通穴2,3,4
を有するパッキン5と、このパッキン5をケーシング等
の壁の開口位置に取付けるための取付具6とを有する。
パッキン5は好ましくは、ケーシング等の壁に形成され
たケーブル貫通用の開口を覆うことができる程度の大き
さであることが好ましい。図示例ではパッキン5は肉厚
の円盤または円筒状の形状からなる弾性材料、例えばゴ
ム等により構成されており、その両端面を貫通するよう
に前記した貫通穴2,3,4が形成されている。各貫通
穴2,3、4は保持しようとするケーブルの径とほぼ等
しいかまたは僅かに小さい径を有しており、図示例では
3種類の異なる径のケーブルを保持し得るように貫通穴
2,3,4は3つの異なる径からなる。勿論、かかるパ
ッキン5の形状は円盤または円筒に限定されることな
く、また貫通穴2,3,4の径や配列もこれに限定され
るものではない。
【0010】図示例ではまた、パッキン5の一連の貫通
穴2,3,4はそれぞれ直線上に位置するように形成さ
れており、これら貫通穴2,3,4の各一連に含まれる
貫通穴を全て通過するように切り込み溝7,8,9が形
成されている。切り込み溝7,8,9はケーブルをパッ
キンの横方向からそれに沿って挿入し、所望の貫通穴
2,3,4に位置させることを可能とする。かかる切り
込み溝7,8,9は、好ましくはパッキンの一方向に向
かってほぼ平行に伸びるように形成されており、これに
よりケーブルの切り込み溝7,8,9への挿入をパッキ
ンの一方向から行うことができるために作業が簡便とな
る。尚、貫通穴2,3,4の個数によっては、切り込み
溝7,8,9をその一連全ての貫通穴を通るように形成
する必要はなく、各貫通穴毎に個別の切り込み溝を形成
するようにしても良い。
【0011】図3に特に示すように、パッキン5の外周
に沿って環状の凹部5aが形成されており、この凹部5
aを一巡するように締付バンド11が設けれれている。
締付バンド11は、パッキン5の貫通穴2,3,4にケ
ーブルを挿通した後、パッキン5の円周を締め付けるべ
く用いられ、これにより貫通穴2,3,4に位置するケ
ーブルとそれを囲むパッキンとの密着度を強め、より十
分にケーブルを保持することができる。締付バンド11
としては、従来知られるゴムホース等を蛇口等に締め付
けるためのバンドと同様な構成のものを使用することが
でき、例えば、連続する係止穴を有するバンド11a
を、該係止穴と順に係合しながら掛かり止めるバックル
11bとからなり、バックル11bの締付ネジ11cを
回して締め込むことによりバンド11bを締め付ける構
成よりなる。
【0012】このようにしてケーブルを保持したパッキ
ン5はケーシング等の壁のケーブルを通すための開口を
覆うように該壁の外側から取付具6により取り付けられ
る。図1および図2に示すように取付具6はパッキン5
を収容する円筒状の中空部6aを有している。中空部6
aはパッキン5の径よりも僅かに大きな径を有し、図1
で見て上下の位置に半径方向外側に引っ込んだ引き込み
部6bを有している。この引き込み部6bには、前述し
たパッキン5を締め付けた締付バンド11のバックル1
1bが配置される。
【0013】取付具6はまた、パッキン5の貫通穴2,
3,4を露出するようにその端部方向に開口6cを有し
ている。開口6bは中空部6aに対して段部を形成して
ており、これによりパッキン5は図2で見て下側から中
空部6a内に配置され、前記の段部の肩に押し当てら
れ、開口6bからの抜け落ちが防止される。
【0014】こうしてパッキン5を収容した取付具6
は、その下壁の四方に伸びた脚6dをボルト12により
ケーシング等の壁に取り付けることにより固定される。
【0015】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数のケーブル
をケーブル等の内部に連結させた後、ケーブルを単にパ
ッキンの切り欠き溝に沿って貫通穴に位置させ、これを
締付後(場合により締付バンドは省略しても良い)、ケ
ーシング等の壁に取り付けることによりケーブルを簡単
に且つしっかりと保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるケーブル保持具の一例を示す正
面図。
【図2】 図1に示すケーブル保持具の取付具のイ−イ
断面図
【図3】 図1で示すケーブル保持具のパッキンの一例
を示す図
【図4】 図3のロ−ロ断面図。
【符号の説明】
1 ケーブル保持具 2 貫通穴 3 貫通穴 4 貫通穴 5 パッキン 6 取付具 7 切り込み溝 8 切り込み溝 9 切り込み溝 11 締付バンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング等の壁の開口から複数のケー
    ブルを通して保持するためのケーブル保持具において、
    該保持具は、ケーブルを挿通するための複数の貫通穴を
    有するパッキンと、このパッキンを前記開口位置に取付
    けるための取付具とを有し、前記パッキンは前記貫通穴
    に向かってケーブルを横方向から挿通するための切り込
    み溝を有することを特徴とするケーブル保持具。
  2. 【請求項2】 前記パッキンは略円盤または円筒状の形
    状よりなり、前記ケーブルを貫通穴に配置した後にパッ
    キンの円周を締付バンドにより締付け、次いで前記取付
    具によって前記開口位置に取り付けることを特徴とする
    請求項1記載のケーブル保持具。
  3. 【請求項3】 前記切り込み溝は、前記パッキンの一方
    向からのみ形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のケーブル保持具。
JP7179530A 1995-06-21 1995-06-21 ケーブル保持具 Pending JPH099464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179530A JPH099464A (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ケーブル保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179530A JPH099464A (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ケーブル保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099464A true JPH099464A (ja) 1997-01-10

Family

ID=16067373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7179530A Pending JPH099464A (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ケーブル保持具

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JP (1) JPH099464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107317275A (zh) * 2016-04-26 2017-11-03 北京金风科创风电设备有限公司 电缆安装托架、电缆安装装置和风力发电机组

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107317275A (zh) * 2016-04-26 2017-11-03 北京金风科创风电设备有限公司 电缆安装托架、电缆安装装置和风力发电机组

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